JPH0833922A - プレスブレーキ用上型 - Google Patents

プレスブレーキ用上型

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JPH0833922A
JPH0833922A JP14977794A JP14977794A JPH0833922A JP H0833922 A JPH0833922 A JP H0833922A JP 14977794 A JP14977794 A JP 14977794A JP 14977794 A JP14977794 A JP 14977794A JP H0833922 A JPH0833922 A JP H0833922A
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upper die
clamp
support plate
upper mold
press brake
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Susumu Kawano
進 川野
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0236Tool clamping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上型ホルダ装置1に対する着脱を容易に行う
ことのできるプレスブレーキ用上型を提供することであ
る。 【構成】 上記目的を達成するために、本発明に係る上
型は、プレスブレーキのホルダ本体5に対して相対的に
上昇されることにより当該ホルダ本体5に揺動可能に備
えた上型クランプ11の反力により前記ホルダ本体5へ
押圧固定されるプレスブレーキ用上型にして、前記上型
クランプ11と対応する部分に、相対的な上昇時に上型
クランプ11を揺動せしめるための傾斜面9Sを備えて
なるプレスブレーキ用上型であり、上型に備えた傾斜面
の下側に、上型クランプに備えた係止突起部に係合自在
の係合溝を備え、そして、上記傾斜面と係合溝との間に
垂直面を備えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスブレーキにおけ
る上型ホルダ装置に着脱自在の上型に係り、さらに詳細
には、前記上型ホルダ装置に対する上型の装着時に、ク
ランプ力を増大すべく上型ホルダ装置を作動することの
できる上型に関する。
【0002】
【従来の技術】良く知られているように、プレスブレー
キは、上部テーブル(上部エプロンとと称することもあ
る)と下部テーブル(下部エプロンと称することもあ
る)とを上下に対向して備えた構成であって、上部テー
ブル又は下部テーブルの適宜一方をラムとして上下駆動
する構成である。
【0003】そして、プレスブレーキは、板状のワーク
の折曲げ加工を行うために、上部テーブルの下部には上
型が装着してあり、下部テーブルの上部には下型が装着
してある。
【0004】上記構成において、可動側のテーブルを上
下動して上型と下型とを係合することにより、上記上型
と下型との間に位置せしめたワークの折曲げ加工が行わ
れるものである。
【0005】プレスブレーキにおいては、例えばワーク
の折曲げ形状等によって上型を交換するために、上部テ
ーブルの下部に多数の上型ホルダを装着し、この多数の
上型ホルダによって上型を着脱可能に支持する構成であ
る。
【0006】従来の上型ホルダは、上部テーブルの下部
に取付けたホルダ本体に上型クランプを取付け、締付け
ボルトによって上記上型クランプを締付けることによ
り、前記ホルダ本体と上型クランプとによって上型の上
部を強力に締付け固定する構成である。
【0007】したがって、従来は、上部テーブルに対し
て上型の着脱交換を行うには多数の上型ホルダに備えた
多数の締付けボルトを操作しなければならず、操作が極
めて煩わしく厄介であるという問題があった。
【0008】そこで、上型ホルダにエアーシリンダを装
着し、このエアーシリンダによって上型クランプの締付
け、解除等を行う構成の上型ホルダ装置も開発されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の上型ホルダ
装置においては、多数の上型ホルダ装置にそれぞれエア
ーシリンダを備えなければならず、またエアー源が必要
であるので、構成が複雑化し高価になるという問題があ
る。
【0010】また、従来の上型ホルダ装置においては、
上型ホルダ装置に備えた上型クランプによる上型のクラ
ンプを解除すると、上型が落下する危険がある。
【0011】さらに、従来の上型ホルダ装置において
は、上型の装着時には上型が落下しない程度に上型クラ
ンプを軽く締付け、その後に下型と上型とを整合せしめ
た状態において前記上型クランプを強力に締付けなけれ
