JP4025429B2 - 接続制御装置及び接続制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパーソナルコンピュータ等の機器をケーブルにて接続する接続制御装置及び接続制御方法に関するものである。
【0002】
近年、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)の普及にともない、そのパソコンに接続可能なディジタルビデオカメラ等の周辺機器も種類が多くなってきている。そして、それらの機器を接続してネットワークを構築する場合、その接続は全ての機器の電源がオフの状態でされなければならない。これは、構築された(電源が投入された)ネットワークに機器を接続した場合、後から接続された機器はネットワークに接続された事が認識されないからであり、認識されなければデータ転送を行うことができない。
【0003】
そのため、ホットプラグでプラグアンドプレイを行い得る規格が提案され、その規格にて機器を接続する接続装置が提供されている。ホットプラグは活線挿抜又はホットスワップと呼ばれ、電源を入れた状態で機器の接続,取り外しを行うことを可能する機能である。プラグアンドプレイは、ネットワークの状態を常に監視し、機器がネットワークに接続又は取り外された場合に、ネットワークの再構築を行う機能である。そして、パソコン等の機器において、消費電力の低減化が求められているため、このような機能を提供する接続装置においても、消費電力の低減が要求されている。
【0004】
【従来の技術】
ホットプラグとプラグアンドプレイを行うために重要な事は、自機がネットワークに接続されたか否かを常に認識することである。従来、ネットワークに接続される機器には、該機器をネットワークに接続するためのケーブル接続制御装置(以下、単に接続装置という)が備えられている。また、機器は、外部に接続された接続装置を介してネットワークに接続されるように構成されても良い。その接続装置は、ネットワークとの接続端子に常にその機器の存在を示すステータス信号を出力する。このステータス信号は所定のバイアス電圧である。
【0005】
ネットワークに接続可能に構成された全ての機器は、ステータス信号を出力する機能を持つ。接続された複数の機器は、互いに相手の機器から出力されるステータス信号を検出し、それによりネットワークを再構築する。このようにして、機器は、互いに出力するステータス信号によりネットワークに接続されているか否かを認識する。そして、接続された機器は、認識した機器との間でデータ転送が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成された機器は、接続状態に係わらずステータス信号を出力している。即ち、機器は、ネットワークに接続する必要が無いときにも、ステータス信号を出力している。このため、ステータス信号を出力する回路部分が常時動作していることとなり、機器の消費電力低減が困難であるという問題を生じていた。
【0007】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は消費電力の低減を図ることができる接続制御装置及び接続制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、自ノードの存在をネット内に通知するための自ステータス信号を生成するステータス生成部と、相手ノードが出力する相手ステータス信号を検知し、その検知結果を出力するステータス検知部と、前記検知結果に基づいて相手ステータス信号が消失した場合であって、自ノードが使用される状態で且つネット内に接続される必要がない場合に前記ステータス生成部を不活性化し、自ノードがネット内に信号を出力又は入力する場合又は前記検知結果に基づいて相手ステータス信号が検知された場合に前記ステータス生成部を活性化するステータス制御部とを備える。このように、そのステータス制御部によって検知結果に基づいて相手ステータス信号が消失した場合にステータス生成部を不活性化することにより、電力消費が少なくなる。
【0009】
なお、ステータス制御部は、請求項2に記載の発明のように、自ノードがネットに接続されているか否かを認識するときにはステータス生成部を活性化することによりネットワークを構築できる。
【0010】
また、ステータス制御部は、請求項3に記載の発明のように、自ノードの電源が投入された時にステータス生成部を活性化することによりネットワークを構築できる。
【0011】
ステータス制御部は、請求項4に記載の発明のように、一定時間以上の間、相手ステータス信号が不活性化されている場合にステータス生成部を活性化し、ネットワークの状態を監視するその後、相手ステータス信号が活性化しないときにステータス生成部を不活性化することで、消費電力を低減できる。
【0012】
ステータス制御部は、請求項5に記載の発明のように、自ノードと相手ノードの接続が確認されたネット接続状態においてステータス生成部を不活性化することで、ネットからの干渉を無視することができる。
【0013】
ステータス制御部は、請求項6に記載の発明のように、一定周期自ノードがネット内にデータを出力せず、且つ相手ノードからデータの受信が無い場合にステータス生成部を不活性化することで消費電力を低減する。
【0014】
ステータス制御部は、請求項7に記載の発明のように、ネットの接続を切断したいときに、ステータス生成部を不活性化することができる。
請求項8に記載の発明のように、外部から入力される基準クロック信号に基づいてステータス制御部にクロック信号を供給するPLL回路を有し、ステータス制御部は、ステータス生成部を不活性化するときにPLL回路を不活性化することで、消費電力を低減する。
【0015】
請求項9に記載の発明のように、基準クロック信号とPLL回路にて生成されるクロック信号とが入力され、ステータス制御部から入力される選択信号に基づいて基準クロック信号とクロック信号のうちの何れか一方を選択し、その選択信号をステータス制御部に出力するセレクタを備え、ステータス制御部は、ステータス生成部を活性化する時にクロック信号が入力され、ステータス生成部を不活性化するときに基準クロック信号が入力されるべく選択信号を出力する。これにより、低周波数の基準クロック信号により動作するステータス制御部は、電力消費が少ない。
【0016】
ステータス制御部は、請求項10に記載の発明のように、ステータス生成部を不活性化する場合に、基準クロック信号を同時に不活性化するべく発振器に対する制御信号を出力する。
【0017】
ステータス制御部は、請求項11に記載の発明のように、ステータス生成部を不活性化する場合にも、PLL回路を活性状態に保持している。
ステータス制御部は、請求項12に記載の発明のように、ステータス生成部を不活性化する場合に、クロック信号の周波数を下げるべくPLL回路を制御し、これにより消費電力が低減される。
【0018】
ステータス制御部は、請求項13に記載の発明のように、ステータス生成部を不活性化する場合に、基準クロック信号の周波数を下げるべく発振器を制御し、これにより消費電力が低減される。
【0019】
ステータス制御部は、請求項14に記載の発明のように、ステータス生成部を不活性化する場合に、接続されたCPUを同時に不活性化するべく制御する。
ステータス制御部は、請求項15に記載の発明のように、ネットに接続される複数のポートのそれぞれに備えられるステータス生成部とステータス検知部を、1つのポートの相手ステータス信号を活性化した場合に他のポートの自ステータス信号を活性化し、ネットワークを構築する。
【0020】
ステータス制御部は、請求項16に記載の発明のように、ネットに接続される複数のポートのそれぞれに備えられたステータス生成部とステータス検知部に対して、1つのポートの相手ステータス信号が活性化しても、他のポートはその相手のステータス信号が検知されない限り不活性化することで、これにより消費電力を低減する。
【0021】
ステータス制御部は、請求項17に記載の発明のように、データを送信するためのドライバと、データを受信するためのレシーバを、ステータス生成部を不活性化する場合に不活性化し、これにより消費電力を低減する。
【0022】
ステータス制御部は、請求項18に記載の発明のように、ステータス生成部を活性化する場合に、ドライバ及びレシーバを活性化し、データ転送を可能とする。
【0023】
請求項19に記載の発明によれば、相手ノードが出力する相手ステータス信号の検知結果に基づいて、相手ステータス信号が消失した場合であって、自ノードが使用される状態で且つネット内に接続される必要がない場合に自ノードの存在をネット内に通知するための自ステータス信号を不活性化することで、その自ステータス信号を生成するための回路部分の消費電力が少なくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
