JP2001003338A - ダム堤体の高欄の構築方法およびダム堤体用プレキャストコンクリート製高欄部材 - Google Patents
ダム堤体の高欄の構築方法およびダム堤体用プレキャストコンクリート製高欄部材Info
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Abstract
からの高所作業を省き、安全かつ簡単な作業により安価
に高欄を構築できるようにすること。 【解決手段】 ダム堤体14に高欄12を構築するに際
して、ダム堤体用プレキャストコンクリート製高欄部材
50が用いられる。高欄部材50の内部にはモルタル充
填式継手54が埋め込まれている。また、プ高欄部材5
0の内部に高欄側接合鉄筋56が埋め込まれ、高欄側接
合鉄筋56の下部はスリーブ5402の内部のほぼ上半
部に位置している。高欄部材50を堤体14に設置する
に際しては、スリーブ5402と堤体側接合鉄筋60と
が同軸上に位置するように位置合わせをしながら、高欄
部材50を堤体14の頂部上面1402の高欄設置箇所
に吊り下ろし、堤体側接合鉄筋60の上部をスリーブ5
402の内部に挿入する。そして、スリーブ5402の
内部にモルタル70を充填する。
Description
築方法と、この構築方法に用いるダム堤体用プレキャス
トコンクリート製高欄部材に関する。
防止するための高欄が設けられる。この種の高欄の従来
工法について図面を参照して説明する。 (従来工法1)まず、図3および図4を参照して従来工
法1について説明すると、高欄12はダム堤体14と同
じ位置に目地を設けるため、ダム堤体14の1ユニット
幅である約15mで施工されている。高欄12の鉄筋1
6は、図4(A)に示すように、外部足場18を介して
ダム堤体14の施工時に組立てられ、鉄筋16の組み立
て後に堤体コンクリートが打設される。鉄筋16はダム
堤体14の上面1402から突出するように設けられ、
図3(A)乃至(D)に示すように、高欄12の厚さ方
向両側において15cmから30cmの間隔で碁盤の目
をなすように縦横に延在させて設けられている。そし
て、鉄筋16組み立て後、図4(B)に示すように、鉄
筋16を挟み込むようにセパレータ20を介して型枠2
2を取り付け、図4(C)に示すように、型枠22の内
部にコンクリートを打設し、所定の強度が発現するまで
養生を行ない、その後、図4(D)に示すように、型枠
22を解体し、外部足場18を撤去するようにしてい
る。
従来工法2について図5および図6を参照して説明す
る。高欄12はダム堤体14にプレキャストコンクリー
ト製高欄部材28を設置することで設けられ、プレキャ
ストコンクリート製高欄部材28は、厚さが20から3
0cm、長さが1.5から3m程度である。図5(A)
乃至(C)に示すように、プレキャストコンクリート製
高欄部材28の下部には堤体14とボルト接合するため
のボルトボックス30が複数取り付けられ、図中、符号
31は、ボルトボックス30に取着されたジベル筋、符
号32は、プレキャストコンクリート製高欄部材28に
埋め込まれたひび割れ制御筋を示す。一方、図6(A)
に示すように、堤体14側には堤体コンクリート打設時
に所定の定着長を有するアンカーボルト34が設けら
れ、また、図6(B)に示すように、堤体14上面の高
欄取り付け箇所には、高さ調整モルタル層36が設けら
れ、この高さ調整モルタル層36には不陸調整用ボルト
(高さ調整ボルト)38が埋設され、高さ調整モルタル
層36の上面に可撓性のシール材40が配設される。
達した後、図6(C)に示すように、アンカーボルト3
4の上部がボルトボックス30内に挿入されるようにプ
レキャストコンクリート製高欄部材28が不陸調整用ボ
ルト38およびシール材40の上に載置される。そし
て、図6(D)に示すように、不陸調整用ボルト38に
よりプレキャストコンクリート製高欄部材28が所定の
高さとなるように調整された後、ボルトボックス30内
でナット42がアンカーボルト34に締め付けられ、堤
体14とプレキャストコンクリート製高欄部材28が緊
結される。その後、図6(E)に示すように、堤体14
(高さ調整モルタル層36)とプレキャストコンクリー
ト製高欄部材28との間隙およびボルトボックス30の
内部にモルタル44が充填される。このような上記の方
法でプレキャストコンクリート製高欄部材28が順次設
置され、高欄12が構築されていく。
な従来工法では下記の不具合があった。 (従来工法1の場合) 1)鉄筋16の組立て、型枠22の組立て解体およびコ
ンクリート打設は外部足場18を用いた堤体14の外部
からの高所作業となり、非常に危険である。 2)高欄12のコンクリート強度が必要強度に達するま
で型枠22の解体ができないので、多くの型枠22を必
要とする。 3)鉄筋16の組立て、型枠22の組立て解体、コンク
リート打設と多くの人工と時間が必要となる。 4)型枠22の解体後に外部足場18を解体しなければ
ならない。 5)型枠22を取り外した後は、高欄12の表面が外気
に曝されるため、強度が充分に発現するまで散水養生を
行う必要があり、堤体14の表面が著しく汚れる。
ンクリートに不陸がある場合でもプレキャストコンクリ
ート製高欄部材28が所定の高さに設置可能となるが、
堤体14とプレキャストコンクリート製高欄部材28を
一体とするために両者の間隙をモルタル44などで充填
しなければならない。 2)ボルトボックス30は第3者によってナット42を
緩められないように安全面より閉塞する必要がある。 3)ボルトボックス30が比較的高価でる。 4)ボルトボックス30に一体性を持たせるためのジベ
ル筋31を設置するため、プレキャストコンクリート製
高欄部材28を製作する際、その配筋作業が面倒であ
る。 5)ボルトボックス間詰めコンクリートの仕上がり(個
人差)、色違い等が美観に影響を与える。 6)プレキャストコンクリート製高欄部材28と地覆部
を一体として製作出来なく、地覆部は後施工となる。
あって、本発明の目的は、高欄自体の安全性の面で保証
され、堤体外部からの高所作業を省き、安全かつ簡単な
作業により安価に高欄を構築できるダム堤体の高欄の構
築方法およびダム堤体用プレキャストコンクリート製高
欄部材を提供することにある。
本発明のダム堤体の高欄の構築方法は、ダム堤体に高欄
を構築するに際して、多数のダム堤体用プレキャストコ
ンクリート製高欄部材を設け、各プレキャストコンクリ
ート製高欄部材の下部には、水平方向に間隔をおいて複
数のモルタル充填式継手が埋め込まれ、前記モルタル充
填式継手は上下に延在し下端がプレキャストコンクリー
ト製高欄部材の下面に臨むスリーブを備え、前記スリー
ブの内部のほぼ上半部に、プレキャストコンクリート製
高欄部材の内部に埋め込まれた高欄側接合鉄筋が挿入さ
れており、ダム堤体の頂部上面から、ダム堤体に埋め込
まれた堤体側接合鉄筋の上部を上方に突出させ、前記堤
体側接合鉄筋の上部が前記スリーブの内部にほぼ下半部
に挿入されるようにプレキャストコンクリート製高欄部
材をダム堤体の頂部上面に載置し、前記高欄側接合鉄筋
と前記堤体側接合鉄筋が挿入されたスリーブの内部にモ
ルタルを充填するようにしたことを特徴とする。また、
本発明のダム堤体用プレキャストコンクリート製高欄部
材は、堤体の高欄取り付け面に載置される下面を有し、
前記プレキャストコンクリート製高欄部材の下部には水
平方向に間隔をおいて複数のモルタル充填式継手が埋め
込まれ、前記モルタル充填式継手は上下に延在し下端が
プレキャストコンクリート製高欄部材の前記下面に臨む
スリーブを備え、前記スリーブの内部のほぼ上半部に、
プレキャストコンクリート製高欄部材の内部に埋め込ま
れた接合鉄筋が挿入されていることを特徴とする。
高欄部材を用いるので、堤体を汚すことなく、現場での
省人化および工期短縮化を図れ、また、外部足場を用い
た高所作業もなくなり、作業環境及び安全性を向上でき
る。また、プレキャストコンクリート製高欄部材を設置
するに際してモルタル充填式継手を用いるので、接合部
のコストダウンを図れる。また、モルタル充填式継手の
スリーブの内部に充填されたモルタルは、プレキャスト
コンクリート製高欄部材の外部から簡単に排出すること
ができなくなるため、第3者によって接合状態を緩める
などの不具合は防止され安全面でも有利となる。また、
高欄側接合鉄筋および堤体側接合鉄筋の外径を大きくす
ることで、継手箇所を減らすことができ、省力化を図る
上で有利となる。
ダム堤体の高欄の構築方法を、ダム堤体用プレキャスト
コンクリート製高欄部材と共に説明する。図1(A)乃
至(C)はひび割れ制御筋、モルタル充填式継手、高欄
側接合鉄筋などの関係を示すダム堤体用プレキャストコ
ンクリート製高欄部材の側面図、正面図、底面図、図2
(A)乃至(D)は高欄を構築する際の説明図を示す。
図2に示すように、ダム堤体14に高欄12を構築する
に際して、ダム堤体用プレキャストコンクリート製高欄
部材50が用いられる。
は薄い厚さの直方体状をなし、厚さが20から30cm
程度、長さが1.5から3m程度である。プレキャスト
コンクリート製高欄部材50の内部には、図1(A)乃
至(C)に示すように、その厚さ方向の両面寄りにひび
割れ制御筋52が15cmから30cm程度の間隔で碁
盤の目をなすように縦横に延在させて設けられ、これら
両面寄りのひび割れ制御筋52は、プレキャストコンク
リート製高欄部材50の下面、左右側面、上面において
互いに連結されている。
材50の内部には、複数のモルタル充填式継手54が鉛
直に埋め込まれている。モルタル充填式継手54は、図
1および図2(B)乃至(C)に示すように、上下が開
放されたスリーブ5402と、スリーブ5402の下部
の内部に連通するように設けられたモルタル注入路54
04と、スリーブ5402の上部の内部に連通するよう
に設けられたエア排出路5406とを備えている。前記
スリーブ5402はその下端開口がプレキャストコンク
リート製高欄部材50の下面に臨むように埋め込まれ、
モルタル注入路5404とエア排出路5406の各端部
は、プレキャストコンクリート製高欄部材50が堤体1
4に設置された際に堤体14の上面に臨む側の正面に開
放されるように設けられている。そして、プレキャスト
コンクリート製高欄部材50の内部で各モルタル充填式
継手54と同軸上に、ひび割れ制御筋52の外径よりも
大きくスリーブ5402の内径よりも小さい外径の高欄
側接合鉄筋56がそれぞれ埋め込まれ、これら高欄側接
合鉄筋56の下部は、スリーブ5402の内部に挿入さ
れ、スリーブ5402の内部のほぼ上半部に位置してい
る。
設置箇所には、図2(A)に示すように、堤体コンクリ
ート打設時に、所定の定着長を有するように堤体側接合
鉄筋60が埋め込まれ、その上部が上方に突出してい
る。また、堤体14の高欄設置箇所で頂部上面1402
の外縁寄り箇所には、堤体14の延在方向に沿って延在
するように不陸防止用鋼材62が、堤体コンクリートの
打設時に埋め込まれている。不陸防止用鋼材62は断面
がL字形をなし、一方の片が堤体14の頂部上面140
2と同一面をなし、他方の片が堤体14の頂部の外側面
と同一面をなすように設けられ、符号6202は不陸防
止用鋼材62に取着されたジベル筋を示す。さらに、堤
体14の高欄設置箇所で頂部上面1402の内側箇所に
は、堤体14の延在方向に沿って延在するように仮固定
用鋼材64が、堤体コンクリートの打設時に埋め込まれ
ている。仮固定用鋼材64は断面がL字形をなし、一方
の片が堤体14の頂部上面1402と同一面をなし、他
方の片が堤体14の内部に埋め込まれるように設けら
れ、符号6402は仮固定用鋼材64に取着されたジベ
ル筋を示す。そして、堤体14の頂部上面1402の高
欄設置箇所は、不陸が生じることなくプレキャストコン
クリート製高欄部材50が高い精度で設置されるように
金コテ仕上げがなされ平坦面に形成されている。
レキャストコンクリート製高欄部材50を堤体14に設
置するに際しては、図2(B)に示すように、堤体側接
合鉄筋60の基部に防錆用としてモルタル64を敷く。
なお、必要に応じて堤体14の頂部上面1402に可撓
性のシール材を取り付けたり、モルタルを敷設するなど
任意である。次に、各スリーブ5402と堤体側接合鉄
筋60とが同軸上に位置するように位置合わせをしなが
ら、プレキャストコンクリート製高欄部材50を堤体1
4の頂部上面1402の高欄設置箇所に吊り下ろし、プ
レキャストコンクリート製高欄部材50の下面を堤体1
4の頂部上面1402に載置する。これにより、堤体側
接合鉄筋60の上部がスリーブ5402の内部に挿入さ
れ、スリーブ5402の内部のほぼ上半部に高欄側接合
鉄筋56が位置し、堤体側接合鉄筋60の上部がスリー
ブ5402のほぼ下半部に位置することになる。
の下面を堤体14の頂部上面1402の高欄設置箇所に
設置したならば、図2(C)に示すように、仮固定用鋼
材64に仮固定用金物68を取り付けると共にこの仮固
定用金物68をプレキャストコンクリート製高欄部材5
0の正面の下端に取り付け、プレキャストコンクリート
製高欄部材50を堤体14の頂部上面1402の高欄設
置箇所に仮固定する。次に、図2(D)に示すように、
プレキャストコンクリート製高欄部材50の各スリーブ
5402の内部にモルタル注入路5404から無収縮モ
ルタル70を充填する。この無収縮モルタル70の充填
時、無収縮モルタル70の注入に伴ってエア排出路54
06からスリーブ5402のエアが排出され、エア排出
路5406から無収縮モルタル70が排出することでス
リーブ5402の内部に無収縮モルタル70が充填され
ることになる。その後、仮固定用金物68を、プレキャ
ストコンクリート製高欄部材50および仮固定用鋼材6
4から取り外す。なお、仮固定用金物68はそのまま存
置するようにしてもよい。
クリート製高欄部材50を用いたので、堤体14を汚す
ことなく、現場での省人化および工期短縮を図ることが
可能となり、また、外部足場18(図4参照)を用いた
高所作業もなくなり、作業環境及び安全性を向上でき
る。また、プレキャストコンクリート製高欄部材50を
設置するに際してモルタル充填式継手54を用いたの
で、接合部のコストダウンを図れ、また、従来のような
ボルトボックス30(図4、図5参照)内の間詰め作業
も省略できる。また、モルタル充填式継手54のスリー
ブ5402の内部にモルタルを充填して高欄側接合鉄筋
56と堤体側接合鉄筋60とを接合し、この場合、スリ
ーブ5402の内部に充填されたモルタル70を、プレ
キャストコンクリート製高欄部材50の外部から簡単に
排出することができなくなるため、第3者によって高欄
側接合鉄筋56と堤体側接合鉄筋60の接合状態を緩め
るなどの不具合は防止され安全面でも有利となる。
合鉄筋60の外径を大きくすることで、継手箇所を減ら
すことができ、省力化を図る上で有利となる。また、本
実施の形態では、堤体14側に不陸防止用鋼材62を用
いたので、堤体14とプレキャストコンクリート製高欄
部材50との間の間隙を閉塞するためのモルタル充填作
業を省け、省力化およびコストダウンを図る上で有利と
なる。さらに、各プレキャストコンクリート製高欄部材
50に模様など付すことで、高欄12に簡単に模様を付
けることも可能となる。
ム堤体の高欄の構築方法およびダム堤体用プレキャスト
コンクリート製高欄部材によれば、高欄自体の安全性の
面で保証され、堤体外部からの高所作業を省き、安全か
つ簡単な作業により安価にダム堤体の高欄を構築するこ
とが可能となる。
充填式継手、高欄側接合鉄筋などの関係を示すダム堤体
用プレキャストコンクリート製高欄部材の側面図、正面
図、底面図である。
る際の説明図である。
(A)は高欄の側面図、(B)は(A)のB矢視図、
(C)は(A)のC矢視図、(D)は(B)の平面図で
ある。
する際の説明図である。
説明図で、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は
底面図を示している。
する際の説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ダム堤体に高欄を構築するに際して、 多数のダム堤体用プレキャストコンクリート製高欄部材
を設け、 各プレキャストコンクリート製高欄部材の下部には、水
平方向に間隔をおいて複数のモルタル充填式継手が埋め
込まれ、 前記モルタル充填式継手は上下に延在し下端がプレキャ
ストコンクリート製高欄部材の下面に臨むスリーブを備
え、 前記スリーブの内部のほぼ上半部に、プレキャストコン
クリート製高欄部材の内部に埋め込まれた高欄側接合鉄
筋が挿入されており、 ダム堤体の頂部上面から、ダム堤体に埋め込まれた堤体
側接合鉄筋の上部を上方に突出させ、 前記堤体側接合鉄筋の上部が前記スリーブの内部にほぼ
下半部に挿入されるようにプレキャストコンクリート製
高欄部材をダム堤体の頂部上面に載置し、 前記高欄側接合鉄筋と前記堤体側接合鉄筋が挿入された
スリーブの内部にモルタルを充填するようにした、 ことを特徴とするダム堤体の高欄の構築方法。 - 【請求項2】 前記プレキャストコンクリート製高欄部
材は、その背面が堤体の側面と面一となるように堤体の
頂部上面に載置され、前記堤体の頂部上面で前記側面寄
りの角部には、不陸防止用鋼材が堤体の頂部上面に面一
となるように堤体に埋め込まれていることを特徴とする
請求項1記載のダム堤体の高欄の構築方法。 - 【請求項3】 前記堤体の頂部上面で堤体の側面から離
れた箇所に、仮固定用鋼材が前記頂部上面と面一となる
ように埋め込まれ、前記プレキャストコンクリート製高
欄部材が堤体の頂部上面に載置された時に、前記仮固定
用鋼材に取着した仮固定金物によりプレキャストコンク
リート製高欄部材が堤体の頂部上面に仮固定されること
を特徴とする請求項1または2記載のダム堤体の高欄の
構築方法。 - 【請求項4】 ダム堤体の高欄取り付け面に設置される
プレキャストコンクリート製高欄部材であって、 前記プレキャストコンクリート製高欄部材は前記高欄取
り付け面に載置される下面を有し、 前記プレキャストコンクリート製高欄部材の下部には水
平方向に間隔をおいて複数のモルタル充填式継手が埋め
込まれ、 前記モルタル充填式継手は上下に延在し下端がプレキャ
ストコンクリート製高欄部材の前記下面に臨むスリーブ
を備え、 前記スリーブの内部のほぼ上半部に、プレキャストコン
クリート製高欄部材の内部に埋め込まれた接合鉄筋が挿
入されている、 ことを特徴とするダム堤体用プレキャストコンクリート
製高欄部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17373999A JP3663594B2 (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | ダム堤体の高欄の構築方法およびダム堤体用プレキャストコンクリート製高欄部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17373999A JP3663594B2 (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | ダム堤体の高欄の構築方法およびダム堤体用プレキャストコンクリート製高欄部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001003338A true JP2001003338A (ja) | 2001-01-09 |
JP3663594B2 JP3663594B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=15966240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17373999A Expired - Lifetime JP3663594B2 (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | ダム堤体の高欄の構築方法およびダム堤体用プレキャストコンクリート製高欄部材 |
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Country | Link |
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