JP2002002416A - 車載機器の操作システム - Google Patents

車載機器の操作システム

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JP2002002416A
JP2002002416A JP2000181588A JP2000181588A JP2002002416A JP 2002002416 A JP2002002416 A JP 2002002416A JP 2000181588 A JP2000181588 A JP 2000181588A JP 2000181588 A JP2000181588 A JP 2000181588A JP 2002002416 A JP2002002416 A JP 2002002416A
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JP2000181588A
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Shuichi Kawase
秀一 川瀬
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチの配設スペースが制限されている場
合でも使用者の好みに応じて所望の入力操作をワンタッ
チで実行できる車載機器の操作システムを提供する。 【解決手段】 この車載用機器は、操作パネル15と、
操作パネル15に配設された複数の操作スイッチ11か
らの入力操作を操作指令として受信しその操作指令によ
り作動される制御装置16とを備え、その操作パネル1
5は、記憶モードへの切替え及びその解除を行うモード
切替えスイッチ11aと、実行スイッチ11cと、記憶
部22と、記憶モードに切替えられた状態で連続操作さ
れた操作スイッチ11の操作手順を記憶部22に記憶
し、記憶モードが解除された状態で実行スイッチ11c
が押し操作された場合に、記憶部22に記憶された操作
スイッチ11の操作手順に従って、それら操作スイッチ
11に対応した操作指令を制御装置16へシリアル送信
する処理部20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載機器の操作パ
ネルが車内のダッシュボードに配置されるとともに制御
装置が操作パネルと離れて車内に配設された車載機器の
操作システムに関し、特に操作パネルに配設された操作
スイッチの連続操作が要求される入力操作をワンタッチ
の操作で実行させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図1に示すように、カーナビ
ゲーション装置等の車載機器においては、車内のダッシ
ュボード10の正面中央10aに、操作スイッチ11,
12やモニタ18を備えた操作パネル15が配置されて
いる。このような車載機器は、正面中央10aの裏側に
充分な収納スペースを確保できないため、その本体部分
である制御装置16を操作パネル15と分離して操作パ
ネル15から離れた場所に配置し、操作パネル15によ
る操作指令をシリアル送信により制御装置16へ送信し
て車載機器を作動するようにしている。
【0003】一般に、操作パネル15に配置される操作
スイッチ11,12は、デザイン重視の観点や正面中央
10aでの配置スペースに制限があることから、あまり
沢山配置することはできない。その為、例えばカーナビ
ゲーション装置の場合では、操作手順をメニューやサブ
メニュー等により階層化してモニタ18に表示し、表示
されたメニュー等の中から目的に応じたアイコン等をジ
ョイスティック11b等で選択することにより、個数制
限された操作スイッチ11で多彩な機能を操作できるよ
うにしている。
【0004】例えばナビゲーションの目的地を自宅に設
定する場合には、まずメニューボタン11aを押してモ
ニタ18にメニュー画面を表示させる。次に、ジョイス
ティック11bを操作してそのメニュー画面の中から目
的地設定のアイコンを選択して、メニュー画面を目的地
設定画面へ切り替える。その後、ジョイスティック11
bを操作して、目的地設定画面の中から自宅設定のアイ
コンを選択する。こうして目的地が自宅に設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カ
ーナビゲーション装置のように階層化された操作の場合
では、頻繁に使用する機能でも、使用する度に何度も操
作スイッチ11の押し操作を要し、入力操作に手間がか
かるという問題がある。
【0006】この問題に対しては、例えば上述の例(目
的地を自宅に設定する場合)では、1回の押し操作で自
宅設定が行えるように、専用スイッチを別個に用意する
ことが考えられるが、頻繁に使用する機能は、使用者に
より異なるため、それら全てに対して専用スイッチを個
