JP2008227849A - パス自動構成方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のクライアント装置間のマルチポイントのパス設定を実現することにより、パス設定稼働を削減できるパス構成方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態による通信ネットワークにおける管理制御装置は、1つまたは複数の接続元クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続元仮想ポートと、1つまたは複数の接続先クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続先仮想ポートを定義する。接続元仮想ポートから接続先仮想ポートへパスを設定するにあたって、接続元仮想ポートに包含される物理(論理)ポートと接続先仮想ポートに包含される物理(論理)ポートとの対応関係を認識して、1つまたは複数の接続元クライアント装置から1つまたは複数の接続先クライアント装置へ複数のパスを設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ネットワークに関し、より詳しくは、通信ネットワークにおいて複数のパスを自動で構成する方法および装置に関する。
GMPLS技術を用いて、通信ネットワークのノード装置の制御部間の通信により、ポイント−ポイント間のパス設定、障害時のリストレーションによる復旧など高機能を実現する方法が提案されている(非特許文献1)。
また、特許文献1には、光パスを用いたレイヤ1VPNサービスの実現方法について記載されている。特に、特許文献1では、クライアント側からの制御によるパス設定について記載されており、クライアントのポリシーを反映できるようにしている。具体的には、通信ネットワーク内にVPNごとに異なる仮想ノードを設定し、それぞれに対してクライアントのポリシーを登録することにより、クライアントのポリシーを反映させたパス設定を可能にしている。
特開2004−179769号公報 RFC3945: Generalized Multi-Protocol Label Switching (GMPLS) Architecture, (特に、1. Introduction, 7. Generalized Signaling, 11. LSP Protection and Restoration参照)
これらの従来技術はいずれも、接続元クライアント装置から接続先クライアント装置へのポイント−ポイントのパス設定を行っている。接続元クライアント装置の物理(論理)ポートと接続先クライアント装置の物理(論理)ポートを指定し、例えばGMPLSのシグナリングなどを用いて、ノード装置の接続設定を行う。ここで、物理(論理)ポートとは、物理ポートまたは論理ポートを意味し、ノード装置の接続設定(クロスコネクト設定)を行う際、個々の物理ポートを指定してもよいし、1つまたは複数の物理ポートに紐付け定義された論理ポートを指定してもよい。
しかしながら、通信トラフィックの増大に伴い、クライアント装置間の必要パス数が増大すると、複数のクライアント装置間を直結する傾向となり、複数のクライアント装置間のメッシュ接続になると考えられる。
そうなった場合、パス設定数は、クライアント数の増加に伴い、2乗のオーダで増加する。そのため、ポイント−ポイントでパスを設定したり、維持したりするための処理稼働は膨大なものとなる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、複数のクライアント装置間のマルチポイントのパス設定を実現することにより、パス設定の処理稼働を削減できるパス自動構成方法を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、通信ネットワークにおける管理制御装置であって、1つまたは複数の接続元クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続元仮想ポートと、1つまたは複数の接続先クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続先仮想ポートを定義し、前記接続元仮想ポートから前記接続先仮想ポートへパスを設定するにあたって、前記接続元仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートと前記接続先仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートとの対応関係を認識して、前記1つまたは複数の接続元クライアント装置から前記1つまたは複数の接続先クライアント装置へ複数のパスを設定することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の管理制御装置であって、前記接続元仮想ポートおよび接続先仮想ポートは、各クライアント装置からの属性および接続ポリシーに基づいて定義されることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の管理制御装置であって、前記クライアント装置と前記通信ネットワークのノード装置との間の物理(論理)ポートの対応関係は、前記クライアント装置との間に定義されたプロトコルを通じて取得されることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の管理制御装置であって、前記管理制御装置は、前記通信ネットワークの複数のノード装置に分散されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の管理制御装置であって、前記1つまたは複数の接続元クライアント装置から前記1つまたは複数の接続先クライアント装置へ複数のパスを設定することは、前記接続元クライアント装置のいずれかの要求メッセージを通じて行われることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、プログラムであって、請求項1から5のいずれかに記載の管理制御装置の機能をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、1つまたは複数の接続元クライアント装置と、1つまたは複数の接続先クライアント装置と、前記接続元クライアント装置から前記接続先クライアント装置へ複数のパスを設定するための1つまたは複数のノード装置とを備えた通信システムであって、前記1つまたは複数の接続元クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続元仮想ポートと、前記1つまたは複数の接続先クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続先仮想ポートを定義し、前記接続元仮想ポートから前記接続先仮想ポートへパスを設定するにあたって、前記接続元仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートと前記接続先仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートとの対応関係を認識して、前記1つまたは複数の接続元クライアント装置から前記1つまたは複数の接続先クライアント装置へ複数のパスを設定することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、通信ネットワークにおいて複数のパスを自動で構成する方法であって、1つまたは複数の接続元クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続元仮想ポートと、1つまたは複数の接続先クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続先仮想ポートを定義することと、前記接続元仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートと前記接続先仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートとの対応関係を認識して、前記1つまたは複数の接続元クライアント装置から前記1つまたは複数の接続先クライアント装置へ複数のパスを設定することとを備えることを特徴とする。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る構成例を示している。具体的には、光クロスコネクト装置(X1〜X5)からなる通信ネットワーク(NW)を介して、自律システム(AS1,AS2)間にパスを設定している。以下、クライアント装置は、IPルータ(R1,R2など)として説明するが、MPLSルータ、レイヤ2スイッチ、TDM装置などとしてもよい。また、光クロスコネクト装置の代わりに、TDM装置などのパスクロスコネクトが可能な装置を適用することができる。
