JPH08328698A - ポータブルコンピュータ - Google Patents

ポータブルコンピュータ

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JPH08328698A
JPH08328698A JP7132194A JP13219495A JPH08328698A JP H08328698 A JPH08328698 A JP H08328698A JP 7132194 A JP7132194 A JP 7132194A JP 13219495 A JP13219495 A JP 13219495A JP H08328698 A JPH08328698 A JP H08328698A
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cpu
mode
cooling
temperature
electric fan
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裕紀 伊藤
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信 新井
Hiroyuki Oda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポータブルコンピュータの使用環境に応じて、
最適なCPU冷却機能を選択的に使用する。 【構成】CPU11の動作速度の低下と電動ファン19
の回転という2つの冷却機能が設けられており、ユーザ
による冷却モードの設定に応じてそれら2つの冷却機能
を選択的に使用することができる。すなわち、ユーザに
よってQuietモードが選択されている場合には、バ
ッテリ動作時間を長くするための低消費電力優先のモー
ドとなり、電動ファン19は回転されず、CPU動作速
度だけが低下される。一方、ユーザによってPerfo
rmanceモードが選択されている場合には、性能優
先モードとなり、CPU動作速度の低下は行われず、電
動ファン19の回転だけが行われる。Performa
nceモード/Quietモードはセットアップ画面上
でユーザが任意に設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラップトップタイプ
またはノートブックタイプのポータブルコンピュータに
関し、特にCPUの過熱を防止するための機能を持つポ
ータブルコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なラップトップタイプまたはノートブックタイプの
パーソナルポータブルコンピュータが種々開発されてい
る。この種のポータブルコンピュータに於いては、CP
Uの高性能化が進められており、これによってユーザは
快適な使用環境を容易に手にすることが可能になってき
ている。
【0003】しかし、CPUの高性能化に伴い、CPU
の発熱量が大きくなり、その熱による障害が問題となっ
てきている。つまり、CPUからの発熱により、コンピ
ュータ内の温度が他の部品の動作補償温度を越えてしま
ったり、CPU自体がその熱によって誤動作するなどの
問題が生じている。
【0004】そこで、最近では、CPU自体の温度を監
視し、発熱が大きい場合にはCPUの動作速度を低下さ
せたり、電動ファンによってCPUを冷却するなどの手
法が採用され始めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CPUの動作
速度を低下させる手法を採用すると、コンピュータの動
作性能がユーザの意思に反して自動的に低下されてしま
うため、使用環境が悪化するなどの問題があった。一
方、電動ファンを回転させる手法を採用すると、その電
動ファンによって比較的大きな電力が消費されるため、
ポータブルコンピュータのバッテリ動作可能時間が短く
なってしまうなどの問題が発生する。
【0006】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、ポータブルコンピュータの使用環境に応じ
て最適な冷却機能を選択的に使用できるようにし、ポー
タブルコンピュータの使用環境を悪化させること無くC
PUの過熱を効率良く防止することが可能なポータブル
コンピュータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
バッテリ駆動可能なポータブルコンピュータにおいて、
CPUと、このCPUの温度を検出する温度センサと、
前記CPUの動作速度を制御するCPU速度制御手段
と、前記CPUを冷却するための電動ファンと、前記コ
ンピュータの動作環境を設定するセットアップ手段であ
って、前記CPUの動作速度を低下させる第1の冷却モ
ードと前記電動ファンを回転させる第2の冷却モードと
を選択的に設定可能なセットアップ手段と、前記温度セ
ンサからの温度検出信号に従って動作制御され、前記セ
ットアップ手段によって設定された冷却モードに応じて
前記電動ファンまたは前記CPU速度制御手段を利用し
て前記CPUを冷却するCPU冷却制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0008】このポータブルコンピュータにおいては、
CPU動作速度の低下と電動ファンの回転という2つの
冷却機能が設けられており、ユーザによる冷却モードの
設定に応じてそれら2つの冷却機能を選択的に使用する
ことができる。すなわち、第1の冷却モードが選択され
ている場合には、バッテリ動作時間を長くするための低
消費電力を優先するモードとなり、電動ファンは回転さ
れず、CPU動作速度だけが低下される。一方、第2の
冷却モードが選択されている場合には、性能優先モード
となり、CPU動作速度の低下は行われず、電動ファン
の回転だけが行われる。
【0009】従って、ユーザによって設定されたコンピ
ュータ動作環境に応じて最適な冷却機能を利用できるよ
うになり、現在の使用環境を悪化させること無くCPU
の過熱を効率良く防止することができる。
【0010】この場合、電動ファンを回転する第1冷却
モードにおいてその冷却動作を終了する第2温度は、C
PU動作速度を低下させる第2冷却モードにおいてその
冷却動作を終了する第2温度よりも低い値に設定する事
が好ましい。
【0011】なぜなら、電動ファンを利用した場合には
CPU温度は比較的早く低下されるため、その第2温度
を高く設定しておくと、電動ファンを回転してから停止
するまでの時間が短くなると共に、再度CPUが過熱し
て電動ファンを回転させるまでの時間も短くなる。この
ため、電動ファンの回転、停止、回転というサイクルが
短くなり、その電動ファンから発せられるノイズがユー
ザに不快感を与えるためである。また、電動ファンは通
常その通風路がCPUに向かうように配置されるので、
CPU温度は比較的早く低下されるが、他の部品の温度
低下はCPUよりも遅い。このため、他の部品温度も十
分に下がるように、電動ファンを回転する第1冷却モー
ドにおける第2温度は、低く設定しておくことが好まし
い。
【0012】一方、CPU動作速度を低下する第2冷却
モードにおいては、CPU温度が第2温度にまで低下さ
れるまでには、比較的を多くの時間が掛かる。この時間
が長くなる程、コンピュータの動作性能が低下されるこ
とになる。したがって、CPU動作速度を低下する第2
冷却モードにおける第2温度は、できるだけ高い方が好
ましい。
【0013】このように、電動ファンの回転とCPU動
作速度の低下という2つの冷却機能それぞれの特性を考
慮して第2温度を別個に定める、すなわち電動ファンを
回転する第1冷却モードにおいてその冷却動作を終了す
る第2温度を、CPU動作速度を低下させる第2冷却モ
ードにおいてその冷却動作を終了する第2温度よりも低
い値に設定する事により、快適な使用環境を実現でき
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1には、この発明の一実施例に係わるコンピ
ュータシステムの構成が示されている。このコンピュー
タシステムは、ラップトップタイプまたはノートブック
タイプのポータブルパーソナルコンピュータシステムで
あり、CPU11、システムコントローラ12、システ
ムメモリ13、BIOS ROM14、リアルタイムク
ロック(RTC)15、電源マイコン16、キーボード
コントローラ17、通信用ゲートアレイ18、電動ファ
ン19、ファン駆動制御回路20、温度センサ21を備
えている。
【0015】CPU11としては、例えば、米インテル
社により製造販売されているマイクロプロセッサSL
Enhanced Intel486、またはPent
iumが使用される。CPU11はPLL回路を内蔵し
ており、このPLL回路は外部クロックCLKに基づい
てその外部クロックCLKと同一またはそれよりも高速
の内部クロックCLK2を生成する。このCPU11
は、図2に示されているように、電力消費の異なる3つ
の動作ステート、つまり、ノーマルステート(Norm
al State)、ストップグラントステート(St
op GrantState)、およびストップクロッ
クステート(STOP Clock State)を有
している。
【0016】ノーマルステートはCPU11の通常の動
作ステートであり、命令はこのノーマルステートにおい
て実行される。このノーマルステートは電力消費の最も
多いステートであり、その消費電流は〜700mA程度
である。
【0017】最も電力消費の少ないのはストップクロッ
クステートであり、その消費電流は〜30μA程度であ
る。このストップクロックステートにおいては、命令の
実行が停止されるだけでなく、外部クロックCLKおよ
び内部クロックCLK2も停止されている。
【0018】ストップグラントステートは、ノーマルス
テートとストップクロックステートの中間の動作ステー
トであり、その消費電流は20〜55mA程度と比較的
少ない。ストップグラントステートにおいては、命令は
実行されない。また、外部クロックCLKおよび内部ク
ロックCLK2は共にランニング状態であるが、CPU
内部ロジック(CPUコア)への内部クロックCLK2
の供給は禁止される。このストップグラントステートは
外部クロックCLKの停止可能なステートであり、この
ストップグラントステートにおいて外部クロックCLK
を停止すると、CPU11はストップグラントステート
からストップクロックステートに移行する。
【0019】ノーマルステートとストップグラントステ
ート間の遷移は、ストップクロック(STPCLK#)
信号によって高速に行うことができる。すなわち、ノー
マルステートにおいてCPU11に供給されるSTPC
LK#信号がイネーブルつまりアクティブステートに設
定されると、CPU11は、現在実行中の命令が完了
後、次の命令を実行すること無く、内部のパイプライン
をすべて空にしてから、ストップグラントサイクルを実
行して、ノーマルステートからストップグラントステー
トに移行する。一方、ストップグラントステートにおい
てSTPCLK#信号がディスエーブルつまりインアク
イブステートに設定されると、CPU11は、ストップ
グラントステートからノーマルステートに移行し、次の
命令の実行を再開する。
【0020】また、ストップグラントステートからスト
ップクロックステートへの移行は、外部クロックCLK
を停止することによって瞬時に行われる。ストップクロ
ックステートにおいてCPU11への外部クロックCL
Kの供給が再開されると、1ms後にCPU11はスト
ップグラントステートに移行する。このようにストップ
クロックステートからの復帰には時間がかかる問題があ
る。
【0021】以上のように、ストップグラントステート
は、ノーマルステートに比べ非常にローパワーであり、
且つSTPCLK#信号によってノーマルステート、つ
まり命令実行状態に高速に復帰できるという特徴を持っ
ている。このため、このシステムでは、CPU動作速度
を低下させるための機能として、ストップグラントステ
ートを利用している。
【0022】さらに、図1のCPU11は、次のような
システム管理機能を備えている。すなわち、CPU11
は、アプリケーションプログラムやOSなどのプログラ
ムを実行するためのリアルモード、プロテクトモード、
仮想86モードの他、システム管理モード(SMM;S
ystem Management mode)と称さ
れるシステム管理または電力管理専用のシステム管理プ
ログラムを実行するための動作モードを有している。
【0023】リアルモードは、最大で1Mバイトのメモ
リ空間をアクセスできるモードであり、セグメントレジ
スタで表されるベースアドレスからのオフセット値で物
理アドレスが決定される。プロテクトモードは1タスク
当たり最大4Gバイトのメモリ空間をアクセスできるモ
ードであり、ディスクプリタテーブルと称されるアドレ
スマッピングテーブルを用いてリニアアドレスが決定さ
れる。このリニアアドレスレスは、ページングによって
最終的に物理アドレスに変換される。仮想86モード
は、リアルモードで動作するように構成されたプログラ
ムをプロテクトモードで動作させるためのモードであ
り、リアルモードのプログラムはプロテクトモードにお
ける1つのタスクとして扱われる。
【0024】システム管理モード(SMM)は疑似リア
ルモードであり、このモードでは、ディスクプリタテー
ブルは参照されず、ページングも実行されない。システ
ム管理割込み(SMI;System Management Inter
rupt)がCPU11に発行された時、CPU11の動作
モードは、リアルモード、プロテクトモード、または仮
想86モードから、SMMにスイッチされる。SMMで
は、システム管理またはパワーセーブ制御専用のシステ
ム管理プログラムが実行される。
【0025】SMIはマスク不能割込みNMIの一種で
あるが、通常のNMIやマスク可能割込みINTRより
も優先度の高い、最優先度の割り込みである。このSM
Iを発行することによって、システム管理プログラムと
して用意された種々のSMIサービスルーチンを、実行
中のアプリケーションプログラムやOS環境に依存せず
に起動することができる。このコンピュータシステムに
おいては、OS環境に依存せずに、CPU11を冷却す
るために、このSMIを利用してCPU動作速度と電動
ファン19の回転制御が行われる。
【0026】システムコントローラ12は、このシステ
ム内のメモリやI/Oを制御するためのゲートアレイで
あり、ここにはCPU11へのSMI信号およびSTP
CLK#信号の発生を制御するためのハードウェアが組
み込まれている。
【0027】システムメモリ13は、オペレーティング
システム、処理対象のアプリケーションプログラム、お
よびアプリケーションプログラムによって作成されたユ
ーザデータ等を格納する。SMRAM(System
Management RAM)50は、メインメモリ
13のアドレス30000Hから3FFFFHまでのア
ドレス空間にマッピングされるオ−バレイであり、SM
I信号がCPU11に入力された時だけアクセス可能と
なる。ここで、SMRAMがマッピングされるアドレス
範囲は固定ではなく、SMBASEと称されるレジスタ
によって4Gバイト空間の任意の場所に変更することが
可能である。SMBASEレジスタは、SMM中でない
とアクセスできない。SMBASEレジスタの初期値
は、アドレス3000Hである。
【0028】CPU11がSMMに移行する時には、C
PUステータス、つまりSMIが発生された時のCPU
11のレジスタ等が、SMRAM50にスタック形式で
セーブされる。このSMRAM50には、BIOSRO
M14のシステム管理プログラムを呼び出すための命令
が格納されている。この命令は、CPU11がSMMに
入った時に最初に実行される命令であり、この命令実行
によってシステム管理プログラムに制御が移る。
【0029】BIOS ROM14は、BIOS(Bas
ic I/O System )を記憶するためのものであり、
プログラム書き替えが可能なようにフラッシュメモリに
よって構成されている。BIOSは、リアルモードで動
作するように構成されている。このBIOSには、シス
テムブート時に実行されるIRTルーチンと、各種I/
Oデバイスを制御するためのデバイスドライバと、シス
テム管理プログラムが含まれている。システム管理プロ
グラムは、SMMにおいて実行されるプログラムであ
り、CPU動作速度の制御や電動ファン19の回転制御
を行うためのSMI処理ルーチンなどを含むSMIプロ
グラムと、実行するSMIルーチンを決定するためのS
MIハンドラ等を含んでいる。
【0030】SMIハンドラは、SMIが発生した時に
CPU11によって最初に呼び出されるBIOS内のプ
ログラムであり、これによって、SMIの発生要因のチ
ェックや、その発生要因に対応したSMIルーチンの呼
び出しが実行される。
【0031】RTC15は、独自の動作用電池を持つ時
計モジュールであり、その電池から常時電源が供給され
るCMOSメモリを有している。このCMOSメモリ
は、システム動作環境を示すセットアップ情報の格納等
に利用される。このセットアップ情報には、CPU11
を冷却するモードとして“Performance”モ
ードと“Quiet”モードの2つのモードが用意され
ており、どちらのモードを使用するかはユーザが指定す
ることができる。
【0032】“Performance”モードは、C
PU11の動作性能を低下させずに、CPU11の発熱
量を低下させるモードである。このモードでは、CPU
11の温度が所定温度以上に上がると、電動ファン19
が回転される。
【0033】“Quiet”モードは、ノイズ源となる
電動ファン19を使用せずに、CPU11の発熱量を低
下させるモードである。このモードでは、CPU11の
温度が所定温度以上に上がると、CPU11の動作速度
が低下される。これは、定期的にCPU11をストップ
グラントステートに設定して、CPU11を断続的に動
作させる事によって行われる。
【0034】また、このシステムでは、これらモードを
所定のキー入力操作によって切り替えるためのホッキー
機能が設けられている。ここで、ホットキーとは、シス
テム動作環境の設定/変更のために行う各種動作モード
切り替え等をCPU11に対して直接的に要求するため
のキーであり、キーボード上の特定の幾つかのキーがそ
のホットキーとして割り当てられている。このホットキ
ーが操作されると、CPU11によって提供されるシス
テム動作環境の設定/変更に係わる幾つかの機能が直接
呼び出され、実行される。このホットキー処理において
は、通常のキーデータ送信の場合とは異なり、CPU1
1にSMIが発行され、これによってホットキーが押さ
れたことがCPU11に通知される。SMIを利用した
ホットキーの技術は、例えば本出願人によった出願され
た特願平4−272479号公報に記載されている。
【0035】電源マイコン16は、電源回路を制御して
システム内の各ユニットに電源を供給するコントローラ
であり、1チップマイクロコンピュータによって構成さ
れている。この電源マイコン16は、リセットスイッチ
のオン/オフ、メイン電源スイッチのオン/オフ、バッ
テリ残存容量、ACアダプタの接続の有無、ディスプレ
イパネル開閉検出スイッチのオン/オフなどの状態管理
を初め、温度センサ21を利用してCPU11の温度を
監視している。電源マイコン16は、CPU11が所定
温度に達したことを検出すると、SMIによってそれを
CPU11に通知する。
【0036】この場合、SMIを利用した電源マイコン
16からCPU11へのコマンド通知は、次の手順で行
われる。すなわち、電源マイコン16には予め複数の監
視温度が設定されており、CPU温度がそれら温度のい
ずれかに達すると、まず、その時の温度を示す温度デー
タを通信用ゲートアレイ18のステータスレジスタにセ
ットする。次いで、電源マイコン16は、SMI発生フ
ラグを通信用ゲートアレイ18のSMI発生用レジスタ
にセットする。これにより、通信用ゲートアレイ18か
らSMI(ここでは、PS−SMI)が発生され、それ
がシステムコントローラ12を介してCPU11に供給
される。
【0037】キーボードコントローラ17は、コンピュ
ータ本体に組み込まれている標準装備の内蔵キーボード
