JPH07275939A - プレスブレーキ用金型ホルダ - Google Patents

プレスブレーキ用金型ホルダ

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Publication number
JPH07275939A
JPH07275939A JP6874594A JP6874594A JPH07275939A JP H07275939 A JPH07275939 A JP H07275939A JP 6874594 A JP6874594 A JP 6874594A JP 6874594 A JP6874594 A JP 6874594A JP H07275939 A JPH07275939 A JP H07275939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wedge member
moving
fixing
dial
press brake
Prior art date
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Pending
Application number
JP6874594A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Shibata
裕明 柴田
Takeshi Chikamoto
武 近本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIKAMOTO ENG KK
Amada Co Ltd
Original Assignee
CHIKAMOTO ENG KK
Amada Co Ltd
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Publication date
Application filed by CHIKAMOTO ENG KK, Amada Co Ltd filed Critical CHIKAMOTO ENG KK
Priority to JP6874594A priority Critical patent/JPH07275939A/ja
Publication of JPH07275939A publication Critical patent/JPH07275939A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具を使用せず手動にて金型ホルダの上下方
向の位置を調節可能とし、作業性の向上を図る。 【構成】 プレスブレーキ1における上部テーブル3の
下面に固定用楔部材9を固定して設け、この固定用楔部
材9に摺接する傾斜面7Aを備えた移動用楔部材7を係
合させ、この移動用楔部材7の両側に移動用楔部材7の
上下位置調節用のダイヤル部材19を設け、このダイヤ
ル部材19より減速機構39を介してネジ部41を前記
移動用楔部材7にネジ込み、ネジ部41の回動により前
記移動用楔部材7を上下位置調節自在に設けてなること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレスブレーキ用金
型ホルダに係り、更に詳細には、プレスブレーキの金型
クラウニング調整のために工具を使わず手動で行なうこ
とができるプレスブレーキ用金型ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開昭62−34922
号公報などに示されているように、プレスブレーキの上
部テーブルの下面と金型を備えたホルダプレートとの間
には楔部材が介存してあり、ホルダプレートの上下位置
を調節するために、ホルダプレートが落下しない程度に
クランプジョーを締付けた2本のボルトをゆるめ、クラ
ンプジョーを軽く締付けた状態に保持する。そして、前
記楔部材をハンマ等でたたいて僅かに打込むことによ
り、ホルダプレートを微少量下降せしめホルダプレート
の上下位置を僅かに調節していた。
【0003】また、ダイヤル式のクラウニング装置で
は、ボルト1本をゆるめて、ダイヤル中央の六角穴にレ
ンチを挿入し、レンチを回してホルダプレートの上下位
置を僅かに調節していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のプレスブレーキのクラウニング手段では、いずれも
ホルダプレートの上下位置を調節するには、必ず工具が
必要であるため、作業性が悪いという問題があった。
【0005】この発明の目的は、工具を使用せず手動に
て金型ホルダの上下方向の位置を調節可能とし、作業性
の向上を図ったプレスブレーキ用金型ホルダを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のプレスブレーキ用金型ホルダは、プレス
ブレーキにおける上部テーブルの下面に固定用楔部材を
固定して設け、この固定用楔部材に摺接する傾斜面を備
えた移動用楔部材を係合させ、この移動用楔部材の両側
に移動用楔部材の上下位置調節用のダイヤル部材を設
け、このダイヤル部材より減速機構を介してネジ部を前
記移動用楔部材にネジ込み、ネジ部の回動により前記移
動用楔部材を上下位置調節自在に設けてなることを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】以上のようなプレスブレーキ用金型ホルダとす
ることにより、移動用楔部材の上下位置調節用のダイヤ
ル部材を手で廻すことにより、減速機構を介してネジ部
が回動し、このネジ部がネジ込まれている移動用楔部材
を左右方向へ移動させる。移動用楔部材の左右動によ
り、移動用楔部材の上面に形成された傾斜面は固定した
固定用楔部材の傾斜面を摺接して、移動用楔部材の上下
方向の位置が微少量調節される。したがって、工具を使
用せず金型ホルダの上下方向の位置を調節することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、プレスブレーキについては、既に
公知の構成のものであるため、詳細な図示と説明を省略
する。
【0009】図3および図4を参照するに、プレスブレ
ーキ1は、左右に立設したサイドフレーム(図示省略)
の上部に固定された長手方向に長い上部テーブル3と、
サイドフレームの下部に設けられた下部テーブル5を備
えている。そして、図示しない油圧シリンダにより下部
テーブル5を昇降させながら、下部テーブル5に設けた
下型Dと、前記上部テーブル3に移動用楔部材7を介し
て固定された上型PとによりワークWに折曲げ加工が施
される形式のものである。
【0010】前記移動用楔部材7は、上部テーブル3の
下部に上下調節可能に装着してある。より詳細には、テ
ーブル3の下面に固定用楔部材9が固定され、この固定
用楔部材9の下面には緩やか(例えば,テーパー1/5
5)な左下りの傾斜面9Aが形成されている。この固定
用楔部材9に形成された傾斜面9Aに前記移動用楔部材
7の上面に形成した傾斜面7Aが摺接して、移動用楔部
材7は上下調節自在となっている。
【0011】なお、移動用楔部材7の下部には上型Pが
板状の押圧固定部材11により取り付けられていて、移
動用楔部材7は前記上部プレート3に取り付けられた板
状の押圧固定部材13に皿バネ15を介して締結ボルト
17により取り付けられている。そして、前記固定用楔
部材9の両側には移動用楔部材7の上下位置を微量調節
するためのダイヤル部材19が設けられている。
【0012】より詳細には、図1および図2に示されて
いるごとく、上部テーブル3の下面に固定用楔部材9が
締結ボルト21により固定され、この固定用楔部材9の
下面に形成された傾斜面9Aに移動用楔部材7の上面に
形成した傾斜面7Aが摺接している。そして、移動用楔
部材7に穿設した長穴23内に皿バネ25を介して装着
した複数本の締結ボルト27にて、移動用楔部材7は前
記固定用楔部材9に支承されている。
【0013】前記固定用楔部材9の両側に設けられたダ
イヤル部材19は図2に示されているごとく、円盤状に
して外周近傍に目盛を刻設したダイヤル盤29が軸31
に固定ビス33によって固着されている。軸31は、前
記固定用楔部材9に穿設した穴35に装着されブッシュ
部材37に回動自在に支承され、軸31の先端に減速機
構39の一部を構成するネジ41が設けられている。こ
のネジ部41はネジ歯車43に噛合し、ネジ歯車43を
支承する一方の軸43aにはネジ45が形成され、この
ネジ45は移動用楔部材7に穿設したネジ穴47に螺合
し、他方の軸43bは隣接する他側の移動用楔部材7に
穿設した穴49内へ挿入され移動自在となっている。な
お、ネジ歯車43の左右方向の動きを止めるため、固定
用楔部材9に形成した舌部9Bにネジ歯車43の側面が
当接している。
【0014】上記構成により、ダイヤル部材19である
ダイヤル盤29を手動で例えば時計廻り方向へ回動する
とネジ部41が回動し、このネジ部41に噛合したネジ
歯車43が反時計廻り方向へ回動する。ネジ歯車43が
反時計廻り方向へ回動するとネジ歯車43の一方の軸4
3aに設けたネジ45が反時計廻り方向へ回動し、ネジ
45が螺合した図1において左側の移動用楔部材7が左
側へ移動する。移動用楔部材7が左側へ移動することに
より、移動用楔部材7の上面傾斜面7Aは固定用楔部材
9に形成した傾斜面9Aをすべり、移動用楔部材7は下
方向へ押し出される。
【0015】前記ダイヤル部材19であるダイヤル盤2
9を反時計方向へ手動で回動させると、上述した動作が
逆となり移動用楔部材7は上方向へ移動することとな
る。
【0016】移動用楔部材7の移動量は、例えば、固定
用楔部材9の傾斜面9Aのテーパを1/55とし、減速
機構39のネジ歯車の歯車比を11:25とし、ネジ4
5のピッチを1.25とすることにより、ダイヤル盤2
9を1回転すると移動用楔部材7の移動量は、
【数1】 となる。
【0017】上述したごとく、減速機構39とネジ45
によって移動用楔部材7を上下方向の微少量調節するこ
とができ、歯車比の設定によりダイヤル盤29の1回転
あたりの調整量が任意に設定できる。
【0018】而して、減速機構39を介して移動用楔部
材7を上下方向へ移動するため、手動で軽く操作でき工
具を必要とすることがない。また、ダイヤル盤29によ
って移動用楔部材7の調節量が直接できるので何度も測
定をしなおす必要がない。
【0019】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例で
は上部テーブル3に移動用楔部材7の上下方向への移動
機構を設けたが、同様の機構を下部テーブル5に取付け
ることも可能である。また、本実施例では移動用楔部材
7を取付けるのに、押圧固定部材13に皿バネ15を介
して締結ボルト17にて取付けると共に、固定用楔部材
9に皿バネ25を介して締付ボルト27にて取付けた
が、いずれか一方にても良く、減速機構39を構成する
ネジ部41とネジ歯車43はウォーム歯車でも可能であ
る。更に、移動用楔部材7に傾斜面7Aを形成したが、
移動用楔部材7と別体の楔部材を中間に介在させても可
能である。
【0020】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によればダイヤル部材より減速機構
を介して移動用楔部材を固定用楔部材に対して上下方向
へ微少量移動調節することができる。したがって、従来
のごとく工具を必要とせず、手動で調節ができると共
に、調節量が直読できるので、何度も測定をしなおす必
要がないので、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、移動用楔部材上下動
機構を表した断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った拡大断面図
である。
【図3】この発明を実施する一実施例のプレスブレーキ
の金型ホルダの正面説明図である。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿った断面説明図
である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 3 上部テーブル 7 移動用楔部材 7A 傾斜面 9 固定用楔部材 9A 傾斜面 19 ダイヤル部材 39 減速機構 41 ネジ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスブレーキにおける上部テーブルの
    下面に固定用楔部材を固定して設け、この固定用楔部材
    に摺接する傾斜面を備えた移動用楔部材を係合させ、こ
    の移動用楔部材の両側に移動用楔部材の上下位置調節用
    のダイヤル部材を設け、このダイヤル部材より減速機構
    を介してネジ部を前記移動用楔部材にネジ込み、ネジ部
    の回動により前記移動用楔部材を上下位置調節自在に設
    けてなることを特徴とするプレスブレーキ用金型ホル
    ダ。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤル部材の外周に目盛りが形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のプレスブレ
    ーキ用金型ホルダ。
JP6874594A 1994-04-06 1994-04-06 プレスブレーキ用金型ホルダ Pending JPH07275939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6874594A JPH07275939A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 プレスブレーキ用金型ホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6874594A JPH07275939A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 プレスブレーキ用金型ホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07275939A true JPH07275939A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13382631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6874594A Pending JPH07275939A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 プレスブレーキ用金型ホルダ

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JP (1) JPH07275939A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7779665B2 (en) 2006-10-30 2010-08-24 Wilson Tool International Inc. Press brake die holder technology
WO2019087660A1 (ja) * 2017-11-02 2019-05-09 株式会社アマダホールディングス プレスブレーキの中間板取付装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7779665B2 (en) 2006-10-30 2010-08-24 Wilson Tool International Inc. Press brake die holder technology
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302