JPH08326077A - 地下外周壁の構築方法 - Google Patents
地下外周壁の構築方法Info
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- JPH08326077A JPH08326077A JP7133303A JP13330395A JPH08326077A JP H08326077 A JPH08326077 A JP H08326077A JP 7133303 A JP7133303 A JP 7133303A JP 13330395 A JP13330395 A JP 13330395A JP H08326077 A JPH08326077 A JP H08326077A
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- Japan
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- wall
- precast concrete
- poles
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
上を図り、かつ工期の短縮ができる地下外周壁の構築方
法を提供することである。 【構成】 山留め壁12と、PC柱1、PC壁板10及
び梁型枠20とで形成した内型枠21の間にコンクリー
トを打設して地下外周壁25を構築する。
Description
関するものである。
に沿って行われる。 山留め壁に沿った足場の架設 墨だし及び型枠用のセパの段取り 山留め壁に沿った壁筋の配筋 足場の盛替え 柱筋の圧接、フープ巻及び室内側の壁筋の配筋 型枠構台の設置 壁片面型枠の建て込み 梁鉄筋の配筋、梁型枠の施工
下外周壁の構築方法は、工程が非常に多いばかりでな
く、型枠の施工、鉄筋の配筋作業等が足場又は型枠構台
上の作業となるため、施工性及び安全性が非常に悪く、
工期の遅延及びコスト高になるといった問題があった。
たものであり、その目的は、作業工程を少なくして施工
性及び安全性の向上を図り、かつ工期の短縮ができる地
下外周壁の構築方法を提供することである。
めの本発明の手段は、地下に形成した山留め壁を利用し
て地下外周壁を構築する方法であって、前記山留め壁に
沿ってメッシュ筋ユニットを建て込んで壁筋を配筋し、
この壁筋の手前側に、主筋が緊結されたフープ筋を片面
から突出したプレキャストコンクリート柱を適宜間隔ご
とに建て込み、このプレキャストコンクリート柱の間
に、片面の長さ方向に補強鉄骨を備えたプレキャストコ
ンクリート壁板を建て込んで前記柱に固定し、前記柱頭
部の間に梁型枠を組み立て形成し、該梁型枠、前記プレ
キャストコンクリート柱及び前記プレキャストコンクリ
ート壁板で形成された内型枠と前記山留め壁との間にコ
ンクリートを打設することであり、前記プレキャストコ
ンクリート壁板の補強鉄骨に足場用ブラケットを取外自
在に取り付けたことである。
ンクリート柱と、プレキャストコンクリート壁板と梁型
枠とで形成したことにより、内型枠の組立工程を大幅に
省略することができる。また、足場や型枠構台での作業
がなくなったので安全な作業ができる。
て込みの際に、片面の長さ方向に設けた補強鉄骨で吊り
込み時におけるプレキャストコンクリート壁板の歪みを
防ぐことができるので、これによるひび割れ等が防げ
る。
に足場用ブラケットを取外自在に取り付けたことによ
り、この足場用ブラケットに足場板を掛け渡すと簡易な
足場ができる。
取り付けたことにより、この足場用ブラケットで形成さ
れる足場の盛替えが容易にできるとともに、セパレータ
が不要となる。
面に基づいて詳細に説明する。図1はプレキャストコン
クリート柱(以下単にPC柱という)の側面図、図2は
同底面図、図3はプレキャストコンクリート壁板(以下
単にPC壁板という)の断面図、図4はプレキャストコ
ンクリート壁板の底面図である。
図3に示すような、PC柱1やPC壁板10を組み合わ
せて行うものである。
るものであり、断面コ字形のコンクリート体2の上面か
ら柱主筋3の一部が、側面の一方からはフープ筋4の一
部がそれぞれ突出され、この突出されたフープ筋4には
柱主筋3が緊結されている。
けられると共に、内面の縦方向に沿ってトラス筋6の上
部が突出されている。また底面には柱主筋3を挿入する
差込み孔7が設けられ、これと同じ働きをするスリーブ
ジョイント8が柱主筋3の下端部に設けられている。ま
た、前記フープ筋4の側面には人が出入りできる出入口
9が形成されている。
から長さ方向に沿ってトラス筋6の上部が突出して形成
され、この突出面と反対側の面には長さ方向に沿って補
強鉄骨取り付け孔11aが適宜間隔ごとに設けられてい
る。
を使用した地下外周壁の構築方法について説明する。ま
ず、図5に示すように、縦筋及び横筋が格子状に緊結さ
れて形成されたメッシュ筋ユニットを山留め壁12に沿
って建て込んで壁筋13を配筋する。
筋14の回りにアングル15を取り付ける。そして、こ
のアングル15内にPC柱1を吊り降ろして前記柱筋1
4を差込み孔7及スリーブジョイント8に差し込む。
15で位置決めしているが、ゆがみ止めワイヤー(図示
せず)や、ふれ止めアングル(図示せず)を取り付けて
仮固定する。
柱1内に人が入ってコンクリート体2の差込み孔7及び
スリーブジョイント8にモルタルを注入して少なくとも
1日養生する。この養生後にアングル15の脱型を行う
とともに、PC柱1のまわりに鉄筋16を配筋する。
その前にコンクリート板11の片面に補強鉄骨17を二
本取り付ける。この取り付けは、コンクリート板11の
取り付け孔11aに補強鉄骨17のボルト17aをネジ
込んで行う。
壁板10を吊り上げてPC柱1の間に建て込む。前記補
強鉄骨17はPC壁板10の内部にコンクリートを打設
する際の側圧に抵抗するとともに、PC壁板10の吊り
上げの際の歪みを防ぐものである。
板10を固定金具18でPC柱1に固定すると共に、補
強鉄骨17の下端部を固定金具18でコンクリート床に
固定する。
したら、前記PC柱1を固定アンカー19で山留め壁1
2に固定し(図示せず)、PC壁板10頂部までコンク
リートを打設した後に補強鉄骨17を取り外す。
付けたPC壁板10を吊り上げて、既に建て込まれてい
る下部のPC壁板10の上に建て込む。前記補強鉄骨1
7はコンクリート板11の下端部から下側に突出させる
ことにより接合部を補強するとともに、建て込みの際の
ガイドとなる。
1及び下部のPC壁板10に固定金具18で固定すると
共に、上部を固定アンカー19で山留め壁12に固定す
る。
壁板10の上に梁型枠20を在来の方法で組立形成す
る。この梁型枠20と、PC柱1及びPC壁板10とで
内型枠21が形成され、この内型枠21と山留め壁12
との間にコンクリートを打設することにより地下外周壁
25が構築される。
足場用ブラケット22を設け、この足場用ブラケット2
2に足場板23を掛け渡して足場24を形成したもので
ある。この足場用ブラケット22は取外自在に設けられ
ているため、PC壁板10の建て込みにしたがって上部
に形成することができ、その盛り替えも容易に行える。
とで形成したことにより、内型枠の組立工程を大幅に省
略することができるとともに、足場や型枠構台での作業
がなくなったので作業の安全性を図ることができる。
クリートを打設する際の側圧に抵抗するとともに、PC
壁板10の吊り上げの際の歪みを防ぐことにより、ひび
割れや破損を防ぐ。
に足場用ブラケットを取外自在に取り付けたことによ
り、この足場用ブラケットに足場板を掛け渡すと簡易な
足場ができる。
取り付けたことにより、この足場用ブラケットで形成さ
れる足場の盛替えが容易に行える。
パレータの取り付け部からの漏水がなくなる。
る。
る。
である。
要部の断面図である。
図である。
の断面図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 地下に形成した山留め壁を利用して地下
外周壁を構築する方法であって、前記山留め壁に沿って
メッシュ筋ユニットを建て込んで壁筋を配筋し、この壁
筋の手前側に、主筋が緊結されたフープ筋を片面から突
出したプレキャストコンクリート柱を適宜間隔ごとに建
て込み、このプレキャストコンクリート柱の間に、片面
の長さ方向に補強鉄骨を備えたプレキャストコンクリー
ト壁板を建て込んで前記柱に固定し、前記柱頭部の間に
梁型枠を組み立て形成し、該梁型枠、前記プレキャスト
コンクリート柱及び前記プレキャストコンクリート壁板
で形成された内型枠と前記山留め壁との間にコンクリー
トを打設することを特徴とする地下外周壁の構築方法。 - 【請求項2】 前記プレキャストコンクリート壁板の補
強鉄骨に足場用ブラケットを取外自在に取り付けたこと
を特徴とする請求項1に記載の地下外周壁の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133303A JP2889840B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 地下外周壁の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133303A JP2889840B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 地下外周壁の構築方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08326077A true JPH08326077A (ja) | 1996-12-10 |
JP2889840B2 JP2889840B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=15101518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7133303A Expired - Fee Related JP2889840B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 地下外周壁の構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2889840B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074727A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Ohbayashi Corp | 山留め壁構造、山留め壁構造の構築方法 |
CN112248218A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-01-22 | 广东博智林机器人有限公司 | 自动转钎机构、网笼悬挂装置及墙板生产系统 |
CN114855868A (zh) * | 2022-06-10 | 2022-08-05 | 中铁第六勘察设计院集团有限公司 | 类ω形插板组合凸形壁柱形成车站侧墙的结构及施工方法 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7133303A patent/JP2889840B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074727A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Ohbayashi Corp | 山留め壁構造、山留め壁構造の構築方法 |
CN112248218A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-01-22 | 广东博智林机器人有限公司 | 自动转钎机构、网笼悬挂装置及墙板生产系统 |
CN112248218B (zh) * | 2020-10-21 | 2021-10-19 | 广东博智林机器人有限公司 | 自动转钎机构、网笼悬挂装置及墙板生产系统 |
CN114855868A (zh) * | 2022-06-10 | 2022-08-05 | 中铁第六勘察设计院集团有限公司 | 类ω形插板组合凸形壁柱形成车站侧墙的结构及施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2889840B2 (ja) | 1999-05-10 |
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