図1は、2つの自律システム(AS)間接続の一例を示している。1つのASには複数のAS境界ルータ(ASBR)があり、ASBR間でパスが接続される。図1では、簡単のため、2つの自律システム(AS1およびAS2)間でそれぞれ4つのASBR(R1a,R1b,R1c,R1dおよびR2a,R2b,R2c,R2d)同士がメッシュ接続されている様子を示している。しかし、一般には、2つのAS間接続に限らず、3つ以上のAS間接続としてもよい。
一般にパス設定を行う場合は、接続元ポートと接続先ポートを指定してパス設定を行う。この設定は、手動で行う場合もあるし、GMPLSなどの制御プロトコルを用いて、接続元ポートから接続先ポートまでの接続関係を通信ネットワーク内のノード装置(X1〜X5)に自動で設定する場合もある。
メッシュ接続では、パスの総数は構成ルータ数の増加に伴い、その2乗のオーダで増加する。したがって、パスを1本ずつ設定する場合、その処理稼働が問題となる。そこで、図1(a)に示すように、1つのASBR(R1a)から他のISPの複数のASBR(R2a〜R2d)に対して、1対1の論理ポートを設定する。また、図1(b)に示すように、あるISPの複数のASBR(R1a〜R1d)から、他のISPの複数のASBR(R2a〜R2d)に対して、1対1の論理ポート(仮想ポート)を設定する。つまり、複数の宛先ポートを1つの仮想的な論理ポート(仮想ポート)に見立てて、この仮想ポート間の1対1のパス設定を行うことで、複数のパス設定を自動で行う。ここで、仮想ポートとは、複数の物理(論理)ポートを包含したものであり、属性および接続ポリシー等によって決定される。
仮想ポートに対するパスを設定するだけで、通信ネットワーク(NW)内では、ASの接続ポリシーに基づき、複数の接続先へのパス設定を実施することができる。ここで、ASの接続ポリシーとは、例えば、接続を許可する接続先AS番号、接続本数などである。図1(a)の例では、AS1における1つのASBR(R1a)からAS2における各ASBR(R2a〜R2d)に対して1本ずつパス設定してよいという接続ポリシーを登録している。このような予め登録したポリシーに基づき、複数の物理ポート同士の接続を決定する。このような設定の仕方は、クライアント側に見せる必要はなく、通信ネットワーク内で閉じた形で自動で実施することができる。これにより、1対1の仮想ポートの指定のみで、複数のパス設定を実現することができる。GMPLS技術を用いる場合、クライアント装置は、GMPLSによる制御信号により通信ネットワークに対して仮想ポート間の1対1のパス設定を行い、その完了を認識することができる。実際には、通信ネットワーク内でこの仮想ポートに含まれる複数の物理(論理)ポート間の接続が行われ、複数のパスが設定される。このように、GMPLSの場合、仮想ポート間のパス設定と物理(論理)ポート間の実際のパス設定とを階層化することが考えられる。具体的な方法としては、以下で説明する第12実施形態による方法が挙げられる。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態に係る構成例を示している。具体的には、管理制御部を備える通信ネットワーク(NW)を介して、クライアント装置(R1,R2,R3)間にパスを設定している。図2(a)は、通信ネットワーク(NW)内の管理制御部に各クライアント装置の属性および接続ポリシーを登録する手順を示しており、図2(b)は、登録した属性および接続ポリシーに基づいてクライアント装置(R1)からクライアント装置(R2,R3)へのパスを設定する手順を示している。
ここで、属性については、クライアントがISPの場合は、AS番号、クライアントが企業ユーザ等であって、通信ネットワーク(NW)を介してレイヤ1の企業内ネットワークを構築するような場合(VPN)は、そのプライベートネットワークを区別する識別番号(VPN−IDなど)、クライアントが複数のクライアント装置でクラスタを構成するような場合は、クラスタを識別する番号などとすることができる。また、接続ポリシーについては、クライアントがISPの場合は、接続可能な相手AS番号とその接続本数、VPNやクラスタの場合は、自VPNや自クラスタ内での接続本数などとすることができる。
管理制御部では、各クライアント装置からの属性および接続ポリシーを保持すると同時に、1つのクライアントが接続元となった場合の接続元仮想ポートと接続先仮想ポートを定義する。そして、各仮想ポートに包含する個々の物理(論理)ポートの組合せを、属性および接続ポリシーに基づいて決定する。この場合、管理制御部は、事前に各物理(論理)ポートの接続関係(クライアント装置と通信ネットワーク内のノード装置のポートの関係、ノード装置間のポートの関係)を把握している必要がある。この接続関係は、手動で設定してもよいし、隣接関係の自動発見プロトコル(例えば、GMPLSにおけるLMPなど)を利用することができる。また、管理制御部がノード装置に分散している場合には、通信ネットワーク内のプロトコルによってこのような接続関係を交換するようにしてもよい。
パスの設定手順においては、接続元および接続先仮想ポートを定義することにより、属性および接続ポリシーに基づいて、接続元の1つのクライアント装置から、接続先の複数のクライアント装置にパスが設定される。図2(b)では、接続元のクライアント装置R1から仮想ポート間の1本のパス設定を要求すると、接続先であるクライアント装置R2およびR3に対して2本のパスの設定が行われる。これは、クライアント装置R1からの仮想ポート間のパス設定要求に基づいて、管理制御部において接続元および接続先の各仮想ポートに含まれる個々の物理(論理)ポートを認識し、これら物理(論理)ポート間のパスとして設定しているためである。
以上のパス設定手順を、図2および表1を参照して、より具体的に説明する。表1は、図2の構成例において、管理制御部が保有する情報の一例を示している。具体的には、管理制御部は、下記の情報を認識し、保持している。
(1)各クライアント装置から通知されるクライアント装置の属性や接続ポリシー
(2)クライアント装置とノード装置間のリンク情報(図2では、クライアント装置R1とノード装置X1のポート接続関係であるA−1とα−1の関係、A−2とα−2の関係、クライアント装置R2とノード装置X2のポート接続関係であるB−1とβ−1の関係、クライアント装置R3とノード装置X3のポート接続関係であるC−1とγ−1の関係)
(3)ノード装置間のリンク情報(ノード装置X1とノード装置X2のポート接続関係であるN1−1とN2−1の関係、ノード装置X1とノード装置X3のポート接続関係であるN1−2とN3−1の関係)
(4)仮想ポート情報(クライアント装置R1を接続元としたときの、接続元仮想ポート番号LsとLsに包含された物理(論理)ポート番号A−1,A−2の関係、接続先仮想ポート番号LdとLdに包含された物理(論理)ポート番号B−1,C−1の関係)
ここで、(4)については、クライアント装置R1を接続元とした場合の接続元・接続先仮想ポートの定義のほかに、クライアント装置R2を接続元とした場合およびクライアント装置R3を接続元とした場合のそれぞれについて、接続元・接続先仮想ポートを定義し、それぞれに包含される物理(論理)ポートの対応関係も管理制御部で管理する。
Figure 2008227849
