JP2012133650A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源投入から所定条件に適した動作状態を再現するまでの時間を短縮する。
【解決手段】情報処理装置は、各ソフトウェアにおける所定の動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを複数記憶する第1の記憶部と、起動時に、第1の記憶部に記憶される複数のメモリ状態イメージから、所定条件に応じたメモリ状態イメージを判定する判定部12と、判定部によって判定されたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で各ソフトウェアを起動させる起動部と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、予め設定された状態で起動可能な情報処理装置に関する。
図11は、従来の車両に搭載されるカーナビゲーション機能付きの車載器における起動処理を説明するための図である。従来、車載器では、アクセサリ電源(ACC)オンになる、又はエンジンがかけられると、まず、CPUがリセット解除され、初期化される。その次に、OSがローディングされて初期化される。続いて、デバイスが初期化され、アプリケーションソフトウェアがローディングされて初期化される。それから通常動作が開始され、車載LANへの機器の登録、オープニング画面の描画、音声出力等が行われる。
特開2001−100983号公報
しかしながら、上述のような従来の車載器における起動処理では、車載LAN登録指示発行、オープニング画面描画、及び音声出力の何れもが実行されるまでに電源投入から10秒程度の起動処理時間がかかるため、結果として使用者を待たせることになり、車載器の使用者に対して不便さや製品性能に対する不満を感じさせてしまうことがあった。
また、例えば、北米と欧州とではラジオの周波数帯等が異なるように、地域ごとに車載器の要件が異なるので、販売地域ごとに異なるソフトウェアが搭載されることがある。また、例えば、車載器が納入される企業や団体毎に異なる車載器に対する要求に応えるため、納入先毎に異なるソフトウェアが搭載されたり、異なる設定が行われたりすることがある。このように、販売地域や納入先等の条件ごとに搭載されるソフトウェアを変えたり、異なる設定を行ったりする場合には、例えば、製造時の工数が増えるなどのコストがかかることがあった。
本発明は、上記した問題に鑑み、電源投入から所定条件に適した動作状態を再現するまでの時間を短縮可能な情報処理装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、情報処理装置に以下の手段を備えることとした。即ち、本発明の態様の一つは、情報処理装置であって、各ソフトウェアにおける所定の動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを複数記憶する第1の記憶部と、起動時に、第1の記憶部に記憶される複数のメモリ状態イメージから、所定条件に応じたメモリ状態イメージを判定する判定部と、判定部によって判定されたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で各ソフトウェアを起動させる起動部と、を備える。
本発明の態様の一つによれば、複数のメモリ状態イメージを記憶する第1の記憶部を備え、所定条件に応じたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で各ソフトウェアが起動することによって、情報処理装置は所定条件に応じた動作状態から起動することができ、電源投入から所定条件に応じた動作状態を再現するまでの時間を短縮することができる。また、第1の記憶部が複数のメモリ状態イメージを記憶することによって、情報処理装置の製造側又は開発側は、複数のソフトウェアを作成することなく、1つのソフト
ウェアで各所定条件に対応することができ、工数コストを抑えることができる。
また、本発明の態様の一つは、情報処理装置の起動要因を取得する取得部をさらに備え、判定部は、第1の記憶部に記憶される複数のメモリ状態イメージから、起動要因に応じたメモリ状態イメージを判定してもよい。これによって、起動要因に応じたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で各ソフトウェアが起動することができる。例えば、ACC電源がオフの状態において所定の操作によって情報処理装置からCDやDVD等のディスクが排出されるEmergency Ejectが起動要因の場合には、Emergency Ejectに係るソフトウェアのみが起動した動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを用いることによって、起動処理に要する時間を短縮することができる。
また、本発明の態様の一つは、所定条件を特定する条件識別情報を記憶する第2の記憶部と、複数の条件識別情報と第1の記憶部に記憶される複数のメモリ状態イメージとの対応付けを記憶する第3の記憶部と、をさらに備え、判定部は、第2の記憶部に記憶された条件識別情報で第3の記憶部を検索して該条件識別情報に対応するメモリ状態イメージを判定してもよい。これによって、第2の記憶部に記憶される条件識別情報が書き換えられるのみで、用いられるメモリ状態イメージを変更することができる。
本発明の態様の一つは、第1のOS(Operating System)と、第1の
OSを起動する第2のOSと、各ソフトウェアにおける所定の動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを複数記憶する第1の記憶部と、を備える情報処理装置であって、第2のOSに基づく制御の元で、複数のメモリ状態イメージの中から、所定条件に応じたメモリ状態イメージを判定する判定部と、第1のOSに基づく制御の元で、判定部によって判定されたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で各ソフトウェアを起動させる。
本発明の態様の一つによれば、複数のメモリ状態イメージを記憶する第1の記憶部を備え、所定条件に応じたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で各ソフトウェアが起動することによって、情報処理装置は所定条件に応じた動作状態から起動することができ、電源投入から所定条件に応じた状態を再現するまでの時間を短縮することができる。また、第1の記憶部が複数のメモリ状態イメージを記憶することによって、情報処理装置の製造側又は開発側では、複数のソフトウェアを作成することなく、1つのソフトウェアで各所定条件に対応することができ、工数コストが抑えられる。
また、本発明の態様の一つは、第2のOSに基づき制御の元で、情報処理装置の起動要因を取得する取得部をさらに備え、第2のOSに基づく制御の元で、判定部は、第1の記憶部に記憶される複数のメモリ状態イメージから、起動要因に応じたメモリ状態イメージを読み込むようにしてもよい。
また、本発明の態様の一つは、所定条件を特定する条件識別情報を記憶する第2の記憶部と、複数の条件識別情報と第1の記憶部に記憶される複数のメモリ状態イメージとの対応付けを記憶する第3の記憶部と、をさらに備え、第2のOSに基づく制御の元で、判定部は、第2の記憶部に記憶された条件識別情報で前記第3の記憶部を検索して該条件識別情報に対応するメモリ状態イメージを判定するようにしてもよい。