ばならず、操作が面倒であるという問題がある。
【0012】なお、本発明に関係あると思われる先行例
としては、例えばEP0387121A1がある。
【0013】この先行例においては、プレスブレーキの
上部テーブルに揺動自在に枢着した上型クランプでもっ
て上型をホルダ本体との間にクランプする構成である
が、上型の着脱は、前記上型クランプを枢着した枢軸を
回避するように上型を回動しつつ行う構成であり、機械
の前側で一本20kg〜30kgの重量の金型を人手で支え
ながら上型の回動を行うことは、作業者の腰及び手に極
めて危険である。
【0014】さらに、上型を長手方向につなげて何本も
取付ける場合、既に上型の端部をクランプした上型クラ
ンプに対して、次の上型の一端部を長手方向から差し込
んでつなげることができないという問題もある。
【0015】本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑み
てなされたもので、その目的は、上型の着脱交換を容易
に行うことができ、かつ上型の固定を解除した場合であ
っても上型が落下することのない上型ホルダ装置に対し
て着脱自在の上型を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明に係るプレスブレーキ用上型は、プレ
スブレーキのホルダ本体に対して上型が相対的に上昇さ
れることにより当該ホルダ本体に備えた上型クランプの
反力により前記ホルダ本体へ押圧固定されるプレスブレ
ーキ用上型にして、前記上型クランプと対応する部分
に、相対的な上昇時に上型クランプを移動せしめるため
の傾斜面を備え、上記傾斜面の傾斜角度は、垂直に対し
て7度〜11度であり、かつ上記傾斜面の下側に、上型
クランプに備えた係止突起部に係合自在の係合溝を備え
ている。
【0017】また、ホルダ本体に備えたサポートプレー
トの下端面と当接する当接面を設け、この当接面よりも
係合溝の下面を高位置にかつ上面を僅かに傾斜して備
え、かつ傾斜面と係合溝との間に、垂直面を形成してい
る。
【0018】さらに、プレスブレーキにおける上部テー
ブルの下部に装着した上型ホルダ装置におけるホルダ本
体の下部に備えたサポートプレートと上記上型ホルダ本
体に揺動可能かつ上型を上記サポートプレートへ押圧自
在に備えられた上型クランプとの間に着脱自在のプレス
ブレーキ用上型にして、前記サポートプレートの下面に
当接自在の当接面と、前記サポートプレートの前面又は
後面を摺動自在の摺接面と、前記サポートプレートの下
面に前記当接面を当接すべくサポートプレートに対して
上型を相対的に上昇する際に、前記上型クランプによる
上型のクランプ力を増大するために上記上型クランプを
揺動するための傾斜面と、プレスブレーキに備えた下型
と協働してワークの加工を行う加工部と、を備えてお
り、前記上型クランプの係止突起に上型に備えた係合溝
の上面が支持された状態にあるときに、前記サポートプ
レートの下面と上型の当接面との間隔寸法Hが次式H=
(B2 ・P)/(A2 ・k・tanθ)で与えられる。
【0019】ただし、Aは上型クランプの揺動中心から
当該上型クランプを押圧する弾性手段までの寸法、Bは
前記揺動中心から前記上型クランプが上型をサポートプ
レートへ押圧する押圧作用部までの平均寸法、Pは上型
をサポートプレートへ押圧する押圧力、Kは前記単性手
段の弾性係数、θは傾斜面の傾斜角である。
【0020】
【作用】前記構成において、上型ホルダ装置におけるサ
ポートプレートと上型クランプとの間に上型の上部を位
置せしめ、上型に形成した係合溝を、前記上型クランプ
の下部に備えた係止突起部に係合し、上型をサポートプ
レートに対して相対的に上動することにより、上型に備
えた傾斜面によって上型クランプの下部が押圧されて上
型クランプの下部とサポートプレートとの間が押し広げ
られる態様となるので、その際の反力によるクランプ力
が次第に増大し、上型のクランプが確実に行われる。
【0021】前記クランプ力を解放したときには、上型
クランプの下部に備えた係止突起部の上面と上型の係合
溝の上面とが係合して、上型の落下が防止されるもので
ある。
【0022】したがって、上型ホルダ装置に対する上型
の着脱交換を工具を用いることなしに安全かつ容易に行
うことができるものである。
【0023】
【実施例】理解を容易にするために、先ず、本発明の対
象とする上型ホルダ装置1の全体的構成について説明す
る。
【0024】図1〜図3を参照するに、本実施例に係る
上型ホルダ装置1は、プレスブレーキ(図示省略)にお
ける上部テーブル3の下部に着脱可能に装着してある。
【0025】上記上型ホルダ装置1は、前記上部テーブ
ル3に着脱可能に取付けたホルダ本体5と、このホルダ
本体5の下部に一体に備えたサポートプレート7へ上型
9の上部9Uを押圧固定すべくホルダ本体5に揺動可能