以下、本発明を具体化した第一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0025】
図1は、シリアルインタフェースの一つであるIEEE1394規格に準拠したシステム構成を示す。図1において、機器としてのパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)11は、外部周辺機器としてのデジタルビデオカメラ(以下、単にカメラという)12とケーブル13を介して接続されている。このように接続されたパソコン11とカメラ12は、IEEE1394規格にてデータの送受信を行うネットワークを構成する。尚、IEEE1394規格以外により接続する構成としてもよい。
【0026】
パソコン11とカメラ12は、IEEE1394プロトコルに準拠したデータ転送を可能にするためのケーブル接続制御装置(以下、接続装置という)14,15をそれぞれ含む。接続装置14,15は、接続端子としてのコネクタ16,17をそれぞれ含み、両コネクタ16,17にケーブル13のコネクタが接続される。尚、パソコン11,カメラ12と接続装置14,15との間を、それぞれケーブルにて接続する構成としてもよい。
【0027】
両接続装置14,15は、ホットプラグにてプラグアンドプレイを行い得る機能を持つ。即ち、接続装置14,15は、それら装置14,15を介して機器11,12がネットワークに接続されているか否かを認識する機能を持つ。この機能は、機器間におけるステータス信号の授受により提供される。即ち、両接続装置14,15は、接続相手に出力するステータス信号(以下、自ステータス信号という)の生成する機能と、接続相手の機器から出力されるステータス信号(相手ステータス信号)の検知する機能を持つ。
【0028】
更に、両接続装置14,15は、予め設定された条件に基づいて、自ステータス信号の生成機能を、活性化/不活性化に制御する機能を持つ。図2は、接続装置14,15が自ステータス信号を制御する条件を示す。
【0029】
詳述すれば、接続装置14,15を備えたパソコン11,カメラ12をそれぞれノードと呼ぶ。今、パソコン11からネットワークの状態を確認する場合、そのパソコン11を自ノードと呼び、カメラ12を相手ノードと呼ぶ。
【0030】
自ノードは、条件1−1.(活性化された相手ステータス信号が相手ノードから出力され、それを検知した時)、条件1−2.(自ノードがネット内で、データの送受信を行う時)の何れかに該当する場合に、自ステータス信号を活性化する。そして、自ノードは、条件2−1.(相手ステータス信号の不活性化を検知した時)に該当する場合に、自ステータス信号を不活性化する。
【0031】
このような機能を持つ接続装置14,15は、パソコン11,カメラ12が接続されない状態、即ちそれぞれ単独で使用される場合に、自ステータス信号を活性化しない。このことは、その自ステータス信号を生成し出力する回路部分における電力消費を削減し、これにより装置14,15、ひいてはパソコン11,カメラ12の消費電力を低減する。
【0032】
次に、接続装置14,15の構成を説明する。
図3は、接続装置14のブロック回路図を示す。尚、図1のカメラ12に備えられた接続装置15は、パソコン11に備えられた接続装置14と構成,動作が同じであるため、詳細な図面及び動作説明を省略する。
【0033】
図3の接続装置14は、PLL回路21、ステータス制御部22、自ステータス生成部23、相手ステータス検知部24、データ転送回路部25、ネットインタフェース26、ホストインタフェース27を含む。PLL回路21には、ホスト装置としてのパソコン11に備えられた発振器11aにて生成される基準クロック信号SCKが入力される。PLL回路21は、基準クロック信号SCKに基づいて、その基準クロック信号SCKの周波数よりも高い所定周波数を持つクロック信号CLKを生成する。そして、PLL回路21は、生成したクロック信号CLKを、ステータス制御部22とデータ転送回路部25に出力する。ステータス制御部22とデータ転送回路部25は、入力されるクロック信号CLKに基づく周期にて動作する。
【0034】
ステータス制御部22には、自ステータス生成部23と相手ステータス検知部24が接続されている。相手ステータス検知部24は、ネットインタフェース26を介して接続相手(図1のカメラ12の接続装置15)に接続される。相手ステータス検知部24は、接続装置15から出力される自ステータス信号が、ネットワーク(図1のケーブル13)を介して相手ステータス信号ST2として入力される。
【0035】
相手ステータス検知部24は、相手ステータス信号ST2が活性状態にあるとき、その活性化したステータス信号ST2に応答して検知信号S2を活性化し、その検知信号S2をステータス制御部22に出力する。ステータス制御部22は、活性化した検知信号S2に応答して自ステータス生成部23に出力する制御信号S1を活性化する。
【0036】
自ステータス生成部23は、活性化した制御信号S1に応答して活性化し、活性化した自ステータス信号ST1を出力する。接続相手である接続装置15に出力する。このようにして、ステータス制御部22は、活性化した相手ステータス信号ST2を検知した検知信号S2に基づいて、自ステータス信号ST1を活性化する。
【0037】
相手ステータス検知部24は、不活性化した相手ステータス信号を検知すると、検知信号S2を不活性にする。ステータス制御部22は、不活性の検知信号S2に応答して自ステータス生成部23に対する制御信号S1を不活性化する。
【0038】
自ステータス生成部23は、不活性化した制御信号S1に応答して不活性となる。これにより自ステータス信号ST1は不活性となる。このようにして、ステータス制御部22は、不活性の相手ステータス信号ST2を検知した検知信号S2に基づいて、自ステータス信号ST1を不活性化する。
【0039】
更に、前記ステータス制御部22は、活性化した検知信号S2に基づいて、活性化した信号S3を生成し、その信号S3をデータ転送回路部25に出力する。この信号S3は、CPU11bがネットの状態を検出するために用いられる。これは、相手ステータス信号ST2が検知された時には、機器が接続相手として接続され活性化した状態である。これにより、ホスト装置であるパソコン11と接続相手の機器とからネットワークが構築され、データの転送が可能となる。尚、ステータス制御部22は、検知信号S2を信号S3として出力しても良い。
【0040】
ステータス制御部22には、データ転送回路部25が接続される。データ転送回路部25は、ドライバ25bとレシーバ25cからなるバッファ回路25aを含む。データ転送回路部25はホストインタフェース27に接続され、そのホストインタフェース27はホスト装置としてのパソコン11に備えられたCPU11bに接続される。また、データ転送回路部25はネットインタフェース26に接続され、そのネットインタフェース26は接続相手の装置としてのカメラ12に接続される。
【0041】
データ転送回路部25は、CPU11bからホストインタフェース27を介して入力されるデータを、ネットワークにて扱うIEEE1394規格のデータにフォーマットし、そのデータをドライバ25bを介して出力する。この出力データは、ネットインタフェース26を介して相手装置に出力される。
【0042】
一方、データ転送回路部25は、ネットワークからネットインタフェース26、レシーバ25cを介して入力されるデータを、CPU11bが扱うデータにフォーマットし、そのデータを出力する。この出力データは、ホストインタフェース27を介してCPU11bに出力される。
【0043】
データ転送回路部25には、CPU11bから転送するデータが入力されるときに、そのデータ転送に先だってデータ転送の開始を示す信号S4が入力される。データ転送回路部25は、この信号S4をステータス制御部22に出力する。
【0044】
ステータス制御部22は、信号S4に基づいて自ステータス生成部23を活性化させ、活性化した自ステータス生成部23は、活性化した自ステータス信号ST1を出力する。このようにして、ステータス制御部22は、ホスト装置であるパソコン11からデータを転送する時に、自ステータス信号ST1を活性化する。
【0045】
ところで、CPU11bがデータを受信しようとする時、CPU11bは、先ず相手装置であるカメラ12に対して受信コマンドを送信する。カメラ12は、受信コマンドに応答してデータを送信する。そして、データ転送回路部25は、この受信コマンドに基づいて信号S4をステータス制御部22に出力する。ステータス制御部22は、信号S4に応答して自ステータス制御部22を活性化させる。このようにして、ステータス制御部22は、ホスト装置であるパソコン11がデータを受信するときに、自ステータス信号ST1を活性化する。
