JP3424842B2 - プレキャスト工法における鉄骨鉄筋コンクリート構造柱の接合工法 - Google Patents
プレキャスト工法における鉄骨鉄筋コンクリート構造柱の接合工法Info
- Publication number
- JP3424842B2 JP3424842B2 JP17300893A JP17300893A JP3424842B2 JP 3424842 B2 JP3424842 B2 JP 3424842B2 JP 17300893 A JP17300893 A JP 17300893A JP 17300893 A JP17300893 A JP 17300893A JP 3424842 B2 JP3424842 B2 JP 3424842B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- steel pipe
- precast
- rebar
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレキャスト工法におけ
る鉄骨鉄筋コンクリート構造柱(以下SRC柱という)
の接合工法に係るものである。 【0002】 【従来の技術】従来のSRC柱の接合工法においては、
鉄骨部の接合を溶接とし、同鉄骨部の溶接の後には鉄筋
コンクリート部分の配筋及びコンクリートの打設を行っ
ていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来工法において
は、現場においてSRC柱の柱鉄骨の溶接を行なわなけ
ればならず、その作業性の確保のために、鉄筋の配筋は
柱鉄骨の溶接後に行なわれており、配筋後に型枠の設置
やコンクリート打設が行なわれる。この結果、現場にお
ける作業工程が多くなっている。 【0004】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、施工性が
向上され、工期の短縮が図られるプレキャスト工法にお
ける鉄骨鉄筋コンクリート構造柱の接合工法を提供する
点にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るプレキャスト工法における鉄骨鉄筋コ
ンクリート構造柱の接合工法によれば、一端に鋼管挿入
用スリーブを備えた断面円形の鋼管と、一端に鉄筋挿入
用スリーブを備えた鉄筋とを用意し、前記鋼管が柱中心
部を柱長手方向に延在し、且つ、複数の前記鉄筋が前記
鋼管の周囲に配されて柱長手方向に延在するようにし
て、鉄骨鉄筋コンクリート構造のプレキャストコンクリ
ート柱を打設し、その際に、前記鋼管の前記鋼管挿入用
スリーブ及び前記鉄筋の前記鉄筋挿入用スリーブが当該
プレキャストコンクリート柱の柱脚部にあって下方へ開
口し、且つ、前記鋼管の他端及び前記鉄筋の他端が当該
プレキャストコンクリート柱の柱頭部から上方へ突出す
るようにし、施工階の梁及びスラブの施工後、下層階の
プレキャストコンクリート柱の前記鋼管の他端及び前記
鉄筋の他端に夫々上層階のプレキャストコンクリート柱
の前記鋼管挿入用スリーブ及び前記鉄筋挿入用スリーブ
を嵌合させ、上層階のプレキャストコンクリート柱の前
記鋼管挿入用スリーブ及び前記鉄筋挿入用スリーブに夫
々モルタルを充填して上下層階のプレキャストコンクリ
ート柱を互いに接合するものである。 【0006】 【作用】本発明は前記したように、下層階のプレキャス
トSRC柱における柱鋼管頭部及び柱鉄筋を上層階のプ
レキャストSRC柱における鉄骨スリーブ及び柱鉄筋挿
入用スリーブに挿入し、同各スリーブにモルタルを充填
することによって、前記上下層階のプレキャストSRC
柱が簡単に接合される。このように構成された前記SR
C柱の柱脚部鋼管の継手によって曲げモーメントや軸力
の伝達が行なわれる。 【0007】また本発明によれば、柱脚部の鉄骨量が多
いため、柱脚部の剛性及び靱性が向上する。 【0008】 【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。Aは下層階のプレキャストSRC柱で柱鋼管1頭部
