JPH08336781A - 自動トレイチェンジャー用台車 - Google Patents
自動トレイチェンジャー用台車Info
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- JPH08336781A JPH08336781A JP8148180A JP14818096A JPH08336781A JP H08336781 A JPH08336781 A JP H08336781A JP 8148180 A JP8148180 A JP 8148180A JP 14818096 A JP14818096 A JP 14818096A JP H08336781 A JPH08336781 A JP H08336781A
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/02—Feeding of components
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B3/00—Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor
- B62B3/14—Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor characterised by provisions for nesting or stacking, e.g. shopping trolleys
- B62B3/1476—Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor characterised by provisions for nesting or stacking, e.g. shopping trolleys the main load support being a platform
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B2202/00—Indexing codes relating to type or characteristics of transported articles
- B62B2202/12—Boxes, Crates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B2203/00—Grasping, holding, supporting the objects
- B62B2203/70—Comprising means for facilitating loading or unloading
- B62B2203/74—Comprising means for facilitating loading or unloading rolling means, e.g. rollers
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動トレイチェンジャーにおいて、トレイ
の投入室内への供給と、排出室からの排出を一括して行
い、生産効率を向上し得る自動トレイチェンジャー用台
車を提供する。 【解決手段】 本発明の、自動トレイチェンジャー用
台車は、被加工物または加工物を搭載するトレイ２０が
複数積み上げられ、下部に車輪１１５が取り付けられた
底板１１１を有する積載部１１０と、最下部のトレイ２
０を底板１１１の前後方向へ移動可能となるように積載
部１１０の両側に取り付けられる一対のレール部１２０
と、最下部のトレイ２０を選択的に動かないようにす
る、積載部１１０の前方両側に取り付けられた一対のス
トッパ手段１５０と、積載部１１０の後方に取り付けら
れた台車移送用ハンドル部１４０とを有する。
の投入室内への供給と、排出室からの排出を一括して行
い、生産効率を向上し得る自動トレイチェンジャー用台
車を提供する。 【解決手段】 本発明の、自動トレイチェンジャー用
台車は、被加工物または加工物を搭載するトレイ２０が
複数積み上げられ、下部に車輪１１５が取り付けられた
底板１１１を有する積載部１１０と、最下部のトレイ２
０を底板１１１の前後方向へ移動可能となるように積載
部１１０の両側に取り付けられる一対のレール部１２０
と、最下部のトレイ２０を選択的に動かないようにす
る、積載部１１０の前方両側に取り付けられた一対のス
トッパ手段１５０と、積載部１１０の後方に取り付けら
れた台車移送用ハンドル部１４０とを有する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動トレイチェンジ
ャー用台車に関し、特に、内部に被加工物が搭載された
複数のトレイを自動トレイチェンジャーに一括して供給
し、自動トレイチェンジャーから排出された加工物が搭
載された複数のトレイを一括して受容する自動トレイチ
ェンジャーに関する。
ャー用台車に関し、特に、内部に被加工物が搭載された
複数のトレイを自動トレイチェンジャーに一括して供給
し、自動トレイチェンジャーから排出された加工物が搭
載された複数のトレイを一括して受容する自動トレイチ
ェンジャーに関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、ビデオカセットレコーダ
用ヘッドドラムは、上部ドラムと下部ドラムとからな
る。
用ヘッドドラムは、上部ドラムと下部ドラムとからな
る。
【０００３】通常、前記した上部及び下部ドラムとなる
被加工物は、ダイ鋳造（ｄｉｅ ｃａｓｔｉｎｇ）によ
り各々鋳造されて、荒削加工、穿孔加工、仕上加工、洗
浄、テープバフィング加工、軽質炭素膜コーティングの
ような種々の工程を経て加工される。
被加工物は、ダイ鋳造（ｄｉｅ ｃａｓｔｉｎｇ）によ
り各々鋳造されて、荒削加工、穿孔加工、仕上加工、洗
浄、テープバフィング加工、軽質炭素膜コーティングの
ような種々の工程を経て加工される。
【０００４】一般に、このような加工工程の全ては、１
つの数値制御工作機械により連続的に行われるため、被
加工物が生産ラインに連続的に供給されなければならな
い。このような被加工物の連続供給は、被加工物を搭載
しているトレイを投入することにより被加工物を数値制
御工作機械に連続的に供給し、更に加工物をトレイに再
び搭載しトレイごと排出する自動トレイチェンジャーに
より達成される。従来の自動トレイチェンジャーは、ト
レイの投入と排出作業を行うために、コンベアシステム
やチェーン型のバッファを設けている。
つの数値制御工作機械により連続的に行われるため、被
加工物が生産ラインに連続的に供給されなければならな
い。このような被加工物の連続供給は、被加工物を搭載
しているトレイを投入することにより被加工物を数値制
御工作機械に連続的に供給し、更に加工物をトレイに再
び搭載しトレイごと排出する自動トレイチェンジャーに
より達成される。従来の自動トレイチェンジャーは、ト
レイの投入と排出作業を行うために、コンベアシステム
やチェーン型のバッファを設けている。
【０００５】しかし、このようなコンベアシステムやチ
ェーン型バッファにおいては、トレイの初期投入と排出
作業を手動で行わなければならないため、半製品または
製品の損傷が生じる恐れがあり、作業者の疲労度が高く
なるため、製品の生産性が低下する問題点があった。
ェーン型バッファにおいては、トレイの初期投入と排出
作業を手動で行わなければならないため、半製品または
製品の損傷が生じる恐れがあり、作業者の疲労度が高く
なるため、製品の生産性が低下する問題点があった。
【０００６】また、このようなコンベアシステムやチェ
ーン型バッファの設置により、空間が過度に占有され
て、設備の効率的利用が制限され、初期設備投資費用が
増加して経済性が低下する。さらに、コンベアシステム
やチェーン型バッファまでトレイを運搬するための個別
の専用台車が必要となり、この専用台車の移送と待機
に、時間及び場所が多く必要となるため、体系的な作業
管理や生産管理が面倒で困難になる問題点があった。
ーン型バッファの設置により、空間が過度に占有され
て、設備の効率的利用が制限され、初期設備投資費用が
増加して経済性が低下する。さらに、コンベアシステム
やチェーン型バッファまでトレイを運搬するための個別
の専用台車が必要となり、この専用台車の移送と待機
に、時間及び場所が多く必要となるため、体系的な作業
管理や生産管理が面倒で困難になる問題点があった。
【０００７】このような問題点を解決するために、無人
搬送台車を用いて、これを統括的に数値制御する方法が
採用されている。しかし、無人搬送台車を用いる方法で
は、初期設備投資費用が大きくなるのみならず、数値制
御工作機械の１つに異常が発生した場合、全体的な作業
ラインに影響が及ぶことになるため、作業の柔軟性と生
産性が低下する問題点が生じた。
搬送台車を用いて、これを統括的に数値制御する方法が
採用されている。しかし、無人搬送台車を用いる方法で
は、初期設備投資費用が大きくなるのみならず、数値制
御工作機械の１つに異常が発生した場合、全体的な作業
ラインに影響が及ぶことになるため、作業の柔軟性と生
産性が低下する問題点が生じた。
【０００８】この問題をある程度解決するものとして、
図１に、従来のコンベアシステムまたはチェーン型バッ
ファを用いない自動トレイチェンジャー１０が示されて
いる。このチェンジャーは、本特許出願と出願人を同じ
くする、「自動トレイチェンジャー」という名称の特許
出願の明細書に記載されている。
図１に、従来のコンベアシステムまたはチェーン型バッ
ファを用いない自動トレイチェンジャー１０が示されて
いる。このチェンジャーは、本特許出願と出願人を同じ
くする、「自動トレイチェンジャー」という名称の特許
出願の明細書に記載されている。
【０００９】図示したように、このトレイチェンジャー
１０は、被加工物を搭載する複数のトレイ２０を積み重
ねた状態で投入室１１の内部へ移送させる投入手段と、
投入室１１のトレイ２０を作業室１３へ持ち上げる第１
リフティング手段と、トレイ２０のうち最上端に位置す
る１つのトレイ２０をクランピングする手段と、最上端
のトレイ２０に搭載された被加工物を順に数値制御工作
機械へ供給し、加工物をそこから最上端トレイ２０に搭
載するロボット１４と、トレイ２０を排出室１２の上部
へ移送させる手段と、移送されたトレイ２０を排出室１
２の内部へ降ろす第２リフティング手段と、排出室１２
の外部へトレイ２０を移送させる排出手段とを備えてい
る。
１０は、被加工物を搭載する複数のトレイ２０を積み重
ねた状態で投入室１１の内部へ移送させる投入手段と、
投入室１１のトレイ２０を作業室１３へ持ち上げる第１
リフティング手段と、トレイ２０のうち最上端に位置す
る１つのトレイ２０をクランピングする手段と、最上端
のトレイ２０に搭載された被加工物を順に数値制御工作
機械へ供給し、加工物をそこから最上端トレイ２０に搭
載するロボット１４と、トレイ２０を排出室１２の上部
へ移送させる手段と、移送されたトレイ２０を排出室１
２の内部へ降ろす第２リフティング手段と、排出室１２
の外部へトレイ２０を移送させる排出手段とを備えてい
る。
【００１０】一方、このような自動トレイチェンジャー
１０においては、複数の被加工物を各々搭載する複数の
トレイ２０の投入室１１への供給と、排出室１２からの
排出とを一括して行うことが、生産効率に関連して非常
に重要である。
１０においては、複数の被加工物を各々搭載する複数の
トレイ２０の投入室１１への供給と、排出室１２からの
排出とを一括して行うことが、生産効率に関連して非常
に重要である。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、自動トレイチェンジャーにおいて、トレイの投
入室内への供給と、排出室からの排出を一括して行い、
生産効率を向上し得る自動トレイチェンジャー用台車を
提供することである。
目的は、自動トレイチェンジャーにおいて、トレイの投
入室内への供給と、排出室からの排出を一括して行い、
生産効率を向上し得る自動トレイチェンジャー用台車を
提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、被加工物または加工物を搭載す
るトレイが複数積み上げられる、下側コーナー部分に回
転自在な車輪を備えた底板を有する積載部と、前記トレ
イのうち、最下部のトレイを前記底板の前後方向へ移送
する一対のレール部と、前記積載部の前方両側に取り付
けられて、前記最下部のトレイを選択的に動かないよう
にする一対のストッパ手段と、前記積載部の後方に取り
付けられた台車移送用ハンドル部とを有することを特徴
とする自動トレイチェンジャー用台車が提供される。
めに、本発明によれば、被加工物または加工物を搭載す
るトレイが複数積み上げられる、下側コーナー部分に回
転自在な車輪を備えた底板を有する積載部と、前記トレ
イのうち、最下部のトレイを前記底板の前後方向へ移送
する一対のレール部と、前記積載部の前方両側に取り付
けられて、前記最下部のトレイを選択的に動かないよう
にする一対のストッパ手段と、前記積載部の後方に取り
付けられた台車移送用ハンドル部とを有することを特徴
とする自動トレイチェンジャー用台車が提供される。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
【００１４】図２及び図３に示すように、台車１００
は、被加工物または加工物が積載されたトレイ２０が複
数積み上げられる底板１１１を有する積載部１１０と、
トレイ２０を底板１１１の前後方向へ移送させるための
一対のレール部１２０と、積載部１１０の前方両側に、
即ち、底板１１１の前方両側に設けられた、最下部に位
置するトレイ２０を選択的に動かないようにする一対の
ストッパ手段１５０と、台車１００の移動のために積載
部の後方に取着されたハンドル部１４０とを有する。積
載部１１０の底板１１１の下側のコーナー部分には各々
その移動が自由になるように複数の車輪１１５が設けら
れる。
は、被加工物または加工物が積載されたトレイ２０が複
数積み上げられる底板１１１を有する積載部１１０と、
トレイ２０を底板１１１の前後方向へ移送させるための
一対のレール部１２０と、積載部１１０の前方両側に、
即ち、底板１１１の前方両側に設けられた、最下部に位
置するトレイ２０を選択的に動かないようにする一対の
ストッパ手段１５０と、台車１００の移動のために積載
部の後方に取着されたハンドル部１４０とを有する。積
載部１１０の底板１１１の下側のコーナー部分には各々
その移動が自由になるように複数の車輪１１５が設けら
れる。
【００１５】一方、前述した積載部１１０の構造は、底
板１１１の周りに沿って垂直に取り付けられた４つの壁
部１１２と、壁部１１２の両側面に隣接するように配置
された一対のサイドフレーム１１３とが設けられる。ま
た、このサイドフレーム１１３と壁部１１２の側面との
間には、一対のガイドパネル１１４が各々設けられて、
積み上げられたトレイのうち最下部に位置するトレイ２
０の両側面が摺接する。特に、このガイドパネル１１４
の先端部は、トレイ２０を容易にガイドするように、各
々外側へ折り曲げられたガイド面１１４ａを有する。ま
たサイドフレーム１１３の後方両側には底板１１１の垂
直上方へ長く延びるサポートパネル１３０が設けられ
る。
板１１１の周りに沿って垂直に取り付けられた４つの壁
部１１２と、壁部１１２の両側面に隣接するように配置
された一対のサイドフレーム１１３とが設けられる。ま
た、このサイドフレーム１１３と壁部１１２の側面との
間には、一対のガイドパネル１１４が各々設けられて、
積み上げられたトレイのうち最下部に位置するトレイ２
０の両側面が摺接する。特に、このガイドパネル１１４
の先端部は、トレイ２０を容易にガイドするように、各
々外側へ折り曲げられたガイド面１１４ａを有する。ま
たサイドフレーム１１３の後方両側には底板１１１の垂
直上方へ長く延びるサポートパネル１３０が設けられ
る。
【００１６】この時、サポートパネル１３０は、前述し
た底板１１１に積み上げられた複数のトレイ２０の後方
への移動を容易に防止するために、概ねＬ字形に折り曲
げられた形状にて形成されることが好ましい。また、前
述した底板１１１の後方中央には、ドレインコック１６
０を設けることが好ましい。これは加工物を搭載したト
レイ２０を洗浄した後、底板１１１へ流入するトレイに
付着した水分を容易に排出するためのものである。
た底板１１１に積み上げられた複数のトレイ２０の後方
への移動を容易に防止するために、概ねＬ字形に折り曲
げられた形状にて形成されることが好ましい。また、前
述した底板１１１の後方中央には、ドレインコック１６
０を設けることが好ましい。これは加工物を搭載したト
レイ２０を洗浄した後、底板１１１へ流入するトレイに
付着した水分を容易に排出するためのものである。
【００１７】一方、前述した底板１１１に積み上げられ
たトレイ２０を前後方向へ摺動するための各レール部１
２０は、各サイドフレーム１１３の上面に固設されたブ
ラケット１２１と、このブラケット１２１内に予め定め
られた間隔で回転自在に取着される複数のローラ１２２
を備える。ここで、ローラ１２２は、ブラケット１２１
の上部へ予め定められた長さだけ露出するように設けら
れる。
たトレイ２０を前後方向へ摺動するための各レール部１
２０は、各サイドフレーム１１３の上面に固設されたブ
ラケット１２１と、このブラケット１２１内に予め定め
られた間隔で回転自在に取着される複数のローラ１２２
を備える。ここで、ローラ１２２は、ブラケット１２１
の上部へ予め定められた長さだけ露出するように設けら
れる。
【００１８】ストッパ手段１５０は、積載部１１０の底
板１１１の両側に突設されるが、その上面には垂直方向
へ延在するガイド孔１５２ａ（図４参照）が設けられた
本体部１５２が備えられ、この本体部１５２の前面には
ガイド孔１５２ａと連通する所定の長さのガイドスリッ
ト１５５が形成される。また、本体部１５２のガイド孔
１５２ａ内には、このガイド孔１５２ａに沿って上下方
向へ摺動自在にストッパ１５１が挿入され、特に、この
ストッパ１５１の下端部には、挿入時にガイドスリット
１５５へ所定の長さだけ突出する作動ピン１５４が設け
られる。
板１１１の両側に突設されるが、その上面には垂直方向
へ延在するガイド孔１５２ａ（図４参照）が設けられた
本体部１５２が備えられ、この本体部１５２の前面には
ガイド孔１５２ａと連通する所定の長さのガイドスリッ
ト１５５が形成される。また、本体部１５２のガイド孔
１５２ａ内には、このガイド孔１５２ａに沿って上下方
向へ摺動自在にストッパ１５１が挿入され、特に、この
ストッパ１５１の下端部には、挿入時にガイドスリット
１５５へ所定の長さだけ突出する作動ピン１５４が設け
られる。
【００１９】また、前述したストッパ１５１の下端部と
本体部１５２のガイド孔１５２ａの内側底面との間には
ストッパ１５１を上方へ付勢するスプリング１５３が配
置される。ストッパ１５１は、スプリング１５３の弾性
力により本体部１５２の上方へ付勢されているが、スト
ッパ１５１の一側面から延びて本体部１５２のガイドス
リット１５５から突出する作動ピン１５４によりその離
脱が防止されている。
本体部１５２のガイド孔１５２ａの内側底面との間には
ストッパ１５１を上方へ付勢するスプリング１５３が配
置される。ストッパ１５１は、スプリング１５３の弾性
力により本体部１５２の上方へ付勢されているが、スト
ッパ１５１の一側面から延びて本体部１５２のガイドス
リット１５５から突出する作動ピン１５４によりその離
脱が防止されている。
【００２０】このように構成された本発明による自動ト
レイチェンジャー用台車１００は、まず、被加工物が積
載された複数のトレイ２０を積載部１１０に積み上げ
る。この際、最下部に位置するトレイ２０は、サイドフ
レーム１１３の外側面に設けられたガイドパネル１１４
により、その両側面を支持されつつレール部１２０に沿
って移動することが自由に行えるようになる。即ち、こ
のようにトレイ２０の積載部１１０に複数のトレイ２０
が積み上げられると、作業者は自動トレイチェンジャー
１０の投入室１１へ台車１００を移送する。移送時、最
下端に位置するトレイ２０は、底板１１１の前方両側に
設けられたストッパ手段１５０に、その前面が当接する
ことにより前方への離脱が防止され、また、概ねＬ字形
に折り曲げられた形状に形成されたサポートパネル１３
０により後方への離脱が防止される。また、その左右方
向への移動は、最下端のトレイ２０の両側面がガイドパ
ネル１１４に摺接することによって防止される。以上の
ような構造により、台車１００によるトレイ２０が容易
にされている。
レイチェンジャー用台車１００は、まず、被加工物が積
載された複数のトレイ２０を積載部１１０に積み上げ
る。この際、最下部に位置するトレイ２０は、サイドフ
レーム１１３の外側面に設けられたガイドパネル１１４
により、その両側面を支持されつつレール部１２０に沿
って移動することが自由に行えるようになる。即ち、こ
のようにトレイ２０の積載部１１０に複数のトレイ２０
が積み上げられると、作業者は自動トレイチェンジャー
１０の投入室１１へ台車１００を移送する。移送時、最
下端に位置するトレイ２０は、底板１１１の前方両側に
設けられたストッパ手段１５０に、その前面が当接する
ことにより前方への離脱が防止され、また、概ねＬ字形
に折り曲げられた形状に形成されたサポートパネル１３
０により後方への離脱が防止される。また、その左右方
向への移動は、最下端のトレイ２０の両側面がガイドパ
ネル１１４に摺接することによって防止される。以上の
ような構造により、台車１００によるトレイ２０が容易
にされている。
【００２１】このようにトレイ２０が積み上げられた台
車１００を図１に示したような自動トレイチェンジャー
１０の投入室１１側に投入する場合、トレイチェンジャ
ー１０のロッキング手段（図示せず）によって、車輪１
１５が投入室１１の前面でロックされ、台車１００が動
かないようにされる。また、図４Ａ及び図４Ｂに示すよ
うに、ロッカ１５により作動ピン１５４が下方へシフト
され、自動トレイチェンジャー１０内の投入手段（図示
せず）により、トレイが投入室１１の内部へ移送され
る。
車１００を図１に示したような自動トレイチェンジャー
１０の投入室１１側に投入する場合、トレイチェンジャ
ー１０のロッキング手段（図示せず）によって、車輪１
１５が投入室１１の前面でロックされ、台車１００が動
かないようにされる。また、図４Ａ及び図４Ｂに示すよ
うに、ロッカ１５により作動ピン１５４が下方へシフト
され、自動トレイチェンジャー１０内の投入手段（図示
せず）により、トレイが投入室１１の内部へ移送され
る。
【００２２】一方、前述した自動トレイチェンジャー１
０の排出室１２から、加工物を搭載したトレイ２０を複
数積み上げた空台車１００が放出されるとき、即ち、投
入室１１内へ投入されたトレイ２０に搭載された被加工
物が、第１リフティング手段とロボット１４により作業
室１３内に供給され、数値制御工作機械により加工され
て、加工物がトレイ２０に搭載され、更に、このトレイ
２０が第２リフティング手段により排出室１２に送ら
れ、それが完了した後、排出手段により台車１１０の積
載部１１１へ移送されたとき、ロッカ１５が上昇して作
動ピン１５４に加わっている力を解除して本体部１５２
内に挿入されているストッパ１５１がスプリング１５３
の弾性力により突出し、最下端のトレイ２０の前面を支
持することになって、トレイ２０の前方への移動を防止
することになる。
０の排出室１２から、加工物を搭載したトレイ２０を複
数積み上げた空台車１００が放出されるとき、即ち、投
入室１１内へ投入されたトレイ２０に搭載された被加工
物が、第１リフティング手段とロボット１４により作業
室１３内に供給され、数値制御工作機械により加工され
て、加工物がトレイ２０に搭載され、更に、このトレイ
２０が第２リフティング手段により排出室１２に送ら
れ、それが完了した後、排出手段により台車１１０の積
載部１１１へ移送されたとき、ロッカ１５が上昇して作
動ピン１５４に加わっている力を解除して本体部１５２
内に挿入されているストッパ１５１がスプリング１５３
の弾性力により突出し、最下端のトレイ２０の前面を支
持することになって、トレイ２０の前方への移動を防止
することになる。
【００２３】上記において、本発明の特定の実施例につ
いて説明したが、本発明に記載した特許請求の範囲を逸
脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ることは
勿論である。
いて説明したが、本発明に記載した特許請求の範囲を逸
脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ることは
勿論である。
【００２４】
【発明の効果】従って、本発明によれば、自動トレイチ
ェンジャーにおいて、トレイの投入室内への供給と、排
出室からの排出を一括して行い、生産効率を向上し得る
自動トレイチェンジャー用台車が提供される。
ェンジャーにおいて、トレイの投入室内への供給と、排
出室からの排出を一括して行い、生産効率を向上し得る
自動トレイチェンジャー用台車が提供される。
【図１】自動トレイチェンジャーを示した斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明による台車の斜視図である。
【図３】図２の線Ａ−Ａに沿って切った断面図である。
【図４】Ａ及びＢからなり、それぞれ本発明による台車
のストッパの作動状態を示した断面図である。
のストッパの作動状態を示した断面図である。
１０ 自動トレイチェンジャー ２０ トレイ １１ 投入室 １２ 排出室 １５ ロッカ １００ 台車 １１０ 積載部 １１１ 底板 １１２ 壁部 １１３ サイドフレーム １１４ ガイドパネル １１４ａ ガイド面 １１５ 車輪 １２０ レール部 １２１ ブラケット １２２ ローラ １３０ サポートパネル １４０ ハンドル部 １５０ ストッパ手段 １５１ ストッパ １５２ 本体部 １５２ａ ガイド孔 １５３ ガイドスリット １５４ 作動ピン １６０ ドレインコック
Claims (6)
- 【請求項１】 被加工物または加工物を搭載するトレ
イが複数積み上げられる、下側コーナー部分に回転自在
な車輪を備えた底板を有する積載部と、 前記トレイのうち、最下部のトレイを前記底板の前後方
向へ移送する一対のレール部と、 前記積載部の前方両側に取り付けられて、前記最下部の
トレイを選択的に動かないようにする一対のストッパ手
段と、 前記積載部の後方に取り付けられた台車移送用ハンドル
部とを有することを特徴とする自動トレイチェンジャー
用台車。 - 【請求項２】 前記積載部が、 前記底板の周りの沿って垂直に取り付けられる４つの壁
部と、 前記壁部の両側面に隣接して並べて設けられる一対のサ
イドフレームと、 前記壁部の側面とサイドフレームとの間に各々設けられ
て、積み上げられたトレイのうち最下部のトレイの両側
面をガイドする一対のガイドパネルと、 前記ガイドパネルの後方に、そこから上方へ延在するよ
うに取着されたサポートパネルとを有することを特徴と
する請求項１に記載の自動トレイチェンジャー用台車。 - 【請求項３】 前記各々のサポートパネルが、前記台
車の移送時に、前記トレイの移動が防止されるように、
Ｌ字形に折り曲げられた形状に形成されることを特徴と
する請求項２に記載の自動トレイチェンジャー用台車。 - 【請求項４】 前記積載部の底板の後方中央に、加工
物が搭載されたトレイの洗浄時に水分を排出するための
ドレインコックが設けられることを特徴とする請求項１
に記載の自動トレイチェンジャー用台車。 - 【請求項５】 前記各々のレール部が、ブラケット内
に予め定められた間隔で回転自在に取着された複数のロ
ーラを有することを特徴とする請求項１に記載の自動ト
レイチェンジャー用台車。 - 【請求項６】 前記ストッパ手段の各々が、 前記積載部の底板の前方両側に突設された、上面にガイ
ド孔が設けられ、前面には前記ガイド孔と連通した予め
定められた長さのガイドスリットが形成された本体部
と、 前記本体部のガイド孔に上下方向へ摺動自在に挿入され
たストッパと、 前記ストッパの下端部に接続されて、前記ガイドスリッ
トから予め定められた距離だけ水平に突出する作動ピン
と、 前記ストッパの下端部と前記本体部のガイド溝の内側底
面との間に介在されて、前記ストッパを上方へ付勢する
スプリングとを有することを特徴とする請求項１に記載
の自動トレイチェンジャー用台車。
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