に装着した上型クランプ11と、この上型クランプ11
のクランプ力を調節可能なクランプ力調整装置13と、
前記上型クランプ11による上型9のクランプを解除可
能のクランプ解除装置15とを備えてなり、前記上型ク
ランプ11の下部に僅かに回動可能に備えた接触部材1
7に、前記上型9に備えた傾斜面9Sに摺接自在の接触
面17Sを設けた構成である。
【0026】より詳細には、前記ホルダ本体5は前後方
向(図2,図3において左右方向)に厚肉の上部ブロッ
ク部5Bの下部に薄肉の前記サポートプレート7を一体
に備えた態様をなしている。このホルダ本体5の上部ブ
ロック5Bの前面(図2において左側面)には、複数の
ボルト19(図1参照)を介して上方向へ突出した取付
板21が取付けてある。
【0027】上記取付板21を前記上部テーブル3の前
面下部に当接し、上部テーブル3に螺着した締付ボルト
23によりクランプジョー25を締付けて、上記取付板
21を上部テーブル3へ押圧することにより、ホルダ本
体5を上部テーブル3に取付けることができる。
【0028】前記ホルダ本体5の上下位置を調節するた
めに、ホルダ本体5の上面と上部テーブル3の下面との
間には楔部材27が介在してあり、この楔部材27に
は、前記取付板21に設けた左右方向の長孔29(図1
参照)を貫通した固定ボルト31が螺着してある。
【0029】上記構成において、ホルダ本体5が落下し
ない程度に前記クランプジョー25を弱く締付けた状態
に保持し、かつ前記固定ボルト31を緩めた状態におい
て前記楔部材27を、図1において左右方向へ調節する
ことにより、上部テーブル3に対してホルダ本体5を上
下に微調節することができる。
【0030】前記上型クランプ11は、前記ホルダ本体
5の左右方向の幅とほぼ同幅の板状の部材よりなるもの
であって、前記サポートプレート7との間に上型9の上
部9Uをサポートプレート7へ押圧して締付固定すべ
く、前記ホルダ本体5に揺動可能に装着してある。
【0031】より詳細には、上型クランプ11は、上型
クランプ11の上下方向のほぼ中央部に設けた複数の貫
通孔11Hを貫通して前記サポートプレート7に水平に
螺着固定した複数の取付ボルト33に前後方向に揺動自
在に支持されている。上記上型クランプ11の揺動が容
易に行われ得るように、前記各取付ボルト33の頭部と
上型クランプ11と接触面はそれぞれ球面35に形成し
てある。また、上型クランプ11とサポートプレート7
との間には、互いを離隔すべく作用するコイルスプリン
グ,ゴム体のごとき弾性体37が弾装してある。
【0032】前記上型クランプ11の下部には上部側が
前記サポートプレート7側へ接近するように傾斜した傾
斜面11Sが形成してあり、この傾斜面11Sの部分に
は前記接触部材17が僅かに回動可能に取付けてある。
【0033】より詳細には、前記上型クランプ11の下
端部の左右両側には貫通孔が設けてあり、この貫通孔を
貫通して接触部材17に螺着した取付ボルト39を介す
ることにより、貫通孔と取付ボルト39との間にクリア
ランスが設けてあり、前記上型クランプ11に対し接触
部材17が僅かに回動可能に取付けてある。
【0034】そして、前記上型9に形成した左右方向の
係合溝9Gと係合離脱自在の前記係止突起部11Kが接
触部材17の下側において上型クランプ11の下端部に
突出形成してある。
【0035】前記上型クランプ11によって上型9をサ
ポートプレート7へ押圧クランプするためのクランプ力
を付与し、かつ上記クランプ力を調節するための前記ク
ランプ力調節装置13が前記上部ブロック部5Bに設け
た水平な穴5H内に内装してある。
【0036】より詳細には、図3に示すように、クラン
プ力調整装置13は、調整ねじ41に移動自在に嵌合し
たリング部材43の位置を調整すべく調整ねじ41に螺
合たナット部材45と、上記調整ねじ41の頭部41H
とリング部材43との間に弾装したスプリングのごとき
弾性部材47とを備えてなるものである。
【0037】上記構成において、調整ねじ41に対する
ナット部材45の螺合位置を調節して弾性部材47の圧
縮を調整することにより、弾性部材47の蓄勢力を調節
することができる。
【0038】上記クランプ力調整装置13における調整
ねじ41の頭部41Hは穴5Hにおける奥壁部に当接し
てあり、前記リング部材43にはナット部材45を内包
した円筒形状の押圧部材49が当接してある。
【0039】そして、上記押圧部材49には、前記上型
クランプ11の上部に設けた前記クランプ解除装置15
における締付ねじ51の先端部が当接してある。より詳
細には、前記クランプ解除装置15は上型クランプ11
の上部を貫通して螺着した前記締付ねじ51よりなるも
のであって、この締付ねじ51にはレバー53が一体的
に取付けてある。
【0040】したがって、上記レバー53を操作するこ