【0046】
次に、上記の接続装置14を備えたパソコン11と、接続装置15を備えたカメラ12とを接離する場合の動作を説明する。
図4(a)〜(d)は、接続装置の動作説明図を示す。尚、図4には、ネットワークの接続に係わる接続装置14,15を示し、パソコン11,カメラ12を省略してある。また、図4において、活性化した信号を実線で示し、不活性状態の信号を波線で示してある。更に、図面には、自ステータス信号を「自」、相手ステータス信号を「相」と示す。
【0047】
今、図4(a)に示す接続装置14,15は、電源が投入され、非接続状態にある。この時、両装置14,15は、それぞれ相手装置の相手ステータス信号が入力されない、即ち相手ステータス信号が不活性であることを検知する。そして、その検知結果に基づいて、両装置14,15は、自ステータス信号を不活性の状態に保持する。
【0048】
次に、図4(b)に示すように、接続装置14,15を接続する。この時、両装置14,15は、互いの相手ステータス信号が不活性であるため、これを検知しない。そのため、両装置14,15は、自ステータス信号を不活性の状態に保持する。
【0049】
今、接続装置14から接続装置15へデータを転送する。(実際には、図1のパソコン11から接続装置14,15を介してカメラ12へデータが転送される。)
この時、図4(c)に示すように、接続装置14は、自ステータス信号を活性化する。この自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る接続装置15は、相手ステータス信号が活性化しているため、自ステータス信号を活性化する。この活性化した自ステータス信号は、接続装置14に相手ステータス信号として入力される。
【0050】
このようにして、接続装置14,15は、互いに活性化した相手手ステータス信号を検知する。これにより、両接続装置14,15間の接続が完了し、データが接続装置14から接続装置15へ転送される。尚、接続装置15から接続装置14へデータを転送しようとする場合も同様にして両装置14,15間の接続が完了する。
【0051】
次に、図4(d)に示すように、接続装置14,15の接続が切断されると、それぞれ相手ステータス信号が入力されなくなる(相手ステータス信号が不活性になる)ため、両装置14,15は自ステータス信号を不活性にする。
【0052】
このようにして、接続装置14,15は、電源を投入した状態でケーブル13を接続した後にデータ転送を開始する時に、自ステータス信号を活性化させて接続を完了する。これにより、接続装置14,15は、ホットプラグでプラグアンドプレイを行う機能を実現する。そして、接続装置14,15は、非接続時及びケーブル13を接続した後にデータ転送が開始されるまでの間における電力消費を少なくする。
【0053】
図5(a)〜(d)は、本実施形態の接続装置14と、従来の接続装置28を接続/切り離すときの動作説明図を示す。尚、図5において、図4と同様に、活性化した信号を実線で示し、不活性状態の信号を波線で示してある。更に、図面には、自ステータス信号を「自」、相手ステータス信号を「相」と示す。
【0054】
今、図5(a)に示す接続装置14と従来の接続装置(以下、従来装置という)28は、電源が投入され、非接続状態にある。この時、従来装置28は、常に活性化した自ステータス信号を出力する。一方、接続装置14は、相手装置の相手ステータス信号が入力されない、即ち相手ステータス信号が不活性であることを検知する。そして、接続装置14は、その検知結果に基づいて、自ステータス信号を不活性の状態に保持する。
【0055】
次に、図5(b)に示すように、接続装置14と従来装置28を接続する。すると、接続装置14には、従来装置28から出力される自ステータス信号が、相手ステータス信号として入力される。接続装置14は、この活性化した相手ステータス信号を検知し、自ステータス信号を活性化する。従来装置28は、接続装置14から出力される自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る。
【0056】
このようにして、接続装置14,従来装置28は、互いに活性化した相手ステータス信号を検知することにより、相手の装置を認識する。これにより、両装置14,28間の接続が完了し、ネットワークが構築されてデータ転送が可能となる。
【0057】
次に、図5(c)に示すデータ転送時において、接続装置14と従来装置28は互いに相手の装置を認識しているため、相互にデータを転送することができる。
【0058】
次に、図5(d)に示すように、接続装置14と従来装置28の接続が切断されると、接続装置14は、従来装置28から相手ステータス信号が入力されなくなる(相手ステータス信号が不活性になる)ため、自ステータス信号を不活性にする。
【0059】
このように、接続装置14と従来装置28を接離する場合においても、本実施形態の接続装置14,15を接離する場合と同様に、ホットプラグでプラグアンドプレイを行う機能を実現する。そして、接続装置14は、非接続時における電力消費を少なくする。
【0060】
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ステータス制御部22は、相手ステータス検知部24の検知結果に基づいて相手ステータス信号ST2が不活性の場合に自ステータス生成部23を不活性化するようにした。その結果、自ステータス生成部23の分だけ消費電力が少なくなる。
【0061】
(2)ステータス制御部22は、相手ステータス検知部24の検知結果に基づいて活性化した相手ステータス信号ST2を検知した場合に自ステータス生成部23を活性化するようにした。その結果、電源がオンされたホットプラグの状態においてネットワークに接続された相手装置を認識してネットワークを構築するプラグアンドプレイを行うことができる。
【0062】
(第二実施形態)
以下、本発明を具体化した第二実施形態を図6〜図10に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0063】
図6は、シリアルインタフェースの一つであるIEEE1394規格に準拠したシステム構成を示す。図6において、機器としてのパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)11、外部周辺機器としてのデジタルVTR(以下、VTRという)31、及び、外部周辺機器としてのカラープリンタ(以下、プリンタという)32は、ケーブル13を介して接続されている。このように接続されたパソコン11,VTR31,プリンタ32は、IEEE1394規格にてデータの送受信を行うネットワークを構成する。尚、IEEE1394規格以外により接続する構成としてもよい。
【0064】
パソコン11,VTR31,プリンタ32は、IEEE1394プロトコルに準拠したデータ転送を可能にするためのケーブル接続制御装置(以下、接続装置という)33,34,35をそれぞれ備えている。尚、パソコン11,VTR31,プリンタ32と接続装置33,34,35との間を、それぞれケーブルにて接続する構成としてもよい。
【0065】
各接続装置33,34,35は、それぞれ2つの入出力ポートを持ち、各入出力ポートに対応して接続端子としてのコネクタ33a,33b,34a,34b,35a,35bが設けられている。各コネクタ33a,33b,・・・にはケーブル13のコネクタが接続される。図6において、パソコン11,VTR31,プリンタ32は、コネクタ33bとコネクタ34a間、コネクタ34bとコネクタ35a間が、それぞれケーブル13にて接続されている。このように接続されたパソコン11,VTR31,プリンタ32はネットワークを構成し、各機器(パソコン11,VTR31,プリンタ32)間のデータ転送を可能とする。
【0066】
各接続装置33〜35は、ホットプラグにてプラグアンドプレイを行い得る機能を持つ。即ち、接続装置33〜35は、それら装置33〜35を介してパソコン11,VTR31,プリンタ32がネットワークに接続されているか否かを認識する機能を持つ。この機能は、機器間におけるステータス信号の授受により提供される。即ち、両接続装置33〜35は、接続相手に出力するステータス信号(以下、自ステータス信号という)の生成する機能と、接続相手の機器から出力されるステータス信号(相手ステータス信号)の検知する機能を持つ。
【0067】
