JP2010159016A - 車載機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】短縮機能キー9が長押しされたとき、コマンドノブ8で指定された短縮機能番号と、現在のソースを示すソース番号と、現在の機能までの操作手順と、現在の機能を示す機能名称とを対にした短縮機能データを作成して、短縮機能メモリ16に登録し、短縮機能キー9が短押しされたとき、短縮機能メモリ16に登録されている各短縮機能データの中から、コマンドノブ8で指定された短縮機能番号を含む短縮機能データを読み出して、この短縮機能データで指定されたソースを選択し、操作手順で指定された操作を自動的に実行させ、機能を実現させる。
【選択図】図2
Description
また、近年、車載機器として、CDの再生、内蔵チューナの楽曲出力だけでなく、Bluetooth等の小電力近距離無線回線等を介して、車内外の電話機等との間で通信する機能等を持つ多機能カー・オーディオ機器も開発されている。
従来技術として特許文献1には、受信機における受信チャネルの切換に際してのユーザ操作をより容易とする受信機及び受信方法について開示されている。
例えば、オーディオコントロール機能の“バランス”設定を行うときには、ソース選択キー、機能選択キー等、特定のキーを複数回、操作しなければならず、キー操作回数が多くなり、手間が掛かりすぎるという問題があった。
また、特定のFM放送を聞きたいときには、ソースを切り替える作業を行ってFMチューナを選択した後で、プリセットされているリストの中から聞きたいFM放送に対応する放送局を選択する作業を行わなければならず、キー操作回数が多くなり、手間が掛かりすぎるという問題があった。
また、iPod(登録商標)装置等に登録されている楽曲、例えば“iTunes”(登録商標)等の楽曲配信サイトからダウンロードされたアルバムに含まれている楽曲等を再生するときには、ダウンロードした楽曲をアーティスト、アルバムを手掛かりとして大分類した後、アーティスト名、アルバム名等で、各楽曲を登録させていることが多いことから、分類数、分類階層の数だけ、キー操作を行わなければならず、特定の楽曲を再生させるのに手間がかかりすぎるという問題があった。
また、Bluetooth装置等が持つ小電力近距離無線回線と、携帯電話回線等とを使用して、車外の携帯電話機、固定電話機等を呼び出し、イヤホーン型等の送受話器を使用したハンズフリー通話を行うときには、複数のキーを複数回操作して、Bluetooth装置に登録されている電話帳を開き、その中から目的の電話番号を選択するという作業を行わなければならず、手間が掛かりすぎるという問題があった。
また、短縮操作により使用頻度の高い機能を呼び出すことができ、これによってデザイン等の制約により、操作パネル部上のキー数を少なくしたり、表示パネルを大きくさせたりした際にも、高い操作性を維持させることができる車載機器を提供することを目的としている。
また、操作パネル部上に設けられた短縮機能キー、コマンドノブを操作させるだけで、使用頻度の高い機能の登録、呼び出し等を行わせることができ、これによってデザイン等の制約により、操作パネル部上のキー数を少なくしたり、表示パネルを大きくした際にも、高い操作性を維持することができる車載機器を提供することを目的としている。
また、請求項3では、請求項1又は2に記載の車載機器において、前記ソースは、チューナ部、CD装置、デジタルオーディオプレーヤ装置、Bluetooth装置のうち、少なくとも1つ以上を含むことを特徴としている。
また、操作パネル部上にもうけられた短縮機能キー、コマンドノブを操作させるだけで、使用頻度の高い機能の登録、呼び出し等を行わせることができ、これによってデザイン等の制約により、操作パネル部上のキー数を少なくしたり、表示パネルを大きくさせたりした際にも、高い操作性を維持させることができる。
また、チューナ部、CD装置、iPod(登録商標)装置、Bluetooth装置等、どのようなソースでも、少ない操作数で、選択し、使用頻度の高い機能を呼び出すことができ、これによってソース数、機能数が増えたときでも、高い操作性を維持させることができる。
図1は本発明の一実施形態に係る車載機器の構成を示す斜視図である。
この図に示す車載機器1は、箱状に形成されるケース2と、ケース2の前面に配置される操作パネル部3と、ケース2内に配置され操作パネル部3の操作内容に応じた処理を行うメインコントローラ4と、ケース2内に配置されメインコントローラ4からの指示に応じて放送局を選択して電波を受信し、メインコントローラ4に楽音信号を供給するチューナ部5と、ケース2の後面に配置され、図2に示すようにCD装置18、iPod(登録商標)装置19、Bluetooth装置20、フロントスピーカ群22、リアスピーカ群23等に接続されるコネクタ6とを備えている。
操作パネル部3は、ケース2前面に嵌め込まれる操作パネル7と、操作パネル7上の左側に配置され運転者等によって回転操作されたときにインクリメント信号、デクリメント信号を生成してメインコントローラ4に供給し、また運転者等によって押されたときに決定信号を生成してメインコントローラ4に供給するコマンドノブ8と、操作パネル7上の中央下側に配置され運転者等によって押されているときに短縮機能指示信号を生成してメインコントローラ4に供給する短縮機能キー9と、操作パネル7上の左下側、右下側、右側等に配置され、運転者等によって押されているときにサーチ信号、ソース選択信号、アップ信号、ダウン信号等を生成してメインコントローラ4に供給する複数のキー10と、操作パネル7上の中央に配置されてメインコントローラ4から出力される表示信号の内容を表示するLCD表示器(液晶表示器)11とを備えている。
コマンドノブ8、短縮機能キー9、各キー10が操作されたとき、インクリメント信号、デクリメント信号、サーチ信号、ソース選択信号、アップ信号、ダウン信号等が生成されて、メインコントローラ4に供給される。また、メインコントローラ4から表示信号が出力されているとき、LCD表示器11上に表示信号の内容が表示される。
そして、予め設定された時間以上、短縮機能キー9が押され続けられたとき(長押しされたとき)(ステップST3)、CPU28によって短縮機能登録動作が指定されたと判断されて、短縮機能メモリ16に格納されている短縮機能リストが読み出され、各短縮機能番号と、既存の各機能内容を示す機能名称とが対にされた登録形式で、LCD表示器11に表示される(ステップST4)。
