JPH08178677A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置

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JPH08178677A
JPH08178677A JP33642794A JP33642794A JPH08178677A JP H08178677 A JPH08178677 A JP H08178677A JP 33642794 A JP33642794 A JP 33642794A JP 33642794 A JP33642794 A JP 33642794A JP H08178677 A JPH08178677 A JP H08178677A
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JP
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remote control
function
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key
mode
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JP33642794A
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Hiroki Okada
広樹 岡田
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単なリモコンキー操作で所望機能を実行で
きる車載用ナビゲーション装置を提供する。 【構成】 手元操作器36のファンクションキーf1を
ヘディングアップ機能に対応付ける場合、リモコン登録
を選択し、リモコン入力処理部27によりリモコン登録
モードに設定させる。リモコン登録処理部33はリモコ
ン登録用の機能リストを表示させるので、4方向キー3
9〜42等でヘディングアップを選択する。次にファン
クションキーf1を押すと、手元操作器36からの送信
信号がリモコン受信部23で受信、復調される。リモコ
ン登録処理部33は受信、復調されたファンクションキ
ーf1のリモコンコードをヘディングアップに対応付け
てメモリ32に登録する。このあと、Aキー38を押圧
し、リモコン入力処理部27によりリモコン登録モード
を解除させたのち、ファンクションキーf1を押すと、
リモコン入力処理部27はメモリ32を参照して該当す
る機能を読み出し、ナビゲーション処理部29をヘディ
ングアップモードに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数の機能の内、頻繁に
使用する機能をリモコン用手元操作器の操作により簡単
に実行させることができるようにした車載用ナビゲーシ
ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用ナビゲーション装置は、車両位置
と車両方位を検出し、地図データを用いて車両位置を含
む地図画像を車両位置マークとともに表示するナビゲー
ションモード、4方向キー、8方向キー、ジョイスティ
ッック等による地図スクロール操作に従い地図画像をス
クロールさせる地図スクロールモード、ナビゲーション
モードと地図スロクールモード次に地図画像を画像を北
を上向きにして表示するノースアップモード、ナビゲー
ションモードと地図スロクールモード時に地図画像を車
両進行方向を上向きにして表示するヘディングアップモ
ード、ナビゲーションモード時に車両位置を道路上に修
正するマップマッチングモード、走行軌跡を表示する走
行軌跡表示モード等、ユーザの希望に応じて選択可能な
多数の機能を有している。
【0003】車載用ナビゲーション装置に対する機能選
択操作は装置本体に操作パネルに設けた種々のキーで行
えるほか、付属の手元操作器によるリモコン操作でも行
えるようになっている。但し、多数の機能全てに異なる
キーを割り当てることができないため、ナビゲーション
モード、地図スクロールモード等の主要機能以外の殆ど
の機能はメニューとサブメニューにより階層化した中か
ら選択するようにしてある。
【0004】従来の車載用ナビゲーション装置における
機能選択操作を説明する。図7の手元操作器は、電源オ
ン/オフ、ナビゲーションモードへの復帰を行うNAV
Iキー2、メニュー・サブメニューの呼び出し、メニュ
ー・サブメニュー選択の確定を行うAキー3、地図スク
ロール、メニュー・サブメニューの選択を行う上キー、
下キー、左キー、右キー4〜7からなる4方向キーを有
している。
【0005】まず、電源をオンし、NAVIキー2を押
すと、ノースアップモードによるナビゲーションモード
となり、図8(1)に示す如く、車両位置を中心とする
北を上向きにした地図画像が表示され、中心に地図画像
上の中心には車両進行方向を向いた車両位置マークが表
示される。ノースアップモードからヘディングアップモ
ードに変更したい場合、図9のフローに従い、まず、A
キー3を押圧してメニュー画像を呼び出す(ステップ1
01〜103)。このとき、図10のメニュー・サブメ
ニュー画像が表示される。左から右に4つのアイコン8
〜11で第1メニューより第4メニューが表される。ま
た、内容を文字表示したリストの上から下に順に第1サ
ブメニューより第4サブメニューが表される。
【0006】第1メニューのサブメニューリストの2番
目にヘディングアップがあるので、Aキー3を押圧して
第1メニューの選択を確定する(ステップ104、10
5)。このとき、サブメニュー中の一番上の第1サブメ
ニュー(図10ではノースアップ)にカーソルが表示さ
れる。ヘディングアップモードは第2サブメニューなの
で、4方向キーの内、下キー5を押圧して、カーソルを
第2サブメニューに移動する(ステップ106)。そし
て、Aキー3を押圧して第2サブメニューの選択を確定
する(ステップ107、108)。これにより、ヘディ
ングアップモードとなる(ステップ109)。このあ
と、NAVIキー2を押圧してナビゲーションモードに
戻すと、図8(2)に示す如く、車両位置を中心とする
車両進行方向を上向きにした地図画像が表示され、中心
に上向きの車両位置マークが表示される。
【0007】また、図8(1)の如く、ノースアップモ
ードによるナビゲーションモードから地図スクロールモ
ードに移行させて、現在より東の地域の地図画像を見た
い場合、図11のフローに従い、右キー7を押圧する。
すると、地図スクロールモードに移行し、画面の中央に
十字カーソルが現れる。右キー7の押圧を続けると、地
図画像は左方向にスクロールする(ステップ201〜2
03、ステップ204と205の繰り返し、図12参
照)。
【0008】画面に所望地域の地図画像が現れたところ
で、右キー7を解放すれば、地図画像のスクロールが停
止する(ステップ205、206)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の車載用ナビゲーション装置では、ナビゲーションモー
ド、地図スクロールモード以外は、Aキー3、4方向キ
ーを構成する上キー、下キー、左キー、右キー4〜7を
多数回、押圧しないと所望機能を選択することができな
いという不便があった。
【0010】また、地図スクロールモードにおいても、
地図画像を連続的にスクロールさせるためには、4方向
キーの内の所望キーの押圧を続けなければ成らず、操作
が面倒であった。
【0011】したがって、本発明の目的は簡単なリモコ
ン操作で多数の機能の中から所望機能を選択して実行さ
せることのできる車載用ナビゲーション装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、多数の機能の中から所望機
能を選択する機能選択手段と、機能選択手段で選択され
た機能を実行する機能実行手段と、手元操作器から送信
されたリモコンコードを含むリモコン信号を受信し、リ
モコンコードを復調するリモコン受信手段とを備えた車
載用ナビゲーション装置において、リモコン登録モード
が設定されたあと、リモコン登録手段は、リモコン受信
手段で受信、復調したリモコン登録用のリモコンコード
と、リモコン登録機能選択手段で選択された機能とを対
応付けて記憶手段に登録し、リモコン登録モードが解除
されたあと、リモコン処理手段は、リモコン受信手段の
受信、復調したリモコンコードが記憶手段に登録されて
いる場合、対応する機能を読み出し、機能実行手段に実
行させることを特徴とする。
【0013】また、上記課題を解決するため、請求項2
記載の発明は、多数の機能の中から所望機能を選択する
機能選択手段と、機能選択手段で選択された機能を実行
する機能実行手段と、手元操作器から送信されたリモコ
ンコードを含むリモコン信号を受信し、リモコンコード
を復調するリモコン受信手段と、リモコン受信手段の出
力から手元操作器側の操作方法を判別する判別手段とを
備えた車載用ナビゲーション装置において、リモコン登
録モードが設定されたあと、リモコン登録手段は、リモ
コン受信手段で受信、復調したリモコン登録用のリモコ
ンコード及びリモコン登録用操作方法選択手段で選択さ
れた操作方法と、リモコン登録用操作方法選択手段で選
択された機能とを対応付けて記憶手段に登録し、リモコ
ン登録モードが解除されたあと、リモコン処理手段は、
リモコン受信手段の受信、復調したリモコンコードとリ
モコン受信手段の出力から判別手段で判別した操作方法
との組み合わせが記憶手段に登録されている場合、対応
する機能を読み出し、機能実行手段に実行させことを特
徴とする。
【0014】また、上記課題を解決するため、請求項3
記載の発明は、多数の機能の中から所望機能を選択する
機能選択手段と、機能選択手段で選択された機能を実行
する機能実行手段と、手元操作器から送信されたリモコ
ンコードを含むリモコン信号を受信し、リモコンコード
を復調するリモコン受信手段とを備えた車載用ナビゲー
ション装置において、リモコン登録モードが設定された
あと、リモコン登録手段は、リモコン受信手段が受信、
復調したリモコン登録用のリモコンコードと、機能選択
手段でなされたリモコン登録用の選択操作をトレースし
たトレース情報を対応付けて記憶手段に登録し、リモコ
ン登録モードが解除されたあとリモコン処理手段は、リ
モコン受信手段の受信、復調したリモコンコードが記憶
手段に登録されている場合、対応するトレース情報を読
み出し、該当する機能を特定して機能実行手段に実行さ
せることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の車載用ナビゲーション装置にお
いては、ユーザがリモコン登録モードに設定したあと、
手元操作器のリモコン登録を希望するキーを操作し、リ
モコン登録用のコードを送信させるとともにリモコン登
録用機能選択手段で所望機能を選択し、所望キーのリモ
コンコードを所望機能に対応付けて登録しておけば、リ
モコン登録モード解除後、手元操作器のリモコン登録済
のキーを1回操作するだけの簡単なリモコン操作で所望
機能を実行させることができる。また、リモコン登録す
る手元操作器は特に種類を選ばないので、テレビ、ビデ
オ等の普段から操作に慣れたものを使用することもでき
る。
【0016】請求項2記載の車載用ナビゲーション装置
においては、ユーザがリモコン登録モードに設定したあ
と、手元操作器のリモコン登録を希望するキーを操作す
るとともにリモコン登録用操作方法選択手段、リモコン
登録用機能選択手段で所望の操作方法、所望の機能を選
択し、所望キーの所望の操作方法を所望機能に対応付け
て登録しておけば、リモコン登録モード解除後、手元操
作器のリモコン登録済のキーをリモコン登録済の操作方
法により1回操作するだけで、所望機能を実行させるこ
とができる。しかも、1つのキーに対する操作方法を変
えることで、複数の機能を区別して実行させることがで
き、少ないキー数で多くの機能を選択することができ
る。
【0017】また、請求項3記載の車載用ナビゲーショ
ン装置においては、ユーザがリモコン登録モードに設定
したあと、手元操作器のリモコン登録を希望するキーを
所望の方法で操作するとともにリモコン登録用機能選択
手段で所望機能を選択し、所望キーの所望の操作方法を
所望機能に対応付けて登録しておけば、リモコン登録モ
ード解除後、手元操作器のリモコン登録済のキーをリモ
コン登録済の操作方法により1回操作するだけで、所望
機能を実行させることができる。しかも、1つのキーに
対する操作方法を変えることで、複数の機能を区別して
実行させることができ、少ないキー数で多くの機能を選
択することができる。また、未登録キーを所望の方法で
操作すれば所望キーの所望の操作方法が所望機能に対応
付けて登録されるので、所望キーの操作とは別に、リモ
コン登録用の操作方法を選択しなくて済む。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例に係わる車載用ナ
ビゲーション装置の構成を示すブロックである。同図を
参照すると、20は車載用ナビゲーション装置本体(以
下、単に「本体」と略す)であり、21は地図データを
記憶したCD−ROM、22は衛星航法により車両位置
と車両方位を検出するGPS受信機、23は後述する手
元操作器から送信されたリモコンコードを含むリモコン
信号を受信し、リモコンコードを復調して出力するリモ
コン受信部、24は映像信号を入力して地図画像、メニ
ュー・サブメニュー画像等を表示するディスプレイ装
置、25はナビゲーション、地図スクロール、マップマ
ッチング、リモコン登録名等、車載用ナビゲーション装
置に設けられた各種機能を実行するマイクロコンピュー
タシステムで構成されたナビゲーションコントローラで
ある。
【0020】26はリモコン受信部23で受信、復調さ
れたリモコンコード出力に基づき、手元操作器側での操
作がシングルクリック、ダブルクリック、ロングタイム
クリックのいずれがであるかを判別する判別部、27は
リモコン受信部23で受信、復調されたリモコンコード
出力と判別部26の判別結果を入力し、手元操作器側で
操作されたキーと操作方法に従い、機能選択処理を行う
リモコン入力処理部であり、リモコン登録モードの設定
/解除も行う。28はメニュ・サブメニュー画像をカー
ソルとともに描画するメニュー処理部、29はナビゲー
ションモード時にCD−ROM21に記憶された地図デ
ータとGPS受信機22で検出された車両位置、車両方
位を用いて地図画像と車両位置マークを車両進行方向を
上向きにして描画したりするナビゲーション処理部(ヘ
ディングアップモード)、30はマップマッチングモー
ド時にGPS受信機22で検出された車両位置を地図デ
ータを用いて道路上に修正するマップマッチング処理
部、31は地図スクロールモード時、手元操作器の4方
向キーの操作に従いCD−ROM21の地図データを用
いて連続的に移動する地図画像を十字カーソル付で描画
する地図スクロール処理部である。
【0021】32はリモコン登録情報を記録するメモ
リ、33はリモコン登録モード時、車載用ナビゲーショ
ン装置の有する機能リスト画像を描画したり、機能リス
ト画像からユーザの選択したリモコン登録用の機能と、
リモコン入力処理部27を介してリモコン受信部23か
ら入力したリモコン登録用のリモコンコード及び機能リ
スト画像からユーザの選択したリモコン登録用の操作方
法の組み合わせを対応付けてメモリ32に登録するリモ
コン登録処理部である。リモコン入力処理部27はリモ
コン登録モード時に手元操作器から予め定義されていな
いリモコンコードを入力すると、リモコン登録用のコー
ドとしてリモコン登録処理部33に出力する。また、リ
モコン登録モード解除時に手元操作器から予め定義され
ていないリモコンコードを入力すると、判別部26の判
別結果とともに、メモリ32に登録されているか検索
し、登録されているとき、対応する機能を読み出し、ナ
ビゲーション処理部29、マップマッチング処理部3
0、地図スクロール31に実行させる。
【0022】34は各種画像を格納するビデオRAM、
35はビデオRAM34に格納された画像データを読み
出して映像信号に変換し、ディスプレイ装置4に出力す
る変換部である。
【0023】36は車載用ナビゲーション装置に付属の
手元操作器であり、電源のオン/オフ、ナビゲーション
モードの復帰を行うNAVIキー37、メニュー・サブ
メニューの呼び出し、メニュー・サブメニュー選択の確
定を行うAキー38、地図スクロール、メニュー・サブ
メニューの選択を行う上キー・下キー・左キー・右キー
39〜42からなる4方向キー、未定義の4つのファン
クションキーf1〜f4を備えている。各キーには互い
に異なるリモコンコードが割り当てられており、或るキ
ーを押圧すると対応するリモコンコードを含むリモコン
信号が送信される。ファンクションキーf1〜f4は、
ユーザ所望の機能に対応付けることができる。
【0024】メモリ32には、図2に示す如く、各種機
能別に、機能と、登録リモコンコード及び操作方法がシ
ングルクリック、タブルクリック、ロングタイムクリッ
クのいずれかであるかを示すフラグの組み合わせが対応
付けて記憶される。
【0025】次に、手元操作器36の定義キーを用い
て、通常の機能選択操作を行う場合につき説明する。
【0026】まず、NAVIキー37を押すと、対応す
るリモコンコードを含むリモコン信号が送信され、本体
20のリモコン受信部23が受信、復調してリモコン入
力処理部27に出力する。リモコン入力処理部27はN
AVIキー37に係る最初のリモコンコードの入力を電
源オン指令と扱い、本体20の電源をオンさせる。ま
た、初期設定によりノースアップモードによるナビゲー
ションモードとし(マップマッチングモードはオフ)、
ナビゲーション処理部29に指令を与えてナビゲーショ
ン処理を実行させる。ナビゲーション処理部29はCD
−ROM21の地図データとGPS受信機22で検出さ
れた車両位置、車両方位に基づきビデオRAM34に車
両位置を中心とする北を上向きにした地図画像を描画
し、中心に地図画像上での車両進行方向を向けた車両位
置マークを描画する。ビデオRAM34の画像は変換部
35が読み出して映像信号に変換し、ディスプレイ装置
4に出力する(図8(1)参照)。
【0027】ノースアップモードからヘディングアップ
モードに変更したい場合、図9のフローと同様に、Aキ
ー38を押圧する。Aキー38に係るリモコンコードを
入力したリモコン入力処理部27はメニュー選択モード
に設定し、メニュー処理部28にメニュー・サブメニュ
ー画像をビデオRAM34に描画させる。図面には図3
(1)に示す如く、メニューを示すアイコン43〜46
が表示され、第1メニューのサブメニューも表示され
る。このとき、リモコン入力処理部27はカーソルを第
1メニューに表示させる。サブメニューの第2行目にヘ
ディングアップが存在するので、再び、Aキー38を押
圧する。すると、リモコン入力処理部27は第1メニュ
ーの選択を確定し、サブメニューの1行目にカーソルを
表示させる。次に、下キー40を押圧すると、リモコン
入力処理部27はサブメニューのカーソルを2行目に移
動させる。ここで、再び、Aキー38を押圧すると、リ
モコン入力処理部27はサブメニューの選択を確定し、
ナビゲーション処理部29、地図スクロール処理部31
に対しへディングアップモードに設定する。最後に、N
AVIキー37を押圧すると、リモコン入力処理部27
はナビゲーションモードに戻し、ナビゲーション処理部
29にナビゲーション処理を実行させる。ナビゲーショ
ン処理部29はヘディングアップモードのとき、車両位
置を中心とする車両進行方向を上向きにした地図画像を
描画し、中心に上向きの車両位置マークを描画するの
で、画面は図8(2)に示す如くなる。
【0028】また、マップマッチングモードをオンした
いとき、Aキー38を押圧する。Aキー38に係るリモ
コンコードを入力したリモコン入力処理部27はメニュ
ー選択モードとし、メニュー処理部28の処理で図3
(1)に示す如く、画面を表示させる。カーソルは第1
メニューに表示させる。サブメニューにマップマッチン
グオンが存在しないので、右キー42を押圧する。リモ
コン入力処理部27はメニュー処理部28に第2メニュ
ーに係るサブメニューを表示させ、カーソルを第2メニ
ューに移動させる。サブメニューの1行目にマップマッ
チングオン(M.M.ON)が存在するので、ここでA
キー38を押圧する。すると、リモコン入力処理部27
は第2メニューの選択を確定し、サブメニューの1行目
にカーソルを表示させる。続いて、Aキー38を押圧す
ると、リモコン入力処理部27はリモコン入力処理部2
7はサブメニューを確定し、マップマッチングモードを
オンする。最後に、NAVIキー37を押圧すると、リ
モコン入力処理部27はナビゲーションモードに戻す。
マップマッチングモードがオンすると、マップマッチン
グ処理部30はCD−ROM21の地図データを用いて
GPS受信機22で検出された車両位置を道路上に修正
し、修正車両位置をナビゲーション処理部29に出力す
る。ナビゲーション処理部29はマップマッチングモー
ドがオンしているとき、修正車両位置を中心とする地図
画像を車両位置マークとともに描画するので、画面上の
車両位置マークは道路上に来る。
【0029】また、ノースアップモードによるナビゲー
ションモードから地図スクロールモードに移行させて、
現在より東の地域の地図画像をみたい場合、図11のフ
ローと同様に右キー42を押圧する。すると、リモコン
入力処理部27は地図スクロールモードに設定し、地図
スクロール処理部31に地図スクロール処理を実行させ
る。地図スクロールモードになると、地図スクロール処
理部31はCD−ROM21の地図データを用いて、そ
の時点でGPS受信機22から入力した車両位置を中心
とし、北を上向きとした地図画像をビデオRAM34に
描画し、中心に十字カーソルマークを描画する。よっ
て、画面には車両位置に十字カーソルが現れる。右キー
42の押圧を続けると、リモコン入力処理部27は右ス
クロール指令を繰り返し地図スクロール処理部31に与
える。右スクロール指令を受ける毎に、地図スクロール
処理部31はカーソル座標を東の方向へ一定単位ずつ変
化させ、変化後のカーソル座標が中心となるように、北
を上向きとした地図画像をビデオRAM34に描画し直
し、中心に十字カーソルマークを描画し直す。この結
果、画面の地図画像は左方向にスクロールする(図12
参照)。
【0030】画面に所望地域の地図画像が現れたところ
で、右キー7を解放すれば、リモコン入力処理部27は
右スクロール指令の出力を停止するので、地図画像のス
クロールが停止する。このあと、NAVIキーを押圧す
れば、ナビゲーションモードに戻る。左キー41を押圧
すれば、地図画像を右にスクロールさせることができ
る。
【0031】このように、手元操作器36における定義
済のキーを用い、メニュー・サブメニューを選択するこ
とで、ヘディングアップ、マップマッチング等の機能を
実行させたり、ナビゲーションモード時に、上、下、
左、右キーの4方向キーの押圧を続けることで地図画像
の連続スクロールをさせることができるが、本実施例で
は、未定義の4つのファンクションキーf1〜f4をリ
モコン登録することで、ワンタッチに所望機能を実行さ
せることができる。
【0032】次に、リモコン登録の仕方を説明する。な
お、この実施例では、リモコン登録時に必要なリモコン
登録用機能選択操作、リモコン登録用操作方法選択操作
は、リモコン登録時以外のときに通常の機能選択を行う
NAVIキー37,Aキー38、上、下、左、右キー3
9〜42を兼用して用いるようにしてある。
【0033】Aキー38、右キー42、Aキー38、下
キー40、下キー40の順に押圧して、図3(2)のサ
ブメニュー中の3行目のリモコン登録モードを選択し、
最後にAキー38を押して確定させるとリモコン入力処
理部27はリモコン登録モードに設定し、リモコン登録
処理部33に機能リストの描画を指示する。リモコン登
録処理部33はメモリ32のデータに基づき、画面に図
2と同様の機能リストを表示させる(なお、初めてリモ
コン登録するとき、機能リスト中の登録リモコンコー
ド、シングルクリック、ダブルクリック、ロングタイム
クリックの各フラグは消去された状態となっている)。
カーソルは1行目のノースアップに対応する登録リモコ
ンコードの欄に表示される。ここで、リモコン入力処理
部27は上キー39、下キー40によるカーソル移動操
作、または、ファンクションキーf1〜f4のいずれか
1つに係るリモコンコードの入力を待つ。
【0034】ユーザがファンクションキーf1をノース
アップに対応付けたいとき、ファンクションキーf1を
押圧する。すると、ファンクションキーf1に係るリモ
コンコードを入力したリモコン入力処理部27は該リモ
コンコードをリモコン登録処理部33にリモコン登録用
のコードとして出力し、リモコン登録処理部33はメモ
リ32の中にノースアップに対応する登録リモコンコー
ドとして登録し、画面の機能リスト中に表示させる。こ
のとき、カーソルが1行目のシングルクリックの欄に移
動する。ここで、ファンクションキーf1に対し、シン
グルクリック、ダブルクリック、ロングタイムクリック
の操作方法を問わずに、ノースアップモードを選択でき
るようにしたい場合、NAVIキー37を押すと、リモ
コン登録処理部33はメモリ32の中にノースアップに
対応するシングルクリックのフラグを1として登録し、
また、画面のシングルクリックの欄を1とし、カーソル
を右に1欄移動させる。再び、NAVIキーを押圧する
と、メモリ32の中にノースアップに対応するダブルク
リックのフラグが1として登録され、また、画面のダブ
ルクリックの欄が1となり、カーソルが右に1欄移動す
る。再度、NAVIキーを押圧すると、メモリ32の中
にノースアップに対応するロングタイムクリックのフラ
グが1として登録され、また、画面のロングタイムクリ
ックの欄が1となり、カーソルが2行目の登録リモコン
コードの欄に移る。これにより、ファンクションキーf
1に対するシングルクリック、ダブルクリック、ロング
タイムクリックのいずれも操作もノースアップに対応付
けて登録されたことになる。
【0035】同様にして、ファンクションキーf2をヘ
ディングアップに対応付けて登録することができる。
【0036】ファンクションキーf3をマップマッチン
グに対応付けて登録したいが、操作方法はシングルクリ
ックのみ有効としたい場合、まず、カーソルが2行目の
登録リモコンコードに有る状態で、ファンクションキー
f3を押圧する。すると、ファンクションキーf3に係
るリモコンコードがメモリ32の中にマップマッチング
オンに対応する登録リモコンコードとして登録され、画
面の機能リスト中に表示される。この時、カーソルが2
行目のシングルクリックの欄に移動する。ここで、ファ
ンクションキーf3に対し、シングルクリックのみ有効
としたい場合、NAVIキー37は押さず、4方向キー
で次の機能の登録リモコンコードの欄に移動させるよう
にする。
【0037】これにより、ファンクションキーf3に対
するシングルクリックだけがマップマッチングオンに対
応付けて登録されたことになる。
【0038】同様にして、ファンクションキーf4を右
連続スクロールのオンとオフの両方に対応付けたい場
合、例えば、ファンクションキーf4のダブルクリック
を右連続スクロールオン、ロングタイムクリックを右連
続スクロールオフという具合に登録すれば良い(図2参
照)。未定義のファンクションキーf1〜f4につい
て、リモコン登録モードを解除し、以前のモードに戻す
ので、通常の機能選択操作を行うことができる。
【0039】次に今回、リモコン登録したファンクショ
ンキーf1〜f4を用いた機能選択について説明する。
【0040】ノースアップによるナビゲーションモード
の状態で、ヘディングアップに切り換えたい場合、ファ
ンクションキーf2を任意の操作方法で押圧する。例え
ば、シングルクリックしたとき、手元操作器36からシ
ングルクリックに相当する短時間の間だけ、ファンクシ
ョンキーf2に係るリモコンコードを含むリモコン信号
が送信される。本体20のリモコン受信部23が受信、
復調したリモコンコードはリモコン入力処理部27と判
別部26に出力され、判別部26はシングルクリックと
の判別結果をリモコン入力処理部27に出力する。リモ
コン入力処理部27はリモコンコードがメモリ32に登
録リモコンコードとして登録されているか検索し、登録
されているのでシングルクリックのフラグが立っている
かチェックし、フラグが立っているので、対応する機能
であるヘディングアップを読み出し、ヘディングアップ
モードに設定する。この結果、ナビゲーション処理部2
9はヘディングアップモードに切り換えて地図画像の描
画を行う。
【0041】このように、NAVIキー37、Aキー3
8、上、下、左、右キー39〜42を用いて、メニュー
・サブメニューの選択により機能選択したのでは、少な
くとも5回、以上のキー操作をしなければならないとこ
ろ(図8参照)、ファンクションいーf2を用いれば、
1回のキー操作でヘディングアップモードに切り換える
ことができる。
【0042】これとことなり、ノースアップによるナビ
ゲーションモードの状態で、右方向に連続して地図スク
ロールをする場合の動作を図4のフローを参照して説明
する。
【0043】ファンクションキーf4をダブルクリック
操作すると、手元操作器36から短時間ずつ2回、ファ
ンクションキーf4に係るリモコンコードを含むリモコ
ン信号が送信される。本体20のリモコン受信部23が
受信、復調したリモコンコードはリモコン入力処理部2
7と判別部26に出力され、判別部26はダブルクリッ
クとの判別結果をリモコン入力処理部27に出力する。
リモコン入力処理部27は、リモコンコードがメモリ3
2に登録リモコンコードとして登録されているか検索
し、登録されているのでダブルクリックのフラグが立っ
ているかチェックし、フラグが立っているので、対応す
る機能である右連続スクロールオンを読み出し、地図ス
クロール処理部31に対し、地図スクロールモードをオ
ンにする(ステップ301〜303)。そして、右連続
スクロール指令を与える。地図スクロールモードオン
で、地図スクロール処理部31はCD−ROM21の地
図データを用いて、その時点でGPS受信機22から入
力した車両位置を中心とし、北を上向きとした地図画像
をビデオRAM34に描画し、中心に十字カーソルマー
クを描画する。よって、画面には車両位置に十字カーソ
ルが現れる。そして、右連続スクロール指令に基づき、
地図スクロール処理部31はカーソル座標を北の方向へ
一定単位ずつ変化させ、変化後のカーソル座標が中心と
なるように、北を上向きとした地図画像をビデオRAM
34に描画し直し、中心に十字カーソルマークを描画し
直す。この結果、画面の地図画像は右方向に連続的にス
クロールする(ステップ304、305)。
【0044】画面に所望地域の地図画像が現れたところ
で、ファンクションキーf4をロングタイムクリック操
作すると、手元操作器36から少し長い時間の間、ファ
ンクションキーf4に係るリモコンコードを含むリモコ
ン信号が送信される。本体20のリモコン受信部23が
受信、復調したリモコンコードはリモコン入力処理部2
7と判別部26に出力され、判別部26はロングタイム
クリックとの判別結果をリモコン入力処理部27に出力
する。リモコン入力処理部27はリモコンコードがメモ
リ32に登録リモコンコードとして登録されているか検
索し、登録されているのでロングタイムクリックのフラ
グが立っているかチェックし、フラグが立っているの
で、対応する機能である右連続スクロールオフを読み出
し、地図スクロール処理部31に対し、右連続スクロー
ル指令の出力を停止する。このとき、地図スクロール処
理部31は地図スクロールを停止させる(ステップ30
5、306)。
【0045】このように、左キー41を用いて地図を連
続的に右方向にスクロールするのでは、左キー41を押
圧し続けなければならないところ、ファンクションキー
f3を用いれば、1回のキー操作で地図スクロールを開
始させ、また、1回のキー操作でスクロールを停止させ
ることができ、そのあいだはキーから手を離しておける
ため、操作が非常に楽になる。
【0046】なお、上記した実施例では、車載用ナビゲ
ーション装置に付属の手元操作器36の未定義キーであ
るファンクションキーf1〜f4をリモコン登録するよ
うにしたが、カーAVシステムに付属の手元操作器、ホ
ームAVシステムに付属の手元操作器で、普段から操作
に慣れたものでも、同様に、各キーを車載用ナビゲーシ
ョン装置に対する未定義キーとして、任意に所望機能に
割り当てることができる。特に、車載用ナビゲーション
装置が本体の操作パネルにNAVIキー、Aキー、4方
向キー等、機能選択に必要なキーを備えているが、付属
の手元操作器を備えていない場合、前記カーAVシステ
ムに付属の手元操作器、ホームAVシステムに付属の手
元操作器で車載用ナビゲーション装置に対するリモコン
操作が可能となり、非常に便利である。
【0047】また、キー操作方法の登録を機能リストの
中から選択して行うようにしたが、リモコン登録したい
キーの操作自体に基づき登録するようにしても良い。具
体的には、例えば、ファンクションキーf1のシングル
クリックをノースアップに対応付けて登録したい場合、
リモコン登録モード下において、機能リストのノースア
ップに対応する登録リモコンコードの欄にカーソルが有
る状態で、ファンクションキーf1をシングルクリック
する。手元操作器36からシングルクリックに相当する
短時間の間だけ、ファンクションキーf1に係るリモコ
ンコードを含むリモコン信号が送信される。本体20の
リモコン受信部23が受信、復調したリモコンコードは
リモコン入力処理部27と判別部26に出力する。リモ
コン入力処理部27はリモコン登録モード下の登録リモ
コンコードの欄にカーソルが有る状態で、入力したリモ
コンコードとシングルクリックとの判別結果を登録用と
してリモコン登録処理部33に出力し、リモコン登録処
理部33はメモリ32の中にノースアップに対応する登
録リモコンコードとして登録するとともにシングルクリ
ックのフラグを立て、ファンクションキーf1のシング
ルクリックをノースアップに対応付ける。また、ファン
クションキーf1がダブルクリック(またはロングタイ
ムクリック)されたときは、ダブルクリック(またはロ
ングタイムクリック)のフラグを立てる。
【0048】このようにすれば、リモコン登録時に、ユ
ーザが登録したい操作方法で登録したいキーを操作すれ
ば、自動的に、所望の操作方法が登録されるので、機能
リストから操作方法を選択する手間が省ける。
【0049】また、キー操作方法を特に問わない場合、
操作方法の登録は省略するようにしても良い。このと
き、リモコン登録モードが解除された状態で、ファンク
ションキーf1〜f4が操作されたとき、リモコン入力
処理部27は判別部26の判別結果を無視して、単に、
リモコンコードに対応する機能をメモリ32から読み出
し、実行させれば良い。
【0050】また、リモコン登録する機能の選択を機能
リストの中の所望機能にカーソルを合わせて行うように
したが、これとことなり、画面ではリモコン登録したい
操作方法の選択だけを前述と同様にして行い、リモコン
登録したい機能については、定義キーを用いて通常時の
機能選択と同様に行うようにして良い。すなわち、リモ
コン登録モードが設定されると、リモコン登録処理部3
3は図5に示す如く、1行分の登録リモコンコード、シ
ングルクリック、ダブルクリック、ロングタイムクリッ
ク、機能の入力欄を表示させ、ユーザが所望キー、例え
ばファンクションキーf2を押圧したことで、対応する
リモコンコードをリモコン入力処理部27から入力する
と、内部に一時記憶し、また、4方向キー39〜42及
びNAVIキー37の操作で選択された操作方法を内部
に一時記憶する。そして、機能の欄にカーソルが移動さ
れた状態で、Aキー38が押圧されたとき、リモコン入
力処理部27はメニュー処理部28に機能登録を行うた
めメニュー画像を表示させる。このとき、画面は図3
(1)の状態となる。
【0051】そして、ユーザが例えば、ヘディングアッ
プモードを選択するため、通常の機能選択時と同様に、
Aキー38、下キー40、Aキー38を押圧したとき、
リモコン入力処理部27はメニュー処理部28に通常の
機能選択時と同様にカーソル移動及びサブメニュー変更
処理を行わせる。また、最後の1つ前のAキー38の押
圧でメニュー及びサブメニューが確定したとき、リモコ
ン入力処理部27はユーザがリモコン登録用の機能選択
のため操作したキーに係るリモコンコードを操作順にキ
ーのトレース情報としてリモコン登録処理部33に出力
する。リモコン登録処理部33は先に一時記憶した登録
リモコンコード、有効とする操作方法を示すフラグ情報
と対応付けて、リモコン入力処理部27から入力したト
レース情報をメモリ32に記憶させる(図6の左欄参
照)。
【0052】このあと、リモコン入力処理部27はリモ
コン登録処理部33に指示を与えて下の図5の画面に戻
させ、次のリモコン登録操作を可能とさせる。例えば、
ファンクションキーf3にマップマッチングモードオン
を割り当てたとき、図6の右欄の如く、登録内容とな
る。
【0053】リモコン登録モードが解除したあと、ファ
ンクションキーf2をシングルクリックすると、リモコ
ン入力処理部27はメモリ32を参照して、ファンクシ
ョンキーf2の登録リモコンコードが存在し、シングル
クリックフラグが立っていることを確認したあと、対応
するトレース情報を読み出し、トレース情報の順で手元
操作器36からリモコンコード入力があったときに特定
される機能、すなわちヘディングアップモードに設定す
る。
【0054】このように、機能をトレース情報で登録す
るとき、ユーザは通常の機能選択操作と同じ操作を行え
ば済むので、リモコン登録用の機能選択操作を行うため
に特別なキーを設けたり、特別な操作をしたりしなくて
良いので、負担が軽くなる。なお、キーの操作方法の登
録は、リモコン登録したいキーの操作自体で行うように
してもよく、また、操作方法の登録を省略するようにし
ても良い。
【0055】また、リモコン登録したい機能を通常と同
じ方法で選択したとき、リモコン入力処理部27がキー
のトレース情報をリモコン登録処理部33に出力する変
わりに、トレース情報に対応した機能を直接表す機能コ
ードを出力するようにし、リモコン登録処理部33は先
に一時記憶した登録リモコンコード、有効とする操作方
法を示すフラグ情報と対応付けて、リモコン入力処理部
27から入力した機能コードをメモリ32に記憶させる
ようにしても良い。このようにすれば、メモリ32にト
レース情報を格納しなくて済むので、容量を節約するこ
とができる。この場合も、キー操作方法の登録は、リモ
コン登録したいキーの操作自体で行うようにしてもよ
く、また、操作方法の登録を省略するようにしても良
い。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明においてはリモコン登録モードに設定した
あと、手元操作器のリモコン登録を希望するキーを操作
し、リモコン登録用のコードを送信させるとともにリモ
コン登録用機能選択手段で所望機能を選択し、所望キー
のリモコンコードを所望機能に対応付けて登録しておけ
ば、リモコン登録モード解除後、手元操作器のリモコン
登録済のキーを1回操作するだけの簡単なリモコン操作
で所望機能を実行させることができる。また、リモコン
登録する手元操作器は特に種類を選ばないので、テレ
ビ、ビデオ等の普段から操作に慣れたものを使用するこ
ともできる車載用ナビゲーション装置を提供することが
できる。
【0057】また、請求項2記載の発明においては、登
録モードに設定したあと、手元操作器のリモコン登録を
希望するキーを操作するとともにリモコンと右側操作方
法選択手段、リモコン登録容器能選択手段で所望の操作
方法、所望の機能を選択し、所望キーの所望の操作方法
を所望機能に対応付けて登録しておけば、リモコン登録
モード解除後、手元操作器のリモコン登録済のキーをリ
モコン登録済の操作方法により1回操作するだけで、所
望機能を実行させることができる。しかも、1つのキー
に対する操作方法を変えることで、複数の機能を区別し
て実行させることができ、少ないキー数で多くの機能を
選択することができる車載用ナビゲーション装置を提供
することができる。
【0058】また、請求項3記載の発明においては、リ
モコン登録時に機能選択手段を用いて通常通りの機能選
択を行えば、所望キーまたは所望キーの所望操作方法が
所望機能に対応付けて登録されるので、リモコン登録時
に特別な機能選択操作を行う必要がない。しかも、所望
キーまたは所望キーの所望の操作方法を、所望機能選択
操作をトレースした情報に対応付ける場合に比べて、記
憶手段に必要なメモリ容量を節約できる車載用ナビゲー
ション装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車載用ナビゲーション
装置の構成を示す回路図である。
【図2】リモコン登録時に画面に表示される機能リスト
の説明図である。
【図3】メニュー画面の説明図である。
【図4】リモコン登録済のキーを操作したときのナビゲ
ーションコントローラによる地図スクロール処理を示す
流れ図である。
【図5】本発明の変形例においてリモコン登録時に表示
される入力画面の説明図である。
【図6】本発明の変形例においてメモリに登録されるデ
ータの説明図である。
【図7】車載用ナビゲーション装置に付属の手元操作器
の外観平面図である。
【図8】ナビゲーションモード時の画面を示す説明図で
ある。
【図9】従来の車載用ナビゲーション装置におけるノー
スアップからヘディングアップにモードを切り換える場
合の動作を示す流れ図である。
【図10】従来のメニュー画面の説明図である。
【図11】従来の車載用ナビゲーション装置における地
図スクロール動作を示す流れ図である。
【図12】従来の車載用ナビゲーション装置における地
図スクロール動作を示す説明図である。
【符号の説明】
21 CD−ROM 22 GPS受信機 23 リモコン受信部 24 ディスプレイ装置 25 ナビゲーションコントローラ 26 判別部 27 リモコン入力処理部 28 メニュー処理部 29 ナビゲーション処理部 30 マップマッチング処理部 31 地図スクロール処理部 32 メモリ 33 リモコン登録処理部 34 ビデオRAM 35 変換部 36 手元操作器 37 NAVIキー 38 Aキー 39 上キー 40 下キー 41 左キー 42 右キー f1〜f4 ファンクションキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 29/00 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の機能の中から所望機能を選択する
    機能選択手段と、機能選択手段で選択された機能を実行
    する機能実行手段と、手元操作器から送信されたリモコ
    ンコードを含むリモコン信号を受信し、リモコンコード
    を復調するリモコン受信手段とを備えた車載用ナビゲー
    ション装置において、 リモコン登録モードの設定/解除を行うリモコン登録モ
    ード設定/解除手段と、リモコン登録用の機能を選択す
    るリモコン登録用機能選択手段と、リモコン登録モード
    下で、リモコン受信手段が受信、復調したリモコン登録
    用のリモコンコードと、リモコン登録用機能選択手段で
    選択された機能とを対応付けて記憶手段に登録するリモ
    コン登録手段と、リモコン登録モードでないときにリモ
    コン受信手段の受信機能実行手段に実行させるリモコン
    処理手段とを備えたことを特徴とする車載用ナビゲーシ
    ョン装置。
  2. 【請求項2】 多数の機能の中から所望機能を選択する
    機能選択手段と、機能選択手段で選択された機能を実行
    する機能実行手段と、手元操作器から送信されたリモコ
    ンコードを含むリモコン信号を受信し、リモコンコード
    を復調するリモコン受信手段と、リモコン受信手段の出
    力から手元操作器側の操作方法を判別する判別手段とを
    備えた車載用ナビゲーション装置において、 リモコン登録モードの設定/解除を行うリモコン登録モ
    ード設定/解除手段と、リモコン登録用の操作方法を選
    択するリモコン登録用操作方法選択手段と、リモコン登
    録用の機能を選択するリモコン登録用機能選択手段と、
    リモコン登録モード下で、リモコン受信手段が受信、復
    調したリモコン登録用のリモコンコード及びリモコン登
    録用操作方法選択手段で選択された操作方法と、リモコ
    ン登録用機能選択手段で選択された機能とを対応付けて
    記憶手段に登録するリモコン登録手段と、リモコン登録
    モードでないときにリモコン受信手段の受信、復調した
    リモコンコードとリモコン受信手段の出力から判別手段
    で判別した操作方法との組み合わせが記憶手段に登録さ
    れている場合、対応する機能を読み出し、機能実行手段
    に実行させるリモコン処理手段とを備えたことを特徴と
    する車載用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 多数の機能の中から所望機能を選択する
    機能選択手段と、機能選択手段で選択された機能を実行
    する機能実行手段と、手元操作器から送信されたリモコ
    ンコードを含むリモコン信号を受信し、リモコンコード
    を復調するリモコン受信手段とを備えた車載用ナビゲー
    ション装置において、 リモコン登録モードの設定/解除を行うリモコン登録モ
    ード設定/解除手段と、リモコン登録モード下で、リモ
    コン受信手段が受信、復調したリモコン登録用のリモコ
    ンコードと、機能選択手段でなされたリモコン登録用の
    選択操作をトレースしたトレース情報を対応付けて記憶
    手段に登録するリモコン登録手段と、リモコン登録モー
    ドでないときにリモコン受信手段の受信、復調したリモ
    コンコードが記憶手段に登録されている場合、対応する
    トレース情報を読み出し、該当する機能を特定して機能
    実行手段に実行させるリモコン処理手段とを備えた事を
    特徴とする車載用ナビゲーション装置。
JP33642794A 1994-12-22 1994-12-22 車載用ナビゲーション装置 Withdrawn JPH08178677A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003510709A (ja) * 1999-09-29 2003-03-18 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 制御ユニットの接続端において実現するための異なる機能選択方法及び装置
KR100674505B1 (ko) 2004-05-25 2007-01-25 주식회사 현대오토넷 네비게이션 시스템
JP2009074986A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Xanavi Informatics Corp 自車位置演算装置、自車位置演算方法、および、自車位置演算プログラム
JP2011135613A (ja) * 2011-03-10 2011-07-07 Yupiteru Corp 電子機器及びプログラム
JP2012112903A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Anritsu Corp Apd測定装置及び該装置における設定項目割り当て方法並びに測定情報の表示制御方法
JP2013061347A (ja) * 2012-11-28 2013-04-04 Anritsu Corp Apd測定装置及び該装置における測定情報の表示制御方法

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