JPH08319458A - 耐摩耗性シリコーンウェザーストリップ塗料 - Google Patents
耐摩耗性シリコーンウェザーストリップ塗料Info
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Abstract
常のウェザーストリップ物質に塗布する場合、低い摩擦
係数、改善された耐摩耗性及び改善された凍結防止能な
らびに延長された浴寿命のような性質をもつ被覆を提供
するシリコーン組成物に関するものである。 【解決手段】 シリコーンエマルジョン基剤、浴寿命延
長剤及び架橋用組成物を含有してなる二液型又は三液型
の形態の水希釈性ウェザーストリップ塗料組成物が提供
される。
Description
(目詰め塗料)として使用するに適する塗料組成物系に
関する。特に本発明は水希釈性でありかつEPDMゴム
のような通常のウェザーストリップ物質に塗布する場
合、低い摩擦係数、改善された耐摩耗性及び改善された
凍結防止能ならびに延長された浴寿命のような性質をも
つ被覆を提供するシリコーン組成物に関するものであ
る。
ルガノシロキサン塗料は既知でありかつ容易に入手し得
るものである。これらの塗料の大部分は紙及びその他の
多孔質支持体を処理してその被覆を支持体に主として物
理的固着によって接着させるように使用されている。プ
ラスチック及びゴム表面のような非孔質支持体に対して
は、これらの被覆の接着性は不良である。さらに、これ
らの被覆は摩耗による除去に対してほとんど耐性をもた
ない。これらの問題点のために、非孔質支持体用の塗料
系はしばしば、たとえばEndoの米国特許第4,23
3,428号明細書に教示されるごとく、まずプライマ
ーを塗布する工程と、ついで塗料物質を塗布する工程と
を包含する二工程を必要とする。
特許第4,252,933号明細書及びMurachi
の米国特許第4,987,204号明細書に教示されて
いる。非孔質支持体用のかゝる塗料組成物は良好な凍結
防止能をもつ耐摩耗性の塗膜を与えるが、それは多量の
有機溶剤を含有するものである。典型的な塗料浴はクロ
ルエタン及びトルエンのような90%以上の溶剤を含有
する。産業界は今や高濃度の有機溶剤を含有する塗料か
ら離脱しつゝあり、そしてウェザーストリップ塗料とし
て使用される水性塗料又は水希釈性塗料の開発がきわめ
て望ましい。
ン塗料は既知でありかつ入手容易である。たとえば、水
性艶出剤はTraverら(ゼネラル・エレクトリック
社)の米国特許第4,600,436号明細書に教示さ
れている。アミン官能性シリコーンエマルジョンである
この艶出剤はジオルガノポリシロキサン油、アミノ官能
性シラン、重合触媒及び水の反応生成物である。
明細書にはウェザーストリップ塗料として使用するため
の水希釈性シリコーン系塗料の一工程施用法について教
示されている。このYipの組成物はシリコーンエマル
ジョン基剤、接着促進剤及び触媒を包含する三液系であ
る。Yipの組成物は良好な凍結防止能及び低い摩擦係
数を示すが、その耐摩耗性はポリウレタン塗料系と比較
して不良である。かゝる組成物の浴寿命は6時間未満で
ある。
摩耗性及び延長された浴寿命をもつウェザーストリップ
塗料として使用するに適する水希釈性シリコーン塗料系
のための一工程施用法については教示していない。した
がって、EPDM基ゴムのような非孔質表面に塗布しか
つそこで硬化することができ、それによって実質的に延
長された浴寿命をもつ低摩擦係数をもち耐摩耗性である
塗膜を形成し得る水希釈性シリコーン塗料組成物を提供
する必要がある。
釈性ウェザーストリップ塗料を製造する必要がある。し
かも、耐摩耗性を改善して損耗、コストを減少しかつ塗
膜の性能を高めることも必要である。
ら選んだ有効量の浴寿命延長剤;を含有してなり、しか
も該アミン官能性ポリシロキサンエマルジョンを該浴寿
命延長剤と10:90ないし90:10の比で配合して
なるEPDM基ゴム用の水希釈性塗料組成物が提供され
る。
組成物が実質的に増大された耐摩耗性を有するのみなら
ず、さらにその浴寿命が少なくとも18時間まで延長さ
れるという知見に基づくものである。
ルジョン(A)は本発明の塗料において基剤エマルジョ
ンとして作用する。アミン官能性ポリシロキサンエマル
ジョンは当業者に周知の機械的又は乳化重合法によって
製造し得る。エマルジョンを機械的手段によって製造す
る場合には、アミン官能性ポリシロキサンはたとえばB