別に用意することは、スイッチの配設スペースが制限さ
れている関係上不可能である。
【0007】そこで、この発明の課題は、スイッチの配
設スペースが制限されている場合でも使用者の好みに応
じて所望の入力操作をワンタッチで実行できる車載機器
の操作システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、この発明は、車内のダッシュボードに配置された
操作パネルと、該操作パネルと離れて車内に配置されて
前記操作パネルに配設された複数の操作スイッチによる
操作指令を順次受信してそれら操作指令に基づいて作動
する制御装置とを備えた車載機器の操作システムにおい
て、前記操作パネルは、操作手順記憶モードへの切替え
及びその解除を行うモード切替えスイッチと、記憶操作
実行スイッチと、記憶部と、前記モード切替えスイッチ
の操作により前記操作手順記憶モードに切替えられた状
態で連続操作された前記操作スイッチの操作手順を前記
記憶部に記憶し、前記モード切替えスイッチの操作によ
り前記操作手順記憶モードが解除された状態で前記記憶
操作実行スイッチが押し操作された場合に、前記記憶部
に記憶された前記操作スイッチの操作手順に従って、そ
れら操作スイッチに対応した前記操作指令を前記制御装
置へ送信する処理部と、を備えるものである。
【0009】その際、前記モード切替えスイッチ及び前
記記憶操作実行スイッチは、それぞれ前記複数の操作ス
イッチの中のいずれかと兼用されて設けられ、前記操作
パネルは更に判断部を備え、前記判断部により操作スイ
ッチの押し時間の長さの違いを検知させて、その違いに
よりそれら各操作スイッチの操作が本来の操作スイッチ
としての操作か、若しくは前記モード切替えスイッチ又
は前記記憶操作実行スイッチとしての操作であるかを判
断させることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1及び図2に基づいて説明する。図1は、本発明の第1
実施形態に係る車載機器としてのカーナビゲーション装
置が車両に配設された状態を説明する図であり、図2
は、そのカーナビゲーション装置の構成を説明する図で
ある。
【0011】この実施形態に係るカーナビゲーション装
置は、図1に示すように、例えば車内のダッシュボード
10の正面中央10aに配置されモニタ装置15(操作
パネル)と、例えば車内の座席下若しくはトランクに配
置される制御装置16とを備え、そのモニタ装置15に
おいて、このカーナビゲーション装置の有する種々の機
能のうちの所望の機能を実行するために必要とされる一
連の入力操作の手順が登録でき、その登録した一連の操
作手順に従って一連の入力操作をワンタッチで実行でき
るように構成されたものである。
【0012】モニタ装置15は、制御装置16から送信
されてくるナビゲーション等の情報を表示する機能のほ
かに、カーナビゲーション装置の有する種々の機能を操
作するための操作入力部として機能するものであり、図
2に示すように、LCDまたはCRT等からなる表示部
18と、複数の操作スイッチ11と、処理部20(処理
部兼判断部)と、記憶部22とを備えて構成される。
【0013】操作スイッチ11は、自立復帰型の押しボ
タンとして構成され、押し操作されるとその操作による
入力信号が処理部20へ出力されるようになっている。
これら操作スイッチ11は、例えばその押し時間が一定
時間未満の短押し操作がなされると、操作スイッチ11
の本来の機能であるカーナビゲーション装置の種々の機
能を実行するためのスイッチとして機能し、例えばその
押し時間が一定時間以上の長押し操作がなされると、カ
ーナビゲーション装置の種々の機能のうちの所望の機能
を実行するために必要とされる一連の操作手順をモニタ
装置15に登録する(記憶部22に記憶させる)ための
スイッチ(モード切替えスイッチ)や、その登録した一
連の操作手順に従って一連の操作を実行するためのスイ
ッチ(記憶操作実行スイッチ)として機能するようにな
っている。
【0014】例えば、操作スイッチ11aは、短押し操
作されるとメニューボタンとして機能し、長押し操作さ
れるとモード切替えスイッチとして機能するように設定
され、操作スイッチ11cは、短押し操作されると例え
ば画面を1つ戻すための戻るボタン等として機能し、長
押し操作されると記憶操作実行スイッチとして機能する
ように設定されている。その他の操作スイッチ11は、
ここでは、その機能内容の説明は便宜上省略するが操作
スイッチ11の本来の機能であるカーナビゲーション装
置の種々の機能を実行するためのスイッチとしての機能
のみが設定されているものとする。
【0015】操作スイッチ11bは、例えばジョイステ
ィック11bとして機能し、その上下左右の各部の押し
操作およびその中央部の押し操作に応じてそれぞれ入力
