JPH083186Y2 - スピンドルモ−タ - Google Patents

スピンドルモ−タ

Info

Publication number
JPH083186Y2
JPH083186Y2 JP1987070521U JP7052187U JPH083186Y2 JP H083186 Y2 JPH083186 Y2 JP H083186Y2 JP 1987070521 U JP1987070521 U JP 1987070521U JP 7052187 U JP7052187 U JP 7052187U JP H083186 Y2 JPH083186 Y2 JP H083186Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
main body
spindle motor
flange portion
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987070521U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63179770U (ja
Inventor
文博 森川
峰世 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP1987070521U priority Critical patent/JPH083186Y2/ja
Publication of JPS63179770U publication Critical patent/JPS63179770U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH083186Y2 publication Critical patent/JPH083186Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスピンドルモータに関する。
〔従来の技術とその問題点〕 従来のスピンドルモータは、第4図に示す様に、ブラ
ケットaと、ロータマグネットbが外周に沿って付設さ
れて該ブラケットaに回転自在に枢支されるロータホル
ダcと、該ロータホルダcに内嵌状として該ブラケット
aの円筒部dに固着されるステータeと、を備え、該ブ
ラケットaのフランジ部fの裏面に、プリント基板gが
取付けられている。
しかして、一般に、この種のスピンドルモータは、ロ
ータホルダcの底面からブラケットaのフランジ部fま
での寸法hを可能な限り小さくする為に、上記ブラケッ
トaのフランジ部fの厚さ寸法tを可能な限り小さくし
たいという要望があった。
しかし、フランジ部fの厚さ寸法tを薄くすれば、剛
性が小となり、高音域で共振が発生しやすい。
そこで、本考案では、従来のこのような問題点を解決
して、高音域での共振を防止するスピンドルモータを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のスピンドルモータは、回転軸を軸受を介して
枢支する円筒部と、該円筒部に外鍔状に突設されるフラ
ンジ部とを、備えた軽合金ダイキャストからなるブラケ
ットを有するスピンドルモータに於て、上記ブラケット
のフランジ部内に該フランジ部の内周縁部から外周縁部
近傍までにわたって埋設される平板リング状の本体部
と、該本体部の内端縁から連設されてその内周面が露出
して上記軸受の外輪外周面に接触する円筒状折曲部と、
からなる磁気シールド鉄鋼体を、設けたものである。
〔作用〕
必要とするシールド板をフランジ部内に埋設すること
になるので、シールド板の厚さが、フランジ部内に吸収
され、シールド板を設けることによる厚さ増加を防止で
きる。
フランジ部に埋設される磁気シールド鉄鋼体の平板リ
ング状の本体部により該フランジ部はその剛性が大とな
り、しかも、磁気シールド鉄鋼体にて、磁気を有効にシ
ールドすることができる。
また、軸受の外輪は鉄鋼からなるので、この外輪の熱
膨張率と、この外輪にその内周面が接触する円筒状折曲
部の熱膨張率とが略同一となり、熱膨張差が無くなっ
て、温度変化にかかわらず、常に、この磁気シールド鉄
鋼体と軸受との公差が一定に保持される。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基いて本考案を詳説する。
第1図は本考案に係るスピンドルモータを示し、この
スピンドルモータは、アルミニウム、アルミニウム合金
等の軽合金ダイキャストからなるブラケット1と、該ブ
ラケット1の円筒部2に軸受3,3を介して枢支される回
転軸4と、該回転軸4を介して該ブラケット1に回転自
在として取付けられると共にロータマグネット5が付設
されたロータホルダ6と、該ロータホルダ6に内嵌状と
して該ブラケット1の円筒部2の基端側に固着されるス
テータ7と、を備え、磁気ディスク(図示省略)が取付
けられる磁気ディスク取付盤8が上記回転軸4の先端側
に取付けられている。
しかして、ブラケット1は、上記円筒部2と、該円筒
部2に外鍔状に突設されるフランジ部9と、からなり、
このブラケット1に磁気シールド鉄鋼体10が埋設されて
