JPH08331121A - Ｉｓｄｎターミナルアダプタ - Google Patents
ＩｓｄｎターミナルアダプタInfo
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- H04Q2213/13202—Network termination [NT]
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数回線を接続するＩＳＤＮターミナルアダプ
タにおいて、相手先のいずれか一回線のＩＳＤＮアドレ
スを指定するだけで、同対地に対して異なる通信速度
（回線数）で接続可能とさせる。 【構成】予めメモリ部２６に相手局側の複数のＩＳＤＮ
アドレスを異なった通信速度（回線数）毎に数組を、各
組の先頭（代表）のアドレスが異なるように登録する。
端末１０からデータ通信速度（回線数）に応じた接続回
線数の組の先頭に登録したＩＳＤＮアドレスを用いてコ
マンド送信による発呼要求するだけで、制御部２５はそ
のアドレスがメモリ部２６内の各組の先頭に登録されて
いるすべてのアドレスと一致しているか検索し、そのア
ドレスが登録されていたならば、その組に登録されてい
るすべてのアドレスをメモリ部２６から読出し、回線接
続処理部２３−１〜２３−４を制御することで通信速度
（回線数）に応じたすべての回線の発呼処理を行う。
タにおいて、相手先のいずれか一回線のＩＳＤＮアドレ
スを指定するだけで、同対地に対して異なる通信速度
（回線数）で接続可能とさせる。 【構成】予めメモリ部２６に相手局側の複数のＩＳＤＮ
アドレスを異なった通信速度（回線数）毎に数組を、各
組の先頭（代表）のアドレスが異なるように登録する。
端末１０からデータ通信速度（回線数）に応じた接続回
線数の組の先頭に登録したＩＳＤＮアドレスを用いてコ
マンド送信による発呼要求するだけで、制御部２５はそ
のアドレスがメモリ部２６内の各組の先頭に登録されて
いるすべてのアドレスと一致しているか検索し、そのア
ドレスが登録されていたならば、その組に登録されてい
るすべてのアドレスをメモリ部２６から読出し、回線接
続処理部２３−１〜２３−４を制御することで通信速度
（回線数）に応じたすべての回線の発呼処理を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＩＳＤＮターミナルアダ
プタに関し、特にデータの送受信を行う端末と回線交換
を行うＩＳＤＮ回線交換網との間に設けられ、前記端末
からの接続相手先を示すＩＳＤＮアドレスに基づいて前
記ＩＳＤＮ回線交換網を通して前記接続相手先との間に
所定のデータ通信速度の回線を複数本接続し前記所定の
データ通信速度より高速な前記端末の通信データをこれ
ら複数の回線に振り分けて伝送するバルク伝送を行うＩ
ＳＤＮターミナルアダプタに関する。
プタに関し、特にデータの送受信を行う端末と回線交換
を行うＩＳＤＮ回線交換網との間に設けられ、前記端末
からの接続相手先を示すＩＳＤＮアドレスに基づいて前
記ＩＳＤＮ回線交換網を通して前記接続相手先との間に
所定のデータ通信速度の回線を複数本接続し前記所定の
データ通信速度より高速な前記端末の通信データをこれ
ら複数の回線に振り分けて伝送するバルク伝送を行うＩ
ＳＤＮターミナルアダプタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のＩＳＤＮターミナルアダ
プタは、端末からの接続相手先を示すＩＳＤＮアドレス
のコマンド送信による回線接続を行う場合、複数回線の
中の一回線分のＩＳＤＮアドレスしか指定できず、複数
回線接続の場合は端末のデータ通信速度（回線数）に応
じた回線数分のコマンド（ＩＳＤＮアドレス）送信によ
る接続を繰り返していた。
プタは、端末からの接続相手先を示すＩＳＤＮアドレス
のコマンド送信による回線接続を行う場合、複数回線の
中の一回線分のＩＳＤＮアドレスしか指定できず、複数
回線接続の場合は端末のデータ通信速度（回線数）に応
じた回線数分のコマンド（ＩＳＤＮアドレス）送信によ
る接続を繰り返していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のＩＳＤＮターミ
