JPH0741426B2 - 車体組立ラインにおけるサイドパネル用溶接治具の交換装置 - Google Patents
車体組立ラインにおけるサイドパネル用溶接治具の交換装置Info
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- JPH0741426B2 JPH0741426B2 JP61132780A JP13278086A JPH0741426B2 JP H0741426 B2 JPH0741426 B2 JP H0741426B2 JP 61132780 A JP61132780 A JP 61132780A JP 13278086 A JP13278086 A JP 13278086A JP H0741426 B2 JPH0741426 B2 JP H0741426B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P2700/00—Indexing scheme relating to the articles being treated, e.g. manufactured, repaired, assembled, connected or other operations covered in the subgroups
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、中央にフロア加工ラインと、その両側にサイ
ドパネル加工ラインとを並設した車体組立ラインにおけ
るサイドパネル用溶接治具の交換装置に関する。
ドパネル加工ラインとを並設した車体組立ラインにおけ
るサイドパネル用溶接治具の交換装置に関する。
（従来の技術） 従来、この種組立ラインにおいて、各サイドパネル加工
ラインの途中の溶接ステーシヨンに、サイドパネル用の
溶接治具をサイドパネルの搬送路に対向する横方向一側
の溶接位置とその他側の待機位置とに反転自在に設けた
溶接装置を配置し、溶接位置に存する溶接治具に搬送路
を介して搬入されるサイドパネルを各種インナ部材と共
にセツトして、該治具上でこれらを溶接するようにし、
機種変更に際しては、該治具を待機位置に反転させて、
その側方のストツクヤードに配置した他の溶接治具と交
換するようにしたものは特公昭54-42864号公報により知
られている。
ラインの途中の溶接ステーシヨンに、サイドパネル用の
溶接治具をサイドパネルの搬送路に対向する横方向一側
の溶接位置とその他側の待機位置とに反転自在に設けた
溶接装置を配置し、溶接位置に存する溶接治具に搬送路
を介して搬入されるサイドパネルを各種インナ部材と共
にセツトして、該治具上でこれらを溶接するようにし、
機種変更に際しては、該治具を待機位置に反転させて、
その側方のストツクヤードに配置した他の溶接治具と交
換するようにしたものは特公昭54-42864号公報により知
られている。
（発明が解決しようとする問題点） 上記のものでは、治具交換に際しラインを停止しなけれ
ばならず、生産性向上の点で問題がある。この場合、溶
接装置に２台の溶接治具をその一方が溶接位置に存する
とき他方が待機位置に存するように反転自在に設け、機
種変更に際し待機位置に存する次機種用の溶接治具を溶
接位置に反転させて、ラインを停止せずに治具交換を行
い得られるようにすることも考えられている。然し、こ
のものでも３機種以上の多機種生産を行うときは、待機
位置に反転された用済みの溶接治具を他の溶接治具と交
換する必要があり、この場合待機位置の側方に溶接治具
のストツクヤードを設けるには、フロア加工ラインの両
側にサイドパネル加工ラインに加えストツクヤード用の
広いスペースを確保する必要があつて、スペース的に制
約の有る工場では、ストツクヤードを組立ラインから離
れた場所に設けざるを得なくなり、治具交換に時間がか
かり、多機種小ロツド生産を行う場合、治具交換による
ロスタイムを生じ生産性の向上は余り望めない。本発明
は、かかる問題点を解決すべく、フロア加工ラインの両
側のラインサイドスペースを増すことなく、ライン稼動
中に能率良く治具交換を行い得られるようにした装置を
提供することをその目的とする。