が、上層階のプレキャストSRC柱Bの柱脚部より上方
位置まで突出している。2は柱筋、3は柱帯筋、4は柱
鋼管接合部で、リブが配設されたり、め荒しが行なわれ
る。 【0009】上層階のプレキャストSRC柱Bの脚部に
は前記下層階のSRC柱Aにおける柱鋼管挿入用鉄骨ス
リーブ5及び柱鉄筋挿入用スリーブ6が設けられてい
る。図中7及び8は上層階のSRC柱Bにおける柱筋及
び柱帯筋、9は水平スチフナーである。図示の如く、柱
鋼管1は、一端に鋼管挿入用スリーブ5を備えた断面円
形の鋼管であり、また、柱筋2は、一端に鉄筋挿入用ス
リーブ6を備えた鉄筋である。 前記SRC柱を製作する
際には、かかる鋼管及びかかる鉄筋を用意し、図示の如
く、鋼管が柱中心部を柱長手方向に延在し、且つ、複数
の鉄筋がその鋼管の周囲に配されて柱長手方向に延在す
るようにして、SRC柱を打設する。 またその際に、図
示の如く、その鋼管の鋼管挿入用スリーブ5及びそれら
鉄筋の鉄筋挿入用スリーブ6が、当該プレキャストコン
クリート柱の柱脚部にあって下方へ開口するようにする
と共に、その鋼管の他端及びそれら鉄筋の他端が、当該
プレキャストコンクリート柱の柱頭部から上方へ突出す
るようにする。施工に際しては、最下階のSRC柱Aの
建方を行い(図4(イ)参照)同柱AにPC梁Cを接合
する(図4(ロ)参照)。図中10は梁鉄骨、11は肋
筋である。なお肋筋の代りに鉄骨梁の場合、スタッドボ
ルトが使用される。 【0010】次いで梁上端筋12、スラブ筋13を配筋
し(図4(ハ)参照)、柱梁接合部及びスラブのコンク
リート14を打設し(図4(ニ)参照)、上層階のSR
C柱Bの前記鋼管挿入用スリーブ5及び鉄筋挿入用スリ
ーブ6を下層階のSRC柱Aの柱鋼管1の突出部及び柱
筋2の突出部に嵌合させ(図5(ホ)(ヘ)参照)、上
層階のSRC柱Bの建方精度を確認したのち、上層階の
SRC柱Bの柱脚部の前記各スリーブ5、6に、モルタ
ル注入孔5a、6aを介して、無収縮モルタル15を注
入して充填することで上下層階のSRC柱B、Aを互い
に接合し(図5(ト)参照)、次いで上層階のPC梁C
を架設し(図5(チ)参照)、以下前記の工程を反復す
る。 【0011】なお、梁はS造、SRC造、SPC造等の
鉄骨を利用したものであればどれでもよく、柱梁接合部
にはブラケットの有無は問題としない。 【0012】 【発明の効果】本発明によれば前記したように、一端に
鋼管挿入用スリーブを備えた断面円形の鋼管と、一端に
鉄筋挿入用スリーブを備えた鉄筋とを用意し、前記鋼管
が柱中心部を柱長手方向に延在し、且つ、複数の前記鉄
筋が前記鋼管の周囲に配されて柱長手方向に延在するよ
うにして、鉄骨鉄筋コンクリート構造のプレキャストコ
ンクリート柱を打設し、その際に、前記鋼管の前記鋼管
挿入用スリーブ及び前記鉄筋の前記鉄筋挿入用スリーブ
が当該プレキャストコンクリート柱の柱脚部にあって下
方へ開口し、且つ、前記鋼管の他端及び前記鉄筋の他端
が当該プレキャストコンクリート柱の柱頭部から上方へ
突出するようにし、下層階のプレキャストコンクリート
柱の前記鋼管の他端及び前記鉄筋の他端に夫々上層階の
プレキャストコンクリート柱の前記鋼管挿入用スリーブ
及び前記鉄筋挿入用スリーブを嵌合させ、上層階のプレ
キャストコンクリート柱の前記鋼管挿入用スリーブ及び
前記鉄筋挿入用スリーブに夫々モルタルを充填して上下
層階のプレキャストコンクリート柱を互いに接合するよ
うにしたため、上下層階のSRC柱の鋼管の接合と鉄筋
の接合とが同時に簡単に行われ、施工性が向上し、工期
が短縮され、柱脚部の靱性が向上する。 【0013】また柱鋼管脚部の継手によって曲げモーメ
ントや軸力が確実に伝達され、柱脚部の鉄筋量が多いた
め、柱脚部の剛性及び靱性が向上する。
る鉄骨鉄筋コンクリート構造柱(以下SRC柱という)
の接合工法に係るものである。 【0002】 【従来の技術】従来のSRC柱の接合工法においては、
鉄骨部の接合を溶接とし、同鉄骨部の溶接の後には鉄筋
コンクリート部分の配筋及びコンクリートの打設を行っ
ていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来工法において
は、現場においてSRC柱の柱鉄骨の溶接を行なわなけ
ればならず、その作業性の確保のために、鉄筋の配筋は
柱鉄骨の溶接後に行なわれており、配筋後に型枠の設置
やコンクリート打設が行なわれる。この結果、現場にお
ける作業工程が多くなっている。 【0004】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、施工性が
向上され、工期の短縮が図られるプレキャスト工法にお
ける鉄骨鉄筋コンクリート構造柱の接合工法を提供する
点にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るプレキャスト工法における鉄骨鉄筋コ
ンクリート構造柱の接合工法によれば、一端に鋼管挿入
用スリーブを備えた断面円形の鋼管と、一端に鉄筋挿入
用スリーブを備えた鉄筋とを用意し、前記鋼管が柱中心
部を柱長手方向に延在し、且つ、複数の前記鉄筋が前記
鋼管の周囲に配されて柱長手方向に延在するようにし
て、鉄骨鉄筋コンクリート構造のプレキャストコンクリ
ート柱を打設し、その際に、前記鋼管の前記鋼管挿入用
スリーブ及び前記鉄筋の前記鉄筋挿入用スリーブが当該
プレキャストコンクリート柱の柱脚部にあって下方へ開
口し、且つ、前記鋼管の他端及び前記鉄筋の他端が当該
プレキャストコンクリート柱の柱頭部から上方へ突出す
るようにし、施工階の梁及びスラブの施工後、下層階の
プレキャストコンクリート柱の前記鋼管の他端及び前記
鉄筋の他端に夫々上層階のプレキャストコンクリート柱
の前記鋼管挿入用スリーブ及び前記鉄筋挿入用スリーブ
を嵌合させ、上層階のプレキャストコンクリート柱の前
記鋼管挿入用スリーブ及び前記鉄筋挿入用スリーブに夫
々モルタルを充填して上下層階のプレキャストコンクリ
ート柱を互いに接合するものである。 【0006】 【作用】本発明は前記したように、下層階のプレキャス
トSRC柱における柱鋼管頭部及び柱鉄筋を上層階のプ
レキャストSRC柱における鉄骨スリーブ及び柱鉄筋挿
入用スリーブに挿入し、同各スリーブにモルタルを充填
することによって、前記上下層階のプレキャストSRC
柱が簡単に接合される。このように構成された前記SR
C柱の柱脚部鋼管の継手によって曲げモーメントや軸力
の伝達が行なわれる。 【0007】また本発明によれば、柱脚部の鉄骨量が多
いため、柱脚部の剛性及び靱性が向上する。 【0008】 【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。Aは下層階のプレキャストSRC柱で柱鋼管1頭部
が、上層階のプレキャストSRC柱Bの柱脚部より上方
位置まで突出している。2は柱筋、3は柱帯筋、4は柱
鋼管接合部で、リブが配設されたり、め荒しが行なわれ
る。 【0009】上層階のプレキャストSRC柱Bの脚部に
は前記下層階のSRC柱Aにおける柱鋼管挿入用鉄骨ス
リーブ5及び柱鉄筋挿入用スリーブ6が設けられてい
る。図中7及び8は上層階のSRC柱Bにおける柱筋及
び柱帯筋、9は水平スチフナーである。図示の如く、柱
鋼管1は、一端に鋼管挿入用スリーブ5を備えた断面円
形の鋼管であり、また、柱筋2は、一端に鉄筋挿入用ス
リーブ6を備えた鉄筋である。 前記SRC柱を製作する
際には、かかる鋼管及びかかる鉄筋を用意し、図示の如
く、鋼管が柱中心部を柱長手方向に延在し、且つ、複数
の鉄筋がその鋼管の周囲に配されて柱長手方向に延在す
るようにして、SRC柱を打設する。 またその際に、図
示の如く、その鋼管の鋼管挿入用スリーブ5及びそれら
鉄筋の鉄筋挿入用スリーブ6が、当該プレキャストコン
クリート柱の柱脚部にあって下方へ開口するようにする
と共に、その鋼管の他端及びそれら鉄筋の他端が、当該
プレキャストコンクリート柱の柱頭部から上方へ突出す
るようにする。施工に際しては、最下階のSRC柱Aの
建方を行い(図4(イ)参照)同柱AにPC梁Cを接合
する(図4(ロ)参照)。図中10は梁鉄骨、11は肋
筋である。なお肋筋の代りに鉄骨梁の場合、スタッドボ
ルトが使用される。 【0010】次いで梁上端筋12、スラブ筋13を配筋