ナルアダプタでは、複数回線の中の一回線分のＩＳＤＮ
アドレスしか指定できないため、データ通信速度（回線
数）に応じた回線数分繰り返しコマンド送信をする必要
があり、接続に時間がかかり、操作ミスも発生するとい
う欠点があった。
ナルアダプタでは、複数回線の中の一回線分のＩＳＤＮ
アドレスしか指定できないため、データ通信速度（回線
数）に応じた回線数分繰り返しコマンド送信をする必要
があり、接続に時間がかかり、操作ミスも発生するとい
う欠点があった。
【０００４】本発明の目的は、接続相手先のいずれか一
回線分のＩＳＤＮアドレスを指定しコマンド送信するだ
けで、同一の接続相手先で異なる通信速度（回線数）で
接続可能とさせるＩＳＤＮターミナルアダプタを提供す
ることにある。
回線分のＩＳＤＮアドレスを指定しコマンド送信するだ
けで、同一の接続相手先で異なる通信速度（回線数）で
接続可能とさせるＩＳＤＮターミナルアダプタを提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、データの送受
信を行う端末と回線交換を行うＩＳＤＮ回線交換網との
間に設けられ、前記端末からの接続相手先を示すＩＳＤ
Ｎアドレスに基づいて前記ＩＳＤＮ回線交換網を通して
前記接続相手先との間に所定のデータ通信速度の回線を
複数本接続し前記所定のデータ通信速度より高速な前記
端末の通信データをこれら複数の回線に振り分けて伝送
するバルク伝送を行うＩＳＤＮターミナルアダプタにお
いて、前記接続相手先ごとの前記回線対応に割当てられ
た複数のＩＳＤＮアドレスを前記端末のデータ通信速度
の変化範囲に応じた回線数の組分けに対応して組分けす
るとともに、互いに異なるＩＳＤＮアドレスを各組分け
における代表アドレスとして登録した記憶手段と、前記
端末の発呼要求時に１回線分のみのＩＳＤＮアドレスを
受信すると前記記憶手段を検索し、当該ＩＳＤＮアドレ
スが前記代表アドレスとして登録されていることを検出
すると当該組分けに登録されている他のＩＳＤＮアドレ
スを読出し、これらのＩＳＤＮアドレスに基づいて前記
ＩＳＤＮ回線交換網に接続要求を行い前記接続相手先と
の間に当該ＩＳＤＮアドレス数に相当する本数の回線を
接続させる制御手段とを備えている。
信を行う端末と回線交換を行うＩＳＤＮ回線交換網との
間に設けられ、前記端末からの接続相手先を示すＩＳＤ
Ｎアドレスに基づいて前記ＩＳＤＮ回線交換網を通して
前記接続相手先との間に所定のデータ通信速度の回線を
複数本接続し前記所定のデータ通信速度より高速な前記
端末の通信データをこれら複数の回線に振り分けて伝送
するバルク伝送を行うＩＳＤＮターミナルアダプタにお
いて、前記接続相手先ごとの前記回線対応に割当てられ
た複数のＩＳＤＮアドレスを前記端末のデータ通信速度
の変化範囲に応じた回線数の組分けに対応して組分けす
るとともに、互いに異なるＩＳＤＮアドレスを各組分け
における代表アドレスとして登録した記憶手段と、前記
端末の発呼要求時に１回線分のみのＩＳＤＮアドレスを
受信すると前記記憶手段を検索し、当該ＩＳＤＮアドレ
スが前記代表アドレスとして登録されていることを検出
すると当該組分けに登録されている他のＩＳＤＮアドレ
スを読出し、これらのＩＳＤＮアドレスに基づいて前記
ＩＳＤＮ回線交換網に接続要求を行い前記接続相手先と
の間に当該ＩＳＤＮアドレス数に相当する本数の回線を
接続させる制御手段とを備えている。
【０００６】また、上記構成において、前記端末からの
送信データ及び当該端末への受信データを電気的にレベ
ル変換する端末インタフェース手段と、前記ＩＳＤＮ回
線交換網の前記回線対応に設けられ前記端末の通信デー
タの形式と前記ＩＳＤＮ回線交換網のデータフレーム形
式との相互変換を行う複数のＳ／Ｔ点インタフェース手
段と、前記ＩＳＤＮアドレスの各々に基づいて前記複数
のＳ／Ｔ点インタフェース手段を通して前記ＩＳＤＮ回
線交換網の前記回線の接続をそれぞれ制御する複数の回
線接続処理手段と、前記端末インタフェース手段の高速
な通信データを前記所定のデータ通信速度単位に前記複
数の回線接続処理手段に振り分けるバルク伝送処理手段
とを備える構成とすることができる。
送信データ及び当該端末への受信データを電気的にレベ
