JP3442810B2 - チップの消費電力を自動的に減少する方法および装置 - Google Patents

チップの消費電力を自動的に減少する方法および装置

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JP3442810B2
JP3442810B2 JP07078093A JP7078093A JP3442810B2 JP 3442810 B2 JP3442810 B2 JP 3442810B2 JP 07078093 A JP07078093 A JP 07078093A JP 7078093 A JP7078093 A JP 7078093A JP 3442810 B2 JP3442810 B2 JP 3442810B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全体として集積回路の電
力管理の分野に関するものである。とくに、本発明は集
積回路を電力消費量減少状態に置くことができる電力管
理回路の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラップトップ・コンピュータ市場の出現
とともに、非常に低い電力で動作する新規なパーソナル
・コンピュータ(PC)に対する希望が存在してきた。
最近PC市場は5ボルト電源電圧の代わりに3ボルト電
源電圧へ移動しようとしているが、電力消費量を減少す
る事の中心は、むしろチップがほとんど動作しない状態
か、または全く動作しない状態にあるときにある。チッ
プが現在動作していないとき電力消費量を減少すること
は、それによりチップが電力を常に引き出している場合
よりも低い電力で動作するから有利である。チップにお
いて低電力消費量を達成する1つの方法は電力管理回路
を採用することである。電力管理回路は、電源電圧がチ
ップへ結合されたままであっても、電流をほとんど、ま
たは全くとらない状態にチップを置く。この状態は電力
減少として知られている。電力管理回路はチップが現在
動作していない時に利用すると特に有利である。
【0003】1つの種類の従来の電力管理回路はチップ
内の動作を検出するために外部カウンタを利用する。そ
れらのカウンタは通常は、チップへの最後のアクセスで
動作するタイマである。所定の時間にわたって動作が行
われていない時に、チップへの電力供給を減少する事を
許されるように、それらのタイマは再トリガ可能なワン
ショットとして動作する。そのような電力管理技術の1
つの問題は、電力管理回路の外部制御(すなわち、カウ
ンタを介する)を求められることである。チップを電力
消費量を減少したモードに置くことができることを外部
カウンタが知らせると、外部スイッチが電源を断つ。し
たがって、電力消費量を減少したモードに実際に入るこ
とは外部から制御される。更に、それらの電力管理回路
はチップを制御するソフトウエアにはトランスペアレン
ではない。電源が断たれ、電力消費量を減少した状態
に入ると、全ての内部状態が失われる。チップへ電力が
供給されると、失われた全ての状態を回復せねばならな
い。
【0004】従来の電力管理回路の別の問題は、ソフト
ウエアまたはハードウエア(たとえば、ピン)での任意
の態様のリセットが電力消費量を減少したモードを通常
リセットする。ソフトウエアのリセットはほとんどのア
プリケーション・ソフトウエアおよびディスク・オペレ
ーション・システム(DOS)で起きるから、電力消費
量を減少したモードは間もなく失われ、そのモードを維
持するためには基本的な入力/電力システム(BIO
S)、DOSまたはアプリケーション・ソフトウエアに
再び依存する。更に、チップをリセットするとその状態
が失われる結果となる。したがって、リセットによりチ
ップを、リセット前のチップの内部状態とは異なるデフ
ォールト状態へ初期化する。それらの異なる状態ビット
をリセット後に回復せねばならない。
【0005】ナショナル・セミコンダクタース(Nat
ional Conductors)PC8477のよ
うな他の従来の電力管理回路は、チップの動作を再びバ
ックアップした時に電力消費量を減少したモードを復帰
させることを必要とするような、電力消費量を減少した
モードを有する。更に、従来の電力管理回路は、チップ
の電力消費量を減少させた時に、チップ上の水晶発振器
が動作するか否かをユーザーがプログラムできない。典
型的には、従来の電力管理回路の全ては発振器の動作を
停止させるから、電力を供給する時に回復時間および始
動という問題が生ずる。
【0006】インテル(Intel)82077AAに
より採用されているような、別の種類の従来の電力管理
回路は電力を非常に低いレベルへ減少するが、チップが
電力消費量を減少した状態にいつ置かれるかを制御する
ためにBIOS,DOSまたはアプリケーション・ソフ
トウエアを必要とする。更に、それらの電力管理回路は
内部マシンの状態をそれ前の電力消費量を減少する
以前の)状態へ復旧させるためにかなりのソフトウエア
と時間を必要とする。最後に、水晶発振器はチップの残
りのものと一緒に電力消費量を減少させられる。水晶発
振器が電力消費量を減少させられると、復旧はあまり良
く制御されず、復旧時間は非常に長くなることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、チップがそ
れ自身の動作をモニタし、チップを動作させているソフ
トウエアにトランスペアレントなやり方で電力消費量を
減少した状態に入り、復旧時間を実効的に瞬間的なもの
とするよう発振器を動作させ得る方法および装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、チップが安全
に電力消費量を減少できる所定の状態を定める過程と、
チップがいつその状態にあるかを決定するためにチップ
をモニタする過程とを含む。本発明は、チップが所定の
状態にある時に、そのチップを電力消費量を減少した状
態に置くための方法および装置も含む。
【0009】本発明は、チップが外部装置にとってチッ
プへの電力が増大されているかのように見えるように、
前記チップが電力が減少された状態にある時にその外部
装置へインターフェイスを設けるための方法および装置
も含む。本発明はチップを電力消費を減少した状態にし
た後に適当な動作の要求でチップを正常動作状態とする
方法及び装置を含む。本発明は電力消費量を減少した状
態の間クロック発生回路をターンオフし、またはオン状
態のままにするための方法および装置も含む。
【0010】この明細書においては、チップがそれ自体
の動作をモニタし、かつ電力消費量を減少した状態に入
り/出るための方法および装置について説明する。以下
の説明においては、本発明を完全に理解できるようにす
るために、特定のピン数、特定の信号名、特定のビット
数、および特定のバイト数等のような数多くの特定の詳
細について述べる。しかし、それらの特定の詳細なしに
本発明を実施できることが当業者には明らかであろう。
他の場合には、本発明を不必要にあいまいにしないよう
にするために、周知の動作は説明しなかった。
【0011】本発明はチップを電力消費量を減少した状
態へ自動的に置くことができる電力管理論理回路の分野
に関するものである。本発明の電力消費量を減少した状
態は、チップ内の回路により電流がほとんど、または全
く取り出されないような論理の状態を指すものである。
回路が電流をほとんど、または全く取り出さないとして
も、電源電圧は全ての論理へ加えられたままであり、選
択された回路は「生きていて」外部活動をモニタし、い
つ動作を再開するかを決定する。更に、チップが動作を
再開する時に電力消費量を減少する以前のそれの状態に
ついての十分な情報をチップが保持し、チップが電力消
費量を減少させられたことを外部装置が気付く事なしに
新たに動作を継続するように、電源電圧はある内部状態
情報を維持する。このようにして、チップの電力消費量
減少は外部装置にとって明らかである。
【0012】
【実施例】図1は外部システム(たとえば、チップを動
作させるソフトウエア)にとってトランスペアレント
やり方で、チップの電力消費量を自動的に減少させる本
発明の方法を示す。図1を参照する。本発明の方法は、
チップの電力消費量をいつ減少できるかを決定するため
にチップをモニタすることを含む。これはブロック10
1に示されている。すなわち、ブロック101はチップ
が電力消費量を減少できる状態にあるかどうかをモニタ
する。次に、チップを電力消費量を減少した状態に置き
(ブロック102)、その減少した状態の間に、そのチ
ップが電力を供給されているように外部装置に見えるよ
うにする状態を、アプリケーション・インターフ
ェイスを介して外部装置へもたらす。(電力消費量を減
少したモードを示すために別々の状態が与えられる。)
電力消費量を減少した状態になると、チップはそれ自
体の動作をモニタし、適切な要求がそのチップに対して
行われるまで待つ。そのような要求が行われると、チッ
プへは電力が再び供給される(ブロック103)(すな
わち、チップは「目ざめる」)。
【0013】チップの電力消費量を減少できるかどうか
を判定するためにそのチップをモニタすることは2つの
別々の動作を含む。第1に、チップがある状態にある時
に、そのチップの機能を妨害する事なしにそのチップの
電力消費量をきちんと減少できるように、その状態を定
めねばならない。チップの電力消費量を減少してもチッ
プの現在の機能を妨害しないか、そのチップの状態を維
持するそれ性能を妨げる結果とならなければ、そのチッ
プの電力消費量を安全に減少できる。この状態はチップ
の設計者の決定にまかされる。その状態は、その状態に
ある間はチップに関連する動作が起きない、という状態
として定義される。
【0014】他方、チップがその状態にない時にそのチ
ップの電力消費量を減少できるように、その状態を定め
ることができる。たとえば、チップの状態についての動
作ではなくて、チップの目的または機能に関連する動作
だけであるように状態を定めることができる。たとえ
ば、フロッピーディスク制御器の場合には、チップの機
能に関連する動作はディスク・ドライブのアクセスを行
うことを含む。しかし、チップがディスク・ドライブで
直列アクセス読出しを現在行っているかどうかを判定す
る目的で、フロッピーディスク制御器チップのレジスタ
をアクセスすることが状態と考えられる。したがって、
チップが動作しており、その動作がそのチップの機能ま
たは目的に関連するならば、そのチップの電力消費量を
減少させることは許されない。
【0015】一般に、チップの電力消費量を減少した状
態をアイドル状態(すなわち、チップがアイドルである
状態)とすることができる。あるチップのアイドル状態
を構成するものはチップと設計に依存する。更に、チッ
プが全くアクセスされないように、チップは完全にアイ
ドルにする必要はない。典型的なチップが図2に示され
ている。図2を参照すると、チップ200はそれを別の
チップとインターフェイスするためのインターフェイス
論理201を含む。そのインターフェイス論理201は
バス202を用いてチップ200の残りの部分へ結合さ
れ、その部分と通信する。チップ200は、チップ20
0の制御機能を行うコア論理203も含む。コア論理2
03は、チップがそれ設計された機能を実行するために
必要なマイクロコードと制御論理を含むことができる。
コア論理203の制御論理には実行装置と、コマンド装
置と、コマンド・レジスタなどを含むことができる。チ
ップ200は非コア論理204も含む。その非コア論理
204はバス202を介してチップ200によりアクセ