し(図4(ハ)参照)、柱梁接合部及びスラブのコンク
リート14を打設し(図4(ニ)参照)、上層階のSR
C柱Bの前記鋼管挿入用スリーブ5及び鉄筋挿入用スリ
ーブ6を下層階のSRC柱Aの柱鋼管1の突出部及び柱
筋2の突出部に嵌合させ(図5(ホ)(ヘ)参照)、上
層階のSRC柱Bの建方精度を確認したのち、上層階の
SRC柱Bの柱脚部の前記各スリーブ5、6に、モルタ
ル注入孔5a、6aを介して、無収縮モルタル15を注
入して充填することで上下層階のSRC柱B、Aを互い
に接合し(図5(ト)参照)、次いで上層階のPC梁C
を架設し(図5(チ)参照)、以下前記の工程を反復す
る。 【0011】なお、梁はS造、SRC造、SPC造等の
鉄骨を利用したものであればどれでもよく、柱梁接合部
にはブラケットの有無は問題としない。 【0012】 【発明の効果】本発明によれば前記したように、一端に
鋼管挿入用スリーブを備えた断面円形の鋼管と、一端に
鉄筋挿入用スリーブを備えた鉄筋とを用意し、前記鋼管
が柱中心部を柱長手方向に延在し、且つ、複数の前記鉄
筋が前記鋼管の周囲に配されて柱長手方向に延在するよ
うにして、鉄骨鉄筋コンクリート構造のプレキャストコ
ンクリート柱を打設し、その際に、前記鋼管の前記鋼管
挿入用スリーブ及び前記鉄筋の前記鉄筋挿入用スリーブ
が当該プレキャストコンクリート柱の柱脚部にあって下
方へ開口し、且つ、前記鋼管の他端及び前記鉄筋の他端
が当該プレキャストコンクリート柱の柱頭部から上方へ
突出するようにし、下層階のプレキャストコンクリート
柱の前記鋼管の他端及び前記鉄筋の他端に夫々上層階の
プレキャストコンクリート柱の前記鋼管挿入用スリーブ
及び前記鉄筋挿入用スリーブを嵌合させ、上層階のプレ
キャストコンクリート柱の前記鋼管挿入用スリーブ及び
前記鉄筋挿入用スリーブに夫々モルタルを充填して上下
層階のプレキャストコンクリート柱を互いに接合するよ
うにしたため、上下層階のSRC柱の鋼管の接合と鉄筋
の接合とが同時に簡単に行われ、施工性が向上し、工期
が短縮され、柱脚部の靱性が向上する。 【0013】また柱鋼管脚部の継手によって曲げモーメ
ントや軸力が確実に伝達され、柱脚部の鉄筋量が多いた
め、柱脚部の剛性及び靱性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によって施工された上下層階のプ
レキャストSRC柱の接合部を示す縦断面図である。 【図2】上層階のSRC柱の正面図である。 【図3】(イ)(ロ)及び(ハ)は夫々図2の矢視イ−
イ図及び矢視ロ−ロ図並に矢視ハ−ハ図である。 【図4】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は本発明の工程を示
す正面図である。 【図5】(ホ)(ヘ)(ト)及び(チ)は図4の工程に
続く工程を示す正面図である。 【符号の説明】 A 下層階のプレキャストSRC柱 B 上層階のプレキャストSRC柱 C PC梁 1 柱鋼管 2 柱筋 3 柱帯筋 4 柱鋼管接合部 5 柱鋼管挿入用鉄骨スリーブ 5a モルタル注入口 6 柱鉄筋挿入用スリーブ 6a モルタル注入口 7 柱筋 8 柱帯筋 9 水平スチフナー 10 梁鉄骨 11 肋筋 12 梁上端筋 13 スラブ筋 14 柱梁接合部及びスラブのコンクリート 15 無収縮モルタル
レキャストSRC柱の接合部を示す縦断面図である。 【図2】上層階のSRC柱の正面図である。 【図3】(イ)(ロ)及び(ハ)は夫々図2の矢視イ−
イ図及び矢視ロ−ロ図並に矢視ハ−ハ図である。 【図4】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は本発明の工程を示
す正面図である。 【図5】(ホ)(ヘ)(ト)及び(チ)は図4の工程に
続く工程を示す正面図である。 【符号の説明】 A 下層階のプレキャストSRC柱 B 上層階のプレキャストSRC柱 C PC梁 1 柱鋼管 2 柱筋 3 柱帯筋 4 柱鋼管接合部 5 柱鋼管挿入用鉄骨スリーブ 5a モルタル注入口 6 柱鉄筋挿入用スリーブ 6a モルタル注入口 7 柱筋 8 柱帯筋 9 水平スチフナー 10 梁鉄骨 11 肋筋 12 梁上端筋 13 スラブ筋 14 柱梁接合部及びスラブのコンクリート 15 無収縮モルタル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E04B 1/16