更に、本発明は、他の態様の一つとして、方法、又はコンピュータによって実行されるプログラムとしても把握することが可能である。また、本発明の態様の一つは、そのようなプログラムをコンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログ
ラム等の情報を電気的,磁気的,光学的,機械的,または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
例えば、本発明の態様の一つは、各ソフトウェアの所定の動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを複数記憶する第1の記憶部を備える情報処理装置において、起動時に、第1の記憶部に記憶される複数のメモリ状態イメージから、所定条件に応じたメモリ状態イメージを判定する判定ステップと、判定ステップによって判定されたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で各ソフトウェアを起動させる起動ステップと、を実行する情報処理方法である。
また、例えば、本発明の態様の一つは、第1のOSと、第1のOSを起動する第2のO
Sと、各ソフトウェアにおける所定の動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを複数記憶する第1の記憶部と、を備える情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、第2のOSに基づく制御の元で、複数のメモリ状態イメージの中から、所定条件に応じたメモリ状態イメージを判定する判定ステップと、第1のOSに基づく制御の元で、判定されたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で各ソフトウェアを起動させる起動ステップとを含む情報処理方法である。
また、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、情報処理装置は電源投入から所定条件に適した動作状態を再現するまでの時間を短縮することができる。
第1実施例に係るAVN一体機の構成を示す図である。 AVN一体機の起動時の動作概要について説明する図である。 AVN一体機の起動時の動作の時系列の一例を示す図である。 Snapshotイメージの取得処理とSnapshotイメージを用いた起動処理とに係るAVN一体機の機能ブロックの一例を示す図である。 起動要因に応じたSnapshotイメージの取得処理のフローの例を示す図である。 起動要因に応じたSnapshotイメージを用いた起動処理のフローの例を示す図である。 AVN一体機の販売対象に応じたSnapshotイメージの取得処理のフローの例を示す図である。 販売対象情報に応じたSnapshotイメージを用いた起動処理のフローの例を示す図である。 AVN一体機のユーザに応じたSnapshotイメージの取得処理のフローの例を示す図である。 ユーザ設定情報に応じたSnapshotイメージを用いた起動処理のフローの例を示す図である。 従来の車両に搭載されるカーナビゲーション機能付きの車載器における起動処理を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施をするための形態(以下、実施形態という)について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
<第1実施形態>
第1実施形態では、障害復旧を行う情報処理装置の一例として、車載用オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション一体機(以降、AVN一体機と称する)について説明する。第1実施形態に係るAVN一体機は、各種処理の制御を行う第1のOSと、第1のOSの起動を支援する第2のOSとを備え、障害発生時に所定条件が満たされる場合に、第1のOSのみを再起動することによって、障害復旧を行う。
〔AVN一体機の構成〕
図1は、第1実施例に係るAVN一体機の構成を示す図である。AVN一体機1は、制御部100、外部記録媒体再生部101、ラジオ受信部102、テレビジョン(Television、TV)受信部103、ディスク再生部104、ハードディスク(Hard Disk、HD)
再生部105、ナビゲーション部106、分配回路107、画像調整回路108、音声調整回路109、画像出力部110、VICS(Vehicle Information and Communication System)情報受信部111、GPS(Global Positioning System)情報受信部112、
セレクタ113、操作部114、リモコン送受信部115、メモリ117、外部音声/映像入力部118、通信ユニット121、表示部122を含む。また、AVN一体機1は、カメラ119、ETC車載器120と接続している。なお、AVN一体機1が有する処理部は、上述した例に限定されるものではなく、他の処理部を有してもよい。
制御部100は、AVN一体機1の各部又は接続された外部機器からの信号、及び使用者の操作に基づく操作部114及びリモコン送受信部115からの操作指示信号等を入力し、それら信号に基づきAVN一体機1の各部、又は、外部機器を統括的に制御する。制御部100は、例えば、CPU等のマイクロコンピュータ(マイコン)を備え、該マイコンがROM等のメモリに記憶された各種プログラムを実行することによって、各機能を実現する。
外部記録媒体再生部101は、コネクタを備え、該コネクタに接続された外部記録媒体に記録されたデータを読み出して出力する。外部記録媒体は、例えば、SDカード、miniSDカード、microSDカード、その他のフラッシュメモリのメモリカードである。外部記録媒体には、例えば、AVN一体機1のオペレーションシステム(OS)が記録されている。外部記録媒体再生部101は、読取信号の復号回路等を備え、制御部100からの制御信号により、オン/オフ、読み込み位置等の各種動作が制御される。
ラジオ受信部102は、アンテナにより受信された各ラジオ局から発信されるAM又はFMの放送波から、特定の周波数の放送波を選択して受信し、復調して当該放送の音声信号を出力する。TV受信部103は、アンテナにより受信された各放送局から発信される放送波から、セレクタにより特定の周波数の放送波を受信し、受信した映像信号、音声信号及びデータ信号を出力する。TV受信部103は、アナログ放送、デジタル放送等のうちの何れか少なくとも1つを受信可能である。ラジオ受信部102及びTV受信部103は、同調回路、復調及び復号回路等を備え、制御部100からの制御信号により、オン/オフ、受信周波数等の各種動作が制御される。
ディスク再生部104は、CD(Compact Disc),MD(Mini Disc),DVD(Digital Versatile Disc),及びブルーレイディスク(Blu-ray Disc)などのディスクに記録
されているデータをピックアップにより読込み、読み込んだデータに基づく、音声信号、映像信号を出力する。ディスク再生部104は、光学ピックアップ,ピックアップディスク駆動機構,ピックアップディスク駆動機構の制御回路,読取信号の復号回路等を備える。ディスク再生部104は、制御部100からの制御信号により、オン/オフ、読み込み位置等の各種動作が制御される。
HD再生部105は、磁気記録媒体であるハードディスクにMP3ファイル等の音楽データやJPEGファイル等の画像データ、ナビゲーション用の地図データ等を記録し、記録した各種データから所望のデータを読出し、画像信号,音声信号,文字信号等を出力する。HD再生部105は、読取信号の復号回路等を備え、制御部100からの制御信号によりオン/オフ、読み出すデータ等の各種動作が制御される。
VICS情報受信部111は、交通情報通信システム(VICS)に係る交通情報を受信し、受信した交通情報を出力する。VICS情報受信部111は、交通情報通信システムからのデータを受信する受信機(FM受信機、電波ビーコン受信機、光ビーコン受信機)、受信したデータを復号する復号回路等を備える。GPS情報受信機112は、GPS衛星からのGPS信号に基づき自車位置を検出し、検出した現在位置情報を出力する。GPS情報受信部112は、GPS信号を受信する受信回路、受信したGPS信号に基づき自車位置を算出する演算部等を備える。
ナビゲーション部106は、地図上に自車位置や目的地までの経路を表示したり、交差点等で音声等により右左折等の進行方向案内を行ったり、VICS情報受信部111から交通情報を受信して表示したり、GPS情報受信部112から自車位置情報を受信して表示したりして、目的地までの経路案内を行う。ナビゲーション部106は、ナビゲーションの為に利用される地図情報を記録するハードディスク、各種演算処理を行うCPU(Central Processing unit)、各種処理のためにデータを記憶するRAM(Random Access Memory)等のメモリを備える。ナビゲーション部106は、制御部100からの制御信号
により、オン/オフ、各種動作が制御される。
分配回路107は、制御部100の制御信号により、出力することが指定された各種ソース(ラジオ受信部102,TV受信部103,ディスク再生部104,HD再生部105,及びナビゲーション部106)の音声信号と画像信号とを画像調整回路108及び音声調整回路109に出力する。分配回路107は、リレーまたはスイッチングトランジスタ等の電子回路で構成されたスイッチ群を備える。
画像調整回路108は、制御部100の制御信号により、入力された画像信号に対し、輝度や色調、コントラストなどを調整し、調整した各画像信号を出力する。画像調整回路108は、画像データを記憶するメモリ、画像データを演算処理するデジタルシグナルプロセッサ等の演算回路等を備える。
画像出力部110は、画像調整回路108から入力された画像信号と、制御部100から表示部122に表示させる表示画像信号とを入力して画像合成等の処理を施し、当該処理を施した画像信号に基づき表示部122を駆動する。画像出力部110は、例えば、演算処理により、画像処理を行う画像用に特化された演算処理回路である画像ASIC、画像処理及び出力用に画像データを記憶するビデオメモリ、画像出力用ビデオメモリに記憶された画像データに基づき表示部を駆動する画像駆動回路等を備える。
表示部122は、画像出力部110から入力された画像信号に基づき画像を表示する。表示部122は、例えば、液晶ディスプレイ,有機ELディスプレイ,プラズマディスプレイ,冷陰極フラットパネルディスプレイ等である。表示部122は、バックライト200,液晶パネル201,タッチパネル202を備える。バックライト200は、液晶パネル201の照明である。タッチパネル202は、抵抗膜方式,表面弾性波方式,赤外線方式,電磁誘導方式,及び静電容量方式の何れであってもよい。タッチパネル202は、使用者によって押下された座標の座標情報を制御部100に出力し、制御部100は、この座標情報と表示画面とから、ユーザによって選択されたスイッチを判定する。
音声調整回路109は、制御部100の制御信号により、入力された音声信号に対し、音量、音声を調整し、調整した音声信号を出力する。音声調整回路109は、音声データを記憶するメモリ,音声データを演算処理するデジタルシグナルプロセッサ等の演算回路,トランジスタ,抵抗,コイル等により構成される増幅又は減衰回路や共振回路等を備える。スピーカ16は、音声調整回路109から出力された音声信号を音声として出力する。
操作部114は、装置の使用者が各種操作を行うためのもので、例えば、タッチパネル,押釦スイッチ,回転操作スイッチ,ジョイスティック等である。リモコン送受信部115は、リモートコントローラ116からの操作信号を受信し、復号して出力する。リモコン送受信部115は、リモートコントローラ116からの操作信号を復号する復号回路等を備える。リモートコントローラ106は、自動車のインストルメントパネル等に設置されたAVN一体機1本体から離れた場所、例えば、運転席と助手席間のひじ掛け付近や、ステアリングホイールに設置され、使用者による入力操作の操作状態を出力する。第1実施形態では、リモートコントローラ116の回転操作,傾動操作,押圧操作を検出する。なお、このようなリモートコントローラ116は、回転操作量、方向に応じた信号を出力するロータリンエンコーダ、感圧センサにより構成され傾動操作方向に応じた信号を出力するジョイスティック等の傾動センサ、押圧操作によりオンオフ状態が変化する押圧スイッチ等を備える。
メモリ117は、AVN一体機1に内蔵された、各種データやプログラムを記憶するメモリである。メモリ117は、例えば、RAMやフラッシュROM等を含む。外部音声/映像入力部118は、カメラ119から入力される音声信号及び映像信号を復号し出力する。外部音声/映像入力部118は、カメラ119から入力される音声信号及び映像信号を復号する復号回路等を備え、制御部100からの制御信号によって、オン/オフ、各種動作が制御される。
通信ユニット121は、アンテナに接続された、例えば、DARC(Dedicated Short Range Communication),赤外線通信,ブルートゥース(登録商標)等の近距離の無線通
信のための通信インターフェースである。
〔AVN一体機の起動時の動作概要〕
図2は、AVN一体機の起動時の動作概要について説明する図である。また、図3は、図2に対応する、AVN一体機の起動時の動作の時系列の一例を示す図である。
第1実施形態において、AVN一体機1は、OSとして、マイクロソフト社のWindows(登録商標) Automotive 5.5を用いる。Windows(登録商標) Automotive 5.5は、メインOSとReady Guard OS(以降、RG OS)とを有する。RG OSは、システム上で障害が発生した場合に、システム全体の再起動を行わず、予め定義されたソフトウェア(アプリケーション)の動作を継続させたまま、残りの部分(メインOSを含めたその他のソフトウェア)を再起動する機構を提供するOSである。
第1実施形態において、AVN一体機1は、FROM(Flash ROM)31,RAM32
,SDカード33,及びその他HD等の記録媒体を備える。なお、FROM31及びRAM32は、図1におけるメモリ117に相当する。SDカード33は、図1における外部記録媒体再生部101に挿入される外部メモリに相当する。メインOSは、SDカード33に記録されている。RG OSは、FROM31に記憶されている。なお、これに限られず、メインOSは、例えば、FROM31やハードディスクに記憶されていてもよい。
また、SDカード33には、複数のSnapshotイメージが記憶されている。Snapshotイメージは、所定の時点でのRAM32のワーク領域の状態を記録したものである。Snapshotイメージが用いられることで、RAM32のワーク領域がSnapshotイメージに記録された状態に再現され、各ソフトウェアもSnapshotイメージに記録された状態を再現して起動できる。また、Snapshotイメージは、AVN一体機1の製造側で作成されて予めSDカードに格納されている。
以下、AVN一体機1の起動時の動作概要が、図2を中心に説明され、その時系列が図3を用いて説明される。
(1)AVN一体機1の電源がオンになると、電源装置(図示せず)を制御する電源制御マイコン(マイクロコンピュータ)が制御部100のマイコンをリセットして初期化する。制御部100のマイコンが初期化されると、該マイコンは、FROM31に格納されるEBOOTをRAM32上に展開して起動する。
