JPH08313300A - エンコーダ信号通信方法 - Google Patents

エンコーダ信号通信方法

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JPH08313300A
JPH08313300A JP11743395A JP11743395A JPH08313300A JP H08313300 A JPH08313300 A JP H08313300A JP 11743395 A JP11743395 A JP 11743395A JP 11743395 A JP11743395 A JP 11743395A JP H08313300 A JPH08313300 A JP H08313300A
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encoders
encoder signal
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はエンコーダ信号通信方法に関し、特
に、通信形態に含まれない論理の継続回数に応じてエン
コーダ信号を送信し、混信等の誤動作のないバス通信を
行うことを目的とする。 【構成】 本発明によるエンコーダ信号通信方法は通信
完了後はバス通信ライン内の過信完了を通信形態に含ま
れない論理の継続により検知し、各エンコーダ(S1〜Sn)
は前記継続の回数に応じて順次エンコーダ信号(6a)を送
信して混信を防止する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンコーダ信号通信方
法に関し、特に、通信形態に含まれない論理の継続回数
に応じて順次エンコーダ信号を送信し、混信等の誤動作
のないバス通信を行うための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンコーダ信号通信方法として
は、バス接続された複数のエンコーダに対し、個々のエ
ンコーダIDを伴ったリクエストを実行し、個々のエン
コーダのエンコーダ信号を取り出していた。また、バス
接続された複数のエンコーダは、各々のエンコーダID
を有し、1個のリクエスト信号を複数のエンコーダが同
時に受信し、各エンコーダは、個々のエンコーダIDに
基づき時系列的にエンコーダ信号を送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンコーダ信号
通信方法は、以上のように構成されていたため、次のよ
うな課題が存在していた。すなわち、各エンコーダに対
して個々のエンコーダIDを伴うリクエストを実行する
と、全エンコーダの通信時間が長くなっていた。また、
1個のリクエスト信号によって個々のエンコーダIDに
基づき時系列的に送信するため、2個のエンコーダが同
時に通信を開始する混信が発生することがあった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、通信形態に含まれない論理
の継続回数に応じて順次エンコーダ信号を送信し、混信
等の誤動作のないバス通信を行うようにしたエンコーダ
信号通信方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
信号通信方法は、バス通信ラインを介して接続され自己
認識番号であるエンコーダIDを有する複数のエンコー
ダからのエンコーダ信号を、外部からのリクエスト信号
によって通信で送信するエンコーダ信号通信方法におい
て、前記エンコーダは通信完了後は受信状態となると共
に前記バス通信ラインの通信をモニターし、前記バス通
信ライン内の通信完了を通信形態に含まれない論理の継
続により検知し、前記各エンコーダは前記継続の回数に
応じて順次前記エンコーダ信号を送信する方法である。
【0006】さらに詳細には、n個の前記各エンコーダ
は、前記論理の継続を前記n−1回検知後に前記エンコ
ーダ信号を送信する方法である。
【0007】さらに詳細には、前記各エンコーダは、前
記リクエスト信号受信時に全エンコーダが同時に前記エ
ンコーダ信号をラッチし、その後、前記エンコーダ信号
を順次送信する方法である。
【0008】
【作用】本発明によるエンコーダ信号通信方法において
は、1回のリクエストで全軸のエンコーダに同時にアク
セスを行うことができ、さらに、時系列通信の場合にお
ける誤動作等により発生する混信を伴わないバス通信を
行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるエンコーダ信
号通信方法の好適な実施例について詳細に説明する。図
1において、符号1で示されるものは光源であり、この
光源1からの光は回転円板2のスリット及び固定スリッ
ト3を経て受光素子4に入光し、この受光素子4からの
出力信号4aは、波形整形回路5で波形整形されて信号
処理部6にて周知のエンコーダとしての信号処理が施さ
れる。従って、光源1、回転円板2、スリット3、受光
素子4から送受信ドライバ7によりなるエンコーダS1
〜Snが図1では1台であるが複数用いられている。前
記信号処理部6で信号処理されたエンコーダ信号6aは
送受信ドライバ7を経て出力端子8から出力され、外部
からのリクエスト信号9aは入力端子9から入力されて
送受信ドライバ7を経て信号処理部6に入力される。な
お、この信号処理部6には、エンコーダS1〜Sn自体の
自己認識をするためのエンコーダIDである自己認識番
号30を内蔵したメモリー10が設けられている。な
お、各エンコーダS1〜Snの送受信ドライバ7は図示し
ないバス通信ライン(周知)により接続されている。
【0010】前記信号処理部6に接続された1対の電源
線12、13には、主電源切換スイッチ14及び逆流防
止用のダイオード15が接続され、この各電源線12、
13は主電源切換スイッチ14及びダイオード15が直
列接続されるように接続されて0Vライン16との間に
外部電源17が接続され、前記送受信ドライバ7は前記
0Vライン16と一方の電源線12とに接続されてい
る。
【0011】前記0Vライン16と電源線13との間に
は大容量のコンデンサからなる無停電電源17及び電源
監視回路18が接続され、この電源監視回路18は電圧
レベルを検出して主電源回路切換スイッチ14のオンオ
フを行うように構成されている。前記外部電源17は、
1対の接続端子20、21間に直列接続された+3.6
Vのバッテリー22とダイオード23と、このバッテリ
ー22に並列接続された主電源回路の+5Vの主電源2
4と、接続端子20と主電源24間に接続されたスイッ
チ25とからなり、この各接続端子20、21は前記電
源線13と0Vライン16に接続されている。
【0012】次に、動作について述べる。前記信号処理
部6におけるCPUの通信のフレームフォーマットは図
2から図6に示すように、アイドルH、コントロールフ
ィールドCF、ステータスフィールドSF、データフィ
ールドDF0、DF1・・・DFn、符号誤り検出フィー
ルドCRCとからなり、各フィールドCF、SF、DF
1〜DFn、CRCは図3から図6で示すように構成さ
れている。
【0013】前記リクエスト信号(通信開始命令信号)
9aのフォーマットは図7に示すように、コントロール
フィールドCF、ステータスフィールドSF及び符号誤
り検出フィールドCRCとからなり、前記各エンコーダ
1〜SnのうちエンコーダS1は、図7のようにリクエ
スト信号9aを受信後、直ちにデータフィールドDFの
エンコーダ信号6aを送信して受信状態となると共にバ
ス通信ラインの通信をモニターし、次のエンコーダS2
はリクエスト信号9a受信後、通信に含まれないモード
の論理を1回検出後にエンコーダ信号6aを送って受信
状態となると共にバス通信ラインの通信をモニターし、
エンコーダS3は同様に2回検出後にエンコーダ信号6
aを送って受信状態となり、以下、エンコーダSnはn
−1回検出し、エンコーダ信号6aを送信することによ
りバス通信ライン50の混信を防ぐことができる。すな
わち、前述の通信形態に含まれない論理(モード)と
は、図2で示す調歩同期の通信では、1フィールド(1
0ビット)が全て“1”のモードであり、このモードが
存在することは既に他のエンコーダS1〜Snの通信が終
了していることを意味している。すなわち、全てのフィ
ールドは10ビットで構成され、論理“0”で始まって
論理“1”で終わるもので、通信に含まれない論理の継
続は、例えば10ビットが全て論理“1”であり、バス
通信ラインにおいてこの状態が1回存在したと云うこと
はエンコーダS1の通信が終了したことを意味し、2回
存在した場合にはエンコーダS1,S2の通信が終了した
ことを意味している。従って、バス通信ラインに接続さ
れた複数のエンコーダS1〜Snが各々に設定されたエン
コーダID30に応じてバス通信ラインにおける通信に
含まれない論理60の継続回数により順次エンコーダデ
ータを送信することで混信等の誤動作のないバス通信を
行うことができる。
【0014】従って、バス通信ラインに接続されたエン
コーダSnは、リクエスト信号9aを受信後、全てのエ
ンコーダS1〜Snが同時に各軸位置データをラッチし、
エンコーダS1はその後エンコーダ出力を送信する。こ
の場合、エンコーダS1以外の全エンコーダS2〜S
nは、リクエスト信号9aを受信して各々のエンコーダ
信号6aをラッチし、送信スタンバイ状態とすると共に
送受信ドライバ7は受信状態を維持してバス通信ライン
の通信状態をモニターし、通信形態に含まれない論理
(モード)60の継続を検知する。各エンコーダS1
nは、この論理60の継続回数を検知すると共に各々
n−1回の論理60の検知後にエンコーダ信号6aを出
力している。なお、この通信に含まれない論理の継続形
態については1例を挙げたもので、前述以外の手法を用
いることもでき、さらに検知回数もk(n−1)回(k
>2の整数)など、回数設定も種々の形態とすることが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によるエンコーダ信号通信方法
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、バス通信ラインに接続
された複数のエンコーダが、各々設定されたエンコーダ
IDに応じてバス通信ラインにおける通信形態に含まれ
ない論理の継続回数により順次エンコーダ信号を送信す
ることにより混信等の誤動作のないバス通信を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンコーダ信号通信方法を示す構
成図である。
【図2】CPUの通信のフレームフォーマットを示す構
成図である。
【図3】コントロールフィールドを示す構成図である。
【図4】ステータスフィールドを示す構成図である。
【図5】データフィールドを示す構成図である。
【図6】符号誤り検出フィールドを示す構成図である。
【図7】各エンコーダの通信形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1〜Sn エンコーダ 6a エンコーダ信号 9a リクエスト信号 30 エンコーダID(自己認識番号) 60 論理

