JPH083256Y2 - きのこ種菌接種装置 - Google Patents
きのこ種菌接種装置Info
- Publication number
- JPH083256Y2 JPH083256Y2 JP9196890U JP9196890U JPH083256Y2 JP H083256 Y2 JPH083256 Y2 JP H083256Y2 JP 9196890 U JP9196890 U JP 9196890U JP 9196890 U JP9196890 U JP 9196890U JP H083256 Y2 JPH083256 Y2 JP H083256Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- positioning member
- cultivation
- seed
- Prior art date
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- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はきのこ種菌接種装置に関する。
従来のこの種の装置はターンテーブルと、蓋開放装置
と、蓋閉塞装置と、種菌充填装置と、供給コンベヤと、
搬出コンベヤとを備えており、きのこ種菌の根付けに際
し、菌床が収納され蓋で密封された複数の栽培容器を作
業者がコンテナから1個ずつ取り出して供給コンベヤに
供給する。これにより、ターンテーブル上に供給された
栽培容器が円周に沿って移動する過程において先ず蓋開
放装置により蓋が開放され、次いで種菌充填装置により
栽培容器内に種菌が充填され、この後蓋閉塞装置により
蓋よる密封が行われ、搬出コンベヤにて搬出される。こ
のようにして搬出された栽培容器を作業者が1個ずつコ
ンテナに収容し、所定量を収容したコンテナを栽培棚に
格納するものであった。しかし、この装置においては作
業者が栽培容器をコンテナから1個ずつ供給コンベヤに
供給し、かつ根付けされた栽培容器を搬出コンベヤから
1個ずつコンテナに収納しなければならず作業能率が悪
いという問題があった。
と、蓋閉塞装置と、種菌充填装置と、供給コンベヤと、
搬出コンベヤとを備えており、きのこ種菌の根付けに際
し、菌床が収納され蓋で密封された複数の栽培容器を作
業者がコンテナから1個ずつ取り出して供給コンベヤに
供給する。これにより、ターンテーブル上に供給された
栽培容器が円周に沿って移動する過程において先ず蓋開
放装置により蓋が開放され、次いで種菌充填装置により
栽培容器内に種菌が充填され、この後蓋閉塞装置により
蓋よる密封が行われ、搬出コンベヤにて搬出される。こ
のようにして搬出された栽培容器を作業者が1個ずつコ
ンテナに収容し、所定量を収容したコンテナを栽培棚に
格納するものであった。しかし、この装置においては作
業者が栽培容器をコンテナから1個ずつ供給コンベヤに
供給し、かつ根付けされた栽培容器を搬出コンベヤから
1個ずつコンテナに収納しなければならず作業能率が悪
いという問題があった。
そこで、栽培容器を収容したコンテナを供給コンベヤ
により種菌接種対応位置に供給することによりコンテナ
に収容された状態で栽培容器に種菌が充填されるように
したものが特開平1−174311号公報で提案されている。
これは供給コンベヤによりコンテナを種菌接種対応位置
に供給し、コンテナ内の複数の栽培容器に対し、蓋開
放、種菌充填、蓋閉塞を順次行い、この後コンテナを搬
出コンベヤにより搬出するものであり、コンテナから栽
培容器を1個ずつ出し入れする作業を省略することがで
きる。
により種菌接種対応位置に供給することによりコンテナ
に収容された状態で栽培容器に種菌が充填されるように
したものが特開平1−174311号公報で提案されている。
これは供給コンベヤによりコンテナを種菌接種対応位置
に供給し、コンテナ内の複数の栽培容器に対し、蓋開
放、種菌充填、蓋閉塞を順次行い、この後コンテナを搬
出コンベヤにより搬出するものであり、コンテナから栽
培容器を1個ずつ出し入れする作業を省略することがで
きる。
上記従来技術のようにコンテナ収容状態の栽培容器に
種菌を充填するものにおいては、種菌接種対応位置にコ
ンテナが移送された際に、コンテナ内の栽培容器位置が
蓋開閉装置および種菌充填装置に対し正確な相対関係に
なることが大切であり、この位置関係がずれた場合には
蓋の開閉動作並びに種菌充填動作に支障を来すものであ
った。
種菌を充填するものにおいては、種菌接種対応位置にコ
ンテナが移送された際に、コンテナ内の栽培容器位置が
蓋開閉装置および種菌充填装置に対し正確な相対関係に
なることが大切であり、この位置関係がずれた場合には
蓋の開閉動作並びに種菌充填動作に支障を来すものであ
った。
しかし、前記従来技術においては供給コンベヤによっ
て種菌接種対応位置に供給されたコンテナをこの進行端
とストッパとの衝合により強制的に停止させるように構
成されているため、コンテナとストッパとの衝合時の衝
撃によってコンテナ内の栽培容器が揺れやすいうえ、コ
ンテナに対する栽培容器の収容位置には通常ばらつきが
あるため、仮にストッパによってコンテナが適正位置で
停止してもコンテナ内の栽培容器は不適正になりやす
く、蓋開閉動作および種菌充填動作が不安定になり、蓋
の開閉あるいは蓋による充分な密封ができなかったり、
種菌が栽培容器外に零れたりしやすいという問題があっ
た。
て種菌接種対応位置に供給されたコンテナをこの進行端
とストッパとの衝合により強制的に停止させるように構
成されているため、コンテナとストッパとの衝合時の衝
撃によってコンテナ内の栽培容器が揺れやすいうえ、コ
ンテナに対する栽培容器の収容位置には通常ばらつきが
あるため、仮にストッパによってコンテナが適正位置で
停止してもコンテナ内の栽培容器は不適正になりやす
く、蓋開閉動作および種菌充填動作が不安定になり、蓋
の開閉あるいは蓋による充分な密封ができなかったり、
種菌が栽培容器外に零れたりしやすいという問題があっ
た。
そこで本考案はコンテナ内の栽培容器を適正な種菌接
種位置に供給できるきのこ種菌接種装置を提供すること
を目的とする。
種位置に供給できるきのこ種菌接種装置を提供すること
を目的とする。
本考案は複数個の栽培容器の収容したコンテナを移送
する移送コンベヤと、種菌接種位置に移送された栽培容
器の蓋を開閉する蓋開閉装置と、この蓋開閉装置により
蓋が開放された栽培容器に種菌を充填する種菌充填装置
とを有するきのこ種菌接種装置において、前記種菌接種
対応位置に移送されたコンテナの一側に対応して設けら
れた固定位置決め部材と、前記コンテナの他側に対応し
て設けられ前記固定位置決め部材との間にコンテナを位
置決め停止させる可動位置決め部材と、この可動位置決
め部材をコンテナに向かって進退させる移動手段と、前
記種菌接種位置に供給された栽培容器を検知し前記移送
コンベヤの停止および前記可動位置決め部材の動作を行
う信号を出力する容器検知センサとを備えたものであ
る。
する移送コンベヤと、種菌接種位置に移送された栽培容
器の蓋を開閉する蓋開閉装置と、この蓋開閉装置により
蓋が開放された栽培容器に種菌を充填する種菌充填装置
とを有するきのこ種菌接種装置において、前記種菌接種
対応位置に移送されたコンテナの一側に対応して設けら
れた固定位置決め部材と、前記コンテナの他側に対応し
て設けられ前記固定位置決め部材との間にコンテナを位
置決め停止させる可動位置決め部材と、この可動位置決
め部材をコンテナに向かって進退させる移動手段と、前
記種菌接種位置に供給された栽培容器を検知し前記移送
コンベヤの停止および前記可動位置決め部材の動作を行
う信号を出力する容器検知センサとを備えたものであ
る。
上記構成によって、移送コンベヤによりコンテナが移
送され、このコンテナに収容された栽培容器が適正な種
菌接種位置に供給されると、これが容器検知センサによ
り検知され、この容器検知センサからの信号により移送
コンベヤが停止し、同時に可動位置決め部材が動作して
可動位置決め部材と固定位置決め部材との間にコンテナ
を挟んでコンテナのオーバーランを防止する。
送され、このコンテナに収容された栽培容器が適正な種
菌接種位置に供給されると、これが容器検知センサによ
り検知され、この容器検知センサからの信号により移送
コンベヤが停止し、同時に可動位置決め部材が動作して
可動位置決め部材と固定位置決め部材との間にコンテナ
を挟んでコンテナのオーバーランを防止する。
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
る。
第1図乃至第8図に示すように機枠1の略全長にわた
り移送コンベヤ2が設けられている。この移送コンベヤ
2は図示しない操作スイッチにより始動、停止が可能で
あると共に、後述する容器検知信号により停止し、かつ
蓋閉塞完了信号により始動するようになっている。ま
た、移送コンベヤ2は機枠1の移送始端側に複数の従動
スプロケット3が軸支され、移送終端側に複数の駆動ス
プロケット4が軸支され、各スプロケット3,4間にエン
ドレスのチェーン5が平行に渡されており、前記駆動ス
プロケット4にはモータ6からの回転力が伝達されるよ
うになっている。そして、菌床aが収納され蓋7で密封
された栽培容器8を例えば縦列4個、横列4個収容した
プラスチック製のコンテナ9を移送始端側における移送
コンベヤ2のチェーン5上に載せ、移送コンベヤ2を始
動させるとチェーン5の走行によってコンテナ9を移送
終端に向かって移送できるようになっている。
り移送コンベヤ2が設けられている。この移送コンベヤ
2は図示しない操作スイッチにより始動、停止が可能で
あると共に、後述する容器検知信号により停止し、かつ
蓋閉塞完了信号により始動するようになっている。ま
た、移送コンベヤ2は機枠1の移送始端側に複数の従動
スプロケット3が軸支され、移送終端側に複数の駆動ス
プロケット4が軸支され、各スプロケット3,4間にエン
ドレスのチェーン5が平行に渡されており、前記駆動ス
プロケット4にはモータ6からの回転力が伝達されるよ
うになっている。そして、菌床aが収納され蓋7で密封
された栽培容器8を例えば縦列4個、横列4個収容した
プラスチック製のコンテナ9を移送始端側における移送
コンベヤ2のチェーン5上に載せ、移送コンベヤ2を始
動させるとチェーン5の走行によってコンテナ9を移送
終端に向かって移送できるようになっている。
機枠1の略中央には栽培容器8が適正な種菌接種位置
に到達したことを検知する光電スイッチ等からなる容器
検知センサ10が栽培容器8の首部11の高さに対応して設
けられており、また機枠1の右側長手方向には種菌接種
対応位置のコンテナ9の右側部に対応して長板状の固定
位置決め部材12が固設され、機枠1の左側長手方向には
コンテナ9の左側部に対応する位置で長板状の可動位置
決め部材13が進退可能に設けられ、この可動位置決め部
材13は複数のエアシリンダ14によってコンテナ9の左側
部に向かって進退動作するようになっている。また、前
記容器検知センサ10からの検知信号に基づき移送コンベ
ヤ2が停止し、可動位置決め部材13が進退動作する。
に到達したことを検知する光電スイッチ等からなる容器
検知センサ10が栽培容器8の首部11の高さに対応して設
けられており、また機枠1の右側長手方向には種菌接種
対応位置のコンテナ9の右側部に対応して長板状の固定
位置決め部材12が固設され、機枠1の左側長手方向には
コンテナ9の左側部に対応する位置で長板状の可動位置
決め部材13が進退可能に設けられ、この可動位置決め部
材13は複数のエアシリンダ14によってコンテナ9の左側
部に向かって進退動作するようになっている。また、前
記容器検知センサ10からの検知信号に基づき移送コンベ
ヤ2が停止し、可動位置決め部材13が進退動作する。
機枠1の略中央には前記容器検知センサ10で検知され
た横一列の栽培容器8をセンタを出すように一括して位
置決め固定するセンタ規整装置15が設けられている。こ
れは左右方向に水平に配置した固定板16の両側に昇降杆
17を垂設し、この昇降杆17を機枠1に設けられたガイド
筒18により案内し、左右の昇降杆17の下端を連結した連
結板19をモータ20のクランクアーム21と連係させたもの
であり、固定板16には横一列の各栽培容器8に対応して
4個の円形状の規整孔22が設けられ、この規整孔22の周
面には上方に向かって径小になるテーパー壁面23が形成
されている。この場合、規整孔22の縦巾を大にするため
固定板16の下面にリング22Aを固設している。また、規
整孔22は蓋7より径大に形成されていると共に栽培容器
8の胴部11Aより径小に形成されて栽培容器8の弯曲状
肩部11Bに嵌装するようになっている。前記モータ20は
前記容器検知信号により始動し、固定板16が胴部11Aに
嵌装することにより昇降杆17に取付けた突部24がリミッ
トスイッチ25を動作し、このスイッチ信号によりモータ
20を停止し、後述する蓋閉塞完了信号によって固定板16
を復帰するようになっている。
た横一列の栽培容器8をセンタを出すように一括して位
置決め固定するセンタ規整装置15が設けられている。こ
れは左右方向に水平に配置した固定板16の両側に昇降杆
17を垂設し、この昇降杆17を機枠1に設けられたガイド
筒18により案内し、左右の昇降杆17の下端を連結した連
結板19をモータ20のクランクアーム21と連係させたもの
であり、固定板16には横一列の各栽培容器8に対応して
4個の円形状の規整孔22が設けられ、この規整孔22の周
面には上方に向かって径小になるテーパー壁面23が形成
されている。この場合、規整孔22の縦巾を大にするため
固定板16の下面にリング22Aを固設している。また、規
整孔22は蓋7より径大に形成されていると共に栽培容器
8の胴部11Aより径小に形成されて栽培容器8の弯曲状
肩部11Bに嵌装するようになっている。前記モータ20は
前記容器検知信号により始動し、固定板16が胴部11Aに
嵌装することにより昇降杆17に取付けた突部24がリミッ
トスイッチ25を動作し、このスイッチ信号によりモータ
20を停止し、後述する蓋閉塞完了信号によって固定板16
を復帰するようになっている。
機枠1には前記センタ規整装置15の移送始端側の側部
に位置して蓋開閉装置26が設けられている。これは機枠
1の左右に立設した各支持板27の上部にV字形のリンク
アーム28の中心が軸支され、各リンクアーム28の上端に
は取付板29の一端が略直交方向に向けて固設され、左右
取付板29間には駆動軸30と従動軸31が所定間隔を置いて
平行に渡されて枢支され、各軸30,31には横一列の栽培
容器8の蓋7に対応して蓋挟付爪32,33の基端部が固定
されている。この蓋挟付爪32,33の先端内面には蓋7の
周鍔部7Aが嵌合する凹部34が形成されていると共に駆動
軸30側の4個の蓋挟付爪32と従動軸31側の4個の蓋挟付
爪33はそれぞれ連結杆35により連結されている。前記各
軸30,31の両端には相互に噛合する同一な駆動ギヤ36と
従動ギヤ37が固設されている。前記右側の取付板29には
エアシリンダ38が固設されていると共に、この取付板29
から突出した駆動軸30の端部にはI字状のリンクアーム
39の一端が固設され、このリンクアーム39の他端には前
記シリンダ38のピストン38Aが枢支されて連結されてい
る。一方、各リンクアーム28の下端には昇降杆40の上端
が枢支されて連結され、この昇降杆40の下端が軸受41を
介して左右方向に軸支された回転軸42の両端とクランク
アーム43を介して連結され、この回転軸42にはモータ44
の回転力が伝達されている。そして、モータ44の駆動に
より昇降杆40の上下動によってリンクアーム28を介して
取付板29が回動して蓋挟付爪32,33を蓋閉塞位置と蓋開
放位置とに移動するものであり、エアシリンダ38の動作
によりリンクアーム39を介して駆動軸30が所定角度回転
し、ギヤ36,37を介して蓋挟付爪32,33を蓋挟付位置と蓋
解除位置とに移動するものである。また、回転軸42には
昇降杆40の上昇端でリミットスイッチ45を動作する突部
46および下降端でリミットスイッチ47を動作する突部48
が設けられている。
に位置して蓋開閉装置26が設けられている。これは機枠
1の左右に立設した各支持板27の上部にV字形のリンク
アーム28の中心が軸支され、各リンクアーム28の上端に
は取付板29の一端が略直交方向に向けて固設され、左右
取付板29間には駆動軸30と従動軸31が所定間隔を置いて
平行に渡されて枢支され、各軸30,31には横一列の栽培
容器8の蓋7に対応して蓋挟付爪32,33の基端部が固定
されている。この蓋挟付爪32,33の先端内面には蓋7の
周鍔部7Aが嵌合する凹部34が形成されていると共に駆動
軸30側の4個の蓋挟付爪32と従動軸31側の4個の蓋挟付
爪33はそれぞれ連結杆35により連結されている。前記各
軸30,31の両端には相互に噛合する同一な駆動ギヤ36と
従動ギヤ37が固設されている。前記右側の取付板29には
エアシリンダ38が固設されていると共に、この取付板29
から突出した駆動軸30の端部にはI字状のリンクアーム
39の一端が固設され、このリンクアーム39の他端には前
記シリンダ38のピストン38Aが枢支されて連結されてい
る。一方、各リンクアーム28の下端には昇降杆40の上端
が枢支されて連結され、この昇降杆40の下端が軸受41を
介して左右方向に軸支された回転軸42の両端とクランク
アーム43を介して連結され、この回転軸42にはモータ44
の回転力が伝達されている。そして、モータ44の駆動に
より昇降杆40の上下動によってリンクアーム28を介して
取付板29が回動して蓋挟付爪32,33を蓋閉塞位置と蓋開
放位置とに移動するものであり、エアシリンダ38の動作
によりリンクアーム39を介して駆動軸30が所定角度回転
し、ギヤ36,37を介して蓋挟付爪32,33を蓋挟付位置と蓋
解除位置とに移動するものである。また、回転軸42には
昇降杆40の上昇端でリミットスイッチ45を動作する突部
46および下降端でリミットスイッチ47を動作する突部48
が設けられている。
機枠1には前記センタ規整装置15の移送終端側の側部
に位置して種菌充填装置49が設けられている。これは機
枠1の左右に前後方向に向かうレール50を配設してお
り、このレール50に沿ってフレーム体51が前後方向に進
退可能になっている。フレーム体51の前側の左右下端部
には連結杆52の一端が枢支されて連結され、この連結杆
52の他端には前記リンクアーム28と同軸でかつ同体的に
回動するリンクアーム53の端部が枢支されて連結されて
いる。フレーム体51の上部斜面板54には横一列の栽培容
器8に対応する4個の孔55が形成され、各孔55にはきの
こ種菌bを収納した種菌容器56を装着する装着筒57が軸
方向を傾斜させて回転可能に配設されている。この装着
筒57は種菌容器56の胴部56Aが挿入する径大筒57Aと首部
56Bが挿入する径小筒57Bとを有し、種菌容器56を逆さに
挿入すると図示しない板バネによって種菌容器56が装着
筒57に固定されるようになっている。各装着筒57には相
互に噛合する同一のギヤ58が固設され、一端側のギヤ58
にはモータ59により回転する駆動ギヤ60が噛合してお
り、モータ59の駆動により駆動ギヤ60の回転力が各ギヤ
58に順々に伝達し、隣り合う装着筒57が種菌容器56と同
体的に相互に逆方向に回転するようになっている。フレ
ーム体51の後側下部には前記上部斜面板54と平行な受板
61が左右方向に向けて配設されており、この上部斜面板
54と受板61間には左右一対のレール62が渡されて固設さ
れていると共に中央には送り螺子杆63が回転可能に渡さ
れて支持されている。前記上部斜面板54の下部にはモー
タ64が設けられ、このモータ64の回転力がチェーン65、
スプロケット66を介して送り螺子杆63に伝達している。
前記レール62には昇降板67が摺動可能に設けられている
と共に昇降板67に設けられた雌螺子筒68と送り螺子杆63
との螺合によって送り螺子杆63の正逆回転により昇降す
るようになっている。昇降板67には左右一対の平行リン
クアーム69の基端が枢着され、この平行リンクアーム69
の先端が横板70に枢着され、この横板70には各装着筒57
に対応して掻取杆71が軸受72を介して軸支されている。
この掻取杆71は装着筒57と同軸に設けられ、この上端に
V字形の掻取爪73が形成されている。フレーム体51の一
側にはカム板74が縦向に固設されており、このカム板74
には種菌容器56の形状に倣ったカム面75を有し、胴部56
Aに合う直線カム面75Aと首部56Bい合う直線カム面75Cと
肩部56Cに合う弯曲カム面75Bとを設けている。前記横板
70の側端にはローラ76が回転可能に軸支され、平行リン
クアーム69をカム板74側に付勢するバネ77によってロー
ラ76をカム面75に圧接している。また、横板70にはモー
タ78が設けられ、このモータ78の回転力がチェーン79お
よび駆動スプロケット80と各掻取爪73の下端に固設され
た従動スプロケット81とにより各掻取爪73に伝達される
ようになっている。フレーム体51の前側に固設された受
板82には掻く装着筒57の下口部と栽培容器8の口部を連
通可能な4個の供給樋83が傾斜状に固設され、各供給樋
83の供給端を開閉する各シャッタ84の基部を一体化した
連接杆85がフレーム体51に軸支され、この連接杆85の一
端にリンクアーム86が固設され、このリンクアーム86に
は連結杆87、リンクアーム88を介してモータ89の回転力
が伝達されるようになっている。このモータ89は前記蓋
開放完了の信号により駆動してシャッタ84を開くと共
に、前記モータ78による掻取杆71の回転はシャッタ84の
閉塞状態において一定時間行うようになっている。ま
た、シャッタ84の開放をリミットスイッチ90で検知する
ようにしている。そして、この掻取杆71の回転時には各
装着筒57の回転と掻取杆71の上昇に行われ、掻取杆71は
この上昇に連動してカム面75に沿う軌跡に従い種菌容器
56のセンタからこの形状に倣って側方へと移行するよう
になっている。また、掻取杆71は上昇端に達した時点で
下降端まで復帰する。
に位置して種菌充填装置49が設けられている。これは機
枠1の左右に前後方向に向かうレール50を配設してお
り、このレール50に沿ってフレーム体51が前後方向に進
退可能になっている。フレーム体51の前側の左右下端部
には連結杆52の一端が枢支されて連結され、この連結杆
52の他端には前記リンクアーム28と同軸でかつ同体的に
回動するリンクアーム53の端部が枢支されて連結されて
いる。フレーム体51の上部斜面板54には横一列の栽培容
器8に対応する4個の孔55が形成され、各孔55にはきの
こ種菌bを収納した種菌容器56を装着する装着筒57が軸
方向を傾斜させて回転可能に配設されている。この装着
筒57は種菌容器56の胴部56Aが挿入する径大筒57Aと首部
56Bが挿入する径小筒57Bとを有し、種菌容器56を逆さに
挿入すると図示しない板バネによって種菌容器56が装着
筒57に固定されるようになっている。各装着筒57には相
互に噛合する同一のギヤ58が固設され、一端側のギヤ58
にはモータ59により回転する駆動ギヤ60が噛合してお
り、モータ59の駆動により駆動ギヤ60の回転力が各ギヤ
58に順々に伝達し、隣り合う装着筒57が種菌容器56と同
体的に相互に逆方向に回転するようになっている。フレ
ーム体51の後側下部には前記上部斜面板54と平行な受板
61が左右方向に向けて配設されており、この上部斜面板
54と受板61間には左右一対のレール62が渡されて固設さ
れていると共に中央には送り螺子杆63が回転可能に渡さ
れて支持されている。前記上部斜面板54の下部にはモー
タ64が設けられ、このモータ64の回転力がチェーン65、
スプロケット66を介して送り螺子杆63に伝達している。
前記レール62には昇降板67が摺動可能に設けられている
と共に昇降板67に設けられた雌螺子筒68と送り螺子杆63
との螺合によって送り螺子杆63の正逆回転により昇降す
るようになっている。昇降板67には左右一対の平行リン
クアーム69の基端が枢着され、この平行リンクアーム69
の先端が横板70に枢着され、この横板70には各装着筒57
に対応して掻取杆71が軸受72を介して軸支されている。
この掻取杆71は装着筒57と同軸に設けられ、この上端に
V字形の掻取爪73が形成されている。フレーム体51の一
側にはカム板74が縦向に固設されており、このカム板74
には種菌容器56の形状に倣ったカム面75を有し、胴部56
Aに合う直線カム面75Aと首部56Bい合う直線カム面75Cと
肩部56Cに合う弯曲カム面75Bとを設けている。前記横板
70の側端にはローラ76が回転可能に軸支され、平行リン
クアーム69をカム板74側に付勢するバネ77によってロー
ラ76をカム面75に圧接している。また、横板70にはモー
タ78が設けられ、このモータ78の回転力がチェーン79お
よび駆動スプロケット80と各掻取爪73の下端に固設され
た従動スプロケット81とにより各掻取爪73に伝達される
ようになっている。フレーム体51の前側に固設された受
板82には掻く装着筒57の下口部と栽培容器8の口部を連
通可能な4個の供給樋83が傾斜状に固設され、各供給樋
83の供給端を開閉する各シャッタ84の基部を一体化した
連接杆85がフレーム体51に軸支され、この連接杆85の一
端にリンクアーム86が固設され、このリンクアーム86に
は連結杆87、リンクアーム88を介してモータ89の回転力
が伝達されるようになっている。このモータ89は前記蓋
開放完了の信号により駆動してシャッタ84を開くと共
に、前記モータ78による掻取杆71の回転はシャッタ84の
閉塞状態において一定時間行うようになっている。ま
た、シャッタ84の開放をリミットスイッチ90で検知する
ようにしている。そして、この掻取杆71の回転時には各
装着筒57の回転と掻取杆71の上昇に行われ、掻取杆71は
この上昇に連動してカム面75に沿う軌跡に従い種菌容器
56のセンタからこの形状に倣って側方へと移行するよう
になっている。また、掻取杆71は上昇端に達した時点で
下降端まで復帰する。
次に上記構成につきその作用を説明する。
まず、種菌容器56を各装着筒57に装着し、所定量の蓋
7付きの栽培容器8を収容したコンテナ9を移送コンベ
ヤ2の前側に載置して図示しない始動スイッチを投入す
ると、移送コンベヤ2の駆動によってコンテナ9は種菌
接種対応位置に向かって移送され、最前列の栽培容器8
が種菌接種位置に達すると第5図(A)のように容器検
知センサ10が栽培容器8の首部11を検知し、検知信号を
出力する。この検知信号に基づき移送コンベヤ2が停止
し、同時にエアシリンダ14によって可動位置決め部材13
が短時間で進退することにより、第5図(B)のように
可動位置決め部材13と固定位置決め部材12との間にコン
テナ9の左右側部を挟み付けてコンテナ9のオーバーラ
ンを防止する。同時にモータ20も駆動して昇降杆17を下
降させ固定板16の規整孔22を第6図(A)のように最前
列の栽培容器8の各肩部11Bに嵌装してセンタを規整し
た状態で栽培容器8を固定する。次にリミットスイッチ
25の位置によりモータ44が駆動し昇降杆40が上昇してリ
ンクアーム28を介し取付板29が水平状態に移動すること
により第6図(A)のように蓋挟付爪32,33は各蓋7の
前後に位置した状態になる。このときフレーム体51も応
動して供給樋83が逃避する。また、リミットスイッチ45
の信号によりエアシリンダ38が作動し、駆動軸30を所定
角度回転し、ギヤ36,37を介して従動軸31も同角度回転
することにより第6図(B)のように両蓋挟付爪32,33
は内方に向かって回動し蓋7を挟着する。次にモータ44
の逆回転により昇降杆40が下降して第7図のように取付
板29が略垂直状態まで移動し蓋開放動作を完了する。こ
のときフレーム体51も応動して供給樋83が栽培容器8の
開口部に位置する。一方、前述した容器検知信号に基づ
きモータ78も一定時間駆動して掻取杆71の回転により予
め所定量の種菌bが掻取られ供給樋83の供給端に貯留し
ている。この際、第8図(A)(B)のように掻取杆71
の回転時には装着筒57と同体的に種菌容器56も回転する
と共に送り螺子杆63も回転して掻取杆71を容器形状に倣
って上昇させる。蓋開放完了がリミットスイッチ47で検
知されるとモータ89が駆動してシャッタ84を開放させる
ことにより供給樋83に貯留している種菌bを最前列の各
栽培容器8内に充填する。リミットスイッチ90の信号に
より取付板29が再び水平状態に移動することによって蓋
挟付爪32,33に挟着された蓋7が栽培容器8に閉塞さ
れ、駆動軸30の逆回転によって蓋挟付爪32,33が外方に
向かって回動して蓋7を解除し、この状態で取付板29が
略垂直状態に移動して蓋挟付爪32,33を復帰する。この
復帰をリミットスイッチ47で検知すると移送コンベア2
が再始動しコンテナ9を前進させ、これにより二列目の
栽培容器8が容器検知センサ10によって検知されると前
述の動作と同様に移動コンベヤ2の停止と可動位置決め
部材13の進退動作が行われてコンテナ9が停止し、この
後栽培容器8のセンタ規整、蓋開放、種菌充填、蓋閉塞
の動作が行われる。このようにして一列単位で種菌の接
種を行ってコンテナ9内の全ての栽培容器8に対する根
付けを完了した後移送コンベヤ2の後側からコンテナ9
を搬出するものである。
7付きの栽培容器8を収容したコンテナ9を移送コンベ
ヤ2の前側に載置して図示しない始動スイッチを投入す
ると、移送コンベヤ2の駆動によってコンテナ9は種菌
接種対応位置に向かって移送され、最前列の栽培容器8
が種菌接種位置に達すると第5図(A)のように容器検
知センサ10が栽培容器8の首部11を検知し、検知信号を
出力する。この検知信号に基づき移送コンベヤ2が停止
し、同時にエアシリンダ14によって可動位置決め部材13
が短時間で進退することにより、第5図(B)のように
可動位置決め部材13と固定位置決め部材12との間にコン
テナ9の左右側部を挟み付けてコンテナ9のオーバーラ
ンを防止する。同時にモータ20も駆動して昇降杆17を下
降させ固定板16の規整孔22を第6図(A)のように最前
列の栽培容器8の各肩部11Bに嵌装してセンタを規整し
た状態で栽培容器8を固定する。次にリミットスイッチ
25の位置によりモータ44が駆動し昇降杆40が上昇してリ
ンクアーム28を介し取付板29が水平状態に移動すること
により第6図(A)のように蓋挟付爪32,33は各蓋7の
前後に位置した状態になる。このときフレーム体51も応
動して供給樋83が逃避する。また、リミットスイッチ45
の信号によりエアシリンダ38が作動し、駆動軸30を所定
角度回転し、ギヤ36,37を介して従動軸31も同角度回転
することにより第6図(B)のように両蓋挟付爪32,33
は内方に向かって回動し蓋7を挟着する。次にモータ44
の逆回転により昇降杆40が下降して第7図のように取付
板29が略垂直状態まで移動し蓋開放動作を完了する。こ
のときフレーム体51も応動して供給樋83が栽培容器8の
開口部に位置する。一方、前述した容器検知信号に基づ
きモータ78も一定時間駆動して掻取杆71の回転により予
め所定量の種菌bが掻取られ供給樋83の供給端に貯留し
ている。この際、第8図(A)(B)のように掻取杆71
の回転時には装着筒57と同体的に種菌容器56も回転する
と共に送り螺子杆63も回転して掻取杆71を容器形状に倣
って上昇させる。蓋開放完了がリミットスイッチ47で検
知されるとモータ89が駆動してシャッタ84を開放させる
ことにより供給樋83に貯留している種菌bを最前列の各
栽培容器8内に充填する。リミットスイッチ90の信号に
より取付板29が再び水平状態に移動することによって蓋
挟付爪32,33に挟着された蓋7が栽培容器8に閉塞さ
れ、駆動軸30の逆回転によって蓋挟付爪32,33が外方に
向かって回動して蓋7を解除し、この状態で取付板29が
略垂直状態に移動して蓋挟付爪32,33を復帰する。この
復帰をリミットスイッチ47で検知すると移送コンベア2
が再始動しコンテナ9を前進させ、これにより二列目の
栽培容器8が容器検知センサ10によって検知されると前
述の動作と同様に移動コンベヤ2の停止と可動位置決め
部材13の進退動作が行われてコンテナ9が停止し、この
後栽培容器8のセンタ規整、蓋開放、種菌充填、蓋閉塞
の動作が行われる。このようにして一列単位で種菌の接
種を行ってコンテナ9内の全ての栽培容器8に対する根
付けを完了した後移送コンベヤ2の後側からコンテナ9
を搬出するものである。
このように上記実施例においては、コンテナ9の移送
により種菌接種位置に到達した栽培容器8を容器検知セ
ンサ10により検知し、この検知信号に基づき移送コンベ
ア2を停止すると共に可動位置決め部材13を進退させ
て、この可動位置決め部材13と固定位置決め部材12との
間にコンテナ9を側方から挟み付けてコンテナ9のオー
バーランを防止するように構成しているため、従来技術
のように栽培容器位置に関係なくコンテナを所定位置で
ストッパにより強制的に停止させるのではなく、栽培容
器8が適正な種菌接種位置に達したときにコンテナ9を
停止するものであるから、コンテナ9に対する栽培容器
8の収容位置にばらつきがあっても栽培容器8を適正位
置に供給することが可能になりこの種菌接種位置で、蓋
開閉動作、種菌充填動作を安定して行うことができる。
しかも、従来のようにコンテナ9をこの進行方向のスト
ッパにより衝合係止して停止するものではなく、移送コ
ンベヤ2の停止と同時に位置決め部材12,13によりコン
テナ9を側方から挟み付けるものであるため、コンテナ
9に対する衝撃はなく栽培容器8が揺れる心配がない。
また、固定位置決め部材12を規準にして可動位置決め部
材13を短時間で進退させてコンテナ9を挟むようにして
いるためコンテナ9の左右方向の適正位置を定めること
ができ、しかもコンテナ9に無理な挟圧力を加える心配
もない。
により種菌接種位置に到達した栽培容器8を容器検知セ
ンサ10により検知し、この検知信号に基づき移送コンベ
ア2を停止すると共に可動位置決め部材13を進退させ
て、この可動位置決め部材13と固定位置決め部材12との
間にコンテナ9を側方から挟み付けてコンテナ9のオー
バーランを防止するように構成しているため、従来技術
のように栽培容器位置に関係なくコンテナを所定位置で
ストッパにより強制的に停止させるのではなく、栽培容
器8が適正な種菌接種位置に達したときにコンテナ9を
停止するものであるから、コンテナ9に対する栽培容器
8の収容位置にばらつきがあっても栽培容器8を適正位
置に供給することが可能になりこの種菌接種位置で、蓋
開閉動作、種菌充填動作を安定して行うことができる。
しかも、従来のようにコンテナ9をこの進行方向のスト
ッパにより衝合係止して停止するものではなく、移送コ
ンベヤ2の停止と同時に位置決め部材12,13によりコン
テナ9を側方から挟み付けるものであるため、コンテナ
9に対する衝撃はなく栽培容器8が揺れる心配がない。
また、固定位置決め部材12を規準にして可動位置決め部
材13を短時間で進退させてコンテナ9を挟むようにして
いるためコンテナ9の左右方向の適正位置を定めること
ができ、しかもコンテナ9に無理な挟圧力を加える心配
もない。
本考案は上記実施例に限定されるものではなく本考案
の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば位置決め部材の形状、寸法は適宜選定すればよ
く、また容器検知センサはリミットスイッチ等の適宜ス
イッチを用いることができ、また可動位置決め部材の移
動手段は電磁ソレノイド等を適宜用いることができる。
また、移送コンベヤ、蓋開閉装置、種菌充填装置はコン
テナ内の全ての栽培容器に対し一括して根付けするもの
等の各種タイプのものに適用できる。
の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば位置決め部材の形状、寸法は適宜選定すればよ
く、また容器検知センサはリミットスイッチ等の適宜ス
イッチを用いることができ、また可動位置決め部材の移
動手段は電磁ソレノイド等を適宜用いることができる。
また、移送コンベヤ、蓋開閉装置、種菌充填装置はコン
テナ内の全ての栽培容器に対し一括して根付けするもの
等の各種タイプのものに適用できる。
本考案の複数個の栽培容器を収容したコンテナを移送
する移送コンベヤと、種菌接種位置に移送された栽培容
器の蓋を開閉する蓋開閉装置と、この蓋開閉装置により
蓋が開放された栽培容器に種菌を充填する種菌充填装置
とを有するきのこ種菌接種装置において、前記種菌接種
対応位置に移送されたコンテナの一側に対応して設けら
れた固定位置決め部材と、前記コンテナの他側に対応し
て設けられ前記固定位置決め部材との間にコンテナを位
置決め停止させる可動位置決め部材と、この可動位置決
め部材をコンテナに向かって進退させる移動手段と、前
記種菌接種位置に供給された栽培容器を検知し前記移送
コンベヤの停止および前記可動位置決め部材の動作を行
う信号を出力する容器検知センサとを備えたことにより
コンテナ内の栽培容器を適正な種菌接種位置に供給でき
るきのこ種菌接種装置を提供できる。
する移送コンベヤと、種菌接種位置に移送された栽培容
器の蓋を開閉する蓋開閉装置と、この蓋開閉装置により
蓋が開放された栽培容器に種菌を充填する種菌充填装置
とを有するきのこ種菌接種装置において、前記種菌接種
対応位置に移送されたコンテナの一側に対応して設けら
れた固定位置決め部材と、前記コンテナの他側に対応し
て設けられ前記固定位置決め部材との間にコンテナを位
置決め停止させる可動位置決め部材と、この可動位置決
め部材をコンテナに向かって進退させる移動手段と、前
記種菌接種位置に供給された栽培容器を検知し前記移送
コンベヤの停止および前記可動位置決め部材の動作を行
う信号を出力する容器検知センサとを備えたことにより
コンテナ内の栽培容器を適正な種菌接種位置に供給でき
るきのこ種菌接種装置を提供できる。
第1図は全体縦断面図、第2図は全体平面図、第3図は
正面図、第4図は背面図、第5図(A)(B)は容器検
知並びに位置決め状態を示す断面図、第6図(A)
(B)は容器のセンタ規整並びに蓋挟着状態を示す断面
図、第7図は蓋開放並びに種菌充填状態を示す断面図、
第8図(A)(B)は掻取杆の回転並びに移動状態を示
す断面図である。 2……移送コンベヤ 7……蓋 8……栽培容器 9……コンテナ 10……容器検知センサ 12……固定位置決め部材 13……可動位置決め部材 14……エアシリンダ(移動手段) 26……蓋開閉装置 49……種菌充填装置 b……種菌
正面図、第4図は背面図、第5図(A)(B)は容器検
知並びに位置決め状態を示す断面図、第6図(A)
(B)は容器のセンタ規整並びに蓋挟着状態を示す断面
図、第7図は蓋開放並びに種菌充填状態を示す断面図、
第8図(A)(B)は掻取杆の回転並びに移動状態を示
す断面図である。 2……移送コンベヤ 7……蓋 8……栽培容器 9……コンテナ 10……容器検知センサ 12……固定位置決め部材 13……可動位置決め部材 14……エアシリンダ(移動手段) 26……蓋開閉装置 49……種菌充填装置 b……種菌
Claims (1)
- 【請求項1】複数個の栽培容器を収容したコンテナを移
送する移送コンベヤと、種菌接種位置に移送された栽培
容器の蓋を開閉する蓋開閉装置と、この蓋開閉装置によ
り蓋が開放された栽培容器に種菌を充填する種菌充填装
置とを有するきのこ種菌接種装置において、前記種菌接
種対応位置に移送されたコンテナの一側に対応して設け
られた固定位置決め部材と、前記コンテナの他側に対応
して設けられ前記固定位置決め部材との間にコンテナを
位置決め停止させる可動位置決め部材と、この可動位置
決め部材をコンテナに向かって進退させる移動手段と、
前記種菌接種位置に供給された栽培容器を検知し前記移
送コンベヤの停止および前記可動位置決め部材の動作を
行う信号を出力する容器検知センサとを備えたことを特
徴とするきのこ種菌接種装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9196890U JPH083256Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | きのこ種菌接種装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9196890U JPH083256Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | きのこ種菌接種装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449934U JPH0449934U (ja) | 1992-04-27 |
JPH083256Y2 true JPH083256Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31828064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9196890U Expired - Fee Related JPH083256Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | きのこ種菌接種装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083256Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP9196890U patent/JPH083256Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449934U (ja) | 1992-04-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |