JP3617105B2 - 電子機器及びその動作モード制御方法 - Google Patents

電子機器及びその動作モード制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば、P1394シリアルバスに接続して使用する電子機器、特にその省電力化を計るための制御技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)、デジタルビデオテープレコーダ(以下「D−VTR」という)、デジタルテレビジョン受信機(以下「D−TV」という)等の電子機器をP1394シリアルバスで接続し、これらの電子機器間でデジタルビデオ信号、デジタルオーディオ信号、及び制御信号の通信を行うシステムが考えられている。
【0003】
図12にこのようなシステムの一例を示す。この図において、電子機器A〜電子機器Dは、前述したパソコンやD−VTR等である。そして、電子機器AとB、BとC、CとDとの間は、P1394シリアルバスのケーブル41,42,43で接続されている。
【0004】
これらのP1394シリアルケーブルの内部には二対のシールド付きツイストペアケーブル(図示せず)が設けられている。二対のツイストペアケーブルの内一対はデータの伝送に使用し、他の一対はストローブ信号の伝送に使用する。
【0005】
図12に示すように、各電子機器は、P1394シリアルバスに対して通信を行うための基本構成として、物理層コントローラ44とCPU及びリンク層コントローラ45を備えている。物理層コントローラ44は、バスのイニシャライズ、データのエンコード/デコード、アービトレーション等の機能を持つ。また、CPU及びリンク層コントローラ45は、誤り訂正符号の生成/検出、パケットの生成/検出等のリンク層コントロール機能とアプリケーションレイヤーの機能を持つ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように構成された電子機器において、電子機器の電源プラグ(図示せず)をACコンセントに接続すると、物理層コントローラ44とCPU及びリンク層コントローラ45に電源電圧が供給される。しかしながら、これではバスを利用するか否かにかかわらず常に物理層コントローラ44に電源電圧が供給されているため、無駄な電力を浪費してしまうという問題点があった。
【0007】
そこで、ユーザーの操作により、物理層コントローラに供給される電源電圧をオン/スリープ制御することが考えられている。これにより、その電子機器がバスを利用する時だけ物理層コントローラの電源をオンにできるので、消費電力の節約が可能となる。しかしながら、この場合、例えば図12における電子機器Bの物理層コントローラがスリープモードになっていると、ユーザーが電子機器Bを手動でオンモードにしない限り電子機器Aと電子機器Cとの間の通信ができないという問題点があった。
【0008】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、消費電力の節約と通信路の確保を両立できる電子機器及びその動作モード制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、2対のツイストペアケーブルが設けられたケーブルを用いたバスで接続された複数の電子機器間で双方向通信を行うシステムに用いる電子機器であって、前記バスに対する通信を行うためのインターフェースとして、前記バスのドライバ/レシーバおよびデータのエンコード/デコード処理機能を持つ物理層コントローラと、パケットの生成/検出機能を持つリンク層コントローラとを含む構成をなし、前記物理層コントローラは、前記バスで接続された相手の電子機器が前記バスの1対のツイストペアケーブルへ出力したバイアス電圧を検出する第1の手段と、前記バスの他方のツイストペアケーブルへのバイアス電圧の出力制御を行う第2の手段とを備えると共に、該第2の手段がバイアス電圧を出力し、通常の動作を行う通常動作モードと、該第2の手段がバイアス電圧を出力しない省電力モードとを有し、前記バスで接続された相手の電子機器の物理層コントローラに対して、省電力モードになるよう指示する信号を送受信する手段と、所定時間を計測する時間計測手段とを備え、前記物理層コントローラが前記省電力モードである場合には、前記電子機器内において自ら前記通常モードに移行するべき要因が発生したとき、あるいは、前記第1の手段が前記バイアス電圧を検出したときに、前記省電力モードから前記通常動作モードに変化し、前記物理層コントローラが前記通常動作モードであり、前記省電力モードになるよう指示する信号を送信する場合には、前記信号を送信した後に、自らも前記省電力モードに移行し、前記物理層コントローラが前記通常動作モードであり、前記省電力モードになるよう指示する信号を受信した場合には、前記