とにより締付ねじ51を締め込むこと及び締付ねじ51
を緩めることができる。上記レバー53の操作範囲(回
動範囲)を制限するために、前記取付板21には左右の
ストッパピン55が取付けてある。
【0041】以上のごとき構成において、ホルダ本体5
のサポートプレート7と上型クランプ11との間に上型
9の上部9Uを位置した状態にあるときに、クランプ解
除装置15におけるレバー53を、図1において右方向
の位置Rへ回動して締付ねじ51を締込むと、クランプ
力調整装置13における弾性部材47がさらに圧縮され
る態様となり、弾性部材47の蓄勢力が増大し、その蓄
勢力の反力によって上型クランプ11が上型9をより強
力に締付け固定することとなる。
【0042】逆に、前記レバー53を、図1において左
方向の位置Lへ回動して締付ねじ51を緩めると、上型
クランプ11による上型9の締付け固定が解除されるこ
ととなる。
【0043】上述のごとく、レバー53を操作して上型
クランプ11による上型9の締付け固定及び固定解除を
行うとき、上型クランプ11は取付ボルト33の部分を
中心として、図2において左右方向に揺動する。
【0044】上述のごとく上型9の締付け固定を解除し
たときに、上型クランプ11の下部が開くように、上型
クランプの上部を貫通してホルダ本体5に螺着固定した
複数のボルト57と上型クランプ11との間には、クラ
ンプ開用のスプリング59が弾装してある。
【0045】したがって、上型クランプ11は定位置に
おいて上型9を締付け固定できるものである。
【0046】前記構成よりなる上型ホルダ装置1に対し
て着脱交換される前記上型9は、図4に示すように、前
記サポートプレート7の下端面7Eに当接する当接面9
Fを備えている。上記当接面9Fより上方へ突出した部
分が前記上部9Uであって、この上部9Uに、前記サポ
ートプレート7の前面7F又は後面に摺動可能に接触し
た垂直な摺接面9Vを備えている。そして、この摺接面
9Vの反対側の面に前記係合溝9Gが形成してあり、こ
の係合溝9Gの上方に形成した前記傾斜面9Sと係合溝
9Gとの間には、僅かな垂直面9SVが形成してある。
【0047】上記垂直面9SVは、例えば一般的な上型
クランプによって上型9のクランプを行う際の挟持面に
提供することが可能なものである。
【0048】さらに上型9は、プレスブレーキの下部テ
ーブル61(図2参照)上に装着した下型63と協働し
てワークWの折曲げ加工を行うワーク加工部9Mを下端
部に備えている。
【0049】図4より明らかなように、前記上型9にお
ける係合溝9Gの下面9GLは前記当接面9Fより高位
置に形成してある。また係合溝9Gの上面9GFは、上
型クランプ11の係止突起部11の上面に対応して溝の
奥が低くなるように僅かに傾斜してある。
【0050】上記構成により、上型クランプ11の下端
部はサポートプレート7の下端面7Eより高位置で良く
比較的短くできるので、例えばワークWを鋭角に折曲げ
加工するときにワークWと干渉するようなことがないも
のである。
【0051】また、上型クランプ11の係止突起部11
Kと上型9の係合溝9Gの上面9GFとが当接し、上型
9が係止された状態にあるときには、互の当接面が僅か
に傾斜してあることにより、上型9の垂直な摺接面9V
がサポートプレート7に常に接触される傾向にある。
【0052】さらに、係合溝9Gが当接面9Fより高位
置に設けてあるので、当接面9Fと摺接面9Vとが交差
した角部からの寸法を大きくすることができ、同一高さ
に設ける場合よりも強度を大きくできるものである。
【0053】以上のごとき構成において、上型ホルダ装
置1から上型9を取り外した状態にあるとき、上型9を
上型ホルダ装置1に装着するには次のごとき操作を行
う。
【0054】先ず、クランプ解除装置15におけるレバ
ー53を位置Rへ回動して、締付ねじ51を締込んだ状
態に保持する。このように、締付ねじ51を締込んだ状
態にあっても、サポートプレート7と上型クランプ11
の下端部との間は開いた状態にある。
【0055】したがって、上型9における上部9Uをサ
ポートプレート7と上型クランプ11との間へ左右方向
から挿入し、図2に示すように、上型9に形成した係合
溝9Gを上型クランプ11の下端部に備えた係止突起部
11Kと係合すると共に、上型9の傾斜面9Sを接触部
材17の接触面17Sと接触せしめる。
【0056】その後、プレスブレーキにおける上下テー
ブル3,61の可動側を上下動して上型9と下型63と
を係合することにより、上型9はホルダ本体5に対して
相対的に上昇される。
【0057】上述のごとくホルダ本体5に対して上型9
が相対的に次第に上昇すると、上型9の傾斜面9Sが接
触部材17を介して上型クランプ11の下端部を、図
2,4において左方向へ押圧する。したがって、上型ク
ランプ11は、図2において反時計回り方向へ次第に回