スできる。非コア論理204は、チップ200へ(ピン
を介して)結合されている外部チップまたは外部回路に
よりアクセスすることもできる。非コア論理204は一
般にチップ200の小さい部分である。非コア論理20
4はチップ200の状態を保持するために必要な論理を
含むことができ、かつ典型的にはレジスタその他の記憶
部品を含む。非コア論理204の電力消費量を減少して
も「安全でない」電力消費量減少をもたらさないよう
に、非コア論理204はコア論理に特別に関連しない論
理を含むことができる。更に、チップ200が外部装置
には動作しているように見えるようにするために、非コ
ア論理204へ「電流を通じた」ままにしなければなら
ないこともある。この非コア論理204は、正しく設計
されているならば、電力をほとんどまたは全く消費して
はならない。チップ200は電力管理論理205も含
む。この電力管理論理はチップ200の動作をモニタ
し、チップ200を電力消費量を減少した状態に置き、
かつその状態から抜け出させる。チップ200はそれを
クロッキングするために利用されるクロック発生器論理
と発振器206の少なくとも一方を含むこともできる。
クロック論理206は外部クロッキング信号により制御
できる。クロック発生器論理と発振器206の少なくと
も一方を電力管理論理205に含むこともできる。
【0016】図2のチップ200のようなチップのアイ
ドル状態は、その状態においてはチップのコア論理が求
められないような状態である。したがって、チップがア
イドル状態に無いときは、コアの使用が切迫している
か、直接求められている。コアに関連する動作が存在し
ているならば、チップを安全に電力消費量を減少するこ
とはできない。他方、チップの状態を含み、かつ外部ピ
ンの読出しを制御する非コア論理は相互作用せず、かつ
コア論理の機能に寄与しない。このように、非コア論理
がアクセスされている時すなわち利用されている時は、
その非コア論理はチップのコア論理を要求しない。した
がって、非コア動作が存在している時は、チップの電力
消費量を減少できる。
【0017】図1を再び参照すると、電力消費量が減少
した状態を、その状態においてはコアの動作が存在しな
いような状態とすることができる。たとえば、チップが
コマンドまたはコマンド列を実行していない時は、電力
管理論理はそのチップの電力消費量を減少できる。した
がって、電力消費量を減少した状態を定義するために、
コアが要求されるか、またはアクセスできるようなチッ
プ動作の最少セットを決定せねばならない。これはチッ
プを動作状態に保持するために求められる最少動作であ
る。
【0018】それに対してチップが動作したままでなけ
ればならないようなチップ動作の最少セットが定められ
ると、本発明の電力管理論理がチップをモニタして、そ
れらの動作が生じている(たとえば、コアに関連する動
作が存在する)かどうかを判定する。チップの動作をモ
ニタすることは種々の態様をとることができる。簡単な
論理を用いて、電力管理論理コマンドをアクセスし、特
定のビット名(たとえば、論理1または論理0)または
特定のビット・パターンに従ってチップ動作を示すレジ
スタを制御する。電力管理論理は、チップの動作を示す
特定の信号が特定の論理状態(高、低など)にあるかど
うかによりそれらの信号をモニタすることもできる。論
理の出力はチップが電力消費量を減少した状態に置かれ
るかどうかを制御する。チップが現在動作していること
を論理の出力が示したとすると、電力管理論理はそのチ
ップを電力消費量を減少させない。他方、チップが動作
していないことを論理の出力が示したとすると、電力管
理論理はそのチップを電力消費量を減少した状態に置
く。
【0019】チップの電力消費量が減少させられると、
そのチップはそれが動作している外部装置へインターフ
ェイスを提供する。典型的には、それはコンピュータ装
置である。そのインターフェイスにより、チップが電力
消費量を減少した状態にあるとしても、外部装置からコ
マンドを受ける用意ができているように見えるようにな
ることをそのチップは許される。あるチップの場合に
は、コマンドを受ける用意ができているように見えると
いうことは、チップにおけるレジスタすなわち記憶場所
が外部装置によりアクセスされる値(すなわち、ビット
またはバイト名)を含む事を意味する。レジスタすなわ
ち記憶場所をアクセスすると、チップがコードを受ける
用意ができていることを外部装置は判定する。コマンド
を受ける用意ができているように見えることは、高く、
または低くて、そのことを外部装置へ指示する信号によ
り示される。したがって、あるチップがコマンドを受け
るように見えるためには、チップの部分がコマンドを受
ける用意ができていることを示すどのような信号すなわ
ちレジスタ値も同じでなければならない。(これは、チ
ップが電力消費量を減少させられたことを示す特殊な信
号すなわち状態を持つことを妨げない。)
【0020】更に、インターフェイスは、チップを電力
消費量を減少した状態から出ることなしに、非コア論理
をアクセスする事を許す。したがって、インターフェイ
スはチップが任意のレジスタへの入力を受けることを許
し、そのチップへ書込まれる任意のデータが保持され、
かつチップが動作を開始した時に動作において反映され
る。更に、全てのシステム・インターフェイス・レジス
タを依然として読出すことができる。電力消費量減少中
は状態は失われず、または変化させられないことに注目
すべきである。したがって、レジスタが読出されると、
それらのレジスタは、電力消費量を減少している間に外
部装置により変更させられた任意の状態値およびチップ
自体により故意に変更された任意のピン状態値を除き、
電力消費量を減少した状態に入る前に有していた値を含
む。更に、チップの動作を開始させる事ができるシステ
ム・アクセスをモニタするために、チップにおけるシス
テム・インターフェイス・ピンは動作状態のままにされ
る。したがって、外部装置にとっては、電力消費量減少
中にチップは動作していて、コマンドを受ける用意がで
きているように見える。
【0021】電力消費量減少状態中は、チップが電力消
費量を減少させられているかどうかとは独立に、内部発
振器が電力消費量減少状態または動作状態であるように
プログラムされることを本発明は許す。水晶発振器がチ
ップに設けられているとすると、発振器へは電力が供給
されたままであり、チップの残りの部分は電力消費量を
減少させられる。チップは起動時に水晶発振器が安定す
る事を待つ必要がないから、それによりチップは迅速に
動作を開始できるようにされる。
【0022】水晶発振器を用いる典型的な応用は次のよ
うに動作する。発振器は常に電力を供給されるようにプ
ログラムされ、チップは自動的に電力消費量を減少する
(すなわち、動作が行われない時に電力消費量を減少す
る)ためにプログラムされる。チップがそれ自身で電力
消費量を減少すると、発振器は動作を継続して約2mA
を消費する。チップが動作を開始する時は、復旧時間は
非常に短い。外部装置が電力節約待機モードに入るとす
ると(ユーザーの要求または装置の時間切れにより)、
外部装置電力管理回路が水晶発振器の動作を停止させて
可能な全ての電力を節約する。この場合には、ユーザー
または外部装置は電力管理制御を行い、アプリケーショ
ン・ソフトウエアに対する透明性(トランスペアレンシ
ー)はもはや求められない。この状態からの復旧は、水
晶発振器が動作を回復できるようにするために、チップ
の動作を開始させるより十分以前にソフトウエアが水晶
発振器をターンオンすることを要する。内部発振器が電
力消費量を減少させられるか、動作させられるかするた
めにプログラムされる事は電力管理回路内部の論理(た
とえば、信号)により制御される。あるチップが外部発
振器によりクロックされるとすると、任意の内部水晶発
振器回路の電源を断って電力を節約できる。この場合に
は、チップの復旧時間は外部発振器の特性に依存する。
チップが電力消費量を減少されている間外部発振器が動
作しているとすると、復旧時間は最も短くされる。
【0023】外部装置からの適切な動作要求が行われた
時にチップは電力消費量を減少した状態から電力消費量
を増加させられる(目ざめる)(図1におけるブロック
103)。チップは要求信号に応じて電力消費量を増加
することもできる。目ざめるために、その要求をコアま
たはコア動作へ向けなければならない。
【0024】フロッピ−ディスク・ドライブ・サポート
装置およびその他のアプリケーション・プログラムのよ
うなある外部装置は、コマンドの最初のバイトの書込み
におけるどのような遅延にも敏感であり、この期間中は
非常に短いタイムアウトを有する。このように、チップ
への電力消費量を増加すると、電力消費量を減少してい
る間の任意の時刻にコマンドを受ける用意ができておら
ず、かつコマンドを受ける事ができないチップはそれら
のプログラムにより許されない。しかし、全てのプログ
ラムは最初のコマンド・バイトが出された後の遅延は耐
えねばならない。その遅延は一般にチップのチップ検査
状態内のマイクロコードおよびそれの接続によるもので
ある。外部ソフトウエアはその遅延を耐えねばならな
い。現在のBIOSコードはその遅延を保証するために
2秒のタイムアウトを与える。遅延に対するこの耐性に
より復旧時間を隠すために優れたウィンドウが提供され
る。
【0025】また、電力消費量を増加中、発振器が電力
管理論理によりターンオフされているならば、その発振
器をターンオンせねばならない。オン状態からの復旧は
遅く、「ドロップ・アウト」にさらされる。それらの問
題は共に復旧時間中に隠すことができる。
【0026】ここで説明する好適な実施例においては、
ひとたび目ざめると、チップは所定の時間中は電力消費
量を増加した状態を保つ。この時間中にコマンドが実行
されないとすると、チップは電力消費量を減少したモー
ドへ戻る。しかし、コマンドが実行されたか、実行中で
あるならば、チップは目ざめたままである。その時間の
長さは、リセットされた後で、またはチップの電力消費
量を増加した後で、アプリケーション・ソフトウエア、
DOSまたはBIOSがチップへ入力された任意のコマ
ンドの実行を開始すること、およびチップを電力消費量
を減少したモードから外すことを許すために、アプリケ
ーション・ソフトウエア、DOSまたはBIOSが必要
とする時間に従ってユーザーによりセットされる。
【0027】好適な実施例 図3は、デジタル・コンピュータと磁気ディスク・レコ
ーダその他の記憶装置との間でインターフェイスを行う
制御器における本発明の好適な実施例を示す。図3では
制御器302として示されている本発明のための磁気デ
ィスク制御器が、デジタル・コンピュータ305とディ
スク・ドライブ306の間のインターフェイスを行う。
デジタル・コンピュータ305はデータ・バス303
と、アクセス・バス304と、制御バス308とを介し
て制御器302へ結合される。制御器302は複数の制
御線・データ線・アドレス線307を介してディスク・
ドライブ306へ結合される。
【0028】図4は本発明のためのフロッピ−ディスク
・ドライブ(FDC)400の全体的なブロック図であ
る。一般に、FDC400はバス・インターフェイス論
理401と、ホスト・インターフェイス・レジスタ40
6〜413と、フロッピーディスク・ドライブ(FD
D)インターフェイス402と、直列データ・インター
フェイス403と、マイクロコードおよび制御論理40
4と、電力消費量減少論理およびクロック発生器405
とを備える。以下の記述においては記号の反転を示すた
めに、記号の後に(−)を添えるものとする。ここで説
明している好適な実施例においては、DMAサイクル中
に、チップ選択CS(−)信号と、読出しRD(−)信
号と、書込みWR(−)信号と、レジスタ406〜41
3の1つを選択するためのアドレス・ビットA0〜3
と、直接メモリ・アクセス(DMA)サイクル中に信号
RD(−)とWR(−)を修飾するためのDMA肯定応
答DACK(−)信号とを受けることにより、バス・イ
ンターフェイス論理401は、FDC400とデジタル
・コンピュータの間のインターフェイスを行う。
【0029】データ・バスDB0〜7はホスト・インタ
ーフェイス・レジスタ406〜413との間でデータを
転送する。データ・バスDB0〜7とレジスタ406〜
413の間のデータ転送の向きは、矢印を付けられてい
るバス部分により示されている。デジタル入力レジスタ
(DIR)413はデジタル入力動作の状態を含む。D
IR413は読出し信号をバス・インターフェイス論理
401から受け、FDDインターフェイス・ピン状態を
FDDインターフェイス402から受けて出力データを
データ・バスDB0〜7へ出す。デジタル出力レジスタ
(DOR)412はドライブ選択、モータ可能化ビット
(ME0〜3)と、リセット・ビットと、DMAゲート
・ビットとを含む。DOR412は読出しおよび書込み
信号をバス・インターフェイス論理401から受ける。
モータ可能化ビットME0〜3およびドライブ選択はD
OR412とFDDインターフェイス402の間に結合
される。更に、DORリセット信号がDOR412と電
力消費量減少論理405の間に結合される。状態レジス
タA(410)とB(411)は読出し専用であり、割
込みおよびいくつかのディスク・インターフェイス・ピ
ンの状態をモニタする。レジスタ410と411はデー
タのみをデータ・バスDB0〜7へ出し、読出し(それ
ぞれRSRAとRSRB)制御信号をバス・インターフ
ェイス論理401から受ける。更に、レジスタ410と
411からFDDインターフェイス・ピン状態をFDD
インターフェイス402から受ける。FIFO409が
全てのコマンド・パラメータおよびディスク・データ転
送を受ける。FIFO409はインターフェイス論理4
01からの読出しおよび書込み信号(RD/WR FI
FO)に応じてデータを入力し、そのデータをデータ・
バスDB0〜7へ出力する。RD/WR FIFO信号
は電力消費量減少論理405へも結合される。FIFO
409はリセット信号を電力消費量減少論理405と呼
出し/書込み(R/W)制御信号をマイクロコードおよ
び制御論理404から受ける。FIFO409はデータ
を内部データ・バス414へも転送する。
【0030】主状態レジスタ(MSR)は読出し専用レ
ジスタであって、コード入力と、全てのコマンドに対す
る結果出力とを制御する。MSR408はバス・インタ
ーフェイス論理401からの読出し制御(RD MS
R)信号に応答してデータをDB0〜7へ出力する。そ
れは電力消費量減少論理405へも入力される。MSR
408がデータを内部データ・バス414へ転送するた
めに、MSR408はマイクロコード読出し/書込み
(MCODE R/W)をマイクロコードおよび制御論
理404から得る。MSR408からのMSR状態は電
力消費量減少論理405へ供給する。
【0031】データレート選択および構成制御レジスタ
(DSR/CCR)407は、データレートを制御する
ために用いられて、駆動タイミングが全て妨げられない
ようにする。DSR/CCR407はバス・インターフ
ェイス論理401からの書込み(W.DSR)制御信号
に応答してDB0〜7からデータを受ける。DSRデー
タ信号はDSR/CCR407から電力消費量減少論理
405へも供給される。テープ駆動周波数(TDR)4
06がテープ駆動信号を直列データ・インターフェイス
403へ供給する。TDR406はバス・インターフェ
イス論理401からの読出しおよび書込み(R/W)制
御信号に応じてDB0〜7のアクセスも行う。
【0032】FDDインターフェイス402はFDC4
00とフロッピーディスク・ドライブの間のインターフ
ェイスを行う。FDDインターフェイス402はモータ
可能化および駆動選択をDOR412から受け、制御信
号をマイクロコードおよび制御論理404から受け、電
力消費量減少状態信号(PD_STATE)を電力消費
量減少論理405から受ける。FDDインターフェイス
402は内部データ・バス414をアクセスする。FD
Dインターフェイスはモータ可能化(ME0〜3),駆
動選択(DS0〜3)、ヘッドの運動の向きを制御する
ための向き(DIR)制御信号、ステップパルス(ST
EP)、ヘッド選択制御信号(HDSEL)、リセット
時に動作モードをプログラムするためにも用いられるモ
ード信号(MFM)、密度選択(DENSEL)制御信
号および書込み可能化(WE)制御信号をフロッピーデ
ィスク・ドライブへ供給する。それらの信号の動作はこ
の技術において周知である。FDDインターフェイス
は、ヘッドがトラック0にあることを示すトラック制御
線(TRK0)信号と、ドライブが書込み保護されてい
るかどうかを示す書込み保護(WP)信号と、ディスク
交換(DSKCHG)信号と、反転(INVERT)信
号と、トラックのスターとを示すインデックス(IND
EX)信号とをフロッピーディスク・ドライブから受け
る。それらの信号の動作はこの技術で知られている。
【0033】直列データ・インターフェイス403はF
DC400とフロッピーディスク・ドライブの間で直列
データ・インターフェイスを行う。直列データ・インタ
ーフェイス403は内部データ・バス414をアクセス
でき、マイクロコードおよび制御論理404から制御信
号を受け、PD_STATE信号を電力消費量減少論理
405から受けることができる。直列データ・インター
フェイス403は直列データをドライブ(WRDAT
A)へドライブし、直列データをディスク(RDDAT
A)から読出す。直列データ・インターフェイス403
はPLL応答特性を制御するモード選択信号PLL0も
受ける。
【0034】マイクロコードおよび制御論理404はF
DC400の機能を確実に実行させるためにそのFDC
の動作を制御する。マイクロコードおよび制御論理40
4は信号を発生して、それらの信号をFDDインターフ
ェイス論理402と、直列データ・インターフェイス4
03と、電力消費量減少論理405(MCODE CN
TRLとして)と、FIFO409とへ供給する。制御
論理404はFDDインターフェイス・ピン状態をFD
Dインターフェイス402から受け、PD_STATE
信号を電力消費量減少論理405から受ける。制御論理
は内部データ・バス414をアクセスし、現在のディス
ク転送を終わらせるための終了カウント(TC)信号お
よびインターフェイス・モードを選択するためのアイデ
ンティティ(IDENT)信号を外部ソースから受け
る。また、制御論理404は電力消費量減少論理405
へ供給し、かつDMA要求(DRQ)信号とともに使用
するための割込み信号(INT)を発生する。上記のそ
れらの接続の他に、電力消費量減少論理405は内部デ
ータ・バス414をアクセスし、リセット信号(RES
ET)とクロック接続X1,X2を受け、IDLE信号
およびPD信号を出力する。
【0035】FDC400は2つの一般的な区域に分け
られる。第1に、バス・インターフェイス論理401お
よびレジスタ406〜413が1つの部分を形成する。
この論理の全ては静的論理であるから、クロックは含ま
れず、それらのレジスタに対してアクセスが行われない
とすると電力は取出されない。この理由から、ここで説
明している好適な実施例においては、それらのブロック
は電力消費量を減少する必要はなく、電力消費量を減少
した状態においてもアクセスされる用意を常にされる。
論理の残りはクロックされる(すなわち、ダイナミック
である)。しかし、残りの論理はダイナミックまたはス
タチックにでき、いずれを採用するかは設計上の選択の
問題である。スタチック論理もクロックされた時に電力
を取ることに注目すべきである。というのは、CMOS
内の電力は容量性変位電流により発生されるからであ
る。電力消費量減少モード中に停止する必要があるのは
その電流である。
【0036】電力消費量減少論理405は、FDC40
0がどのようなコマンドも実行していないか、実行を待
っている時に、FDC400の電力消費量を減少するこ
とにより、ソフトウエアに対する透明性を達成する。こ
のようにして、電力消費量減少論理405は、アイドル
状態にある時に、FDC400を電力消費量減少モード
に置く。この好適な実施例においては、FDC400は
コマンドを待っている時はそれはアイドル状態にあって
割込み活動は存在せず、ヘッド・ロード・タイマは零に
あり、任意のドライブにおけるモータは停止する。電力
消費量減少論理405がFDC400を電力消費量減少
モードに置くと、FDC400はソフトウエアと装置に
とってはそれが電力消費量を増加させられたように見え
る。FDC400は任意のレジスタへの入力を受けるこ
とができ、全てのシステム・インターフェイス・レジス
タを依然として読出すことができる。特定のレジスタに
対するアクセス、または任意のモータ可能化ビットだけ
がチップを目ざめさせる。更に、電力消費量減少論理4
05がFDC400を電力消費量減少モードに置くと、
状態が失われたり、変更されたりすることはない(電力
消費量減少中に開始された故意の変更がない)。これに
よりFDC400が電力消費量減少状態に入る前に放置
された場所をとることをFDC400は許される。
【0037】この好適な実施例においては、8つのシス
テム・インターフェイス406〜413のうち、FIF
O409とMSR408だけのアクセス制御器が電力消
費量減少論理405へ接続される。それらは、そのアク
セスがチップを電力消費量減少状態から目ざめさせるた
だ2つのレジスタである。他のレジスタのビット内容の
種々の部分が電力消費量減少論理405へ接続され、あ
る組合わせが、後でわかるように、電力消費量減少論理
405に影響を及ぼすことがある。
【0038】図5は図4に示されている電力消費量減少
論理ブロックを示す。電力消費量減少論理500はRE
G_ACCESS501と、TDLE論理502と、自
動電力消費量減少論理503と、自動目ざめ論理504
と、電力消費量最小タイマ505と、PD制御論理50
6と、PDモード・ラッチ507と、クロック発生器お
よび発振器509とを備える。それらの各ブロックの個
々の接続と信号については、各ブロックに関連する個々
の論理に関連して後で説明する。
【0039】電力消費量減少論理500は、内部クロッ
ク(クロック発生器509により発生された)を止め、
電力消費量減少状態(PD_STATE)信号を回路へ
加えることにより、FDCの電力消費量を減少する。こ
の好適な実施例においては、これは、マイクロコード制
御論理と直列データ・インターフェイスを含む。アナロ
グPLL回路と、あるPLAs回路と、センス回路とも
このようにして取扱われる。クロック発生器509は、
指定された状態へサイクルし、PD_STATE信号が
アクティブである時はその状態に留まり、それからそれ
が除かれた時に復旧するように構成される。
【0040】クロック発生器はクロッキング信号X1と
X2、およびDSRのデータ・レート・ビットを受け、
FDCのための内部クロックを発生する。クロック発生
器回路509の一部である水晶発振器へそれ自身の信号
(すなわち、制御ビット)が与えらえれて、PD_ST
ATE信号とは独立に、発振器が動作するか否かを制御
する。この好適な実施例においては、このビットはDS
Rのビット5である。別々の制御ビットが、電力消費量
減少モード中に発振器を動作させたままにするか、電力
消費量減少モード中に発振器の動作を停止させるか、を
ユーザーが選択することを許す。この好適な実施例にお
いては、発振器の動作を停止させることをユーザーが決
定したとすると、ユーザーは、電力消費量増大時にシス
テムをクロックするために、外部発振器を設けることを
強いられる。ユーザーが何とかして外部発振器を設けた
とすると、FDC400は、発振器を常にターンオフす
ることにより、発振器の電力消費量を節約する。ユーザ
ーが取りつけられた水晶を有するものとすると、電力消
費量減少論理500は、瞬時に復旧する(すなわち、透
明)ために、電力消費量減少中に発振器が動作すること
を許す。
【0041】REG_ACCESS論理500はモータ
可能化信号(すなわち、ビット)と、読出し/書込み
(RD/WR)FIFO信号と、読出し(RD)MSR
信号とを受ける。それらの信号に応答して、REG_A
CCESS論理501は、フロッピーディスクのドライ
ブのモータの1つが可能状態にされるか、FIFOが読
出し動作または書込み動作により現在アクセスされてい
るか、およびMSRコマンド・レジスタが読出されてい
るかどうかを判定する。REG_ACCESS論理50
1は信号(REG_ACCESS)を自動電力消費量減
少論理503へ出力する。この論理503は、その信号
に応答して、FDCを電力消費量減少状態に置くかどう
かを決定する。論理501は信号を自動目ざめ論理50
4へも出力する。
【0042】IDLE論理502はコマンド状態(MS
R0〜7)信号と、割込みが係属中であることを示すI
NT_PENDING信号と、ヘッド・ロード・タイマ
が時間切れであることを示すHEAD_LOADEDタ
イマ信号とを受ける。それらの入力に応答して、IDL
E論理502は信号(IDLE)を自動電力消費量減少
論理503と自動目ざめ論理504へ出力する。
【0043】PD制御論理506はFDCを電力消費量
モードに置く。自動電力消費量減少論理503と自動目
ざめ論理504は電力消費量減少論理506に、PD_
STATE信号を発生するフリップフロップをそれぞれ
セットおよびリセットさせることを信号し、それにより
チップをそれぞれ電力消費量減少モードに入れたり、そ
のモードから出させたりする。この好適な実施例におい
ては、このフリップフロップはDSRのPDビット(ビ
ット6)によってもセットされ、かつリセット信号のい
ずれかによってもリセットされる。自動目ざめ論理50
4はAUTO_PD STATUS信号も内部データバ
ス508へ出力する。
【0044】電力消費量減少最小タイマ505はPDモ
ード・ラッチからのタイマ遅延選択と、内部マイクロコ
ード・タイマ出力と、PD制御論理506からのPD_
STATE信号とを受け、タイマが時間切れしたことを
示す信号(PD MIN TIMER DONE)を発
生する。この信号はPD制御論理506と自動電力消費
量減少論理503へ出力される。
【0045】PCモード・ラッチ507へはマイクロコ
ードおよび制御論理により電力消費量減少モードがロー
ドされる。後で説明するように、本発明は自動電力消費
量減少モードと直接電力消費量減少モードをサポートす
る。電力消費量減少モードの保持に応答して、PDモー
ド・ラッチが、自動電力消費量減少論理503への電力
消費量減少モード可能化(PD MODE ENABL
E)信号と、タイマ505へのタイマ遅延選択信号と、
FDDピンを可能化するためのFDD三状態不能化ピン
とを発生する。
【0046】電力消費量減少モード ここで説明している実施例においては、電力管理論理
は、直接電力消費量減少と自動電力消費量減少の2つの
電力消費量減少モードをサポートする。プログラミング
動作の直接の結果として、遅れがほとんど、または全く
なしに、あるいは他の要因(すなわち、チップの動作)
にほとんど、または全く依存することなしに、電力消費
量が減少することになった時に、直接電力消費量減少が
起きる。自動電力消費量減少は、電力管理論理がFDC
をある条件についてモニタした時に、以前にプログラム
されたモードに従って起きる。
【0047】自動電力消費量減少モードが可能にされる
と、プログラムされた最小遅延タイマ(図11参照)が
カウントを直ちに開始する。タイマにより所定の時間カ
ウントされた後でモータ可能化が活動せず、かつFDC
がアイドルであるとすると、電力管理論理はFDCの電
力消費量を減少させる。最小遅延タイマが時間切れした
時にいずれかのモータ可能化が活動し、またはチップが
アイドル状態でないとすると、FDCは、電力消費量減
少モードに入る前に、全てのモータ可能化が活動しなく
なり、FDCがアイドル状態になるまで待つ。自動電力
消費量減少モードを不能にすると、タイマはキャンセル
され、チップは自動電力消費量減少モードから外された
ままにされる。データ・レートをプログラミングするこ
とによりタイマの再スタートも行われて、十分な遅延が
見られようにする。この実施例においては、DSR電力
消費量減少ビットが自動電力消費量減少モードおよびそ
れの最小遅延を無効にする。これについては後で図10
を参照して詳しく説明する。
【0048】図5、および図6は、自動電力消費量減少
状態に入り、およびその状態から自動的に出る(すなわ
ち、自動目ざめ)ためにチップの状態を検出するために
必要な、ACCESS_REGISTERおよびIDL
E論理をそれぞれ示す。図6Aにおいて、ACCESS
_REGISTE論理は、FIFOに対するアクセス、
またはMSRからの読出しが存在するかを検出する。そ
れらのアクセスはFDCを目ざめさせる。
【0049】ACCESS_REGISTER論理はオ
アゲート601と602を有する。オアゲート602は
ME0〜3として示されているモータ可能化ビットを受
け、モータ可能化アクセス(ME_ACT)信号を発生
する。この信号はオアゲート601への入力の1つであ
る。オアゲート601は読出し/書込みFIFO信号と
読出しMSR信号も受ける。それらの信号に応答して、
オアゲート601はACCESS_REG信号を発生す
る。
【0050】ACCESS_REGISTERおよびI
DLE論理は、FDCを目ざめさせるレジスタ・アクセ
スが存在するかどうかを判定する。高いRD_FIFO
信号と高いWR_FIFO信号により示される、FDC
のFIFOに対する読出しまたは書込みが存在するもの
とすると、オアゲート601からのレジスタ・アクセス
(ACCESS_REG)信号出力は論理的に高くて、
FIFOアクセスを示す。同様に、高いRD_MSRに
より示されている、MSRコマンド・レジスタが読出さ
れているとすると、オアゲート601からのACCES
S_REG信号出力も論理的に高く、MSRレジスタが
読出されていることを示す。この実施例においては、そ
れをアクセスすることによりチップを目ざめさせるよう
なレジスタが2つだけある。別のレジスタの全てに対す
るアクセスはFDCを目ざめさせない。しかし、別のレ
ジスタにおけるあるビット設定がチップを目ざめさせ
る。それらの場合には、全レジスタ・アクセスをモニタ
するのではなくて、ビットが直接モニタされる。この種
のモニタの例が図6Aに示されている。図6Aにおいて
は、モータ可能化ビット(ME0〜3)がオアゲート6
02の入力端子へ全て結合される。この実施例において
は、モータ可能化ビットのいずれか1つが論理1で、フ
ロッピーディスクの駆動モータが可能化されていること
を示すとすると、モータ動作可能化(ME_ACT)信
号が高く、オアゲート601へ入力される。この高い入
力に応じて、オアゲート601は高いACCESS_R
EG信号を出力する。モニタされる別のそのようなビッ
トはDSRビット6(手動電力消費量減少)と、DSR
ビット7(DSR_RESET)と、DORビット2
(DOR_RESET)とを含む。ACCESS_RE
G信号は自動電力消費量減少論理と自動目ざめ論理へ入
力される。ACCESS_REG信号が高いと、自動電
力消費量減少論理はFDCを電力消費量減少状態に置か
ない。また、FDCが電力消費量減少モードにあるとす
ると、高いACCESS_REG信号は自動目ざめ論理
にFDCの電力消費量を増大させる。
【0051】図6BはIDLE信号を発生させるために
必要な論理の好適な実施例を示す。IDLE信号発生論
理はアンドゲート603と、アンドゲート604と、I
DLEピン606へ結合されるバッファ605とで構成
される。アンドゲート603への入力はMSRビット0
〜7である。アンドゲート603の出力はMSR_ID
LE信号であって、アンドゲート604への入力の1つ
である。アンドゲート604への別の2つの入力はIN
TERRUPT_PENDING信号およびHEAD_
LOADED信号であって、共に反転された入力である
(アンドゲート604が論理1を発生するためには信号
は論理0でなければならない)。アンドゲート604の
出力はIDLE信号である。アンドゲート604の出力
はバッファ605への入力でもある。バッファ605の
出力はIDLEピン606へ結合される。
【0052】IDLE信号はアンドゲート604から出
力される。この実施例においては、アンドゲート604
の高いMSR_IDLE入力と、アンドゲート604の
低いINTERRUPT_PENDING入力および低
いHEAD_LOADED入力とに応答してIDLEは
高くなる。FDCが割込み保留を有する時に高くなる。
割込みが取扱われると、INTERRUPT_PEND
ING信号は低くなる。HEAD_LOADED信号
は、FDCがディスクをアクセスしている間は高く、そ
の後のある時間の間高いままである。その時間はプログ
ラム可能な遅延により設定される。ディスク・ドライブ
のヘッドのローディングに合わされているタイマが時間
切れとなり、HEAD_LOADED信号が低い時だ
け、アンドゲート604からのIDLE信号出力は高く
なることができる。またMSRのIDLE信号(MSR
_IDLE)が高くなった時だけIDLE信号は高くな
ることができる。MSRの0〜6ビットが全て低く(す
なわち、論理0)、MSRの7ビットが高い(すなわ
ち、論理1)の時にMSR_IDLE信号は高くなる。
FDCがDSR中のビット6を介しての手動(すなわ
ち、直接)電力消費量減少モードにあるとすると、RO
Mビットは0である(MSRビット7)であることに注
目すべきである。これはFDCが自動電力消費量減少状
態になることを阻止する。というのは、MSR_IDL
Eが低くてアンドゲート604からのIDLE信号を低
くするからである。
【0053】したがって、アイドル状態は、保留中の割
込みまたはコマンド動作(コマンド・ビジーおよびドラ
イブがビジーでない)がなく、かつヘッド・タイマがタ
イムアウトした時と定義される。この実施例において
は、IDLE信号が高い時にアイドル状態が生ずる。I
DLE信号が低いと、自動電力消費量減少論理はFDC
を電力消費量減少状態に置かない。また、FDCが電力
消費量減少モードにあるとすると、低いIDLE信号が
自動目ざめ論理にFDCを目ざめさせる。図6Bを再び
参照すれば、外部電力消費量減少または論理保留のため
にIDLE信号を条件付き信号として外部で用いるため
に、IDLE信号は、バッファ605を介して、IDL
Eピン606へも取出されることに注目すべきである。
【0054】自動電力消費量減少制御論理700が図7
に示されている。この制御論理700はオアゲート70
1,702,705と、アンドゲート703と、R/S
フリップフロップ704,706と、バッファ707
と、PDピン708とで構成される。制御論理700を
参照すれば、DOR_RESET、DSR_RESET
およびPIN_RESETがオアゲート701の入力端
子へ結合される。オアゲート701の出力、ALL_R
ESET信号が全体リセット論理へ出力され、かつオア
ゲート702の入力端子の1つへ結合される。オアゲー
ト702への別の入力はIDLE信号、ACCESS_
REG信号およびPD_STATE信号である。しか
し、IDLE信号はオアゲート702の入力端子におい
て反転される。PD_STATE信号はバッファ707
への入力でもある。バッファ707の出力はPD_PI
N708へ結合される。オアゲート705はPDモード
可能化信号とALL_RESET信号をそれの入力端子
に受ける。PDモード可能化信号は反転される。オアゲ
ート705の出力はフリップフロップ706のR入力端
子へ結合される。フリップフロップ706のZ出力はP
D CNTR DONE信号であって、アンドゲート7
03の入力端子へ結合される。アンドゲート703の他
の入力端子はオアゲート702の出力とNAN_PD
(DSRビット6)信号へ結合される。それらの信号は
両方ともアンドゲート703への反転された入力であ
る。オアゲート702の出力はフリップフロップ704
のR入力端子へも結合される。フリップフロップ704
のZ出力は自動電力消費量減少信号AUTO PDであ
って、電力消費量減少論理(図5)へ結合される。
【0055】図7を参照する。制御論理700は信号を
電力制御論理(図5)へ供給して、フリップフロップ7
04のZ出力が、たとえ一時的にでも高くなった時に、
その制御論理にFDCチップを電力消費量減少モードに
置かせる。オアゲート702の入力は、チップが電力消
費量減少状態に入ることを阻止する条件を支配する。そ
の条件は、ALL_RESETが高く、IDLEが低
く、ACCESS_REGが高く、またはPD_STA
TEが高い、という条件である。それらの条件のいずれ
かが真であるとすると、オアゲート702の出力は高
く、フリップフロップ704はそのR入力端子を介して
リセットされる。(R入力とS入力は、フリップフロッ
プ704へのE入力が高い時に可能化されるだけであ
る。E入力が低いと、入力RとSは無視される。この実
施例においては、内部クロックPHI1が高い時だけフ
リップフロップ704の状態を変えることができる。)
真である上記条件の全てが存在しないと、フリップフロ
ップ704のR入力を低くして、アンドゲート703の
別の入力もひとたび真であると、アンドゲート703を
高くできる。オアゲート702の出力が高いとすると、
それはアンドゲート703の出力を低くする。そうする
とフリップフロップ704のS入力が論理的に低く保た
れ、それによりチップが電力消費量減少状態に入ること
を阻止する。
【0056】DORまたはDSRからのプログラムされ
たリセット(それぞれDOR_RESETまたはDSR
_RESET)が存在するか、またはリセットピンが高
くされて、FDCチップがリセットさせられることを示
すと、オアゲート701は論理的に高いALL_RES
ET信号を発生する。高いALL_RESET信号はオ
アゲート702の出力を高くし、フリップフロップ70
4のR入力を介してそのフリップフロップをリセットす
る(PHI1が高くなった時)。ALL_RESET信
号はFDCチップも同様にリセットすることに注目すべ
きである。
【0057】IDLE信号が低いか、ACCESS_R
EG信号が高いとすると、オアゲート702の出力は高
く、上記のように、AUTO_PD信号が低く保たれ
て、チップが電力消費量減少状態に入ることを阻止す
る。
【0058】オアゲート702の出力が低いと、アンド
ゲート703の出力は高くなることを可能にされる。そ
れはチップを電力消費量減少状態に置く。アンドゲート
703への入力は他に2つある。これが起きるためには
アンドゲート703は正しい状態になければならない。
第1に、DSRビット6からのMAN_PD信号は低く
なければならない。DSRレジスタを介してプログラム
された手動電力消費量減少が自動電力消費量減少モード
を無効にする。前記のように、この場合にはIDLE信
号も低くされて、オアゲート702の出力を1にし、自
動電力消費量減少フリップフロップ704をリセットす
る。また、電力消費量減少カウンタが行った、PD_C
NTR_DONE、信号を論理1にして、自動電力消費
量減少モードをセットすることを可能にせねばならな
い。PD_CNTR_DONE信号はフリップフロップ
706のZ出力から来る。
【0059】この実施例においては、フリップフロップ
706のS入力端子のPD MINTIMER DON
E信号により示されているように電力消費量減少タイマ
が動作し(タイムアウトする)、オアゲート705の出
力が論理0(すなわち、低い)とすると、フリップフロ
ップ706のZ出力は高くて、アンドゲート703を高
くする(アンドゲート703への別の出力は低いとす
る)。これはフリップフロップ703にAUTO_PD
信号を出力させることにより、FDCチップを電力消費
量減少状態に置く。ALL_RESET信号が低いこと
により示される、リセットが行われない時にオアゲート
705の出力は低く、PD MODEENABLE信号
が高いことにより示されているように、自動電力消費量
減少モードが可能にされる。PD MODE ENAB
LE信号はオアゲート705への入力端子において反転
させられる。
【0060】アンドゲート703への入力の到達時刻の
順序は重要ではないことに注目すべきである。PD_C
NTR_DONE信号が高くなった時にオアゲート70
2の出力を安定した論理0にして、その時にチップを電
力消費量減少状態に入れることができる。これとは逆
に、PD_CNTR_DONE信号を長く高くでき、自
動電力消費量減少をセットするのはIDLE信号であ
る。この実施例においては、AUTO_PD信号が高く
セットされると、PHI2が活動すると存在している論
理が直ちにPD_STATE信号を高くセットする。信
号PHI1とPHI2は全チップのための主、非重畳ク
ロック信号である。ここでPD_STATEが高くセッ
トされると、それはオアゲート702の出力を高くし
て、フリップフロップ704をセットし、AUTO_P
D信号を低く戻す。AUTO_PDはただ1つのPHI
1時間だけ高いが、チップを電力消費量減少状態に置く
にはそれで十分である。
【0061】このようにして、制御論理700はFDC
を自動電力消費量状態にいつ置くかを決定する。この実
施例においては、FDCがアイドル状態で、どのような
種類のリセットも存在せず、レジスタのアクセスが起き
ず(またはモータ可能化が活動する)、FDCが現在は
電力消費量減少状態になく、FDCは手動電力消費量減
少のためにプログラムされず(すなわち、DSRビット
6はセットされており)、PD最少電力消費量減少タイ
マがタイムアウトする時だけ自動電力消費量減少モード
に入る。それらの条件の全てが満たされると、制御論理
700は、FDCチップを電力消費量減少状態に置く信
号を発生する。
【0062】外部論理使用のためにPD_STATE状
態はPDと呼ばれるピンへも供給される。PDピンは、
自動または手動の電力消費量減少モードに対してPDピ
ンは活動する。この実施例においては、IDLEピンの
論理状態がそれら2つのモードを区別する。IDLEピ
ンが論理0であれば、FDCチップは手動電力消費量減
少モードにある。IDLEピンが論理1であれば、FD
Cチップは自動電力消費量減少モードにある。
【0063】FDCを電力消費量減少状態に実際に置く
ために利用される電力消費量減少制御論理は、この明細
書の従来の技術の項で述べた本願出願人の82077A
Aにより用いられるものと同じである。この電力消費量
減少制御論理はフリップフロップを有する。そのフリッ
プフロップの出力はPD_STATE信号である。この
フリップフロップは任意の態様のリセットによってリセ
ットされる(すなわち、図7に示されているALL_R
ESET)。それは、DSR(図10)内のMAN_P
Dビットをリセットすることによってもセットされる。
チップが電力消費量減少モードに置かれると、FDCの
コアが数クロック・サイクルの間まずリセットされて、
チップを既知の静止状態に置き、それからクロック(P
HI1とPHI2)が、チップをその状態に凍結する状
態および電力消費量減少状態に停止させられる。リセッ
トにより電力消費量減少状態から出されると、クロック
はリセット中に再スタートさせられて、リセット状態か
ら正常な動作が回復させられる。
【0064】この実施例においては、別のセット入力と
リセット入力がPD_STATEフリップフロップへ加
えられる(それぞれAUTO_PDおよびAUTO_W
AKE)。それらはPD_STATEを前のようにセッ
トおよびリセットする。コアに対するリセットはIDL
E条件に影響を及ぼさない。また、マイクロコードは、
リセット不可能なレジスタに貯えられている重要なチッ
プ状態を変更しない。マイクロコードは、自動電力消費
量減少論理(図8を参照して説明する)により供給され
る状態ビットを用いてその決定を行う。最後に、水晶発
振器の電力消費量減少は、チップの電力消費量減少状態
の残りとは独立に行われる。これも後で説明する
【0065】電力消費量減少モード・コマンド ここで説明している実施例においては、自動電力消費量
減少モードに入るために、コマンドがFDCのマイクロ
コードおよび制御論理へ送られる。このコマンドは自動
電力消費量減少のための正確なモードをセットする。コ
マンドのフォームが図8に示されている。図8を参照す
ると、この実施例においては、コマンドをFDCチップ
へ書込む時に、AUTO_PDビット場所が0へセット
されるとすると、自動電力消費量減少モードが不能にさ
れる。AUTO_PDビット場所が1へセットされる
と、自動電力消費量減少モードが可能にされる。更に、
MIN DLYビット場所が0へセットされ、AUTO
_PDビットが1へセットされたとすると、最短電力消
費量増大時間は10msである。しかし、MIN DL
Yビットが1へセットされ、AUTO_PDビットが1
へセットされたとすると、最短電力消費量増大時間は
0.5秒である。電力消費量減少モード・コマンド中の
第3のビットはFDD3状態不能化ビットである。AU
TO_PD可能化ビットが0であれば、その不能化ビッ
トは無視される。AUTO_PDビットが1で、3状態
不能化ビットが0であるとすると、チップが電力消費量
減少状態になった時に、フロッピーディスク・ドライブ
(FDD)へ接続する出力が高インピーダンス状態に置
かれる。これにより、FDDの電力が除去されるとする
と、どのような電流もチップの出力ピンから取出される
ことが阻止される。AUTO_PD可能化ビットが1
で、3状態不能化ビットが1であると、FDDインター
フェイス出力は可能状態にされたままであって、電力消
費量減少中にFDDをドライブする。
【0066】電力消費量減少モード・コマンドの後で結
果フェーズに入る。結果フェーズはMIN DLYビッ
ト場所、AUTO_PDビット場所および3状態可能化
ビット場所の値を戻す。この実施例においては、結果フ
ェーズの2つの最上位ビットが0へセットされて、80
hexの不法なコマンド状態を戻すこのチップの以前の
バージョンにおける同じ値のコマンドからそれを区別す
る。
【0067】この実施例においては、ハードウエア・リ
セットにより、自動電力消費量減少モードが「不能にさ
れた」状態へ初期設定される。この実施例においては、
ソフトウエアのリセットは電力消費量減少モード・コマ
ンド・パラメータに影響を及ぼさない。アプリケーショ
ン・ソフトウエアはソフトウエア・リセットをしばしば
出すから、そのようなソフトウエアに対する透明性を維
持するためには、電力消費量減少モードがソフトウエア
・リセットにより影響を受けないことが必要である。
【0068】水晶発振器電力管理 本発明により、FDCチップの電力状態とは独立に、内
部発振器402を電力消費量減少モードまたは動作モー
ドにするように、その発振器をプログラムできる。この
実施例においては、発振器をオンにするか、オフにする
かのプログラミングはDSR「PDOSC」ビット(ビ
ット5)を介して行われる。データ・レート選択レジス
タ(DSR)の好適な実施例が図9に示されている。こ
の実施例においては、PDOSCビットが0(デフォー
ルト)であると、電力消費量減少状態中に発振器の電力
消費量が増大させられる。このビットが1へプログラム
されると、電力消費量減少中に発振器はターンオフされ
る。ハードウエア・リセットによりそのビット0へクリ
ヤされる。ソフトウエア・リセットによりそのビットは
影響を受けない。
【0069】PDOSCビットは発振器の電力消費量を
全面的に制御する。DSRおよび自動電力消費量減少モ
ードは発振器の電力消費量に影響を及ぼさない。FDC
チップが内部水晶発振器に使用されるとすると、PDO
SCビットを零であるそれのデフォールト状態(発振器
へ電力が供給されている)に常に置くことが普通であ
る。これにより、電力消費量減少状態中でも発振器は動
作を続けることができるようにされ、電力消費量減少状
態からのチップ復旧を迅速かつトランスペアレントにす
る。電力節約を希望するならば、外部装置ソフトウエア
は発振器をターンオフできるが、そうするとソフトウエ
アは電力消費量の回復も同様に制御せねばならない。こ
の制御はアプリケーション・ソフトウエアに対してトラ
ンスペアレントにすることが困難である。いずれの場合
にも、内部水晶発振器が用いられる場合には、チップが
クロック入力を求めない期間である、電力消費量減少モ
ード(PDピンが高い)中だけPDOSCビットをセッ
トすることを推奨する。外部発振器を用いる場合には、
発振器の消費電流、約2mAを節約するために、PDO
SCビットを常にセットしたままにできる。
【0070】PDOSCビットをセットしても、FDC
チップへのクロック入力(すなわち、X1ピン)に何の
影響も及ぼさない。FDCチップの電力消費量が減少さ
せられた時は、クロック入力は別々に不能にされる。制
御のこの分離により、外部発振器が用いられる場合には
発振器をオフにでき、またはチップの残りの電力消費量
が減少させられる場合には発振器を動作させておくこと
ができる。従来技術においては、発振器の状態は、チッ
プの電力消費量が減少させられるか否かに常に一致させ
られる。
【0071】電力消費量減少状態 自動電力消費量減少モードにおいては、電力管理論理
は、MSR内のRQMビット(ビット7)をリセットし
ないことにより、ソフトウエアに対する透明性を維持す
る。この実施例の外部装置はコマンドを送る前にRQM
ビットの状態を検査するから、FDCチップは次のコマ
ンドを受ける用意ができているように見える。
【0072】レジスタ 電力消費量減少状態を定義する目的で、レジスタは2つ
のクラスへ分けられる。それらのクラスは、アクセスさ
れた時にチップを目ざめさせるものと、アクセスされた
時にチップを目ざめさせないものとである。表1は、こ
の実施例において、アクセスできるが、FDCを目ざめ
させないレジスタを示す。表1に示されていないレジス
タは、アクセスされた時にFDCチップを目ざめさせな
い。
【0073】 (表1) アドレス ATレジスタ PS/2レジスタ 0 − STA R/O 1 − STB R/O 2 DOR R/W DOR R/W 3 TDR R/W TDR R/W 4 DSR R/O DSR R/O 6 − − 7 DIR R/O DIR R/O 7 CCR W/O CCR W/O
【0074】DORへの書込みはFDCチップをそれ自
体で目ざめさせないことに注目すべきである。しかし、
この実施例においては、任意のモータ可能化ビット活動
書込み(高)またはDORリセット・ビット活動書込み
(低)がFDCを目ざめさせる。また、DSRへの書込
みは、DSRリセット・ビットがセットされなければ、
チップを目ざめさせないことに注目すべきである。
【0075】前記例外を除き、上記レジスタのアクセス
は、チップの状態を変更することなしに、電力消費量減
少中の任意の時刻に行うことができる。それは、それら
のレジスタがスタチックであるから、電力消費量を減少
させられても変化しないためである。チップから読出さ
れた状態は、ある入力ピンの入力バッファが、後で述べ
るように電力消費量減少中は不能にされるような入力ピ
ンにおける値をいくつかのビットが反映する、という事
実に照らして、真の状態をできるだけ多く反映する。読
出された値は動作していないインターフェイスと両立す
る。チップへ書込まれたデータは保持され、チップが目
ざめた時にこの動作において反映される。レジスタに対
するアクセスは、実際のアクセス中にある余分の電力消
費量を必要とする(電力消費量減少中の電力消費量と比
較して)が、アクセスが終わった後はFDCはそれの低
電力消費状態へ迅速に戻る。
【0076】FDCチップ上のピン 好適な実施例においては、FDCのピンは、システム・
インターフェイス・ピンとフロッピーディスク・ドライ
ブ(FDD)インターフェイス・ピンとの、2つの主な
種類に分けられる。FDDピンは電力消費量減少中は不
能にされるから、FDCの電源範囲内でピンへ加えられ
る任意の電圧レベルの結果として、FDDを介して電力
が取出されることはない。しかし、ほとんどのシステム
・インターフェイス・ピンは、チップを目ざめさせるこ
とができるシステム・アクセスをモニタするために、活
動状態のままにされる。
【0077】表2は、電力消費量減少中における本発明
の好適な実施例のためのシステム・インターフェイス・
ピンの状態を示す。電力消費量減少モードによる影響を
受けないシステム・インターフェイス・ピンを記号「U
C」で示す。入力ピンの入力値が不確定である場合に、
内部電流が発生されることを阻止するために入力ピンが
不能にされる。
【0078】 (表2) 入力ピン 状 態 出力ピン 状 態 CS# UC DRQ UC(低) RD# UC INT UC(低) WR# UC PD UC(高) A<0:2> UC IDLE UC DB<0:7> UC DB<0:7> UC リセット UC IDENT UC DACK# 不能 TC 不能 X<1:2> プログラム可能
【0079】FDDインターフェイス内の、FDD自体
へ直結される全てのピンは不能にされ、または3状態に
される。3状態にされたとして示されているものを、電
力消費量減少モード・コマンド内のTRI−STATE
DISABLEビットを1へプログラミングすること
により、可能状態のままにできる。FDDへの電力が断
たれた時に電流が流れることを阻止するために、出力は
「3状態にされる」。入力ピンが不確定な入力値を有す
る時に内部電流が発生されることを阻止するために、入
力ピンは不能にさせられる。ローカル論理制御またはチ
ップ・プログラミングのために用いられるピンは影響を
受けないままにされる。表3はFDDインターフェイス
・ピンと、電力消費量減少モード中のそれらのピンの現
在の状態を示す。
【0080】 (表3) 入力ピン 状 態 出力ピン 状 態 RDDATA 不能にされる ME<0:3> *3状態にされた WP 不能にされる DS<0:3> *3状態にされた TRKφ 不能にされる DIR *3状態にされた INDX 不能にされる STEP *3状態にされた DRV2 不能にされる WRDATA *3状態にされた DSKCHG 不能にされる WE *3状態にされた INVERT UC HDSEL *3状態にされた PLL1 UC DENSEL *3状態にされた DRATE<0:1> *3状態にされた MFM UC* TRISTATE DISABLEビットが1でなけ
れば3状態にされる。
【0081】FDC400はIDLEとPDの2つの電
力消費量減少状態ピンを用いる。IDLEピンは、チッ
プがアイドル状態にあり、電力消費量を減少できること
を示す。チップがDSR MAN_PDビットにより電
力消費量を減少させられるとすると、電力消費量減少状
態においてはIDLEピンは低い。自動モードによりチ
ップの電力消費量が減少させられると、IDLEピンは
高い。
【0082】チップが電力消費量減少状態にある時は、
PD(電力消費量減少)ピンは活動する。それは、自動
的に、または手動で、電力消費量減少モードへ活動させ
られる。PDピンは、FDCの周辺の任意の回路の電力
消費量を減少させるために用いることができる。とく
に、外部発振器が用いられるならば、その発振器の出力
を不能にするためにPDピンを使用できる。PDピンが
高い時は、X1ピンをドライブする必要がないことに注
目すべきである。これにより、チップに悪影響を及ぼす
ことなしに、外部発振器を不能にしたり、電力節約モー
ドに置くことができる。
【0083】電力消費量減少中の発振器の挙動 本発明のFDCの好適な実施例は動作のために24MH
zのクロックを必要とする。クロック源は外部にでき
(すなわち、X1ピンを介する)、またはピンX1とX
2の間へ接続される水晶とすることができる。外部クロ
ック源は通常は容器の中に納められた水晶発振器であ
る。前記したようにこの目的のために外部水晶発振器の
電力消費量を減少するためにPDピンを使用できる。
【0084】水晶発振器が用いられると、チップの残り
が電力消費量を減少させられている間は、水晶発振器は
電力消費量を増大させられたままであって、FDCを迅
速かつ安全に目ざめさせることができるようにする。自
動電力消費量減少モードは発振器の電力消費量減少モー
ドも影響を及ぼさない。発振器の電力消費量を減少する
ことをユーザーが決定したとすると、発振器の電力消費
量を減少および減少するために、BISまたはその他
のシステム・ソフトウェアを介在させねばならない。こ
れにより電力は節約されるが、それをアプリケーション
・ソフトウェアにとってトランスペアレントにすること
は通常は困難である。しかし、PDOSCプログラミン
グ・ビットを有すると、外部システム・ソフトウェア
へ、それの電力管理ソフトウェアに対する透明性
のような関係を望むかの選択権が与えられる。
【0085】FDCが電力消費量減少状態にある時は、
それのクロック入力は不能にされる。クロック入力が不
能にされると、クロック入力、X1、を電力消費量減少
中にドライブすべきことを阻止する。クロック入力を不
能にすることにより、外部ソースにより、それ自体の水
晶発振器により、または不確定な入力値に放置したまま
にすることによりX1がドライブされることによる内部
電力消費が阻止される。
【0086】目ざめモード 図10は本発明のための自動目ざめ論理1000を示
す。図10を参照すると、この自動目ざめ論理1000
はアンドゲート1001,1006,1007と、オア
ゲート1002,1003と、R/Sフリップフロップ
1004と、バッファ1005とを有する。アンドゲー
ト1001はAUTO_PD信号と、PHI2信号をそ
れの入力端子に受ける。アンドゲート1001の出力は
フリップフロップ1004のS入力端子へ結合される。
オアゲート1002はALL_RESET信号をそれの
入力端子に受け、別の入力端子にMAN_PD信号を受
ける。オアゲート1002の出力はフリップフロップ1
004のR入力端子へ結合される。オアゲート1003
の入力はIDLE信号とACCESS_REG信号であ
る。IDLE信号は反転される。オアゲート1003の
出力と、フリップフロップ1004のZ出力と、PD_
STATE信号とはアンドゲート1006へ入力され
る。アンドゲート1006の出力は自動目ざめ信号であ
って、存在している電力消費量減少論理へ加えられる。
フリップフロップ1004のZ出力はバッファ1005
へも結合される。バッファ1005は、内部データバス
への自動電力消費量減少状態を制御するマイクロコード
・レジスタ読出し信号を受ける。フリップフロップ10
04のZ出力はアンドゲート1007の入力端子の1つ
へも結合される。アンドゲート1007の他の入力端子
はリセット信号へ結合される。フリップフロップ100
4のZ出力はアンドゲート1007の入力端子において
反転される。アンドゲート1007の出力端子はFIF
O_RESET信号へ結合される。
【0087】チップが自動モードで電力消費量減少状態
に入ると、あるレジスタのリセットまたは適切なアクセ
スによりチップを目ざめさせることができる。リセット
が用いられるとすると(ハードウエアまたはソフトウエ
ア)、マイクロコードはほとんど一定のリセット・シー
ケンスで進む。ディスク状態は初期化される。FIFO
モードは、ハードウエアがリセットされた時、またはL
OCKコマンドがソフトウエアのリセットを阻止しない
ならばソフトウエアのリセットにより、デフォールト・
モードへセットされる。最後に、ある遅延の後で、割り
込みが出される。アクセスが選択されたレジスタを介す
るものとすると、FDCはそれが決して電力消費量を減
少させられなかったとしても、動作を回復する。
【0088】目ざめ制御論理1000は、チップが自動
電力消費量減少状態になったという事実を記憶するため
に、フリップフロップ1004を利用する。フリップフ
ロップ1004のZ出力は、FDCチップが自動電力消
費量減少状態にあることを示すAUTO_PD STA
TUS信号であって、AUTO_PD信号がセットされ
た時にセットされて、チップが自動電力消費量減少モー
ドに入り、PHI2クロックが高いことを示す。この時
にAUTO_PADはサンプリングされ、PD_STA
TEが電力消費量減少状態中に活動状態になった時にA
UTO_PD信号が低くなったとしても、リセットされ
るまで保持される。AUTO_PD信号とPHI2信号
はアンドゲート1001に論理1をフリップフロップ1
004のS入力端子へ出力させる。このためにフリップ
フロップ1004はAUTO_PD STATUSビッ
トのために論理1を出力させられる。この状態ビット
は、マイクロコード・レジスタ読出し信号によりひとた
び可能にされたバッファ1005を介して、マイクロコ
ードにより後で読出すことができる。これは、どの内部
状態を更新し、かつどの状態を保つかについてチップに
判定させるために行われる。AUTO_PD STAT
USビットはアンドゲート1006の1つの入力端子へ
も結合されて、PD_STATE中と、低いIDLEま
たは高いACCESS_REG(オアゲート1003の
出力が高い)という目ざめ条件中にそのビットが高い時
に、自動目ざめ信号が可能状態にされ出力させられるよ
うにする。AUTO_PD STATUSビットはアン
ドゲート1007の反転入力端子へも結合されるから、
ビットが低く(AUTO_PDではない)、リセットが
存在するものと仮定する(すなわち、アンドゲート10
07への他の入力)と、FIFOをリセットするための
信号が発生される。チップが自動電力消費量減少状態に
あるとすると、FIFOはリセットされない(すなわ
ち、FIFO_RESETは非動作のまま保持され
る)。これにより自動電力消費量減少状態中に、FIF
Oをそれの正常なやり方でアクセスできるようにされ
る。また、それにより、RQMビットを活動状態に維持
できるから、外部アプリケーション・ソフトウエアはチ
ップが電力消費量減少状態にあることに気づかない(す
なわち、ソフトウエアに対する透明性)。AUTO_P
D STATUSビットは任意の態様のリセットにより
低くでき、または手動電力消費量減少モードにあるチッ
プにより低くできる。それらのうちのいずれかにより低
くされるとすると、オアゲート1002はフリップフロ
ップ1004のR入力端子に論理1を発生して、フリッ
プフロップ1004にビットを論理0(すなわち、低
く)にさせる。
【0089】このように、目ざめ論理1000の動作は
非常に簡単である。チップが自動電力消費量減少状態に
あれば、AUTO_PD STATUSビットは高い
(すなわち、論理1)。IDLE信号が変化し、ACC
ESS_REG信号が生じ、モータ可能化ビットが高い
(すなわち、それらのうちの任意の1つが起動させられ
る)(ACCESS_REG=1)とすると、信号が電
力消費量減少論理(図5のブロック506)へ送られて
チップを目ざめさせる。
【0090】IDLE信号が論理的に低いか、ACCE
SS_REG信号が高いとすると、オアゲート1003
の出力が高い。これにより、AUTO_PD STAT
USビットが高く、かつPD_STATE信号が高い限
り、アンドゲート1006から自動目ざめ論理への出力
を高くできる。モータ可能化の1つまたはそれ以上が起
動させられないか、外部装置によりMSRの内容を読取
る試みが行われないか、またはFIFOコマンド・レジ
スタに対する読出しまたは書込みが行われない限り、I
DLE信号とACCESS_REG信号はチップを目ざ
めさせない。
【0091】ひとたび目ざめると、この実施例において
は、FDCは最も短くて10msまたは0.5秒の間
(MIN DLYビットに応じて)電力消費量を増大さ
せられたままである。DSR電力消費量減少ビットをセ
ットすることだけが、この最短の遅延を無効にできる。
このためのタイミングと論理は図11に示されている電
力消費量減少モード・ラッチおよびタイマ論理である。
【0092】次に図11を参照すると、ラッチおよびタ
イマ論理1100は、ラッチ1101と、アンドゲート
1102と、3状態バッファ1103と、オアゲート1
109と、カウンタ1105〜1107と、マルチプレ
クサ(MUX)1108とを有し、かつFDDインター
フェイス・ピン1104へ結合される。ラッチ1101
は、PDモード・コマンドを介して供給されたデータか
ら、内部マイクロコードおよび制御論理によりロードさ
れる。この実施例においては、PDモードを可能にする
ビット(すなわち、それはPD制御論理まで動く)と、
最短電力消費量減少時間が10msまたは500msの
いずれであるか選択するビットと、フロッピーディスク
・ドライブ(FDD)インターフェイス・ピンが高イン
ピーダンス状態に置かれるか否かを可能または不能にす
るためのビットとの3つのビットが定められる。代表的
な論理がバッファ出力不能化(または高インピーダンス
制御)のために与えられる。FDDインターフェイス・
ピンを不能状態にするものとすると、ラッチ1101が
FDD3状態ビットを0へセットする。高いPD_ST
ATE信号により示されているように、FDCが電力消
費量減少モードにあると仮定すると、アンドゲート11
02の出力は高い。アンドゲート1102の出力が高い
ということは、3状態バッファ1103への入力が不能
にされ、それによりFDDインターフェイス・ピンを高
インピーダンス状態に置くことを意味する。
【0093】カウンタ1105は内部クロック(PHI
1とPHI2)を4095で除し、500kbpsのデ
ータ・レートで1msのオーダーの時間基準を発生す
る。しかし、この時間基準はデータ・レートに比例する
から、データ・レートとは独立の10ms遅延を提供す
るために、カウンタ1105の後にプログラム可能な分
周器(カウンタ1106)が設けられる。カウンタ11
06のモジュロは図11に示されている表に与えられて
いる。クロックはカウンタ1107を用いてさらに50
で除されて、0.5秒の第2の遅延オプションを提供す
る。電力消費量減少状態に置くことにより、または任意
の態様のリセットにより、セットされていないPDモー
ド可能化ビットによって、両方のカウンタはリセットさ
れたままにされる。PDモード・ラッチ1101からの
タイマ遅延選択ビットが、MUX1108のSEL入力
端子においてタイマ遅延ビットをアサートまたはデアサ
ートすることにより、プログラムされている遅延を選択
する。MUX1108からの結果としての選択出力はP
D制御論理へ送られる。
【0094】この実施例においては、リセット信号(R
ESET)が存在するか、PDモードが不能にされる
か、またはFDD3状態信号が低いかすると、オアゲー
ト1109はカウンタ1106と1107をリセットす
る。
【0095】マイクロコード復旧 マイクロコード復旧法および復旧時間は、FDCがどの
ようにして電力消費量減少状態に置かれるか、およびF
DCがどのようにして目ざめさせられたかに依存する。
発振器とチップの残りの部分とは別々に電力消費量が減
少させられるから、発振器の復旧時間の影響は無視され
る。
【0096】自動電力消費量減少モードによりチップが
電力消費量減少状態に入ると、MSRは80hexを含
み続けて(RQMビットが1)、FDCはコマンドを受
ける用意ができていることを示す。これは、電力消費量
減少状態をソフトウエアに対してトランスペアレント
しておくことが重要な特徴である。
【0097】コマンドをFDCへ書込むことができる前
に、FDCがコマンドを受ける用意ができていることを
確実にするために、MSRを読取る必要がある。チップ
は読出しを検出し、それがコマンドを予言すると仮定
し、目ざめプロセスを開始する。チップが目ざめている
間は、それはMSRの状態は変えない(すなわち、RQ
Mは1のままである)が、FIFO内のコマンドを受け
ることができる。それが目ざめつつある間にコマンドを
受けるものとすると、それはそのコマンドを記憶し、M
SR内のRQMビットをクリヤしてそれ以上のバイトが
書込まれることを阻止し、マイクロコードが完全に目ざ
めた時にコマンドに対して作用する。
【0098】何らかの理由で、コマンドの書込み前にM
SRがポールされないとすると、目ざめは上記のように
進行して、RQMビットはクリヤされ、マイクロコード
がレディになるまでコマンド・バイトは保持される。こ
の時にFDCはコマンドがFIFOへ書込まれることを
予測する(すなわち、MSR内のDIRビットは0であ
る)が、FIFOからの読出しがチップを目ざませて、
「不法なコマンド」状態を、通常そうであるように、戻
させる。DOR内のモータ可能化ビットが活動状態で書
込まれたとすると、チップはそれの目ざめシーケンス
を、MSRがポールされたかのように同じやり方で開始
する。MSR状態は継続して、チップがコマンドを受け
る用意ができている、等を示す。
【0099】マイクロコードは、目ざめた後でそれが実
行できる点へ達するための時間をとることができるが、
この遅れは問題ではない。チップが目ざめる時にマイク
ロコード中に定期的に生じ、コマンドの実行を遅らせる
ことができる「ポーリング・ループ」がある。このポー
リング・ループは、FDCがコマンドを実行していない
時の全てのドライブの状態に対して、一定の間隔でそれ
らのドライブをFDCがポールした時刻から存在するマ
イクロコード・ループである。この実施例においては、
ポーリング・ループの長さは何十マイクロ秒である。マ
イクロコードがこのループに入った直後にコマンドが出
されたとすると、ループが完成されるまでそのコマンド
は保持される。それからそのコマンドは復号される。外
部ソフトウエアはこのポーリング・ループ遅延を許容で
きねばならない。この許容は、自動電力消費量減少後に
マイクロコード目ざめ時間も加える。
【0100】水晶発振器復旧 水晶発振器の起動には時間がかかりすぎ、信頼できる復
旧特性を有しないから、FDCのこの実施例は自動発振
器復旧管理をサポートしない。自動電力消費量減少モー
ドは水晶発振器に影響を及ぼさない。水晶発振器の電力
管理はシステム・ソフトウエアで行わねばならない。
【0101】外部発振器源が用いられるならば、内部水
晶発振器の特性は問題ではない。この場合には、電流を
節約するために発振器の電力消費量をDSRにより減少
できる。FDCの復旧時間は外部発振器源の特性に依存
する。外部発振器源が、FDCチップの電力消費量減少
中に動作を継続しているとすると、復旧時間は最短であ
る。電力を節約するためにPDピンを用いて外部発振器
源の出力をターンオフできる。PDピンが活動中は、F
DCチップはクロック源を必要としない。
【0102】PDピンが低くなると、発振器が開始した
時に外部クロックが停止しないように外部クロックを再
開すべきである。外部発振器源が発振を再開してから1
μsより長く外部発振器源が「ドロップ・アウト」する
ならば、FDCの正しい動作は保障できない。外部発振
器源はPD信号が低くなった直後に発振を開始する必要
がないことに注目すべきである。外部発振器源は発振開
始後その発振を持続せねばならないだけである。以上、
チップが自身をモニタし、チップで走っているソフトウ
エアにトランスペアレントなやり方で、電力消費量減少
状態に出入りする方法を説明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を示す流れ図である。
【図2】本発明のチップのブロック図である。
【図3】本発明のコンピュータ装置のブロック図であ
る。
【図4】本発明のフロッピーディスク制御器のブロック
図である。
【図5】本発明の電力消費量減少論理ブロックのブロッ
ク図である。
【図6】本発明のアクセス・レジスタと本発明のIDL
E論理を示す。
【図7】本発明の自動電力消費量減少論理ブロックを示
す。
【図8】本発明のセット電力消費量減少モード・コマン
ドの好適な実施例を示す。
【図9】本発明のデータ・レート選択レジスタ(DS
R)の好適な実施例を示す。
【図10】本発明の自動目ざめ論理を示す。
【図11】本発明の電力管理回路の電力消費量減少モー
ド・ラッチおよびタイマ論理を示す。
【符号の説明】
500 電力消費量減少論理 502 IDLE論理 503 自動電力消費量減少論理 504 自動目ざめ論理 505 電力消費量減少最小タイマ 506 PD制御論理 507 PDモード・ラッチ 509 クロック発生器および発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−146324(JP,A) 特開 平5−88798(JP,A) 実開 昭61−103727(JP,U) 実開 平3−74025(JP,U) 特表 平6−507989(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/26 - 1/32 G06F 1/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ装置において指定機能を行
    う集積回路チップの消費電力を自動的に制御する方法で
    あって、前記チップには、その指定機能を行うコア論理
    と、チップ状態を貯え得る非コア論理、および、前記コ
    ンピュータ装置との相互作用のために必要なインターフ
    ェイスが含まれ、前記チップはクロック入力によりクロ
    ックされ且つ複数の動作状態にて動作可能であり前記チップによって、前記チップの前記コア論理のモニ
    タを内部的に行う過程を備え前記チップの前記コア論理が不動作状態になった時点の
    内部的な判定を行うする過程を備え前記チップによって、前記チップの前記コア論理の不動
    作状態を示す前記判定に応じて、前記チップを電力消費
    量減少状態に内部的に置く過程にして、前記チップの前
    記コア論理へのクロック入力を不能にすることを含んで
    いる過程を備え前記チップの前記コア論理が電力消費量減少状態にある
    場合に、コンピュータ装置に対して次の状態指示を、す
    なわち、外部からアクセス可能で、前記コンピュータ装
    置からは電力供給状態に見える状態指示を発生する過程
    を備え、もって、前記コア論理が電力消費量減少状態に
    ありながら前記非コア論理へのアクセスは許容されるよ
    うになされ前記チップが電力消費量減少状態に置かれた後で動作を
    求める適切なリクエストを受けると、前記チップを電力
    供給状態にパワー・オンする過程にして、前記チップを
    電力消費量減少状態から脱出させるよう前記クロック入
    力を可能状態にすることが含まれている過程を備えてい
    ることを特徴とする、集積回路チップの消費電力を自動
    的に制御する 方法。
  2. 【請求項2】 集積回路チップの内部動作によってチッ
    プでの消費電力を自動的に低減させる方法であって、前
    記チップは、コア論理および非コア論理を含み且つクロ
    ック入力によりクロックされ、前記チップはそのコア論
    理によって指定機能を遂行し且つコンピュータ装置との
    相互作用を行い、前記チップの非コア論理にはチップ状
    態が貯えられ、前記チップは複数の動作状態にて動作可
    能であ 前記チップによって、前記チップの前記コア論理のモニ
    タを内部的に行う過程を備え前記コア論理が不動作状態になったときに、前記チップ
    自身によって、前記チップを電力消費量減少状態に内部
    的に置く過程にして、前記チップの前記コア論理へのク
    ロック入力を不能にすることを含んでいる過程を備え、
    前記チップを電力消費量減少状態から脱出させて電力供
    給状態にしなくても前記非コア論理はコンピュータ装置
    からアクセス可能にされており前記コア論理が電力消費量減少状態にありながら前記チ
    ップへの入力は許容されることを示す状態指示を、前記
    非コア論理に設定する過程を備え前記チップに設けられたインターフェイス・ピンをモニ
    タして、前記チップにコマンドまたは割り込みが送られ
    ていないかどうかを判定する過程を備え前記チップの前記コア論理がコンピュータ装置により求
    められているときに前記チップをパワー・オンする過程
    にして、前記状態指示を読み出して前記チップがレディ
    ー状態にあるか否かの判定を行うこと、および、前記コ
    ア論理のクッロック入力をイネーブルさせることが含ま
    れている過程を備えていることを特徴とする、チップで
    の消費電力を自動的に低減させる 方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータ装置において使用をする集
    積回路チップであって、 (a) 特定の機能を遂行するコア論理を備え、 (b) 前記コア論理に結合された非コア論理にして集積回路の状態を格納する第1の論理回路前記コア論理に結合されて前記コア論理を内部的にモニ
    タする第2の論理回路前記第2の論理回路に結合されて前記チップの前記コア
    論理が不動作状態になった時点の判定をする第3の論理
    回路、および 前記第3の論理回路に結合されて、前記第3の論理回路
    により前記コア論理の不動作状態が示されたことに応じ
    て前記チップを電力消費量減少状態に置く第4の論理回
    路にして、前記チップの前記コア論理へのクロック入力
    を不能にするこ とを含む第4の論理回路を有している非
    コア論理を備え 、 (c) 前記コア論理を電力消費量減少状態から脱出させて
    電力供給状態にしなくても、前記非コア論理はコンピュ
    ータ装置からアクセス可能であるよう構成されており、
    且つ、前記チップが電力消費量減少状態に置かれている
    ときに、前記チップが入力を受けられる状態にあること
    を示す指示であって、外部からアクセス可能な指示が、
    前記非コア論理に格納されるよう構成されていることを
    特徴とする、集積回路チップ
  4. 【請求項4】 コンピュータ装置において指定機能の遂
    行をする集積回路であって、 (a) バスを備え、 (b) 前記バスに結合され、前記指定機能の遂行をするコ
    ア論理を備え、 (c) 前記バスに結合され、前記チップの状態を格納する
    とともに前記コンピュータ装置から受ける入力データを
    格納する非コア論理にして複数のレジスタを有し、それらのレジスタのうちの1つ
    で、前記チップの外部からアクセス可能なレジスタに
    は、前記チップがコンピュータ装置からコマンドを受け
    得る状態にあることを示す状態指示が貯えられており前記コア論理に結合されて前記コア論理を内部的にモニ
    タし、不動作状態になった時点の判定をする第1の論理
    回路を有し前記第1の論理回路に結合されて、前記第1の論理回路
    により前記コア論理の不動作状態が示されたことに応じ
    て前記コア論理を電力消費量減少状態に置く第2の論理
    回路を有している非コア論理を備え 、 (d) 電力消費量減少状態にあっても、前記非コア論理は
    入力データを受け且つ前記複数のレジスタの幾つかはア
    クセス可能であり、前記状態指示は、電力消費量減少状
    態中にコマンドを受け得ることを示すものであることを
    特徴とする、集積回路
  5. 【請求項5】 コンピュータ装置において指定機能の遂
    行をする集積回路であって、 (a) バスを備え、 (b) 前記バスに結合され、前記指定機能の遂行をするコ
    ア論理を備え、 (c) 前記バスに結合され、前記チップの状態を格納する
    とともに前記コンピュータ装置から受ける入力データを
    格納する非コア論理にして複数のレジスタを有し、それらのレジスタのうちの1つ
    で、前記チップの外部からアクセス可能なレジスタに
    は、前記チップがコンピュータ装置からコマンドを受け
    得る状態にあることを示す状態指示が貯えられており前記コア論理に結合されて前記コア論理を内部的にモニ
    タし、不動作状態になった時点の判定をする第1の論理
    回路を有し前記第1の論理回路に結合されて、前記第1の論理回路
    により前記コア論理の不動作状態が示されたことに応じ
    て前記コア論理を電力消費量減少状態に置く第2の論理
    回路を有し前記コア論理に結合され前記コア論理を動作状態へとパ
    ワーアップする第3の論理回路にして、前記チップが、
    電力消費量減少状態に置かれた後で動作を求めるリクエ
    ストを受けると、パワー・オンされて電力消費量減少状
    態から脱出するようにされている、第3の論理回路を有
    している非コア論理を備え 、 (d) 電力消費量減少状態にあっても、前記非コア論理は
    入力データを受け且つ前記複数のレジスタの幾つかはア
    クセス可能であり、前記状態指示は、電力消費量減少状
    態中にコマンドを受け得ることを示し、前記チップは、
    コンピュータ装置で実行中のソフトウエアに対して透明
    性をもって、電力消費量減少状態に移行したりそれから
    脱出したりできることを特徴とする、集積回路
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