図2(b)において、クライアント装置R1からLs−Ld間のパス設定要求が通信ネットワークの管理制御部になされると、管理制御部は、Lsに含まれる物理(論理)ポートと、Ldに含まれる物理(論理)ポートの接続関係を、接続ポリシーや属性に基づいて決定する。ここでは、A−1とB−1を接続してできるパスと、A−2とC−1を接続してできるパスを定義する。
さらに、A−1とB−1を接続するために必要な物理(論理)ポートの対応関係を認識し、各ノード装置に対して接続設定を行う。ここでは、管理制御部は、A−1とα−1の対応、B−1とβ−1の対応、α−1の属するノードとβ−1の属するノードの接続関係であるN1−1とN2−1の関係を認識しているので、α−1とN1−1、N2−1とβ−1を接続すれば、A−1とB−1の接続が完了することがわかる。そこで、管理制御部は、このような接続をノード装置X1およびX2に設定する。同様に、管理制御部は、A−2とC−1の接続を行うことで、クライアント装置R1から2本のパスを設定する。このようにして、LsからLdへ向けたパス設定要求を行うことにより、クライアント装置R1からクライアント装置R2,R3へのパスを一度に設定することができる。
接続設定に成功すると、管理制御部は、クライアント装置R1に対して、仮想ポート間のパス設定に成功した旨を通知することにより、クライアント装置R1は個々の物理(論理)ポートの接続状態を知らなくてもよい。但し、接続後、クライアント装置R1が個々の物理(論理)ポートの設定状態を管理する必要がある場合には、個々の物理(論理)ポートの接続関係(接続元と接続先の対応関係)をクライアント装置に通知してもよい。その場合でも、クライアント装置R1は、接続前から個々の物理(論理)ポートの接続先との対応関係、接続先ポートのIDなどを知っている必要はない。すなわち、通信ネットワーク内での接続設定が完了した時点で、あるいは接続設定中に、管理制御部が各物理(論理)ポートのID、IPアドレス設定状態などを取得し、それらの一部または全部の情報をクライアント装置R1に通知することによって、クライアント装置側で接続関係の把握が可能になる。
図3は、図2の管理制御部の構成例を示し、図4は、管理制御部の動作シーケンス例を示している。図3に示すように、制御管理部100は、クライアント装置と通信するクライアント装置側IF102と、ノード装置と通信するノード装置側IF104を備えている。制御管理部100はさらに、属性および接続ポリシーを管理するポリシー情報管理部106と、リンク情報を管理するリンク情報管理部108と、仮想ポート情報を管理する仮想ポート情報管理部110と、パス設定を判断するパス設定判断処理部112と、ノード装置にパス設定命令を発行するパス設定命令処理部114とを備えている。
図4に示すように、クライアント装置−ノード装置間およびノード装置−ノード装置間のリンク情報がリンク情報管理部108に登録される(S102)。このリンク情報は、手動で登録してもよいし、隣接関係の自動発見プロトコルを利用して自動で登録してもよい。各クライアント装置の属性および接続ポリシーがクライアント装置側IF102で受信され(S104)、ポリシー情報管理部106に登録される(S106)。これらリンク情報、属性および接続ポリシーに従って、仮想ポート情報管理部110で、各接続元仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係および各接続先仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係が決定され、仮想ポート情報として登録される(S108)。
次に、あるクライアント装置からクライアント装置側IF102を介してパス設定要求を受信すると(S110)、パス設定判断処理部(112)が起動される。パス設定判断処理部112は、仮想ポート情報管理部110にこのパス設定要求に関連する仮想ポート情報を要求し(S112)、該当する仮想ポート情報を取得する(S114)。また、パス設定判断処理部112は、リンク情報管理部108にこの仮想ポート情報に関連するリンク情報を要求し(S116)、該当するリンク情報を取得する(S118)。これらの情報を基に、パス設定判断処理部112は、物理(論理)ポートの接続関係を決定し、接続すべきパス設定を判断する(S120)。パス設定命令処理部114は、このパス設定に対応する接続命令を作成し、ノード装置側IF104を介して、関連するノード装置に対して通知する(S122)。
図2から図4では、通信ネットワークが管理制御部を備え、ノード装置を管理する集中管理の形態として説明したが、実際には、各ノード装置が管理制御部を備え、管理制御部間で必要な情報を通信することで通信ネットワーク全体を管理する分散管理の形態をとることもできる。あるいは、集中管理と分散管理を併用することもできる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係る構成例を示している。具体的には、クライアント装置の属性が、そのクライアント装置(R1)が属する仮想プライベートネットワーク(VPN1)として表されており、通信ネットワークを介して同じVPN(VPN1)に属するクライアント装置(R2,R3)との間でパスを設定する場合の構成例を示している。図5(a)は、通信ネットワーク(NW)内の管理制御部に各クライアント装置の属性および接続ポリシーを登録する手順を示しており、図5(b)は、登録した属性および接続ポリシーに基づいてクライアント装置(R1)からクライアント装置(R2,R3)へのパスを設定する手順を示している。図5において、VPN1とVPN2は異なるVPNであるので、その間の接続は行われるべきではない。したがって、クライアント装置R1,R2およびR3と、クライアント装置R4との間のパス設定は行われないようにしなければならない。
図5(a)に示すように、管理制御部は、各クライアント装置から属性としてVPN番号を受け取り、このVPN番号に基づいて、接続元仮想ポートと接続先仮想ポートを定義する。図5(a)では、クライアント装置R1が接続元である場合の接続元仮想ポート番号をLsと定義し、クライアント装置R2およびR3が接続先である場合の接続先仮想ポート番号をLdと定義している。そして、管理制御部は、接続元仮想ポートLsおよび接続先仮想ポートLdと、これらに包含される物理(論理)ポートとの対応関係を決定する。
このようにして、VPN1に属するクライアント装置R1が接続元とした場合の接続先仮想ポートLd内に、VPN2に属するクライアント装置R4の物理(論理)ポートが含まれないように包含関係を決定することで、クライアント装置R1からのパス設定要求によりクライアント装置R4へのパス設定が行われないようにする。
図5(b)に示すように、LsからLdへ向けたパス設定要求を行うことにより、VPN1に属するクライアント装置R1から同じVPN1に属するクライアント装置R2,R3へのパスを一度に設定することができる。この場合、VPN2に属するクライアント装置R4へのパス設定は行われない。なお、本実施形態における管理制御部の構成例および動作シーケンス例については、第2実施形態を参照されたい。
(第4実施形態)
図6は、本発明の第4実施形態に係る構成例を示している。具体的には、クライアント装置の属性が、そのクライアント装置(R1)が属するインターネットサービスプロバイダ(ISP1)として表されており、通信ネットワークを介して異なるISP(ISP2)に属するクライアント装置(R2,R3)との間でパスを設定する場合の構成例を示している。図6(a)は、通信ネットワーク(NW)内の管理制御部に各クライアント装置の属性および接続ポリシーを登録する手順を示しており、図6(b)は、登録した属性および接続ポリシーに基づいてクライアント装置(R1)からクライアント装置(R2,R3)へのパスを設定する手順を示している。
図6(a)に示すように、管理制御部は、各クライアント装置から属性としてAS番号を受け取り、このAS番号に基づいて、接続元仮想ポートと接続先仮想ポートを定義する。図6(a)では、ISP1に属するクライアント装置R1が接続元である場合の接続元仮想ポート番号をLsと定義し、ISP2に属するクライアント装置R2およびR3が接続先である場合の接続先仮想ポート番号をLdと定義している。そして、管理制御部は、接続元仮想ポートLsおよび接続先仮想ポートLdと、これらに包含される物理(論理)ポートとの対応関係を決定する。同様に、ISP2からISP1、ISP1からISP3、ISP3からISP1、ISP2からISP3へのそれぞれのパスに対しても接続元および接続先仮想ポートを定義し、それぞれに包含される物理(論理)ポートとの対応関係を決定することができる。