動され、クランプ力調整装置13における弾性部材47
を次第に圧縮することとなる。
【0058】したがって、上型9が相対的に上昇して、
当接面9Fがサポートプレート7の下端面7Eに当接し
たときには、前記弾性部材47の蓄勢力の作用によって
上型クランプ11は上型9Uを強固にクランプした状態
となる。
【0059】したがって、上型ホルダ装置1に対する上
型9の装着を容易に行うことができるものである。
【0060】前述のごとく、上型ホルダ装置1に上型9
を装着した後、上型ホルダ装置1から上型9を取り外す
には、前記レバー53を左側の位置Lへ回動して、前述
したように、締付ねじ51による締付けを緩める。上述
のように締付ねじ51を緩めると、上型クランプ11に
よる上型9の締付け固定が解除される。
【0061】上述のように上型クランプ11による上型
9の締付け固定を解除すると、上型9は自重により元の
下降位置(図2の位置)へ下降する。この場合、上型9
の係合溝9Gの上面が係止突起部11Kに掛止されてい
るので、上型9が落下するようなことがなく安全であ
る。
【0062】このように、上型クランプ11による上型
9の締付け固定を解除した状態にあるときに、上型9を
左右方向へ移動することにより、上型ホルダ装置1から
上型9を取り外すことができるものである。
【0063】既に理解されるように、実施例によれば、
何等の工具等を用いることなしに、上型ホルダ装置1に
対して上型9の着脱交換を簡単な構成でもって容易に行
うことができるものである。
【0064】既に理解されるように、上型9における傾
斜面9Sでもって上型クランプ11の下部を押圧作動す
ると、上型クランプ11によるサポートプレート7への
上型9のクランプ力(押圧力)が次第に増大する構成で
あるから、例えば、上型クランプ11,クランプ力調整
装置13等は、サポートプレート7に対して上型9が相
対的に上昇することによりクランプ力が漸増する一種の
クランプ力漸増機構を構成するものである。
【0065】上記クランプ力漸増機構の構成の1部とし
て、弾性部材47を備えたクランプ力調整装置13を備
えているが、上記クランプ力調整装置13に代えて圧縮
性流体(ガス)を内装した流体圧シリンダ(ガススプリ
ング)を採用することも可能である。また、上型クラン
プ11自体を板ばねにより構成して前記クランプ調整装
置13を省略し、上記上型クランプ11の弾性変形を利
用する構成とすることも可能である。
【0066】すなわち、上型ホルダ装置のクランプ力漸
増機構としては種々の構成を採用することができるもの
である。
【0067】さらに、本実施例に係る上型ホルダ1は、
上型9の前後を反転してサポートプレート7の後面側に
も上型9を装着できる構成としてある。
【0068】すなわち、サポートプレート7の後面側に
上型9を装着するために、サポートプレート7の後面に
は後側上型クランプ65が装着してある。
【0069】より詳細には、ホルダ本体5におけるサポ
ートプレート7の後面には、図3に示すように、頭部6
7Hを半球形状に形成したスタッド67が取付ボルト6
9によって水平に取付けてあり、このスタッド67に前
記上型クランプ65が揺動自在に支持されている。
【0070】前記取付ボルト69を操作するために、前
側の上型クランプ11には工具用穴11Tが穿設してあ
り、前記スタッド67の頭部67Hには上型クランプ6
5に形成した溝65Gに係合した回り止めピン71が取
付けてある。したがって、前記取付ボルト69を回転す
るとき、スタッド67が回転することはないものであ
る。
【0071】前記クランプ力調整装置13を前側の上型
クランプ11と後側の上型クランプ65とに共用するた
めに、ホルダ本体5の穴5Hの奥壁部には小径孔73が
穿設してある。そして、後側の上型クランプ65の上部
に取付けた当接部材75が上記小径孔73を貫通して調
整ねじ41の頭部41Hに当接してある。
【0072】また、前記穴5Hの入口側には、クランプ
力調整装置13における押圧部材49を規制するリング
ナット77が螺着してある。
【0073】上記構成において、取付ボルト69を締付
けることにより、後側の上型クランプ65によって上型
9をサポートプレート7の後側面へ強固に押圧固定する
ことができる。逆に、取付ボルト69を緩めることによ
り、後側の上型クランプ65による上型9のクランプが
解除されることとなる。
【0074】なお、前側の上型クランプ11とサポート
プレート7との間に適宜の介在物を挾み込んだ状態に保
持して上型クランプ11を不動状態に保持することによ
り、レバー53を操作して後側の上型クランプ65によ
る上型9の締付け固定及び固定解除を行う構成とするこ
ともできる。
【0075】すなわち、ワークの折曲げ形状などに対応
してサポートプレート7の前後に上型9を反転して選択
的に装着することができると共に、上型ホルダ装置1に
対する上型9の着脱交換を容易に行うことができるもの
である。
【0076】以上のごとき実施例の説明より理解される
ように、本実施例によれば、上型ホルダ装置1に対する
上型9の着脱交換を簡単な構成でもって容易に行うこと
ができ、かつ上型ホルダ装置1による上型9の固定を解
除したときに上型9が落下するようなことがなく、安全
性がより向上するものである。
【0077】ところで、前述したように、上型ホルダ装
置1におけるサポートプレート7に対して上型9を相対
的に上動し、上型9の傾斜面9Sでもって上型クランプ
11の下部を押圧作動することにより、上型クランプ1
1によるクランプ力が次第に増大する構成であるから、
上型9の当接面9Fが前記サポートプレート7の下端面
7Eに当接したときには充分に大きなクランプ力が得ら
れることが必要である。
【0078】そこで、図5に概略的に示すように、上型
9の係合溝9Gの上面を上型クランプ11の係止突起部
11Kの上面に接触した状態にあるときに、サポートプ
レート7の下端面7Eと上型9の当接面9Fとの間隔寸
法をH;上型クランプ11の回動中心から上型クランプ
11を押圧するクランプ力調整装置13の弾性手段47
までの寸法をA;前記回動中心から接触部材17を介し
て上型クランプ11が上型9をサポートプレート7へ押
圧する押圧作用部までの平均寸法をB;上型9をサポー
トプレート7へ押圧する押圧力をP;前記弾性手段47
の弾性係数をK;傾斜面9Sの垂直に対する傾斜角を
θ;とすると、寸法Hは次式で表わされる寸法であるこ
とが望ましい。
【0079】 H=(B2 ・P)/(A2 ・K・tanθ) ここで、上型9がサポートプレート7に対して相対的に
上昇することにより、図5に示すように、上型クランプ
11の下部は△Lだけ変位し、上部は△Xだけ変位して
弾性部材47を圧縮し、クランプ力が漸増されることと
なる。
【0080】そこで、前記寸法Hが前記式で表わされる
寸法よりも比較的小さいと、上型9の相対的な僅かな上
昇により、上型9の当接面9Fがサポートプレート7の
下端面7Eに当接し、充分なクランプ力が得られないの
で、上型9が落下する恐れがあり望ましいものではな
い。
【0081】逆に、前記寸法Hが前記式で表わされる寸
法よりも比較的大きい場合には、上型9の当接面9Fが
サポートプレート7の下端面7Eに当接したときには弾
性部材47の変位量は前記△Xより大きく、大きなクラ
ンプ力が得られるものの、前述したレバー53を操作し
て上型9のクランプを解放しようとする際、充分に解放
できない場合があり、上型ホルダ1に対する上型9の着
脱が困難になることがあり望ましいものではない。
【0082】したがって、上型9における傾斜面9Sの
傾斜角θは5度〜20度程度であることが望ましい。す
なわち、傾斜角度が5度以下の場合には、弾性部材47
を変形せしめるために前記寸法Hを大きくしなければな
らず、また、20度以上の場合には前記寸法Hは小さく
て良いものの、下方向への分力が大きくなり望ましいも
のではない。
【0083】ところで、上型9が自重で落下しないよう
に保持するには、上型9の傾斜面9Sと接触部材17の
接触面17Sとの間の摩擦力が上型9の自重より大であ
ることが必要である。上記摩擦力(最大静止摩擦力)
は、静止摩擦係数×直圧力で表わされ、摩擦角をθとす
ると上記摩擦係数はtanθで表わされる。
【0084】ところで、摩擦係数は傾斜面9Sと接触面
17Sとの面の粗さや材質および潤滑油の有無等の表面
状態によって変化するが、通常の金属と金属との摩擦係
数は0.15〜0.20と見ることができるので、前記
傾斜角9Sの傾斜角θは7度〜11度位とすることがよ
り望ましい。
【0085】なお、本発明は前述の実施例のみに限るも
のではなく、適宜の変更を行うことにより、その他の態
様でも実施し得るものである。
【0086】すなわち、例えば図6に示すように、上型
9における傾斜面9Sや摺接面9V等の部分の耐摩耗性
の向上を図るために、傾斜面9Sや摺接面9Vに合金等
のチップを設ける構成やコーティング、焼入等を行うこ
とにより高硬度部9Hを形成することも可能である。
【0087】図7〜図10は、本実施例に係る上型9を
装着することのできる上型ホルダを参考的に示す説明図
である。
【0088】図7に示す上型ホルダ100は、ホルダ本
体5のサポートプレート7に、クランプホルダ101を
ボルト103によって締付自在に取付け、クランプホル
ダ101の下部にクランプ105を移動自在に備えた構
成である。
【0089】前記クランプ105は半球形状又は半円柱
形状に形成してあって、クランプホルダ101の下部に
設けた穴101H内に摺動自在に嵌合したスライダ10
7に回動自在に支持されている。そして、上記スライダ
107と穴101Hの底部との間には、弾性手段として
皿ばね、ウレタンゴムなどのごとき適宜の弾性部材10