を制御するためのものであり、内蔵キーボードのキーマ
トリクスをスキャンして押下キーに対応する信号を受け
とり、それを所定のキーコード(スキャンコード)に変
換する。キーボードコントローラ17は2つの通信ポー
トP1,P2を有しており、通信ポートP1はシステム
バス1に接続され、通信ポートP2はゲートアレイ18
に接続されている。
【0038】内蔵キーボード上に設けられているホット
キーに対応するキーコード(例えば、Fn + F2キ
ー)は、通信ポートP2からゲートアレイ18に送ら
れ、そのゲートアレイ18内のステータスレジスタにセ
ットされる。この場合、ゲートアレイ17からはSMI
(HOTキーSMI)が発生され、これによってCPU
11にホットキーがオンされたことが通知される。
【0039】一方、ホットキー以外の他のキーコード
は、通常通り、通信ポートP1からシステムバス1に出
力される。電動ファン19は、CPU11を冷却するた
めのファンであり、その通風炉がCPU11に対向する
ように配置されている。この電動ファン19の回転数
は、駆動制御回路20によって可変制御される。
【0040】温度センサ21は、CPU11の温度を検
出するためのものであり、サーミスタなどによって構成
されている。この温度センサ21は、CPU11のLS
Iパッケージ上に配置されている。
【0041】次に、システムコントローラ12に設けら
れた、SMIおよびSTPCLK#の発生制御のための
ハードウェア構成について説明する。また、このシステ
ムコントローラ12においては、CPU11に外部クロ
ックCLKを供給するクロック発生回路121、CPU
11にSMIを供給するSMI発生回路122、STP
CLK#の発生制御を行うストップクロック制御回路1
23、STPCLK#の発生間隔を制御するストップク
ロックインターバルタイマ124、CPU11をストッ
プグラントステートに保持する期間を制御するストップ
クロックホールドタイマ125、およびこれらタイマ1
24,125のタイムアウトカウント値をプログラブル
にするためのレジスタ群126が設けられている。
【0042】このシステムでは、CPU11の動作速度
低下を実現するために、ストップグラントステートとノ
ーマルステートとをある時間間隔で交互に繰り返すため
の制御が行われる。以下、この制御動作について、図3
を参照して説明する。
【0043】ストップクロックインターバルタイマ12
4は、レジスタ群126にストップクロックインターバ
ル時間がセットされると、その時間毎に定期的にタイム
アウト出力を発生する。このタイムアウト出力に応答し
て、ストップクロック制御回路123はSTPCLK#
をアクティブステートに設定する。また、ストップクロ
ックホールドタイマ125は、STPCLK#がアクテ
ィブステートに設定されてから、レジスタ群126にセ
ットされたホールド時間だけ経過した時にタイムアウト
出力を発生する。このタイムアウト出力に応答して、ス
トップクロック制御回路123はSTPCLK#をイン
アマティブステートに戻す。
【0044】STPCLK#がアクティブステートに設
定されると、CPU11はグラントサイクルを実行した
後、ノーマルステートからストップグラントステートに
移行する。そして、STPCLK#がインフクティブス
テートに戻されるまで、ストップグラントステートに維
持される。
【0045】従って、CPU11はストップグラントス
テートとノーマルステートとをある時間間隔で交互に繰
り返すので、その平均動作速度が低下される。この場
合、動作速度の低下の割合は、ストップクロックインタ
ーバル時間とホールド時間との比によって決定される。
【0046】次に、図4乃至図6を参照して、このシス
テムに用意された2つの冷却モード(“Perform
ance”モード、“Quiet”モード)について詳
細に説明する。
【0047】図4には、このシステムで使用されるセッ
トアップ画面の一例が示されている。図示のように、こ
のセットアップ画面には、システム動作環境を規定する
ための設定情報として、メモリに関する設定情報、ディ
スプレイに関する設定情報、ハードディスクに関する設
定情報、I/Oポートに関する設定情報、パスワード登
録に関する設定情報、およびその他の設定情報(OTH
ERS)が表示される。このセットアップ画面はBIO
S ROMのセットアップルーチンなどによって提供さ
れるものであり、キーボードからの所定のコマンド入力
によって呼び出すことができ、このセットアップ画面上
で設定した動作環境にポータブルコンピュータを設定す
ることができる。
【0048】このセットアップ画面におけるその他の設
定情報(OTHERS)内には、バッテリセーブモード
(Battery Save Mode)の設定状態を
規定するための複数の項目が含まれている。このシステ
ムでは、バッテリセーブモードとして、フルパワーモー
ド(Full Power)、ローパワーモード(Lo
w Power)、ユーザセッティングモード(Use
r Setting)の3つのモードがある。
【0049】(1)フルパワーモードは高性能動作のた
めの動作モードであり、フルパワーモードにおける環境
設定の内容は、図5(a)のようなウインドウ表示によ
ってユーザに提示される。すなわち、フルパワーモード
においては、処理速度は高速(High)に設定され、
その他、CPUスリープ機能などは無効状態(Disa
ble)に設定される。
【0050】また、このフルパワーモードにおいては、
冷却モード(Cooling Method)は“Pe
rformance”モードに設定される。 (2)ロウパワーモードは、バッテリ使用時間を延ばす
ための低消費電力化のための動作モードであり、ロウパ
ワーモードにおける環境設定の内容は、図5(b)のよ
うなウインドウ表示によってユーザに提示される。すな
わち、ロウパワーモードにおいては、処理速度は低速
(Low)に設定され、その他、CPUスリープ機能な
どは有効状態(Enable)に設定される。
【0051】また、このロウパワーモードにおいては、
冷却モード(Cooling Method)は“Qu
iet”モードに設定される。 (3)ユーザセッティングモードは、ユーザがセットア
ッププログラムで設定した各バッテリセーブオプション
情報にしたがって動作環境を規定するモードであり、図
5(C)のようなウインドウ上で項目毎に動作状態を設
定することがでできる。この場合、冷却モード(Coo
ling Method)については、“Perfor
mance”モードと“Quiet”モードのどちらを
選択することもできる。
【0052】これら3つのバッテリセーブモードと冷却
モード(Cooling Method)との関係を図
6に示す。図6から分かるように、バッテリセーブモー
ドと冷却モードとは互いに連携されており、AC電源使
用時に利用される事が多いフルパワーモードにおいて
は、Cooling MethodとしてCPU速度を
優先した“Performance”モードが利用され
る。一方、バッテリ駆動時に使用される事が多いローパ
ワーモードにおいては、Cooling Method
としは低消費電力を優先した“Quiet”モードが利
用される。
【0053】これら3つのモード(フルパワーモード、
ロウパワーモード、ユーザセッティングモード)は、セ
ットアップ画面を利用せずに、前述したホットキー操作
(Fn+F2)によって順番に切り替える(フルパワー
モード、ロウパワーモード、ユーザセッティングモード
の順にトグルさせる)こともできる。
【0054】次に、図7を参照して、“Perform
ance”モードと“Quiet”モードそれぞれにお
けるCPU冷却動作について説明する。CPU冷却動作
は、図7に示されている5つの境界温度(Tpof、T
a2、Tb1、Ta2、Ta1)によって制御される。
これら境界温度は、システム起動時にIRTによって電
源マイコン16に設定される。
【0055】Tpofは強制サスペンド要求を発行する
CPU温度であり、CPU温度がTpofに達した事が
検出されると、サスペンド処理が自動実行される。Tb
2およびTb1は、“Quiet”モードで使用される
境界温度である。Tb2はCPU動作スピードダウン要
求を発行する温度であり、またTb1はCPU動作スピ
ードアップ要求を発行する温度である。
【0056】Ta2およびTa1は、“Perform
ance”モードで使用される境界温度である。Ta2
は電動ファンOFF要求を発行する温度であり、またT
a1は電動ファンON要求を発行する温度である。
【0057】“Quiet”モードでは、CPU温度が
Tb2に達すると、CPU動作速度が低下される。そし
て、CPU温度がTb1にまで下がると、CPU動作速
度は元の速度にまで上昇される。
【0058】“Performance”モードでは、
CPU温度がTa2に達すると、電動ファン19が回転
される。そして、CPU温度がTa1にまで下がると、
電動ファン19は回転停止される。
【0059】この実施例では、Tb1よりもTa1の方
が低い温度値に設定されている。これは、次の理由によ
る。電動ファン19を利用した場合にはCPU温度は比
較的早く低下されるため、そのTa1の温度を高く設定
しておくと、電動ファン19を回転してから停止するま
での時間が短くなると共に、再度CPU11が過熱して
電動ファン19を回転させるまでの時間も短くなる。こ
のため、電動ファン19の回転、停止、回転というサイ
クルが短くなり、その電動ファン19から発せられるノ
イズがユーザにとって不快となるためである。また、電
動ファン19はその通風路がCPU11に向かうように
配置されるので、CPU温度は比較的早く低下される
が、他の部品の温度低下はCPU11よりも遅い。この
ため、電動ファン19を使用する“Performan
ce”モードにおける電動ファンOFF温度は、低く設
定しておくことが好ましい。
【0060】一方、CPU動作速度の低下を利用する
“Quiet”モードにおいては、CPU温度がTb1
にまで低下されるまでには、通常比較的を多くの時間が
掛かる。この時間が長くなる程、コンピュータの動作性
能が低下されることになる。したがって、CPU動作速
度を低下する“Quiet”モードにおけるTb1の温
度は、できるだけ高い方が好ましい。
【0061】このように、電動ファン19の回転とCP
U動作速度の低下という2つの冷却機能それぞれの特性
を考慮してTb1,Ta1を別個に定めることにより、
快適な使用環境を実現できる。
【0062】電源マイコン16は現在の冷却モードが
“Performance”モード/“Quiet”モ
ードのどちらであるかは認識しておらず、CPU温度が
境界温度(Tpof、Ta2、Tb1、Ta2、Ta
1)のいずれかに達した事を検出した時に、その時の温
度を示す温度データとSMI発生要求フラグを利用し
て、(1)Ta2レベル上昇コマンド、(2)Tb2レ
ベル上昇コマンド、(3)Ta1レベル降下コマンド、
(4)Tb1レベル降下コマンド、(5)強制サスペン
ド要求コマンドを発行する。
【0063】これら電源マイコン16からの各コマンド
(温度データとSMI発生要求フラグ)に対するSMI
処理ルーチンの動作は次の通りである。 (1)Ta2レベル上昇コマンド (Performanceモードの場合)CPU11の
温度がTa2を越えると、電源マイコン16からTa2
レベル上昇コマンド(Ta2を示す温度データ+SM
I)が発行される。BIOSのSMI処理ルーチンは、
このコマンドを受信すると、電動ファン19をオンにす
る。その後、CPU温度がTa2より下がるまでの期間
は電源マイコン16からTa2レベル上昇コマンドが一
定時間間隔で送信されてくるが、SMI処理ルーチン
は、そのコマンドに対しては何も処理しない。
【0064】(Quietモードの場合)CPU11の
温度がTa2を越えると、電源マイコン16からTa2
レベル上昇コマンド(Ta2を示す温度データ+SM
I)が発行される。BIOSのSMI処理ルーチンは、
このコマンドを受信しても、何も処理しない。 (2)Tb2レベル上昇コマンド (Performanceモードの場合)CPU11の
温度がTb2を越えると、電源マイコン16からTb2
レベル上昇コマンド(Tb2を示す温度データ+SM
I)が発行される。BIOSのSMI処理ルーチンは、
このコマンドを受信しても、何も処理しない。
【0065】(Quietモードの場合)CPU11の
温度がTb2を越えると、電源マイコン16からTb2
レベル上昇コマンド(Tb2を示す温度データ+SM
I)が発行される。BIOSのSMI処理ルーチンは、
このコマンドを受信すると、CPU11の動作性能を9
0%に下げる。その後、CPU温度がTb2より下がる
までの期間は電源マイコン16からTb2レベル上昇コ
マンドが一定時間間隔で送信されてくるが、SMI処理
ルーチンは、そのコマンドを受信する度に、CPU11
の動作性能を10%ずつ下げる。CPU11の動作性能
が50%になった場合には、それ以上は下げずに50%
のままとする。
【0066】図8には、CPU11の温度がTb2を越
えてからCPU11の動作性能が90%、80%、70
%、60%のように10%ずつ下げられ、60%のとき
にCPU温度がTb2に下がり、以降、CPU温度がT
b1に達するまで、CPU動作性能が60%に維持され
る場合の様子が示されている。
【0067】このように、CPU動作性能を徐々に低下
させるのは、アプケーション実行速度などが急に低下さ
れるといったユーザによって不快な現象が発生する事を
防止するためである。CPU動作性能とレジスタ126
に対する設定値との関係は図9の通りである。
【0068】すなわち、レジスタ126に対するタイマ
値によってCPU11の動作率(ストップクロックイン
ターバルタイマ時間内におけるストップクロックホール
ドタイム時間の割合)を変化させる事により、CPU動
作性能を段階的に低下させることができる。 (3)Ta1レベル降下コマンド (Performanceモードの場合)CPU11の
温度がTa1にまで下がると、電源マイコン16からT
a1レベル降下コマンド(Ta1を示す温度データ+S
MI)が発行される。BIOSのSMI処理ルーチン
は、このコマンドを受信すると、電動ファン19をオフ
にする。
【0069】(Quietモードの場合)CPU11の
温度がTa1にまで下がると、電源マイコン16からT
a1レベル降下コマンド(Ta1を示す温度データ+S
MI)が発行される。BIOSのSMI処理ルーチン
は、このコマンドを受信しても、何も処理を行わない。 (4)Tb1レベル降下コマンド (Performanceモードの場合)CPU11の
温度がTb1にまで下がると、電源マイコン16からT
b1レベル降下コマンド(Tb1を示す温度データ+S
MI)が発行される。BIOSのSMI処理ルーチン
は、このコマンドを受信しても、何も処理を行わない。
【0070】(Quietモードの場合)CPU11の
温度がTb1にまで下がると、電源マイコン16からT
b1レベル降下コマンド(Tb1を示す温度データ+S
MI)が発行される。BIOSのSMI処理ルーチン
は、このコマンドを受信すると、CPU11の動作性能
を100%に上げる。 (5)強制サスペンド要求コマンド CPU11の温度がTpofにまで上がると、電源マイ
コン16から強制サスペンド要求コマンド(Tpofを
示す温度データ+SMI)が発行される。BIOSのS
MI処理ルーチンは、このコマンドを受信すると、電源
スイッチがオフされた場合と同様に、サスペンド処理を
実行して、システムをパワーオフする。
【0071】次に、図10のフローチャートを参照し
て、SMI処理ルーチンの動作手順を説明する。SMI
処理ルーチンは、電源マイコン16からのコマンド(T
a2レベル上昇コマンド、Tb2レベル上昇コマンド、
Ta1レベル降下コマンド、またはTb1レベル降下コ
マンド)によって起動されると、まず、CMOSメモリ
の内容を参照して現在の冷却モードが“Perform
ance”モードと“Quiet”モードでのどちらで
あるかを判断する(ステップS11)。
【0072】“Performance”モードであれ
ば、SMI処理ルーチンは、受信したコマンドがTa2
レベル上昇コマンドか否かを調べ(ステップS12)、
Ta2レベル上昇コマンドであれば電動ファン19をオ
ンし(ステップS13)、その後RSM命令を実行し
て、SMIによって中断されたプログラムに制御を戻
す。受信したコマンドがTa2レベル上昇コマンドでな
ければ、SMI処理ルーチンは、受信したコマンドがT
a1レベル降下コマンドであるか否かを調べ(ステップ
S14)、Ta1レベル降下コマンドであれば電動ファ
ン19をオフし(ステップS15)、その後RSM命令
を実行して中断されたプログラムに制御を戻す。これら
Ta2レベル上昇コマンド、Ta1レベル降下コマンド
以外のコマンドであれば、SMI処理ルーチンは、直ぐ
にRSM命令を実行して、中断されたプログラムに制御
を戻す。
【0073】一方、“Quiet”モードであれば、S
MI処理ルーチンは、受信したコマンドがTb2レベル
上昇コマンドか否かを調べ(ステップS16)、Tb2
レベル上昇コマンドであればCPU動作性能を10%低
下させ(ステップS17)、その後RSM命令を実行し
て、中断されたプログラムに制御を戻す。受信したコマ
ンドがTb2レベル上昇コマンドでなければ、SMI処
理ルーチンは、受信したコマンドがTb1レベル降下コ
マンドであるか否かを調べ(ステップS18)、Tb1
レベル降下コマンドであればCPU動作性能を100%
に上げ(ステップS19)、その後RSM命令を実行し
て、中断されたプログラムに制御を戻す。これらTb2
レベル上昇コマンド、Tb1レベル降下コマンド以外の
コマンドであれば、SMI処理ルーチンは、直ぐにRS
M命令を実行してSMI発生前のプログラムに制御を戻
す。
【0074】次に、図11を参照して、ファン駆動制御
回路20の具体的な構成例を説明する。これまでの説明
では、CPU動作速度についてのみ段階的に低下させ、
電動ファン19の回転数の制御は行っていなかったが、
ファン駆動制御回路20を図11のように構成する事に
より、ファンの回転数を徐々に上げるといった制御が可
能となる。
【0075】図11においては、ファン駆動制御回路2
0は、レジスタ201、PWM制御回路202、駆動回
路203から構成されている。PWM制御回路202
は、レジスタ201にセットされたデータによって指定
されるパルス幅を持つパルス信号を発生する。このパル
ス信号は、駆動回路203の抵抗R1およびコンデンサ
C1によって平滑化されて、パルス幅に対応する直流電
圧値に変換される。この電圧値に応じて、電動ファン1
9を駆動する電圧値が決定される。したがって、レジス
タ201にセットするパルス幅データの値に応じて電動
ファン19のファン回転数を可変制御する事ができる。
【0076】これにより、Ta2レベル上昇コマンドに
対するPerformanceモードの動作を以下のよ
うに変更する事が可能となる。CPU11の温度がTa
2を越えると、電源マイコン16からTa2レベル上昇
コマンド(Ta2を示す温度データ+SMI)が発行さ
れる。BIOSのSMI処理ルーチンは、このコマンド
を受信すると、電動ファン19を最高回転数の50%の
回転数で回転させる。その後、CPU温度がTa2より
下がるまでの期間は電源マイコン16からTa2レベル
上昇コマンドが一定時間間隔で送信されてくるが、SM
I処理ルーチンは、そのコマンドを受信する度に、電動
ファン19の回転数を10%ずつ上げる。これにより、
電動ファン19からノイズが急に発生するといった不具
合を防止できる。
【0077】なお、このようなファン回転数およびCP
U速度の段階的な制御は、それぞれ対応するレベル上昇
コマンドを受信してからレベル降下コマンドを受け取る
までの期間継続して行うようにしてもよい。
【0078】次に、図12を参照して、Perform
anceモードにおける他の制御形態の一例を説明す
る。すなわち、ここでは、まず最初に電動ファン19を
回転させ、これによってCPU温度が十分に下がらない
場合に、今度はCPU動作性能を低下させるという制御
が行われる。
【0079】すなわち、CPU温度が上昇してきて、図
12のTa2に達したらSMI処理ルーチンは電動ファ
ン19を回転させる。そして、ファンを回転させた結果
CPU温度が下がり、Ta1に達したら電動ファン19
の回転を停止させる。また、ファンを回転させてもCP
U温度が上昇し続け、Tb2に達したらSMI処理ルー
チンはCPU性能を低下させる。そして、その結果CP
U温度が下がり、Tb1に達したらCPU性能を元にも
どす。
【0080】なお、QuietモードにおいてもCPU
性能の低下とファンの回転とを組み合わせて使用する事
ができる。この場合には、まず最初にCPU動作性能を
低下させ、これによってCPU温度が十分に下がらない
場合に、今度は電動ファンを回転させるという制御を行
う事が好ましい。
【0081】CPU性能の低下とファンの回転とをどの
ように組み合わせるかは、境界温度Ta1,Ta2、T
b1,Tb2の設定値によって任意に設定することがで
きる。
【0082】また、この実施例では、セットアップ画面
によってユーザがバッテリセーブモードをフルパワーモ
ードとロウパワーモードのどちらに設定したかによって
PerformanceモードとQuietモードが決
定されるようにしたが、システム起動時に実行されるI
RTルーチンによって、Performanceモード
とQuietモードを自動的に選択するように構成して
も良い。この場合のIRTルーチンの動作手順を図13
に示す。
【0083】まず、IRTルーチンは、まず、電源マイ
コン16から電源ステータスを取得し、現在のメイン電
源が外部AC電源であるかバッテリであるか、つまりA
Cアダプタが接続されているか否かを調べる(ステップ
S21、S22)。ACアダプタが接続されている場
合、つまりメイン電源が外部AC電源であれば、IRT
ルーチンは、Performanceモードを示すデー
タをCMOSメモリに書き込んで、冷却モードをPer
formanceモードに設定する(ステップS2
3)。一方、ACアダプタが接続されて無い場合、つま
りメイン電源がバッテリであれば、IRTルーチンは、
Quietモードを示すデータをCMOSメモリに書き
込んで、冷却モードをQuietモードに設定する(ス
テップS24)。これにより、実際のコンピュータ使用
環境に応じた冷却モードの自動設定が可能となる。
【0084】もちろん、このように自動設定された冷却
モードをセットアップ画面やホットキーを使用して変更
することもできる。また、冷却モードそのものを自動設
定するのでは無く、バッテリセーブモード(フルパワー
/ロウパワー)を、メイン電源が外部AC電源であるか
バッテリであるかに応じて自動設定するようにしても良
い。
【0085】さらに、ポータブルコンピュータ本体に周
囲温度を検出する温度センサを設ければ、Quietモ
ードにおけるCPU性能を、周囲温度が高い時は低く、
周囲温度が低い時は高く設定しておくこともできる。
【0086】以上説明したように、この実施例において
は、CPU11の動作速度の低下と電動ファン19の回
転という2つの冷却機能が設けられており、ユーザによ
る冷却モードの設定に応じてそれら2つの冷却機能を選
択的に使用することができる。すなわち、ユーザによっ
てQuietモードが選択されている場合には、バッテ
リ動作時間を長くするための低消費電力モードとなり、
電動ファン19は回転されず、CPU動作速度だけが低
下される。一方、ユーザによってPerformanc
eモードが選択されている場合には、性能優先モードと
なり、CPU動作速度の低下は行われず、電動ファン1
9の回転だけが行われる。
【0087】従って、ユーザによって設定されたコンピ
ュータ動作環境に応じて最適な冷却機能を利用できるよ
うになり、現在の使用環境に影響を及ぼすことなく、C
PU11の過熱を効果的に防止することができる。
【0088】なお、ここでは、CPU11の動作速度を
低下させるためのSTPCLK#機能を利用したが、P
LLを内蔵せず、外部クロックを動的に変化させる事が
できるCPUについては、外部クロック周波数を変える
ことによってCPU動作速度を制御しても良い。
【0089】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明によれ
ば、ポータブルコンピュータの使用環境に応じて最適な
冷却機能を選択できるようになり、ポータブルコンピュ
ータの使用環境に影響を与えずにCPUの過熱を効果的
に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わるコンピュータシス
テムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のシステムに設けられたCPUの3つ
の動作ステートを説明するための図。
【図3】同実施例のシステムで使用されるCPU動作性
能制御動作を説明するための図。
【図4】同実施例のシステムで使用されるセットアップ
画面の一例を示す図。
【図5】図4のセットアップ画面上にウインドウ表示さ
れるバッテリセーブオプションの内容を説明するための
図。
【図6】同実施例のシステムに用意された3つのバッテ
リセーブモードと2つの冷却モードとの対応関係を説明
するための図。
【図7】同実施例のシステムにおける2つの冷却モード
それぞれを使用したCPU冷却動作を説明するための温
度変化図。
【図8】同実施例のシステムにおいてCPU動作性能を
段階的に低下させる処理を説明するための図。
【図9】同実施例のシステムにおけるCPU動作率とレ
ジスタ設定値との関係を説明するための図。
【図10】同実施例のシステムにおけるSMI処理ルー
チンの動作手順を説明するためのフローチャート。
【図11】同実施例のシステムに設けられたファン駆動
制御回路の具体的な構成の一例を示す回路図。
【図12】同実施例のシステムにおけるCPU冷却動作
の他の例を説明するための温度変化図。
【図13】同実施例のシステムに用意されたIRTルー
チンの動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…システムコントローラ、13…メ
インメモリ、14…BIOS ROM、16…電源マイ
コン、17…キーボードコントローラ、19…電動ファ
ン、123…ストップクロック制御回路、124…スト
ップクロックインターバルタイマ、125…ストップク
ロックホールドタイマ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ駆動可能なポータブルコンピュ
    ータにおいて、 CPUと、 このCPUの温度を検出する温度センサと、 前記CPUの動作速度を制御するCPU速度制御手段
    と、 前記CPUを冷却するための電動ファンと、 前記コンピュータの動作環境を設定するセットアップ手
    段であって、前記CPUの動作速度を低下させる第1の
    冷却モードと前記電動ファンを回転させる第2の冷却モ
    ードとを選択的に設定可能なセットアップ手段と、 前記温度センサからの温度検出信号に従って動作制御さ
    れ、前記セットアップ手段によって設定された冷却モー
    ドに応じて前記電動ファンまたは前記CPU速度制御手
    段を利用して前記CPUを冷却するCPU冷却制御手段
    とを具備することを特徴とするポータブルコンピュー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記セットアップ手段は、 前記コンピュータをその消費電力を低減するための動作
    環境に設定するための第1の動作モードと前記コンピュ
    ータをより性能を高める動作環境に設定するための第2
    の動作モードとを選択的に設定する手段を有し、 前記第1および第2の冷却モードはそれぞれ前記第1お
    よび第2の動作モードに連動されており、第1の動作モ
    ードでは第1の冷却モードが選択され、第2の動作モー
    ドでは第2の冷却モードが選択されることを特徴とする
    請求項1記載のポータブルコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記CPU冷却制御手段は、 前記温度センサによって前記CPU温度が第1温度に達
    したことが検出されたとき前記CPU速度制御手段また
    は前記電動ファンを利用した前記CPUの冷却動作を開
    始し、前記温度センサによって前記CPU温度が前記第
    1温度から第2温度に低下されたことが検出されたとき
    前記CPUの冷却動作を終了する手段を備え、 前記第1の冷却モードにおける前記第2温度は、前記第
    2の冷却モードにおける前記第2温度よりも低い値に設
    定されていることを特徴とする請求項1記載のポータブ
    ルコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記CPUは、外部クロックに応じて内
    部クロックを生成するPLLを内蔵し、命令が実行され
    るノーマルステートと、命令実行および前記外部クロッ
    クが停止されるクロック停止ステートと、前記ノーマル
    ステートと前記クロック停止ステートとの中間に位置
    し、命令実行が停止され前記外部クロックの停止が可能
    なクロック停止許可ステートとを含む動作ステートを有
    し、クロック停止許可を示すクロック停止信号の発生に
    応答して前記ノーマルステートから前記クロック停止許
    可ステートに移行され、前記クロック停止信号の発生停
    止に応答して前記クロック停止許可ステートからノーマ
    ルステートに復帰されるCPUであって、 前記CPU速度制御手段は、前記CPUに前記クロック
    停止信号を定期的に供給して、前記CPUを断続的にク
    ロック停止許可ステートに設定する手段を含むことを特
    徴とする請求項1記載のポータブルコンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記CPU速度制御手段は、前記CPU
    に前記クロック停止信号を定期的に供給して、所定のイ
    ンターバル期間毎に前記CPUをノーマルステートから
    クロック停止許可ステートに切り替え、そのインターバ
    ル期間内に前記クロック停止許可ステートの期間が含ま
    れる割合を変化させることによって、前記CPU速度を
    一定の割合で段階的に低下させることを特徴とする請求
    項3記載のポータブルコンピュータ。
  6. 【請求項6】 前記CPU冷却制御手段は、前記電動フ
    ァンの回転数を制御する手段を備え、 前記電動ファンのファン回転数を一定の割合で段階的に
    上げることを特徴とする請求項1記載のポータブルコン
    ピュータ。
  7. 【請求項7】 前記CPU冷却制御手段は、前記第1の
    冷却モードが選択されているときは、前記電動ファンを
    最初に回転させ、それによってCPU温度が低下されな
    いときは前記CPU速度制御手段を利用して前記CPU
    の動作速度を低下させる手段と、 前記第2の冷却モードが選択されているときは、前記C
    PU速度制御手段を利用して前記CPUの動作速度を最
    初に低下させ、それによってCPU温度が低下されない
    ときは前記電動ファンを回転させる手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のポータブルコンピュー
    タ。
  8. 【請求項8】 前記ポータブルコンピュータが外部AC
    電源と内蔵バッテリのどちらによって駆動されているか
    を検出し、外部AC電源によって駆動されているときは
    前記冷却モードを第2の冷却モードに設定し、バッテリ
    駆動されているときは前記第1の冷却モードに設定する
    手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の
    ポータブルコンピュータ。
  9. 【請求項9】 バッテリ駆動可能なポータブルコンピュ
    ータにおいて、 CPUと、 このCPUの温度を検出する温度センサと、 前記CPUの動作速度を制御するCPU速度制御手段
    と、 前記CPUを冷却するための電動ファンと、 前記コンピュータの動作環境を設定するセットアップ手
    段であって、前記CPUの動作速度を低下させる第1の
    冷却モードと前記電動ファンを回転させる第2の冷却モ
    ードとを選択的に設定可能なセットアップ手段と、 前記第1および第2の冷却モードにそれぞれ対応して決
    定された第1および第2の冷却開始要求温度、および第
    1および第2の冷却終了要求温度が指定され、前記温度
    センサからの温度検出信号によって前記CPUの温度が
    前記第1および第2の冷却開始要求温度、および第1お
    よび第2の冷却終了要求温度のいずれかに達した時に、
    それを示すコマンドを割り込み信号によって前記CPU
    に通知するコントローラとを具備し、 前記CPUは、 前記セットアップ手段によって前記第1および第2のど
    ちらの冷却モードが設定されているかを検出し、その検
    出した冷却モードと前記コントローラからのコマンドの
    内容とに基づいて、前記電動ファンまたは前記CPU速
    度制御手段を制御して前記CPUの冷却処理を開始また
    は終了させることを特徴とするポータブルコンピュー
    タ。
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