図6(b)に示すように、LsからLdへ向けたパス設定要求を行うことにより、ISP1に属するクライアント装置R1から、ISP2に属するクライアント装置R2,R3へのパスを一度に設定することができる。なお、本実施形態における管理制御部の構成例および動作シーケンス例については、第2実施形態を参照されたい。
(第5実施形態)
図7は、本発明の第5実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、管理制御部が各ノード装置に分散されている。図2の場合と同様に、管理制御部は、通信ネットワーク全体として、下記の情報を認識し、保持している。
(1)各クライアント装置から通知されるクライアント装置の属性や接続ポリシー
(2)クライアント装置とノード装置間のリンク情報(図7では、クライアント装置R1とノード装置X1のポート接続関係であるA−1とα−1の関係、A−2とα−2の関係、クライアント装置R2とノード装置X2のポート接続関係であるB−1とβ−1の関係、クライアント装置R3とノード装置X3のポート接続関係であるC−1とγ−1の関係)
(3)ノード装置間のリンク情報(ノード装置X1とノード装置X2のポート接続関係であるN1−1とN2−1の関係、ノード装置X1とノード装置X3のポート接続関係であるN1−2とN3−1の関係)
(4)仮想ポート情報(クライアント装置R1を接続元としたときの、接続元仮想ポート番号LsとLsに包含された物理(論理)ポート番号A−1,A−2の関係、接続先仮想ポート番号LdとLdに包含された物理(論理)ポート番号B−1,C−1の関係)
ここで、(1)、(2)および(3)の情報は、通信ネットワーク内の閉じたプロトコルを用いて、各ノード装置の管理制御部間で交換される。例えば、(2)のリンク情報の交換には、マルチプロトコルBGPなどを用いることができる。また、(3)のリンク情報の交換にはOSPFなどを用いることができる。
図8は、図7の管理制御部の構成例を示し、図9は、管理制御部の動作シーケンス例を示している。図8に示すように、制御管理部200は、クライアント装置と通信するクライアント装置側IF202と、ノード装置と通信するノード装置側IF204と、他の管理制御部と通信する管理制御部側IF216を備えている。制御管理部200はさらに、属性および接続ポリシーを管理するポリシー情報管理部206と、リンク情報を管理するリンク情報管理部208と、仮想ポート情報を管理する仮想ポート情報管理部210と、パス設定を判断するパス設定判断処理部212と、ノード装置にパス設定命令を発行するパス設定命令処理部214とを備えている。
図9に示すように、各クライアント装置の属性および接続ポリシーがクライアント装置側IF202で受信され(S202)、ポリシー情報管理部206に登録される(S204)。また、クライアント装置−ノード装置間のリンク情報がクライアント装置側IF202で受信され(S206)、リンク情報管理部208に登録される(S208)。このリンク情報は、手動で登録してもよいが、隣接関係の自動発見プロトコルを利用して自動で登録することができる。また、ノード装置−ノード装置間のリンク情報は、第2実施形態と同様に、手動で登録することもできるし、管理制御部側IF216を介して自動で登録すことができる。これらリンク情報、属性および接続ポリシーに従って、仮想ポート情報管理部210で、各接続元仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係および各接続先仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係が決定され、仮想ポート情報として登録される(S210)。そして、これらのリンク情報、属性および接続ポリシー、仮想ポート情報が、管理制御部側IF216を介して、他の管理制御部に送信され(S212)、他の管理制御部から受信される(S214)。
次に、あるクライアント装置からクライアント装置側IF202を介してパス設定要求を受信すると(S216)、パス設定判断処理部(212)が起動される。パス設定判断処理部212は、仮想ポート情報管理部210にこのパス設定要求に関連する仮想ポート情報を要求し(S218)、該当する仮想ポート情報を取得する(S220)。また、パス設定判断処理部212は、リンク情報管理部208にこの仮想ポート情報に関連するリンク情報を要求し(S222)、該当するリンク情報を取得する(S224)。これらの情報を基に、パス設定判断処理部212は、物理(論理)ポートの接続関係を決定し、接続すべきパス設定を判断する(S226)。パス設定命令処理部214は、このパス設定に対応する接続命令を作成し、管理制御部側IF216を介して、関連するノード装置の管理制御部に対して通知する(S228)。
(第6実施形態)
図10は、本発明の第6実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、マルチプロトコルBGPを用いて、クライアント装置−ノード装置間のリンク情報をノード装置間で交換する。図10では、マルチプロトコルBGPを用いて交換したリンク情報をもとに、ISP1に属するクライアント装置R1からISP2に属するクライアント装置R2およびR3へパスを設定する構成例を示している。
図10に示すように、ノード装置X2の管理制御部は、自身に接続されたクライアント装置R2との間で定義されたプロトコルを通じて、クライアント装置R2の物理(論理)ポートB−1と自身の物理(論理)ポートβ−1の接続関係を取得する。さらに、その物理(論理)ポートB−1と、接続元仮想ポートおよび接続先仮想ポートとの包含関係を、予め登録した属性および接続ポリシーに基づいて認識し、保持する。そして、ノード装置X2の管理制御部は、マルチプロトコルBGPを用いてノード装置X1の管理制御部へこのリンク情報を広告し、ノード装置X1の管理制御部は、このリンク情報を認識し、保持する。
ノード装置X1の管理制御部は、クライアント装置R3の物理(論理)ポートC−1とノード装置X3の物理(論理)ポートγ−1の接続関係と、物理(論理)ポートC−1と接続先仮想ポートLdの包含関係も同様に、マルチプロトコルBGPを用いて取得し、保持する。この場合、ノード装置X4は、ノード装置X3の情報をそのままノード装置X1に転送する。ノード装置X1の管理制御部は、自身に接続されたクライアント装置R1との間で定義されたプロトコルを通じて、クライアント装置R1に対して、ISP2に接続するために必要な接続先仮想ポート番号であるLd、またはそれに加えて、仮想ポートと、それに包含される物理(論理)ポートの対応関係に関する情報を通知する。
クライアント装置R1は、自身が接続元となる場合の接続元仮想ポートであるLsと接続先仮想ポートLdを指定したパス設定要求を行うことにより、ISP1に属するクライアント装置R1からISP2に属するクライアント装置R2およびR3へのパスを一度に設定することができる。
図11は、図10の管理制御部の構成例を示し、図12は、管理制御部の動作シーケンス例を示している。図11に示すように、制御管理部300は、クライアント装置と通信するクライアント装置側IF302と、ノード装置と通信するノード装置側IF304と、他の管理制御部と通信する管理制御部側IF316を備えている。制御管理部300はさらに、属性および接続ポリシーを管理するポリシー情報管理部306と、リンク情報を管理するリンク情報管理部308と、仮想ポート情報を管理する仮想ポート情報管理部310と、パス設定を判断するパス設定判断処理部312と、ノード装置にパス設定命令を発行するパス設定命令処理部314とを備えている。
図12に示すように、各クライアント装置の属性および接続ポリシーがクライアント装置側IF302で受信され(S302)、ポリシー情報管理部306に登録される(S304)。また、クライアント装置−ノード装置間のリンク情報がクライアント装置側IF302で受信され(S306)、リンク情報管理部308に登録される(S308)。このリンク情報は、手動で登録してもよいが、隣接関係の自動発見プロトコルを利用して自動で登録することができる。また、ノード装置−ノード装置間のリンク情報は、第2実施形態と同様に、手動で登録することもできるし、管理制御部側IF216を介して自動で登録すことができる。これらリンク情報、属性および接続ポリシーに従って、仮想ポート情報管理部310で、各接続元仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係および各接続先仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係が決定され、仮想ポート情報として登録される(S310)。そして、これらのリンク情報、属性および接続ポリシー、仮想ポート情報が、管理制御部側IF316を介して、他の管理制御部に送信され(S312)、他の管理制御部から受信される(S314)。他の管理制御部から受信した仮想ポート情報は、クライアント装置側IF302を介して、接続されているクライアント装置に送信される(S316)。
次に、あるクライアント装置からクライアント装置側IF302を介してパス設定要求を受信すると(S318)、パス設定判断処理部(312)が起動される。パス設定判断処理部312は、仮想ポート情報管理部310にこのパス設定要求に関連する仮想ポート情報を要求し(S320)、該当する仮想ポート情報を取得する(S322)。また、パス設定判断処理部312は、リンク情報管理部308にこの仮想ポート情報に関連するリンク情報を要求し(S324)、該当するリンク情報を取得する(S326)。これらの情報を基に、パス設定判断処理部312は、物理(論理)ポートの接続関係を決定し、接続すべきパス設定を判断する(S328)。パス設定命令処理部314は、このパス設定に対応する接続命令を作成し、管理制御部側IF316を介して、関連するノード装置の管理制御部に対して通知する(S330)。
(第7実施形態)
図13は、本発明の第7実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、クライアント装置が、予め定義した自身の仮想ポート情報に基づいて、同じVPNに属する他のクライアント装置にパスを設定する。図13(a)は、通信ネットワーク(NW)内の管理制御部に各クライアント装置の属性および接続ポリシーならびに仮想ポート情報を登録する手順を示しており、図13(b)は、登録した属性および接続ポリシーならびに仮想ポート情報に基づいてクライアント装置(R1)からクライアント装置(R2,R3)へのパスを設定する手順を示している。
図13(a)に示すように、各クライアント装置は、属性および接続ポリシーならびに仮想ポート情報として、以下の情報を通信ネットワーク内の管理制御部へ通知する。
(1)自ノードの属するVPN番号
(2)希望接続数
(3)自ノードが接続元となったときの接続元仮想ポート番号
(4)自ノードが接続先となったときの接続先仮想ポート番号
クライアント装置R1から通知されるVPN番号は、VPN1、希望接続数は、2本、接続元仮想ポート番号は、L1、接続先仮想ポート番号は、Ldである(図13(a)のLdは、R2およびR3の物理(論理)ポートだけでなく、R1の物理(論理)ポートも含む)。同様に、クライアント装置R2から通知されるVPN番号は、VPN1、希望接続数は、2本、接続元仮想ポート番号は、L2、接続先仮想ポート番号は、Ldであり、クライアント装置R3から通知されるVPN番号は、VPN1、希望接続数は、2本、接続元仮想ポート番号は、L3、接続先仮想ポート番号は、Ldである。
管理制御部は、これらの情報と、各クライアント装置とノード装置の接続関係により、接続元仮想ポートおよび接続先仮想ポートと、物理(論理)ポートの包含関係を決定する。この包含関係は、クライアント装置R1を接続元としたときの包含関係のほかに、クライアント装置R2を接続元としたときの包含関係およびクライアント装置R3を接続元としたときの包含関係のそれぞれについて決定され、管理される。
図13(b)に示すように、クライアント装置R1からL1−Ld間のパス設定要求が通信ネットワークの管理制御部に対して行われると、管理制御部は、属性および接続ポリシーに基づいて、L1に含まれる物理(論理)ポート(A−1およびA−2)と、Ldに含まれる物理(論理)ポート(B−1およびC−1)との接続関係を決定する。そして、A−1とB−1を接続してできるパス、A−2とC−1を接続してできるパスを定義することで、VPN1に属するクライアント装置R1から同じVPN1に属するクライアント装置R2,R3へのパスを一度に設定することができる。
図14は、図13の管理制御部の構成例を示し、図15は、管理制御部の動作シーケンス例を示している。図14に示すように、制御管理部400は、クライアント装置と通信するクライアント装置側IF402と、ノード装置と通信するノード装置側IF404を備えている。制御管理部400はさらに、属性および接続ポリシーを管理するポリシー情報管理部406と、リンク情報を管理するリンク情報管理部408と、仮想ポート情報を管理する仮想ポート情報管理部410と、パス設定を判断するパス設定判断処理部412と、ノード装置にパス設定命令を発行するパス設定命令処理部414とを備えている。
図15に示すように、クライアント装置−ノード装置間およびノード装置−ノード装置間のリンク情報がリンク情報管理部408に登録される(S402)。このリンク情報は、手動で登録してもよいし、隣接関係の自動発見プロトコルを利用して自動で登録してもよい。各クライアント装置の属性および接続ポリシーならびに仮想ポート情報がクライアント装置側IF402で受信され(S404)、属性および接続ポリシーがポリシー情報管理部406に登録され(S406)、仮想ポート情報が仮想ポート情報管理部410に登録される(S408)。これらリンク情報、属性および接続ポリシーに従って、仮想ポート情報管理部410で、各接続元仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係および各接続先仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係が決定され、仮想ポート情報として登録される(S410)。
次に、あるクライアント装置からクライアント装置側IF402を介してパス設定要求を受信すると(S412)、パス設定判断処理部(412)が起動される。パス設定判断処理部412は、仮想ポート情報管理部410にこのパス設定要求に関連する仮想ポート情報を要求し(S414)、該当する仮想ポート情報を取得する(S416)。また、パス設定判断処理部412は、リンク情報管理部408にこの仮想ポート情報に関連するリンク情報を要求し(S418)、該当するリンク情報を取得する(S420)。これらの情報を基に、パス設定判断処理部412は、物理(論理)ポートの接続関係を決定し、接続すべきパス設定を判断する(S422)。パス設定命令処理部414は、このパス設定に対応する接続命令を作成し、ノード装置側IF404を介して、関連するノード装置に対して通知する(S424)。
(第8実施形態)
図16は、本発明の第8実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、クライアント装置が、予め定義した自身の仮想ポート情報を用いて、異なるASに属する他のクライアント装置とパスを設定する。図16(a)は、通信ネットワーク(NW)内の管理制御部に各クライアント装置の属性および接続ポリシーならびに仮想ポート情報を登録する手順を示しており、図16(b)は、登録した属性および接続ポリシーならびに仮想ポート情報に基づいてクライアント装置(R1)からクライアント装置(R2,R3)へのパスを設定する手順を示している。
図16(a)に示すように、各クライアント装置は、属性および接続ポリシーならびに仮想ポート情報として、以下の情報を通信ネットワーク内の管理制御部へ通知する。
(1)自ノードの属するAS番号
(2)希望接続先
(3)希望接続数
(3)自ノードが接続元となったときの接続元仮想ポート番号
(4)自ノードが接続先となったときの接続先仮想ポート番号
クライアント装置R1から通知されるAS番号は、AS1、希望接続先は、AS2、希望接続数は、2本、接続元仮想ポート番号は、L1、接続先仮想ポート番号は、Ldである。同様に、クライアント装置R2から通知されるAS番号は、AS2、希望接続先は、AS1、希望接続数は、2本、接続元仮想ポート番号は、L2、接続先仮想ポート番号は、Leであり、クライアント装置R3から通知されるAS番号は、AS2、希望接続先は、AS1、希望接続数は、2本、接続元仮想ポート番号は、L3、接続先仮想ポート番号は、Leである。
管理制御部は、これらの情報と、各クライアント装置とノード装置の接続関係により、接続元仮想ポートおよび接続先仮想ポートと、物理(論理)ポートの包含関係を決定する。この包含関係は、クライアント装置R1を接続元としたときの包含関係のほかに、クライアント装置R2を接続元としたときの包含関係およびクライアント装置R3を接続元としたときの包含関係のそれぞれについて決定され、管理される。
図16(b)に示すように、クライアント装置R1からL1−Le間のパス設定要求が通信ネットワークの管理制御部に対して行われると、管理制御部は、属性および接続ポリシーに基づいて、L1に含まれる物理(論理)ポート(A−1およびA−2)と、Leに含まれる物理(論理)ポート(B−1およびC−1)との接続関係を決定する。そして、A−1とB−1を接続してできるパス、A−2とC−1を接続してできるパスを定義することで、ISP1に属するクライアント装置R1から異なるISP2に属するクライアント装置R2,R3へのパスを一度に設定することができる。なお、本実施形態における管理制御部の構成例および動作シーケンス例については、第7実施形態を参照されたい。
(第9実施形態)
図17は、本発明の第9実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、通信ネットワーク内の管理制御部に対する属性および接続ポリシーの通知により、同じVPNに属するクライアント装置間にパスが設定される。
図17に示すように、各クライアント装置は、属性および接続ポリシーとして、以下の情報を通信ネットワーク内の管理制御部へ通知する。
(1)自ノードの属するVPN番号
(2)希望接続数
クライアント装置R1から通知されるVPN番号は、VPN1、希望接続数は、2本である。同様に、クライアント装置R2から通知されるVPN番号は、VPN1、希望接続数は、2本であり、クライアント装置R3から通知されるVPN番号は、VPN1、希望接続数は、2本である。
管理制御部は、各クライアント装置から属性および接続ポリシーの通知を受けると、これらの情報と、各クライアント装置とノード装置の接続関係により、各クライアント装置の物理(論理)ポートの接続関係を決定する。すなわち、クライアント装置R1の物理(論理)ポートA−1およびA−2、クライアント装置R2の物理(論理)ポートB−1、クライアント装置R3の物理(論理)ポートC−1のぞれぞれの接続関係を決定する。そして、A−1とB−1を接続してできるパス、A−2とC−1を接続してできるパス、B−2とC−2を接続してできるパスを定義することで、各クライアント装置が要求する2本のパスを設定することができる。
図18は、図17の管理制御部の動作シーケンス例を示している。なお、図17の管理制御部は、図3の構成例と同様であるので、図3の構成例をもとに図17の管理制御部の動作シーケンス例について説明する。
図18に示すように、クライアント装置−ノード装置間およびノード装置−ノード装置間のリンク情報がリンク情報管理部108に登録される(S502)。このリンク情報は、手動で登録してもよいし、隣接関係の自動発見プロトコルを利用して自動で登録してもよい。各クライアント装置の属性および接続ポリシーがクライアント装置側IF102で受信され(S504)、属性および接続ポリシーがポリシー情報管理部106に登録され(S506)、仮想ポート情報が仮想ポート情報管理部110に登録される(S508)。この仮想ポート情報は、第3および第4実施形態と同様に属性および接続ポリシーに基づいて管理制御部で定義することもできるし、第7および第8実施形態と同様にクライアント装置が定義するようにしもよい。また、仮想ポート情報としては、仮想ポート番号に属性を反映させたもの、例えば、Lsの代わりにISP1−R1、Ldの代わりにISP2といったものでもよい。これらリンク情報、属性および接続ポリシーに従って、仮想ポート情報管理部110で、各接続元仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係および各接続先仮想ポートとこれに包含される物理(論理)ポートの包含関係が決定され、仮想ポート情報として登録される(S510)。
そして、すべての必要な情報が収集され、決定されると、パス設定判断処理部(112)が起動される。パス設定判断処理部112は、仮想ポート情報管理部110に関連する仮想ポート情報を要求し(S512)、該当する仮想ポート情報を取得する(S514)。また、パス設定判断処理部112は、リンク情報管理部108に関連するリンク情報を要求し(S516)、該当するリンク情報を取得する(S518)。これらの情報を基に、パス設定判断処理部112は、物理(論理)ポートの接続関係を決定し、接続すべきパス設定を判断する(S520)。パス設定命令処理部114は、このパス設定に対応する接続命令を作成し、ノード装置側IF104を介して、関連するノード装置に対して通知する(S522)。
(第10実施形態)
図19は、本発明の第10実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、通信ネットワーク内の管理制御部に対する属性および接続ポリシーの通知により、異なるASに属するクライアント装置間にパスが設定される。
図19に示すように、各クライアント装置は、属性および接続ポリシーとして、以下の情報を通信ネットワーク内の管理制御部へ通知する。
(1)自ノードの属するAS番号
(2)希望接続先
(3)希望接続数
クライアント装置R1から通知されるAS番号は、AS1、希望接続先は、AS2、希望接続数は、2本である。同様に、クライアント装置R2から通知されるAS番号は、AS2、希望接続先は、AS1、希望接続数は、1本であり、クライアント装置R3から通知されるAS番号は、AS2、希望接続先は、AS1、希望接続数は、1本である。
管理制御部は、各クライアント装置から属性および接続ポリシーの通知を受けると、これらの情報と、各クライアント装置とノード装置の接続関係により、各クライアント装置の物理(論理)ポートの接続関係を決定する。すなわち、クライアント装置R1の物理(論理)ポートA−1およびA−2、クライアント装置R2の物理(論理)ポートB−1、クライアント装置R3の物理(論理)ポートC−1のぞれぞれの接続関係を決定する。そして、A−1とB−1を接続してできるパス、A−2とC−1を接続してできるパスを定義することで、各クライアント装置が要求するパスを設定することができる。なお、本実施形態における管理制御部の構成例および動作シーケンス例については、第9実施形態を参照されたい。
(第11実施形態)
図20は、本発明の第11実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、クライアント装置からの属性および接続ポリシーの登録をトリガとして、仮想クライアント装置との間でパスの設定を行う。本実施形態において、管理制御部の全部または一部の機能は、通信ネットワークの各ノード装置に分散しているものとする。
図20(a)は、接続元のクライアント装置R1から見みて、接続先が1つの仮想クライアント装置Rとして見える状態を示しており、図20(b)は、クライアント装置(R1)からの属性および接続ポリシーの登録をトリガとして、クライアント装置(R2,R3)へのパスを設定する手順を示している。
図20(a)において、接続元仮想ポートLsは、クライアント装置R1の論理ポートであり、接続先仮想ポートLdは、仮想クライアント装置Rの論理ポートとして認識される。実際には、図20(b)に示すように、ステップ(1)として、クライアント装置R1からノード装置X1に物理ポートを接続し、属性および接続ポリシーの登録を行う。これをトリガとして、登録した属性および接続ポリシーに基づいて、物理(論理)ポート間の接続設定が自動で行われる。
具体的には、クライアント装置R1からの属性および接続ポリシーの登録をトリガとして、接続元仮想ポートLsに包含される物理(論理)ポート(A−1,A−2)から接続先仮想ポートLdに包含される物理(論理)ポート(B−1,C−1)にパスを設定すべく、ステップ(2)として、ノード装置X1からX2およびX1からX3へ、2つの要求メッセージが送出される。ステップ(3)で、この要求メッセージに対する確認メッセージが得られると、物理(論理)ポートA−1とB−1間およびA−2とC−1間の接続が行われ、2本のパスが設定される。この要求メッセージは、例えばポート間の帯域を要求するメッセージやLSP(Label Switched Path)を確立するためのメッセージとすることができる。
(第12実施形態)
図21は、本発明の第12実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、クライアント装置からの属性および接続ポリシーを予め登録しておき、接続元のクライアント装置からのシグナリングにより、パスの設定を行う。本実施形態において、管理制御部の全部または一部の機能は、通信ネットワークの各ノード装置に分散しているものとする。
図21(a)は、接続元のクライアント装置R1から見みて、接続先が1つの仮想クライアント装置Rとして見える状態を示しており、図20(b)は、クライアント装置(R1)からのシグナリングにより、クライアント装置(R2,R3)へのパスを設定する手順を示している。
図21(a)において、各クライアントの属性および接続ポリシーは、各ノード装置の管理制御部に登録されており、クライアント装置R1からのシグナリングにより、接続元仮想ポートLsと接続先仮想ポートLdとの間でパスが設定される。実際には、図21(b)に示すように、ステップ(1)として、クライアント装置R1から仮想ポート間の要求メッセージを行うと、既に登録済みの属性および接続ポリシーに基づいて、物理(論理)ポート間の接続設定が自動で行われる。
具体的には、クライアント装置R1からの仮想ポート間の要求メッセージが、ノード装置X1において、接続元仮想ポートLsに包含される物理(論理)ポート(A−1,A−2)から接続先仮想ポートLdに包含される物理(論理)ポート(B−1,C−1)にパスを設定する2つの要求メッセージに変換され、ステップ(2)として、ノード装置X2およびX3に送出される。この要求メッセージには、接続元のクライアント装置R1と物理(論理)ポートのID、IPアドレス/MACアドレス設定情報の全部または一部を付与することにより、パスの設定情報を接続先のクライアント装置R2およびR3に認識させることができる。この要求メッセージは、ステップ(3)として、ノード装置X2からクライアント装置R2に送出され、ノード装置X3からクライアント装置R3に送出される。
ステップ(4)として、各接続先のクライアント装置R2,R3からの確認メッセージが、ノード装置X2,X3に返送され、ステップ(5)として、ノード装置X2,X3からノード装置X1に伝達される。次に、ノード装置X1は、ステップ(6)として、仮想ポート間のパス設定が完了したものとして確認メッセージをクライアント装置R1に返送する。この際、仮想ポートに包含される物理(論理)ポートのうち、実際にパス設定に成功したポートの組合せのリストも返送することができる。これにより、クライアント装置R1は、実際にパスが確立されている物理(論理)ポートを認識することができる。この確認メッセージには、接続先のクライアント装置R2,R3と物理(論理)ポートのID、IPアドレス/MACアドレス設定情報の全部または一部を付与することにより、パスの設定情報を接続元のクライアント装置R1に認識させることができる。
(第13実施形態)
図22および23は、本発明の第13実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、異なるAS間でメッシュ構成のパス設定を実現する。特に、図22は、隣接するAS間の一方のASのクライアント装置が常に接続元(イニシエータ)になる場合の仮想ポートの設定とシグナリングについて例示し、図23は、いずれのASのクライアント装置も接続元になり得る場合の仮想ポートの設定とシグナリングについて例示している。
図22(a)では、ISP1のクライアント装置R1aからISP2に向けてメッシュ構成のパス設定が行われている。この場合、接続先仮想ポート(Ld2)には、ISP2のクライアント装置R2a,R2b,R2cの物理(論理)ポートがそれぞれ1本ずつ包含されている。そして、クライアント装置R1aからクライアント装置R2a〜R2cへのパス設定が、通信ネットワーク内のノード装置X1,X2,X4およびX6の設定により実現される。
図22(b)ではさらに、ISP1のクライアント装置R1bからISP2に向けてメッシュ構成のパス設定が行われている。この場合、接続先仮想ポート(Ld2)には、クライアント装置R1bからの接続を行うための物理(論理)ポートが包含される必要がある。この例では、ISP2が接続先となる場合の接続先仮想ポート(Ld2)として、ISP2が接続に利用可能な物理(論理)ポートすべてを含むものとする。そして、ISP1のクライアント装置R1aを接続元とするときの物理(論理)ポートとは別のポートを選択して接続設定を行うものとする。ここで、接続先仮想ポート(Ld2)に含まれる物理(論理)ポートのうち、クライアント装置R1aを接続元とする場合の接続先をさらに別の仮想ポートで定義し、同様に、クライアント装置R1bを接続元とする場合の接続先をさらに別の仮想ポートで定義することにより、仮想ポートを階層化し、管理することもできる。また、パスの接続情報を、階層化された仮想ポートとして管理するのではなく、実際にパスが設定されている物理(論理)ポートとして管理することもできる。
次に、いずれのASのクライアント装置も接続元になり得る場合の仮想ポートの設定とシグナリングについて説明する。図23(a)に示すように、ISP1のクライアント装置R1aからISP2に向けてパス設定をした後、図23(b)に示すように、ISP2のクライアント装置R2aからISP1に向けてパス設定を行う場合について検討する。
このとき、クライアント装置R2aの接続先仮想ポートとして、この例では、ISP1でAS間接続に利用可能な物理(論理)ポートのすべてを含むものとしている。ISP2のクライアント装置R2aの接続元仮想ポート(Ls2a)には、既にクライアント装置R1aと接続済みの物理(論理)ポートを含むものとし、また、クライアント装置R2aを接続元とした場合の接続先仮想ポート(Ld1)には、既にクライアント装置R2aと接続済みのクライアント装置R1aの物理(論理)ポートを含むものとする。
ISP2のクライアント装置R2aからISP1へのパス設定を行う場合、ノード装置X2において、接続済みの物理(論理)ポートを認識し、シグナリングの転送をストップするか、そのままシグナリングを接続先クライアント装置に向けて転送し、既に設定済みのパスについては、接続先クライアント装置からエラーを返送するなどの方法により、双方向からのパス設定によりメッシュ構成が実現できる。
なお、シグナリングによるパス設定を片方向とする場合は、以上のような工夫は必要なく、常に接続元クライアント装置から接続先クライアント装置への1:Nのパス設定を行うことができる。
(第14実施形態)
図24は、本発明の第14実施形態に係る構成例を示している。本実施形態では、同じ属性内のクライアント装置間にメッシュ構成のパス設定を実現する。例えば、同じVPN内やクラスタ化したクライアント装置間で、メッシュ構成のパス設定を実現することができる。図24は、同じVPN内でのメッシュ構成のパス設定の一例を示している。
図24(a)は、クライアント装置R1aからクライアント装置R1bおよびR1cに向けてパスを設定する場合を示している。この例では、接続先仮想ポート(Ld1)として、自ノード(R1a)の物理(論理)ポートも含めるものとして定義しており、クライアント装置R1aを接続元としてパス設定要求をノード装置X1に送出した場合、ノード装置X1では、接続先仮想ポートに含まれ、かつ接続元仮想ポートに含まれる物理(論理)ポートに対しては、要求メッセージの送出をストップし、その他の物理(論理)ポートに対しては、要求メッセージを送出するように制御するものである。クライアント装置R1aに対しても要求メッセージを送出した場合には、エラーを返すようにプロトコルを決めることもできる。
図24(b)は、クライアント装置R1aからのメッシュ構成のパス設定後、クライアント装置R1bからのメッシュ構成のパス設定を行う場合を示している。この場合、自ノード(R1b)を接続先とする接続は行わないように制御することに加えて、既に設定済みのポート間の接続も行わないように制御する必要がある。その場合の方法は、図23の場合と同様である。
以上、本発明について、具体的にいくつかの実施形態について説明したが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施形態は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、本発明の装置および管理制御部は、コンピュータとそのプログラムとして実現することができる。そして、このプログラムは、記録媒体に記録して提供することも、ネットワークを通して提供することもできる。ここに例示した実施形態は、本発明の趣旨から逸脱することなくその構成と詳細を変更することができる。さらに、説明のための構成要素および手順は、本発明の趣旨から逸脱することなく変更、補足、またはその順序を変えてもよい。
本発明の第1実施形態に係る構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る構成例を示す図である。 図2の管理制御部の構成例を示す図である。 図2の管理制御部の動作シーケンス例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る構成例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る構成例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る構成例を示す図である。 図7の管理制御部の構成例を示す図である。 図7の管理制御部の動作シーケンス例を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る構成例を示す図である。 図10の管理制御部の構成例を示す図である。 図10の管理制御部の動作シーケンス例を示す図である。 本発明の第7実施形態に係る構成例を示す図である。 図13の管理制御部の構成例を示す図である。 図13の管理制御部の動作シーケンス例を示す図である。 本発明の第8実施形態に係る構成例を示す図である。 本発明の第9実施形態に係る構成例を示す図である。 図17の管理制御部の動作シーケンス例を示す図である。 本発明の第10実施形態に係る構成例を示す図である。 本発明の第11実施形態に係る構成例を示す図である。 本発明の第12実施形態に係る構成例を示す図である。 本発明の第13実施形態に係る構成例を示す図である。 本発明の第13実施形態に係る別の構成例を示す図である。 本発明の第14実施形態に係る構成例を示す図である。
符号の説明
NW 通信ネットワーク
R,R1〜R3 クライアント装置
X,X1〜X5 ノード装置
AS1,AS2 自律システム
VPN1,VPN2 仮想プライベートネットワーク
ISP1〜ISP3 インターネットサービスプロバイダ
A−1,A−2,B−1,C−1 クライアント装置の物理(論理)ポート α−1,α−2,β−1,γ−1 ノード装置のクライアント装置側の物理(論理)ポート
N1−1,N1−2,N2−1,N3−1 ノード装置のノード装置側の物理(論理)ポート
Ls,Ld,Le,L1,L2,L3 仮想ポート

Claims (8)

  1. 通信ネットワークにおける管理制御装置であって、
    1つまたは複数の接続元クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続元仮想ポートと、1つまたは複数の接続先クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続先仮想ポートを定義し、
    前記接続元仮想ポートから前記接続先仮想ポートへパスを設定するにあたって、前記接続元仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートと前記接続先仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートとの対応関係を認識して、前記1つまたは複数の接続元クライアント装置から前記1つまたは複数の接続先クライアント装置へ複数のパスを設定することを特徴とする管理制御装置。
  2. 請求項1に記載の管理制御装置であって、
    前記接続元仮想ポートおよび接続先仮想ポートは、各クライアント装置からの属性および接続ポリシーに基づいて定義されることを特徴とする管理制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の管理制御装置であって、
    前記クライアント装置と前記通信ネットワークのノード装置との間の物理(論理)ポートの対応関係は、前記クライアント装置との間に定義されたプロトコルを通じて取得されることを特徴とする管理制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の管理制御装置であって、
    前記管理制御装置は、前記通信ネットワークの複数のノード装置に分散されていることを特徴とする管理制御装置。
  5. 請求項4に記載の管理制御装置であって、
    前記1つまたは複数の接続元クライアント装置から前記1つまたは複数の接続先クライアント装置へ複数のパスを設定することは、前記接続元クライアント装置のいずれかの要求メッセージを通じて行われることを特徴とする管理制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の管理制御装置の機能をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 1つまたは複数の接続元クライアント装置と、1つまたは複数の接続先クライアント装置と、前記接続元クライアント装置から前記接続先クライアント装置へ複数のパスを設定するための1つまたは複数のノード装置とを備えた通信システムであって、
    前記1つまたは複数の接続元クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続元仮想ポートと、前記1つまたは複数の接続先クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続先仮想ポートを定義し、
    前記接続元仮想ポートから前記接続先仮想ポートへパスを設定するにあたって、前記接続元仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートと前記接続先仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートとの対応関係を認識して、前記1つまたは複数の接続元クライアント装置から前記1つまたは複数の接続先クライアント装置へ複数のパスを設定することを特徴とする通信システム。
  8. 通信ネットワークにおいて複数のパスを自動で構成する方法であって、
    1つまたは複数の接続元クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続元仮想ポートと、1つまたは複数の接続先クライアント装置の1つまたは複数の物理(論理)ポートを包含する接続先仮想ポートを定義することと、
    前記接続元仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートと前記接続先仮想ポートに包含される前記物理(論理)ポートとの対応関係を認識して、前記1つまたは複数の接続元クライアント装置から前記1つまたは複数の接続先クライアント装置へ複数のパスを設定することと
    を備えることを特徴とする方法。
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