ル変換する端末インタフェース手段と、前記ＩＳＤＮ回
線交換網の前記回線対応に設けられ前記端末の通信デー
タの形式と前記ＩＳＤＮ回線交換網のデータフレーム形
式との相互変換を行う複数のＳ／Ｔ点インタフェース手
段と、前記ＩＳＤＮアドレスの各々に基づいて前記複数
のＳ／Ｔ点インタフェース手段を通して前記ＩＳＤＮ回
線交換網の前記回線の接続をそれぞれ制御する複数の回
線接続処理手段と、前記端末インタフェース手段の高速
な通信データを前記所定のデータ通信速度単位に前記複
数の回線接続処理手段に振り分けるバルク伝送処理手段
とを備える構成とすることができる。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
である。本実施例のＩＳＤＮターミナルアダプタ２０
は、端末（ＤＴＥ）１０からの送信データ及び端末１０
への受信データを電気的にレベル変換するＤＴＥインタ
フェース部２１と、ＤＴＥインタフェース部２１に対す
る高速な送信データをＩＳＤＮ回線交換網３０の複数の
回線（Ｂチャネル）に振り分けて伝送するバルク伝送処
理部２２と、ＩＳＤＮ回線交換網３０の回線の接続をそ
れぞれ制御する複数の回線接続処理部２３−１，２３−
２，２３−３，２３−４と、バルク伝送処理部２２の入
出力データをＩＳＤＮ回線交換網３０のデータフレーム
形式にそれぞれ変換する各回線接続処理部２３−１，
…，２３−４対応の複数のＳ／Ｔ点インタフェース部２
４−１，２４−２，２４−３，２４−４と、相手局１，
…，Ｎ先ごとの回線対応の複数のＩＳＤＮアドレスをそ
れぞれ登録しておくメモリ部２６と、上記各部を制御す
る制御部２５とから構成されている。
である。本実施例のＩＳＤＮターミナルアダプタ２０
は、端末（ＤＴＥ）１０からの送信データ及び端末１０
への受信データを電気的にレベル変換するＤＴＥインタ
フェース部２１と、ＤＴＥインタフェース部２１に対す
る高速な送信データをＩＳＤＮ回線交換網３０の複数の
回線（Ｂチャネル）に振り分けて伝送するバルク伝送処
理部２２と、ＩＳＤＮ回線交換網３０の回線の接続をそ
れぞれ制御する複数の回線接続処理部２３−１，２３−
２，２３−３，２３−４と、バルク伝送処理部２２の入
出力データをＩＳＤＮ回線交換網３０のデータフレーム
形式にそれぞれ変換する各回線接続処理部２３−１，
…，２３−４対応の複数のＳ／Ｔ点インタフェース部２
４−１，２４−２，２４−３，２４−４と、相手局１，
…，Ｎ先ごとの回線対応の複数のＩＳＤＮアドレスをそ
れぞれ登録しておくメモリ部２６と、上記各部を制御す
る制御部２５とから構成されている。
【０００９】まず、ＩＳＤＮターミナルアダプタ２０の
メモリ部２６への相手局１，…，Ｎ先別のＩＳＤＮアド
レスの登録方法について説明する。
メモリ部２６への相手局１，…，Ｎ先別のＩＳＤＮアド
レスの登録方法について説明する。
【００１０】一つの相手局において複数のＢチャネルが
接続可能であり、Ｂチャネル１本分ごとに異なるＩＳＤ
Ｎアドレスが割当てられている。ＩＳＤＮターミナルア
ダプタ２０と相手局との間を複数のＢチャネル（回線）
で接続しバルク伝送を行う場合、通信速度に応じて必要
とするＢチャネル（回線）の本数が異なる。したがっ
て、通信速度に合わせて接続すべきＩＳＤＮアドレスの
組み合わせ（組分け）が求められ、その組分けごとにメ
モリ部２６に登録する。このとき、組分けをしたそれぞ
れの先頭に登録するＩＳＤＮアドレスをすべて異るよう
に登録する。図１に示すメモリ部２６の登録状態は、相
手局１に対し、Ｂチャネル１本分の通信速度時にはＩＳ
ＤＮアドレス１、Ｂチャネル２本分の通信速度時にはＩ
ＳＤＮアドレス１及びＩＳＤＮアドレス２、Ｂチャネル
３本分の通信速度時にはＩＳＤＮアドレス１，ＩＳＤＮ
アドレス２及びＩＳＤＮアドレス３、Ｂチャネル４本分
の通信速度時にはＩＳＤＮアドレス１，ＩＳＤＮアドレ
ス２，ＩＳＤＮアドレス３及びＩＳＤＮアドレス４の組
み合わせで接続することを示している。また、各組分け
の先頭のＩＳＤＮアドレスはすべて異るようにそれぞれ
ＩＳＤＮアドレス１，ＩＳＤＮアドレス２，ＩＳＤＮア
ドレス３、ＩＳＤＮアドレス４が登録されている。相手
局Ｎに対するＩＳＤＮアドレスＮ，ＩＳＤＮアドレスＮ