信号が処理部20へ出力されるようになっている。
【0016】なお、モード切替え機能を有する上記操作
スイッチ11aは、例えば最初の長押し操作で操作手順
記憶モードに切替わり、再度の長押し操作で操作手順記
憶モードが解除されるようになっている。また、記憶操
作実行機能を有する上記操作スイッチ11cは、一端長
押し操作されると、その長押しを途中で解除しても、記
憶されている一連の操作が最後まで実行されるようにな
っている。
【0017】処理部20は、操作スイッチ11からの入
力信号を受け取ると、その入力信号の受信持続時間が一
定時間未満であるか、若しくは一定時間以上であるか検
知し、一定時間未満である場合は、操作スイッチ11が
短押し操作、即ち操作スイッチ11の本来的に割り当て
られた機能スイッチ(カーナビゲーション装置の種々の
機能を実行する機能スイッチ)として操作されたと判断
して、その入力信号をその機能に対応した操作指令を表
すコードに変換して制御装置16へシリアル送信するよ
うになっている。
【0018】このコードは、例えば記憶部22内に、各
操作スイッチ11からの入力信号ごとに対応付けられて
格納されており、必要に応じて記憶部22から読み出さ
れるようになっている。例えば、メニューボタン11a
の短押し操作による入力信号には、「メニュー」コード
が対応付けられ、ジョイスティック11bの上下左右の
各部及び中央部の押し操作による入力信号には、それぞ
れ「上」コード,「下」コード,「左」コード,「右」
コード,「確定」コードが対応付けられている。
【0019】他方、その入力信号の受信持続時間が一定
時間以上である場合は、処理部20は、操作スイッチ1
1が長押し操作されたと判断する。即ち、操作スイッチ
11aの長押し操作に対してはモード切替えスイッチと
して操作されたと判断し、操作スイッチ11cの長押し
操作に対しては記憶操作実行スイッチとして操作された
と判断するようになっている。
【0020】処理部20は、操作スイッチ11aが長押
し操作されて操作手順記憶モードに切替わると、その間
の操作スイッチ11の押し操作(操作スイッチ11の本
来の操作)に対して、上述したように、その入力信号を
その押し操作に対応する操作指令を表すコードに変換し
て制御装置16へシリアル送信するとともに、例えば変
換したコードを変換した順、つまり操作スイッチ11が
押し操作された順に記憶部20に記憶していくことによ
り、その操作スイッチ11の押し操作の操作手順を記憶
するように設定されている。
【0021】そして、処理部20は、上記操作スイッチ
11の操作手順が記憶された後、操作手順記憶モードが
解除された状態で、操作スイッチ11cが長押し操作さ
れると(即ち記憶操作実行スイッチが押し操作される
と)、記憶部22に記憶された一連のコードを、記憶し
た順に(操作手順に従って)操作指令として制御装置1
6へシリアル送信する。これにより、記憶した上記の操
作スイッチ11の操作手順どおりに、それら操作スイッ
チ11の入力信号に対応したコード(操作指令)を制御
装置16へシリアル送信するようになっている。
【0022】制御装置16は、自車位置検出や目的地へ
のルート検出などのナビゲーションに必要な演算処理を
実行する機能を有するとももに、モニタ装置15からコ
ードとして送信されてくる操作指令に従って、ナビゲー
ションに関する画像情報やカーナビゲーション装置の操
作に関する操作画面情報等をモニタ装置15の表示部1
8に表示させる機能を有する。
【0023】この制御装置16は、図2に示すように、
車速センサー26から得られる自車速度と地磁気センサ
ー27から得られる自車方位に基づいて自車位置を認識
する自律航法制御部28と、GPS受信器29を通して
複数個のGPS衛星から得られた信号に基づいて自車位
置を認識するGPS制御部30と、ナビゲーション用の
道路地図画像情報が格納された光ディスク装置31と、
カーナビゲーション装置の操作に必要な操作画面情報や
ナビゲーション動作に必要なプログラム等が格納された
記憶部32と、情報処理部33とを備えて主構成され
る。
【0024】情報処理部33は、自律航法制御部28及
びGPS制御部30により認識された自車位置に基づ
き、その自車位置に対応する道路地図情報を光ディスク
装置31より読み出し、その地図上に目的地へ至るルー
トを重ね合わせてモニタ装置15の表示部18上に表示
させるナビゲーション機能等を司る。
【0025】また、この情報処理部33は、そのような
機能の実行に必要な設定をモニタ装置15から送信され
るコード(操作指令)を通して受け付けるようになって
おり、その際に必要な操作画面情報をコード(操作指
令)に応じて記憶部32から読み出して表示部18へ表
示させるようになっている。コード(操作指令)に応じ
て実行すべき処理は、例えば記憶部32内にプログラム
として格納されており、そのプログラムに従ってその処
理が実行されるようになっている。
【0026】例えば、上記「メニュー」コードには、図
3(a)に示すように、記憶部32からメニュー画面3
6の画面情報とカーソル37(黒枠で図示)の画像情報
とを読み出して、カーソル37をメニュー画面36の例
えばアイコン36a上に初期的に重ねて表示部18に表
示させる処理が対応付けられている。
【0027】なお、メニュー画面36の各アイコン36
a,36b,36c,36dにも、それぞれ所定の処理
が対応付けられている。例えば「目的地設定」アイコン
36bには、図3(b)に示すように、記憶部32から
目的地名の項目39a,39b,…が一覧表示されたサ
ブメニュー画面39とカーソル40(黒枠で表示)の画
像情報とを読み出して、カーソル40をサブメニュー画
面39の例えば項目39a上に初期的に重ねて表示部1
8に表示する処理が対応付けられている。
【0028】また、上記の各「上」コード,「下」コー
ド,「左」コード,「右」コードにはそれぞれ、現在表
示部18に表示されているカーソルを、画面上のアイコ
ン(又は項目)間に渡り上、下、左、右に1つ移動させ
る画像処理が対応付けられている。
【0029】また、上記「確定」コードには、カーソル
で指定されたアイコン(又は項目)に対応付けられた処
理を実行させる処理が対応付けれている。例えば、図3
(a)の「目的地設定」アイコン36bがカーソル37
で選択されている状態で、「確定」コードを受信する
と、その「目的地設定」アイコン36bに対応付けられ
た処理が実行されるようになっている。情報処理部33
は、このようにメニュー画面36やサブニュー画面39
により階層化された操作画面に基づいて、操作に必要な
設定を受け付けるようになっている。
【0030】次に、カーナビゲーション装置の操作の例
として、ナビゲーションの目的地を自宅に設定するまで
の操作をモニタ装置15に記憶させて、その機能をワン
タッチで実行させるまでの動作を説明する。
【0031】まず、モニタ装置15の操作スイッチ11
aを長押し操作する(即ちモード切替えスイッチを押し
操作する)。これにより、その操作による入力信号がモ
ード切替えスイッチ11aから処理部20へ出力され、
これを合図にして、処理部20では、その後の操作スイ
ッチ11の押し操作(操作スイッチ11の本来の機能の
操作)の操作手順を記憶するようになる。この状態で、
連続操作したい操作スイッチ11を順番に押し操作して
いく。
【0032】ここでは、まず、操作スイッチ11aを短
押し操作する(即ちメニューボタンを押し操作する)。
これにより、その操作による入力信号が処理部20へ出
力され、処理部20においてその入力信号が「メニュ
ー」コードへ変換される。そして、その「メニュー」コ
ードは、記憶部22に記憶されるとともに、制御装置1
6の情報処理部33へシリアル送信される。
【0033】そして、その「メニュー」コードを受信し
た情報処理部33は、図3(a)に示すように、記憶部
32からメニュー画面36の画面情報とカーソル37
(黒枠で図示)の画像情報とを読み出して、カーソル3
7をメニュー画面36の例えばアイコン36a上に初期
的に重ねてモニタ装置15の表示部18に表示させる。
【0034】そして、そのメニュー画面36上で、カー
ソル37を「目的地設定」アイコン36bに設定すべ
く、モニタ装置15のジョイスティック11bの右部及
び中央部をこの順に押し操作する。これにより、それら
の操作による入力信号が順次処理部20へ出力され、処
理部20においてそれらの入力信号が「右」コード,
「確定」コードへそれぞれ変換される。そして、それら
「右」コード及び「確定」コードは、先に記憶された
「メニュー」コードに続いて順次記憶部22に記憶され
るとともに、制御装置16の情報処理部33へシリアル
送信される。
【0035】そして、情報処理部33では、「右」コー
ド及び「確定」コードをこの順に受信し、図3(a)に
示すメニュー画面36において、まず「右」コードに対
応付けられた処理としてアイコン36a上に位置するカ
ーソル37を、その右に位置する「目的地設定」アイコ
ン36b上へ移動させる画像処理が行われる。これによ
り「目的地設定」アイコン36bがカーソル37で指定
される。
【0036】続いて、情報処理部33は、「確定」コー
ドに対応付けられた処理として、「目的地設定」アイコ
ン36bに対応付けられた処理を実行する。即ち、図3
(b)に示すように、記憶部32からサブメニュー画面
39の画面情報とカーソル40(黒枠で図示)の画像情
報とを読み出して、カーソル40をサブメニュー画面3
9の例えば項目39a上に初期的に重ねて表示させる。
【0037】そして、このサブメニュー画面39上で、
カーソル40を「自宅」項目39bに設定すべく、モニ
タ装置15のジョイスティック11bの下部及び中央部
をこの順に押し操作する。これにより、それらの操作に
よる入力信号が処理部20へ出力され、処理部20にお
いてそれらの入力信号が「下」コード,「確定」コード
へそれぞれ変換される。そして、それら「下」コード,
「確定」コードは、先に記憶された「メニュー」コー
ド、「右」コード,「確定」コードに続いて順次記憶さ
れるとともに、制御装置16の情報処理部33へシリア
ル送信される。
【0038】そして、情報処理部33は、「下」コード
及び「確定」コードをこの順に受信し、図3(b)に示
すメニュー画面39において、まず「下」コードに対応
付けられた処理として、アイコン39a上に位置するカ
ーソル40を、その下に位置する「自宅」アイコン39
b上へ移動させる。これにより「自宅」アイコン39b
がカーソル40で指定される。
【0039】続いて、情報処理部33は、「確定」コー
ドに対応付けられた処理として、「自宅」アイコン36
bに対応付けられた処理を実行する。ここでは、例え
ば、GPS受信器30、自律航法制御部28及び光ディ
スク装置31からの各情報に基づいて、自車位置から自
宅へ至るルートを表示部18上の道路地図情報に重ねて
表示する(ナビゲーション表示)。
【0040】そして最後に、モニタ装置15の操作スイ
ッチ11aを再度押し操作する(即ちモード切替えスイ
ッチを再度押し操作する)。これにより、その操作によ
る入力信号が処理部20へ出力され、操作手順記憶モー
ドが解除されて、操作スイッチ11の押し操作手順の登
録が完了する。
【0041】遅疑に、目的地を自宅に設定する操作をワ
ンタッチで行う場合は、操作スイッチ11cを長押し操
作する(即ち記憶操作実行スイッチを押し操作する)。
これにより、その操作による入力信号が、実行指令とし
て記憶操作実行スイッチ11cから処理部20へ出力さ
れ、これを合図にして、処理部20は、記憶部22に記
憶されている一連のコード、ここでは「メニュー」コー
ド、「右」コード,「確定」コード,「下」コード及び
「確定」コードを順次読み出して、この順に制御装置1
6の情報処理部33へシリアル送信する。
【0042】そして、情報処理部33では、処理部20
から送信されてくる上記一連のコードを「メニュー」コ
ード、「右」コード,「確定」コード,「下」コード及
び「確定」コードの順に受信し、この順に従って、各コ
ード(操作指令)に対応付けられた上記処理が実行され
る。これにより、目的地を自宅に設定するまでの操作が
ワンタッチで実行されることになる。
【0043】このようにして、モニタ装置15の記憶部
22に記憶させた所望の機能の操作(ここでは、目的地
を自宅に設定するまでの操作)をワンタッチで実行する
ことができる。
【0044】以上のように構成されたカーナビゲーショ
ン装置によれば、操作スイッチ11の操作手順を例えば
コードとして順次記憶部22に記憶させ、記憶操作実行
スイッチ11cの押し操作により、記憶部22に記憶し
た一連のコードをその操作手順に従って読み出して制御
装置16へ送信するように構成されているため、特に頻
繁に使用する機能の一連の操作を記憶部22に記憶して
おけば、記憶操作実行スイッチ11cの一回の押し操作
だけで上記一連の操作が行えるため、その機能を使用す
るたびに、何度も操作スイッチ11の押し操作を行う手
間が省ける。
【0045】また、モード切替えスイッチ及び記憶操作
実行スイッチは、新たなスイッチとして配設されるので
はなく、従来から有る操作スイッチ11a,11cと兼
用させて設けられているため、モニタ装置15のデザイ
ン性及びコンパクト性を損なわせない利点がある。
【0046】なお、この実施形態において、記憶部22
に記憶した操作手順(一連のコード)を変更したい場合
は、再度モード切替えスイッチ11aを押し操作して操
作手順記憶モードへ切り替えてから操作スイッチ11を
押し操作すればよい。これにより、前回の操作手順が消
去されて新たな操作手順が記憶されるようになる。従っ
て、使用者の好みに応じ、所望の入力操作手順を登録す
ることにより、使用者の好みに応じた種々の入力操作を
ワンタッチで実行できる。
【0047】また、制御装置16は、従来と同様のもの
を使用でき、システム設計上有利である。
【0048】なお、この実施形態では、操作スイッチ1
1a,11cがモード切替えスイッチ及び記憶操作実行
スイッチとしての機能を兼用するように構成されている
が、モード切替えスイッチ及び記憶操作実行スイッチを
それぞれ専用操作スイッチとしてモニタ装置15に設け
るようにしてもよい。この場合には、これらのスイッチ
機能が使用者にとってより明瞭となって入力操作ミスを
防止できる。
【0049】また、上記実施形態では、操作スイッチ
(記憶操作実行スイッチ)11cを一度長押し操作する
と、その長押しを途中で解除しても、記憶されている一
連のコードが最後まで送信される場合で説明したが、長
押ししている間だけコードを送信し、その長押しを解除
すればコードの送信が途中で中止されるようにしてよ
い。
【0050】また、上記実施形態では、例えばカーナビ
ゲーション装置のモニタ装置15に対してその操作手順
を記憶する機能を持たせる場合で説明したが、必ずしも
カーナビゲーション装置に限定するものでない。一般的
に、カーナビゲーション装置のように、操作パネルと制
御装置とが分離しており、操作パネルに設けられた操作
スイッチの入力操作に従って操作指令を制御装置へシリ
アル送信するように構成された車載機器であれば、どの
ような車載機器に対しても適用することができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、モード
切替えスイッチにより操作手順記憶モードに切替えるこ
とにより使用者の好みに応じて所望の連続操作されたそ
の操作スイッチの操作手順を記憶させることができると
ともに、記憶操作実行スイッチの押し操作により、記憶
したその操作スイッチの操作手順に従って、それら操作
スイッチに対応した操作指令を制御装置へ順次送信でき
るため、スイッチの配設スペースが制限されている場合
でも使用者の好みに応じて所望の入力操作をワンタッチ
で実行できるという効果が得られる。
【0052】請求項2に記載の発明によれば、モード切
替えスイッチ及び記憶操作実行スイッチは、それぞれ複
数の操作スイッチの中のいずれかと兼用されて設けられ
ているため、モード切替えスイッチ及び記憶操作実行ス
イッチを配設するスペースを確保する必要が省け、新た
にスイッチを増やす必要もないので、操作パネルの操作
スイッチの配列等のデザインを損なわせない利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る車載用機器とし
てのカーナビゲーション装置が車両に配設された状態を
説明する図である。
【図2】この発明の第1実施形態に係る車載用機器が適
用されたカーナビゲーション装置の構成を説明する図で
ある。
【図3】この発明の第1実施形態に係る車載用機器が適
用されたカーナビゲーション装置の入力操作の仕方を説
明する図である。
【符号の説明】
1 カーナビゲーション装置 10 ダッシュボード 10a 正面中央 11 操作スイッチ 11a モード切替えスイッチ 11c 記憶操作実行スイッチ 15 モニタ装置 16 制御装置 20 処理部 22 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川瀬 秀一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AB09 AC19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内のダッシュボードに配置された操作
    パネルと、該操作パネルと離れて車内に配置されて前記
    操作パネルに配設された複数の操作スイッチによる操作
    指令を順次受信してそれら操作指令に基づいて作動する
    制御装置とを備えた車載機器の操作システムにおいて、 前記操作パネルは、 操作手順記憶モードへの切替え及びその解除を行うモー
    ド切替えスイッチと、 記憶操作実行スイッチと、 記憶部と、 前記モード切替えスイッチの操作により前記操作手順記
    憶モードに切替えられた状態で連続操作された前記操作
    スイッチの操作手順を前記記憶部に記憶し、前記モード
    切替えスイッチの操作により前記操作手順記憶モードが
    解除された状態で前記記憶操作実行スイッチが押し操作
    された場合に、前記記憶部に記憶された前記操作スイッ
    チの操作手順に従って、それら操作スイッチに対応した
    前記操作指令を前記制御装置へ送信する処理部と、を備
    えることを特徴とする車載機器の操作システム。
  2. 【請求項2】 前記モード切替えスイッチ及び前記記憶
    操作実行スイッチは、それぞれ前記複数の操作スイッチ
    の中のいずれかと兼用されて設けられ、前記操作パネル
    は更に判断部を備え、前記判断部により操作スイッチの
    押し時間の長さの違いを検知させて、その違いによりそ
    れら各操作スイッチの操作が本来の操作スイッチとして
    の操作か、若しくは前記モード切替えスイッチ又は前記
    記憶操作実行スイッチとしての操作であるかを判断させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車載機
    器の操作システム。
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