JPH08337954A - 吸収体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

吸収体の製造方法及び製造装置

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JPH08337954A
JPH08337954A JP7140905A JP14090595A JPH08337954A JP H08337954 A JPH08337954 A JP H08337954A JP 7140905 A JP7140905 A JP 7140905A JP 14090595 A JP14090595 A JP 14090595A JP H08337954 A JPH08337954 A JP H08337954A
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duct
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隆男 金井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚み方向において、パルプと吸水ポリマーが
均一に分散された衛生品用の吸収体を得ること。 【構成】 吸引ポンプ11により一定方向への空気流を
生じさせたダクト7の内部に、破砕機3を通して粉砕パ
ルプを送り込む。同時に、吸水ポリマー供給管5を経
て、吸水ポリマーを空気流によりダクト7に送り込み、
粉砕パルプ搬送流と合流させ、混合流を形成させる。こ
の合流時、粉砕パルプ搬送流に対して吸水ポリマーを含
む空気流が直交する角度〜正対向する角度で合流するよ
うにする。こうすることにより、パルプと吸水ポリマー
が均一に分散された混合流が形成される。この混合流を
成形工程となる回転積繊ドラム9に搬送し、所望形状の
吸収体を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙おむつや生理用ナプ
キン等の衛生品に用いられる吸収体の製造方法及びそれ
に好適な製造装置に関するものである。更に詳しくは、
パルプ中に吸水ポリマーが均一に分散保持され、吸水力
及び使用感に優れた吸収体の製造方法及びそれに好適な
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛生品に用いられる吸収体は粉砕パルプ
等を積繊して製造されるが、その製造に際しては、例え
ば、複数の空気同伴ファイバー流を生じさせる装置(特
開昭63−54162号公報)、分散粒子を含むファイ
バウェブのエアレイ装置(特開昭63−59463号公
報)、複数の要素を有するエアレイドファイバウェブの
形成装置(特開昭63−59465号公報)等の装置が
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の吸
収体製造装置においては、粉砕パルプと吸水ポリマーと
の混合方法は、特に、両原料の混合に際して粉砕パルプ
の搬送流に対して吸水ポリマーを投入する場合の投入方
向は、一般に、パルプ搬送流に逆らわない方向(図3に
おけるα2 が90度未満)が採用されている。
【0004】しかし、このような投入方法を採用した場
合、図5に示すような吸収体が成形される。そして、こ
のようにして成形された吸収体は、パルプ中に吸水ポリ
マーが均一に分散しておらず、これらの二成分が吸収体
の厚み方向に別々の層を作った層分離状態で存在してい
るため、それに伴って次のような問題点を有している。
【0005】まず、このような吸収体面に上方向から水
分が与えられた場合、吸収ポリマー層内の上層部分のみ
が膨潤してゲル化し、そのゲル化により同層内の下層部
分への水分の移動を阻害する、いわゆる「ブロッキン
グ」を起こしやすくなる。このような「ブロッキング」
が生じた場合、吸水ポリマーのうちの一部しか活用され
ないため、吸収体の吸収量が大きく低下してしまう。
【0006】次に、上述のとおり、吸水ポリマー層内部
において部分的なゲル化が生じている場合、吸収体に対
して外部から剪断力が加わると、ゲル化した吸水ポリマ
ー同士の摩擦が非常に小さくなることに起因して、パル
プ層とゲル化した吸水ポリマー層との間で滑りや剥離が
生じる。この問題は、パルプと吸水ポリマーとが均一に
分散されている吸収体に比べると格段に発現しやすくな
る。
【0007】以上のとおり、成形工程前において粉砕パ
ルプと吸水ポリマーの混合が均一になされていないと、
得られる吸収体の厚み方向において二成分間で層分離が
生じ、種々の問題を発生させるに至る。そして、このよ
うな吸収体を用いた紙おむつ等の衛生品は、吸収力が低
下するだけでなく、ずれ変形が起こること等により使用
感も低下するので、吸収体として好ましくない。
【0008】従って、本発明の目的は、パルプ中に吸収
ポリマーが均一に分散された吸収体、特に、紙おむつ、
生理用ナプキン等の衛生品用として適した吸収体を得る
ことができる吸収体の製造方法及びそれに好適な製造装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、種々検討し
た結果、吸水ポリマーをある特定の方向からパルプ流に
合流させると、両者は均一に混合され、上記目的が達成
されることを知見した。本発明は、上記知見に基づいて
なされたもので、粉砕パルプを、空気によりパルプ搬送
流としてダクト内を搬送させると共に、空気により別に
搬送される吸収ポリマーを上記パルプ搬送流に上記ダク
ト内で合流させて、上記粉砕パルプと上記吸水ポリマー
との混合流を形成し、該混合流を吸収体成形工程に搬送
し、該吸収体成形工程で上記混合流を吸収体に成形する
吸収体の製造方法において、上記吸水ポリマーを含む空
気流を、上記パルプ搬送流に対して直交する角度〜正対
向する角度で上記パルプ搬送流に合流させることを特徴
とする吸収体の製造方法を提供することにより上記目的
を達成したものである。
【0010】また、本発明は、上記本発明の吸収体の製
造方法の実施に好適な装置として、パルプ供給用の破砕
機と、空気による強制押出手段を備えた吸水ポリマー供
給管と、パルプ及び吸水ポリマーを混合し、空気流によ
り搬送するためのダクトと、吸収体を成形するための回
転積繊ドラムと、該回転積繊ドラムの内部を負圧に保持
し、該ダクト内部に空気流を生じさせるための吸引手段
とを備えており、該パルプ供給用の破砕機が該ダクトの
一端開口部に取り付けられ、該回転積繊ドラムがその外
周面において該ダクトの他端開口部に回転自在に圧接さ
れ、該吸水ポリマー供給管が該ダクト両端間の所望の位
置に取り付けられてなる吸収体の製造装置において、上
記吸水ポリマー供給管が、上記ダクト内を回転積繊ドラ
ム方向へ搬送されるパルプ搬送流に対して吸水ポリマー
を含む空気流が直交する角度〜正対向する角度で合流す
るようにダクトに取り付けられていることを特徴とする
吸収体の製造装置を提供するものである。
【0011】以下、本発明について詳述する。本発明の
製造方法は、空気流により搬送される粉砕パルプと吸水
ポリマーを合流させ、これら二成分の混合流を形成し、
成形工程に移行させる従来技術において、粉砕パルプ搬
送流と吸水ポリマーを含む空気流(以下、「吸水ポリマ
ー流」という)を合流させる方法、即ち、パルプ搬送流
に対する吸水ポリマー流の合流角度(以下、単に「合流
角度」という)を改良するものである。本発明における
合流角度は、パルプと吸水ポリマーとが均一に混合した
吸収体を得るため、直交する角度〜正対向する角度であ
ることが必要である。また、本発明の目的を達成するた
め、この合流角度は120〜170度であることが好ま
しく、特に135〜170度であることが好ましい。
【0012】合流角度を上記の範囲に設定することによ
り、パルプ搬送流と吸水ポリマー流が合流する際に、吸
水ポリマー流がパルプ搬送流に局所的な乱れを生じさせ
る。この乱れにより、吸水ポリマーはダクト内部に広く
拡散され、その結果、パルプと吸水ポリマーとが均一に
分散された混合流が形成される。
【0013】上記の製造方法を実施するために好適な製
造装置は、パルプ供給用の破砕機、空気による強制押出
手段を備えた吸水ポリマー供給管、パルプ及び吸水ポリ
マーを混合し、空気流により搬送するためのダクト、吸
収体を成形するための回転積繊ドラム及び回転積繊ドラ
ム内を負圧に保持するための吸引手段とを備えた従来技
術において、ダクトに対する吸水ポリマー供給管の取付
角度(以下、単に「取付角度」という)を改良するもの
である。即ち、本発明における取付角度は、ダクト内を
回転積繊ドラム方向へ搬送されるパルプ搬送流に対して
吸水ポリマー流が直交する角度〜正対向する角度で合流
する角度である。また、本発明の目的を達成するため、
この取付角度は120〜170度であることが好まし
く、特に135〜170度であることが好ましい。取付
角度はパルプ搬送流と吸水ポリマー流により規定される
ものであるが、空気流はダクト及び吸水ポリマー供給管
の内壁形状に応じて流れるため、前記内壁形状とそれら
の外壁形状とが一致するかぎりにおいては、それぞれの
外壁面を基準として取付角度を設定することができる。
【0014】取付角度を上記範囲内に設定することによ
り、パルプ搬送流と吸水ポリマー流の合流時においてパ
ルプ搬送流に局所的な乱れを生じさせ、パルプと吸水ポ
リマーが均一に混合された混合流を形成することができ
るため、本発明の製造方法に用いる装置として好適なも
のとなる。
【0015】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
詳しく説明する。
【0016】実施例1(吸収体の製造装置) 本発明の吸収体の製造装置について図面を参照しながら
具体的に説明する。図1は、本発明の吸収体の製造装置
の一実施例を本発明の製造方法の一実施例と共に示す斜
視図、図2は、図1における要部を拡大して示す断面
図、図3は、本発明の製造方法により得られた吸収体の
断面図である。製造装置1は、原料を供給するための破
砕機3及び吸水ポリマー供給管5と、原料を混合し、成
形工程まで搬送するためのダクト7と、吸収体を成形す
るための内部を負圧に保った回転積繊ドラム9と、回転
積繊ドラム9で形成された吸収体を受け取るためのバキ
ュームコンベア11とを備えている。回転積繊ドラム9
からバキュームコンベア11への吸収体の受け渡しは、
回転積繊ドラム9の一部に備わる圧縮空気による強制押
出手段(図示せず)の押出とバキュームコンベア11の
吸引とによる。
【0017】破砕機3は、原料となるパルプ原皮を送り
込むための一対の送りローラー4を備えており、ダクト
7の一端開口部に取り付けられている。回転積繊ドラム
9は、その外周面10において回転自在になるようにダ
クト7の他端開口部に圧接されている。また、回転積繊
ドラム9の外周面10には、目的とする吸収体の形状に
応じた通気可能な金属メッシュ製の凹部が形成されてい
る。バキュームコンベア11は、吸収体支持用の台紙1
5を介して、回転積繊ドラム9の一部に当接されてい
る。ダクト7の両端間における所望の位置には、吸水ポ
リマー供給管5が取り付けられており、この吸水ポリマ
ー供給管5には、図示していない圧縮空気による強制押
出手段を備えた吸水ポリマーシュート6が接続されてい
る。なお、図1中、13は成形された吸収体を示す。
【0018】ここで吸水ポリマー供給管5のダクト7に
対する取付角度は、ダクト7内を回転積繊ドラム9方向
へ搬送されるパルプ搬送流に対して吸水ポリマー流が直
交する角度〜正対向する角度で合流する角度である。こ
の取付角度を図2に基づいて説明すれば、吸水ポリマー
供給管5内部を流れる吸水ポリマー流(白ぬきの矢印で
表示)とダクト7内部を流れるパルプ搬送流(黒矢印で
表示)とがなす角度α 1 が90度≦α1 ≦180度で表
される角度である。図2中における破線は、パルプ搬送
流と吸水ポリマー流が合流してパルプ搬送流に局所的な
乱れが生じ、吸水ポリマー流がダクト7内部に拡散して
いく様子を表したものである。
【0019】比較例1 ダクトと吸水ポリマー供給管との取付角度を変えたほか
は、まったく実施例1と同一構成の製造装置を製作し
た。即ち、図4に示すとおり、ダクト27(図1のダク
ト7に相当する)に対する吸水ポリマー供給管25(図
1の吸水ポリマー供給管5に相当する)の取付角度を、
吸水ポリマー供給管25内部を流れる吸水ポリマー流
(白ぬきの矢印で表示)とダクト27内部を流れるパル
プ搬送流(黒矢印で表示)とがなす角度α2 がα2 <9
0度になるように設定した。図4中の破線は、合流後の
吸水ポリマー流の動きを表したものである。
【0020】実施例2(吸収体の製造方法) 実施例1の製造装置を用いて、紙おむつ用の吸収体を製
造した。この製造方法を図1及び図2を参照しながら説
明する。まず、回転積繊ドラム9を図1中の矢印の方向
に一定速度で回転させると共に、回転積繊ドラム9に接
続された吸気ファン(図示せず)を稼働させ、回転積繊
ドラム9の内部を負圧に保持し、ダクト7の内部に一定
方向への空気流を生じさせた。この時の負圧レベルは、
原料となる粉砕パルプと吸水ポリマーを搬送できる空気
流を生じさせる程度であり、これを目安に原料の供給量
に応じて適宜調節した。次に、パルプ原皮16を一対の
送りローラー4間に挿入し、連続的に破砕機3に送り、
所望の大きさに粉砕した。この粉砕パルプは連続的にダ
クト7に送られ、空気流により回転積繊ドラム9方向に
搬送されることになる。粉砕パルプのダクト7への供給
とほぼ同時に、吸水ポリマーシュート6から吸水ポリマ
ーを連続的に投入し、付設した圧縮空気による押出手段
により、吸水ポリマー供給管5を経て、吸水ポリマー流
として送り込んだ。その後ただちにダクト7内部で粉砕
パルプ搬送流と吸水ポリマー流は合流し、図2に示すよ
うに、吸水ポリマー流はダクト7内部に拡散し、粉砕パ
ルプと吸水ポリマーとが均一に混合された混合流が生
じ、回転積繊ドラム9に送られることになる。次に、前
記混合流を、回転積繊ドラム9の外周面上に形成された
所定形状の金属メッシュ製の凹部に吸引保持させ、吸収
体を形成させた。回転積繊ドラム9を回転させることに
より、連続的に吸収体13を形成させ、形成させた吸収
体13は順次回転移動させ、回転積繊ドラム9とバキュ
ームコンベア11との当接面において台紙15上に吸引
移動させた。この一連の操作を繰り返し、所望枚数の紙
おむつ用の吸収体13を得た。なお、ここで台紙15
は、ベルトコンベア等の適当な手段により連続的に長さ
方向に移動させた。
【0021】こうして得られた吸収体13を長さ方向に
切断し、その断面図(図3参照)を観察した。その結
果、吸収体13は、その厚み方向においてパルプ17中
に吸水ポリマー18が均一に分散していることを目視に
より確認した。
【0022】比較例2 比較例1の製造装置を用い、実施例1と同様にして吸収
体を製造した。こうして得られた吸収体を長さ方向に切
断し、その断面図(図5参照)を観察した。その結果、
吸収体33においては、厚み方向の特定位置にのみ吸水
ポリマー35が集中しており、パルプ34と吸水ポリマ
ー35の層に分離していた。
【0023】本発明の吸収体の製造方法及び製造装置
は、上記した実施例により限定されるものではなく、ま
た、当業者が通常行う程度の変形例も本発明に含まれる
ものである。
【0024】
【発明の効果】本発明の製造方法及び製造装置において
は、パルプ搬送流と吸水ポリマー流との合流角度を直交
する角度〜正対向する角度に設定しているので、パルプ
と吸水ポリマーが均一に混合された混合流を形成するこ
とができる。このため、厚み方向においてパルプ中に吸
水ポリマーが均一に分散された(即ち、層分離が生じて
いない)吸収体を得ることができ、含有された吸水ポリ
マーの吸収力を十分に発揮させることができる。また、
この吸収体は、層分離が生じていないので、使用時にお
ける滑りや剥れ等の変形が生じることなく、使用感も良
好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収体の製造装置の一実施例を本発明
の製造方法の一実施例と共に示す斜視図である。
【図2】図1における要部を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】本発明の製造方法により得られた吸収体の断面
図である。
【図4】比較例を示すもので、図2に相当する断面図で
ある。
【図5】比較例の製造方法により得られた吸収体の断面
図である。
【符号の説明】
1 吸収体の製造装置 3 破砕機 4 送りローラー 5 吸水ポリマー供給管 6 吸水ポリマーシュート 7 ダクト 9 回転積繊ドラム 11 バキュームコンベア 13 吸収体 17 パルプ 18 吸水ポリマー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉砕パルプを、空気によりパルプ搬送流
    としてダクト内を搬送させると共に、空気により別に搬
    送される吸収ポリマーを上記パルプ搬送流に上記ダクト
    内で合流させて、上記粉砕パルプと上記吸水ポリマーと
    の混合流を形成し、該混合流を吸収体成形工程に搬送
    し、該吸収体成形工程で上記混合流を吸収体に成形する
    吸収体の製造方法において、 上記吸水ポリマーを含む空気流を、上記パルプ搬送流に
    対して直交する角度〜正対向する角度で上記パルプ搬送
    流に合流させることを特徴とする吸収体の製造方法。
  2. 【請求項2】 パルプ供給用の破砕機と、空気による強
    制押出手段を備えた吸水ポリマー供給管と、パルプ及び
    吸水ポリマーを混合し、空気流により搬送するためのダ
    クトと、吸収体を成形するための回転積繊ドラムと、該
    回転積繊ドラムの内部を負圧に保持し、該ダクト内部に
    空気流を生じさせるための吸引手段とを備えており、該
    パルプ供給用の破砕機が該ダクトの一端開口部に取り付
    けられ、該回転積繊ドラムがその外周面において該ダク
    トの他端開口部に回転自在に圧接され、該吸水ポリマー
    供給管が該ダクト両端間の所望の位置に取り付けられて
    なる吸収体の製造装置において、 上記吸水ポリマー供給管が、上記ダクト内を回転積繊ド
    ラム方向へ搬送されるパルプ搬送流に対して吸水ポリマ
    ーを含む空気流が直交する角度〜正対向する角度で合流
    するようにダクトに取り付けられていることを特徴とす
    る吸収体の製造装置。
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