(2)EBOOTが実行されると、次に、RG OSがRAM32上に展開されて起動処理が開始される。RG OSの起動処理が完了すると、固定プロセス、固定スレッドから成る予め定義されたソフトウェアの起動処理がRG OS上で開始される。RG OS上で起動される予め定義されたソフトウェアは、優先して起動する必要があるソフトウェアや、システムの立ち上げ又は立ち下げに関するソフトウェアが選択される。例えば、電源制御、システム管理、車内LAN制御、TAB2通信制御、起動画面制御、Emergency起動対応等のソフトウェアが含まれる。RG OS内で起動される予め定義されたソフトウェアは他のソフトウェアよりも(RG OSによって)優先して起動されるので、以降、優先起動ソフトウェアと称される。また、RG OSによって初期化される一部のデバイスは、RG OS内の優先起動ソフトウェアに係るデバイスであって、例えば、表示装置(表示部122)や、車載LANに係るデバイスである。
電源制御ソフトウェアは、電源装置の電源制御マイコンとの通信を行ったり、AVN一体機1に搭載される集積回路への電源投入を行ったりする、電源を制御するためのソフトウェアである。システム管理ソフトウェアは、システム全体を管理し、例えば、RG OSからメインOSへの切替を判断する。車載LAN制御ソフトウェアは、車載LANに係る制御を行い、例えば、車載LANを行うデバイスの登録を行う。TAB2通信制御ソフトウェアは、車載通信の一つであるTAB2通信に係る制御を行う。起動画面制御ソフトウェアは、起動画面の表示部112への描画を制御する。起動画面は、AVN一体機1が起動処理を開始してから最初に表示され、起動処理中であることを示す画面で、例えば、「now loading…」等のメッセージが表示される画面である。Emergency対応ソフトウェアは、例えば、AVN一体機1が起動していない状態でディスク取り出しボタンの操作によりディスクが排出されるようなEmergency処理に係る制御を行う。
(3)RG OSの起動処理が完了すると、上記(2)の処理と並行して、SDカード33からメインOSとSnapshotイメージとがRAM32上に展開される。
メインOSとSnapshotイメージとがRAM32上に展開されると、メインOSの起動に最低限必要なデバイスの初期化が行われる。デバイスの初期化が完了すると、メインOSがSnapshotイメージに基づき対応する動作状態を再現し、メインOSの起動処理が完了する。このとき、AVN一体機1の販売地域,納入先,ユーザ設定等の条件に応じたSnapshotイメージがSDカード33から選択され用いられる。Snapshotイメージの選択についての詳細は、後述される。
(4)メインOSの起動処理が完了すると、RG OS内で動作する優先起動ソフトウェアの動作がメインOSに引き継がれ、制御がメインOSに移行する。例えば、RG OS及びメインOS上で動作する各ソフトウェアは、所定周期又は所定のタイミングで、ソフトウェアの状態に関するソフトウェア状態情報を、FROM32やSDカード33、又は、RAM32上のメインOSとRG OSとが共有して読み出し及び書き込みができるデータ領域等の記憶装置に格納する。ソフトウェア状態情報は、例えば、実行状態に応じた内部パラメータ、CDやDVD等のディスクの読出し位置等を含み、ソフトウェア毎に生成される。優先起動ソフトウェアの動作がメインOSに引き継がれる際には、例えば、RG OS上で動作する各優先起動ソフトウェアがソフトウェア状態情報を更新し、メインOS上で起動した各優先起動ソフトウェアが記憶装置に保持された各ソフトウェア状態情報を読出してその状態から動作を開始することにより、RG OS上で動作する各優先起動ソフトウェアと同様の状態になることで、動作が引き継がれる。また、このときRG
OSからメインOSへ制御を切り替えるために必要なデバイスの初期化も行われる。
メインOS上で優先起動ソフトウェアの起動処理が完了すると、音声出力処理を行うソフトウェアや、オープニング画面の描画処理を行うソフトウェアなどの優先起動ソフトウェア以外のソフトウェアの起動処理が開始される。本例のようなAVN一体機はこのような起動方法を実施した場合、電源投入から音声出力までに要する時間は、2.5秒程度である。また、電源投入からオープニング画面の描画までに要する時間は、3〜4秒である。尚、オープニング画面は、例えば、AVN一体機の製造メーカのロゴマークやブランドのロゴマーク等を表示する画面である。
上記(1)から(4)のようにして、メインOSがRAM32に展開されている間に、優先起動ソフトウェアの起動処理がRG OSによって他のソフトウェアに優先して実行される。例えば、車載LAN制御ソフトウェアや起動画面描画ソフトウェアが優先起動ソフトウェアに含まれ、RG OSによって優先して起動処理が実行されるため、車載LANへの登録指示や起動画面の描画等の電源投入から要する時間が短縮され、上述のような車載要件の一部を満たすことができる。また、Snapshotイメージを用いることによって、メインOS及びメインOS上のソフトウェアがSnapshotイメージに基づき対応する動作状態を再現して起動するので、メインOS上のソフトウェアの設定を行う時間を省略することができる。
本発明の態様の一つにおける第1のOSは、例えば、メインOSである。本発明の態様の一つにおける第2のOSは、例えば、RG OSである。本発明の態様の一つにおけるメモリ状態イメージは、例えば、Snapshotイメージである。
〔AVN一体機の機能ブロック〕
第1実施形態では、上述のAVN一体機の起動時の動作概要(3)における、所定条件に適したSnapshotイメージを用いた起動処理と、所定条件に適したSnapshotイメージの取得処理とについて説明される。
所定条件は、AVN一体機1の販売対象地域,納入先の企業や団体,及びユーザ等によってAVN一体機1に所望される条件である。例えば、ラジオやTVの受信に係るソフトウェアは、販売地域(北米、ヨーロッパ等)によって放送電波に用いられる周波数帯域が異なるため、販売地域によって設定が異なる。その他のソフトウェアについても、販売対象地域,納入先の企業や団体,及びユーザ等によって、起動の要否,内部パラメータ等に対する要求が異なる。
図4は、Snapshotイメージの取得処理とSnapshotイメージを用いた起動処理とに係るAVN一体機の機能ブロックの一例を示す図である。図4に示されるAV
N一体機1の各機能ブロックは、制御部100のCPU(マイコン)に実行されることにより該当機能が実現されるソフトウェア構成要素を表わしたものである。RG OS 10は、システム管理部11と判定部12とを備える。メインOS 20は、メインOSシステム管理部21と、Snapshotイメージ取得部22とを備える。なお、これらの機能ブロックは、RG OS及びメインOS内で実行されるプロセス又はスレッドの一部であって、RG OS及びメインOS内で実行されるプロセス又はスレッドは図4に示される例に限られない。
また、図4には、SDカード33及びシリアルフラッシュ34に記憶される情報の一部も示されている。SDカード33には、Snapshotイメージと、所定条件を満たすための設定を定義する設定情報のコードとSnapshotイメージとの対応関係を示す対応表331とが記憶されている。
