JPS62112455A - 統合メ−ル装置接続方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、交換網において、音声、テキスト。

ファクシミリ等の各種メディア端末からのメールを統合
処理するメール装置の接続方式に関するものである。

〔従来の技術〕

通信相手が話中、不在時等に繰返し電話をかける手間を
省く手段として、音声メールがある。音声メールは、交
換網にメール装置を接続し、通信相手の話中、不在時等
に音声メツセージを一旦蓄積し、その後通信相手にメソ
セージを届けるものである。

また、音声メールの他にも、テキスト端末からのメツセ
ージを蓄積、配送するテキストメール。

ファクシミリ端末からのメソセージを蓄積、配送するフ
ァクシミリメール等がある。これら各種メールは、通信
メディアこそ異なるが、一様にメソセージの蓄積、配送
を行うので、これら各種通信メディア端末間で一つのメ
ール装置を共用することが行われる。

なお、以下の説明においては、簡単のため、複数の回線
交換機の相互接続によって構成される回線交換網を、一
台の回線交換機に代表させる。また、コンピュータ等の
情報処理装置も交換機から見れば通信端末と同等に見え
ることから、一括して加入者端末と呼ぶことにする。

さて第５図に示すように、各種通信メディアを統合処理
する統合メール装置８は、従来、蓄積部８０、通信メデ
ィア対応の選択部９０．９２，９４、網制御部９１，９
３，９５、ならびにインタフェース部、例えば音声イン
タフェース部８３゜テキストインタフェース部８４．フ
ァクシミリインタフェース部８５とから構成される。

蓄積部８０は、磁気ディスク、光学ディスク等の記憶装
置等から成り、音声、テキスト、ファクシミリ等をディ
ジタル情報とし７て記憶する。

一方、選択部９０，９２．９．４は、インタフェース部
からの信号と網制御部からの信号とを選択して回線交換
機１へ送り、また、回線交換機１から受信する加入者端
末からのメツセージ等と着呼信号等の網制御に関する信
号とを分離し７で、それぞれインタフェース部と網制御
部へ転送する。これら各選択部９０，９２．９４は、各
々独立に回線交換機１に接続され、各々の接続ボートに
は専用の回線交換機内番号が割付けられている。

網制御部９１，９３．９５は、発呼、復旧１着呼等の回
線交換機１との接続制御を行う。

各インタフェース部８３，８４．８５は、各加入者端末
からのメール処理に関する要求検出ならびに加入者への
操作ガイダンス送出機能等を有し、さらに蓄積、配送す
るメソセージの符号変換２通信手順処理等を行い、蓄積
部８０へのメツセージの蓄積、取出し、ならびに加入者
端末との送受信処理を行う。

かかる構成において、加入者端末３．５．７から統合メ
ール装置８へ接続し、メ、７セージのＭ積。

取出しを行う場合、加入者は、使用する加入者端末の通
信メディアに応じた専用の番号を送り、回線交換機１に
統合メール装置８の各通信メディア専用のインタフェー
ス部に接続させる。すなわち、電話の場合には音声イン
タフェース部８３に、テキスト端末の場合はテキストイ
ンタフェース部８４に、ファクシミリ端末の場合はファ
クシミリインタフェース部８５に接続させる。そして、
接続されたインタフェース部にメツセージの蓄積、配送
等のメール処理を行わせる。

なお、回線交換機１内の加入者インタフェース回路１０
，１１．１２は、各々、加入者端末３゜５．７の発呼、
復旧等の検出を行い、通話スイッチ１４は加入者端末と
統合メール装置とを接続する通信径路を設定し、制御装
置１３は通話スイッチ１４を制御する。

以上の方式によれば、加入者端末の通信メディアに応じ
た番号を加入者に記憶させ、使用させることによって、
統合メール装置への接続が可能になる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような方式では、加入者は加入者端末の通
信メディア対応の専用番号を記憶し、使い分けなければ
ならず、加入者にとって極めて煩わしい操作となる。

また、回線交換機も、従来、加入者端末と統合メール装
置の接続が許可されているか否か等の接続制御に係わる
情報を保持し、接続時に接続の可否の判定等は行ってい
るものの、通信時に加入者端末ならびに統合メール装置
が使用する通信メディアに関する情報までは管理してい
ない。したがって、加入者自身がメディア対応の専用番
号を記憶し、統合メール装置に接続するという操作は不
可欠であった。

本発明は従来技術におけるかかる欠点を克服し、加入者
にとって操作性に優れる統合メール装置接続方式を得ん
とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、通信メディアの異なる複数の加入者端末を混
在収容し、さらに加入者端末からの異なるメディアのメ
ールを統合処理する統合メール装置を有する交換網にお
ける統合メール装置接続方式において、 加入者線を終端して前記交換網と前記加入者端末との接
続を行う回線終端装置が前記加入者端末に使用される通
信メディアに関する情報（属性情報）を保持し、 前記加入者端末と前記統合メール装置との通信の際は、
その通信に先立って、 前記加入者端末に対応する前記回線終端装置が前記属性
情報を前記統合メール装置宛送信し、受信した属性情報
に基づいて前記統合メール装置が前記加入者端末との間
の通信に使用する通信メディアを選択し、 しかるのち、前記加入者端末と前記統合メール装置との
間に設定されている通信径路を通じて、前記加入者端末
と前記統合メール装置との間で通信することを特徴とし
ている。

〔作用〕

本発明は、加入者端末側に設置され加入者線を終端して
交換網と加入者端末との接続を行う回線終端装置に属性
情報の保持機能ならびに属性情報の送信機能を付加し、
回線終端装置に統合メール装置宛属性情報を送信させ、
受信した属性情報に基づいて統合メール装置に加入者端
末との通信メディアを選択させるものである。

なお、属性情報は、加入者端末が使用する音声。

テキストファクシミリ等の通信メディアの種類、さらに
各メディアに付随して通信速度、符号化方式１通信手順
等を示すものである。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明の第１の実施例を示す説明図である。第
１図において、回線終端装置２．　４．　６は、各々選
択回路２０，４０，６０、制御回路２１．４１．６１、
保持回路２２．４２．６２、登録回路２３．４３．６３
、属性入力回路２４，４４．６４とから構成される。

選択回路２０，４０．６０は、加入者端末３゜５．７と
制御回路２１，４１．６１とからの信号を選択し、回線
交換機１宛送出するとともに、逆方向の信号も選択し加
入者端末３，５．７あるいは制御回路２１，４１．６１
宛供給する。

制御回路２１，４１．６１は、加入者端末３゜５．７か
ら回線交換機１宛送信される宛先番号と統合メール装置
８を示す番号とを比較し、一致する場合には、統合メー
ル装置８との間の通信径路が設定された後、回線交換機
１内の標準手順に従ってその通信径路を通じて、属性情
報を統合メール装置８宛送信する。また、制御回路２１
，４１゜６１は、通信可信号等を選択回路２０，４０．
６０経由で加入者端末３．５．７宛送出して、回線終端
装置２，４．６における接続制御を行う。

保持回路２２，４２．６２は、属性情報を記憶・保持す
るもので、例えば書き換え可能メモリ等から成る。

登録回路２３，４３．６３は、属性入力回路２４．４４
．６４から入力された属性情報を保持回路２２，４２．
６２に転送し、保持させるものである。

属性入力回路２４，４４．６４は、例えばワイヤ・スト
ラップ、ディップ・スイッチ、キーボード・スイッチ等
の属性情報の入力手段を有する。

回線終端装置２，４．６は、加入者近傍に設置されるの
で、加入者は、回線終端装置２，４．６の属性入力回路
２４，４４．６４を操作することで、容易に属性情報を
回線終端装置２，４．６に登録できる。

一方、統合メール装置８は、複数種類の通信メディアを
加入者端末との間で送受信可能で、各通信メディアに共
通な回線交換機１との接続ボートを有し、接続ポートに
は単一の交換機番号が割付けられている。統合メール装
置８は、第５図の従来例で示した蓄積部８０．音声イン
タフェース部８３、テキストインタフェース部８４．フ
ァクシミリインタフェース部８５．ならびに選択部９０
゜９２．９４と同様な機能を有する選択部８１、網制御
部９１．９３．９５と同様な機能を有する網制御部８２
に加えて、受信部８６．切換え部８７から構成される。

受信部８６は、回線交換機１内標準手順に従って、回線
終端装置２，４．６から属性情報を受信し、切換え部８
７に転送する。

切換え部８７は、受信部８６からの受信属性情報Ｇこ基
づいて、加入者端末の通信メディアに応じたインタフェ
ース部を選択・接続する。すなわち、加入者端末が電話
の場合は音声インタフェース部８３を、テキスト端末の
場合はテキストインタフェース部８４を、ファクシミリ
端末の場合はファクシミリインタフェース部８５を選択
部８１に接続する。

なお、選択部８１．網制御部８２は、切換え部８７によ
って通信メディア対応の各インタフェース部に対して共
通化されるとともに、新たに選択部８１には受信部８６
が接続されている。

さて、かかる構成において、加入者は加入者端末３．５
．７の導入時ならびに加入者端末に使用される通信メデ
ィアの変更時に属性情報の変更・登録を、各々１．属性
入力回路２４．４４．６４を用いて行う。なお、一旦登
録を行うと、保持回路２２．４２．６２が属性情報を保
持するので、通信メディアが変更されるまで、属性情報
の再登録は不要である。

その後、例えば、加入者端末３から統合メ・−ル装置５
へ接続する場合、回線終端装置２は加入者端末３からの
発呼信号ならびに宛先番号を選択回路２０を通じて、回
線交換機１宛転送する。回線交換機１は、加入者インタ
フェース回路１０を通じて、その発呼信号ならびに宛先
番号を検出する。

そして、回線交換機１は、この宛先番号が統合メール装
置８の番号であるとき、制御装置１３の制御のちとに、
第１図に示すように、通話スイッチ１４内に加入者端末
３と統合メール装置８とを接続する通信径路を設定し、
統合メール装置８に着呼を通知する。その後、回線終端
装Ｗ２の制御回路２１は、宛先番号が統合メール装置８
を示す番号であることから、前記通信径路を通じて、予
め保持回路２２に登録されている属性情報を統合メール
装置８宛送信する。

複数種類の通信メディアを蓄積、配送可能な統合メール
装置８は、受信部８６に属性情報を受信させ、この属性
情報Ｑこ基づいて、加入者端末３との通信に用いるメデ
ィアに対応したインタフェース部を切換え部８７に選択
させる。

その後、回線終端装置２は、前記通信径路を通じて、加
入者端末３と統合メール装置８とを接続し、統合メール
装置８は選択した通信メディアを用いて、加入者端末３
と通信を行い、必要な蓄積。

配送等のメール処理を行う。

なお、以上の説明では、宛先番号が統合メール装置８の
番号と等しいか否かを回線終端装置２の制御回路２１に
判定させ、一致する場合に統合メール装置８宛属性情報
を送信させる方法について述べたが、回線終端装置２と
統合メール装置８との間に設定される通信径路を通じて
、属性情報の送出を要求する信号を統合メール装置８に
回線終端装置２宛送信させ、この信号を受信した後制御
回路２１に属性情報を統合メール装置８宛送信させる方
法も可能である。

また、以上の説明では、加入者端末から統音メール装置
へ発呼する場合についてのみ述べたが、統合メール装置
から加入者端末へ発呼する場合にも、属性情報の送出を
要求する信号を統合メール装置から加入者端末宛送信す
るなどの方法によって、回線終端装置から統合メール装
置へ属性情報を送ることが可能である。そして、統合メ
ール装置は、受信属性情報を判定した結果、蓄積されて
いるメツセージのメディアと加入者端末の通信メディア
が異なる場合、統合メール装置のインタフェース部にメ
ツセージのメディアを変換させた後加入者端末宛送信す
る、あるいはメソセージの送信を行わずに通信径路を切
断するなどの方法が可能である。このような場合にも、
本発明は同様に適用可能である。

次に本発明の第２の実施例を第２図を用いて説明する 第１の実施例では、属性情報は、加入者端末〜統合メー
ル装置間で送受信されるメツセージと同−の通話スイッ
チ内通信径路を通じて転送される。

これに対し、本例においては、通話スイッチとは別に設
けられる制御情報転送用の通信網１５を通じて、属性情
報は転送される。

すなわち、加入者インタフェース回路１０，１１．１２
は、新たに各々送受信回路ｔｏｏ、ｉｉＯ，１２０を有
し、送受信回路１００，１１０゜１２０は回線終端装置
から受信した属性情報とメツセージの内、分離した属性
情報を通信網１５を通じて統合メール装置８宛送信し、
一方メッセージは通話スィッチ１４内通信径路を通じて
統合メール装置８宛送信する。さらに、逆方向の統合メ
ール装置８からのメツセージ、制御装置１３からの信号
等を回線終端装置列送信する。

また、統合メール装置８の受信部８６は、通信網１５に
接続され、加入者インタフェース回路から通信網１５を
通じて属性情報を受信する。

なお、その他の構成は第１図の第１実施例と同一であり
、同一の要素には第１図と同一の番号を付して示してい
る。

かかる構成において、加入者インタフェース回路１０は
、回線終端装置２から属性情報を受信すると、この属性
情報を通信網１５内の通信手順に従って、統合メール装
置８宛、通信網１５を通じて送信する。統合メール装置
８の受信部８６は、通信網１５から属性情報を受信する
と、受信属性情報を切換え部８７に送り、加入者端末８
との通信メディアを選択させる。

次に第３の実施例を第３図に示す。回線終端装置２の登
録回路２３は、第１の実施例では属性入力回路２４に接
続されているが、本例においては、加入者端末３の属性
指示器（図示せず）、例えばワイヤ・ストラップ、ディ
ップ・スイッチ等に接続される。本例においては、加入
者端末がそれぞれ異なる通信メディアを使用しても、属
性指示器が標準化されているならば、登録回路２３が自
動的に属性情報を属性指示器から読込み、保持回路２２
に転送し保持させる。したがって、加入者に加入者端末
の属性を意識させることなく、加入者端末を回線交換機
に収容できる。

第４図は、網制御回路２５を具備した回線終端装置２へ
の適用例を示す。第１の実施例では、加入者端末３が発
呼信号、宛先番号等を送出し、回線終端装置２がこれら
信号を回線交換機１宛転送するが、本例においては、網
制御回路２５が、発呼信号、宛先番号１着呼応答信号等
の送出ならびに呼接続状態の表示と制御等を行う。制御
回路２１は加入者端末３．網制御回路２５と並列に選択
回路２６に接続される。本例においては、網制御回路２
５が、発呼信号、宛先番号を送出した後、制御回路２１
が属性情報を送信し、統合メール装置８に使用する通信
メディアを選択させる。

なお、以上の説明では回線交換機についてのみ述べたが
、回線交換機における通話スイッチは、パケット交換機
において交換接続機能を果たすバッファメモリに相当し
、したがって、本発明は同様にして、統合メール装置を
有するパケット交換機においても適用可能である。

さらに、以上の説明中の回線交換機の通話スイッチ内通
信径路を回線交換網内の複数の交換機を経由する通信径
路とみなせば、本発明は同様にして、統合メール装置を
有する回線交換網において成立する。

またパケット交換機における通信径路は、パケット交換
機内のバッファメモリを介して設定される論理的な通信
径路に相当する。したがって、この通信径路をパケット
交換網内の通信径路とみなせば、本発明は統合メール装
置を有するパケット交換網においても成立する。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したように、本発明によれば、異種メ
ディアの加入者端末を混在収容し、統合メール装置を有
する交換網において、回線終端装置に属性情報の保持機
能を具備させ、この属性情報を統合メール装置宛送信さ
せることによって、統合メール装置に加入者端末との間
で送受信する通信メディアを自動的に選択させ、種々の
通信メディアの加入者端末と通信させることが可能にな
る。

この結果、加入者も、加入者端末の通信メディアに拘わ
らず、単一の番号で統合メール装置と加入者端末とを接
続できる。

また、回線終端装置は加入者側に設置されるので、加入
者は回線終端装置に保持される属性情報の登録・変更を
容易に行える。

以上、述べたよ・うに、本発明によれば、加入者は、異
種通信メゾ、イアの加入者端末から容易に統合メール装
置にアクセスし、各種メディアのメソセージのｍ積、配
送機能を利用できるようになるので、その効果は著しい
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す図、第２図は第２
の実施例を示す図、 第３図は第３の実施ｉｊ１＋を示す図、第４図は第４の
実施例を示す図、 第５図は従来の統合メール装置接続方式を示す図である
。 １・・・・・・・回線交換機 ２．４．．６・・・回線終端装置 ３．５．７・・・加入者端末 ８・・・・・・・統合メール装置 １０、１１．１２・・・加入者イ：ノ′タフ丁−ス回路
１３・・・・・・・制御装置 １４・・　・・・・・通話スイッチ １５　・　　・　　・　　・　　・　　・　　・　通イ
言ｔド１２０、４０．６０・・・選択回路 ２１、４Ｌ　６ｊ・・・制御回路 ２２、４２．６２・・・保持回路 ２３、４３．６３・・・登録回路 ２４、４４．６４・・・属性入力回路 ２５・・・・・・・網側ｆａｆ１回路 ８０・・・・・・・蓄積部 ８１、９０．９２．９４・選択部 ８２、９１．９３．９５・網制御部 ８３・・・・・・・音声インタフェース部８４・・・・
・・・テキストインタフェース部８５・・・・・・・フ
ァクシミリインタフェース部 ８６・・・・・・・受信部 ８７・・・・・・・切換え部 ｉｏｏ、　ｉｉｏ、　１２０　　・・送受信回路２３食
上回路 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信メディアの異なる複数の加入者端末を混在収
   容し、さらに加入者端末からの異なるメディアのメール
   を統合処理する統合メール装置を有する交換網における
   統合メール装置接続方式において、 加入者線を終端して前記交換網と前記加入者端末との接
   続を行う回線終端装置が前記加入者端末に使用される通
   信メディアに関する情報（属性情報）を保持し、 前記加入者端末と前記統合メール装置との通信の際は、
   その通信に先立って、 前記加入者端末に対応する前記回線終端装置が前記属性
   情報を前記統合メール装置宛送信し、受信した属性情報
   に基づいて前記統合メール装置が前記加入者端末との間
   の通信に使用する通信メディアを選択し、 しかるのち、前記加入者端末と前記統合メール装置との
   間に設定されている通信径路を通じて、前記加入者端末
   と前記統合メール装置との間で通信することを特徴とす
   る統合メール装置接続方式。