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス通信ラインを介して接続され自己認
    識番号であるエンコーダID(30)を有する複数のエンコ
    ーダ(S1〜Sn)からのエンコーダ信号(6a)を、外部からの
    リクエスト信号(9a)によって通信で送信するエンコーダ
    信号通信方法において、前記エンコーダ(S1〜Sn)は通信
    完了後は受信状態となると共に前記バス通信ラインの通
    信をモニターし、前記バス通信ライン内の通信完了を通
    信形態に含まれない論理(60)の継続により検知し、前記
    各エンコーダ(S1〜Sn)は前記継続(60)の回数に応じて順
    次前記エンコーダ信号(6a)を送信することを特徴とする
    エンコーダ信号通信方法。
  2. 【請求項2】 n個の前記各エンコーダ(S1〜Sn)は、前
    記論理(60)の継続を前記n−1回検知後に前記エンコー
    ダ信号(6a)を送信することを特徴とする請求項1記載の
    エンコーダ信号通信方法。
  3. 【請求項3】 前記各エンコーダ(S1〜Sn)は、前記リク
    エスト信号(9a)受信時に全エンコーダ(S1〜Sn)が同時に
    前記エンコーダ信号(6a)をラッチし、その後、前記エン
    コーダ信号(6a)を順次送信することを特徴とする請求項
    1又は2記載のエンコーダ信号通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004509320A (ja) * 2000-05-09 2004-03-25 ブアンズ・インコーポレイテッド 埋め込み式の信号回路を備えたエンコーダー
CN103196360A (zh) * 2012-01-10 2013-07-10 罗伯特·博世有限公司 传感器装置

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