更に、各接続装置33〜35は、予め設定された条件に基づいて、自ステータス信号の生成機能を、活性化/不活性化に制御する機能を持つ。図7は、接続装置33〜35が自ステータス信号を制御する条件を示す。
【0068】
詳述すれば、接続装置33〜35を備えたパソコン11,VTR31,プリンタ32をそれぞれノードと呼ぶ。今、パソコン11からネットワークの状態を確認する場合、そのパソコン11を自ノードと呼び、VTR31,プリンタ32を相手ノードと呼ぶ。
【0069】
自ノードは、条件1−1.(活性化された相手ステータス信号が相手ノードから出力され、それを検知した時)、条件1−2.(自ノードがネット内で、データの送受信を行う時)、条件1−3.(ネットからの干渉を無視するために自ステータスを不活性化した場合で、干渉を無視したい状態が終了した時)のうちの何れかに該当する場合に、自ステータス信号を活性化する。そして、自ノードは、条件2−1.(相手ステータス信号の不活性化を検知した時)、条件2−2.(ネットからの干渉を無視した時)のうちの何れかに該当する場合に、自ステータス信号を不活性化する。
【0070】
このような機能を持つ接続装置33〜35は、パソコン11,VTR31,プリンタ32が接続されない状態、即ちそれぞれ単独で使用される場合に、自ステータス信号を活性化しない。このことは、その自ステータス信号を生成し出力する回路部分における電力消費を削減し、これにより装置33〜35、ひいてはパソコン11,VTR31,プリンタ32の消費電力を低減する。
【0071】
次に、接続装置33〜35の構成を説明する。
図8は、接続装置33のブロック回路図を示す。尚、図6のVTR31,プリンタ32に備えられた接続装置34,35は、パソコン11に備えられた接続装置33と構成,動作が同じであるため、詳細な図面及び動作説明を省略する。
【0072】
図8の接続装置33は、図6の2つのコネクタ33a,33bに対応して構成されている。即ち、接続装置33は、コネクタ33a,33bに対応するステータス制御部41、自ステータス生成部42a,42b、相手ステータス検知部43a,43b、データ転送回路部44、ネットインタフェース45a,45bを含む。更に接続装置33は、第一実施形態の接続装置14と同様にPLL回路21とホストインタフェース27を含む。
【0073】
ステータス制御部41は、自ステータス生成部42a,42bの活性化/不活性化を制御する機能を持つ。データ転送回路部44は、CPU11bとネットインタフェース45a,45bにそれぞれ接続される機器との間のデータ転送におけるフォーマット変換を行う機能を持つ。
【0074】
次に、各構成部材について詳述する。
PLL回路21は、ホスト装置としてのパソコン11に備えられた発振器11aから入力される基準クロック信号SCKに基づいて、その基準クロック信号SCKの周波数よりも高い所定周波数を持つクロック信号CLKを生成する。そして、PLL回路21は、生成したクロック信号CLKを、ステータス制御部41とデータ転送回路部44に出力する。
【0075】
ステータス制御部41には、自ステータス生成部42a,42bと相手ステータス検知部43a,43bが接続されている。相手ステータス検知部43a,43bは、ネットインタフェース45a,45bを介して接続相手に接続される。相手ステータス検知部43a,43bは、接続装置34から出力される自ステータス信号が、ネットワークを介して相手ステータス信号ST2a,ST2bとして入力される。
【0076】
相手ステータス検知部43a,43bは、相手ステータス信号ST2a,ST2bが活性状態にあるとき、その活性化したステータス信号ST2a,ST2bに応答して検知信号S2a,S2bを活性化し、その検知信号S2a,S2bをステータス制御部41に出力する。ステータス制御部41は、活性化した検知信号S2a,S2bに応答して自ステータス生成部42a,42bに出力する制御信号S1a,S1bを活性化する。
【0077】
自ステータス生成部42a,42bは、活性化した制御信号S1a,S1bに応答して活性化し、活性化した自ステータス信号ST1a,ST1bを出力する。接続相手に出力する。このようにして、ステータス制御部41は、活性化した相手ステータス信号ST2a,ST2bを検知した検知信号S2a,S2bに基づいて、自ステータス信号ST1a,ST1bを活性化する。
【0078】
相手ステータス検知部43a,43bは、不活性化した相手ステータス信号ST2a,ST2bを検知すると、検知信号S2a,S2bを不活性にする。ステータス制御部41は、不活性の検知信号S2a,S2bに応答して自ステータス生成部42a,42bに対する制御信号S1a,S1bを不活性化する。
【0079】
自ステータス生成部42a,42bは、不活性化した制御信号S1a,S1bに応答して不活性となる。これにより自ステータス信号ST1a,ST1bは不活性となる。このようにして、ステータス制御部41は、不活性の相手ステータス信号ST2a,ST2bを検知した検知信号S2a,S2bに基づいて、自ステータス信号ST1a,ST1bを不活性化する。
【0080】
更に、前記ステータス制御部41は、活性化した検知信号S2a,S2bに基づいて、信号S3を活性化させ、その信号S3をデータ転送回路部44に出力する。この信号S3は、CPU11bがネットの状態を検出するために用いられる。これは、相手ステータス信号ST2a,ST2bが検知された時には、機器が接続相手として接続され活性化した状態である。これにより、ホスト装置であるパソコン11と接続相手の機器とからネットワークが構築され、データの転送が可能となる。尚、ステータス制御部41は、検知信号S2a,S2bを信号S3として出力しても良い。
【0081】
ステータス制御部41には、データ転送回路部44が接続される。データ転送回路部44は、ネットインタフェース45a,45bに対応するバッファ回路44a,44b、レジスタ46を含む。各バッファ回路44a,44bは、ドライバ47とレシーバ48からなる。
【0082】
データ転送回路部44はホストインタフェース27に接続され、そのホストインタフェース27はホスト装置としてのパソコン11に備えられたCPU11bに接続される。また、データ転送回路部44はネットインタフェース45a,45bに接続され、そのネットインタフェース45a,45bは相手装置(図6のVTR31,プリンタ32)に接続される。
【0083】
データ転送回路部44は、CPU11bからホストインタフェース27を介して入力されるデータを、ネットワークにて扱うIEEE1394規格のデータにフォーマットし、そのデータをドライバ47を介して出力する。この出力データは、ネットインタフェース45a,45bを介して相手装置に出力される。
【0084】
一方、データ転送回路部44は、ネットワークからネットインタフェース45a,45b、レシーバ48を介して入力されるデータを、CPU11bが扱うデータにフォーマットし、そのデータを出力する。この出力データは、ホストインタフェース27を介してCPU11bに出力される。
【0085】
データ転送回路部44には、CPU11bから転送するデータが入力されるときに、そのデータ転送に先だってデータ転送の開始を示す信号S4が入力される。データ転送回路部44は、この信号S4をステータス制御部41に出力する。
【0086】
ステータス制御部41は、信号S4に基づいて自ステータス生成部42a,42bを活性化させ、活性化した自ステータス生成部42a,42bは、活性化した自ステータス信号ST1a,ST1bを出力する。このようにして、ステータス制御部41は、ホスト装置であるパソコン11からデータを転送する時に、自ステータス信号ST1a,ST1bを活性化する。
【0087】
ところで、CPU11bがデータを受信しようとする時、CPU11bは、先ず相手装置に対して受信コマンドを送信する。相手装置は、受信コマンドに応答してデータを送信する。そして、データ転送回路部44は、この受信コマンドに基づいて信号S4をステータス制御部41に出力する。ステータス制御部41は、信号S4に応答して自ステータス制御部41を活性化させる。このようにして、ステータス制御部41は、ホスト装置であるパソコン11がデータを受信するときに、自ステータス信号ST1a,ST1bを活性化する。
【0088】
データ転送回路部44のレジスタ46には、CPU11bからステータスデータが入力される。ステータスデータは、この接続装置33の動作モードを設定するためのデータであり、CPU11bは、データを書き込むためのコマンドと、ステータスデータをデータ転送回路部44に出力する。データ転送回路部44は入力されるコマンドに応答してステータスデータをレジスタ46に格納する。
【0089】