ばならず、生産性向上の点で問題がある。この場合、溶
接装置に２台の溶接治具をその一方が溶接位置に存する
とき他方が待機位置に存するように反転自在に設け、機
種変更に際し待機位置に存する次機種用の溶接治具を溶
接位置に反転させて、ラインを停止せずに治具交換を行
い得られるようにすることも考えられている。然し、こ
のものでも３機種以上の多機種生産を行うときは、待機
位置に反転された用済みの溶接治具を他の溶接治具と交
換する必要があり、この場合待機位置の側方に溶接治具
のストツクヤードを設けるには、フロア加工ラインの両
側にサイドパネル加工ラインに加えストツクヤード用の
広いスペースを確保する必要があつて、スペース的に制
約の有る工場では、ストツクヤードを組立ラインから離
れた場所に設けざるを得なくなり、治具交換に時間がか
かり、多機種小ロツド生産を行う場合、治具交換による
ロスタイムを生じ生産性の向上は余り望めない。本発明
は、かかる問題点を解決すべく、フロア加工ラインの両
側のラインサイドスペースを増すことなく、ライン稼動
中に能率良く治具交換を行い得られるようにした装置を
提供することをその目的とする。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記目的を達成すべく、中央にフロア加工ラ
インと、その両側にサイドパネル加工ラインとを並設し
た車体組立ラインであつて、該各サイドパネル加工ライ
ンの途中の溶接ステーシヨンに、サイドパネル用の溶接
治具の２台をその一方がサイドパネルの搬送路に対向す
る横方向一側の溶接位置に存するとき他方が横方向他側
の待機位置に存するように反転自在に設けた溶接装置を
配置するものにおいて、該溶接ステーシヨンの上方の機
枠に溶接治具の複数台を支承するストツク装置を設け、
該待機位置に存する溶接治具をクレーン装置により該ス
トツク装置上の溶接治具と交換自在とし、且つ、一側の
サイドパネル加工ラインの途中に設けた一側の溶接ステ
ーション上の前記ストック装置と他側のサイドパネル加
工ラインの途中に設けた他側の溶接ステーション上の前
記ストック装置との間にフロア加工ラインを跨いでクレ
ーン装置用のレールを延設し、該レールに両側の溶接ス
テーションでの前記溶接治具の交換作業を行う共通１個
のクレーン装置を支持させたことを特徴とする。
インと、その両側にサイドパネル加工ラインとを並設し
た車体組立ラインであつて、該各サイドパネル加工ライ
ンの途中の溶接ステーシヨンに、サイドパネル用の溶接
治具の２台をその一方がサイドパネルの搬送路に対向す
る横方向一側の溶接位置に存するとき他方が横方向他側
の待機位置に存するように反転自在に設けた溶接装置を
配置するものにおいて、該溶接ステーシヨンの上方の機
枠に溶接治具の複数台を支承するストツク装置を設け、
該待機位置に存する溶接治具をクレーン装置により該ス
トツク装置上の溶接治具と交換自在とし、且つ、一側の
サイドパネル加工ラインの途中に設けた一側の溶接ステ
ーション上の前記ストック装置と他側のサイドパネル加
工ラインの途中に設けた他側の溶接ステーション上の前
記ストック装置との間にフロア加工ラインを跨いでクレ
ーン装置用のレールを延設し、該レールに両側の溶接ス
テーションでの前記溶接治具の交換作業を行う共通１個
のクレーン装置を支持させたことを特徴とする。
（作用） 第１機種、第２機種、第３機種の順に機種変更を行う場
合を例にして本発明の作用を説明するに、第１機種から
第２機種への変更時は、溶接位置に存する第１機種用の
溶接治具を待機位置と、予め待機位置に配置した第２機
種用の溶接治具を溶接位置とに反転させ、次いでライン
稼動中に第１機種用の溶接治具をクレーン装置により吊
持して待機位置から上昇させ、これをストツク装置の空
スペースに載置し、次に該ストツク装置に支承される第
３機種用の溶接治具を該クレーン装置により吊持して待
機位置に下降させ、第３機種への変更時に該溶接治具を
待機位置から溶接位置に反転させる。
合を例にして本発明の作用を説明するに、第１機種から
第２機種への変更時は、溶接位置に存する第１機種用の
溶接治具を待機位置と、予め待機位置に配置した第２機
種用の溶接治具を溶接位置とに反転させ、次いでライン
稼動中に第１機種用の溶接治具をクレーン装置により吊
持して待機位置から上昇させ、これをストツク装置の空
スペースに載置し、次に該ストツク装置に支承される第
３機種用の溶接治具を該クレーン装置により吊持して待
機位置に下降させ、第３機種への変更時に該溶接治具を
待機位置から溶接位置に反転させる。
ここで、該ストツク装置は溶接ステーシヨンの上方の機
枠に設けられるもので、フロア加工ラインの両側のライ
ンサイドスペースは増加せず、且つ該ストツク装置と待
機位置との間での治具交換を上記の如くクレーン装置を
用いて迅速に行い得られ、多機種小ロツド生産を行う場
合でも、治具交換によるロスタイムを生じない。
枠に設けられるもので、フロア加工ラインの両側のライ
ンサイドスペースは増加せず、且つ該ストツク装置と待
機位置との間での治具交換を上記の如くクレーン装置を
用いて迅速に行い得られ、多機種小ロツド生産を行う場
合でも、治具交換によるロスタイムを生じない。
また、フロア加工ラインを跨ぐように設けレールに沿っ
てクレーン装置をフロア加工ラインの一側方と他側方と
に移動させることにより共通１個のクレーン装置でフロ
ア加工ラインの両側の溶接ステーションでの治具交換を
行うことができる。
てクレーン装置をフロア加工ラインの一側方と他側方と
に移動させることにより共通１個のクレーン装置でフロ
ア加工ラインの両側の溶接ステーションでの治具交換を
行うことができる。
（実施例） 第１図を参照して、（１）は自動車車体のフロアW1をト
ランスフアバー（２）により前方にタクト搬送しつつ溶
接ガン（３）によりフロアW1の各部の溶接を行うように
したフロア加工ライン、（４）（４）は該ライン（１）
の両側に並設したサイドパネル加工ラインを示し、該各
サイドパネル加工ライン（４）の外側部の搬送路（５）
に沿つてサイドパネルW2をシヤトルハンガーコンベア
（5a）により前方にタクト搬送しつつサイドパネルW2に
各所定の加工を施すようにした。
ランスフアバー（２）により前方にタクト搬送しつつ溶
接ガン（３）によりフロアW1の各部の溶接を行うように
したフロア加工ライン、（４）（４）は該ライン（１）
の両側に並設したサイドパネル加工ラインを示し、該各
サイドパネル加工ライン（４）の外側部の搬送路（５）
に沿つてサイドパネルW2をシヤトルハンガーコンベア
（5a）により前方にタクト搬送しつつサイドパネルW2に
各所定の加工を施すようにした。
図面で（６）は該各サイドパネル加工ライン（４）の途
中に設けた溶接ステーシヨンを示し、該溶接ステーシヨ
ン（６）にサイドパネル用の溶接治具（７）を備える溶
接装置（８）を配置し、前記搬送路（５）を介して該ス
テーシヨン（６）に搬入されるサイドパネルW2を各種イ
ンナ部材と共に該治具（７）にセツトし、これらを該治
具（７）に備える図示しない複数の溶接ガンにより溶接
結合するようにし、ここで該溶接装置（８）は、該治具
（７）の２台をその一方が該搬送路（５）に対向する横
方向外側の溶接位置に存するときその他方が横方向内側
の待機位置に存するように反転自在に設けて成るものと
し、これを更に詳述するに、該溶接装置（８）をターン
テーブル（９）上に設けた１対の架台（10）（10）を備
えるものとし、該各架台（10）に該各治具（７）の溶接
ガンへの給電を行う給電ユニツト（10a）を搭載して、
該各架台（10）の前面に該各治具（７）を着脱自在と
し、該ターンテーブル（９）の180°回転により該各架
台（10）を介して該各治具（７）を溶接位置と待機位置
とに反転させるようにし、更に該各治具（７）の両側部
下端に夫々１対の車輪（7a）（7a）をシリンダ（7b）に
より上下動自在に設け、反転時は該車輪（7a）（7a）を
上動させて床面から離し、待機位置において該車輪（7
a）（7a）を下動させた状態で該待機位置に設けた着脱
シリンダ（11）により該治具（７）を該架台（10）から
引離すようにした。
中に設けた溶接ステーシヨンを示し、該溶接ステーシヨ
ン（６）にサイドパネル用の溶接治具（７）を備える溶
接装置（８）を配置し、前記搬送路（５）を介して該ス
テーシヨン（６）に搬入されるサイドパネルW2を各種イ
ンナ部材と共に該治具（７）にセツトし、これらを該治
具（７）に備える図示しない複数の溶接ガンにより溶接
結合するようにし、ここで該溶接装置（８）は、該治具
（７）の２台をその一方が該搬送路（５）に対向する横
方向外側の溶接位置に存するときその他方が横方向内側
の待機位置に存するように反転自在に設けて成るものと
し、これを更に詳述するに、該溶接装置（８）をターン
テーブル（９）上に設けた１対の架台（10）（10）を備
えるものとし、該各架台（10）に該各治具（７）の溶接
ガンへの給電を行う給電ユニツト（10a）を搭載して、
該各架台（10）の前面に該各治具（７）を着脱自在と
し、該ターンテーブル（９）の180°回転により該各架
台（10）を介して該各治具（７）を溶接位置と待機位置
とに反転させるようにし、更に該各治具（７）の両側部
下端に夫々１対の車輪（7a）（7a）をシリンダ（7b）に
より上下動自在に設け、反転時は該車輪（7a）（7a）を
上動させて床面から離し、待機位置において該車輪（7
a）（7a）を下動させた状態で該待機位置に設けた着脱
シリンダ（11）により該治具（７）を該架台（10）から
引離すようにした。
ここで本発明によれば、前記溶接ステーシヨン（６）の
上方の機枠（12）に溶接治具（７）の複数台を支承する
ストツク装置（13）を設け、待機位置に存する溶接治具
（７）をクレーン装置（14）により該ストツク装置（1
3）上の溶接治具（７）と交換自在とするもので、これ
を更に詳述するに、図示のものでは該機枠（12）に、第
１図及び第２図に示す如く、待機位置上に臨む横方向内
側部の昇降口（12a）を開設すると共に、その横方向外
側部に環状レール（15）を敷設して、該レール（15）上
に該ストツク装置（13）を構成するターンテーブル（1
6）をこれに取付けた車輪（16a）において支持させ、該
車輪（16a）を該テーブル（16）に搭載したモータ（16
b）により駆動して該テーブル（16）を該レール（15）
に沿つて旋回させるようにし、該テーブル（16）上に溶
接治具（７）を120°間隔で３台載置し得るようにし
て、任意の１台を該テーブル（16）の旋回により該昇降
口（12a）側の交換位置に選択自在とした。
上方の機枠（12）に溶接治具（７）の複数台を支承する
ストツク装置（13）を設け、待機位置に存する溶接治具
（７）をクレーン装置（14）により該ストツク装置（1
3）上の溶接治具（７）と交換自在とするもので、これ
を更に詳述するに、図示のものでは該機枠（12）に、第
１図及び第２図に示す如く、待機位置上に臨む横方向内
側部の昇降口（12a）を開設すると共に、その横方向外
側部に環状レール（15）を敷設して、該レール（15）上
に該ストツク装置（13）を構成するターンテーブル（1
6）をこれに取付けた車輪（16a）において支持させ、該
車輪（16a）を該テーブル（16）に搭載したモータ（16
b）により駆動して該テーブル（16）を該レール（15）
に沿つて旋回させるようにし、該テーブル（16）上に溶
接治具（７）を120°間隔で３台載置し得るようにし
て、任意の１台を該テーブル（16）の旋回により該昇降
口（12a）側の交換位置に選択自在とした。
図面で（16c）は該テーブル（16）を所定の旋回位置に
ロツクするロツクシリンダを示す。
ロツクするロツクシリンダを示す。
前記クレーン装置（14）は、巻上モータ（17）と、これ
にマグネツトブレーキ（18）と減速機（19）とを介して
連結される左右１対の巻上ドラム（20）（20）とを搭載
したクレーン本体（21）を前記機枠（12）の上方に横設
したレール（22）（22）に沿つて横動自在に設けて成る
もので、図示のものではフロア加工ライン（１）の両側
の溶接ステーシヨン（６）（６）に跨るように該レール
（22）（22）を横設して、該本体（21）をその前後両端
の車輪（21a）（21a）において該レール（22）（22）上
に支持させ、該車輪（21a）（21a）を該本体（21）に搭
載した走行モータ（21b）により駆動して横動させるよ
うにし、該本体（21）の下方に前後方向に長手の長方形
状の昇降枠（23）を設けて、該昇降枠（23）の４隅に溶
接治具（７）の上端４隅の各固定爪（7c）に係脱自在な
