JP2002369480A - アウターロータ型ブラシレスモータ - Google Patents

アウターロータ型ブラシレスモータ

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JP2002369480A
JP2002369480A JP2001176815A JP2001176815A JP2002369480A JP 2002369480 A JP2002369480 A JP 2002369480A JP 2001176815 A JP2001176815 A JP 2001176815A JP 2001176815 A JP2001176815 A JP 2001176815A JP 2002369480 A JP2002369480 A JP 2002369480A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボスに対するステータの取付け精度を向上で
きるアウターロータ型ブラシレスモータを得る。 【解決手段】 カップ状のロータヨークの内周に永久磁
石を固定してアウターロータを構成する。アウターロー
タの永久磁石に対向する複数の磁極部4aを環状部4b
の外周に突設させているステータ鉄心4の磁極部4aに
コイル絶縁層5を介してコイル6を巻装してステータ7
を構成する。ステータ鉄心4の環状部4bの内周にボス
8を配置する。ボス8の軸心に軸受けを介して回転自在
に回転軸を貫通させ、その先端にロータヨークの中心部
を固定する。ステータ7を支持体に取付けるために取付
けプレート11を配置する。ボス8を樹脂モールド成形
品で構成し、ステータ鉄心4の環状部4bをボス8の外
周に鋳込み固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステータの外周で
ロータが回転するアウターロータ型ブラシレスモータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアウターロータ型ブラシレスモー
タは、図6及び図7(A)(B)に示すように、カップ
状のロータヨーク1の内周に複数の永久磁石2が固定さ
れて構成されているアウターロータ3と、このアウター
ロータ3の永久磁石2に対向する複数の磁極部4aを環
状部4bの外周に突設させているステータ鉄心4の磁極
部4aにコイル絶縁層5を介してコイル6が巻装された
ステータ7と、ステータ鉄心4の環状部4bの内周に配
置された金属製で筒状をしたボス8´と、該ボス8´の
軸心に軸受9を介して回転自在に貫通していて先端にロ
ータヨーク1の中心部が固定された回転軸10と、ステ
ータ7を図示しない支持体に取付けるためにボス8´の
外周に固定されている金属製の取付けプレート11と、
この取付けプレート11にビス12で固定されていてこ
のブラシレスモータの駆動回路を搭載した回路基板13
とを備えた構造になっていた。この場合、ステータ鉄心
4の磁極部4aはボス8´の外周にネジ14で固定され
ている。また、取付けプレート11はその孔15にボス
8´の環状基部8a´を嵌めた後、取付けプレート11
を通り抜けた環状基部8a´をかしめて拡径かしめ部8
ak´によりボス8´に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなアウターロータ型ブラシレスモータでは、ステータ
鉄心4の環状部4bにボス8´を通してネジ14で固定
していたので、ステータ鉄心4の環状部4bとボス8´
との間には隙間があり、組み付け後の精度が出し難い問
題点があった。
【0004】また、従来は当然のことながら、ボス8´
の形成と、ステータ鉄心4の磁極部4aに対するコイル
絶縁層5の形成が別工程で行われていたので、その分だ
け製造に手間がかかり、製造コストが高くなる問題点が
あった。
【0005】本発明の目的は、ボスに対するステータの
取付け精度を向上できるアウターロータ型ブラシレスモ
ータを提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、ボスに対するステー
タの取付け精度を向上でき、且つ製造コストを低減でき
るアウターロータ型ブラシレスモータを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、カップ状のロ
ータヨークの内周に永久磁石が固定されて構成されてい
るアウターロータと、該アウターロータの永久磁石に対
向する複数の磁極部を環状部の外周に突設させているス
テータ鉄心の磁極部にコイルが巻装されたステータと、
ステータ鉄心の環状部の内周に配置されたボスと、ボス
