JPH0833001B2 - プレキャストコンクリート舗装版の設置方法 - Google Patents

プレキャストコンクリート舗装版の設置方法

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JPH0833001B2
JPH0833001B2 JP1176892A JP17689289A JPH0833001B2 JP H0833001 B2 JPH0833001 B2 JP H0833001B2 JP 1176892 A JP1176892 A JP 1176892A JP 17689289 A JP17689289 A JP 17689289A JP H0833001 B2 JPH0833001 B2 JP H0833001B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、舗装などに用いるプレキャストコンクリー
ト舗装版の設置方法に関する。
[従来技術] 従来この種のものは特開昭53−7003号公報、あるいは
特開昭61−261502号公報などで知られるように並設して
敷設されたプレキャストコンクリート舗装版の接合端面
には各々孔が形成されており、これら孔に結合鉄筋を挿
入するとともに、これら孔に充填材を設けて前記プレキ
ャストコンクリート舗装版を結合するものであった。
また、コンクリート舗装版において、路面の平坦性の
悪化を補修する方法として、特開昭61−169504号公報に
は、路盤に支持板を埋設し、この支持板に高さ調節用ボ
ルトの下端を当接して舗装版の高さを調節した後、貫通
孔から充填材を充填する舗装路の平坦舗装方法が提案さ
れている。
さらに、舗装版の裏面と路盤との間にはグラウト材が
充填され、例えば特公昭59−21402号などには、路盤に
合成樹脂フィルムを敷設すると共に、この合成樹脂フィ
ルム上に舗装版を敷設し、充填材注入口から前記合成樹
脂フィルムと舗装版の裏面間に充填材を圧入するプレキ
ャスト舗装版敷設方法が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記特開昭53−7003号公報、あるいは特開昭61−2615
02号公報などの従来技術においては、所定状態に並設し
てプレキャストコンクリート舗装版が敷設された後、結
合鉄筋を充填材とともにプレキャストコンクリート舗装
版間に設ける作業を続けるというものであったため、工
事の作業時間を多く必要とし、このため工事に伴う交通
止めあるいは片側通行などの時間が長くなるなどの問題
点があった。また、その舗装版を敷設した後、例えば上
記特開昭61−169504号公報のように、舗装版に螺合した
高さ調節用ボルトにより高さ調節を行い、該舗装版に形
成したグラウト孔から舗装版の裏面にグラウト材を充填
することにより、舗装版を安定して敷設することができ
るが、舗装版の表面側からグラウト孔を通してグラウト
材を充填するものであるため、充填に時間を要すると共
に、裏面全体にグラウト材を均一に充填できない充填不
良を起こすことが予想される。
この点、上記特公昭59−21402号公報では、路盤上に
合成樹脂シートを設けることにより、充填材を舗装版の
裏面にスムーズに充填することができる。しかしなが
ら、上記特開昭61−169504号公報のように、舗装版に螺
合した高さ調節用ボルトを用いて該舗装版の高さ調節を
行う場合、該高さ調節用ボルトにより合成樹脂シートが
損傷し、この損傷箇所から路盤に充填材が漏れてしまう
ことが予想され、また、高さ調節用ボルトを螺合するた
め、上記特開昭61−169504号公報の舗装版には筒体部な
どの雌螺子体を埋設しているが、長期使用により舗装版
の表面が磨耗すると、前記雌螺子体の上端のみが先に露
出する危険性があった。
そこで本発明は高さ調節用ボルトによる樹脂シートの
損傷を防止し、その樹脂シートにより舗装版の裏面にグ
ラウト材を良好に充填することができると共に、受け板
がグラウト材充填の妨げとならず、並設する舗装版間に
縁切り部を介在してプレキャストコンクリート舗装版の
工事時間の短縮を可能とし、また、最大限表側鉄筋が露
出するまで舗装版通行の安全を確保することができるプ
レキャストコンクリート舗装版の設置方法を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、舗装版の上,下の表,裏面間に貫通した受
け孔及びグラウト孔を設け、前記舗装版を路盤上に並設
して敷設すると共に、前記受け孔に螺合した高さ調節用
ボルトにより該舗装版の高さを調節し、前記高さ調節用
ボルトにより支持しながら前記グラウト孔から該舗装版
の裏面側にグラウト材を充填するプレキャストコンクリ
ート舗装版の設置方法において、前記舗装版内の表側に
表側鉄筋を埋設すると共に、前記表側鉄筋の上部に表側
コンクリート被り部を設け、かつ前記受け孔には前記表
側鉄筋の下部に雌螺子体を埋設して固着しておき、前記
路盤に樹脂シートを敷設し、前記受け孔に対応して前記
樹脂シート上に受け板を配置し、前記樹脂シートを敷設
した路盤上に前記舗装版を敷設すると共に、前記雌螺子
体に螺合した前記高さ調節用ボルトの下端を前記受け板
に当接して該舗装版の高さを調節し、並設した前記舗装
版の端面間に縁切り部を介在すると共に、この縁切り部
に前記樹脂シートの端部を上向きに折り曲げて配置し、
かつその樹脂シートの上端部を舗装版表面側に折り曲
げ、前記高さ調節用ボルトにより前記舗装版を支持して
前記受け板と舗装版の裏面との間に隙間を形成した状態
で前記グラウト孔から前記樹脂シートと該舗装版の裏面
間にグラウト材を充填し、前記並設した舗装版の端面間
に目地材を充填するプレキャストコンクリート舗装版の
設置方法である。
[作 用] プレキャストコンクリート舗装版を敷設後、早期に供
用することができる。
そして路盤に樹脂シートを敷設したため、グラウト孔
から充填したグラウト材が路盤に侵入して漏れるがこと
なく、該樹脂シートにより均一に流れて舗装版の裏面側
に充填される。また、その樹脂シートの端部を舗装版の
端面間の縁切り部に配置したため、舗装版に充填したグ
ラウト材が隣の舗装版側に漏れることがなく、しかも、
樹脂シートの上端部を舗装版表面側に折り曲げたため、
舗装版の端面全体を確実に縁切りすることができる。ま
た、雌螺子体の螺合した高さ調節用ボルトの下端が、樹
脂シートの上に配置した受け板に当接するため、樹脂シ
ートを損傷することがなく、さらに、受け板と舗装版の
裏面都の間に隙間を形成した状態でグラウト材を充填す
るため、その受け板と舗装版の裏面との間の隙間を通っ
てグラウト材を良好に充填することができる。また、長
期使用により舗装版の表側コンクリート被り部が磨耗し
ても、雌螺子体の上部が先に露出することなく、最大限
表側鉄筋が露出するまで通行の安全が確保される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図に示すようにコンクリート舗装版
であるプレキャストコンクリート舗装版の舗装版本体1
は、コンクリート2内に表側,裏側鉄筋3,4が設けられ
ており、そして前記表側,裏側鉄筋3,4の表裏側には表
側,裏側コンクリート被り部5,6が設けられているとと
もに、前記表側コンクリート被り部5の表面には、タイ
ヤとの摩擦を増大させるために凹凸の溝,骨材の露出
(露わし)、あるいはホウキ目仕上げなどによって表側
舗装面7が形成されている。
9は表側舗装面7と裏側面8間に貫通する舗装版吊上
げおよび高さ調節兼用の受け孔であり、この受け孔9は
舗装版本体1の少なくとも四方に配設されており、この
受け孔9の略中央には雌螺子部であるナット状の雌螺子
体10が同軸状に埋設して固着している。そしてこの雌螺
子体10には高さ調節用ボルト11が螺合している。また、
第1図及び第2図に明らかなように、前記雌螺子体10
は、前記表側鉄筋3の舗装版裏面側に埋設して固着され
ている。
また12はグラウト孔であり、また13は前記舗装版本体
1に並設して敷設される舗装版本体である。
次に前記構成につきその作用を説明する。
まず、既設舗装をコンクリートカッター,ブレーカー
などを用いて取り壊した後、搬出する。次に第1図に示
すように既設路盤上に補足材14を搬入して敷き均し、ま
た振動ローラ等により転圧するとともにレベル等を調節
する。このようにして路盤15を形成した後、該路盤15に
後述するグラウトの漏れ防止と充填促進のために樹脂シ
ート16を敷設するとともに前記受け孔9に対応して高さ
調節用のボルト11の受け板17となる鉄板を適所に配置す
る。
次に、受け孔9の雌螺子体10に舗装版昇降用金具(図
示せず)を螺着して運搬トラック及びクレーンにより舗
装版本体1を所定箇所に敷設する。そして舗装版昇降金
具を取りはずして前記受け孔9の一側9Aから高さ調節用
のボルト11を螺入し、該高さ調節用ボルト11の下端を受
け板17に当接せしめてレベルの調節をして所定高さに支
持する。この場合、第1図及び第2図に明らかなよう
に、高さ調節用ボルト11により舗装版本体1を支持して
受け板17と舗装版本体1の裏面との間に隙間を形成す
る。
次に舗装版本体1の四方に設けられる隣接する舗装版
本体13あるいは現場打設される路肩コンクリート(図示
せず)などと、該舗装版本体1の端面と前記舗装版本体
13の端面間に縁切り部1Aを隙間によって形成するために
両者間には繊維質板等の縁切り体(図示せず)を挿入
し、あるいは舗装版本体1の側面にアスファルト乳剤な
どを塗布しておく。また、第1図に明らかなように、前
記縁切り部1Aに前記樹脂シート16の端部を上向きに折り
曲げて配置し、かつその樹脂シート16の上端部16Aを舗
装版本体1の表面側に折り曲げる。
この後、第2図に示すように前記グラウト孔12よりグ
ラウトを自然流下させて舗装版本体1の裏側に裏込め用
のグラウト材18を充填し、固化させる。また前記ボルト
11を抜き出した後、受け孔9の上部に超速硬性のモルタ
ル19を充填し、またグラウト孔12の上部にも超速硬性の
モルタル20を充填する。
このようにして舗装版本体1を敷設し、また目地材21
を前記縁切り部1Aに充填して自然放置して養生した後、
供用するものである。
以上のように、四方に隣設する舗装版本体1,13間の端
面間に縁切り部1Aを設けて、前記舗装版本体1,13を四方
に接合せずに敷設したことによって、舗装版本体1,13の
端面には従来技術における接合用の孔を形成する必要が
なくなり、また前記孔に結合鉄筋を挿入した後充填材を
充填する作業が必要なくなり、工事の時間短縮を図るこ
とができる。
さらに前記従来技術における孔への充填材がなくなっ
たため、該充填材の充填口が舗装版本体1,13の表側にな
くなり、該箇所の亀裂などの発生を無くすことができ
る。
また、このように舗装版本体1内の表側に表側鉄筋3
を埋設すると共に、表側鉄筋3の上部に表側コンクリー
ト被り部5を設け、かつ受け孔9には表側鉄筋3の下部
に雌螺子体10を埋設して固着しておき、路盤15に樹脂シ
ート16を敷設し、受け孔9に対応して樹脂シート16上に
受け板17を配置し、樹脂シート16を敷設した路盤15上に
舗装版本体1を敷設すると共に、雌螺子体10に螺合した
高さ調節用ボルト11の下端を受け板17に当接して舗装版
本体1の高さを調節し、並設した舗装版本体1,13の端面
間に縁切り部1Aを介在すると共に、この縁切り部1Aに樹
脂シート16の端部を上向きに折り曲げて配置し、かつそ
の樹脂シート16の上端部16Aを舗装版本体1の表面側に
折り曲げ、高さ調節用ボルト11により舗装版本体1を支
持して受け板17と舗装版本体1の裏面との間に隙間を形
成した状態でグラウト孔12から樹脂シート16と舗装版本
体1の裏面間にグラウト材18を充填し、並設した舗装版
本体1,13の端面間に目地材21を充填するプレキャストコ
ンクリート舗装版の設置方法であるから、高さ調節用ボ
ルト11による樹脂シート16の損傷を防止することがで
き、充填したグラウト材18が路盤15に侵入して漏れるこ
とがないと共に、樹脂シート16により均一に流れて良好
に充填作業を行うことができ、また、受け板17と舗装版
本体1の裏面との間に隙間を形成した状態でグラウト材
18を充填するため、その受け板17と舗装版本体1の裏面
との間の隙間を通ってグラウト材18を良好に充填するこ
とができ、また、その樹脂シート16の端部を舗装版本体
1,13の端面間の縁切り部1Aに配置したため、舗装版本体
1に充填したグラウト材18が隣の舗装版本体13側に漏れ
ることがなく、しかも、樹脂シート16の上端部16Aを舗
装版表面側に折り曲げたため、舗装版本体1の端面全体
を確実に縁切りすることができる。そして裏面側に充填
したグラウト材18により舗装版本体1を安定して路盤15
に据え付けることができ、また、並設する舗装版本体1,
13の端面間に充填した目地材21により、路面の水が路盤
15に侵入することを防止できる。さらに、長期使用によ
り舗装版本体1の表側コンクリート被り部5が磨耗して
も、雌螺子体10の上部が先に露出することなく、最大限
表側鉄筋3が露出するまで通行の安全を確保することが
できる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば縁切り部にクッション材などを介在させるなど舗
装版本体が直結されていなければよいなど種々の変形が
可能である。また、舗装版本体1,13は横方向に隣設する
場合を図示したが、前後方向に隣設する例においても同
様な構成を有することはもちろんである。
[発明の効果] 本発明は、舗装版の上,下の表,裏面間に貫通した受
け孔及びグラウト孔を設け、前記舗装版を路盤上に並設
して敷設すると共に、前記受け孔に螺合した高さ調節用
ボルトにより該舗装版の高さを調節し、前記高さ調節用
ボルトにより支持しながら前記グラウト孔から該舗装版
の裏面側にグラウト材を充填するプレキャストコンクリ
ート舗装版の設置方法において、前記舗装版内の表側に
表側鉄筋を埋設すると共に、前記表側鉄筋の上部に表側
コンクリート被り部を設け、かつ前記受け孔には前記表
側鉄筋の下部に雌螺子体を埋設して固着しておき、前記
路盤に樹脂シートを敷設し、前記受け孔に対応して前記
樹脂シート上に受け板を配置し、前記樹脂シートを敷設
した路盤上に前記舗装版を敷設すると共に、前記雌螺子
体に螺合した前記高さ調節用ボルトの下端を前記受け板
に当接して該舗装版の高さを調節し、並設した前記舗装
版の端面間に縁切り部を介在すると共に、この縁切り部
に前記樹脂シートの端部を上向きに折り曲げて配置し、
かつその樹脂シートの上端部を舗装版表面側に折り曲
げ、前記高さ調節用ボルトにより前記舗装版を支持して
前記受け板と舗装版の裏面との間に隙間を形成した状態
で前記グラウト孔から前記樹脂シートと該舗装版の裏面
間にグラウト材を充填し、前記並設した舗装版の端面間
に目地材を充填するプレキャストコンクリート舗装版の
設置方法であり、高さ調節用ボルトによる樹脂シートの
損傷を防止し、その樹脂シートにより舗装版の裏面にグ
ラウト材を良好に充填することができると共に、受け板
がグラウト材充填の妨げとならず、また、樹脂シートの
上端部を舗装版表面側に折り曲げたため、舗装版本体の
端面全体を確実に縁切りすることができ、プレキャスト
コンクリート舗装版の工事時間の短縮が可能で、さら
に、最大限表側鉄筋が露出するまで舗装版通行の安全を
確保することができるプレキャストコンクリート舗装版
の設置方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示しており、第1図は第1工
程の一部切欠き斜視図、第2図は第2工程の一部切欠き
斜視図である。 1,13……舗装版本体、1A……縁切り部 3……表側鉄筋、5……表側コンクリート被り部 9……受け孔、10……雌螺子体 11……高さ調節用ボルト、12……グラウト孔 15……路盤、16……樹脂シート 16A……樹脂シートの上端部 17……受け板、18……グラウト材 21……目地材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 福田道路株式会社 新潟県新潟市川岸町1丁目53番地1 (71)出願人 999999999 永井コンクリート工業株式会社 新潟県刈羽郡西山町大字礼拝457番地 (71)出願人 999999999 新和コンクリート工業株式会社 新潟県南魚沼郡六日町大字坂戸485番地 (71)出願人 999999999 北日本ブロック工業株式会社 新潟県新潟市東大通1丁目11番32号 (72)発明者 関 博 新潟県新潟市曽川乙21番68号 (72)発明者 佐藤 博勝 新潟県新津市中野4丁目11番20号 (72)発明者 松崎 英昭 東京都多摩市鶴牧4丁目5番9号403 (72)発明者 田崎 宏 新潟県新潟市長潟2丁目6番6号 (72)発明者 山崎 昭市 新潟県柏崎市宮川3740番地2 (56)参考文献 特開 昭61−169504(JP,A) 特開 昭63−223202(JP,A) 実開 昭62−12603(JP,U) 特公 昭59−21402(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】舗装版の上,下の表,裏面間に貫通した受
    け孔及びグラウト孔を設け、前記舗装版を路盤上に並設
    して敷設すると共に、前記受け孔に螺合した高さ調節用
    ボルトにより該舗装版の高さを調節し、前記高さ調節用
    ボルトにより支持しながら前記グラウト孔から該舗装版
    の裏面側にグラウト材を充填するプレキャストコンクリ
    ート舗装版の設置方法において、前記舗装版内の表側に
    表側鉄筋を埋設すると共に、前記表側鉄筋の上部に表側
    コンクリート被り部を設け、かつ前記受け孔には前記表
    側鉄筋の下部に雌螺子体を埋設して固着しておき、前記
    路盤に樹脂シートを敷設し、前記受け孔に対応して前記
    樹脂シート上に受け板を配置し、前記樹脂シートを敷設
    した路盤上に前記舗装版を敷設すると共に、前記雌螺子
    体に螺合した前記高さ調節用ボルトの下端を前記受け板
    に当接して該舗装版の高さを調節し、並設した前記舗装
    版の端面間に縁切り部を介在すると共に、この縁切り部
    に前記樹脂シートの端部を上向きに折り曲げて配置し、
    かつその樹脂シートの上端部を舗装版表面側に折り曲
    げ、前記高さ調節用ボルトにより前記舗装版を支持して
    前記受け板と舗装版の裏面との間に隙間を形成した状態
    で前記グラウト孔から前記樹脂シートと該舗装版の裏面
    間にグラウト材を充填し、前記並設した舗装版の端面間
    に目地材を充填することを特徴とするプレキャストコン
    クリート舗装版の設置方法。
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