aileyの米国特許第2,947,771号明細書に
記載される方法に従ってアミン官能性シランをアルカリ
金属水酸化物の存在下でシロキサンと平衡化することに
よって製造される。このエマルジョンはまた、Frie
dmanらの米国特許第3,598,853号明細書に
記載される方法に従ってアミン官能性シランをシラノー
ル末端ポリジオルガノシロキサンと縮合させることによ
っても製造される。アミン官能性ポリシロキサン油を製
造するための他の方法はMartinの米国特許第3,
890,269号明細書、Jexらの米国特許第2,9
30,809号明細書及びJexらの米国特許第3,0
45,036号明細書に記載されている。これらの特許
文献に記載されているアミン官能性ポリシロキサン及び
それらの製造法を本明細書中に組み入れる。上述したア
ミン官能性ポリシロキサンは当業者に周知の表面活性剤
及び乳化方法を使用して乳化される。アミン官能性ポリ
シロキサンエマルジョンを乳化重合反応、たとえばTr
averらの米国特許第4,600,436号明細書に
記載されるごとき方法によって製造する場合、該エマル
ジョンは比較的低分子量のジオルガノポリシロキサンと
アミン官能性シランとの乳化重合反応生成物である。こ
の特許文献に記載されているアミン官能性ポリシロキサ
ン及びそれらの製造法を本明細書中に組み入れる。本発
明のアミン官能性ポリシロキサンはマクロエマルジョン
又はミクロエマルジョンの形態であり得る。このアミン
官能性ポリシロキサンエマルジョンのアミン含量は試料
1g当たり0.1ミリ当量より大であり、好ましくは試
料1g当たり0.2ミリ当量より大である。
促進及び撥水性を与えるものであり、それはつぎの成
分: (i)接着促進剤; (ii) 表面活性剤;及び (iii) 触媒量の触媒;を含んでなる。
(B)はさらに有機溶剤を含有する。本発明において使
用される架橋用組成物(B)の接着促進剤(i)は当業
者には自明のものである。当業者に既知のかゝる接着促
進剤としては、式:
の各々の分子中に含むシリコーン型又は非シリコーン型
有機エポキシ樹脂;エポキシ官能性ポリシロキサン;エ
ポキシ官能性シラン;又は上記したものの任意の混合物
のような広範囲の接着促進剤がある。
若干の特定的な例は一般式:
り、nは0−3の範囲の整数である)によって表すこと
ができる。商業的に入手し得る接着促進剤はシェル・ケ
ミカル社から販売される登録商標“エピコート(Epi
coat)”815、820、828、834、86
4、1001、1004、1007、1009、152
及び154;チバ社から販売される登録商標“アラルダ
イト(Araldite)”6005、6010、60
20、6030、6040及び6050;三井から販売
される登録商標“エポニック(Eponic)”R−1
30、R−133、R−139、R−140、R−14
4、R−301、R−302、R−304、R−30
7;ダウ・ケミカル社から販売されるDEN438;ユ
ニオン・カーバイド社から販売されるERL4221を
包含するが、それらに限定されるものではない。
場合、その一般式は、 [Ra SiO4-a/2 ]n (式中、Rは水素原子及び置換又は非置換一価炭化水素
基であり得るが、単一の分子中のすべてのRの中で、少
なくとも2個はグリシドキシ基及び/又はエポキシシク
ロヘキシル基を含む一価炭化水素基であるものとし;a
は1−3の範囲の整数であり;そしてnは10−5,0
00の整数である)である。
(B)の接着促進剤(i)がエポキシ官能性シランであ
る場合、それは一般式: Ra Si(OR′)3-a (式中、R及びaは上記の意義を有しそしてR′は置換
又は非置換の一価の基である)によって表し得る。かゝ
るエポキシ官能性シランの例はγ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン、(γ−グリシドキシプロピル)
メチルジエトキシシラン、ビス(3−グリシドキシプロ
ピル)テトラメチルジシロキサン、2−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランを包含
するが、それらに限定されるものではない。
キシ含有接着促進剤(i)の量は組成物(B)中のシロ
キサン固形物に基づいて5−50%、好ましくは5−3
5%、より好ましくは10−25%の範囲内である。塗
料組成物の湿潤性を改善し及び/又は該組成物の接着性
を調整するために有効量の表面活性剤(ii) を本発明の
塗料組成物に添加し得る。適当な表面活性剤は表面活性
剤又は湿潤剤を包含するが、それらに限定されない。広
範囲の入手し得るかゝる表面活性剤は当業者には明らか
であろう。これらは、こゝに参考文献として引用する
“McCutcheons Emulsifiers
& Detergents”、北米版、第322−32
7頁(1982)中に種類別に都合よく列挙されてい
る。
分子量(平均分子量500又はそれ以上)及び低分子量
(平均分子量500未満)の両方のノニオン系、両性
系、カチオン系及びアニオン系表面活性剤を包含する。
重合体状表面活性剤も使用し得る。代表的なノニオン系
表面活性剤は種々の極性をもつ基を含有し、それによっ
て分子の一部分が親水性でありそして他の部分が疎水性
であるような有機物質を包含する。かゝる物質の例はポ
リオール、ポリエーテル、ポリエステル及びポリハライ
ドを包含する。本発明において使用するに好ましい表面
活性剤は式: R2 −(OCH2 CH2 )y OH (式中、R2 はノニルフェニル又はオクチルフェニル基
又は13−15個の炭素原子をもつアルキル基でありそ
してyは4−40の範囲の数である)によって表し得
る。もっとも好ましい表面活性剤はローム・アンド・ハ
ース社から販売される登録商標“トライトン(Trit
on)”系列の商品、たとえばトライトンX405及び
トライトンN401、又はICI社から販売される登録
商標“レネックス(Renex)”36である。その他
のノニオン系表面活性剤はミネソタ・マイニング・アン
ド・マニュファクチャリング社製のFC−129、FC
−170C及びFC−430のようなフルオル系表面活
性剤、及びエアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ・
インク製の登録商標“サーフィノール(Surfyno
l)”61、104H、465及び485のようなアル
キノール表面活性剤である。
に直接結合されたカルボキシレート基を含有するアニオ
ン系表面活性剤、又はエステル、アミド、スルホンアミ
ド、等のような中間の官能性を有するものを包含する
が、それらに限定されない。他の有用な表面活性剤は硫
酸又はスルホン酸から誘導され、その疎水性基が種々の
極性の脂肪族又は芳香族基、たとえばハライド、エーテ
ル及び/又はエステル基から選定されるアニオン表面活
性剤を包含する。好ましいアニオン表面活性剤はラウリ
ル硫酸ナトリウムである。
1級、第2級及び/又は第3級アミン(塩)を包含す
る)から誘導され、その親水性が種々の異なる極性の基
によって得られるものである。第4級アンモニウム化合
物、グアニジン及びそれらのオニウム塩のような物質も
例として挙げることができる。かゝる表面活性剤の組み
合わせも使用し得る。表面活性剤は、当業者によって理
解されるであろうように、水の添加によってエマルジョ
ンを形成するような量で使用される。好ましい実施態様
においては、表面活性剤は架橋用組成物(B)に基づい
て1−15重量%の範囲の量で該組成物(B)に添加さ
れる。
応の触媒として作用させるために、架橋用組成物(B)
に有効量の触媒を添加する。適当な触媒はオルガノ金属
化合物を包含する。好ましい触媒はジブチル錫ジラウレ
ート、ジブチル錫ジオクトエート、ジメチル錫ジネオデ
カノエート、ジブチル錫ビス(アセチルアセトネー
ト)、ジメチルヒドロキシ錫オレエート、又はジブチル
錫オキシドのようなオルガノ錫化合物である。もっとも
好ましい触媒はジブチル錫オキシド、ジメチル錫ジネオ
デカノエート、及びジブチル錫ジラウレートを包含す
る。亜鉛オクトエート、ジルコニウムオクトエート、チ
タン化合物、たとえばチタンナフテネート又はマンガン
ナフテネートのような他の金属塩も縮合触媒として使用
し得るが、硬化速度の点でオルガノ錫化合物ほど有効で
はない。オルガノ錫化合物は当業者によって認め得るご
とき縮合反応用触媒としての有効量で添加される。本発
明の好ましい実施態様におけるオルガノ錫化合物の添加
量は全塗料固形分の0.01−3重量%の範囲である。
命延長剤(C)である。上記したとおり、ウェザースト
リップ塗料として使用するに適する慣用のシリコーン塗
料組成物系はきわめて短い浴寿命をもつ。本発明者ら
は、驚くべきことに、かゝるシリコーン塗料組成物系に
ある特定の浴寿命延長剤を添加することによって浴寿命
を実質的に延長し得ることを見出だした。本発明におい
て使用される適当な浴寿命延長剤はポリウレタン分散物
(i)、樹脂エマルジョン(ii)及びそれらの混合物を
包含する。
散物(i)は水分散性ポリウレタンを水中に分散するこ
とによって得ることができる。ポリウレタンの水性分散
物の製造法は従来技術、たとえばこゝに参考文献として
引用するCooganらの米国特許第5,169,89
5号明細書、Xiaoらの米国特許第5,086,11
0号明細書及びJournal of Applied
Polymer Science、第54巻、第16
43−1650頁(11994)のXiaoらの報文
“Polyurethane−Urea Aniono
mer Dispersions”に詳細に記載されて
いる。
ましい水希釈性ポリウレタンはつぎの成分の反応生成物
である: (a)分子当たり少なくとも2個のイソシアナート(−
NCO)官能基をもつポリイソシアナート。適当なポリ
イソシアナートはつぎに挙げるジイソシアナート単量
体、オリゴマーを包含する。すなわち、1,6−ヘキサ
メチレンジイソシアナート(HMDI)及びそのイソシ
アヌレート含有誘導体のような脂肪族ポリイソシアナー
ト;4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシア
ナート)(H 12MDI)、シクロヘキサン1,4−ジイ
ソシアナート及びそのイソシアヌレート誘導体のような
脂環式ポリイソシアナート;4,4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアナート(MDI)、キシリレンジイソシア
ナート(XDI)、トルエンジイソシアナート(TD
I)、イソホロンジイソシアナート(IPDI)、1,
5−ナフタリンジイソシアナート(NDI)、4,
4′,4″−トリフェニルメタンジイソシアナート及び
それらのイソシアヌレート含有誘導体のような芳香族ポ
リイソシアナートである。ポリイソシアナートの混合物
又は反応生成物も使用し得る。ポリイソシアナートはイ
ソシアヌレート、尿素、アロファネート、ビウレット、
カルボジイミド、及びウレトンイミン体を包含するこれ
らのジイソシアナートの反応生成物も包含する。 (b)分子当たり少なくとも2個のヒドロキシ官能基を
もちかつ250−5000g/モルの範囲の分子量をも
つポリオール。このポリオールはポリウレタンの製造に
おいて通常使用されるポリオールから選定し得る。これ
らはヒドロキシ基含有又はヒドロキシ末端ポリエステ
ル、ポリエーテル、ポリカーボネート、ポリチオエーテ
ル、ポリオレフィン及びポリエステルアミドを包含す
る。適当なポリエステルポリオールはエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、フラ
ンジメタノール、ポリエーテルジオール、又はそれらの
混合物とジカルボン酸又はそれらのエステル形成性誘導
体とのヒドロキシ末端反応生成物を包含する。カプロラ
クトンのようなラクトンの重合によって得られるポリエ
ステルも使用し得る。
ルポリオールはエチレンオキシド、プロピレンオキシド
又はテトラヒドロフラン又はそれらの混合物を包含する
環式オキシドの重合によって得られる生成物を包含す
る。ポリエーテルポリオールはポリオキシプロピレン
(PPO)ポリオール、ポリオキシエチレン(PEO)
ポリオール、ポリ(オキシエチレン−共−オキシプロピ
レン)ポリオール、ポリオキシテトラメチレン(PTM
O)ポリオールを包含する。
ネートポリオールは1,3−プロパンジオール、1,4
−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、ジエチレングリコールのようなジ
オールとジフェニルカーボネートのようなジアリールカ
ーボネートとの、又はホスゲンとの、又は脂肪族カーボ
ネートとの、又は脂環式カーボネートとの反応によって
得られる反応生成物に代表される生成物を包含する。商
業的に入手し得るポリカーボネートジオールは、ともに
PPGインダストリーズ社の製品である“デュロカーブ
(Durocarb)”120系列の脂肪族ジオール及
び“デュロカーブ(Durocarb)”140系列の
脂環式ジオールを包含する。 (c)分子当たり2個のイソシアナート基又はイソシア
ナート−反応性基を含む親水性基含有化合物。この親水
性基はイオン型、イオン前駆体型又は非イオン型のもの
であり得る。イソシアナート−反応性基はジオール、ポ
リオール、ジアミン及びポリアミンのような活性水素を
含有するかゝる化合物を包含する。
性基はアニオン型及びカチオン型の基を包含する。アニ
オン型はα,α−ジメチロールプロピオン酸(DMP
A)のようなジヒドロキシカルボン酸、1−カルボキ
シ、1,5−ジアミノペンタン、及び2−(アミノエチ
ル)アミノエチルカルボン酸のようなジアミノカルボン
酸、及びスルホネートジアミンを包含する。アニオン型
の親水性基は容易にスルホ、サルフェート、チオスルフ
ァト、ホスホ、ホスホノ、ホスファト、又はカルボキシ
基の塩を形成するものであり得る。カチオン型の例は第
4級アンモニウム、第4級ホスホニウム又は第3級スル
ホニウム塩のような塩を容易に形成する第3級アミノ基
又は前駆体を包含する。
イソシアナート反応性基を含有する化合物の特定の例は
トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミ
ン、及びそれらのオキシアルキル化及びポリエステル化
生成物、トリメチロールプロパンモノホスフェート及び
モノサルフェート、ビス−ヒドロキシメチル−ホスホン
酸、リシン、シスチン、3,5−ジアミノ安息香酸を包
含するジアミノカルボン酸、2,6−ジヒドロキシ安息
香酸、及び2,2−ジメチロールプロピオン酸を包含す
るジヒドロキシアルカン酸を包含する。 (d)(c)中の親水性基のための中和用化合物。ジエ
チルアミン又はトリエチルアミンのような第二アミン又
は第三アミンはカルボキシル基の中和に有効でありそし
てポリウレタン上に中和されたアニオン型の親水性部位
を与える。 (e)水性媒質の存在下に過剰の又は利用し得るイソシ
アナート基と反応して高分子量ポリウレタン水性分散物
を与える連鎖延長剤。
めに適当な連鎖延長剤は当該技術において周知である。
代表的な例はエチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、プロピレンジアミン、ブ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、シクロヘキ
シレンジアミン、ピペラジン、トリレンジアミン、キシ
リレンジアミン及びイソホロンジアミンを包含する。
細な粒度の分散質を形成しかつ分散物に安定性を与える
有効な方法である。安定な分散物を得るためには、ポリ
ウレタン中に0.5−5重量%の親水性基含量を保持す
ることが好ましい。親水性基は親水性基含有ジオール、
ジアミン又はそれらの組み合わせをポリウレタンの重合
中に配合することによってポリウレタン中に導入し得
る。
おいて周知である。一般に、成分a、b、c及び随意に
dの反応生成物を含有してなるイソシアナート末端ポリ
ウレタン初期重合体を一工程反応法又は段階的反応機構
のいずれかによって製造する。各成分の所要量は成分a
中のイソシアナート官能基対成分b及びc中のイソシア
ナート反応性基の合計の比が1.1ないし5.0の範囲
になるように制御される。
ソシアナート末端ポリウレタン初期重合体及びより高い
官能性のポリイソシアナートの混合生成物を水性媒質中
に分散させ、そして成分(e)の活性水素含有連鎖延長
剤により連鎖の延長を達成させることによって製造し得
る。初期重合体中の任意のイオン型前駆体基、たとえば
カルボキシル基のイオン型(塩)基への転化は該初期重
合体を水に添加する前、添加と同時、又は添加後に、行
うことができる。成分(d)に述べた成分はアンモニア
又はトリエチルアミン、トリエタノールアミン又はN−
メチルモルホリンのような第3級アミンであり得る。
ル社のマイルス(Miles)・インダストリアル・ケ
ミカル・ディビジョンから販売される登録商標“バイヒ
ドロール(Bayhydrol)”110、バイヒドロ
ール121及びバイヒドロール123及びサイテックス
(Cytex)・インダストリーズ社から販売される登
録商標“サイドロタン(Cydrothane)”HP
−5135を包含するが、それらに限定されない。
剤は樹脂エマルジョン(ii)である。水希釈性樹脂は本
発明の塗料に対し撥水剤として作用する。好ましい水希
釈性樹脂は一般式: R″Si(OR″′)n O(3-n)/2 (式中、R″はメチル、フェニル又はそれらの組み合わ
せであり、R″′は1−4個の炭素原子をもつアルキル
基であり、nは0.3−0.7の範囲である)によって
表し得るメチルメトキシポリシロキサンを包含するが、
それらに限定されない。メチルメトキシポリシロキサン
は有機溶剤中の溶液の形態であり得る。メチルメトキシ
ポリシロキサン樹脂及び/又はその溶液についてのより
詳細な説明はKrantzの米国特許第2,810,7
04号明細書に示されている。かゝる水希釈性樹脂又は
ポリウレタン分散物と水希釈性樹脂の混合物の組み合わ
せも使用し得る。
機溶剤を添加することによってそのフィルム形成性能を
高めることができる。有機溶剤は一種又はそれ以上の脂
肪族炭化水素又は芳香族炭化水素、たとえば“アロマチ
ック(Aromatic)”150、登録商標“ダウア
ノール(Dowanol)”DPM又はグリコールエー
テル/アルコール配合物である。該溶剤は部分的には成
分(C)中のメチルメトキシポリシロキサン樹脂溶液
(ii)からのものであり得る。好ましい実施態様におい
ては、有機溶剤もまた架橋用組成物(B)中に直接包含
される。架橋用組成物(B)においては、有機溶剤は好
ましくは成分(B)の10−70重量%の範囲の割合で
存在する。
て製造される。好ましい一実施態様においては、アミン
官能性ポリシロキサンエマルジョン(A)、典型的には
20−45重量%固形分のアミン官能性ポリシロキサ
ン、をポリウレタン分散物(C)(i)と10:90な
いし90:10の重量比で配合する。ついで、接着促進
剤、触媒及び表面活性剤を含有する架橋用組成物(B)
を添加、配合処理して完全な分散物を得る。(A)対
(B)の配合比は重量で99:1ないし50:50の範
囲で変動し得る。別の好ましい実施態様においては、樹
脂エマルジョン(C)(ii)とアミン官能性ポリシロキ
サンエマルジョン(A)とを10:90ないし90:1
0の範囲の重量比で配合し、ついで架橋用組成物(B)
を添加、配合処理して完全な分散物を得る。(A)対
(B)の配合比は99:1ないし50:50の範囲であ
る。第三の好ましい実施態様においては、ポリウレタン
(C)(i)及び樹脂エマルジョン(C)(ii)の混合
物をアミン官能性ポリシロキサンエマルジョン(A)と
配合処理し、ついで架橋用組成物(B)を添加、配合処
理して完全な分散物を得る。
には清浄な乾燥した支持体への塗布が必要である。本発
明に基づく塗料の塗膜の硬化は時間及び温度に関係す
る。この塗膜は室温で約24時間で硬化し得るが、硬化
は典型的には100℃−150℃の温度に3−5分間暴
露することによって達成される。本発明においては、シ
リカエーロゾル、ヒュームドシリカ、沈降シリカ、シリ
カエーロゲル、粉末状石英、珪藻土、PTFE又は紫外
線安定剤を上記組成物に充填剤として組成物(A)に基
づいて0.05−4重量部の濃度で添加し得る。滑り特
性をさらに高めるために、不活性シリコーン油、特に高
粘度のポリジメチルシロキサンを上記組成物に添加し得
る。
具体的に説明する。実施例中、すべての部は重量による
ものである。これらの実施例は単に例証のためのもので
あって、本発明を何等限定する意図をもつものではな
い。実施例1 アミン官能性ポリシロキサンエマルジョンの製造:Tr
averらの米国特許第4,606,426号明細書の
教示に従って、つぎのアミン官能性ポリシロキサンエマ
ルジョンを製造した。
ク150”中、固形分60%)600.0gに、ついで
脱イオン水180.0g、“トライトンX−114”2
5.2g及び“トライトンX−305”10.8gの混
合物を激しい攪拌下に30分かかってゆっくり添加し
た。この混合物を30℃より低い温度まで冷却し、ポリ
トロン(Polytron)高剪断ミキサーを使用して
水中油型エマルジョンに反転させ、そして脱イオン水1
84.0gで希釈した。このエマルジョンを8000p
siで均質化処理して粒度0.28ミクロン及び粘度4
8センチストークスを得た。このエマルジョンは30分
間の3000rpm遠心分離試験においてクリーミング
又は沈降現象を生ずることなしに合格した。
脂エマルジョン配合物の製造:アミン官能性ポリシロキ
サンエマルジョンA1を水希釈性樹脂C1と後記表3に
示す比率で配合処理した。これらの配合物を3000r
pmで30分間遠心分離した。クリーミング又は沈降現
象は観察されなかった。
サンエマルジョン/水希釈性樹脂エマルジョン配合物2
2.7部を架橋用組成物5.0部及び脱イオン水40.
0部と十分に混合し、ついで150℃に2分間予熱した
EPDMゴム上にスプレー塗布した。この塗膜を150
℃で3分間硬化し、ついで一晩冷却した。この塗料組成
物を室温で18時間保持した後、別のEPDM試料上に
上記と同様に塗布した。これらの試料を、重量900g
で直径10mmのガラス製の指を使用して長さ10cm
の経路を刻み付けることによって修正したA.A.T.
C.C.型式CM−5の剥落試験機(アトラス・エレク
トリック・デバイシス・カンパニー製)を使用して試験
した。結果を後記の表3に示す。ゴム表面上の塗膜の破
壊が生起したサイクルの数を記録しそして該塗膜の耐摩
耗性の尺度として使用する。
1の代わりにアミン官能性ポリシロキサンエマルジョン
A2ないしA5を使用した以外は実施例3におけると同
様に製造した。アミン官能性ポリシロキサンエマルジョ
ン対水希釈性樹脂C1の比は56:44であった。結果
を後記の表4に示す。
及びC3を使用した以外は実施例3におけると同様に製
造した。アミン官能性ポリシロキサン対水希釈性樹脂の
比は56:44であった。結果を下表に示す。 塗料 水希釈性樹脂番号 剥 落 試 験 機 の サ イ ク ル 数 番号 塗料浴(当初) 塗料浴(18時間) 8 C2 14,000 10,800 9 C3 5,000 20,000実施例6 塗料8及び9をアミン官能性ポリシロキサンA1の代わ
りにアミン官能性ポリシロキサンA5を使用した以外は
実施例5に述べたと同様に製造した。結果を下表に示
す。 塗料 水希釈性樹脂番号 剥 落 試 験 機 の サ イ ク ル 数 番号 塗料浴(当初) 塗料浴(18時間) 10 C2 3,000 接着せず 11 C3 6,100 35,000実施例7 本実施例で使用したポリウレタン分散物試料は、バイエ
ル社の子会社であるマイルス社から商業的に入手し得る
ポリウレタン分散物である登録商標“バイヒドロール”
110、“バイヒドロール”121、“バイヒドロー
ル”123及びサイテック(Cytec)社から商業的
に入手し得るポリウレタン分散物である登録商標“サイ
ドロタン”HP−5125であった。実施例A1のアミ
ン官能性ポリシロキサンエマルジョンにポリウレタン分
散物を77.5対22.5の比の混合物を与えるような
割合で添加した。これらの配合物を3000rpmで3
0分間遠心分離した。クリーミング又は沈降現象は観察
されなかった。
によって製造した。この場合には、架橋用組成物は二液
型として製造された。 部 分 #1 部 分 #2 48.0部 樹脂溶液* 15.0部 ジブチル錫オキシド 38.0部 ナフサ 65.0部 ナフサ 8.0部 “レネックス”36 5.0部 “レネックス”36 6.0部 γ−グリシドキシプロ 15.0部 γ−グリシドキシプロ ピルトリメトキシシラン ピルトリメトキシシラン * この樹脂は構造T90D10(式中、Tはメチルシロキシ基でありそしてDは ジメチルシロキシ基である)のメチルメトキシポリシロキサンである。
/ポリウレタン分散物配合物12.9gを脱イオン水4
0.0g中に希釈した。これに上記の組成物B2の1
0.0gを添加し、ついで上記の組成物B1の1.0g
を添加して十分に混合した。ついで、150℃に2分間
予熱したEPDM支持体試料に塗料組成物の塗料浴を使
用してスプレー塗布した。塗布された試料をついで15
0℃で10分間硬化しそして試験前に一晩冷却した。各
塗料組成物は表5中に示すごとく配合した特定のポリウ
レタン分散物によって表示する。
6に示すごとく選定した以外は実施例7に述べたと同様
に製造した。
ョン/ポリウレタン分散物配合物比を55:45にした
以外は実施例7に述べたと同様に製造した。これらの塗
料組成物をEPDM支持体上に、製造直後にスプレー塗
布し、ついで各塗料組成物を室温で18時間保持した後
に別のEPDM支持体上にスプレー塗布した。試験結果
を後記の表7に示す。対照試料は18時間でゲル化し、
したがってスプレー塗布できなかった。
ロキサンエマルジョンA1及びポリウレタン分散物(登
録商標バイヒドロール110)と38.3:30.0:
31.7の比で配合した。この配合物を3000rpm
で30分間遠心分離した。クリーミング又は沈降は観察
されなかった。この配合物は室温で3か月間保持した後
も均質であるようにみえた。
シロキサンエマルジョン/ポリウレタン分散物の配合物
28.0部を脱イオン水40.0部で希釈した。これに
実施例1からの架橋用組成物(B)5.0部を添加し
た。この塗料組成物を135℃に2分間予熱したEPD
Mゴム支持体上にスプレー塗布した。かく被覆された試
料を135℃で10分間硬化し、ついで試験前に一晩冷
却した。この塗料組成物を室温で20時間保持した後、
別のEPDM支持体試料に上記のごとくスプレー塗布し
かつ硬化した。つぎの結果が得られた。
Claims (10)
- 【請求項1】 つぎの成分: (A)アミン官能性ポリシロキサンエマルジョン; (B)(i)接着促進剤; (ii) 表面活性剤;及び (iii) 触媒量の触媒; を含んでなる架橋用組成物;及び (C)ポリウレタン水性分散物、樹脂エマルジョン及び
それらの混合物から本質的になる群から選んだ有効量の
浴寿命延長剤;を含有してなる水希釈性塗料組成物。 - 【請求項2】 さらに有効量の有機溶剤を含有してなる
請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 該アミン官能性ポリシロキサンエマルジ
ョンが0.1ミリ当量/gを超えるアミン含量をもつ請
求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 該アミン官能性ポリシロキサンエマルジ
ョン対該浴寿命延長剤の重量比が10:90ないし9
0:10である請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 該樹脂エマルジョンがメチルメトキシポ
リシロキサン樹脂である請求項1記載の組成物。 - 【請求項6】 該ポリウレタン水性分散物がポリイソシ
アネート、ポリオール、親水性基含有化合物、中和用化
合物及び連鎖延長剤の反応生成物である請求項1記載の
組成物。 - 【請求項7】 該接着促進剤がエポキシ樹脂、エポキシ
官能性ポリシロキサン、エポキシ官能性シラン、又はそ
れらの混合物を含んでなる請求項1記載の組成物。 - 【請求項8】 該触媒がオルガノ金属化合物である請求
項1記載の組成物。 - 【請求項9】 該表面活性剤がノニオン性、両性、カチ
オン性、アニオン性物質及び重合体状表面活性剤を含む
請求項1記載の組成物。 - 【請求項10】 つぎの成分: (A)アミン官能性ポリシロキサンエマルジョン; (B)(i)接着促進剤; (ii) 表面活性剤;及び (iii) 触媒量の触媒; を含んでなる架橋用組成物;及び (C)ポリウレタン水性分散物、樹脂エマルジョン及び
それらの混合物から本質的になる群から選んだ有効量の
浴寿命延長剤;を混合する工程を含んでなる水希釈性塗
料組成物の浴寿命を延長する方法。
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