各可動爪（24）を取付けると共に、前記各巻上ドラム
（20）から導出されるワイヤ（20a）を該昇降枠（23）
の４隅に取付けた各滑車（23a）に巻掛けし、該巻上ド
ラム（20）の正逆転により該昇降枠（23）を昇降自在と
した。図面で（24a）は可動爪（24）の作動シリンダを
示す。
にマグネツトブレーキ（18）と減速機（19）とを介して
連結される左右１対の巻上ドラム（20）（20）とを搭載
したクレーン本体（21）を前記機枠（12）の上方に横設
したレール（22）（22）に沿つて横動自在に設けて成る
もので、図示のものではフロア加工ライン（１）の両側
の溶接ステーシヨン（６）（６）に跨るように該レール
（22）（22）を横設して、該本体（21）をその前後両端
の車輪（21a）（21a）において該レール（22）（22）上
に支持させ、該車輪（21a）（21a）を該本体（21）に搭
載した走行モータ（21b）により駆動して横動させるよ
うにし、該本体（21）の下方に前後方向に長手の長方形
状の昇降枠（23）を設けて、該昇降枠（23）の４隅に溶
接治具（７）の上端４隅の各固定爪（7c）に係脱自在な
各可動爪（24）を取付けると共に、前記各巻上ドラム
（20）から導出されるワイヤ（20a）を該昇降枠（23）
の４隅に取付けた各滑車（23a）に巻掛けし、該巻上ド
ラム（20）の正逆転により該昇降枠（23）を昇降自在と
した。図面で（24a）は可動爪（24）の作動シリンダを
示す。
上記実施例の作動を説明するに、機種変更に際しては、
各溶接ステーシヨン（６）に配置した溶接装置（８）に
備えるターンテーブル（９）の反転作動により待機位置
に存する次機種用の溶接治具（７）を溶接位置に反転さ
せ、次機種の生産を行うもので、この場合溶接位置から
待機位置に反転された用済み溶接治具（７）を着脱シリ
ンダ（11）により架台（10）から引離すと共に、クレー
ン本体（21）を一側の溶接ステーシヨン（６）の待機位
置の直上部に横動停止させた状態で昇降枠（23）を昇降
口（12a）を通して下降させた後、各可動爪（24）を各
固定爪（7c）に係合させて該治具（７）を該昇降枠（2
3）に吊持し、次いで該昇降枠（23）を上昇させて該治
具（７）を該昇降口（12a）を通してその上方に吊上
げ、この状態で該クレーン本体（21）をストツク装置
（13）に備えるターンテーブル（16）の該昇降口（12
a）側の交換位置上に横動させて該昇降枠（23）を下降
させると共に、各可動爪（24）を各固定爪（7c）から離
脱させて該昇降枠（23）を上昇させ、該治具（７）を該
テーブル（16）上に載置する。
各溶接ステーシヨン（６）に配置した溶接装置（８）に
備えるターンテーブル（９）の反転作動により待機位置
に存する次機種用の溶接治具（７）を溶接位置に反転さ
せ、次機種の生産を行うもので、この場合溶接位置から
待機位置に反転された用済み溶接治具（７）を着脱シリ
ンダ（11）により架台（10）から引離すと共に、クレー
ン本体（21）を一側の溶接ステーシヨン（６）の待機位
置の直上部に横動停止させた状態で昇降枠（23）を昇降
口（12a）を通して下降させた後、各可動爪（24）を各
固定爪（7c）に係合させて該治具（７）を該昇降枠（2
3）に吊持し、次いで該昇降枠（23）を上昇させて該治
具（７）を該昇降口（12a）を通してその上方に吊上
げ、この状態で該クレーン本体（21）をストツク装置
（13）に備えるターンテーブル（16）の該昇降口（12
a）側の交換位置上に横動させて該昇降枠（23）を下降
させると共に、各可動爪（24）を各固定爪（7c）から離
脱させて該昇降枠（23）を上昇させ、該治具（７）を該
テーブル（16）上に載置する。
次いで、次に使用する溶接治具（７）を該テーブル（1
6）の旋回で交換位置に選択し、上記とは逆作動で該治
具（７）を昇降枠（23）に吊持して、昇降口（12a）を
通して待機位置に下降させた後、各可動爪（7c）の係合
を解いて該昇降枠（23）を上昇させ、次いで着脱シリン
ダ（11）により該治具（７）を架台（10）に押し付けて
これに連結し、一側の溶接ステーシヨン（６）に配置し
た溶接装置（８）の治具交換を終了する。
6）の旋回で交換位置に選択し、上記とは逆作動で該治
具（７）を昇降枠（23）に吊持して、昇降口（12a）を
通して待機位置に下降させた後、各可動爪（7c）の係合
を解いて該昇降枠（23）を上昇させ、次いで着脱シリン
ダ（11）により該治具（７）を架台（10）に押し付けて
これに連結し、一側の溶接ステーシヨン（６）に配置し
た溶接装置（８）の治具交換を終了する。
次いで、クレーン本体（21）を他側の溶接ステーシヨン
（６）側に移動して、上記と同様の作動により該ステー
シヨン（６）に配置した溶接装置（８）の治具交換を行
う。
（６）側に移動して、上記と同様の作動により該ステー
シヨン（６）に配置した溶接装置（８）の治具交換を行
う。
以上の治具交換作業はライン稼動中に行われるもので、
かくて次の機種交換に際し、待機位置に配置した該治具
（７）を溶接位置に反転して、ロスタイムなく次機種の
生産を開始できる。
かくて次の機種交換に際し、待機位置に配置した該治具
（７）を溶接位置に反転して、ロスタイムなく次機種の
生産を開始できる。
（発明の効果） 以上の如く本発明によるときは、ストツク装置を溶接ス
テーシヨンの上方の機枠に設けて、クレーン装置により
待機位置と該ストツク装置との間での治具交換を行うよ
うにしたもので、フロア加工ラインの両側のラインサイ
ドスペースを増すことなく、ライン稼動中に治具交換を
行い得られ、スペース効率及び生産効率を共に向上で
き、更に、共通１台のクレーン装置でフロア加工ライン
の両側の溶接ステーションでの治具交換を行い得られ、
設備費も削減できる効果を有する。
テーシヨンの上方の機枠に設けて、クレーン装置により
待機位置と該ストツク装置との間での治具交換を行うよ
うにしたもので、フロア加工ラインの両側のラインサイ
ドスペースを増すことなく、ライン稼動中に治具交換を
行い得られ、スペース効率及び生産効率を共に向上で
き、更に、共通１台のクレーン装置でフロア加工ライン
の両側の溶接ステーションでの治具交換を行い得られ、
設備費も削減できる効果を有する。
第１図は本発明装置を具備する車体組立ラインの要部の
正面図、第２図はその平面図である。 （１）……フロア加工ライン、（４）……サイドパネル
加工ライン （５）……搬送路、（６）……溶接ステーシヨン （７）……溶接治具、（８）……溶接装置 （12）……機枠、（13）……ストツク装置 （14）……クレーン装置
正面図、第２図はその平面図である。 （１）……フロア加工ライン、（４）……サイドパネル
加工ライン （５）……搬送路、（６）……溶接ステーシヨン （７）……溶接治具、（８）……溶接装置 （12）……機枠、（13）……ストツク装置 （14）……クレーン装置
Claims (1)
- 【請求項１】中央にフロア加工ラインと、その両側にサ
イドパネル加工ラインとを並設した車体組立ラインであ
って、該各サイドパネル加工ラインの途中の溶接ステー
ションに、サイドパネル用の溶接治具の２台をその一方
がサイドパネルの搬送路に対向する横方向一側の溶接位
置に存するとき他方が横方向他側の待機位置に存するよ
うに反転自在に設けた溶接装置を配置するものにおい
て、該溶接ステーションの上方の機枠に溶接治具の複数
台を支承するストック装置を設け、該待機位置に存する
溶接治具をクレーン装置により該ストック装置上の溶接
治具と交換自在とし、且つ、一側のサイドパネル加工ラ
インの途中に設けた一側の溶接ステーション上の前記ス
トック装置と他側のサイドパネル加工ラインの途中に設
けた他側の溶接ステーション上の前記ストック装置との
間にフロア加工ラインを跨いでクレーン装置用のレール
を延設し、該レールに両側の溶接ステーションでの前記
溶接治具の交換作業を行う共通１個のクレーン装置を支
持させたことを特徴とする車体組立ラインにおけるサイ
ドパネル用溶接治具の交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61132780A JPH0741426B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 車体組立ラインにおけるサイドパネル用溶接治具の交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61132780A JPH0741426B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 車体組立ラインにおけるサイドパネル用溶接治具の交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62289377A JPS62289377A (ja) | 1987-12-16 |
| JPH0741426B2 true JPH0741426B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=15089373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61132780A Expired - Fee Related JPH0741426B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 車体組立ラインにおけるサイドパネル用溶接治具の交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741426B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102407417A (zh) * | 2010-12-08 | 2012-04-11 | 昆山市瑞捷精密模具有限公司 | 任意角立焊治具 |
| CN102407414A (zh) * | 2010-11-26 | 2012-04-11 | 昆山市瑞捷精密模具有限公司 | 垂直立焊治具 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07110421B2 (ja) * | 1989-06-26 | 1995-11-29 | 本田技研工業株式会社 | 自動溶接装置における治具交換装置 |
| CN102009305B (zh) * | 2010-12-01 | 2014-05-28 | 河南皇马车辆有限公司 | 一种车架拼装生产线及其使用方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5442864A (en) * | 1977-09-09 | 1979-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dehydration washing machine |
| IT1173481B (it) * | 1984-03-26 | 1987-06-24 | Rosa Gaetano Di | Impianto automatico per l'assemblaggio e saldatura di scocche di autoveicoli,dotato di un ritmo produttivo altissimo,mantenibili anche in concomitanza del cambio del modello in linea e quindi del cambio dei conformatori |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP61132780A patent/JPH0741426B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102407414A (zh) * | 2010-11-26 | 2012-04-11 | 昆山市瑞捷精密模具有限公司 | 垂直立焊治具 |
| CN102407417A (zh) * | 2010-12-08 | 2012-04-11 | 昆山市瑞捷精密模具有限公司 | 任意角立焊治具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62289377A (ja) | 1987-12-16 |
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