E04B 1/30
E04B 1/58
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端に鋼管挿入用スリーブを備えた断面
円形の鋼管と、一端に鉄筋挿入用スリーブを備えた鉄筋
とを用意し、 前記鋼管が柱中心部を柱長手方向に延在し、且つ、複数
の前記鉄筋が前記鋼管の周囲に配されて柱長手方向に延
在するようにして、鉄骨鉄筋コンクリート構造のプレキ
ャストコンクリート柱を打設し、その際に、前記鋼管の
前記鋼管挿入用スリーブ及び前記鉄筋の前記鉄筋挿入用
スリーブが当該プレキャストコンクリート柱の柱脚部に
あって下方へ開口し、且つ、前記鋼管の他端及び前記鉄
筋の他端が当該プレキャストコンクリート柱の柱頭部か
ら上方へ突出するようにし、 施工階の梁及びスラブの施工後、下層階のプレキャスト
コンクリート柱の前記鋼管の他端及び前記鉄筋の他端に
夫々上層階のプレキャストコンクリート柱の前記鋼管挿
入用スリーブ及び前記鉄筋挿入用スリーブを嵌合させ、 上層階のプレキャストコンクリート柱の前記鋼管挿入用
スリーブ及び前記鉄筋挿入用スリーブに夫々モルタルを
充填して上下層階のプレキャストコンクリート柱を互い
に接合する、 ことを特徴とするプレキャスト工法における鉄骨鉄筋コ
ンクリート構造柱の接合工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17300893A JP3424842B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | プレキャスト工法における鉄骨鉄筋コンクリート構造柱の接合工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17300893A JP3424842B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | プレキャスト工法における鉄骨鉄筋コンクリート構造柱の接合工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726624A JPH0726624A (ja) | 1995-01-27 |
JP3424842B2 true JP3424842B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=15952490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17300893A Expired - Fee Related JP3424842B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | プレキャスト工法における鉄骨鉄筋コンクリート構造柱の接合工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3424842B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004190364A (ja) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Kajima Corp | プレキャストsrc柱接合部構造 |
JP4611156B2 (ja) * | 2005-09-01 | 2011-01-12 | 株式会社奥村組 | 柱ユニット |
CN107254884A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-10-17 | 湖南大学 | 一种可拆卸预制装配式方钢管混凝土柱脚节点 |
CN108532834B (zh) * | 2018-06-22 | 2023-08-18 | 中国五冶集团有限公司 | 一种装配式建筑框架柱灌注结构 |
