JPH08335277A - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

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JPH08335277A
JPH08335277A JP7166884A JP16688495A JPH08335277A JP H08335277 A JPH08335277 A JP H08335277A JP 7166884 A JP7166884 A JP 7166884A JP 16688495 A JP16688495 A JP 16688495A JP H08335277 A JPH08335277 A JP H08335277A
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JP
Japan
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movement
graphic
line segment
moving
target
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JP7166884A
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Shinji Yamaga
紳司 山賀
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便な方法でかつ正確に任意の図形線分に沿
って図形を移動させことが可能な図形処理装置を提供す
る。 【構成】 図形編集処理部9は、入力部2から図形線分
移動指令データが入力すると、表示部8の表示画面81
に表示されている図形に対して、図形線分移動処理を実
行し、先ず、移動対象図形及び当該移動対象図形の移動
の基準となる移動基準図形線分を指定し、次に、移動対
象図形のX方向及びY方向のいずれか一方向の移動量を
指定して、移動対象図形を、当該指定されたX方向及び
Y方向のいずれか一方向の移動量に対応した大きさだけ
移動基準図形線分に沿って移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサー及
びパーソナルコンピュータ等の情報処理装置において使
用する図形処理装置に係り、詳細には、表示画面上に表
示された図形を移動せしめる図形処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサー及びパーソナ
ルコンピュータ等の情報処理装置において使用する図形
処理装置においては、図形の表示に2次元のCRTディ
スプレイ、液晶ディスプレイ、及びプラズマディスプレ
イ等を使用し、これらディスプレイの表示画面上に表示
された図形を移動するに当たって、マウス等の2次元ポ
インティングデバイスによってかかる表示画面上の移動
先の位置を指定して、図形の移動処理を行っていた。
【0003】また、表示画面上の図形を任意の図形線分
に沿って移動させる場合には、例えば、図8に示される
如き方法で行っていた。図8(A)において、表示画面
81上には、円aと円aに交差する直線Lが描画されて
いる。ここで、マウス等のポインティングディデバイス
で円aを移動対象図形として指定する。次に、図8
(B)に示す如く、円aの直線L上の移動先の位置をマ
ウス等のポインティングディバイスで指定して、図8
(C)に示す如く、円aを直線Lに沿って移動させてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、かかる従
来の図形移動方法においては、移動対象図形を線分に沿
って移動させるに当たって、移動先の線分上の位置が操
作者の目分量で指定されるため、線分上を正確に移動さ
せるのが困難であるという問題がある。そこで、本発明
は、上記問題を解決すべくなされたものであり、簡便な
方法でかつ正確に任意の線分に沿って図形を移動させこ
とが可能な図形処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
移動の対象となる図形を移動対象図形として指定する移
動対象図形指定手段と、前記移動対象図形の移動の基準
となる移動基準図形線分を指定する移動基準図形線分指
定手段と前記移動対象図形のX方向及びY方向のいずれ
か一方向の移動量を指定する移動量指定手段と、前記移
動対象図形を前記移動量指定手段により指定されたX方
向及びY方向のいずれか一方向の移動量に対応した大き
さだけ前記移動基準図形線分に沿って移動せしめる移動
対象図形移動手段と、からなることを特徴として、上記
課題を達成する。
【0006】また、この場合、請求項2記載の発明の如
く、前記移動対象図形移動手段は、前記移動基準図形線
分の変化率を算出する変化率算出手段と、前記移動量指
定手段により指定されたX方向及びY方向のいずれか一
方向の移動量と前記変化率算出手段により算出された変
化率とに基づいて、X方向及びY方向の他方向の移動量
を算出する移動量算出手段と、前記移動対象図形を、前
記移動量指定手段及び前記移動量算出手段により得られ
たX方向及びY方向の移動量だけ移動せしめる移動座標
変更手段とを含むようにしても良い。
【0007】また、この場合、請求項3記載の発明の如
く、前記移動基準図形線分指定手段は、前記移動対象図
形と交差する1つの図形線分が有るか否かを判別する交
差図形線分判別手段を含み、前記交差線分判別手段によ
り前記移動対象図形と交差する1つの図形線分があると
判別された場合には、当該交差する1つの図形線分を前
記移動基準図形線分として自動設定し、前記移動対象図
形と交差する図形線分が無いと判断された場合及び2つ
以上あると判断された場合には、前記移動基準図形線分
を新たに指定することにしても良い。
【0008】また、この場合、請求項4記載の発明の如
く、前記移動対象図形と前記移動基準図形線分とは、異
なった表示モードを有することにしても良い。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、表示画面上に表
示された図形を移動可能な図形処理装置において、先
ず、移動対象図形及び当該移動対象図形の移動の基準と
なる移動基準図形線分を指定し、次に、移動対象図形の
X方向及びY方向のいずれか一方向の移動量を指定し
て、移動対象図形を、指定されたX方向及びY方向のい
ずれか一方向の移動量に対応した大きさだけ前記移動基
準図形線分に沿って移動させる。
【0010】従って、図形を他の図形線分に沿って図形
を移動させるにあたり、一方向の移動量を指定すること
によって、図形を他の図形線分に沿って移動させること
が可能となり、細かいX座標及びY座標を気にしない
で、正確かつ簡便に図形を他の図形線分に沿って移動さ
せることが可能となる。それ故、図形移動機能を利用す
るワードプロセッサー等の情報処理機器において、図形
線分に沿った図形移動を為す場合の操作性を向上させる
ことが可能となる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、移動対象図
形移動手段は、移動基準図形線分の変化率を算出し、移
動量指定手段により指定されたX方向又はY方向のいず
れか一方向の移動量とかかる変化率とに基づいて他方向
の移動量を算出して、移動対象図形をX方向及びY方向
の移動量だけ移動させる。従って、前記した請求項1記
載の図形処理装置の効果に加えて、直線の図形線分に沿
って図形を移動させる場合に、簡単な方法でかつ精度よ
く図形を移動させることができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、移動基準図
形線分指定手段は、先ず、移動対象図形と交差する1つ
の図形線分が有るか否かを判別し、移動対象図形と交差
する1つの図形線分があると判別した場合には、当該交
差する1つの図形線分を移動基準図形線分として自動設
定し、移動対象図形と交差する図形線分が無いと判断し
た場合及び2つ以上あると判断した場合には、移動基準
図形線分を新たに指定する。従って、前記した請求項1
又は2に記載の図形処理装置の効果に加えて、更に、図
形の移動基準となる図形線分の指定が容易となる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、前記移動対
象図形と前記移動基準図形線分とは、表示モードが異な
っている。従って、前記した請求項1乃至3に記載の図
形処理装置の効果に加えて、更に、操作者が、移動対象
図形と移動の基準となる他の図形線分とを容易に識別す
ることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至5を参照し
つつ説明する。先ず、構成を説明する。図1は本発明が
適用される図形処理装置の一実施例のブロック図であ
る。同図において、図形処理装置1は、キー入力装置3
及びマウス4からなる入力部2と、CPU(Central Pr
ocessing Unit)5と、図形描画メモリ7と、表示部8
と、図形作成編集処理部9と、図形データメモリ10
と、及び演算用メモリ11とから構成されており、各部
はバスライン12を介して互いに接続されている。
【0015】入力部2は、キー入力装置3とマウス4と
からなる。キー入力装置3は、図形作成に必要なテンキ
ーと、本発明の図形移動処理を指示するための指示キー
等により構成されており、その各キー入力による図形作
成に関する各種指示データ、及び本発明の図形移動処理
指示データをバスライン12を介してCPU5に供給す
る。また、マウス4は、図形作成及び処理の際に、表示
部8の表示画面上の座標位置の指定を行うとともに、か
かる表示画面上に表示される操作メニューやアイコンの
選択等を為すものである。
【0016】CPU5は、入力部2から供給される図形
移動処理に関する各種指示命令、図形データ、及び図形
移動指令データに応じて図形移動処理に関する各種指示
命令、図形データ、及び図形移動指令データをバスライ
ン12を介して図形作成編集処理部9に供給すると共
に、図形作成編集処理部9から出力される図形データを
図形描画メモリ7に記憶した後、表示部6に表示させ
る。
【0017】また、CPU5は、入力部2から図形デー
タが入力されると、バスライン12を介してかかる図形
データの情報を図形データメモリ10に記憶する。図形
描画メモリ7は、RAM(Random Access Memory)等か
らなり、表示部7の表示領域に対応するメモリエリアを
有しており、図形作成編集処理部9から供給される図形
データが一時的にかかるメモリエリアに格納され、かか
る格納された図形データは、表示部8に供給される。
【0018】表示部8は、CRT(Cathod Ray Tub
e)、液晶ディスプレイ、及びプラズマディスプレイ等
からなり、図形描画メモリ7に記憶される図形データを
表示する。図形作成編集処理部9は、CPU5からバス
ライン12を介して入力される図形作成及び編集に関す
る各種命令、及び図形データに基づいてに図形編集処理
を実行して図形データを得て、得られた図形データをバ
スライン12を介して図形描画メモリ7に出力する。
【0019】また、図形作成編集処理部9は、入力部2
から図形線分移動指令データが入力すると、表示部8の
表示画面81に表示されている図形に対して、図4に示
す図形線分移動処理を実行する。また、図形作成編集処
理部9は、図形線分移動処理の際に行われる演算処理に
おける演算データを演算用メモリ11に一時的に記憶す
る。
【0020】図形データメモリ10は、RAM等により
構成されており、入力部2により入力された図形データ
が書き込まれる。具体的には、例えば、図2に示される
如き、図形の始点座標(X1,Y1)、Xサイズ、Yサイ
ズ、図形の種類情報、及び図形を構成する表示画面上の
発光画素の絶対座標データ等が関連付けて記憶される。
【0021】演算用メモリ11は、RAM等から構成さ
れており、上記図形編集処理部9が図形線分移動処理の
際に行われる演算の演算データを順次記憶するためのも
のであり、例えば、図3に示される如き、図形のX・Y
方向の成分データΔX・ΔYや、移動方向線分のX方向
の移動量m及びY方向の移動量n等のデータが記憶され
る。
【0022】次に、本実施例の動作を説明する。図形作
成編集処理部9では、入力部2から図形移動指示データ
が入力すると、図4に示す図形線分移動処理を実行す
る。ここで、図4は、図形の線分移動処理手順を示すフ
ローチャートであり、図5及び図6は、図形作成編集処
理部9で実施される図形線分移動処理の表示画面上の態
様を示す図である。以下、図4のフローチャートに基づ
いて、図5及び図6を参照しつつ図形線分移動の処理手
順を説明する。
【0023】先ず、図5(A)において、表示部8の表
示画面81上には円aと円aに交差する右上がりの直線
L1が描画されている。一方、図6(A)においては、
表示画面81上にには、三角形bと三角形bに交差して
いない右下がりの直線L2が描画されている。尚、表示
画面上の図形は白色で表示されているものとする。ここ
で、図示しない操作メニューの中から図形の線分移動の
コマンドが選択されると、図形作成編集処理部9は、図
形線分処理ルーチンを実行し、先ず、表示画面81上に
移動の対象となる移動対象図形の指定を促す図示しない
メッセージを表示する。
【0024】かかるメッセージに応じて操作者は、表示
画面81上で移動対象図形をマウス4によって指定する
(ステップ1)。例えば、図5(A)及び図6(A)に
おいては、マウス4により移動対象図形として円a及び
図三角形bを夫々指定し、移動対象図形の識別を容易に
すべく円a及び三角形bを、赤色で自動表示する。
【0025】次に、かかる指定された移動対象図形に交
差する線分が有るか否かが判別され、る(ステップ
2)。具体的には、図形データメモリ10に記憶された
図形の始点座標、図形のX・Yサイズ、及び図形を構成
する表示画面上の発光画素の絶対座標等を参照して、移
動対象図形と表示画面上に表示されている他の図形と
で、一致する座標データが有るか否かで判別する。ここ
で、図5(A)の如く、移動対象図形である円aと直線
L1が交差する場合には、ステップ3に移行し、更に、
交差線分が1つであるか否かが判断され(ステップ
3)、図5(A)の如く、交差線分が1つである場合に
は、かかる交差線分である直線L1が移動基準図形線分
として自動選択され(ステップ4)、図5(B)に示す
如く、直線L1を破線表示する。
【0026】一方、ステップ2において、図6(A)の
如く交差線分が無いと判断された場合及びステップ3で
交差線分が2つ以上であると判断された場合において
は、操作者は、新たに、マウス4で移動基準図形線分を
指定して(ステップ12)、ステップ5に移行する。例
えば、図6(B)においては、直線L2を移動基準図形
線分として指定して、破線表示する。
【0027】ステップ5においては、図5(B)及び図
6(B)における移動基準図形線分である直線L1及び
L2の変化率(ΔY/ΔX)を図形データメモリ10に
記憶された図形の始点座標、図形のX・Yサイズ、及び
図形を構成する表示画面上の発光画素の絶対座標等を参
照して夫々算出する。
【0028】続いて、表示画面81上において、移動基
準図形線分に対する移動対象図形の一方向の成分(X方
向成分及びY方向成分のいずれか一方の成分)の移動量
を定める移動方向線分の始点(XS、YS)及び終点(X
T、YT)をマウス4により指定する(ステップ6)。例
えば、図5(C)においては、移動方向線分の始点(X
S1、YS1)及び終点(XT1、YT1)を指定して(但し、
YS1=YT1とする。)、X方向の成分のみを有する線分
を指定する。一方、図6(C)においては、移動方向線
分の始点(XS2、YS2)及び終点(XT2、YT2)を指定
して(但し、XS2=XT2とする)、Y方向の成分のみを
有する線分を指定する。
【0029】次に、ステップ7において、ステップ6で
指定された移動方向線分の移動方向(始点から終点への
方向)を検出し、図5(C)の如く、X方向である場合
には、ステップ8に移行する一方、図6(C)の如く、
Y方向である場合には、ステップ13に移行する。尚、
X成分及びY成分を有する移動方向線分が指定された場
合には、X方向を優先させる。。
【0030】ステップ8において、X方向の移動量m
を、m=XT−XSなる演算を為して算出すると共に、Y
方向の移動量nを、n=(ΔY/ΔX)×mなる演算を
為して算出して(ステップ9)、ステップ10に移行す
る。一方、ステップ13においては、Y方向の移動量n
を、n=YTーYSなる演算を為して算出すると共に、X
方向の移動量mを、m=(ΔX/ΔY)×nなる演算を
為して算出して(ステップ14)、ステップ10に移行
する。
【0031】ステップ10においては、移動対象図形の
始点の座標(XR、YR)をX方向にm及びY方向にnだ
け移動させ、すなわち移動対象図形の始点の座標を(X
R+m、YR+n)に更新し、ステップ11に移行する。
【0032】ステップS11において、図示しない終了
キーが押圧されたか否かを判断し、終了キーが押圧され
ない場合には、ステップ6に移行して、再度、移動方向
線分を指定する(ステップ6)。終了キーが押圧された
場合には、当該図形線分移動処理を終了する。
【0033】上記した図形線分移動処理においては、表
示画面上において、マウスで移動方向線分を指定するだ
けで、移動対象図形を移動基準図形線分に沿って所望量
だけ移動させることが可能となる。
【0034】具体的には、図5(C)に示す如く、X方
向にmの大きさを有する移動方向線分をマウス等により
指定するだけで、X方向にmだけ円aを直線L1に沿っ
て移動させることができるのであり、また、図6(C)
に示す如く、Y方向にnの大きさを有する移動方向線分
を指定することにより、Y方向にnだけ三角形bを直線
L2に沿って移動させることができるのである。
【0035】尚、上記実施例では、移動対象図形を赤色
表示し、移動基準線分図形を破線表示として、表示モー
ドを異ならせているが、表示モードの態様はこれに限ら
れるわけではなく、輝度、色、及び線分表示(破線、一
点鎖線等)等のいずれかを異ならせれば良い。
【0036】また、上記実施例においては、移動基準図
形線分を直線線分としているが、連続直線、曲線線分、
及び閉曲線等としても良いのである。例えば、図7に示
されるような楕円cを移動基準図形線分としても良い。
図7(A)において、表示画面81上には、三角形bと
三角形bに交差する楕円cが描画されている。ここで、
三角形bを楕円cの線分に沿って、X方向にmだけ又は
Y方向にnだけ移動する場合には、先ず、例えば、楕円
cを表す式を、図形データメモリ10に記憶される図形
の始点座標、図形のX・Yサイズ、及び図形を構成する
表示画面上の発光画素の絶対座標等を参照して算出す
る。そして、図7(B)の如く、X方向にmだけ三角形
bを楕円cに沿って移動させる場合には、X方向の移動
量mと楕円cを表す式とによりX方向の移動量mに対す
るY方向の楕円c上の移動量を算出し、三角形bの始点
座標をこれらX方向及びY方向の移動量だけ移動させれ
ば、三角形bをX軸方向にmだけ楕円c上を移動させる
ことができる。同様に、図7(C)に示す如く、Y方向
にnだけ三角形bを楕円cに沿って移動させる場合に
は、Y方向の移動量nと楕円cを表す式とによりY方向
の移動量nに対するX方向の楕円c上の移動量を算出
し、三角形bの始点座標をこれらX方向及びY方向の移
動量だけ移動させれば、三角形bをY軸方向にnだけ楕
円c上を移動させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、図形を他の図形線分に沿って図形を移動さ
せるにあたり、一方向の移動量を指定することによっ
て、図形を他の図形線分に沿って移動させることが可能
となり、細かいX座標及びY座標を気にしないで、正確
かつ簡便に図形を他の図形線分に沿って移動させること
が可能となる。それ故、図形移動機能を利用するワード
プロセッサー等の情報処理機器における図形線分に沿っ
た図形移動を為す場合の操作性を向上させることが可能
となる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、更に、移動
先の位置を簡単な方法で算出することが可能となる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、更に、図形
の移動の基準となる図形を容易に指定するが可能とな
る。
【0040】請求項4記載の発明によれば、更に、操作
者が、移動対象図形と移動の基準となる他の図形線分と
を容易に識別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した図形処理装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】図1の図形データメモリの構成を示す図。
【図3】図1の演算用メモリの構成を示す図。
【図4】図形作成編集処理部で実施される図形の線分移
動処理を説明するためのフローチャート。
【図5】図形の線分移動処理が施される第1の態様を示
す図
【図6】図形の線分移動処理が施される第2の態様を示
す図
【図7】図形の線分移動処理が施される第3の態様を示
す図
【図8】従来の図形移動方法を説明するための図。
【符号の説明】
1 図形処理装置 2 入力部 3 キー入力部 4 マウス 5 CPU 7 図形描画メモリ 8 表示部 9 図形作成編集処理部 10 図形データメモリ 11 演算用メモリ 12 バスライン 81 表示画面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上に表示された図形を移動可能な
    図形処理装置において、 移動の対象となる図形を移動対象図形として指定する移
    動対象図形指定手段と、 前記移動対象図形の移動の基準となる移動基準図形線分
    を指定する移動基準図形線分指定手段と前記移動対象図
    形のX方向及びY方向のいずれか一方向の移動量を指定
    する移動量指定手段と、 前記移動対象図形を前記移動量指定手段により指定され
    たX方向及びY方向のいずれか一方向の移動量に対応し
    た大きさだけ前記移動基準図形線分に沿って移動せしめ
    る移動対象図形移動手段と、からなることを特徴とする
    図形処理装置。
  2. 【請求項2】前記移動対象図形移動手段は、 前記移動基準図形線分の変化率を算出する変化率算出手
    段と、 前記移動量指定手段により指定されたX方向及びY方向
    のいずれか一方向の移動量と前記変化率算出手段により
    算出された変化率とに基づいて、X方向及びY方向の他
    方向の移動量を算出する移動量算出手段と、 前記移動対象図形を、前記移動量指定手段及び前記移動
    量算出手段により得られたX方向及びY方向の移動量だ
    け移動せしめる移動座標変更手段と、を含むことを特徴
    とする請求項1記載の図形処理装置。
  3. 【請求項3】前記移動基準図形線分指定手段は、 前記移動対象図形と交差する1つの図形線分が有るか否
    かを判別する交差図形線分判別手段を含み、 前記交差線分判別手段により前記移動対象図形と交差す
    る1つの図形線分があると判別された場合には、当該交
    差する1つの図形線分を前記移動基準図形線分として自
    動設定し、前記移動対象図形と交差する図形線分が無い
    と判断された場合及び2つ以上あると判断された場合に
    は、前記移動基準図形線分を新たに指定することを特徴
    とする請求項1又は2記載の図形処理装置。
  4. 【請求項4】前記移動対象図形と前記移動基準図形線分
    とは、異なった表示モードを有することを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれか1に記載の図形処理装置。
JP7166884A 1995-06-07 1995-06-07 図形処理装置 Pending JPH08335277A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11196341A (ja) * 1997-12-29 1999-07-21 Shinsedai Kk 家庭用テレビ装置用描画装置
JP2009140223A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Canon Inc 画像表示装置、その制御方法、及びプログラム

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