JPH08330939A - レベルシフタ回路 - Google Patents
レベルシフタ回路Info
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- JPH08330939A JPH08330939A JP7137781A JP13778195A JPH08330939A JP H08330939 A JPH08330939 A JP H08330939A JP 7137781 A JP7137781 A JP 7137781A JP 13778195 A JP13778195 A JP 13778195A JP H08330939 A JPH08330939 A JP H08330939A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/0175—Coupling arrangements; Interface arrangements
- H03K19/0185—Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/353—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
- H03K3/356—Bistable circuits
- H03K3/356104—Bistable circuits using complementary field-effect transistors
- H03K3/356113—Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高電位側と低電位側の両方の電位変換を可能
とするレベルシフタ回路を提供する。 【構成】 第1の高電圧源と第1の低電圧源との間に接
続され、入力信号の高電位側の電圧を増幅する高電位側
レベルシフト部と、前記第1の高電圧源よりも低い高電
位の第2の高電圧源と前記第1の低電圧源よりも低い低
電位の第2の低電圧源との間に接続され、前記入力信号
の低電位側の電圧を増幅する低電位側レベルシフト部
と、前記第1の高電圧源と出力ノードとの間に接続さ
れ、前記高電位側レベルシフト部の出力によりオン/オ
フ動作する高電位制御用トランジスタと、前記出力ノー
ドと前記第2の低電圧源との間に接続され、前記低電位
側レベルシフト部の出力より前記高電位制御用トランジ
スタに対して相補的にオン/オフ動作する低電位制御用
トランジスタとを備えた。
とするレベルシフタ回路を提供する。 【構成】 第1の高電圧源と第1の低電圧源との間に接
続され、入力信号の高電位側の電圧を増幅する高電位側
レベルシフト部と、前記第1の高電圧源よりも低い高電
位の第2の高電圧源と前記第1の低電圧源よりも低い低
電位の第2の低電圧源との間に接続され、前記入力信号
の低電位側の電圧を増幅する低電位側レベルシフト部
と、前記第1の高電圧源と出力ノードとの間に接続さ
れ、前記高電位側レベルシフト部の出力によりオン/オ
フ動作する高電位制御用トランジスタと、前記出力ノー
ドと前記第2の低電圧源との間に接続され、前記低電位
側レベルシフト部の出力より前記高電位制御用トランジ
スタに対して相補的にオン/オフ動作する低電位制御用
トランジスタとを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号の振幅電位を増幅
するレベルシフタ回路に関し、特に低電位入力信号にて
高電位出力を行うLCDドライバLSI等に使用される
レベルシフタ回路に関する。
するレベルシフタ回路に関し、特に低電位入力信号にて
高電位出力を行うLCDドライバLSI等に使用される
レベルシフタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレベルシフタ回路は、例
えば図7に示すようなものがあった。
えば図7に示すようなものがあった。
【0003】図7は、従来のレベルシフタ回路の一構成
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【0004】このレベルシフタ回路は、高電圧源VCC
と低電圧源VSSとの間に、それぞれ直列接続されたP
−MOSトランジスタ(以下、単にP−MOSという)
101及びN−MOSトランジスタ(以下、N−MOS
という)102と、P−MOS103及びN−MOS1
04とを有している。各々のドレイン同士が接続された
P−MOS101とN−MOS102の接続点A11
は、P−MOS103のゲートに接続され、同様にP−
MOS103とN−MOS104の接続点A12はP−
MOS101のゲートに接続されている。
と低電圧源VSSとの間に、それぞれ直列接続されたP
−MOSトランジスタ(以下、単にP−MOSという)
101及びN−MOSトランジスタ(以下、N−MOS
という)102と、P−MOS103及びN−MOS1
04とを有している。各々のドレイン同士が接続された
P−MOS101とN−MOS102の接続点A11
は、P−MOS103のゲートに接続され、同様にP−
MOS103とN−MOS104の接続点A12はP−
MOS101のゲートに接続されている。
【0005】さらに、高電圧源VDDと低電圧源VSS
間には、インバータ回路を構成するP−MOS105と
N−MOS106が直列接続され、その接続点A13が
前記N−MOS104のゲートに接続されている。そし
て、前記N−MOS102、N−MOS106及びP−
MOS105の各ゲートには入力信号INが入力され、
前記接続点A12から出力信号OUTが取り出されるよ
うになっている。
間には、インバータ回路を構成するP−MOS105と
N−MOS106が直列接続され、その接続点A13が
前記N−MOS104のゲートに接続されている。そし
て、前記N−MOS102、N−MOS106及びP−
MOS105の各ゲートには入力信号INが入力され、
前記接続点A12から出力信号OUTが取り出されるよ
うになっている。
【0006】なお、入力信号INは、VDD〜VSSレ
ベル間で振幅し、電圧条件として、VSS<VDD<V
CCの関係が成り立ち、P−MOS101,103の各
々のソースには高電圧源VCC、P−MOS105のソ
ースには高電圧源VDD、N−MOS102,104,
106の各々のソースには低電圧源VSSがそれぞれ供
給されるようになっている。
ベル間で振幅し、電圧条件として、VSS<VDD<V
CCの関係が成り立ち、P−MOS101,103の各
々のソースには高電圧源VCC、P−MOS105のソ
ースには高電圧源VDD、N−MOS102,104,
106の各々のソースには低電圧源VSSがそれぞれ供
給されるようになっている。
【0007】次に、本回路の動作を図8のタイミングチ
ャートを参照して説明する。
ャートを参照して説明する。
【0008】入力信号INがVSSレベルの時(期間T
11)には、N−MOS102がオフし、且つ接続点A