省電力モードに移行し、前記物理層コントローラが前記通常モードから前記省電力モードへ移行するときには、前記第2の手段は前記バイアス電圧の出力を止め、前記時間計測手段による時間計測を起動し、バスの状況が安定するまでの遅延時間が経過するまで待つという一時的な状態を経てから、前記省電力モードへ移行することを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明は、2対のツイストペアケーブルが設けられたケーブルを用いたバスで接続された複数の電子機器間で通信を行うシステムに用いる電子機器の動作モード制御方法であって、前記電子機器は、前記バスに対する通信を行うためのインターフェースとして、前記バスのドライバ/レシーバおよびデータのエンコード/デコード処理機能を持つ物理層コントローラと、パケットの生成/検出機能を持つリンク層コントローラとを含む構成をなし、前記バスで接続された相手の電子機器が前記バスの1対のツイストペアケーブルへ出力したバイアス電圧を検出する検出工程と、前記検出工程で、前記バスで接続された相手の電子機器が前記バスの1対のツイストペアケーブルへ出力したバイアス電圧を検出したときに、自分の動作モードを前記バスの他方のツイストペアケーブルに前記バイアス電圧を出力しない省電力モードから前記バスの他方のツイストペアケーブルに前記バイアス電圧を出力する通常動作モードに変化させる工程とを有し、前記物理層コントローラが前記省電力モードである場合には、前記電子機器内において自ら前記通常モードに移行するべき要因が発生したとき、あるいは、前記バイアス電圧を検出したときに、前記省電力モードから前記通常動作モードに変化し、前記物理層コントローラが前記通常動作モードであり、前記省電力モードになるよう指示する信号を送信する場合には、前記信号を送信した後に、自らも前記省電力モードに移行し、前記物理層コントローラが前記通常動作モードであり、前記省電力モードになるよう指示する信号を受信した場合には、前記省電力モードに移行し、前記物理層コントローラが前記通常モードから前記省電力モードへ移行するときには、前記第2の手段は前記バイアス電圧の出力を止め、バスの状況が安定するまでの所定時間の遅延時間が経過するまで待つという一時的な状態を経てから、前記省電力モードへ移行することを特徴とするものである。
【0011】
さらに、本発明は、バスで接続された複数の電子機器間で通信を行うシステムに用いる電子機器であって、バスで接続された相手の電子機器が自分に宛てた所定のコマンドを検出する第3の手段をさらに備え、第3の手段が所定のコマンドを検出したときに、通常動作モードから省電力モードに変化することを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明は、バスで接続された複数の電子機器間で通信を行うシステムに用いる電子機器の動作モード制御方法であって、バスで接続された相手の電子機器が自分に宛てた所定のコマンドを検出したときに、自分の動作モードを通常動作モードから省電力モードに変化させることを特徴とするものである。
【0013】
ここで、前記所定のコマンドは、システム内の所定の電子機器が他の全ての電子機器に対してバスの使用希望の有無を問い合わせ、他の全ての電子機器からバス使用希望がない旨の返答を受けたときには、他の全ての電子機器に対して送信される。そして、前記所定の電子機器になる能力を有する機器は、システム内に唯一でも複数でもよい。
【0014】
また、前記所定のコマンドは、システム内の任意の電子機器がユーザーの指令を受けたときに、その電子機器から他の電子機器に対して送信される。
そして、各電子機器は所定のコマンドを検出したときは、所定時間内はバスで接続された相手の電子機器がバスへ出力したバイアス電圧の検出を行わないようする。
【0015】
さらに、本発明においては、各電子機器は、自ら通常動作モードになったときに、第1の手段がバイアス電圧を検出しない場合には、第2の手段がバイアス電圧を出力しながら、内部の回路を停止させた省電力モードに変化するように構成した。
【0016】
【作用】
本発明によれば、各電子機器は、バスで接続された相手の電子機器がバスへ出力したバイアス電圧を検出したときに、自分の動作モードをバスにバイアス電圧を出力しない省電力モードからバスにバイアス電圧を出力する通常動作モードに変化させる。
【0017】
また、本発明によれば、各電子機器は、バスで接続された相手の電子機器が自分に宛てた所定のコマンドを検出したときに、自分の動作モードを通常動作モードから省電力モードに変化させる。
【0018】
【実施例】
以下本発明の実施例について図面を参照しながら、
〔1〕バスに出力されたバイアス電圧を検出するための構成
〔2〕物理層コントローラの動作モード
(1)オンモード
(2)スリープモード
(3)ディレーモード
の順序で詳細に説明する。
【0019】
〔1〕バスに出力されたバイアス電圧を検出するための構成
図1は本発明に係る電子機器(以下「電子機器」を「機器」と略す)が自身及びP1394シリアルバスのケーブルで直接接続された相手機器の物理層コントローラがバスに出力したバイアス電源を検出するための構成を説明する図である。
【0020】
図1において、物理層コントローラ1と2は、P1394シリアルバスのケーブルの内部に設けられたツイストペアケーブル3及び4により直接接続されている。ツイストペアケーブル3及び4の一方はデータの双方向伝送に使用され、他の一方はストローブ信号の双方向伝送に使用されることは従来技術の説明で前述したとおりである。物理層コントローラ1は、抵抗を介してツイストペアケーブル3上にバイアス電圧Vbを供給するように構成され、ツイストペアケーブル4上のバイアス電圧を抵抗を介して検出するように構成されている。一方、物理層コントローラ2は、抵抗を介してツイストペアケーブル4上にバイアス電圧Vbを供給するように構成され、ツイストペアケーブル3上のバイアス電圧を抵抗を介して検出するように構成されている。
【0021】
〔2〕物理層コントローラの動作モード
各物理層コントローラ1,2は、(1)オンモード(通常動作モード)、(2)、スリープモード(省電力モード)(3)ディレーモード、の三つの動作モードを持っている。
【0022】
オンモードは、物理層コントローラが通常の動作を行うモードである。このモードでは、バスにバイアス電圧を出力し、かつバスに接続されている相手の機器がバスへ出力したバイアス電圧を検出する。
【0023】
スリープモードでは、物理層コントローラは、バイアス電圧Vbを出力しない。そして、バイアス電圧の検出以外の動作を行わない。このモードでは物理層コントローラがスリープ状態になっており、消費電力が少ない。
【0024】
そして、ディレーモードは、オンモードからスリープモードへ移行する時に一時的にとるモードであって、バイアス電圧Vbを出力せず、かつバイアス電圧の検出を一定時間行わない。このディレーモードの意義については後述する。
【0025】
以下各モードについて順番に説明する。
(1)オンモード
本発明では、物理層コントローラをオンモードにする手順として、▲1▼自らオンモードになる、▲2▼バス上のバイアス電圧を検出してオンモードになる、の2通りがある。以下順番に説明する。
【0026】
▲1▼自らオンモードになる
バスを使用したい機器は自らオンモードになることができる。例えば図1において、物理層コントローラ1を有する機器がD−VTRであり、物理層コントローラ2を有する機器がD−TVであって、前者の再生信号を後者で表示するような場合、ユーザーの再生ボタン操作により、物理層コントローラ1は自らオンモードになる。
【0027】
▲2▼バス上のバイアス電圧を検出してオンモードになる
一つの機器の物理層コントローラがオンモードになり、バイアス電圧Vbを出力すると、ツイストペアケーブルで直接接続された相手の機器の物理層コントローラはそれを検出してオンモードになる。図1の場合、例えば物理層コントローラ1がオンモードになり、ツイストペアケーブル上にバイアス電圧Vbを供給すると、その電圧が物理層コントローラ2において検出され、物理層コントローラ2もオンモードになる。逆に、物理層コントローラ2が先にオンモードになった場合には、物理層コントローラ1がツイストペアケーブル4上のバイアス電圧を検出してオンモードになる。したがって、図12に示したようなシステムの場合、図2に示すように、全部の機器がスリープモードの状態から機器Aが最初にオンモードになると、時間の経過とともに次々と隣の機器B,C,Dが連鎖的にオンモードになる。
【0028】
次に、前述した動作を実現するための回路構成を説明する。図3は、物理層コントローラの内部構成の一例を示すブロック図である。物理層コントローラ12は、内部バス13によりCPU及びリンク層コントローラ11と接続されている。また、外部バス(P1394シリアルバス)のケーブルにより他の機器と接続されている。
【0029】
物理層コントローラ12内には、外部バスに対して信号を送受信するための回路として、外部バス14に接続されたドライバ及びレシーバ15と、このドライバ及びレシーバ15に接続されたエンコーダ及びデコーダ16を備えている。ドライバ及びレシーバ15は外部バス14に対して信号の送受信を行う。また、エンコーダ及びデコーダ16は送信信号の符号化及び受信信号の復号化を行う。エンコーダ及びテコーダ16は、さらに内部バス13を介してCPU及びリンクコントローラ11と通信を行う。これらは、物理層コントローラ12をオンモードにする動作とは関係ないが、後述するようにスリープモードにするために必要である。
【0030】
次に、図3においてツイストペアケーブル上のバイアス電圧を検出して物理層コントローラをオンモードにするための構成について説明する。物理層コントローラ12内には、このための構成として、外部バス上のバイアス電圧を検出するバイアス検出回路17と、バイアス検出回路17から出力されるバイアス検出出力と後述する定電圧回路19から出力される基準電圧とを比較し、比較結果を出力する比較器18と、図示しない電源回路により生成され端子T1から入力される電圧Vccから基準電圧Vrefを生成すると共に後述するバイアス出力制御回路21へバイアス電圧を供給する定電圧回路19と、比較器18の比較出力を内部バス13を介してCPU及びリンクコントローラ11へ送ると共にCPU及びリンクコントローラ11から送られて来るバイアス出力指令をバイアス出力制御回路21へ伝えるバイアス入出力制御回路20と、バイアス入出力制御回路20から送られて来るバイアス出力指令をもとに、定電圧回路19が生成するバイアス電圧を端子T2へ出力するようにオン/オフ制御するバイアス出力制御回路21を備えている。
【0031】
次に、物理層コントローラ12がツイストペアケーブル上のバイアス電圧を検出してオンモードになる動作について説明する。図3に示した構成において、外部バス14で接続された相手機器の物理層コントローラがオンモードになり、外部バス14内のツイストペアケーブル上にバイアス電圧を供給すると、このバイアス電圧はバイアス検出回路17により検出され比較器18へ入力される。相手機器の物理層コントローラがオンモードの時には、バイアス検出入力と基準電圧Vrefとが一致するので、比較器18は一致信号をバイアス入出力制御回路20へ送る。バイアス入出力制御回路20は一致出力をCPU及びリンクコントローラ11へ送る。CPU及びリンクコントローラ11は、この一致出力を見ることにより接続相手機器の物理層コントローラがバス上にバイアス電圧を供給していることを知ると、自分の物理層コントローラ12からバイアス電圧を出力するための指令信号をバイアス入出力制御回路20へ送る。バイアス入出力制御回路20は、この指令信号を受け取ると、バイアス出力制御回路21に対して、定電圧回路19が生成したバイアス電圧を端子T2へ出力するように指令する。この結果、定電圧回路19が生成したバイアス電圧がバイアス出力制御回路21を通過し、端子T2から外部バス14のツイストペアケーブルへ供給される。
【0032】
図4はツイストペアケーブル上のバイアス電圧を検出して物理層コントローラをオンモードにするための他の構成例を示す。この構成例においては、物理層コントローラ32の内部のバイアス検出回路(図示せず)で検出されたバイアス検出出力と基準電圧Vrefを比較し、比較結果を出力する比較器33と、物理層コントローラ32の内部で生成されたバイアス電圧をオン/オフ制御するスイッング回路34が、物理層コントローラ32の外部に設けられている。
【0033】
比較器33はバイアス検出出力と基準電圧Vrefとを比較し、比較出力をCPU及びリンクコントローラ31へ送る。CPU及びリンクコントローラ31は、比較器33の比較出力をもとにスイッチング回路34をオン/オフ制御する。すなわち、バイアス検出入力が基準電圧Vrefと一致している時には、スイッチング回路34をオンにする。スイッチング回路34がオンになると、物理層コントローラ32の内部で生成されたバイアス電圧がツイストペアケーブルへ供給される。
【0034】
換言すれば、本実施例は、図3における比較器18とバイアス出力制御回路21を物理層コントローラの外部に設け、それらをCPU及びリンクコントローラと制御線を介して接続したものである。
【0035】
(2)スリープモード
以上物理層コントローラをオンモードにする手順に関して説明したが、次にスリープモードにする手順について説明する。
【0036】
本発明に係る機器は、物理層コントローラをスリープモードにするために基本的に二つの機能を持っている。一つは、物理層コントローラをスリープモードにするコマンド(以下「PHY−SLEEPコマンド」という)を定義し、各機器はこのコマンドを受けた場合には自身の物理層コントローラをスリープモードにする。他の一つは、バス上の少なくとも一つの機器に、上位プロトコルによりバス上の全機器のステータスを把握し、どの機器もバスを使用する予定のない場合にPHY−SLEEPコマンドを送信する機能を持たせることである。これらの機能は、図3に示したCPU及びリンク層コントローラ11内のアプリケーションソフトにより実行される。
【0037】
次に、このような機能を持つ機器がスリープモードになるための手順について説明する。機器がスリープモードになるのは、その機器がバスを使用する予定のないときであるが、図2を参照しながら説明したように、システム内に一個でもオンモードの機器があると全機器がオンモードになるから、機器がスリープモードになるためには、システム内の全機器がバスを使用する予定のない時である。
【0038】
そこで、本発明では、全機器がバスを使用する予定のないことを知るための手順として第1〜第4の手順を設けた。
まず、第1の手順では、システム内にシステム全体の機器のバス使用状況を管理する機器(バスマネージャー:以下「BM」という)を設け、BMが各機器に対してバス使用希望の有無を定期的(例、10分間隔)に問い合わせるようにする。バスを使用する予定がなく自らスリープモードになりたい機器はその旨返答する。BMは全機器からバスを使用したくない旨の返答を受けた場合に、各機器に対してPHY−SLEEPコマンドを送信する。PHY−SLEEPコマンドを受けた機器は自分の物理層コントローラをスリープモードにする。PHY−SLEEPコマンドを送信した後、BM自身の物理層コントローラもスリープモードになる。
【0039】
図5はこの場合の通信手順を示す図である。この図では、機器AがBMであり、順次機器B,C,Dに対してバス使用希望の有無を問い合わせ、全機器がバスを使用したくない旨返答した後に、順次機器B,C,DへPHY−SLEEPコマンドを送信している。
【0040】
図6はこの場合のBMの動作を示すフローチャートである。まず、ステップS1では、BMも含めて全ての機器の物理層コントローラがオンモードになっていることを示す。ステップS2〜S4は、図5の通信手順に示す動作に対応する処理である。ステップS5は、BMも含めてシステム内の全ての機器の物理層コントローラがスリープモードになっている状態を示す。そして、ステップS6は、BMの物理層コントローラがスリープモードになった後、ツイストペアケーブル上のバイアス電圧を検出する処理を示す。そして、1台でもオンモードになった機器があると、全ての機器がオンモードになるのでステップS1へ移る。
【0041】
第2の手順では、システム内に前述したBMの機能を有する機器を複数台設けておき、ユーザーの設定等により機器を定め、この機器が前述したBMと同じ動作を行うものである。例えばシステム内の全機器がこの機能を有するようにした場合には、スリープモードになりたい機器は、バス上の他の全機器に対してバス使用希望の有無を定期的に問い合わせる。そして、他の全機器からバスを使用したくない旨の返答を受けた場合に、各機器に対してPHY−SLEEPコマンドを送信し、その後自らもスリープモードになる。この場合の通信手順及び動作フローは前述した第1の手順の場合と実質的に同様である。
【0042】
第3の手順では、スリープモードになりたくない機器は、システム内の他の全機器に対して定期的(例、10分間隔)に自分が起きていたい(オンモードでいたい)旨を示すパケットを同報通信により送信しておく。図7は機器Aがこのパケットを送信している場合の手順を示す。各機器はバス上にこのパケットが流れていない時は、バスを使用する予定の機器がないことが分かる。そこで、第1の手順におけるBM、あるいは第2の手順におけるBMの機能を有する機器は、このパケットがバス上にないことを検出した時に、他の機器に対してPHY−SLEEPコマンドを送信する。つまり、本手順は、第1、第2の手順のように、バスを使用する予定のないことを問い合わせに対して返答するのではなく、自ら知らせる点が特徴である。
【0043】
第4の手順では、システム内に予め一つの機器を定め、その機器にシステム内の全機器がスリープモードになりたいか否かを登録するレジスタ(以下「スリープレジスタ」という)を設けておく。そして、このスリープレジスタを設けた機器のバス上のアドレスを予め全ての機器に知らせておく。スリープモードになりたい機器は、そのレジスタに自分のフラグを立てる。そして、スリープモードになりたい機器は、自分以外の全ての機器がスリープモードになりたいかどうかを、そのフラグを見て判断し、自分以外の全ての機器がスリープモードになりたい場合は、PHY−SLEEPコマンドを全ての機器に送信する。そして、その後自身もスリープモードになる。
【0044】
図8はこの場合の手順の一例を示す。この図では、機器Dにスリープレジスタが設けられており、機器Bがスリープモードになりたいので、機器Dのスリープレジスタのフラグを見にいき、全ての機器のフラグを立っていることを確認した後、機器A,C,DにPHY−SLEEPコマンドを送信している。
【0045】
以上システム内の全機器がバスを使用する予定のないことを知るための手順について説明した。本発明では、さらにユーザーの指令した機器が他の全機器に対してPHY−SLEEPコマンドを送信する手順を設けた。この場合の通信手順の一例を図9に示す。この図では、ユーザーが機器Dに対してスリープ指令を与える。これにより、機器Dは機器C,B,Aに対してPHY−SLEEPコマンドを送信した後、自らもスリープモードとなる。
【0046】
ただし、この手順には優先順位が存在し、アプリケーションによってはスリープモードに設定できないようにしておく。例えば、他の機器が録画、ダビング等を行っている時は、機器DからPHY−SLEEPコマンドを受け取ってもスリープモードに設定できないようにしておく。したがって、このような場合には、録画、ダビング等を行っていない機器が瞬間的にスリープモードになっても、スリープモードにならない機器があるため、結局全ての機器がオンモードに戻ってしまうことになる。
【0047】
また、本発明では、機器が自らオンモードになった後、バスに接続されていないことを検出して自らスリープ状態になる手順を設けた。この手順における機器の動作フロー(サブルーチン)を図10に示す。
【0048】
まず、ステップS11でカウンタを0にする。なお、このカウンタは図3のCPU及びリンクコントローラ11内に設けられている。次に、ステップS12で、バイアス出力をオンにする。すなわち、図3においては、CPU及びリンクコントローラ11がバイアス入出力制御回路20に対して、バイアス出力指令を送る。
【0049】
次に、ステップS13で、時間Td1待った後、ステップS14でカウンタを1インクリメントする。そして、S15でバイアス検出入力を見て、S16でそのレベルを判定する。そして、ハイレベルであれば、自らオンモードになる(S17)。これらのステップの作用は、自分がバイアスを出力した後、自分がバスに接続されているか否かを判定するものである。つまり、自分がバスに接続されていれば、図2を参照しながら説明した通り、バスに接続されている他の機器もオンモードになるから、バイアス検出入力はハイレベルになり、図3の比較器18は一致信号を出力する。これに対し、もし自分がバスに接続されていなければ、他の機器の物理層コントローラがバスへ供給したとしても、そのバイアス電圧を検出できないから、バイアス検出入力はローレベルとなり、比較器18は一致信号を出力しない。
【0050】
前記したステップS13〜S16は、カウンタが3になる迄、すなわち自分がオンモードになってから、Td1の3倍の時間迄行う。それでも、バイアス入力がハイにならない時は、自分がバスに接続されていないと判定し、自らスリープモードになる(S18,19)。
【0051】
(3)ディレイモード
このモードは、オンモードの機器がPHY−SLEEPコマンドを受け取ることによりスリープモードに移行する時に、一時的になるモードである。このモードにいる時間Tは、少なくともシステム全体がオフになる迄である。このモードを設けないと、他の機器からのPHY−SLEEPコマンドを受け、スリープモードになった後、システム内にまだスリープモードに移行していない機器が存在するとその機器からのバイアス電圧により、オンモードに戻ってしまうおそれがあるので、それを回避するために設けたものである。
【0052】
このモードの動作フロー(サブルーチン)の一例を図11に示す。まず、PHY−SLEEPコマンドを受け取ることにより、サブルーチンがスタートする。最初のステップS21で、遅延時間のカウンタTdly=0に設定し、次に、バス上のバイアス検出入力を無視するモードになり、かつ自分のバイアス出力を0にする(ステップS22,23)。ここで、バス上のバイアス検出入力を無視するとは、図3のCPU及びリンクコントローラ11のCPUが、PHY12内の比較器18とバイアス入出力制御回路20から送られて来る信号を無視するということである。この状態から、カンウタTdlyのカンウト値が前記時間Tに達すると、バイアス検出入力を見るモードになる(ステップS24,25)。そして、このサブルーチンをを抜ける。
【0053】
なお、前記実施例はシステム内の全機器がCPU及びリンク層コントローラを有するものであったが、システム内のルータのような物理層コントローラのみ有する機器が存在するシステムもある。その場合には、PHY−SLEEPコマンドにより物理層コントローラをスリープモードに設定することはできないので、ハードスイッチ等により物理層コントローラを強制的にスリープモードにすればよい。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、定期的にシステム上の機器の状態を把握して必要に応じてシステムの全機器を省電力モードにさせる機能を持たせたので、システムの使用電力が最小限に抑えられて、省エネルギー化を推進することができる。
【0055】
また、本発明によれば、システム内の各機器は、省電力モード時に、他の機器がバスへ出力したバイアス電圧を検出して自分の動作モードを省電力モードから通常動作モードに変化させ、自分もバスへバイアス電圧を出力するようにしたので、システム内の機器が1台でも通常動作モードになれは、全機器が連鎖的に省電力モードから通常モードに変化する。このため、従来の問題点であった途中の機器がオフになっているため通信ができないという事態を回避できる。
【0056】
さらに、システム内の他の機器から省電力モードを指令するコマンドを受けた機器は、所定時間はバイアス電圧を検出しないようにしたので、他の機器がバイアス電圧をオフにする前に自分が検知して通常動作モードに戻ってしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器が自身及びP1394シリアルバスのケーブルで直接接続された相手機器の物理層コントローラの電源を制御する原理を説明する図である。
【図2】一台の機器がオンモードになった時に、他の機器が連鎖的にオンモードになるようすを示す図である。
【図3】ツイストペアケーブル上のバイアス電圧を検出して物理層コントローラをオンモードにするための構成例を示す図である。
【図4】ツイストペアケーブル上のバイアス電圧を検出して物理層コントローラをオンモードにするための他の構成例を示す図である。
【図5】BMが他の全機器に対してバス使用希望の有無を問い合わせた後、PHY−SLEEPコマンドパケットを送信する手順を示す図である。
【図6】図5の通信手順を実行する場合のBMの動作を示すフローチャートである。
【図7】オンモードでいたいことを示すパケットを同報している場合の手順の一例を示す図である。
【図8】スリープレジスタの内容を問い合わせたのち、PHY−SLEEPコマンドパケットを送信する手順の一例を示す図である。
【図9】ユーザーの指令により強制的にスリープモードになる場合の通信手順の一例を示す図である。
【図10】自らオンモードになった後、バスに接続されていないことを検出して自らスリープ状態になる場合の動作を示すフローチャートである。
【図11】ディレーモードの動作の一例を示すフローチャートである。
【図12】複数の機器をP1394シリアルバスで接続し、通信を行うシステムの一例を示す図である。
【符号の説明】
1,2,12,32,44…物理層コントローラ、11,31,44…CPU及びリンク層コントローラ、17…バイアス検出回路、18,33…比較器、19…定電圧回路、20…バイアス入出力制御回路、21…バイアス出力制御回路、34…スイッチング回路

Claims (12)

  1. 2対のツイストペアケーブルが設けられたケーブルを用いたバスで接続された複数の電子機器間で双方向通信を行うシステムに用いる電子機器であって、
    前記バスに対する通信を行うためのインターフェースとして、前記バスのドライバ/レシーバおよびデータのエンコード/デコード処理機能を持つ物理層コントローラと、パケットの生成/検出機能を持つリンク層コントローラとを含む構成をなし、
    前記物理層コントローラは、
    前記バスで接続された相手の電子機器が前記バスの1対のツイストペアケーブルへ出力したバイアス電圧を検出する第1の手段と、前記バスの他方のツイストペアケーブルへのバイアス電圧の出力制御を行う第2の手段とを備えると共に、
    該第2の手段がバイアス電圧を出力し通常の動作を行う通常動作モードと、該第2の手段がバイアス電圧を出力しない省電力モードと有し、
    前記バスで接続された相手の電子機器の物理層コントローラに対して、省電力モードになるよう指示する信号を送受信する手段と、所定時間を計測する時間計測手段とを備え、
    前記物理層コントローラが前記省電力モードである場合には、前記電子機器内において自ら前記通常モードに移行するべき要因が発生したとき、あるいは、前記第1の手段が前記バイアス電圧を検出したときに、前記省電力モードから前記通常動作モードに変化し、
    前記物理層コントローラが前記通常動作モードであり、前記省電力モードになるよう指示する信号を送信する場合には、前記信号を送信した後に、自らも前記省電力モードに移行し、
    前記物理層コントローラが前記通常動作モードであり、前記省電力モードになるよう指示する信号を受信した場合には、前記省電力モードに移行し、
    前記物理層コントローラが前記通常モードから前記省電力モードへ移行するときには、前記第2の手段は前記バイアス電圧の出力を止め、前記時間計測手段による時間計測を起動し、バスの状況が安定するまでの遅延時間が経過するまで待つという一時的な状態を経てから、前記省電力モードへ移行する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記第2の手段は、
    基準電圧を出力する定電圧出力手段と、
    前記第1の手段で検出されたバイアス電圧と前記基準電圧とを比較する比較手段とを有し、
    前記基準電圧と前記バイアス電圧とが一致した際に前記バスへ前記バイアス電圧を出力させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記リンク層コントローラが前記バスで接続された相手の電子機器が自分に宛てた所定のコマンドパケットを検出したときに、前記省電力モードになるよう指示する信号を送信することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 自ら前記通常動作モードになったときに前記第2の手段がバイアス電圧を出力し、前記時間計測手段による時間計測を起動し、所定時間経過したときに前記第1の手段がバイアス電圧を検出しない場合には、前記省電力モードに変化することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 2対のツイストペアケーブルが設けられたケーブルを用いたバスで接続された複数の電子機器間で通信を行うシステムに用いる電子機器の動作モード制御方法であって、前記電子機器は、前記バスに対する通信を行うためのインターフェースとして、前記バスのドライバ/レシーバおよびデータのエンコード/デコード処理機能を持つ物理層コントローラと、パケットの生成/検出機能を持つリンク層コントローラとを含む構成をなし、
    前記バスで接続された相手の電子機器が前記バスの1対のツイストペアケーブルへ出力したバイアス電圧を検出する検出工程と、
    前記検出工程で、前記バスで接続された相手の電子機器が前記バスの1対のツイストペアケーブルへ出力したバイアス電圧を検出したときに、自分の動作モードを前記バスの他 方のツイストペアケーブルに前記バイアス電圧を出力しない省電力モードから前記バスの他方のツイストペアケーブルに前記バイアス電圧を出力する通常動作モードに変化させる工程とを有し、
    前記物理層コントローラが前記省電力モードである場合には、前記電子機器内において自ら前記通常モードに移行するべき要因が発生したとき、あるいは、前記バイアス電圧を検出したときに、前記省電力モードから前記通常動作モードに変化し、
    前記物理層コントローラが前記通常動作モードであり、前記省電力モードになるよう指示する信号を送信する場合には、前記信号を送信した後に、自らも前記省電力モードに移行し、
    前記物理層コントローラが前記通常動作モードであり、前記省電力モードになるよう指示する信号を受信した場合には、前記省電力モードに移行し、
    前記物理層コントローラが前記通常モードから前記省電力モードへ移行するときには、前記第2の手段は前記バイアス電圧の出力を止め、バスの状況が安定するまでの所定時間の遅延時間が経過するまで待つという一時的な状態を経てから、前記省電力モードへ移行する
    ことを特徴とする電子機器の動作モード制御方法。
  6. 前記バスで接続された相手の電子機器が自分に宛てた所定のコマンドを検出したときに、自分の動作モードを通常動作モードから省電力モードに変化させる工程を有することを特徴とする請求項記載の電子機器の動作モード制御方法。
  7. システム内の所定の電子機器が、他の全ての電子機器に対してバスの使用希望の有無の問い合わせを行う問い合わせ工程と、
    前記問い合わせに対して該全ての電子機器からバス使用希望が無い旨の返答を受けたときに、該全ての電子機器に対して前記所定のコマンドを送信する送信工程と
    を有することを特徴とする請求項記載の電子機器の動作モード制御方法。
  8. システム内の電子機器のうち、通常動作モードを保持したい電子機器が所定のデータを送出するデータ送出工程と、
    前記所定のデータが送出されているかどうかを検出する検出工程と、
    前記検出工程で、前記所定のデータが送出されていないことが検出された際に、前記所定のコマンドを送出するコマンド送出工程と
    を有することを特徴とする請求項記載の電子機器の動作モード制御方法。
  9. システム内の電子機器のうち、所定の電子機器が前記複数の電子機器の省電力モード状況を保持する保持手段を有し、
    前記動作モード制御方法は、
    前記保持手段に所望の電子機器の省電力モード状況を書き込む書込工程と、
    前記保持手段の内容を検出する検出工程と、
    前記検出工程で、システム内の全ての電子機器が省電力モードに変化したいことが検出された際に、前記所定のコマンドを送出するコマンド送出工程と
    を有することを特徴とする請求項記載の電子機器の動作モード制御方法。
  10. システム内の二以上の電子機器が前記所定の電子機器になる能力を有することを特徴とする請求項記載の電子機器の動作モード制御方法。
  11. ユーザの指令を受けた電子機器が、他の電子機器に対して前記所定のコマンドを送信する工程を有することを特徴とする請求項記載の電子機器の動作モード制御方法。
  12. 前記所定のコマンドを検出したときは、所定時間内はバスで接続された相手の電子機器が前記バスへ出力したバイアス電圧の検出を行わないことを特徴とする請求項記載の電子機器の動作モード制御方法。
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