の軸心に軸受けを介して回転自在に貫通していて先端に
ロータヨークの中心部が固定されている回転軸と、ステ
ータを支持体に取付けるための取付けプレートとを備え
たアウターロータ型ブラシレスモータに係わるものであ
る。
【0008】本発明に係るアウターロータ型ブラシレス
モータでは、ボスが樹脂モールド成形品よりなり、ステ
ータ鉄心の環状部がボスの外周に鋳込み固定されてい
る。即ち、ボスのモールド成形時に、ステータ鉄心の環
状部が該ボスの外周に鋳込み固定されている。
【0009】このようにステータ鉄心の環状部をボスの
外周に鋳込み固定すると、ステータ鉄心の環状部とボス
との間に隙間がなくなって、しかも相互の位置が決まっ
ているので、ボスに対するステータの取付け精度を向上
させることができる。
【0010】また、本発明に係るアウターロータ型ブラ
シレスモータでは、ボスが樹脂モールド成形品よりな
り、ステータ鉄心の環状部がボスの外周に鋳込み固定さ
れ、ステータ鉄心のコイル絶縁層も樹脂モールド成形品
よりなっている。
【0011】このようにステータ鉄心の環状部をボスの
外周に鋳込み固定すると、前述したと同様に、ステータ
鉄心の環状部とボスとの間に隙間がなくなって、しかも
相互の位置が決まっているので、ボスに対するステータ
の取付け精度を向上させることができる。また、ステー
タ鉄心のコイル絶縁層も樹脂モールド成形品よりなって
いると、このコイル絶縁層も容易に形成することができ
る。
【0012】また、本発明に係るアウターロータ型ブラ
シレスモータでは、ボスとコイル絶縁層が一体成形され
ている。
【0013】このようにボスとコイル絶縁層が一体成形
されていると、ボスとコイル絶縁層が同時に成形されて
製造コストを低減することができる。
【0014】また、本発明に係るアウターロータ型ブラ
シレスモータでは、取付けプレートに環状に立上り部が
設けられ、該立上がり部の頂上が内周部となっていてそ
の中心に孔が設けられ、該孔の周囲に放射状に複数のス
ロットが設けられ、これらスロットの箇所でステータ鉄
心の環状部はボスの外周の各リブでモールド支持され、
取付けプレートの内周部にステータ鉄心の環状部が固定
されている。
【0015】このように立上がり部の頂上の内周部の中
心に孔を設け、該孔の周囲に放射状に複数のスロットを
設けると、取付けプレートの内周部の孔をボスに嵌めて
該内周部をステータ鉄心の環状部に固定する際に、ボス
の外周の各リブに各スロットを嵌めることにより支障な
く取付けプレートをステータ鉄心に固定することができ
る。また、ステータ鉄心の環状部を直接取付けプレート
に固定すると、ステータの放熱性能を向上させることが
できる。
【0016】また、本発明に係るアウターロータ型ブラ
シレスモータでは、取付けプレートの中心に孔が設けら
れ、該孔の周囲の内周部に周方向に間欠的に複数の立上
がり部が設けられ、これら立上がり部の頂部に内周部に
平行な鉄心支持部がそれぞれ設けられ、各鉄心支持部の
上にステータ鉄心の環状部が載せられて固定され、間欠
的に存在する内周部の上方でステータ鉄心の環状部がボ
スの外周の各リブでモールド支持されている。
【0017】このように取付けプレートの中心の孔の周
囲の内周部に周方向に間欠的に複数の立上がり部を設
け、これら立上がり部の頂部に鉄心支持部を設けると、
取付けプレートの内周部の孔をボスに嵌めて立上がり部
の頂部の鉄心支持部をステータ鉄心の環状部に固定する
際に、ボスの外周の各リブが隣接する立上がり部の間に
嵌まるので、支障なく取付けプレートをステータ鉄心に
固定することができる。また、ステータ鉄心の環状部を
直接取付けプレートに固定すると、ステータの放熱性能
を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明に係るアウ
ターロータ型ブラシレスモータの実施の形態の第1例を
示したもので、図1は本例のアウターロータ型ブラシレ
スモータのステータ側の縦断面図、図2はこの例で用い
ている取付けプレートの斜視図、図3はモールドされた
ボスのみの斜視図である。図1は図2の取付けプレート
のP線のところで切断した縦断面図である。
【0019】本例のアウターロータ型ブラシレスモータ
では、ステータ鉄心4の環状部4bの内周の縁部を予め
一体に鋳込み固定したボス8が、樹脂モールド成形品よ
りなっている。即ち、ステータ鉄心4の環状部4bの内
周は、本例では120 °間隔でボス8の外周のリブ8bで
モールド支持されている。ステータ鉄心4の環状部4b
に設けられているコイル絶縁層5は、樹脂モールド成形
品よりなっている。ボス8とコイル絶縁層5は、一体成
形で同時に形成されている。コイル絶縁層5にコイル6
が巻装されたステータ鉄心4には、図示しない固定手段
で回路基板13が固定され、図示しないがコイル6の端
末は回路基板13に電気的、機械的に接続されている。
また、ステータ鉄心4の環状部4bには、ボス8に嵌め
た取付けプレート11の内周部11aがネジ14で固定
されている。
【0020】取付けプレート11は外形が四角形をなし
ていて、中間に立上がり部11bが環状に立上げられ、
この立上がり部11bの頂上が内周部11aとなってい
て中心に孔16が同心状に設けられている。この孔16
の周囲には、放射状に複数のスロット16aが設けられ
ている。これらスロット16aの箇所で、ステータ鉄心
4の環状部4bをモールド支持しているボス8の各リブ
8bがそれぞれ嵌まるようになっている。また、四角形
の取付けプレート11の四隅には、この取付けプレート
11を各種の機器等に固定する取付け脚部11cが立下
がり部11dを介して設けられている。各立下がり部1
1dに隣接させて四角形の取付けプレート11の四隅に
は、基板ホルダー11eが立上がり部11fを介して設
けられている。この基板ホルダー11eに回路基板13
がネジ12で固定されている。内周部11aの周方向の
複数箇所には、ネジ孔11gがあけられている。取付け
プレート11の内周部11aにステータ鉄心4の環状部
4bが載せられ、ネジ14で固定されている。各ネジ1
4は、内周部11aの各ネジ孔11gに螺合されてい
る。その他の構成は、図6と同様になっている。
【0021】このようなアウターロータ型ブラシレスモ
ータは、ステータ鉄心4の環状部4b内でのボス8の成
形及び環状部4bのモールド支持と、磁極部4aの外周
でのコイル絶縁層5の成形とを同時に行う。次に、磁極
部4aの外周のコイル絶縁層5の箇所でコイル6を巻装
する。次に、ステータ鉄心4に回路基板13を組み付け
る。次に、取付けプレート11の内周部11aをボス8
に嵌めて、該内周部11aをステータ鉄心4の環状部4
bにネジ14で固定する。
【0022】このようなアウターロータ型ブラシレスモ
ータでは、ステータ鉄心4の環状部4bをボス8の外周
に鋳込み固定しているので、ステータ鉄心4の環状部4
bとボス8との間に隙間がなくなって、しかも相互の位
置が決まっているので、ボス8に対するステータ7の取
付け精度を向上させることができる。
【0023】また、ステータ鉄心4のコイル絶縁層5も
樹脂モールド成形品よりなっていると、このコイル絶縁
層5も容易に形成することができる。さらに、ボス8と
コイル絶縁層5が一体成形されていると、ボス8とコイ
ル絶縁層5が同時に成形されて製造コストを低減するこ
とができる。
【0024】また、立上がり部11bの頂上の内周部1
1aの中心に孔16を設け、該孔16の周囲に放射状に
複数のスロット16aを設けると、取付けプレート11
の内周部11aの孔16をボス8に嵌めて該内周部11
aをステータ鉄心4の環状部4bに固定する際に、ボス
8の外周の各リブ8bに各スロット16aを嵌めること
により支障なく取付けプレート11をステータ鉄心4に
固定することができる。また、ステータ鉄心4の環状部
4bを直接取付けプレート11に固定すると、ステータ
7の放熱性能を向上させることができる。
【0025】図4及び図5は本発明に係るアウターロー
タ型ブラシレスモータの実施の形態の第2例を示したも
ので、図4は本例のアウターロータ型ブラシレスモータ
のステータ側の縦断面図、図5はこの例で用いている取
付けプレートの斜視図である。
【0026】図4は図5の取付けプレートのQ線のとこ
ろで切断した縦断面図である。
【0027】本例のアウターロータ型ブラシレスモータ
でも、ステータ鉄心4の環状部4bの内周は、120 °間
隔でボス8の外周のリブ8bでモールド支持されてい
る。ステータ鉄心4の環状部4bに設けられているコイ
ル絶縁層5は、樹脂モールド成形品よりなっていて、ボ
ス8の成形時に同時に成形されている。コイル絶縁層5
にコイル6が巻装されたステータ鉄心4には、図示しな
い固定手段で回路基板13が固定され、図示しないがコ
イル6の端末は回路基板13に電気的、機械的に接続さ
れている。
【0028】取付けプレート11は、その中心に孔16
が設けられ、この孔16の周囲の内周部11aに周方向
に切り起こしにより間欠的に複数(本例では3本)の立
上がり部11bが設けられ、これら立上がり部11bが
頂部が内周部11aに平行な鉄心支持部11aaとなっ
ている。これら立上がり部11bの切り起こしにより内
周部11aは、間欠的な内周部11aとなっている。こ
れら鉄心支持部11aaにネジ孔11gがそれぞれあけ
られている。取付けプレート11の孔16にはボス8が