CN110670897A (zh) * | 2019-09-18 | 2020-01-10 | 中震(北京)工程检测股份有限公司 | 一种多层砌体结构采用增设型钢构造柱加强楼梯间结构韧性及其施工方法 |
CN111456323A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-07-28 | 上海建工二建集团有限公司 | 先后期施工结构的结构柱、地下室结构柱及其施工方法 |
KR102554408B1 (ko) * | 2021-04-06 | 2023-07-12 | 주식회사 연우구조 | 접합용 수직부재를 이용한 프리캐스트 콘크리트 합성기둥의 매입형 접합부 구조 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP17300893A patent/JP3424842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726624A (ja) | 1995-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3160748B2 (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁よりなるプレキャスト構造部材及びそれを用いた構造体の構築方法 | |
JP3424842B2 (ja) | プレキャスト工法における鉄骨鉄筋コンクリート構造柱の接合工法 | |
JPH02136444A (ja) | プレキヤスト鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁とによる複合構造の構築方法 | |
JPH0518003A (ja) | 鋼管コンクリート柱とハーフプレキヤスト鉄筋コンクリート柱の接合方法。 | |
JPH09209451A (ja) | 上下柱と梁の接合構造および接合方法 | |
JP3052100B2 (ja) | 柱体と仕口構成体とを結合した建物駆体およびその構築法 | |
JPH06316964A (ja) | プレキャスト鉄筋コンクリート柱・梁接合部の施工方法 | |
JPH0959933A (ja) | 充填被覆形鋼管コンクリート構造及び施工法 | |
JP2769937B2 (ja) | 地下逆打工法における鋼管コンクリート柱 | |
JPH0732706Y2 (ja) | プレキャスト鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合用交叉鉄骨との配筋構造 | |
JP5008522B2 (ja) | プレキャストコンクリート部材の接合構造、建物、及び建物の施工方法 | |
JP2645329B2 (ja) | 柱の構築工法 | |
JPH0366878A (ja) | プレキヤスト柱梁とプレキヤスト耐震壁の構築方法 | |
JP2656175B2 (ja) | 柱梁の接合構造 | |
JP2972962B2 (ja) | 仕口構造 | |
JPH05156654A (ja) | 逆打ち工法 | |
JP2001248167A (ja) | 建物の基礎の構造 | |
JPH01214641A (ja) | 鋼管プレキヤストコンクリート柱の構築方法 | |
JP2635872B2 (ja) | 複合構造体の構築方法 | |
JP3608086B2 (ja) | 柱・梁の接合構造 | |
JP2578671B2 (ja) | 柱と梁の構築工法 | |
JP2984626B2 (ja) | Pc柱構法及びそのpc柱 | |
JP3311862B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート柱の接合構造 | |
JPH04237731A (ja) | 芯鉄筋を有するrc柱の構築方法 | |
JP2893406B2 (ja) | プレキャストコンクリート柱梁の接合工法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |