JP6522080B1 - プレスブレーキの中間板取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、工具を使わない簡易な操作によってプレスブレーキに中間板を締結可能な中間板取付装置を提供する。【解決手段】本発明の実施形態に係るプレスブレーキの中間板取付装置は、プレスブレーキにおける上型を装着する中間板を前記プレスブレーキの上部テーブルとの協働によって保持する中間板取付装置であって、前記上部テーブルとの協働によって前記中間板を把持する締め板と、前記上部テーブルに前記締め板を前後方向に揺動可能に支持する第1ボルトと、前記締め板に螺合し、第1回転方向に回動すると前記上部テーブル側に前進し且つ第2回転方向に回動すると前記上部テーブル側から後退し、先端部が前記上部テーブルを押圧する押圧ネジと、前記押圧ネジの頭部に取り付けられ、前記押圧ネジを回動操作する操作レバーとを備える。【選択図】図2

Description

プレスブレーキの中間板取付装置に関する。
一般的に、曲げ加工装置の一例であるプレスブレーキの上部テーブルに対して上型であるパンチを装着する場合、中間板が利用される。そして、これまで、この中間板を上部テーブルに取り付けるための中間板取付装置がいくつか提案されてきた。例えば、特許文献1には、上部テーブルに対して締め板を押圧ボルトで押し付け、上部テーブルと締め板の協働によって中間板を保持する中間板取付装置が開示されている。
ところで、加工途中において、上部テーブルに取り付けられた中間板がワークに干渉してしまうことがあり、この場合、当該中間板を他の位置に移動させる必要がある。しかし、特許文献1が開示する中間板取付装置を用いた場合、中間板の移動には、予めボルトを緩め、締め板から中間板を解放しなければならない。そのため、ボルトを緩める分の手間と時間を要するばかりでなく、締め板から中間板を解放するときの操作性の悪さも問題となる。
実開平7-3821号公報
そこで本発明は、工具を使わない簡易な操作によってプレスブレーキに中間板を締結可能な中間板取付装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係るプレスブレーキの中間板取付装置は、プレスブレーキにおける上型を装着する中間板を前記プレスブレーキの上部テーブルとの協働によって保持する中間板取付装置であって、前記上部テーブルとの協働によって前記中間板を把持する締め板と、前記上部テーブルに前記締め板を前後方向に揺動可能に支持する第1ボルトと、前記締め板に螺合し、第1回転方向に回動すると前記上部テーブル側に前進し且つ第2回転方向に回動すると前記上部テーブル側から後退し、先端部が前記上部テーブルを押圧する押圧ネジと、前記押圧ネジの頭部に取り付けられ、前記押圧ネジを回動操作する操作レバーとを備える。
本発明によれば、工具を使わない簡易な操作によってプレスブレーキに中間板を締結可能な中間板取付装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るプレスブレーキの全体構成を示す図である。 同実施形態に係るプレスブレーキにおける使用時の中間板取付装置を示す斜視図である。 同中間板取付装置を分解した斜視図である。 同中間板取付装置の正面図である。 同中間板取付装置の正面から見た内部構造を示す図である。 同中間板取付装置の断面図である。 同中間板取付装置の断面図である。 同中間板取付装置の断面図である。 同中間板取付装置のストッパを説明する図である。 同中間板取付装置の押圧ネジ周辺の正面図である。 同中間板取付装置の押圧ネジの断面図である。 同中間板取付装置の操作レバーの角度と使用状態との対応を説明する図である。 同中間板取付装置のアンクランプ状態における断面図である。 同中間板取付装置の前入れ・前出し状態における断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係るプレスブレーキの中間板取付装置について説明する。
先ず、本実施形態の前提として、プレスブレーキ100の全体構成について図1を用いて説明する。
プレスブレーキ100は、機械本体の両側に側板130を有する。この側板130の上部には、例えば油圧シリンダや電動機等のラム駆動源131、132を介して上部テーブル110が取り付けられている。この上部テーブル110には、後述する中間板取付装置200によって中間板300が取り付けられている。この中間板300には上型であるパンチPが装着されている。