設定情報は、所定条件を満たすための、AVN一体機1の各ソフトウェアに係る設定の詳細な情報である。設定情報には、例えば、各ソフトウェアの起動の有無や内部パラメータの値等が含まれる。また、設定情報には、第1実施形態では、販売対象情報とユーザ設定情報とがある。販売対象情報は、例えば、販売対象地域、納入先の企業や団体等のAVN一体機の販売対象に応じた各ソフトウェアの設定等の情報である。ユーザ設定情報は、例えば、ユーザに応じた各ソフトウェアの設定や、起動画面やオープニング画面の設定等を含む。設定情報には、それぞれを識別するためのコードが付されている。
設定情報は、例えば、AVN一体機1に接続された入力端末から設定者によって入力されてもよいし、SDカードに記録されており、AVN一体機1の外部記録媒体再生部101によって読み出されてもよい。または、設定情報は、予めAVN一体機1のメモリ117(不揮発性のFROMなど)に保持されていてもよい。
また、例えば、Snapshotイメージの取得処理が製造側でのみ行われる(AVN一体機1のユーザにSnapshotイメージを操作させない)ことが想定されている場合には、AVN一体機1には設定情報のコードのみが記憶されていればよい。
SDカード33には、設定情報と対応付けられたSnapshotイメージの他に、起動要因に応じたSnapshotイメージも保持される。起動要因に応じたSnapshotイメージには、例えば、Emergency Eject(後述)用のSnapshotイメージがある。
Snapshotイメージには、それぞれ識別番号が付されている。SDカード33の対応表331には、Snapshotイメージの識別番号と、該Snapshotイメージが取得された際の設定情報のコードとが対応付けられている。
シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341には、AVN一体機1の起動処理に用いられるSnapshotイメージに対応する設定情報のコードが記憶されている。設定情報コード領域341に保持される設定情報のコードを書き換えることによって、AVN一体機1の起動処理に用いられるSnapshotイメージを変更することができる。例えば、設定情報と設定情報のコードとがAVN一体機1のマニュアル等に公開されていれば、ユーザは、シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341に保持されるコードを書き換えることによって、Snapshotイメージを変更することができ、好みの設定でAVN一体機1を起動することができる。
RG OS 10のシステム管理部11は、RG OS 10上のプロセスを管理する。具体的には、例えば、Snapshotイメージ及びメインOSのRAM32上への展
開処理、RG OS 10上の優先起動ソフトウェアに係るハードウェアの初期化及び優先起動ソフトウェアの起動処理、RG OS 10からメインOS 20への制御の切替指示等である。さらに、システム管理部11は、電源マイコンから起動要因(通常起動かEmergency起動か)の通知を受ける。
判定部12は、起動要因に応じて、AVN一体機1の起動処理に用いるSnapshotイメージを決定する。判定部12は、通常起動の場合には、シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341に書き込まれた設定情報のコードを読出し、対応表331において読み出された設定情報のコードに対応するSnapshotイメージを用いることを決定する。Emergency起動の場合には、判定部12は、Emergency起動用のSnapshotイメージを用いることを決定する。判定部12は、起動処理に用いるSnapshotイメージのIDをシステム管理部11に通知する。システム管理部11は、判定部12から通知されたSnapshotイメージIDのSnapshotイメージをSDカード33からロードする。判定部12の処理の詳細は後述される。
メインOS 20のメインOSシステム管理部21は、メインOS 20内の各プロセスを管理する。具体的には、例えば、メインOSシステム管理部21は、優先起動ソフトウェア以外の各ソフトウェアの起動及び優先起動ソフトウェアを含めた各ソフトウェアの終了を制御する。また、Snapshotイメージを用いてAVN一体機1の起動処理が行われる場合には、メインOSシステム管理部21は、用いられるSnapshotイメージに応じて、メインOS上で動作するソフトウェアを初期化する。また、メインOSシステム管理部21は、Snapshotイメージの取得処理の実行中には、設定情報に適する状態になるようにメインOS上で動作する各ソフトウェアに指示を出す。
メインOS20のSnapshotイメージ取得部22は、Snapshotイメージを取得する。例えば、AVN一体機1の設定が設定情報に従って完了すると、AVN一体機1に接続された入力端末からの取得指示に従って、Snapshotイメージ取得部22は、RAM32上のメインOS 20に割り当てられたワーク領域の状態をSnapshotイメージとして取得する。Snapshotイメージ取得部22は取得したSnapshotイメージに識別番号(ID)を付与し、SDカード33に格納する。また、例えば、設定情報のコードは、入力端末から取得指示とともにも入力され、Snapshotイメージ取得部22は、取得したSnapshotイメージのIDと設定情報のコードとの対応付けをSDカード33の対応表331に格納する。なお、すでに対応表331に該設定情報のコードと他のSnapshotイメージとの対応付けが記録されている場合には、この対応付けは該設定情報のコードと新たに取得したSnapshotコードとの対応付けに上書き更新される。
本発明の態様の一つにおける判定部は、例えば、判定部12である。本発明の態様の一つにおける起動部は、例えば、メインOSシステム管理部21である。本発明の態様の一つにおける取得部は、例えば、システム管理部11である。本発明の態様の一つにおける条件識別情報は、例えば、設定情報のコードである。本発明の態様の一つにおける第1の記憶部は、例えば、SDカードである。本発明の態様の一つにおける第2の記憶部は、例えば、設定情報コード領域341である。本発明の態様の一つにおける第3の記憶部は、例えば、対応表331である。
〔動作例1〕
動作例1では、起動要因に応じたSnapshotイメージの取得処理と該Snapshotイメージを用いた起動処理とについて説明する。起動要因には、例えば、通常起動とEmergency起動とがある。Emergency起動の一つにEmergency Eject起動がある。Emergency Ejectは、ACC電源のオフ状態
、またはエンジンオフ状態で、ACC電源をオンにすることなく、CDやDVDなどのディスクを排出させる機能である。なお、この際に、表示部112の画面は表示されない。Emergency Ejectは、例えば、Emergencyボタンを数秒間押し続けることによって起動する。なお、Emergency Ejectの起動は、これに限られることなく、Emergency Eject起動用の専用のボタンを押すことによって起動してもよい。
起動要因がEmergency Ejectである場合には、Emergency Ejectに係るスレッド及びプロセスのみが起動する。また、メインOS上でも、RG OSから制御が切り替わると、Emergency Ejectに係るスレッド及びプロセスのみが起動する。Emergency Ejectに係るスレッド及びプロセスの一つには、例えば、RG OSの優先起動ソフトウェアにも含まれる、Emergency対応ソフトウェアがある。
図5は、起動要因に応じたSnapshotイメージの取得処理のフローの例を示すフローチャートである。例えば、製造工程において、AVN一体機1の設定を行うための入力端末から再起動指示と共にSnapshotイメージの取得指示信号が入力される、又はAVN一体機1の再起動中に、所定の操作ボタンへの所定の操作によってSnapshotイメージの取得指示信号が入力されるなど、再起動指示とともにSnapshotイメージの取得指示信号が入力されると、図5に示されるフローが開始される。