＋１，ＩＳＤＮアドレスＮ＋２及びＩＳＤＮアドレスＮ
＋３も同様に組分けられている。このような登録をする
ことで、各ＩＳＤＮアドレスの組１，２，３，４の先頭
のＩＳＤＮアドレスから必要な接続回線数を特定するこ
とが可能になる。
接続可能であり、Ｂチャネル１本分ごとに異なるＩＳＤ
Ｎアドレスが割当てられている。ＩＳＤＮターミナルア
ダプタ２０と相手局との間を複数のＢチャネル（回線）
で接続しバルク伝送を行う場合、通信速度に応じて必要
とするＢチャネル（回線）の本数が異なる。したがっ
て、通信速度に合わせて接続すべきＩＳＤＮアドレスの
組み合わせ（組分け）が求められ、その組分けごとにメ
モリ部２６に登録する。このとき、組分けをしたそれぞ
れの先頭に登録するＩＳＤＮアドレスをすべて異るよう
に登録する。図１に示すメモリ部２６の登録状態は、相
手局１に対し、Ｂチャネル１本分の通信速度時にはＩＳ
ＤＮアドレス１、Ｂチャネル２本分の通信速度時にはＩ
ＳＤＮアドレス１及びＩＳＤＮアドレス２、Ｂチャネル
３本分の通信速度時にはＩＳＤＮアドレス１，ＩＳＤＮ
アドレス２及びＩＳＤＮアドレス３、Ｂチャネル４本分
の通信速度時にはＩＳＤＮアドレス１，ＩＳＤＮアドレ
ス２，ＩＳＤＮアドレス３及びＩＳＤＮアドレス４の組
み合わせで接続することを示している。また、各組分け
の先頭のＩＳＤＮアドレスはすべて異るようにそれぞれ
ＩＳＤＮアドレス１，ＩＳＤＮアドレス２，ＩＳＤＮア
ドレス３、ＩＳＤＮアドレス４が登録されている。相手
局Ｎに対するＩＳＤＮアドレスＮ，ＩＳＤＮアドレスＮ
＋１，ＩＳＤＮアドレスＮ＋２及びＩＳＤＮアドレスＮ
＋３も同様に組分けられている。このような登録をする
ことで、各ＩＳＤＮアドレスの組１，２，３，４の先頭
のＩＳＤＮアドレスから必要な接続回線数を特定するこ
とが可能になる。
【００１１】次に、本発明のＩＳＤＮターミナルアダプ
タが複数回線接続する動作について説明する。端末１０
よりコマンド送信により本ＩＳＤＮターミナルアダプタ
２０に対して接続しようとする通信速度（回線数）に応
じた接続回線数の組の先頭に登録したＩＳＤＮアドレス
を用いて発呼要求を行う。制御部２５は、そのＩＳＤＮ
アドレスがメモリ部２６内のすべての各組の先頭に登録
されているＩＳＤＮアドレスと一致しているかを検索す
る。もし、そのＩＳＤＮアドレスが登録されていたなら
ば、その組に登録されているすべてのＩＳＤＮアドレス
（指定されたＩＳＤＮアドレスを含む）をメモリ部２６
から参照し回線接続処理部２３−１，…，２３−４を制
御することにより、通信速度（回線数）に応じた必要な
すべての回線の発呼処理後、その回線のＢチャネル接続
処理を行う。例えば、相手局１と接続するためにＩＳＤ
Ｎアドレス４をコマンド送信すると、制御部２５はメモ
リ部２６を検索してＩＳＤＮアドレス４の他にＩＳＤＮ
アドレス１，ＩＳＤＮアドレス２，ＩＳＤＮアドレス３
を含む４つのＩＳＤＮアドレスが登録されていることを
検出する。制御部２５は４つの回線接続処理部２３−
１，…，２３−４の各々に１つずつＩＳＤＮアドレスを
与え回線接続処理を行わせる。図１においては、回線接
続処理部２３−１がＳ／Ｔ点インタフェース部２４−１
を通してＩＳＤＮ回線交換網３０にＩＳＤＮアドレス１
への発信を要求し、ＩＳＤＮ回線交換網３０は相手局１
との間にＢチャネル１本分の回線３１−１を接続し、他
の回線接続処理部２３−２，…，２３−４が同様にＩＳ
ＤＮアドレス２，…，ＩＳＤＮアドレス４への発信要求
を行い回線３１−２，…，３１−４により相手局１と接
続した状態を示している。このように、端末１０からの
コマンド送信に含まれるＩＳＤＮアドレスを接続する通
信速度（回線数）に応じて適当に選択すれば、同対地に
対して異なる通信速度で接続が可能となる。
タが複数回線接続する動作について説明する。端末１０
よりコマンド送信により本ＩＳＤＮターミナルアダプタ
２０に対して接続しようとする通信速度（回線数）に応
じた接続回線数の組の先頭に登録したＩＳＤＮアドレス
を用いて発呼要求を行う。制御部２５は、そのＩＳＤＮ
アドレスがメモリ部２６内のすべての各組の先頭に登録
されているＩＳＤＮアドレスと一致しているかを検索す
る。もし、そのＩＳＤＮアドレスが登録されていたなら
ば、その組に登録されているすべてのＩＳＤＮアドレス
（指定されたＩＳＤＮアドレスを含む）をメモリ部２６
から参照し回線接続処理部２３−１，…，２３−４を制
御することにより、通信速度（回線数）に応じた必要な
すべての回線の発呼処理後、その回線のＢチャネル接続
処理を行う。例えば、相手局１と接続するためにＩＳＤ
Ｎアドレス４をコマンド送信すると、制御部２５はメモ
リ部２６を検索してＩＳＤＮアドレス４の他にＩＳＤＮ
アドレス１，ＩＳＤＮアドレス２，ＩＳＤＮアドレス３
を含む４つのＩＳＤＮアドレスが登録されていることを
検出する。制御部２５は４つの回線接続処理部２３−
１，…，２３−４の各々に１つずつＩＳＤＮアドレスを
与え回線接続処理を行わせる。図１においては、回線接
続処理部２３−１がＳ／Ｔ点インタフェース部２４−１
を通してＩＳＤＮ回線交換網３０にＩＳＤＮアドレス１
への発信を要求し、ＩＳＤＮ回線交換網３０は相手局１
との間にＢチャネル１本分の回線３１−１を接続し、他
の回線接続処理部２３−２，…，２３−４が同様にＩＳ
ＤＮアドレス２，…，ＩＳＤＮアドレス４への発信要求
を行い回線３１−２，…，３１−４により相手局１と接
続した状態を示している。このように、端末１０からの
コマンド送信に含まれるＩＳＤＮアドレスを接続する通
信速度（回線数）に応じて適当に選択すれば、同対地に
対して異なる通信速度で接続が可能となる。
【００１２】以上述べた接続方法により複数回線が接続
されるとデータ通信が開始される。端末１０からの高速
データは、ＤＴＥインタフェース部２１で電気的レベル
変換され、さらにバルク伝送処理部２２で接続されたＩ
ＳＤＮ回線交換網３０の通信速度（回線数）に応じて分
配された後、接続済みの回線接続処理部２３−１，…，
２３−４，Ｓ／Ｔ点インタフェース部２４−１，…，２
４−４を経由して、ＩＳＤＮ回線交換網３０に出力され
相手局に伝送される。このようにして、端末１０からの
高速データをＩＳＤＮ回線交換網３０のＢチャネルを複
数本束ねてデータ通信することが可能となる。
されるとデータ通信が開始される。端末１０からの高速
データは、ＤＴＥインタフェース部２１で電気的レベル
変換され、さらにバルク伝送処理部２２で接続されたＩ
ＳＤＮ回線交換網３０の通信速度（回線数）に応じて分
配された後、接続済みの回線接続処理部２３−１，…，
２３−４，Ｓ／Ｔ点インタフェース部２４−１，…，２
４−４を経由して、ＩＳＤＮ回線交換網３０に出力され
相手局に伝送される。このようにして、端末１０からの
高速データをＩＳＤＮ回線交換網３０のＢチャネルを複
数本束ねてデータ通信することが可能となる。
【００１３】また、切断動作については、端末１０から
コマンド送信により切断要求を行うと、制御部２５は発
呼処理に用いた相手先ＩＳＤＮアドレスに対して回線接
続処理部２３−１，…，２３−４を制御することによ
り、接続されている複数回線を切断する。
コマンド送信により切断要求を行うと、制御部２５は発
呼処理に用いた相手先ＩＳＤＮアドレスに対して回線接
続処理部２３−１，…，２３−４を制御することによ
り、接続されている複数回線を切断する。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明のＩＳＤＮタ
ーミナルアダプタは、接続相手先ごとに所定データ通信
速度の回線の本数を端末のデータ通信速度の変化に合わ
せて組分けし対応するＩＳＤＮアドレスを互いに異なる
ＩＳＤＮアドレスを代表アドレスとして記憶手段に登録
しておき、制御手段により端末の発呼要求時に入力され
たＩＳＤＮアドレスで記憶手段を検索し代表アドレスと
して登録された組分けの他のＩＳＤＮアドレスのすべて
とともにＩＳＤＮ回線交換網に接続要求を行い複数回線
の接続を行うので、端末から指定するＩＳＤＮアドレス
を適当に選択することにより同一接続相手先に対して異
なる通信速度でデータ通信が可能となる。
ーミナルアダプタは、接続相手先ごとに所定データ通信
速度の回線の本数を端末のデータ通信速度の変化に合わ
せて組分けし対応するＩＳＤＮアドレスを互いに異なる
ＩＳＤＮアドレスを代表アドレスとして記憶手段に登録
しておき、制御手段により端末の発呼要求時に入力され
たＩＳＤＮアドレスで記憶手段を検索し代表アドレスと
して登録された組分けの他のＩＳＤＮアドレスのすべて
とともにＩＳＤＮ回線交換網に接続要求を行い複数回線
の接続を行うので、端末から指定するＩＳＤＮアドレス
を適当に選択することにより同一接続相手先に対して異
なる通信速度でデータ通信が可能となる。
【００１５】
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
１０ 端末（ＤＴＥ） ２０ ＩＳＤＮターミナルアダプタ ２１ ＤＴＥインタフェース部 ２２ バルク伝送処理部 ２３−１，…，２３−４ 回線接続処理部 ２４−１，…，２４−４ Ｓ／Ｔ点インタフェース部 ２５ 制御部 ２６ メモリ部 ３０ ＩＳＤＮ回線交換網
Claims (2)
- 【請求項１】 データの送受信を行う端末と回線交換を
行うＩＳＤＮ回線交換網との間に設けられ、前記端末か
らの接続相手先を示すＩＳＤＮアドレスに基づいて前記
ＩＳＤＮ回線交換網を通して前記接続相手先との間に所
定のデータ通信速度の回線を複数本接続し前記所定のデ
ータ通信速度より高速な前記端末の通信データをこれら
複数の回線に振り分けて伝送するバルク伝送を行うＩＳ
ＤＮターミナルアダプタにおいて、 前記接続相手先ごとの前記回線対応に割当てられた複数
のＩＳＤＮアドレスを前記端末のデータ通信速度の変化
範囲に応じた回線数の組分けに対応して組分けするとと
もに、互いに異なるＩＳＤＮアドレスを各組分けにおけ
る代表アドレスとして登録した記憶手段と、 前記端末の発呼要求時に１回線分のみのＩＳＤＮアドレ
スを受信すると前記記憶手段を検索し、当該ＩＳＤＮア
ドレスが前記代表アドレスとして登録されていることを
検出すると当該組分けに登録されている他のＩＳＤＮア
ドレスを読出し、これらのＩＳＤＮアドレスに基づいて
前記ＩＳＤＮ回線交換網に接続要求を行い前記接続相手
先との間に当該ＩＳＤＮアドレス数に相当する本数の回
線を接続させる制御手段とを備えることを特徴とするＩ
ＳＤＮターミナルアダプタ。 - 【請求項２】 前記端末からの送信データ及び当該端末
への受信データを電気的にレベル変換する端末インタフ
ェース手段と、前記ＩＳＤＮ回線交換網の前記回線対応
に設けられ前記端末の通信データの形式と前記ＩＳＤＮ
回線交換網のデータフレーム形式との相互変換を行う複
数のＳ／Ｔ点インタフェース手段と、前記ＩＳＤＮアド
レスの各々に基づいて前記複数のＳ／Ｔ点インタフェー
ス手段を通して前記ＩＳＤＮ回線交換網の前記回線の接
続をそれぞれ制御する複数の回線接続処理手段と、前記
端末インタフェース手段の高速な通信データを前記所定
のデータ通信速度単位に前記複数の回線接続処理手段に
振り分けるバルク伝送処理手段とを備えることを特徴と
する請求項１記載のＩＳＤＮターミナルアダプタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7130145A JP2656755B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | Ｉｓｄｎターミナルアダプタ |
| US08/654,673 US5740162A (en) | 1995-05-29 | 1996-05-29 | ISDN terminal adapter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7130145A JP2656755B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | Ｉｓｄｎターミナルアダプタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331121A true JPH08331121A (ja) | 1996-12-13 |
| JP2656755B2 JP2656755B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=15027053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7130145A Expired - Lifetime JP2656755B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | Ｉｓｄｎターミナルアダプタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5740162A (ja) |
| JP (1) | JP2656755B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008227849A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | パス自動構成方法および装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4054477B2 (ja) * | 1998-04-08 | 2008-02-27 | キヤノン株式会社 | 同一相手に対して複数の通信チャネルを用いた通信を行なうことが可能な通信装置、及びその制御方法 |
| US6988295B2 (en) * | 2001-10-24 | 2006-01-24 | Tillim Stephen L | Handle/grip and method for designing the like |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9206999D0 (en) * | 1992-03-31 | 1992-05-13 | Rolls Royce Plc | Control of fluid flow |
| US5329572A (en) * | 1992-09-24 | 1994-07-12 | At&T Bell Laboratories | Dial-up switching and transmission of broadband communication channels through a local exchange |
| DE69326935T2 (de) * | 1993-03-02 | 2000-05-18 | Ibm | Verfahren und Vorrichtung zur Übertragung von einem Datenstrom mit hoher Bitfolgefrequenz über unabhängige digitale Kommunikationskanäle |
| US5504743A (en) * | 1993-12-23 | 1996-04-02 | British Telecommunications Public Limited Company | Message routing |
| JPH07297915A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-10 | Sharp Corp | 接続制御装置 |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP7130145A patent/JP2656755B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-05-29 US US08/654,673 patent/US5740162A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008227849A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | パス自動構成方法および装置 |
| JP4728985B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2011-07-20 | 日本電信電話株式会社 | パス自動構成方法および装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5740162A (en) | 1998-04-14 |
| JP2656755B2 (ja) | 1997-09-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970506 |