9が弾装してある。
【0090】この実施例においては、ボルト103を締
付けることにより、ホルダ本体5のサポートプレート7
とクランプホルダ101との間の間隔が一定になり、か
つサポートプレート7とクランプ105との間の間隔が
一定になる。
【0091】上記サポートプレート7とクランプ105
との間に上型9の上部9Uを左右方向(紙面に対し直交
する方向)から挿入位置決めした後、上型9をホルダ本
体5に対して相対的に上昇せしめることにより、弾性部
材109が圧縮されることとなり、その蓄勢力より上型
9の上部9Uがサポートプレート7に押圧固定される。
【0092】上型9の押圧固定の解除は、前記ボルト1
03の締付けを緩めることによって行われる。
【0093】図8においては、図7に示した穴101H
の底部に楔状のスプリング座111を設け、このスプリ
ング座111を、調節ねじ113によって位置調節され
る楔115により調節する構成であり、その他の構成は
図7の構成と同一である。
【0094】この構成によれば、調節ねじ113によっ
て楔115の出入を調節することにより、スプリング座
111を介して弾性部材109の蓄勢力を調節すること
ができるものである。
【0095】図9においては、クランプホルダ101の
1部に薄肉部101Aを形成し、この薄肉部101Aに
おいて弾性変形を生じ易く構成したものである。
【0096】この構成によれば、クランプホルダ101
自体に弾性手段を備える態様である。
【0097】図10の構成は、ボルト103がサポート
プレート7を移動自在に貫通し、このボルト103の先
端部に螺着した締付具としてのナット部材117とサポ
ートプレート7との間に弾性部材119を介在せしめた
構成である。
【0098】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、上型ホルダ装置における
サポートプレートに対して上型を相対的に上動すること
により上型のクランプ力が増大する構成の上記上型ホル
ダ装置に対する上型の着脱を容易に行うことができる。
【0099】また、前記上型ホルダ装置に対する上型の
装着時にクランプ力が過不足なく得られることとなり、
クランプ力不足による上型の落下が防止できると共に、
クランプ力過大により上型の着脱が困難になるようなこ
とがないものである。
【0100】さらに、上型の着脱交換時には、上型9は
係止された状態にあって安全が図られるものである。
【0101】また、上型に備えた垂直面を挾持面に提供
することにより、従来の一般的な上型クランプによって
も上部テーブルに取付可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】上型ホルダ装置の正面図である。
【図2】図1における2−2線に沿った断面図である。
【図3】図1における3−3線に沿った断面図である。
【図4】上型の形状を示す説明図である。
【図5】上型ホルダ装置と上型との関係を概略的に示し
た説明図である。
【図6】上型の変更態様を示す説明図である。
【図7】本実施例に係る上型を装着することのできる上
型ホルダを示す説明図である。
【図8】本実施例に係る上型を装着することのできる上
型ホルダを示す説明図である。
【図9】本実施例に係る上型を装着することのできる上
型ホルダを示す説明図である。
【図10】本実施例に係る上型を装着することのできる
上型ホルダを示す説明図である。
【符号の説明】
1 上型ホルダ装置 7 サポートプレート 9 上型 11 上型クランプ 9G 係合溝 9F 当接面 9S 傾斜面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスブレーキのホルダ本体に対して上
    型が相対的に上昇されることにより当該ホルダ本体に備
    えた上型クランプの反力により前記ホルダ本体へ押圧固
    定されるプレスブレーキ用上型にして、前記上型クラン
    プと対応する部分に、相対的な上昇時に上型クランプを
    移動せしめるための傾斜面を備え、この傾斜面の傾斜角
    は、垂直に対して7度〜11度位であり、かつ上記傾斜
    面の下側に、上型クランプに備えた係止突起部に係合自
    在の係合溝を備えてなることを特徴とするプレスブレー
    キ用上型。
  2. 【請求項2】 ホルダ本体に備えたサポートプレートの
    下端面に当接する当接面を設け、この当接面よりも係合
    溝の下面を高位置に設けてなり、かつ傾斜面と係合溝と
    の間に垂直面を形成してなることを特徴とする請求項1
    に記載のプレスブレーキ用上型。
  3. 【請求項3】 係合溝の上面を僅かに傾斜してなり、か
    つ傾斜面と係合溝との間に垂直面を形成してなることを
    特徴とする請求項1に記載のプレスブレーキ用上型。
  4. 【請求項4】 ホルダ本体に備えたサポートプレートの
    下端面と当接する当接面を設け、この当接面よりも係合
    溝の下面を高位置にかつ上面を僅かに傾斜して設けてな
    ることを特徴とする請求項1に記載のプレスブレーキ用
    上型。
  5. 【請求項5】 傾斜面と係合溝との間に、垂直面を形成
    してなることを特徴とする請求項1に記載のプレスブレ
    ーキ用上型。
  6. 【請求項6】 プレスブレーキにおける上部テーブルの
    下部に装着した上型ホルダ装置におけるホルダ本体の下
    部に備えたサポートプレートと上記上型ホルダ本体に揺
    動可能かつ上型を上記サポートプレートへ押圧自在に備
    えられた上型クランプとの間に着脱自在のプレスブレー
    キ用上型にして、前記サポートプレートの下面に当接自
    在の当接面と、前記サポートプレートの前面又は後面を
    摺動自在の摺接面と、前記サポートプレートの下面に前
    記当接面を当接すべくサポートプレートに対して上型を
    相対的に上昇する際に、前記上型クランプによる上型の
    クランプ力を増大するために上記上型クランプを揺動す
    るための傾斜面と、プレスブレーキに備えた下型と協働
    してワークの加工を行う加工部と、を備えており、前記
    上型クランプの係止突起に上型に備えた係合溝の上面が
    支持された状態にあるときに、前記サポートプレートの
    下面と上型の当接面との間隔寸法Hが次式で与えられる
    ことを特徴とするプレスブレーキ用上型。 H=(B2 ・P)/(A2 ・k・tanθ) ただし、Aは上型クランプの揺動中心から当該上型クラ
    ンプを押圧する弾性手段までの寸法、Bは前記揺動中心
    から前記上型クランプが上型をサポートプレートへ押圧
    する押圧作用部までの平均寸法、Pは上型をサポートプ
    レートへ押圧する押圧力、Kは前記単性手段の弾性係
    数、θは傾斜面の傾斜角である。
  7. 【請求項7】 プレスブレーキにおける上部テーブルの
    下部に装着した上型ホルダ装置におけるホルダ本体の下
    部に備えたサポートプレートと上記上型ホルダ本体に揺
    動可能かつ上型を上記サポートプレートへ押圧自在に備
    えられた上型クランプとの間に着脱自在のプレスブレー
    キ用上型にして、前記サポートプレートの下面に当接自
    在の当接面と、前記サポートプレートの前面又は後面を
    摺動自在の摺接面と、前記サポートプレートの下面に前
    記当接面を当接すべくサポートプレートに対して上型を
    相対的に上昇する際に、前記上型クランプによる上型の
    クランプ力を増大するために上記上型クランプを揺動す
    るための傾斜面と、プレスブレーキに備えた下型と協働
    してワークの加工を行う加工部と、を備えており、前記
    上型クランプの係止突起に上型に備えた係合溝の上面が
    支持された状態にあるときに、前記サポートプレートの
    下面と上型の当接面との間隔寸法Hが次式で与えられる
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の
    プレスブレーキ用上型。 H=(B2 ・P)/(A2 ・k・tanθ) ただし、Aは上型クランプの揺動中心から当該上型クラ
    ンプを押圧する弾性手段までの寸法、Bは前記揺動中心
    から前記上型クランプが上型をサポートプレートへ押圧
    する押圧作用部までの平均寸法、Pは上型をサポートプ
    レートへ押圧する押圧力、Kは前記単性手段の弾性係
    数、θは傾斜面の傾斜角である。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483514B2 (en) 2006-11-21 2009-01-27 Hamamatsu Photonics K.K. X-ray imaging method and X-ray imaging system
CN108889844A (zh) * 2018-08-27 2018-11-27 安徽联盟模具工业股份有限公司 一种折弯机模具夹紧装置转换机构
WO2019230909A1 (ja) * 2018-06-01 2019-12-05 株式会社アマダホールディングス 中間板装置
CN113751592A (zh) * 2021-09-18 2021-12-07 南京邮电大学 一种带有自锁及自动拆装功能的多边折弯中心模具
WO2023068222A1 (ja) * 2021-10-19 2023-04-27 日立Astemo株式会社 燃料噴射弁の支持構造

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