この状態で、コマンドノブ8が回されると、コマンドノブ8から出力されるインクリメント信号、デクリメント信号の数に基づき、CPU28によって、コマンドノブ8の回転方向、回転量が検知されて、LCD表示器11に表示されている各短縮機能番号の中から、コマンドノブ8の回転方向、回転量に対応する1つの短縮機能番号が選択される(ステップST6)。
この後、コマンドノブ8が押されると(ステップST7でY)、CPU28によってこれが検知されて、現在選択されている短縮機能番号と、RAM27に一時的に記憶されているソース番号と、現在の機能に至るまでの操作手順と、機能名称とを対にした短縮機能データが生成され、短縮機能メモリ16に格納されている短縮機能リストが更新される(ステップST8)。
この状態で、コマンドノブ8が回されると、コマンドノブ8から出力されるインクリメント信号、デクリメント信号の数に基づき、CPU28によってコマンドノブ8の回転方向、回転量が検知されてLCD表示器11に表示されている各短縮機能番号の中から、コマンドノブ8の回転方向、回転量に対応する1つの短縮機能番号が選択される(ステップST10)。
この後、コマンドノブ8が押されたとき(ステップST11でY)、CPU28によって短縮機能メモリ16が検索されて、短縮機能リストの中から現在、選択されている短縮機能番号を含む短縮機能データが読み出される(ステップST12)。
これにより、LCD表示器11に操作手順実行後の機能内容、電話番号等が表示されるとともに、フロントスピーカ群22、リアスピーカ群23から指定された音量の楽音が出力されたり、Bluetooth装置20と、送受話器21との間の回線が確立される(ステップST13)。
この結果、ソース数を増やしたり、操作パネル部3上のキー数を減らして、LCD表示器11を大きくさせたりデザイン性等を向上させたりして、通常の手順が多少複雑化した場合でも、短縮機能呼び出しで使用頻度の高い機能を簡単に呼び出すことができ、操作性の維持させることができる。
また、上述した形態では、操作手順を登録する際、基本機能メモリ15に登録されている操作手順等を使用させるようにしているが、運転者等が操作パネル部3を操作するとき、操作記録データ(操作ログ)を作成し、短縮機能登録時に操作記録データを使用して、操作手順を登録させるようにしても良い。
同様に、短縮機能登録される機能名称についても、運転者等が自由に変更できるようにしても良い。
Claims (3)
- 車両に搭載され、操作パネル部の操作内容に応じて、各ソースの中から指定されたソースを選択し、このソースが持つ各機能の中から指定された機能を実行する車載機器において、
前記車両の電源がオフにされたときにも、記憶内容を保持する不揮発性記憶素子によって構成される短縮機能メモリと、
前記操作パネル部が操作されて、短縮機能登録指示が出されたとき、現在、使用しているソース、機能に対するソース番号と現在の機能に至るまでの操作手順とを対にした短縮機能データを作成して、前記短縮機能メモリに登録する短縮機能登録部と、
前記操作パネル部が操作されて、短縮機能呼出し指示が出されたとき、前記短縮機能メモリに登録されている各短縮機能データの中から、指定された短縮機能データを呼び出すとともに、この短縮機能データで示されるソース番号のソースを選択し、操作手順で指定された操作を実行して、機能を実現する短縮機能呼出し部と、
を備えたことを特徴とする車載機器。 - 請求項1に記載の車載機器において、
前記短縮機能登録部は、前記操作パネル部上の短縮機能キーが長押しされたとき、短縮機能登録指示が出されたと判定し、前記操作パネル部上のコマンドノブで指定された機能短縮番号と現在のソース、機能に対応するソース番号と現在の機能に至るまでの操作手順とを対にした短縮機能データを生成して、前記短縮機能メモリに登録し、
前記短縮機能呼出し部は、前記操作パネル部上の短縮機能キーが短押しされたとき、短縮機能呼出しが指示されたと判定し、前記短縮機能メモリに登録されている各短縮機能データの中から、前記操作パネル部上のコマンドノブで指定された短縮機能番号を含む短縮機能データを呼び出し、この短縮機能データで示されるソース番号のソースを選択し、操作手順で指定された操作を実行して、機能を実現する、
ことを特徴とする車載機器。 - 請求項1又は2に記載の車載機器において、
前記ソースは、チューナ部、CD装置、デジタルオーディオプレーヤ装置、Bluetooth装置のうち、少なくとも1つ以上を含む、
ことを特徴とする車載機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003597A JP2010159016A (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | 車載機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009003597A JP2010159016A (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | 車載機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010159016A true JP2010159016A (ja) | 2010-07-22 |
Family
ID=42576519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009003597A Pending JP2010159016A (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | 車載機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010159016A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012086707A1 (ja) | 2010-12-24 | 2012-06-28 | 株式会社Jvcケンウッド | 入力操作装置、入力操作制御方法、入力操作制御プログラムおよび入力操作装置の設計方法 |
CN111448103A (zh) * | 2017-12-20 | 2020-07-24 | 宝马股份公司 | 用于行走工具的显示组合件 |
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-
2009
- 2009-01-09 JP JP2009003597A patent/JP2010159016A/ja active Pending
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