OP11において、制御部100(図1)は、起動要因を取得する。起動要因は、例えば、電源装置(図示せず)に備えられる電源マイコン(マイクロコンピュータ)から通知される。なお、電源マイコンには起動のトリガとなる信号、例えばイグニッションSW信号(エンジンオン、ACCオン)や特定スィッチ(Ejectスイッチ)信号などが入力されており、これらの信号に基づき電源マイコンは起動要因を判断する。
OP12では、制御部100は、起動要因を判定する。起動要因がEmergency
Eject起動である場合には(OP12:Emergency Eject)、処理がOP13に進む。起動要因が通常起動である場合には(OP12:通常起動)、処理がOP14に進む。
OP13では、制御部100は、RG OS上で優先起動ソフトウェアのうち、Emergency対応ソフトウェア及びEmergency Ejectに係るスレッド又はプロセスを起動する。その後、RG OSからメインOSに制御が切り替わると、Emergency Ejectに係るスレッド又はプロセスはメインOSに引き継がれる。
OP14では、制御部100は、RG OS上で全ての優先起動ソフトウェアを起動する。その後、RG OSからメインOSに制御が切り替わると、制御部100は、メインOS上で全てのスレッド及びプロセスを起動する。
OP15では、制御部100は、RAM32上のワーク領域のSnapshotイメージを取得する。制御部100は、取得したSnapshotイメージにIDを付与し、SDカード33に格納する。起動要因がEmergency Ejectである場合に取得されたSnapshotイメージは、例えば、Emergency Eject用Snapshotイメージ334(図4)としてSDカードに保持される。起動要因が通常起動の場合には、取得されたSnapshotイメージは、例えば、通常起動用Snapshotイメージ333(図4)としてSDカード33に保持される。
なお、Snapshotイメージの取得は製造時(ユーザへの引渡前)、例えば製造工
場等で行われる為、OP11において、現実の各種起動信号により装置を起動させるのではなく、Snapshotイメージの取得処理プログラムに模擬的に各種起動信号により起動させるプログラムを含ませておき、当該プログラムを実行すると言った方法、すなわち起動要因を静的に設定する方法でもよい。
図5に示されるフローの各処理は、例えば、図4に示される機能ブロックの、システム管理部11(OP11−OP14),メインOSシステム管理部21(OP13,OP14),Snapshotイメージ取得部22(OP15)の機能に相当する。
次に、通常起動用のSnapshotイメージ333、又は、Emergency Eject起動用のSnapshotイメージ334を用いて起動する場合の処理について説明する。
図6は、起動要因に応じたSnapshotイメージを用いた起動処理の例を示すフローチャートである。図6に示されるフローは、例えば、AVN一体機1に電源が投入され、RG OSの起動処理が開始されるとともに開始される。AVN一体機1への電源の投入は、例えば、通常起動時には、AVN一体機1を搭載する車両のエンジン起動及びアクセサリ電源のスイッチがONになることによって行われる。また、Emergency Ejectの場合には、AVN一体機1に備えつけられている取り出しボタンが長押しされることによってAVN一体機1に電源が投入される。
OP21では、制御部100は、RG OSの実行を通じて、例えば、電源マイコンからの通知によって、起動要因を取得する。なお、電源マイコンには起動のトリガとなる信号、例えばイグニッションSW信号(エンジンオン、ACCオン)や特定スィッチ(Ejectスイッチ)信号などが入力されており、これらの信号に基づき電源マイコンは起動要因を判断する。
OP22では、制御部100は、RG OSの実行を通じて、起動要因を判定する。起動要因がEmergency Eject起動である場合には(OP22:Emergency Eject起動)、処理がOP23に進む。起動要因が通常起動である場合には(OP22:通常起動)、処理がOP24に進む。
OP23では、制御部100は、RG OSの実行を通じて、Emergency Eject起動用のSnapshotイメージをRAM32上に展開する。その後、OP25では、制御部100は、Emergency Eject起動用のSnapshotイメージを用いて、メインOSを起動し、メインOSの実行を通じて、Emergency
Ejectに係るスレッド及びプロセスを起動する。
OP24では、制御部100は、RG OSの実行を通じて、通常起動用のSnapshotイメージをRAM32上に展開する。その後、OP25では、制御部100は、通常起動用のSnapshotイメージを用いて、メインOSを起動し、メインOSの実行を通じて、全てのスレッド及びプロセスを起動する。
図6に示されるフローの各処理は、例えば、図4に示される機能ブロックの、システム管理部11(OP21,OP23,OP24),判定部12(OP22),メインOSシステム管理部21(OP25)の機能に相当する。
上述のように、通常起動用のSnapshotイメージとEmergency Eject起動用のSnapshotイメージとを備えることによって、起動要因に応じたSnapshotイメージを使用することができる。また、Emergency Eject
では、CDやDVDディスクの排出が迅速に行われることが要求されるため、Emergency Eject起動用のSnapshotイメージを用いて起動することによって、ソフトウェアの設定等の処理を省くことができ、ディスクの排出までに要する時間をより短縮することができる。
〔動作例2〕
動作例2では、AVN一体機1の販売対象に応じたSnapshotイメージの取得処理と該Snapshotを用いた起動処理とについて説明する。販売対象には、例えば、AVN一体機1の販売地域や納入先の企業、団体等がある。
図7は、AVN一体機1の販売対象に応じたSnapshotイメージの取得処理の例を示すフローチャートである。例えば、製造工程において、AVN一体機1の設定を行うための入力端末からSnapshotイメージの取得指示信号が入力される、又はAVN一体機1の設定を行うためのソフトウェアをAVN一体機1上で実行中に設定者の操作によってSnapshotイメージの取得指示信号が入力されるなど、Snapshotイメージの取得指示信号が入力されると、図7に示されるフローが開始される。なお、図7に示されるフローが開始される時点では、メインOSの起動処理は完了しており、メインOSが制御を行っている。
OP31において、制御部100は、販売対象情報を取得する。販売対象情報は、例えば、販売対象地域、納入先の企業や団体等のAVN一体機の販売対象に応じた各ソフトウェアの設定等の情報である。AVN一体機1への販売対象情報の入力は、例えば、AVN一体機1の端子に入力装置を接続し、入力装置から入力されてもよいし、AVN一体機1に搭載される記憶装置(フラッシュROMやSDカード等)に格納される販売対象情報を読み込んでもよい。または、Snapshotイメージの取得は製造時(ユーザへの引渡前)、例えば製造工場等で行われる為、販売対象情報は、Snapshotイメージの取得処理プログラムに販売対象情報に従って設定させるプログラムを含ませておき、当該プログラムを実行して、すなわち、製造工場において静的に設定されてもよい。
OP32では、制御部100は、メインOSの実行を通じて各ソフトウェアの起動処理を開始する。制御部10は、各ソフトウェアの実行を通じて、販売対象情報を読みとる。OP33では、制御部100は、各ソフトウェアの実行を通じて、販売対象情報に合わせて各ソフトウェアの初期化を行う。これによって、AVN一体機1の設定が販売対象情報に適した設定になる。
OP34では、各ソフトウェアの初期設定が終了すると、制御部100は、RAM32上のワーク領域のSnapshotイメージを取得する。制御部100は、取得したSnapshotイメージにIDを付与し、SDカード33に格納する。このとき、制御部100は、販売対象情報とともに入力された販売対象情報(設定情報)のコードと取得したSnapshotイメージのIDとの対応付けを対応表331に格納する。
図7に示されるフローの各処理は、例えば、図4に示される機能ブロックの、メインOSシステム管理部21(OP31),Snapshotイメージ取得部22(OP34)の機能に相当する。
次に、販売対象情報に応じたSnapshotイメージを用いてAVN一体機1が起動する場合の処理について説明する。
図8は、販売対象情報に応じたSnapshotイメージを用いた起動処理の例を示すフローチャートである。販売対象情報のコードは、製造側において、シリアルフラッシュ
34の設定情報コード領域341に予め書き込まれている。図8に示されるフローは、例えば、AVN一体機1の電源が投入され、RG OSの起動処理が開始されるとともに、開始される。AVN一体機1では、例えば、AVN一体機1を搭載する車両のエンジン起動,及び、該車両のアクセサリ電源の投入によって、電源が投入される。
OP41では、制御部100は、RG OSの実行を通じて、シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341に書き込まれた販売対象情報(設定情報)のコードを取得する。
OP42では、制御部100は、RG OSの実行を通じて、販売対象情報のコードに基づき販売対象情報に応じたSnapshotイメージのIDを対応表331から取得する。
OP43において、制御部100は、RG OSの実行を通じて、取得したIDに応じたSnapshotイメージをRAM32上に展開する。なお、分かりやすくするため、図8ではOP42及びOP43を分岐処理で表現している。その後、OP44では、制御部100は、販売対象情報に応じたSnapshotイメージを用いて、メインOSの起動処理を実行する。
図8に示されるフローの各処理は、例えば、図4に示される機能ブロックの、システム管理部11(OP41,OP43),判定部12(OP42)メインOSシステム管理部21(OP44)の機能に相当する。
上述のように、シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341に書き込まれた販売対象情報(設定情報)のコードに応じたSnapshotイメージが用いられて起動することによって、販売対象に応じた状態でAVN一体機1が起動することができる。また、複数の販売対象情報に応じて複数のSnapshotイメージが取得され、AVN一体機1に記憶されていることによって、シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341の書き換えによって、異なる販売対象に対しても1つのソフトウェアで対応することができる。また、販売対象ごとに複数のソフトが作成されることなく、1つのソフトウェアで対応することができるので、開発の工数コストも抑えることができ、またハードウェアの機種数を削減できるので製品管理上も有利になる。
〔動作例3〕
動作例3では、AVN一体機1のユーザに応じたSnapshotイメージの取得処理と該Snapshotを用いた起動処理とについて説明する。
図9は、AVN一体機1のユーザに応じたSnapshotイメージの取得処理の例を示すフローチャートである。例えば、製造工程において、AVN一体機1の設定を行うための入力端末からSnapshotイメージの取得指示信号が入力される、又はAVN一体機1の設定を行うためのソフトウェアをAVN一体機1上で実行中に設定者の操作によってSnapshotイメージの取得指示信号が入力されるなど、Snapshotイメージの取得指示信号が入力されると、図9に示されるフローが開始される。なお、図9に示されるフローが開始される時点では、メインOSの起動処理は完了しており、メインOSが制御を行っている。
OP51において、制御部100は、ユーザ設定情報を取得する。ユーザ設定情報は、例えば、初期状態で起動するソフトウェアの数や、その状態を変更するための設定、起動画面やオープニング画面の変更等を含む。AVN一体機1へのユーザ設定情報の入力は、例えば、AVN一体機1の端子に入力装置を接続し、入力装置から入力される。また、S
napshotイメージの取得は製造時(ユーザへの引渡前)、例えば製造工場等で行われる為、ユーザ設定情報は、Snapshotイメージの取得処理プログラムにユーザ設定情報に従って設定させるプログラムを含ませておき、当該プログラムを実行して、すなわち、製造側の開発中に静的に設定(記憶)されてもよい。
OP52では、制御部100は、メインOSの実行を通じて各ソフトウェアの起動処理を開始する。制御部100は、各ソフトウェアの実行を通じて、ユーザ設定情報を読み込む。OP53では、制御部100は、各ソフトウェアの実行を通じて、ユーザ設定情報に合わせて各ソフトウェアの初期化を行う。これによって、AVN一体機1の設定がユーザ設定情報に適した設定になる。
OP54では、各ソフトウェアの初期設定が終了すると、制御部100は、RAM32上のワーク領域のSnapshotイメージを取得する。制御部100は、取得したSnapshotイメージにIDを付与し、SDカード33に格納する。このとき、制御部100は、ユーザ設定情報とともに入力されたユーザ設定情報のコードと取得したSnapshotイメージのIDとの対応付けを対応表331に格納する。
図9に示されるフローの各処理は、例えば、図4に示される機能ブロックの、メインOSシステム管理部21(OP51),Snapshotイメージ取得部22(OP54)の機能に相当する。
図9のフローに基づいて、AVN一体機1には、複数のユーザ設定情報に応じたSnapshotイメージが保持される。例えば、ユーザ設定情報と、ユーザ設定情報のコードとがAVN一体機1のマニュアル等でユーザに公開されている場合に、ユーザは、好みの設定のユーザ設定情報を選択して、該ユーザ設定情報のコードをシリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341に書き込む。これによって、AVN一体機1は、ユーザの好みの設定で起動することができる。以下、ユーザ設定情報に応じたSnapshotイメージを用いてAVN一体機1が起動する場合の処理について説明する。
図10は、ユーザ設定情報に応じたSnapshotイメージを用いた起動処理の例を示すフローチャートである。ユーザ設定情報のコードは、製造側またはユーザ側において、シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341に書き込まれている。図10に示されるフローは、例えば、AVN一体機1の電源が投入され、RG OSの起動処理が開始されるとともに、開始される。
OP61では、制御部100は、RG OSの実行を通じて、シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341に書き込まれたユーザ設定情報のコードを取得する。
OP62では、制御部100は、RG OSの実行を通じて、ユーザ設定情報に応じたSnapshotイメージのIDを対応表331から取得する。
OP63において、制御部100は、RG OSの実行を通じて、取得したIDに応じたSnapshotイメージをRAM32上に展開する。なお、分かりやすくするため、図10ではOP62及びOP63を分岐処理で表現している。その後、OP64では、制御部100は、ユーザ設定情報に応じたSnapshotイメージを用いて、メインOSの起動処理を実行する。
図10に示されるフローの各処理は、例えば、図4に示される機能ブロックの、システム管理部11(OP61,OP63),判定部12(OP62)メインOSシステム管理部21(OP64)の機能に相当する。
上述のように、シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341に書き込まれたユーザ設定情報コードに応じたSnapshotイメージが用いられて起動することによって、ユーザの所望する状態でAVN一体機1が起動することができる。また、複数のユーザ設定情報に応じた複数のSnapshotイメージをAVN一体機1に記憶し、シリアルフラッシュ34の設定情報コード領域341のコードの書き換えによって、異なるユーザの要求に対するSnapshotイメージを選択して読み出し、設定することにより、1つのソフトウェアで対応することができる。したがって、複数のユーザに対しても1つのソフトウェアで対応することができるので、開発の工数コストや製造・管理コスト等を抑えることができる。
<第1実施形態の作用効果>
第1実施形態では、所定の動作状態を再現するためのSnapshotイメージを複数、AVN一体機1に記憶させておき、起動時に、条件に応じたSnapshotイメージが選択されて用いられる。これによって条件に応じた動作状態を再現してより短い起動時間でAVN一体機1が起動することができる。
<その他>
本発明は、RG OSとメインOSを有するOSを搭載するAVN一体機に限られず、Snapshotイメージを用いて起動する情報処理装置に適用することができる。また、本発明は、Windows(登録商標) Automotive 5.5を搭載する情報処理装置に限られず、Snapshotイメージ用いて起動する情報処理装置に適用することができる。また、情報処理装置には、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ,専用のサーバ装置,携帯電話端末,ゲーム装置等が含まれる。
1 AVN一体機
10 Ready Guard OS
11 システム管理部
12 判定部
20 メインOS
21 メインOSシステム管理部
22 Snapshotイメージ取得部
31 フラッシュROM
32 RAM
33 SDカード
331 対応表
34 シリアルフラッシュ
341 設定情報コード領域

Claims (8)

  1. 各ソフトウェアにおける所定の動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを複数記憶する第1の記憶部と、
    起動時に、前記第1の記憶部に記憶される前記複数のメモリ状態イメージから、所定条件に応じたメモリ状態イメージを判定する判定部と、
    前記判定部によって判定された前記メモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で前記各ソフトウェアを起動させる起動部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置の起動要因を取得する取得部をさらに備え、
    前記判定部は、前記第1の記憶部に記憶される前記複数のメモリ状態イメージから、前記起動要因に応じたメモリ状態イメージを判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定条件を特定する条件識別情報を記憶する第2の記憶部と、
    複数の条件識別情報と前記第1の記憶部に記憶される前記複数のメモリ状態イメージとの対応付けを記憶する第3の記憶部と、をさらに備え、
    前記判定部は、前記第2の記憶部に記憶された前記条件識別情報で前記第3の記憶部を検索して該条件識別情報に対応するメモリ状態イメージを判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 第1のOS(Operating System)と、前記第1のOSを起動する第2のOSと、各ソフトウェアにおける所定の動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを複数記憶する第1の記憶部と、を備える情報処理装置であって、
    前記第2のOSに基づく制御の元で、前記複数のメモリ状態イメージの中から、所定条件に応じたメモリ状態イメージを判定する判定部と、
    前記第1のOSに基づく制御の元で、前記判定部によって判定されたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で前記各ソフトウェアを起動させる起動部と、
    を備える情報処理装置。
  5. 前記第2のOSに基づく制御の元で、前記情報処理装置の起動要因を取得する取得部をさらに備え、
    前記第2のOSに基づく制御の元で、前記判定部は、前記第1の記憶部に記憶される前記複数のメモリ状態イメージから、前記起動要因に応じたメモリ状態イメージを判定する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定条件を特定する条件識別情報を記憶する第2の記憶部と、
    複数の条件識別情報と前記第1の記憶部に記憶される前記複数のメモリ状態イメージとの対応付けを記憶する第3の記憶部と、をさらに備え、
    前記第2のOSに基づく制御の元で、前記判定部は、前記第2の記憶部に記憶された条件識別情報で前記第3の記憶部を検索して該条件識別情報に対応するメモリ状態イメージを判定する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 各ソフトウェアの所定の動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを複数記憶する第1の記憶部を備える情報処理装置において、
    起動時に、前記第1の記憶部に記憶される前記複数のメモリ状態イメージから、所定条件に応じたメモリ状態イメージを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて判定された前記メモリ状態イメージに基づき対応する再現動
    作状態で前記各ソフトウェアを起動させる起動ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. 第1のOS(Operating System)と、前記第1のOSを起動する第2のOSと、各ソフトウェアにおける所定の動作状態を再現するためのメモリ状態イメージを複数記憶する第1の記憶部と、を備える情報処理装置において実行される情報処理方法であって、
    前記第2のOSに基づく制御の元で、前記複数のメモリ状態イメージの中から、所定条件に応じたメモリ状態イメージを判定する判定ステップと、
    前記第1のOSに基づく制御の元で、前記判定されたメモリ状態イメージに基づき対応する再現動作状態で前記各ソフトウェアを起動させる起動ステップ、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
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