13から出力される入力信号INの反転信号/NはVD
Dレベルとなり、N−MOS104はオンとなる。この
時、出力信号OUTは、N−MOS104がオンするこ
とによって、VSSレベルの電位近傍に引き下げられ、
この電位を入力するP−MOS101はオンし、接続点
A11はN−MOS102がオフのためVCCレベルの
電位まで引き上げられる。P−MOS103は、接続点
A11の電位を入力するので、接続点A11がVCCレ
ベルの電位になるとオフし、出力信号OUTはVSSレ
ベルの電位となる。
11)には、N−MOS102がオフし、且つ接続点A
13から出力される入力信号INの反転信号/NはVD
Dレベルとなり、N−MOS104はオンとなる。この
時、出力信号OUTは、N−MOS104がオンするこ
とによって、VSSレベルの電位近傍に引き下げられ、
この電位を入力するP−MOS101はオンし、接続点
A11はN−MOS102がオフのためVCCレベルの
電位まで引き上げられる。P−MOS103は、接続点
A11の電位を入力するので、接続点A11がVCCレ
ベルの電位になるとオフし、出力信号OUTはVSSレ
ベルの電位となる。
【0009】入力信号INがVDDレベルに変化すると
(期間T12)、N−MOS102はオン、N−MOS
104はオフする。N−MOS102がオンすることで
接続点A11はVSSレベルの電位近傍に引き下げら
れ、P−MOS103はオンし、出力信号OUTはP−
MOS103がオン、N−MOS104がオフによりV
CCレベルの電位に引き上げられる。
(期間T12)、N−MOS102はオン、N−MOS
104はオフする。N−MOS102がオンすることで
接続点A11はVSSレベルの電位近傍に引き下げら
れ、P−MOS103はオンし、出力信号OUTはP−
MOS103がオン、N−MOS104がオフによりV
CCレベルの電位に引き上げられる。
【0010】出力信号OUTがVCCレベルになると、
P−MOS101はオフとなり、接続点A11はVSS
レベルの電位となる。
P−MOS101はオフとなり、接続点A11はVSS
レベルの電位となる。
【0011】上述したように、入力信号INがVSSレ
ベルの時は出力信号OUTもVSSレベルとなり、入力
信号INがVDDレベルの時は出力信号OUTがVCC
レベルにシフトされ、本レベルシフタ回路は高電位側の
電圧レベルを変換することができる。
ベルの時は出力信号OUTもVSSレベルとなり、入力
信号INがVDDレベルの時は出力信号OUTがVCC
レベルにシフトされ、本レベルシフタ回路は高電位側の
電圧レベルを変換することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレベルシフタ回路では、片側の電位変換しかできず
両側(高電位側と低電位側)の電位を変換することがで
きないという問題があった。すなわち、入力信号INが
VDD〜VSSレベルの電位で振幅した際に、出力信号
OUTがこの電位をVDDレベルより高い電位のVCC
レベルと、VSSレベルよりさらに低い電位のVEEレ
ベルの電位とによって振幅するように、高電位側と低電
位側の電位変換を行うことはできない。
来のレベルシフタ回路では、片側の電位変換しかできず
両側(高電位側と低電位側)の電位を変換することがで
きないという問題があった。すなわち、入力信号INが
VDD〜VSSレベルの電位で振幅した際に、出力信号
OUTがこの電位をVDDレベルより高い電位のVCC
レベルと、VSSレベルよりさらに低い電位のVEEレ
ベルの電位とによって振幅するように、高電位側と低電
位側の電位変換を行うことはできない。
【0013】これは、N−MOS102,104のソー
スの電位をVEEレベルにすると、入力信号INがVD
D及びVSSレベルのいずれの電位においてもN−MO
S102,104がカットオフすることなく常にオンと
なるので、出力信号OUTがVCCレベルとなることな
いからである。
スの電位をVEEレベルにすると、入力信号INがVD
D及びVSSレベルのいずれの電位においてもN−MO
S102,104がカットオフすることなく常にオンと
なるので、出力信号OUTがVCCレベルとなることな
いからである。
【0014】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、高電位側と低
電位側の両方の電位変換を可能とするレベルシフタ回路
を提供することである。またその他の目的は、高電位側
と低電位側の両方の電位変換を可能とし、且つ消費電流
の少ないレベルシフタ回路を提供することである。
するためになされたもので、その目的は、高電位側と低
電位側の両方の電位変換を可能とするレベルシフタ回路
を提供することである。またその他の目的は、高電位側
と低電位側の両方の電位変換を可能とし、且つ消費電流
の少ないレベルシフタ回路を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の特徴は、第1の高電圧源と第1の低電
圧源との間に接続され、入力信号の高電位側の電圧を増
幅する高電位側レベルシフト部と、前記第1の高電圧源
よりも低い高電位の第2の高電圧源と前記第1の低電圧
源よりも低い低電位の第2の低電圧源との間に接続さ
れ、前記入力信号の低電位側の電圧を増幅する低電位側
レベルシフト部と、前記高電位側レベルシフト部及び前
記低電位側レベルシフト部の出力に基づき、前記第1の
高電圧源または前記第2の低電圧源の電位レベルを出力
する出力部とを備えたことにある。
に、第1の発明の特徴は、第1の高電圧源と第1の低電
圧源との間に接続され、入力信号の高電位側の電圧を増
幅する高電位側レベルシフト部と、前記第1の高電圧源
よりも低い高電位の第2の高電圧源と前記第1の低電圧
源よりも低い低電位の第2の低電圧源との間に接続さ
れ、前記入力信号の低電位側の電圧を増幅する低電位側
レベルシフト部と、前記高電位側レベルシフト部及び前
記低電位側レベルシフト部の出力に基づき、前記第1の
高電圧源または前記第2の低電圧源の電位レベルを出力
する出力部とを備えたことにある。
【0016】第2の発明の特徴は、第1の高電位レベル
から第1の低電位レベルの間で振幅する入力信号に基づ
き、前記第1の高電位レベルよりも高い第2の高電位レ
ベルから前記第1の低電位レベルで振幅する高電位制御
信号を生成する高電位側レベルシフト部と、前記入力信
号に基づき、前記第1の高電位レベルから前記1の低電
位レベルよりも低い第2の低電位レベルで振幅する低電
位制御信号を生成する低電位側レベルシフト部と、前記
高電位制御信号によりオン/オフ動作しそのオン時に前
記第2の高電位レベルを出力ノードへ出力する高電位制
御用トランジスタと、前記低電位制御信号により前記高
電位制御用トランジスタに対して相補的にオン/オフ動
作しそのオン時に前記第2の低電位レベルを前記出力ノ
ードに出力する低電位制御用トランジスタとを備えたこ
とにある。
から第1の低電位レベルの間で振幅する入力信号に基づ
き、前記第1の高電位レベルよりも高い第2の高電位レ
ベルから前記第1の低電位レベルで振幅する高電位制御
信号を生成する高電位側レベルシフト部と、前記入力信
号に基づき、前記第1の高電位レベルから前記1の低電
位レベルよりも低い第2の低電位レベルで振幅する低電
位制御信号を生成する低電位側レベルシフト部と、前記
高電位制御信号によりオン/オフ動作しそのオン時に前
記第2の高電位レベルを出力ノードへ出力する高電位制
御用トランジスタと、前記低電位制御信号により前記高
電位制御用トランジスタに対して相補的にオン/オフ動
作しそのオン時に前記第2の低電位レベルを前記出力ノ
ードに出力する低電位制御用トランジスタとを備えたこ
とにある。
【0017】第3の発明の特徴は、第1の高電圧源と第
1の低電圧源との間に接続され、入力信号の高電位側の
電圧を増幅する高電位側レベルシフト部と、前記第1の
高電圧源よりも低い高電位の第2の高電圧源と前記第1
の低電圧源よりも低い低電位の第2の低電圧源との間に
接続され、前記入力信号の低電位側の電圧を増幅する低
電位側レベルシフト部と、前記第1の高電圧源と出力ノ
ードとの間に接続され、前記高電位側レベルシフト部の
出力によりオン/オフ動作する高電位制御用トランジス
タと、前記出力ノードと前記第2の低電圧源との間に接
続され、前記低電位側レベルシフト部の出力より前記高
電位制御用トランジスタに対して相補的にオン/オフ動
作する低電位制御用トランジスタとを備えたことにあ
る。
1の低電圧源との間に接続され、入力信号の高電位側の
電圧を増幅する高電位側レベルシフト部と、前記第1の
高電圧源よりも低い高電位の第2の高電圧源と前記第1
の低電圧源よりも低い低電位の第2の低電圧源との間に
接続され、前記入力信号の低電位側の電圧を増幅する低
電位側レベルシフト部と、前記第1の高電圧源と出力ノ
ードとの間に接続され、前記高電位側レベルシフト部の
出力によりオン/オフ動作する高電位制御用トランジス
タと、前記出力ノードと前記第2の低電圧源との間に接
続され、前記低電位側レベルシフト部の出力より前記高
電位制御用トランジスタに対して相補的にオン/オフ動
作する低電位制御用トランジスタとを備えたことにあ
る。
【0018】第4の発明の特徴は、上述の第3の発明に
おいて、前記高電位制御用トランジスタがオンする前記
高電位側レベルシフト部の出力レベルは、前記第1の低
電圧源に対応した電位レベルであり、前記低電位制御用
トランジスタがオンする前記低電位側レベルシフト部の
出力レベルは、前記第2の高電圧源に対応した電位レベ
ルであるようにしたことである。
おいて、前記高電位制御用トランジスタがオンする前記
高電位側レベルシフト部の出力レベルは、前記第1の低
電圧源に対応した電位レベルであり、前記低電位制御用
トランジスタがオンする前記低電位側レベルシフト部の
出力レベルは、前記第2の高電圧源に対応した電位レベ
ルであるようにしたことである。
【0019】第5の発明の特徴は、上述の第3または第
4の発明において、前記高電位側レベルシフト部の出力
側と前記高電位制御用トランジスタの制御電極との間
に、前記第1の高電圧源と前記第2の高電圧源の間で動
作する第1のインバータ回路を接続し、前記低電位側レ
ベルシフト部の出力側と前記低電位制御用トランジスタ
の制御電極との間に、前記第1の低電圧源と前記第2の
低電圧源の間で動作する第2のインバータ回路を接続し
たことにある。
4の発明において、前記高電位側レベルシフト部の出力
側と前記高電位制御用トランジスタの制御電極との間
に、前記第1の高電圧源と前記第2の高電圧源の間で動
作する第1のインバータ回路を接続し、前記低電位側レ
ベルシフト部の出力側と前記低電位制御用トランジスタ
の制御電極との間に、前記第1の低電圧源と前記第2の
低電圧源の間で動作する第2のインバータ回路を接続し
たことにある。
【0020】第6の発明の特徴は、上述の第3または第
4の発明において、前記高電位側レベルシフト部と前記
低電位側レベルシフト部との出力間に、カップリング用
コンデンサを接続したことにある。
4の発明において、前記高電位側レベルシフト部と前記
低電位側レベルシフト部との出力間に、カップリング用
コンデンサを接続したことにある。
【0021】第7の発明の特徴は、上述の第5の発明に
おいて、前記第1のインバータ回路の閾値電圧を前記第
1の高電圧源の電位レベル側に設定し、前記第2のイン
バータ回路の閾値電圧を前記第2の低電圧源の電位レベ
ル側に設定したことにある。
おいて、前記第1のインバータ回路の閾値電圧を前記第
1の高電圧源の電位レベル側に設定し、前記第2のイン
バータ回路の閾値電圧を前記第2の低電圧源の電位レベ
ル側に設定したことにある。
【0022】
【作用】上述の如き構成の第1の発明によれば、高電位
側レベルシフト部及び低電位側レベルシフト部は入力信
号の高電位側と低電位側の増幅をそれぞれ行い、その高
電位側レベルシフト部及び低電位側レベルシフト部の各
出力が出力部へ入力される。
側レベルシフト部及び低電位側レベルシフト部は入力信
号の高電位側と低電位側の増幅をそれぞれ行い、その高
電位側レベルシフト部及び低電位側レベルシフト部の各
出力が出力部へ入力される。
【0023】第2の発明によれば、高電位側レベルシフ
ト部及び低電位側レベルシフト部は入力信号の高電位側
と低電位側の増幅をそれぞれ行い、その高電位側レベル
シフト部からの出力である高電位制御用信号が高電位制
御用トランジスタに入力し、低電位側レベルシフト部の
出力である低電位制御用信号が低電位制御用トランジス
タに入力する。これにより、出力ノードからは、第2の
高電位レベルから第2の低電位レベルで振幅する信号が
取り出される。
ト部及び低電位側レベルシフト部は入力信号の高電位側
と低電位側の増幅をそれぞれ行い、その高電位側レベル
シフト部からの出力である高電位制御用信号が高電位制
御用トランジスタに入力し、低電位側レベルシフト部の
出力である低電位制御用信号が低電位制御用トランジス
タに入力する。これにより、出力ノードからは、第2の
高電位レベルから第2の低電位レベルで振幅する信号が
取り出される。
【0024】第3の発明によれば、高電位側レベルシフ
ト部及び低電位側レベルシフト部は入力信号の高電位側
と低電位側の増幅をそれぞれ行い、その高電位側レベル
シフト部の出力が高電位制御用トランジスタに入力し、
その低電位側レベルシフト部の出力が低電位制御用トラ
ンジスタに入力する。これにより、出力ノードには第1
の高電源または第2の低電圧源の電位レベルが出力され
る。
ト部及び低電位側レベルシフト部は入力信号の高電位側
と低電位側の増幅をそれぞれ行い、その高電位側レベル
シフト部の出力が高電位制御用トランジスタに入力し、
その低電位側レベルシフト部の出力が低電位制御用トラ
ンジスタに入力する。これにより、出力ノードには第1
の高電源または第2の低電圧源の電位レベルが出力され
る。
【0025】第4の発明によれば、高電位制御用トラン
ジスタ及び低電位制御用トランジスタは、そのオン時
に、第1の高電圧源と第2の低電圧源の電位レベルに対
して中間電位の第2の高電圧源と第1の低電圧源の電位
レベルが入力され、フルバイアスでオンすることはな
い。
ジスタ及び低電位制御用トランジスタは、そのオン時
に、第1の高電圧源と第2の低電圧源の電位レベルに対
して中間電位の第2の高電圧源と第1の低電圧源の電位
レベルが入力され、フルバイアスでオンすることはな
い。
【0026】第5の発明によれば、高電位制御用トラン
ジスタ及び低電位制御用トランジスタは同時にオンする
ことがなくなり、また、第1及び第2のインバータ回路
で発生する貫通電流は発生タイミングが異なると共に、
第1のインバータ回路では第1の高電圧源と第2の高電
圧源との間で発生し、第2のインバータ回路では第1の
低電圧源と第2の低電圧源との間で発生する。
ジスタ及び低電位制御用トランジスタは同時にオンする
ことがなくなり、また、第1及び第2のインバータ回路
で発生する貫通電流は発生タイミングが異なると共に、
第1のインバータ回路では第1の高電圧源と第2の高電
圧源との間で発生し、第2のインバータ回路では第1の
低電圧源と第2の低電圧源との間で発生する。
【0027】第6の発明によれば、カップリングコンデ
ンサの作用で電位変化の速い点に遅い点が追従するよう
になる。
ンサの作用で電位変化の速い点に遅い点が追従するよう
になる。
【0028】第7の発明によれば、高電位制御用トラン
ジスタ及び低電位制御用トランジスタが同時にオンする
のを確実に防ぐことができる。
ジスタ及び低電位制御用トランジスタが同時にオンする
のを確実に防ぐことができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1実施例に係るレベルシフタ
回路の回路図である。
する。図1は、本発明の第1実施例に係るレベルシフタ
回路の回路図である。
【0030】このレベルシフタ回路は、高電圧源VCC
と低電圧源VSS間に接続され、入力信号INの高電位
側の電圧を増幅する高電位側レベルシフト部10と、高
電圧源VDDと低電圧源VEE間に接続され、前記入力
信号INの低電位側の電圧を増幅する低電位側レベルシ
フト部20と、高電圧源VDDと低電圧源VSS間に接
続されたインバータ回路30とを有している。
と低電圧源VSS間に接続され、入力信号INの高電位
側の電圧を増幅する高電位側レベルシフト部10と、高
電圧源VDDと低電圧源VEE間に接続され、前記入力
信号INの低電位側の電圧を増幅する低電位側レベルシ
フト部20と、高電圧源VDDと低電圧源VSS間に接
続されたインバータ回路30とを有している。
【0031】高電位側レベルシフト部10は、P−MO
S11、N−MOS12、P−MOS13、及びN−M
OS14で構成されている。P−MOS11とN−MO
S12は、そのドレイン同士が接続点A1で接続され、
また、P−MOS13とN−MOS14のドレイン同士
が接続点A2で接続されている。そして、接続点A1は
P−MOS13のゲートに、接続点A2はP−MOS1
1のゲートにそれぞれ接続され、P−MOS11,13
のソースにはVCCレベルが、またN−MOS12,1
4のソースにはVSSレベルが供給されるようになって
いる。
S11、N−MOS12、P−MOS13、及びN−M
OS14で構成されている。P−MOS11とN−MO
S12は、そのドレイン同士が接続点A1で接続され、
また、P−MOS13とN−MOS14のドレイン同士
が接続点A2で接続されている。そして、接続点A1は
P−MOS13のゲートに、接続点A2はP−MOS1
1のゲートにそれぞれ接続され、P−MOS11,13
のソースにはVCCレベルが、またN−MOS12,1
4のソースにはVSSレベルが供給されるようになって
いる。
【0032】低電位側レベルシフト部20は、P−MO
S21、N−MOS22、P−MOS23、及びN−M
OS24で構成されている。P−MOS21とN−MO
S22は、そのドレイン同士が接続点B1で接続され、
また、P−MOS23とN−MOS24のドレイン同士
が接続点B2で接続されている。そして、接続点B1は
N−MOS24のゲートに、接続点B2はN−MOS2
2のゲートにそれぞれ接続され、P−MOS21,23
のソースにはVDDレベルが、またN−MOS22,2
4のソースにはVEEレベルの電位が供給されるように
なっている。
S21、N−MOS22、P−MOS23、及びN−M
OS24で構成されている。P−MOS21とN−MO
S22は、そのドレイン同士が接続点B1で接続され、
また、P−MOS23とN−MOS24のドレイン同士
が接続点B2で接続されている。そして、接続点B1は
N−MOS24のゲートに、接続点B2はN−MOS2
2のゲートにそれぞれ接続され、P−MOS21,23
のソースにはVDDレベルが、またN−MOS22,2
4のソースにはVEEレベルの電位が供給されるように
なっている。
【0033】さらに、インバータ回路30は、P−MO
S31とN−MOS32からなり、そのドレイン同士が
接続点Cで接続され、前記P−MOS31及びN−MO
S32の各ソースには、それぞれVDD/VSSレベル
の電位が供給されるようになっている。
S31とN−MOS32からなり、そのドレイン同士が
接続点Cで接続され、前記P−MOS31及びN−MO
S32の各ソースには、それぞれVDD/VSSレベル
の電位が供給されるようになっている。
【0034】一方、本レベルシフタ回路は、上述の高電
位/低電位側レベルシフト部10,20及びインバータ
回路30に加えて、高電位制御用P−MOS41及び低
電位制御用N−MOS42を備えている。
位/低電位側レベルシフト部10,20及びインバータ
回路30に加えて、高電位制御用P−MOS41及び低
電位制御用N−MOS42を備えている。
【0035】この高電位制御用P−MOS41と低電位
制御用N−MOS42のドレイン同士は、接続点Qで接
続され、高電位制御用P−MOS41のゲートが前記高
電位側レベルシフト部10の接続点A1に、低電位制御
用N−MOS42のゲートが前記低電位側レベルシフト
部20の接続点B1にそれぞれ接続されている。
制御用N−MOS42のドレイン同士は、接続点Qで接
続され、高電位制御用P−MOS41のゲートが前記高
電位側レベルシフト部10の接続点A1に、低電位制御
用N−MOS42のゲートが前記低電位側レベルシフト
部20の接続点B1にそれぞれ接続されている。
【0036】そして、高電位制御用P−MOS41と低
電位制御用N−MOS42の各ソースには、それぞれV
CC及びVEEレベルの電位が供給され、前記接続点Q
から出力信号OUTが取り出されるようになっている。
電位制御用N−MOS42の各ソースには、それぞれV
CC及びVEEレベルの電位が供給され、前記接続点Q
から出力信号OUTが取り出されるようになっている。
【0037】なお、入力信号INはVDD〜VSSレベ
ル間で振幅し、電源の電位条件として、VCC>VDD
>VSS>VEEが成り立つ。
ル間で振幅し、電源の電位条件として、VCC>VDD
>VSS>VEEが成り立つ。
【0038】次に、本回路の動作(A),(B),
(C)について図2のタイミングチャートを参照して説
明する。
(C)について図2のタイミングチャートを参照して説
明する。
【0039】(A)入力信号IN=VDDの時の動作 入力信号IN=VDDの時(図2の期間T1)は、N−
MOS12はオンし、P−MOS21はオフし、且つイ
ンバータ回路30の接続点Cから入力信号INの反転信
号/N=VSSが出力される結果、N−MOS14はオ
フし、P−MOS23がオンする。
MOS12はオンし、P−MOS21はオフし、且つイ
ンバータ回路30の接続点Cから入力信号INの反転信
号/N=VSSが出力される結果、N−MOS14はオ
フし、P−MOS23がオンする。
【0040】この時、接続点A1は、N−MOS12の
オンによりVSSレベルの電位となり、そのため、P−
MOS13と高電位制御用P−MOS41がオンし、P
−MOS13のオンにより、接続点A2はVCCレベル
の電位となり、P−MOS11がオフする。
オンによりVSSレベルの電位となり、そのため、P−
MOS13と高電位制御用P−MOS41がオンし、P
−MOS13のオンにより、接続点A2はVCCレベル
の電位となり、P−MOS11がオフする。
【0041】一方、P−MOS23のオンによって接続
点B2がVDDレベルの電位となることで、N−MOS
22がオンとなり接続点B1はVEEレベルの電位とな
る。その結果、接続点B1を入力する低電位制御用N−
MOS42はオフとなる。これにより、出力信号OUT
はVCCレベルが出力される。
点B2がVDDレベルの電位となることで、N−MOS
22がオンとなり接続点B1はVEEレベルの電位とな
る。その結果、接続点B1を入力する低電位制御用N−
MOS42はオフとなる。これにより、出力信号OUT
はVCCレベルが出力される。
【0042】(B)入力信号INがVDD→VSSに電
位変化した時の動作 入力信号INがVDDレベルからVSSレベルに電位変
化した時(期間T2)は、N−MOS14及びP−MO
S21がオフからオンに、N−MOS12及びP−MO
S23がオンからオフにそれぞれ移行する。このとき、
接続点A2はN−MOS14のオンによってVSSレベ
ルの電位に引き下げられ、P−MOS11がオン状態へ
移行することで、接続点A1はVCCレベルに引き上げ
られる。
位変化した時の動作 入力信号INがVDDレベルからVSSレベルに電位変
化した時(期間T2)は、N−MOS14及びP−MO
S21がオフからオンに、N−MOS12及びP−MO
S23がオンからオフにそれぞれ移行する。このとき、
接続点A2はN−MOS14のオンによってVSSレベ
ルの電位に引き下げられ、P−MOS11がオン状態へ
移行することで、接続点A1はVCCレベルに引き上げ
られる。
【0043】その結果、接続点A1を入力とする高電位
制御用P−MOS41はオンからオフへ移行し、接続点
A1の電位が、VCCレベルからΔVthP(図2参
照、VthP:P−MOSの閾値)レベルを差し引いた
値(VCC−ΔVthP)以上になるとカットオフ状態
となる。
制御用P−MOS41はオンからオフへ移行し、接続点
A1の電位が、VCCレベルからΔVthP(図2参
照、VthP:P−MOSの閾値)レベルを差し引いた
値(VCC−ΔVthP)以上になるとカットオフ状態
となる。
【0044】一方、接続点B1は、P−MOS21のオ
ンによってVDDレベルの電位に引き上げられ、N−M
OS24はオンとなり、接続点B2は次第にVEEレベ
ルの電位になる。接続点B2の電位が、VEEレベルに
ΔVthN(図2参照、VthN:N−MOSの閾値)
を加えた値(VEE+ΔVthN)以下になると、N−
MOS22はカットオフし、接続点B1の電位をVDD
レベルにする。
ンによってVDDレベルの電位に引き上げられ、N−M
OS24はオンとなり、接続点B2は次第にVEEレベ
ルの電位になる。接続点B2の電位が、VEEレベルに
ΔVthN(図2参照、VthN:N−MOSの閾値)
を加えた値(VEE+ΔVthN)以下になると、N−
MOS22はカットオフし、接続点B1の電位をVDD
レベルにする。
【0045】その結果、接続点B1の電位を入力とする
低電位制御用N−MOS42は、接続点B1の電位が、
VEE+ΔVthN以上になるとオフからオン状態へ移
行する。最終的には、高電位制御用P−MOS41がオ
フし、低電位制御用N−MOS42がオンとなり、出力
信号OUTはVEEレベルの電位が出力される。
低電位制御用N−MOS42は、接続点B1の電位が、
VEE+ΔVthN以上になるとオフからオン状態へ移
行する。最終的には、高電位制御用P−MOS41がオ
フし、低電位制御用N−MOS42がオンとなり、出力
信号OUTはVEEレベルの電位が出力される。
【0046】(C)入力信号INがVSS→VDDに電
位変化した時の動作 入力信号INがVSSからVDDレベルに電位変化する
と(期間T2後)、N−MOS14及びP−MOS21
がオンからオフへ移行し、N−MOS12及びP−MO
S23がオフからオンへ移行する。
位変化した時の動作 入力信号INがVSSからVDDレベルに電位変化する
と(期間T2後)、N−MOS14及びP−MOS21
がオンからオフへ移行し、N−MOS12及びP−MO
S23がオフからオンへ移行する。
【0047】接続点A1は、N−MOS12がオンする
ことで、VSSレベルの電位に引き下げられ、P−MO
S13及び高電位制御用P−MOS41がオン状態とな
る。接続点B2は、P−MOS23のオンによってVD
Dレベルの電位に引き上げられて、N−MOS22がオ
フからオンに移行する。
ことで、VSSレベルの電位に引き下げられ、P−MO
S13及び高電位制御用P−MOS41がオン状態とな
る。接続点B2は、P−MOS23のオンによってVD
Dレベルの電位に引き上げられて、N−MOS22がオ
フからオンに移行する。
【0048】P−MOS21はオフしているので、接続
点B1は次第にVEEレベルの電位に引き下げられる。
従って、接続点B1を入力とするN−MOS24及び低
電位制御用N−MOS42は、オンからオフへ次第に移
行し、接続点B1の電位が、VEE+ΔVthN以下に
なったらカットオフする。
点B1は次第にVEEレベルの電位に引き下げられる。
従って、接続点B1を入力とするN−MOS24及び低
電位制御用N−MOS42は、オンからオフへ次第に移
行し、接続点B1の電位が、VEE+ΔVthN以下に
なったらカットオフする。
【0049】最後には、高電位制御用P−MOS41が
オンし、低電位制御用N−MOS42がオフとなり、接
続点Qからは、VCCレベルの出力信号OUTが出力さ
れる。
オンし、低電位制御用N−MOS42がオフとなり、接
続点Qからは、VCCレベルの出力信号OUTが出力さ
れる。
【0050】このように、本実施例の回路では、入力信
号IN=VDDの時は出力信号OUTがVCCレベルに
電位変換され、入力信号IN=VSSの時は出力信号O
UTがVEEレベルに電位変換される。
号IN=VDDの時は出力信号OUTがVCCレベルに
電位変換され、入力信号IN=VSSの時は出力信号O
UTがVEEレベルに電位変換される。
【0051】ところで、上述の入力信号INの立上がり
及び立下がりの電位変化時において、高電位制御用P−
MOS41及び低電位制御用N−MOS42が共にオン
の状態が生ずる。すなわち、入力信号INが立ち下がっ
てから接続点A1の電位が高電位制御用P−MOS41
の閾値電位VthPに達するまで間、つまり、接続点A
の電位が、VSSレベルからVCC−ΔVthPのレベ
ルになるまでの時間(図2の期間t1)と、入力信号I
Nが立ち上がってから接続点B1の電位が低電位制御用
N−MOS42の閾値電位VthNに達するまで間、つ
まり、接続点B1の電位が、VDDレベルからVEE+
ΔVthNのレベルになるまでの時間(図2の期間t
2)において、高電位制御用P−MOS41と低電位制
御用N−MOS42が同時にオン状態となり、高電圧源
VCC〜低電圧源VEE間に、高電位制御用P−MOS
41から低電位制御用N−MOS42のパスで貫通電流
が発生する。
及び立下がりの電位変化時において、高電位制御用P−
MOS41及び低電位制御用N−MOS42が共にオン
の状態が生ずる。すなわち、入力信号INが立ち下がっ
てから接続点A1の電位が高電位制御用P−MOS41
の閾値電位VthPに達するまで間、つまり、接続点A
の電位が、VSSレベルからVCC−ΔVthPのレベ
ルになるまでの時間(図2の期間t1)と、入力信号I
Nが立ち上がってから接続点B1の電位が低電位制御用
N−MOS42の閾値電位VthNに達するまで間、つ
まり、接続点B1の電位が、VDDレベルからVEE+
ΔVthNのレベルになるまでの時間(図2の期間t
2)において、高電位制御用P−MOS41と低電位制
御用N−MOS42が同時にオン状態となり、高電圧源
VCC〜低電圧源VEE間に、高電位制御用P−MOS
41から低電位制御用N−MOS42のパスで貫通電流
が発生する。
【0052】しかしながら、この時、これらの高電位制
御用P−MOS41及び低電位制御用N−MOS42の
ゲートバイアスは、それぞれVSS/VDDレベルの中
間電位が入力されるため、ソース電位のVCC/VEE
レベルの電位に対してフルバイアスが加わらない。これ
によって、高電位制御用P−MOS41及び低電位制御
用N−MOS42のオン抵抗は大きくなり、それだけV
CC〜VEE間の貫通電流は低減されることになる。
御用P−MOS41及び低電位制御用N−MOS42の
ゲートバイアスは、それぞれVSS/VDDレベルの中
間電位が入力されるため、ソース電位のVCC/VEE
レベルの電位に対してフルバイアスが加わらない。これ
によって、高電位制御用P−MOS41及び低電位制御
用N−MOS42のオン抵抗は大きくなり、それだけV
CC〜VEE間の貫通電流は低減されることになる。
【0053】このように、本実施例のレベルシフタ回路
は、高電位側と低電位側の両方の電位変換を可能とし、
しかも、どちらへの変換もほぼ同一の時間で行うことが
できるので、入力に対する出力の応答の点でタイムラグ
を無くすことができる。また、本回路の消費電流につい
ては、電位変換時に貫通電流が発生するものの、フルバ
イアスでの貫通電流でないので電流値も低減され、素子
数が少ない単純な回路構成で消費電力化に有効な回路と
なる。
は、高電位側と低電位側の両方の電位変換を可能とし、
しかも、どちらへの変換もほぼ同一の時間で行うことが
できるので、入力に対する出力の応答の点でタイムラグ
を無くすことができる。また、本回路の消費電流につい
ては、電位変換時に貫通電流が発生するものの、フルバ
イアスでの貫通電流でないので電流値も低減され、素子
数が少ない単純な回路構成で消費電力化に有効な回路と
なる。
【0054】図3は、本発明の第2実施例に係るレベル
シフタ回路の回路図であり、図1と共通の要素には同一
の符号が付されている。
シフタ回路の回路図であり、図1と共通の要素には同一
の符号が付されている。
【0055】このレベルシフタ回路は、図1に示した回
路において、高電位側レベルシフト部10の出力端であ
る接続点A1と高電位制御用P−MOS41のゲートと
の間に、高電圧源VCCとVDDの間に直列接続された
P−MOS51及びN−MOS52からなるインバータ
回路50を接続し、同様に低電位側レベルシフト部20
の出力端である接続点B1と高電位制御用P−MOS4
2のゲートとの間に、低電圧源VSSとVEEの間に直
列接続されたP−MOS61及びN−MOS62からな
るインバータ回路60を接続し、本レベルシフタ回路に
発生する貫通電流を上述の図1に示す回路よりも小さく
したものである。
路において、高電位側レベルシフト部10の出力端であ
る接続点A1と高電位制御用P−MOS41のゲートと
の間に、高電圧源VCCとVDDの間に直列接続された
P−MOS51及びN−MOS52からなるインバータ
回路50を接続し、同様に低電位側レベルシフト部20
の出力端である接続点B1と高電位制御用P−MOS4
2のゲートとの間に、低電圧源VSSとVEEの間に直
列接続されたP−MOS61及びN−MOS62からな
るインバータ回路60を接続し、本レベルシフタ回路に
発生する貫通電流を上述の図1に示す回路よりも小さく
したものである。
【0056】ここで、この利点をより効果的にするた
め、各々のインバータ回路50,60の閾値Vth5
0,Vth60は、それぞれVCC側、VEE側に設定
されている。
め、各々のインバータ回路50,60の閾値Vth5
0,Vth60は、それぞれVCC側、VEE側に設定
されている。
【0057】本回路の動作では、前述の図1の回路とは
逆に、接続点A1及びB1の立上がり/立ち下がりで出
力信号OUTがそれぞれVCC/VEEレベルになる。
また、各々のインバータ回路50,60の閾値Vth5
0,Vth60をそれぞれVCC側、VEE側に設定し
たことにより、図4のタイミングチャートに示すよう
に、高電位制御用P−MOS41及び低電位制御用N−
MOS42の同時オン状態を確実に防ぐことができるの
で、第1実施例で述べたようなVCC〜VEE間の貫通
電流は生じない。ただ、2つインバータ回路50,60
で貫通電流が発生するが、これは、上記VCC〜VEE
間の貫通電流に比べて小さいものとなる。
逆に、接続点A1及びB1の立上がり/立ち下がりで出
力信号OUTがそれぞれVCC/VEEレベルになる。
また、各々のインバータ回路50,60の閾値Vth5
0,Vth60をそれぞれVCC側、VEE側に設定し
たことにより、図4のタイミングチャートに示すよう
に、高電位制御用P−MOS41及び低電位制御用N−
MOS42の同時オン状態を確実に防ぐことができるの
で、第1実施例で述べたようなVCC〜VEE間の貫通
電流は生じない。ただ、2つインバータ回路50,60
で貫通電流が発生するが、これは、上記VCC〜VEE
間の貫通電流に比べて小さいものとなる。
【0058】具体的に説明すると、2つのインバータ回
路50,60で発生する貫通電流は、発生タイミングが
異なり、接続点A1とB1の電位変化がなまる時点で発
生する。つまり、図4に示すように接続点A1では、入
力信号INの立上がりの時(期間t3)に発生し、接続
点B1では、入力信号INの立下がりの時(期間t4)
に発生する。また、接続点A1を入力するインバータ回
路50は、VCC〜VDD間で貫通電流が発生し、接続
点B1を入力するインバータ回路60は、VSS〜VE
E間で貫通電流が発生する。これら電位条件はVCC>
VDD>VSS>VEEとなっており、VCC〜VEE
間での貫通電流よりも、インバータ回路50,60での
貫通電流の方が電位条件が小さいので電流値は小さくな
る。
路50,60で発生する貫通電流は、発生タイミングが
異なり、接続点A1とB1の電位変化がなまる時点で発
生する。つまり、図4に示すように接続点A1では、入
力信号INの立上がりの時(期間t3)に発生し、接続
点B1では、入力信号INの立下がりの時(期間t4)
に発生する。また、接続点A1を入力するインバータ回
路50は、VCC〜VDD間で貫通電流が発生し、接続
点B1を入力するインバータ回路60は、VSS〜VE
E間で貫通電流が発生する。これら電位条件はVCC>
VDD>VSS>VEEとなっており、VCC〜VEE
間での貫通電流よりも、インバータ回路50,60での
貫通電流の方が電位条件が小さいので電流値は小さくな
る。
【0059】このように、本実施例の回路では、貫通電
流はVCC〜VDD間あるいはVSS間に発生し、図1
の回路ではVCC〜VEE間に発生する。入力信号IN
の電位変化に対する貫通電流の発生するタイミングを考
慮しても、入力信号INの立上がり時には、本実施例の
回路ではVCC〜VDD間に、図1の回路ではVCC〜
VEEにそれぞれ発生し、入力信号INの立ち下がり時
には、本実施例の回路ではVSS〜VEE間に、図1の
回路ではVCC〜VEE間にそれぞれ発生する。
流はVCC〜VDD間あるいはVSS間に発生し、図1
の回路ではVCC〜VEE間に発生する。入力信号IN
の電位変化に対する貫通電流の発生するタイミングを考
慮しても、入力信号INの立上がり時には、本実施例の
回路ではVCC〜VDD間に、図1の回路ではVCC〜
VEEにそれぞれ発生し、入力信号INの立ち下がり時
には、本実施例の回路ではVSS〜VEE間に、図1の
回路ではVCC〜VEE間にそれぞれ発生する。
【0060】ここで、電位条件を、VCC=30v>V
DD=20v>VSS=10v>VEE=0vに想定し
て、本実施例の回路及び図1の回路において貫通電流の
発生する電位幅をそれぞれ求めると、前者では10v、
後者では30Vとなる。従って、本実施例の回路構成
は、図1の回路よりも電位幅が小さい分だけ貫通電流の
値が小さくなる。
DD=20v>VSS=10v>VEE=0vに想定し
て、本実施例の回路及び図1の回路において貫通電流の
発生する電位幅をそれぞれ求めると、前者では10v、
後者では30Vとなる。従って、本実施例の回路構成
は、図1の回路よりも電位幅が小さい分だけ貫通電流の
値が小さくなる。
【0061】図5は、本発明の第3実施例に係るレベル
シフタ回路の回路図であり、図1と共通の要素には同一
の符号が付されている。
シフタ回路の回路図であり、図1と共通の要素には同一
の符号が付されている。
【0062】このレベルシフタ回路は、VCC〜VEE
間に発生する貫通電流を低減する構成として、前述の図
1の回路において、接続点A1とB1間にカップリング
用コンデンサ71を接続し、接続点A1及びB1の電位
変化を同時に行うようにしたものである。上記の貫通電
流は、接続点A1とB1の電位変化に時差があるために
起こるもので、本回路によれば、コンデンサ71の作用
で、図6のタイミングチャートに示すP1,P2,P3
のように電位変化の速い点に遅い点が追従するようにな
る。
間に発生する貫通電流を低減する構成として、前述の図
1の回路において、接続点A1とB1間にカップリング
用コンデンサ71を接続し、接続点A1及びB1の電位
変化を同時に行うようにしたものである。上記の貫通電
流は、接続点A1とB1の電位変化に時差があるために
起こるもので、本回路によれば、コンデンサ71の作用
で、図6のタイミングチャートに示すP1,P2,P3
のように電位変化の速い点に遅い点が追従するようにな
る。
【0063】これにより、上記第1実施例の回路よりも
VCC〜VEE間の貫通電流の発生時間を短くし、貫通
電流をさらに低減させることができる。
VCC〜VEE間の貫通電流の発生時間を短くし、貫通
電流をさらに低減させることができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、高電位側レベルシフト部及び低電位側レベル
シフト部は入力信号の高電位側と低電位側の増幅をそれ
ぞれ行い、その各出力が出力部へ入力されるので、高電
位側と低電位側の両方の電位変換が可能となる。
によれば、高電位側レベルシフト部及び低電位側レベル
シフト部は入力信号の高電位側と低電位側の増幅をそれ
ぞれ行い、その各出力が出力部へ入力されるので、高電
位側と低電位側の両方の電位変換が可能となる。
【0065】第2の発明によれば、高電位側レベルシフ
ト部からの出力である高電位制御用信号が高電位制御用
トランジスタに入力し、低電位側レベルシフト部の出力
である低電位制御用信号が低電位制御用トランジスタに
入力するので、出力ノードからは、第2の高電位レベル
から第2の低電位レベルで振幅する信号が取り出され、
高電位側と低電位側の両方の電位変換が可能となる。
ト部からの出力である高電位制御用信号が高電位制御用
トランジスタに入力し、低電位側レベルシフト部の出力
である低電位制御用信号が低電位制御用トランジスタに
入力するので、出力ノードからは、第2の高電位レベル
から第2の低電位レベルで振幅する信号が取り出され、
高電位側と低電位側の両方の電位変換が可能となる。
【0066】第3の発明によれば、高電位側レベルシフ
ト部の出力が高電位制御用トランジスタに入力し、低電
位側レベルシフト部の出力が低電位制御用トランジスタ
に入力するので、出力ノードには第1の高電源または第
2の低電圧源の電位レベルが出力され、高電位側と低電
位側の両方の電位変換が可能となる。
ト部の出力が高電位制御用トランジスタに入力し、低電
位側レベルシフト部の出力が低電位制御用トランジスタ
に入力するので、出力ノードには第1の高電源または第
2の低電圧源の電位レベルが出力され、高電位側と低電
位側の両方の電位変換が可能となる。
【0067】第4の発明によれば、高電位制御用トラン
ジスタ及び低電位制御用トランジスタはフルバイアスで
オンすることがないので、簡素な回路構成で、第1の高
電圧源と第2の低電圧源の間の、高電位制御用トランジ
スタ及び低電位制御用トランジスタをパスする貫通電流
を低減することができる。
ジスタ及び低電位制御用トランジスタはフルバイアスで
オンすることがないので、簡素な回路構成で、第1の高
電圧源と第2の低電圧源の間の、高電位制御用トランジ
スタ及び低電位制御用トランジスタをパスする貫通電流
を低減することができる。
【0068】第5の発明によれば、高電位制御用トラン
ジスタ及び低電位制御用トランジスタは同時にオンする
ことがなく、また、第1及び第2のインバータ回路で発
生する貫通電流は、発生タイミングが異なり、且つ第1
のインバータ回路では第1の高電圧源と第2の高電圧源
との間で発生し、第2のインバータ回路では第1の低電
圧源と第2の低電圧源との間で発生するので、回路に発
生する貫通電流を前記第4の発明よりも小さくすること
ができる。
ジスタ及び低電位制御用トランジスタは同時にオンする
ことがなく、また、第1及び第2のインバータ回路で発
生する貫通電流は、発生タイミングが異なり、且つ第1
のインバータ回路では第1の高電圧源と第2の高電圧源
との間で発生し、第2のインバータ回路では第1の低電
圧源と第2の低電圧源との間で発生するので、回路に発
生する貫通電流を前記第4の発明よりも小さくすること
ができる。
【0069】第6の発明によれば、カップリングコンデ
ンサの作用で電位変化の速い点に遅い点が追従するの
で、上記第4の発明よりも第1の高電圧源〜第2の低電
圧源間における貫通電流の発生する時間を短くするこが
でき、貫通電流をさらに低減させることが可能となる。
ンサの作用で電位変化の速い点に遅い点が追従するの
で、上記第4の発明よりも第1の高電圧源〜第2の低電
圧源間における貫通電流の発生する時間を短くするこが
でき、貫通電流をさらに低減させることが可能となる。
【0070】第7の発明によれば、高電位制御用トラン
ジスタ及び低電位制御用トランジスタの同時オン状態を
確実に防ぐことができるので、第5の発明の効果をより
一層顕著にすることが可能となる。
ジスタ及び低電位制御用トランジスタの同時オン状態を
確実に防ぐことができるので、第5の発明の効果をより
一層顕著にすることが可能となる。
【図1】本発明の第1実施例に係るレベルシフタ回路の
回路図である。
回路図である。
【図2】第1実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
【図3】本発明の第2実施例に係るレベルシフタ回路の
回路図である。
回路図である。
【図4】第2実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
【図5】本発明の第3実施例に係るレベルシフタ回路の
回路図である。
回路図である。
【図6】第3実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
【図7】従来のレベルシフタ回路の一構成例を示す回路
図である。
図である。
【図8】従来のレベルシフタ回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
10 高電位側レベルシフト部 20 低電位側レベルシフト部 41 高電位制御用P−MOS 42 低電位制御用N−MOS 50,60 インバータ回路 71 カップリング用コンデンサ VCC 第1の高電圧源 VDD 第2の高電圧源 VSS 第1の低電圧源 VEE 第2の低電圧源 IN 入力信号 OUT 出力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須山 健 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 町田 順一 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の高電圧源と第1の低電圧源との間
に接続され、入力信号の高電位側の電圧を増幅する高電
位側レベルシフト部と、 前記第1の高電圧源よりも低い高電位の第2の高電圧源
と前記第1の低電圧源よりも低い低電位の第2の低電圧
源との間に接続され、前記入力信号の低電位側の電圧を
増幅する低電位側レベルシフト部と、 前記高電位側レベルシフト部及び前記低電位側レベルシ
フト部の出力に基づき、前記第1の高電圧源または前記
第2の低電圧源の電位レベルを出力する出力部とを備え
たことを特徴とするレベルシフタ回路。 - 【請求項2】 前記高電位側レベルシフト部の出力側と
前記高電位制御用トランジスタの制御電極との間に、前
記第1の高電圧源と前記第2の高電圧源の間で動作する
第1のインバータ回路を接続し、 前記低電位側レベルシフト部の出力側と前記低電位制御
用トランジスタの制御電極との間に、前記第1の低電圧
源と前記第2の低電圧源の間で動作する第2のインバー
タ回路を接続したことを特徴とする請求項1記載のレベ
ルシフタ回路。 - 【請求項3】 前記高電位側レベルシフト部と前記低電
位側レベルシフト部との出力間に、カップリング用コン
デンサを接続したことを特徴とする請求項1記載のレベ
ルシフタ回路。
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US08/659,000 US5723986A (en) | 1995-06-05 | 1996-06-04 | Level shifting circuit |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7137781A JPH08330939A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | レベルシフタ回路 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08330939A true JPH08330939A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15206701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7137781A Pending JPH08330939A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | レベルシフタ回路 |
Country Status (3)
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JP (1) | JPH08330939A (ja) |
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