いる。
磁気シールド鉄鋼体10は、ブラケット1のフランジ部
9の内周縁部から外周縁部近傍までにわたって埋設され
る平板リング状の本体部35と、該本体部35の内端縁から
連設されてその内周面が露出して軸受3の外輪31外周面
に接触する円筒状折曲部32とからなる。
具体的には、第2図に示す様に、この磁気シールド鉄
鋼体10を、上金型11と下金型12にて形成されるキャビテ
ィ13に内有させ、該キャビティ13内にアルミニウム、ア
ルミニウム合金等の軽金属の湯を流し込んで、ブラケッ
ト1を形成する。即ち、本体部35には、位置決め用の貫
孔14が設けられ、そして、上金型11には、該貫孔14に嵌
合する嵌合突部15が設けられ、下金型12には、該嵌合突
部15を受ける突状受部16が設けられている。さらには、
上下金型11,12には、該本体部35に当接する当接突部17,
18が設けられ、該本体部35の上下位置が決定される。
従って、上述の如く構成された上下金型11,12間に磁
気シールド鉄鋼体10を内装して、ブラケット1を形成す
れば、第1図に示す様に、該磁気シールド鉄鋼体10が埋
設されたフランジ部9を形成することができ、フランジ
部9の厚さ寸法Tを増大させることなく、該フランジ部
9の剛性が大となる。しかも、ロータマグネット5及び
ステータ7の磁気をシールドすることができる。
しかして、ロータホルダ6は、外周に立上り部19を有
する円盤体からなり、その中央部に、上記回転軸4の基
端が固着されて回転自在とされる。そして、この立上り
部19には、周方向に沿ってN極・S極が順次着磁された
ロータマグネット5が固着されている。また、ステータ
7は、ロータマグネット5の内側に近傍対峙する複数本
のティースを備えた薄板状のステータラミネーション20
が複数枚重合積層されてなるステータ本体21と、該ステ
ータ本体21に巻設されるコイル22と、からなり、ステー
タ本体21の軸心孔23がブラケット1の円筒部2に嵌合さ
れる。
また、上記ブラケット1のフランジ部9の裏面には、
フレキシブルプリント基板からなる基板24が付設され、
該基板24には、ホール素子、ホールIC等からなるロータ
位置検出器25が付設され、ロータマグネット5の回転位
置を検出する。つまり、該検出器25からの回転位置検出
信号に基づいて上記ステータ7のコイル22への通電が切
換制御され、このスピンドルモータは回転する。26は磁
性液体シールである。なお、上述のフレキシブル基板と
は、フィルム状のプラスチック製のベースに、銅箔を貼
付けた後、該銅箔を腐食させて形成したものである。
従って、上述の如く構成されたスピンドルモータは、
ブラケット1のフランジ部9部内に磁気シールド鉄鋼体
10の本体部35が埋設されているので、基板24を従来の如
くケイ素鋼板等の磁性材から形成する必要がなく、この
磁気シールド鉄鋼体10の本体部35にてロータマグネット
5及びステータ7の磁気をシールドすることができる。
また、軸受3の外輪31は鉄鋼であるので、磁気シール
ド鉄鋼体10の熱膨張率と軸受3の外輪31の熱膨張率とは
略同一となり、熱膨張差がなくなり、温度変化にかかわ
らず、常に、磁気シールド鉄鋼体10と軸受3の外輪31の
公差は一定に保持され、該回転軸4は滑らかに回転す
る。
なお、磁気シールド鉄鋼体10をブラケット1に埋設す
る場合、アルミニウム、アルミニウム合金等の湯がキャ
ビティ15に流れ込み易くするために、折曲部32の基端部
34等に貫孔を形成するのが好ましい。
次に、第3図は磁気シールド鉄鋼体10の本体部35の変
形例を示し、該鉄鋼体10の剛性向上を図っている。つま
り、第3図(I)に示す本体部35は、周方向に沿った2
本のリブ27,27を形成し、第3図(II)に示す本体部35
は、径方向に沿った3本のリブ28,28,28を形成し、第3
図(III)に示す本体部35は、内周縁及び外周縁に折曲
片部29,30を形成している。なお、第3図(I)(II)
に示すリブ27,28の数は勿論図例に限られるものではな
く、その数は任意である。また、この第3図において
は、折曲部32の図示を省略している。
本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要旨を
逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、ロータ
ホルダ6に、磁気ディスクが取付けられるスピンドルモ
ータとするも自由である。
〔考案の効果〕 フランジ部9内に磁気シールド鉄鋼体10の本体部35
が埋設されているので、埋め込まない場合に比べて強度
アップを図ることができ、同一強度であれば、本考案の
スピンドルモータをより薄くできる。しかも、広い範囲
で磁気を有効にシールドすることができる。
フランジ部9は、その厚さ寸法を大とすることなく
その剛性が大となり、高音域での共振を有効に防止する
ことができ、しかも、ブラケット1の形成後に、シール
ド板を取付ける必要がなく、高精度のスピンドルモータ
を簡単かつ確実に形成することができる。
温度変化に対して、振動やガタツキ等が生じない軸
受構造を備えたスピンドルモータとなり、長期にわたっ
て安定した状態で回転駆動できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図はブラ
ケットの製造方法の説明図、第3図は磁気シールド鉄鋼
体の変形例を示す斜視図である。第4図は従来例を示す
断面図である。 1……ブラケット、2……円筒部、4……回転軸、9…
…フランジ部、10……磁気シールド鉄鋼体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸4を軸受3を介して枢支する円筒部
    2と、該円筒部2に外鍔状に突設されるフランジ部9と
    を、備えた軽合金ダイキャストからなるブラケット1を
    有するスピンドルモータに於て、上記ブラケット1のフ
    ランジ部9内に該フランジ部9の内周縁部から外周縁部
    近傍までにわたって埋設される平板リング状の本体部35
    と、該本体部35の内端縁から連設されてその内周面が露
    出して上記軸受3の外輪31外周面に接触する円筒状折曲
    部32と、からなる磁気シールド鉄鋼体10を、設けたこと
    を特徴とするスピンドルモータ。
JP1987070521U 1987-05-12 1987-05-12 スピンドルモ−タ Expired - Lifetime JPH083186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987070521U JPH083186Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12 スピンドルモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987070521U JPH083186Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12 スピンドルモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63179770U JPS63179770U (ja) 1988-11-21
JPH083186Y2 true JPH083186Y2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=30912235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987070521U Expired - Lifetime JPH083186Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12 スピンドルモ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083186Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61149974A (ja) * 1984-12-24 1986-07-08 Canon Inc 画像形成装置
JPS62177275U (ja) * 1986-04-23 1987-11-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63179770U (ja) 1988-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0798709A3 (en) Outer rotor motor
JPS6359757A (ja) デイスク駆動モ−タ
JPH01502552A (ja) 直流モータに関する改良
JPH083186Y2 (ja) スピンドルモ−タ
JPH08191554A (ja) 冷却ファン付き外転ロータ型直流電動機
JP4171996B2 (ja) ロータリ磁気エンコーダ
JPS63161856A (ja) デイスク用スピンドルモ−タ
JP2946540B2 (ja) モータ
JPS581896Y2 (ja) タ−ンテ−ブル駆動装置
JPS5926788Y2 (ja) 回転状態検出装置
JPH0753391Y2 (ja) スピンドルモータ
JPH0329985Y2 (ja)
JPH0674059U (ja) モータ
JPH0260449A (ja) メディア駆動装置用モータ
JPH083170Y2 (ja) ブラシレスモータ
JP2588043Y2 (ja) ブラシレスモータ
JP3512094B2 (ja) ブラシレスモータ
JPH09275659A (ja) モータの防振構造
JP2003232379A (ja) 滑り軸受とそれを用いた回転検出器
JPH0371413A (ja) 回転シリンダ装置
JP2002051494A (ja) キャプスタンモータ
JPH0730584U (ja) 周波数信号検出装置付きモータ
JPS5937875A (ja) ブラシレスモ−タ
JP2002369480A (ja) アウターロータ型ブラシレスモータ
JP2002238232A (ja) アウターロータ形電動機