上記のような設定動作は、接続機器の間、即ち図6のパソコン11とVTR31,プリンタ32の間で送受信される通常のデータの転送が行われていないときにレジスタ46に格納される必要がある。即ち、データの転送等のようなネットの干渉を無視する必要がある。そのため、データ転送回路部44は、このようなときに、CPU11bから入力されるコマンドに基づく信号S4をステータス制御部41に出力する。ステータス制御部41は、この信号S4に応答して、自ステータス信号ST1a,ST1bを不活性化する。
【0090】
自ステータス信号ST1a,ST1bは、相手装置に相手ステータス信号として入力される。これにより、相手装置は、相手ステータス信号が不活性であることから、不活性の自ステータス信号を出力した装置(この場合は接続装置33)がネットワークから切り離されたと判断し、当該装置に対してデータ転送を行わない。このようにして、ステータス制御部41は、ネットワークからの干渉を無視するときに、自ステータス信号ST1a,ST1bを不活性にする。尚、ステータスデータの格納以外に、ネットワークの干渉を無視する構成としても良い。
【0091】
次に、上記の接続装置33〜35を接離する場合の動作を説明する。
図9(a)〜(e)は、接続装置33〜35の動作説明図を示す。尚、図9において、各接続装置33〜35を備えたパソコン11,VTR31,プリンタ32を省略してある。図9において、活性化した信号を実線で示し、不活性状態の信号を波線で示してある。更に、図面には、自ステータス信号を「自」、相手ステータス信号を「相」として示す。
【0092】
今、図9(a)に示す接続装置33〜35は、電源が投入され、非接続状態にある。この時、各装置33〜35は、それぞれ相手装置の相手ステータス信号が入力されない、即ち相手ステータス信号が不活性であることを検知する。そして、その検知結果に基づいて、各装置33〜35は、自ステータス信号を不活性の状態に保持する。
【0093】
次に、図9(b)に示すように、接続装置33〜35を接続する。この時、各装置33〜35は、互いの相手ステータス信号が不活性であるため、これを検知しない。そのため、各装置33〜35は、自ステータス信号を不活性の状態に保持する。
【0094】
今、接続装置33から接続装置34,35へデータを転送する。(実際には、図1のパソコン11から接続装置33,34を介してVTR31へ、又はパソコン11から接続装置33〜35を介してプリンタ32へデータが転送される。)この時、図9(c)に示すように、接続装置33は、自ステータス信号を活性化する。この自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る接続装置34は、相手ステータス信号が活性化しているため、自ステータス信号を活性化し、その自ステータス信号を接続装置33,35へ出力する。接続装置33は、活性化した自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る。
【0095】
接続装置34が出力する自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る接続装置35は、相手ステータス信号が活性化しているため、自ステータス信号を活性化し、その自ステータス信号を接続装置34へ出力する。接続装置34は、活性化した自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る。
【0096】
このようにして、接続装置33〜35は、互いに活性化した相手手ステータス信号を検知する。これにより、接続装置33〜35間の接続が完了し、データが接続装置33から接続装置34,35へ転送される。尚、接続装置34,35から接続装置33へデータを転送しようとする場合も同様にして各装置33〜35間の接続が完了する。
【0097】
次に、図9(d)に示すデータの転送がない状態において、接続装置33は、ネットからの干渉を避けるために、自ステータス信号を不活性化する。これにより、接続装置33は、消費電力を少なくする。
【0098】
この時、接続装置34は、接続装置33から入力される相手ステータス信号の不活性状態を検知する。しかし、接続装置34は、接続装置35から活性化した相手ステータス信号が入力される。これにより、接続装置34は、自ステータス信号を活性状態に保持する。
【0099】
即ち、接続装置33,34間が切り離され、接続装置34,35間は接続状態が保持される。このようにして、プラグアンドプレイ機能により、接続装置34,35からなるネットワークが再構築される。
【0100】
次に、接続装置33は、ネットからの干渉を無視する状態から抜けると、自ステータス信号を活性化する(図9(e))。この自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る接続装置34は、相手ステータス信号が活性化しているため、ネットに接続された接続装置33を認識する。これにより、接続装置33〜35間が再び接続された状態となる。このようにして、プラグアンドプレイ機能により、接続装置33〜35からなるネットワークが再構築される。
【0101】
このようにして、接続装置33〜35は、電源を投入した状態でケーブル13を接続した後にデータ転送を開始する時に、自ステータス信号を活性化させて接続を完了する。これにより、接続装置33〜35は、ホットプラグでプラグアンドプレイを行う機能を実現する。そして、接続装置33〜35は、非接続時及びケーブル13を接続した後にデータ転送が開始されるまでの間における電力消費を少なくする。
【0102】
図10(a)〜(e)は、本実施形態の接続装置33,34と、従来の接続装置49を接続/切り離すときの動作説明図を示す。尚、図10において、図9と同様に、活性化した信号を実線で示し、不活性状態の信号を波線で示してある。更に、図面には、自ステータス信号を「自」、相手ステータス信号を「相」と示す。
【0103】
今、図10(a)に示す接続装置33,34と従来の接続装置(以下、従来装置という)49は、電源が投入され、非接続状態にある。この時、従来装置49は、常に活性化した自ステータス信号を出力する。一方、接続装置33,34は、相手装置の相手ステータス信号が入力されない、即ち相手ステータス信号が不活性であることを検知する。そして、接続装置33,34は、その検知結果に基づいて、自ステータス信号を不活性の状態に保持する。
【0104】
次に、図10(b)に示すように、接続装置33,34と従来装置49を接続する。すると、接続装置34には、従来装置49から出力される自ステータス信号が、相手ステータス信号として入力される。接続装置34は、この活性化した相手ステータス信号を検知し、自ステータス信号を活性化する。従来装置49は、接続装置34から出力される自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る。
【0105】
更に、接続装置33は、接続装置34から出力される活性化した自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取り、自ステータス信号を活性化する。接続装置34は、接続装置33から出力される自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る。
【0106】
このようにして、接続装置33,34,従来装置49は、互いに活性化した相手ステータス信号を検知することにより、相手の装置を認識する。これにより、各装置33,34,49間の接続が完了し、ネットワークが構築されてデータ転送が可能となる。
【0107】
次に、図10(c)に示すデータ転送時において、接続装置33,34と従来装置49はそれぞれネットに接続された装置を認識しているため、相互にデータを転送することができる。
【0108】
次に、図10(d)に示すデータの転送がない状態において、接続装置34は、ネットからの干渉を避けるために、自ステータス信号を不活性化する。接続装置33は、接続装置34からの不活性な自ステータス信号を相手ステータス信号として受け、それに応答して自ステータス信号を不活性化する。このようにして、接続装置33,34は、消費電力を少なくする。
【0109】
次に、接続装置34は、ネットからの干渉を無視する状態から抜けると、自ステータス信号を活性化する(図10(e))。この自ステータス信号を相手ステータス信号として受け取る接続装置33は、相手ステータス信号が活性化しているため、ネットに接続された接続装置34を認識する。また、従来装置49は、接続装置34から活性化した相手ステータス信号を受け、接続装置34を認識する。これにより、接続装置33,34,従来装置49間が再び接続された状態となる。このようにして、プラグアンドプレイ機能により、接続装置33,34と従来装置49からなるネットワークが再構築される。
【0110】
このように、接続装置33,34と従来装置49を接離する場合においても、本実施形態の接続装置33〜35を接離する場合と同様に、ホットプラグでプラグアンドプレイを行う機能を実現する。そして、接続装置33,34は、非接続時における電力消費を少なくする。
【0111】
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)複数のポートを備えたケーブル接続装置33においても、ステータス制御部41は、相手ステータス検知部43a,43bの検知結果に基づいて相手ステータス信号ST2a,ST2bが不活性の場合に自ステータス生成部42a,42bを不活性化するようにした。その結果、自ステータス生成部42a,42bの分だけ消費電力が少なくなる。
【0112】
(2)ステータス制御部41は、相手ステータス検知部43a,43bの検知結果に基づいて活性化した相手ステータス信号ST2a,ST2bを検知した場合に自ステータス生成部42a,42bを活性化するようにした。その結果、電源がオンされたホットプラグの状態においてネットワークに接続された相手装置を認識してネットワークを構築するプラグアンドプレイを行うことができる。
【0113】
尚、前記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○上記実施形態において、ステータス制御部41は、第1,第2ポートを同時に活性化又は不活性化するようにしたが、第1,第2ポートを独立して制御するように構成してもよい。即ち、ステータス制御部41は、各ポートにおいて活性化した相手ステータス信号ST2a,ST2bを検知した場合に、それぞれ対応する自ステータス生成部42a,42bを活性化する。このように構成すると、一方のポートにのみ相手装置を接続した場合に、他方の自ステータス生成部を活性化しない分、消費電力を低くすることができる。
【0114】
○上記実施形態において、3つ以上のポートを備えた接続装置に具体化して実施してもよい。
(第三実施形態)
以下、本発明を具体化した第三実施形態を図11,12に従って説明する。
【0115】
尚、説明の便宜上、第一,第二実施形態と同様の部材については同じ符号を付してそれらの説明を一部省略する。
図11は、ケーブル接続制御装置(以下、接続装置という)51,52のブロック回路図を示す。これら接続装置51,52は、それぞれ第一実施形態のパソコン11,カメラ12に備えられる。また、パソコン11,カメラ12は、抵抗R1〜R5、コンデンサC1,C2をそれぞれ含む。
【0116】
接続装置51,52は、同じ構成を持つ。このため、1つの接続装置51について構成を説明し、他の接続装置52のそれを省略する。
接続装置51は、PLL回路21、ステータス制御部22、データ転送回路部53、自ステータス生成部54、相手ステータス検知部55、抵抗R6,R7、基準電源E1を含む。
【0117】
データ転送回路部53は、2組のディファレンシャルな信号線対LA,XLA、LB,XLBを持つ。第1信号線対LA,XLAは接続相手の第2信号線対LB,XLBに接続され、接続相手の第1信号線対LA,XLAは接続装置52の第2信号線対LB,XLBに接続される。
【0118】
データ転送回路部53は、DSリンク方式に対応してデータ及びストローブを第1信号線対LA,XLA、第2信号線対LB,XLBの2対を用いて相手のデータ転送回路部53に転送する。
【0119】
データ転送回路部53は、転送するデータ,ストローブに応じて第1,第2信号線対LA,XLA,LB,XLBに所定値以上の電位差を与える。詳述すれば、図12に示すように、データ転送回路部53は、転送するデータが「1」の場合に信号線XLAの電位を信号線LAの電位より所定値低くし、データが「0」の場合に信号線XLAの電位を信号線LAの電位より所定値高くする。
【0120】
第1信号線対LA,XLAには、自ステータス生成部54の出力端子が抵抗R1,R2を介して接続される。また、自ステータス生成部54の出力端子は、コンデンサC1を介してグランドGNDに接続される。
【0121】
第2信号線対LB,XLBには、抵抗R3,R4の第1端子がそれぞれ接続され、抵抗R3,R4の第2端子は共通に接続されると共に、その接続点が抵抗R5を介してグランドGNDに接続されている。抵抗R5には、並列にコンデンサC2が接続される。
【0122】
相手ステータス検知部55は、2つの入力端子を持つコンパレータよりなる。相手ステータス検知部55の第1入力端子には、同じ抵抗値を持つ抵抗R6,R7を介して第2信号線対LB,XLBが接続される。
【0123】
抵抗R1〜R5は終端抵抗である。抵抗R1〜R4は同じ抵抗値を持ち、抵抗R6,R7は同じ抵抗値を持つ。これら抵抗R1〜R7の抵抗値は、
R6,R7の抵抗値≫R1〜R4の抵抗値、
R5の抵抗値≫R1〜R4の抵抗値、
R6,R7の抵抗値>R5の抵抗値
の関係を持つ。具体的な値の一例として、抵抗R1〜R4は55オーム(Ω)、抵抗R5は5kΩ、抵抗R6,R7は7kΩの抵抗値を持つ。
【0124】
このような抵抗値を持つ抵抗R1〜R5により、、第1信号線対LA,XLA、第2信号線対LB,XLBに対して、図12に示す電位差と所定のオフセット電圧を与える。即ち、自ステータス生成部54は、ステータス制御部22から入力される制御信号S1に基づいて、活性化又は不活性化する。そして、活性化した自ステータス生成部54は、第1信号線対LA,XLA、第2信号線対LB,XLBに対して所定の電位差とオフセット電圧を印可する。
【0125】
従って、接続装置51に接続相手(図11の場合は接続装置52)が接続されている場合、第2信号線対LB,XLBにより入力される信号は、所定のオフセット電圧を持つ。接続装置51の相手ステータス検知部55は、このオフセット電圧の有無により、活性化された相手ステータス信号の有無を検知する訳である。
【0126】
即ち、相手ステータス検知部55は、抵抗R6,R7により、第2信号線対LB,XLBの電位の平均値(平均電圧)を入力する。相手ステータス検知部55の第2入力端子には、基準電源E1から所定のリファレンス電圧Vref が入力される。
【0127】
図12に示すように、相手ステータス検知部55は、入力した平均電圧とリファレンス電圧Vref を比較し、平均電圧がリファレンス電圧Vref よりも高い場合に、活性化した相手ステータス信号を検知する。そして、相手ステータス検知部55は、その検知信号S2をステータス制御部22に出力する。ステータス制御部22は、その検知信号S2に基づいて、活性化した制御信号S1を出力し、自ステータス生成部54を活性化させる。
【0128】
一方、相手ステータス検知部55は、図12に示すように、入力した平均電圧がリファレンス電圧Vref よりも低い場合に、不活性化した相手ステータス信号を検知し、その検知信号S2をステータス制御部22に出力する。ステータス制御部22は、検知信号S2に基づいて、不活性化した制御信号S1を出力し、自ステータス生成部54を不活性化させる。
【0129】
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ディファレンシャルな2組の信号線対LA,XLA,LB,XLBを持つ接続装置51の自ステータス生成部54は、活性化した時に第1信号線対LA,XLAに所定のオフセット電圧を印可する。相手ステータス検知部55は、第2信号線対LB,XLBにオフセット電圧が印可されているか否かに基づいて、活性化された相手ステータス信号の有無を検知し、その検知信号S2をステータス制御部22に出力する。ステータス制御部22は、活性化した相手ステータス信号を検知しない場合に、自ステータス生成部54を不活性化する。その結果、相手装置が接続されていないか、又は相手装置が不活性な時の消費電力を低減することができる。
【0130】
(第四実施形態)
以下、本発明を具体化した第四実施形態を図13に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一,第二実施形態と同様の部材については同じ符号を付してそれらの説明を一部省略する。
【0131】
図13は、ケーブル接続制御装置(以下、接続装置という)61のブロック回路図を示す。
接続装置61は、PLL回路62、セレクタ63、ステータス制御部64、自ステータス生成部23、相手ステータス検知部24、データ転送回路部25、ネットインタフェース26、ホストインタフェース27を含む。PLL回路62には、ホスト装置としてのパソコン11(図1)に備えられた発振器11aにて生成される基準クロック信号SCKが入力される。PLL回路62は、基準クロック信号SCKに基づいて、その基準クロック信号SCKの周波数よりも高い所定周波数を持つクロック信号CLKを生成する。そして、PLL回路62は、生成したクロック信号CLKをデータ転送回路部25に出力する。データ転送回路部25は、入力されるクロック信号CLKに基づく周期にて動作する。
【0132】
また、PLL回路62には、ステータス制御部64から制御信号S5が入力される。PLL回路62は、制御信号S5に応答して活性又は不活性となる。活性化したPLL回路62は、入力される基準クロック信号SCKからクロック信号CLKを生成し、そのクロック信号CLKを出力する。不活性化したPLL回路62は、クロック信号CLKの出力を停止する。
【0133】
セレクタ63には、基準クロック信号SCKと、PLL回路62にて生成されるクロック信号CLKと、ステータス制御部64から選択信号SLが入力される。セレクタ63は、選択信号SLに基づいて基準クロック信号SCKとクロック信号CLKのうちの何れか一方を選択し、その選択信号をクロック信号CK1としてステータス制御部64に出力する。
【0134】
ステータス制御部64は、相手ステータス検知部24から入力される検知信号S2に基づいて、制御信号S1,S5を活性化又は不活性化する。詳述すれば、ステータス制御部64は、相手ステータス検知部24から活性化した相手ステータス信号ST2を検出したことを示す活性化した検知信号S2に基づいて、活性化した制御信号S1及び制御信号S5を出力する。自ステータス生成部23は活性化したステータス制御信号S1に応答して自ステータス信号ST1を活性化させる。PLL回路62は、活性化した制御信号S5に応答して活性状態となり、基準クロック信号SCKに基づいて生成したクロック信号CLKを出力する。
【0135】
一方、ステータス制御部64は、相手ステータス検知部24から不活性の相手ステータス信号ST2を検出したことを示す不活性の検知信号S2に基づいて、不活性のステータス制御信号S1及びクロック制御信号S5を出力する。自ステータス生成部23は、不活性化したステータス制御信号S1に応答して自ステータス信号ST1を不活性化したステータス制御信号S1に応答して自ステータス信号ST1を不活性化する。PLL回路62は、不活性化したクロック制御信号S5に応答して不活性状態となり、クロック信号CLKの出力を停止する。
【0136】
更に、ステータス制御部64は、検知信号S2に基づいて、選択信号SLをセレクタ63に出力する。詳述すれば、ステータス制御部64は、活性化した検知信号S2に応答して選択信号SLを活性化する。この選択信号SLを受けるセレクタ63は、PLL回路62から入力されるクロック信号CLKを選択し、その選択信号をクロック信号SK1としてステータス制御部64に出力する。
【0137】
一方、ステータス制御部64は、不活性の検知信号S2に応答して選択信号SLを不活性化する。この選択信号SLを受けるセレクタ63は、外部(発振器11a)から入力される基準クロック信号SCKを選択し、その選択信号をクロック信号CK1としてステータス制御部64に出力する。
【0138】
従って、ステータス制御部64には、自ステータス信号ST1を活性化するときに、PLL回路62にて生成されるクロック信号CLKが入力される。一方、ステータス制御部64には、自ステータス信号ST1を不活性化するときに、基準クロック信号SCKが入力される。
【0139】
この基準クロック信号SCKの周波数は、クロック信号CLKの周波数よりも低い。従って、ステータス制御部64は、基準クロック信号SCKに基づいて動作する。この時の動作速度は、クロック信号CLKに基づく動作速度よりも遅い。従って、基準クロック信号SCKにて動作するステータス制御部64の消費電力は、クロック信号CLKに基づくそれよりも低い。即ち、ステータス制御部64は、自ステータス信号ST1を不活性化して自ステータス生成部23の消費電力を低くするとともに、自らの消費電力を低くする。
【0140】
更に、自ステータス信号ST1を不活性化する場合、PLL回路62はクロック信号CLKを停止する。このため、クロック信号CLKに基づいて動作するデータ転送回路部25は動作を停止するため、これによる消費電力が低くなる。
【0141】
これらの回路の不活性状態は、上記したように活性化した相手ステータス信号ST2が検出される、又はCPU11bから活性化信号が入力されるまで継続する。活性化信号は、CPU11bからホストインタフェース27、データ転送回路部25に含まれるパターンを介してステータス制御部64に信号S4として入力される。ステータス制御部64は、この信号S4に応答して自ステータス生成部23とPLL回路62を活性化するとともに、選択信号SLによりPLL回路62が出力するクロック信号CLKをクロック信号CK1として受け取る。
【0142】
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ステータス制御部64は、相手ステータス検知部24の検知結果に基づいて相手ステータス信号ST2が不活性の場合に、自ステータス生成部23を不活性化するとともに、PLL回路62を停止するようにした。そして、ステータス制御部64は、選択信号SLをセレクタ63に出力してクロック信号CLKよりも周波数の低い基準クロック信号SCKが入力されるようにした。その結果、ステータス制御部64は通常動作に比べて低い周波数で動作するため、その分消費電力を少なくすることができる。
【0143】
尚、前記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○上記第四実施形態において、PLL回路62は、ステータス制御部64から出力される制御信号S5に応答してクロック信号CLKの周波数を通常動作から低くするように構成されてもよい。即ち、ステータス制御部64は、自ステータス生成部23を不活性化する場合にPLL回路62にて生成されるクロック信号CLKの周波数を低くする。このような構成は、セレクタ63及び選択信号SLを不要とする。
【0144】
○上記第四実施形態において、図14の接続装置71のステータス制御部72は、発振器73から出力される基準クロック信号SCKを分周器74を介して入力する。そして、ステータス制御部72は、自ステータス生成部23を不活性化するときに、発振器73の発信を停止するようにしてもよい。このように構成すると、上記実施形態においてPLL回路62の動作を停止するときと同様の効果を得ることができる。
【0145】
また、ステータス制御部72は、入力されるクロック信号の周波数を低くするように発振器73又は分周器74の分周比を制御する構成としてもよい。このように構成すると、上記実施形態と同様にステータス制御部72は、通常動作よりも低い周波数で動作するため、その分消費電力が少なくなる。
【0146】
○上記各実施形態において、ステータス制御部22,41,53,64,72は、一定時間以上の間、相手ステータス信号が不活性化されている場合に自ステータス生成部23,42a,42b,54を活性化した後、相手ステータス信号ST2,ST2a,ST2bが活性化しないときに自ステータス生成部23,42a,42b,54を不活性化するようにしてもよい。
【0147】
○上記各実施形態において、ステータス制御部22,41,53,64,72が自ステータス生成部23,42a,42b,54を活性化する条件を増やしても良い。例えば、駆動電源が供給されたときに自ステータス生成部23,42a,42b,54を活性化させるようにする。
【0148】
即ち、第一実施形態において、ステータス制御部22は、接続装置14の駆動電源、即ちパソコン11の電源がオンされると、制御信号S1を活性化するようにしてもよい。自ステータス生成部23は、活性化した制御信号S1に応答して活性化し、活性化した自ステータス信号ST1をネットインタフェース26を介して出力する。
【0149】
同様に、第二実施形態において、ステータス制御部41は、接続装置33〜35の駆動電源、即ちパソコン11の電源がオンされると、制御信号S1a,S1bを活性化するようにしてもよい。自ステータス生成部42a,42bは、活性化した制御信号S1a,S1bに応答して活性化し、活性化した自ステータス信号ST1a,ST1bをネットインタフェース45a,45bを介して出力する。
【0150】
同様に、第四実施形態(別の形態)において、ステータス制御部64(72)は、接続装置61(71)の駆動電源が供給されると、制御信号S1を活性化するようにしてもよい。自ステータス生成部23は、活性化した制御信号S1に応答して活性化し、活性化した自ステータス信号ST1をネットインタフェース26を介して出力する。
【0151】
また、第三実施形態において、ステータス制御部22は、接続装置51,52の駆動電源、即ちパソコン11,カメラ12の電源がオンされると、制御信号S1を活性化するようにしてもよい。自ステータス生成部54は、活性化した制御信号S1に応答して活性化し、第1信号線対LA,XLAに所定のオフセット電圧を与えることにより活性化した自ステータス信号を相手装置に出力する。
【0152】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、消費電力の低減を図ることが可能な接続制御装置及び接続制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態のシステム構成図。
【図2】 制御内容の説明図。
【図3】 第一実施形態の接続装置のブロック回路図。
【図4】 (a)〜(d)は、接続装置の動作説明図。
【図5】 (a)〜(d)は、接続装置の動作説明図。
【図6】 第二実施形態のシステム構成図。
【図7】 制御内容の説明図。
【図8】 第二実施形態の接続装置のブロック回路図。
【図9】 (a)〜(e)は、接続装置の動作説明図。
【図10】 (a)〜(e)は、接続装置の動作説明図。
【図11】 第三実施形態の接続装置のブロック回路図。
【図12】 データとステータス信号の関係を示す波形図。
【図13】 第四実施形態の接続装置のブロック回路図。
【図14】 別の接続装置のブロック回路図。
【符号の説明】
22,41,53,64,72 ステータス制御部
23,42a,42b,54 (自)ステータス生成部
24,43a,43b,55 (相手)ステータス検知部
S1,S1a,S1b 制御信号
S2,S2a,S2b 検知信号
ST1,ST1a,ST1b 自ステータス信号
ST2,ST2a,ST2b 相手ステータス信号
Claims (19)
- ステータス信号の送受信により自ノードと相手ノードのネット接続を確認する接続制御装置において、
自ノードの存在をネット内に通知するための自ステータス信号を生成するステータス生成部と、
相手ノードが出力する相手ステータス信号を検知し、その検知結果を出力するステータス検知部と、
前記検知結果に基づいて相手ステータス信号が消失した場合であって、自ノードが使用される状態で且つネット内に接続される必要がない場合に前記ステータス生成部を不活性化し、自ノードがネット内に信号を出力又は入力する場合又は前記検知結果に基づいて相手ステータス信号が検知された場合に前記ステータス生成部を活性化するステータス制御部と
を備えたことを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、自ノードがネットに接続されているか否かを認識するときに前記ステータス生成部を活性化することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、自ノードの電源が投入された時に前記ステータス生成部を活性化することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、一定時間以上の間、前記相手ステータス信号が不活性化されている場合に前記ステータス生成部を活性化した後、前記相手ステータス信号が活性化しないときに前記ステータス生成部を不活性化することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、自ノードと相手ノードの接続が確認されたネット接続状態において、該ネットからの干渉を無視する場合に前記ステータス生成部を不活性化することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、一定周期自ノードがネット内にデータを出力せず、且つ相手ノードからデータの受信が無い場合に前記ステータス生成部を不活性化することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、ネットの接続を切断したいときに、前記ステータス生成部を不活性化することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
外部から入力される基準クロック信号に基づいて前記ステータス制御部にクロック信号を供給するPLL回路を有し、
前記ステータス制御部は、前記ステータス生成部を不活性化するときに前記PLL回路を不活性化することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項8に記載の接続制御装置において、
前記基準クロック信号と前記PLL回路にて生成される前記クロック信号とが入力され、前記ステータス制御部から入力される選択信号に基づいて前記基準クロック信号とクロック信号のうちの何れか一方を選択し、その選択信号を前記ステータス制御部に出力するセレクタを備え、
前記ステータス制御部は、前記ステータス生成部を活性化する時に前記クロック信号が入力され、前記ステータス生成部を不活性化するときに前記基準クロック信号が入力されるべく選択信号を出力することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項8に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、前記ステータス生成部を不活性化する場合に、前記基準クロック信号を同時に不活性化するべく前記発振器に対する制御信号を出力することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項8に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、前記ステータス生成部を不活性化する場合に、PLL回路の活性状態に保持することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項8に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、前記ステータス生成部を不活性化する場合に、前記クロック信号の周波数を下げるべく前記PLL回路を制御することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項8に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、前記ステータス生成部を不活性化する場合に、前記基準クロック信号の周波数を下げるべく前記発振器を制御することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、ステータス生成部を不活性化する場合に、接続されたCPUを同時に不活性化するべく制御することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
ネットに接続される複数のポートのそれぞれに前記ステータス生成部とステータス検知部を備え、
前記ステータス制御部は、1つのポートの相手ステータス信号が活性化した場合に他のポートの自ステータス信号も活性化することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
ネットに接続される複数のポートのそれぞれに前記ステータス生成部とステータス検知部を備え、
前記ステータス制御部は、1つのポートの相手ステータス信号が活性化しても、他のポートはその相手のステータス信号が検知されない限り不活性化していることを特徴とする接続制御装置。 - 請求項1に記載の接続制御装置において、
データを送信するためのドライバと、データを受信するためのレシーバを有し、前記ステータス制御部は、前記ステータス生成部を不活性化する場合に、前記ドライバ及びレシーバを不活性化することを特徴とする接続制御装置。 - 請求項17に記載の接続制御装置において、
前記ステータス制御部は、前記ステータス生成部を活性化する場合に、前記ドライバ及びレシーバを活性化することを特徴とする接続制御装置。 - ステータス信号の送受信により自ノードと相手ノードのネット接続を確認する接続制御方法において、
相手ノードが出力する相手ステータス信号を検知し、その検知結果に基づいて、相手ステータス信号が消失した場合であって、自ノードが使用される状態で且つネット内に接続される必要がない場合に自ノードの存在をネット内に通知するための自ステータス信号を不活性化し、自ノードがネット内に信号を出力又は入力する場合又は前記検知結果に基づいて相手ステータス信号が検知された場合に前記自ステータス信号を活性化する接続制御方法。
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