上部テーブル110には、制御部(図示省略)に接続された操作パネル133が移動自在に設けられ、例えば作業者Sが演算した曲げ順と、曲げ順毎に使用されるパンチP及びダイDからなる金型等が表示される。
また、側板130の下部には、下部テーブル120が配置され、この下部テーブル120には、保持板134を介して下型であるダイDが装着されている。
即ち、図1のプレスブレーキ100は、下降式プレスブレーキである。つまり、始めに、下部テーブル120の後方に配置されたバックゲージの突当135に、作業者SがワークWを突き当てて位置決めする。その後、フットペダル136を踏み込むと、既述したラム駆動源131、132が作動して上部テーブル110を下降させる。そして、パンチP及びダイDの協働によってワークWが折り曲げられる。
なお、本実施形態では、図1に示すプレスブレーキ100の他、下部テーブルが上昇することでワークが折り曲げられる上昇式プレスブレーキを用いても良い。
次に、中間板取付装置200の構造について図2〜12を用いて説明する。なお、図2は使用時の中間板取付装置200を示す斜視図であり、図3は中間板取付装置200を分解した斜視図である。図4は中間板取付装置200の正面図であり、図5は中間板取付装置200の正面から見た内部構造を示す図である。図6〜8は、中間板取付装置200の断面図である。図9は、後述する中間板取付装置200のストッパ270を説明する図である。図10は後述する中間板取付装置200の押圧ネジ230周辺の正面図であり、図11は押圧ネジ230の断面図である。
中間板取付装置200は、図2及び3に示すように、上部テーブル110との協働によって中間板300を把持する締め板210と、締め板210を上部テーブル110に支持する2つの固定ボルト220を備える。また、中間板取付装置200は、締め板210に螺合し、回動によって締め板210に対して前後方向(図1に示すY方向)に移動可能な押圧ネジ230と、押圧ネジ230を回動操作する操作レバー240を備える。更に、中間板取付装置200は、上部テーブル110と締め板210との間にベースプレート250を備える。
締め板210は、図3に示すように、左右方向(図1に示すX方向)を長手方向とする略板状体であり、左右方向の端部の近傍には前後方向に貫通するボルト穴211が形成され、左右方向の中央の上部には押圧ネジ230を螺合させるネジ穴212が形成されている。締め板210は、ボルト穴211に挿通された固定ボルト220によって上部テーブル110に支持される。ここで、ボルト穴211の座グリ213は、図7に示すように、ボール状に形成されている。また、締め板210のうち上部テーブル110と対向する後面の下部には、中間板300の上部に形成された溝301に掛かる、左右方向に延伸する爪214が形成されている。
固定ボルト220は、図7に示すように、底面が座グリ213と合う半球状に形成された頭部222を持つ。締め板210は、前述のボルト穴211の座グリ213の形状と固定ボルト220の頭部222の形状によって、上部テーブル110に対して前後方向にスムーズに揺動できる。
押圧ネジ230は、図6に示すように、締め板210のネジ穴212と螺合するよう、ネジ部233に例えば3条のネジ山が形成されている。この押圧ネジ230は、先端部231によって上部テーブル110を押圧する。そして、押圧ネジ230が時計周り(第1回転方向)に回動すると押圧ネジ230が上部テーブル110側に前進し、押圧ネジ230が反時計周り(第2回転方向)に回動すると押圧ネジ230が上部テーブル110側から後退する。つまり、押圧ネジ230が時計周りに回動すると上部テーブル110に対して締め板210の下部が閉じて行き、押圧ネジ230が反時計周りに回動すると上部テーブル110に対して締め板210の下部が開いて行く。また、押圧ネジ230は、図9及び10に示すように、操作レバー240を取り付けるための六角形状の頭部232を有する。更に、押圧ネジ230の頭部232は、操作レバー240を容易に取れなくするための、プランジャー機構234を有する。
操作レバー240は、図3及び4に示すように、一端を支点241、他端を持ち手242とする略棒状体である。操作レバー240の支点241には、押圧ネジ230の頭部232と嵌合する六角穴が形成されている。操作レバー240は、この六角穴と押圧ネジ230のプランジャー機構234によって容易に取り外せない程度に固定される。但し、ワークWの加工過程において操作レバー240がワークWに干渉する場合もあり、このような場合には、当然、取り外すこともできる。なお、操作レバー240の持ち手242には、操作性や安全性を高めるため、図3に示すように、ラバー製や樹脂製のカバー245を取り付けても良い。作業者Sは、操作レバー240を用いることで、押圧ネジ230を容易に回動させることができる。
ベースプレート250は、図3に示すように、締め板210と同様、左右方向を長手方向とする略板状体であり、正面から見て締め板210のボルト穴211と同じ位置に対して、固定ボルト220を挿通させるための貫通孔251が形成されている。そして、ベースプレート250は、貫通孔251に固定ボルト220が挿通された状態で上部テーブル110と締め板210との間に配置される。これによって、ベースプレート250は、締め板210と共に、固定ボルト220で上部テーブル110に支持される。このベースプレート250は、図6に示すように、押圧ネジ230の先端部231と当接しており、結果として、押圧ネジ230はベースプレート250を介して上部テーブル110を押圧することになる。つまり、ベースプレート250によって、上部テーブル110に押圧ネジ230の先端部231が直接当たることはないため、押圧ネジ230の回動・押圧による上部テーブル110の損傷を防止できる。なお、ベースプレート250自体の損傷を低減するべく、図6に示すように、押圧ネジ230との当接箇所に対してチップ253を埋め込むこともできる。このチップ253を、ベースプレート250の本体252よりも高硬度の材料で形成すれば、ベースプレート250の耐久性を飛躍的に向上させることができる。また、締め板210の左右方向の端部近傍であって締め板210の揺動支点となる固定ボルト220よりも下の位置には、ベースプレート250に対して締め板210の下部を前方に付勢するための圧縮バネ254が配置されている。これによって、締め板210に対して押圧ネジ230が後退する分だけ、上部テーブル110と締め板210の下部が開くようになる。
また、中間板取付装置200は、図3に示すように、締め板210に対してベースプレート250を支持する分解防止ボルト260を備える。ベースプレート250には、図6に示すように、ベースプレート250の後面側に形成された分解防止ボルト収容部255とこの分解防止ボルト収容部255からベースプレート250の前面に抜ける貫通孔256とが形成されている。分解防止ボルト260は、分解防止ボルト収容部255側から貫通孔256に挿通され、その先端部261が締め板210の後面に螺合している。ここで、貫通孔256は、図5及び6に示すように、分解防止ボルト260の頭部262が通らない程度の左右方向の幅を持ち、且つ、分解防止ボルト260が上下方向(図1に示すZ方向)に揺動できる程度の上下方向の高さを持つ。図6の場合、貫通孔256は、上下方向を長手方向とするオーバル形状に形成されている。これによって、締め板210の前後方向の揺動を妨げることなく、締め板210に対してベースプレート250を支持することができる。
中間板取付装置200は、固定ボルト220を外すことで上部テーブル110から取り外すことができるが、この際、締め板210とベースプレート250が何らかの手段によって接続されていないとバラバラに外れてしまう。この場合、中間板取付装置200を1つのユニットとして取り扱う際に不便である。その点、中間板取付装置200の場合、分解防止ボルト260によって締め板210とベースプレート250とが接続されるため、このような問題が生じない。
更に、中間板取付装置200は、図3に示すように、締め板210に取り付けられたストッパ270を備える。中間板取付装置200では、前述の通り、操作レバー240が反時計周りに回転すると上部テーブル110に対して締め板210の下部が開いて行く。そのため、不注意で操作レバー240を回転させると、中間板300が不意に落下してしまうこともある。ストッパ270は、このような危険性を低減させるものであり、操作レバー240の反時計周りの回転を制限するものである。締め板210の後面側には、図8に示すように、ボルト穴211の左側に配置されたストッパ収容部215と、このストッパ収容部215から締め板210の前面に抜ける貫通孔216とが形成されている。ストッパ270は、ストッパ収容部215側から貫通孔216を貫けて締め板210の前面側に突出した略円柱状の突出部271を持つ。また、ストッパ270は、ベースプレート250との間に配置された圧縮バネ273によって、締め板210の前方の付勢されている。そして、ストッパ270は、作業者Sによってベースプレート250側に押し込まれると、ストッパ収容部215に収容さえる。
また、図4及び9に示すように、操作レバー240の側面のうち、反時計周りに回転する時に先行する側面を243、時計周りに回転する場合に先行する側面を244とすると、ストッパ270のうち、反時計周りに回転する操作レバー240の側面243が当接する箇所については、操作レバー240の進行方向に対して垂直に形成されている。一方、時計周りに回転する操作レバー240の側面244と当接する箇所272については、操作レバー240の進行方向に対してテーパー状に切り落とされている。以上の構造を持つストッパ270によれば、反時計周り、つまり締め板210の下部が前方に開く方向には、ストッパ270によって操作レバー240の回転が制限される。なお、作業者Sがストッパ270をベースプレート250側に押し込めば、ストッパ270を超えて操作レバー240を反時計周りに回転できる。一方、反時計周り、つまり締め板210が閉じる方向には、操作レバー240の側面243がストッパ270に形成されたテーパーを滑りながらストッパ270をベースプレート250側に押し込む。その結果、ストッパ270に妨げられることなく操作レバー240を時計周りに回転できる。
次に、中間板取付装置200の使用状態について図6及び12〜14を用いて説明する。以下の説明において、操作レバー240の角度は、時計周りに増加するものとし、真上を0°として示す。
中間板取付装置200は、クランプ状態、アンプクランプ状態、前入れ・前出し状態の3つの状態を持つ。
初めに、図12の矢印a101に示すように、操作レバー240を時計周りに回転させると、上部テーブル110に対して締め板210の下部が徐々に閉じて行く。やがて、図6に示すように、中間板300の溝301に締め板210の爪214が完全に掛かった状態となる。この状態がクランプ状態である。この状態では、押圧ネジ230の先端部231が締め板210の後面よりも十分に突出しており、上部テーブル110(ベースプレート250)が強く押圧されている。そのため、中間板300が確実に把持されており、作業者Sが中間板300を移動させることはできない。クランプ状態では、図12に示すように、操作レバー240が、後述する調整方法によって、例えば0°から±30°の角度で調整される。
クランプ状態から、図12の矢印a102に示すように、操作レバー240を反時計周りに回転させると、上部テーブル110に対して締め板210の下部が徐々に開いて行く。やがて、クランプ状態が解けるが、その後も暫くは、図13に示すように、締め板210の爪214が中間板300の溝301に掛かった状態となる。この状態がアンクランプ状態である。この状態では、作業者Sは、中間板300を左右方向に移動できる一方、溝301への爪214の引っ掛かりによって中間板300を中間板取付装置200の下方から出し入れすることはできない。つまり、作業者Sは、中間板300の落下の危険性がない状態で、中間板300を所望の位置に移動することができる。なお、図12の場合、ストッパ270は、操作レバー240の角度が−60°になった時に操作レバー240の側面243が当接する位置に配置されている。
アンクランプ状態から、図12の矢印a103に示すように、ストッパ270を解除して操作レバー240を更に反時計周りに回転させると、図14に示すように、締め板210の爪214が中間板300の溝301から完全に抜けた状態となる。この状態が前入れ・前出し状態である。この状態では、中間板取付装置200の下方から中間板300を脱着できるため、作業者Sは、中間板300の前入れ・前出しができる。前入れ・前出し状態では、図12に示すように、操作レバー240が、後述する調整方法によって、ストッパ270の下側にくるように調整される。つまり、0°の角度にある操作レバー240を反時計周りに回転させると、操作レバー240がストッパ270に当接するまではアンクランプ状態であり、操作レバー240がストッパ270を通過し、例えば−180°の位置p101で前入れ・前出し状態となる。
次に、操作レバー240の取付角度の調整について説明する。
ワークWの加工過程において、操作レバー240がワークWに干渉してしまうことがある。このような場合、操作レバー240を取り外しておけば、ワークWとの干渉を回避することができる。また、中間板取付装置200の長期使用によって押圧ネジ230の先端部231が摩耗した場合、アンクランプ状態時の操作レバー240の角度が徐々にずれてくる。このような事態を放置しておくと、操作レバー240の側面243がストッパ270に当接する前に、既に前入れ・前出し状態になってしまい、中間板300が落下してしまう恐れも出てくる。そして、上記いずれの場合も、押圧ネジ230に対して操作レバー240を適切な角度で付け直す必要がある。しかし、何の基準もなく操作レバー240を付けると、各状態に対して操作レバー240の角度が適切に対応しない場合もある。
そこで、本実施形態では、締め板210の表面でありネジ穴212(押圧ネジ230)の周囲に対して、図10に示すインジケータ217を表示しておく。このインジケータ217は、操作レバー240の適正な取付角度の範囲を示すものである。この取付角度の範囲は、中間板取付装置200がクランプ状態である場合に、操作レバー240があるべき角度の範囲を示すものである。このインジケータ217は、クランプ状態時に操作レバー240を取付範囲内に取り付けておけば、操作レバー240が反時計周りに回転する場合に、操作レバー240がストッパ270に当接するまでは前入れ・前出し状態に遷移せずにアンクランプ状態が維持されるように設定されている。なお、インジケータ217は、図10に示すように、押圧ネジ230の頭部232が六角形の場合、0°(真上)を中心に反時計周りに30°、時計周りに30°の計60°の角度を示しておけば、操作レバー240の取付角度が一意に決まる。
操作レバー240の角度調整は、例えば、始めに、押圧ネジ230に操作レバー240を適当な角度で取り付け、所望の力で中間板300を把持するクランプ状態にする。続いて、操作レバー240を押圧ネジ230から一旦取り外し、最後に、操作レバー240をインジケータ217が示す取付範囲内に取り付けなおせば良い。
なお、前述の通り、中間板取付装置200は、押圧ネジ230を回動させるだけで上部テーブル110と締め板210による中間板300の把持力を調整することができる。そのため、押圧ネジ230の先端部231が摩耗してきても、その分だけ押圧ネジ230をベースプレート250側に回動させるだけで、所定の把持力を得ることが可能である。そのため、上記操作レバー240の角度調整を合わせて行えば、中間板取付装置200の機能を長期間維持することが可能となる。
以上、本実施形態によれば、中間板の移動、着脱を、工具を用いることなく、操作レバーの操作だけで容易に行うことができる。その結果、中間板の移動等に関する時間・手間を低減することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100・・・プレスブレーキ、110・・・上部テーブル、120・・・下部テーブル、130・・・側板、131、132・・・ラム駆動源、133・・・操作パネル、134・・・保持板、135・・・突当、136・・・フットペダル、200・・・中間板取付装置、210・・・締め板、211・・・ボルト穴、212・・・ネジ穴、213・・・座グリ、214・・・爪、215・・・ストッパ収容部、216、251、256・・・貫通孔、217・・・インジケータ、
220・・・固定ボルト、222、232、262・・・頭部、230・・・押圧ネジ、231、261・・・先端部、233・・・ネジ部、234・・・プランジャー機構、240・・・操作レバー、241・・・支点、242・・・持ち手、243、244・・・側面、245・・・カバー、250・・・ベースプレート、252・・・本体、253・・・チップ、254、273・・・圧縮バネ、255・・・分解防止ボルト収容部、260・・・分解防止ボルト、270・・・ストッパ、271・・・突出部、300・・・中間板、301・・・溝、D・・・ダイ、P・・・パンチ、S・・・作業者、W・・・ワーク。

Claims (8)

  1. プレスブレーキにおける上型を装着する中間板を前記プレスブレーキの上部テーブルとの協働によって保持する中間板取付装置であって、
    前記上部テーブルとの協働によって前記中間板を把持する締め板と、
    前記上部テーブルに前記締め板を前後方向に揺動可能に支持する第1ボルトと、
    前記締め板に螺合し、第1回転方向に回動すると前記上部テーブル側に前進し且つ第2回転方向に回動すると前記上部テーブル側から後退し、先端部が前記上部テーブルを押圧する押圧ネジと、
    前記押圧ネジの頭部に取り付けられ、前記押圧ネジを回動操作する操作レバーと
    前記締め板と前記上部テーブルとの間に配置され、前記押圧ネジの前記先端部が当接するベースプレートと
    を備え
    前記ベースプレートは、前記締め板に対して揺動可能に支持されている
    とを特徴とするプレスブレーキの中間板取付装置。
  2. 前記ベースプレートは、左右方向よりも上下方向に長い第1貫通孔を持ち、
    前記第1貫通孔を介して、前記締め板に前記ベースプレートを揺動可能に支持する第2ボルトを更に備える
    請求項記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  3. プレスブレーキにおける上型を装着する中間板を前記プレスブレーキの上部テーブルとの協働によって保持する中間板取付装置であって、
    前記上部テーブルとの協働によって前記中間板を把持する締め板と、
    前記上部テーブルに前記締め板を前後方向に揺動可能に支持する第1ボルトと、
    前記締め板に螺合し、第1回転方向に回動すると前記上部テーブル側に前進し且つ第2回転方向に回動すると前記上部テーブル側から後退し、先端部が前記上部テーブルを押圧する押圧ネジと、
    前記押圧ネジの頭部に取り付けられ、前記押圧ネジを回動操作する操作レバーと、
    前記締め板と前記上部テーブルとの間に配置され、前記押圧ネジの前記先端部が当接するベースプレートと
    を備え、
    前記ベースプレートは、本体と、前記押圧ネジとの当接箇所に配置され且つ前記本体よりも硬度が高いチップと、を有する
    ことを特徴とするプレスブレーキの中間板取付装置。
  4. 前記第1ボルトは、底面が半球状の頭部を有し、
    前記締め板は、前記第1ボルトの頭部が入るボール状の座グリを持つ
    ことを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  5. プレスブレーキにおける上型を装着する中間板を前記プレスブレーキの上部テーブルとの協働によって保持する中間板取付装置であって、
    前記上部テーブルとの協働によって前記中間板を把持する締め板と、
    前記上部テーブルに前記締め板を前後方向に揺動可能に支持する第1ボルトと、
    前記締め板に螺合し、第1回転方向に回動すると前記上部テーブル側に前進し且つ第2回転方向に回動すると前記上部テーブル側から後退し、先端部が前記上部テーブルを押圧する押圧ネジと、
    前記押圧ネジの頭部に取り付けられ、前記押圧ネジを回動操作する操作レバーと
    を備え、
    前記操作レバーは、前記第1回転方向に回転させた場合に先行する第1側面と、前記第2回転方向に回転させた場合に先行する第2側面と、を持ち、
    前記操作レバーの前記第1側面と当接し、前記操作レバーの前記第1回転方向への回転を制限するストッパを更に備え、
    前記ストッパは、前記操作レバーの前記第2側面と当接する面がテーパー状に形成されている
    ことを特徴とするプレスブレーキの中間板取付装置。
  6. 前記中間板は、第1溝を持ち、
    前記締め板は、前記上部テーブルと対向する側に爪を持ち、
    前記ストッパに前記操作レバーの前記第1側面が当接した状態で、前記爪が前記溝に掛かり且つ前記中間板が左右方向に移動可能なアンクランプ状態になる
    請求項記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  7. 前記第1回転方向に回転する前記操作レバーが前記ストッパを通過した状態で、前記中間板を下方から出し入れ可能な前入れ・前出し状態になる
    請求項5又は6記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  8. 前記操作レバーは、前記押圧ネジから取り外し可能に構成され、
    前記アンクランプ状態になる、前記押圧ネジに対する前記操作レバーの取付範囲を示すインジケータを更に備える
    請求項記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
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