嵌められ、このボス8のリブ8bは隣接する鉄心支持部
11aaの間に存在するように位置決めされている。こ
の状態で、それぞれの立上がり部11bの鉄心支持部1
1aaの上にステータ鉄心4の環状部4bが載せられ、
図1の場合と同様にネジ14で固定されている。その他
の構成は、図6と同様になっている。
【0029】このようなアウターロータ型ブラシレスモ
ータは、ステータ鉄心4の環状部4b内でのボス8の成
形及び環状部4bのモールド支持と、磁極部4aの外周
でのコイル絶縁層5の成形とを同時に行う。次に、磁極
部4aの外周のコイル絶縁層5の箇所でコイル6を巻装
する。次に、ステータ鉄心4に回路基板13を組み付け
る。次に、取付けプレート11の内周部11aをボス8
に嵌めて、各立上がり部11bの頂部の鉄心支持部11
aaをステータ鉄心4の環状部4bにネジ14で固定す
る。
【0030】このような構造でも、第1例と同様の効果
を得ることができる。この例では、取付けプレート11
の中心の孔16の周囲の内周部11aに周方向に間欠的
に複数の立上がり部11bを設け、これら立上がり部1
1bの頂部に鉄心支持部11aaを設けているので、取
付けプレート11の内周部11aの孔16をボス8に嵌
めて立上がり部11bの頂部の鉄心支持部11aaをス
テータ鉄心4の環状部4bに固定する際に、ボス8の外
周の各リブ8bが隣接する立上がり部11bの間に嵌ま
るので、支障なく取付けプレート11をステータ鉄心4
に固定することができる。
【0031】なお、コイル絶縁層5はボス8と一体成形
しなくて、別工程で成形することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るアウターロータ型ブラシレ
スモータでは、ステータ鉄心の環状部がボスの外周に鋳
込み固定されているので、ステータ鉄心の環状部とボス
との間に隙間がなくなって、しかも相互の位置が決まっ
ているので、ボスに対するステータの取付け精度を向上
させることができる。
【0033】また、本発明に係るアウターロータ型ブラ
シレスモータでは、ボスが樹脂モールド成形品よりな
り、ステータ鉄心の環状部がボスの外周に鋳込み固定さ
れ、ステータ鉄心のコイル絶縁層も樹脂モールド成形品
よりなっているので、ステータ鉄心の環状部とボスとの
間に隙間がなくなって、しかも相互の位置が決まってお
り、ボスに対するステータの取付け精度を向上させるこ
とができ、且つコイル絶縁層も容易に形成することがで
きる。
【0034】また、本発明に係るアウターロータ型ブラ
シレスモータでは、ボスとコイル絶縁層が一体成形され
ているので、ボスとコイル絶縁層が同時に成形されて製
造コストを低減することができる。
【0035】また、本発明に係るアウターロータ型ブラ
シレスモータでは、立上がり部の頂上の内周部の中心に
孔を設け、該孔の周囲に放射状に複数のスロットを設け
ているので、取付けプレートの内周部の孔をボスに嵌め
て該内周部をステータ鉄心の環状部に固定する際に、ボ
スの外周の各リブに各スロットを嵌めることにより支障
なく取付けプレートをステータ鉄心に固定することがで
きる。また、ステータ鉄心の環状部を直接取付けプレー
トに固定しているので、ステータの放熱性能を向上させ
ることができる。
【0036】また、本発明に係るアウターロータ型ブラ
シレスモータでは、取付けプレートの中心の孔の周囲の
内周部に周方向に間欠的に複数の立上がり部を設け、こ
れら立上がり部の頂部に鉄心支持部を設けているので、
取付けプレートの内周部の孔をボスに嵌めて立上がり部
の頂部の鉄心支持部をステータ鉄心の環状部に固定する
際に、ボスの外周の各リブが隣接する立上がり部の間に
嵌まるので、支障なく取付けプレートをステータ鉄心に
固定することができる。また、ステータ鉄心の環状部を
直接取付けプレートに固定しているので、ステータの放
熱性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアウターロータ型ブラシレスモー
タの実施の形態の第1例を示したステータ側の縦断面図
である。
【図2】第1例で用いている取付けプレートの斜視図で
ある。
【図3】第1例で成形されたボスのみの斜視図である。
【図4】本発明に係るアウターロータ型ブラシレスモー
タの実施の形態の第2例を示したステータ側の縦断面図
である。
【図5】第2例で用いている取付けプレートの斜視図で
ある。
【図6】従来のアウターロータ型ブラシレスモータの要
部構成を示す縦断面図である。
【図7】(A)(B)は図6の構造でボスを取付けプレ
ートに固定する工程の説明図である。
【符号の説明】
1 ロータヨーク 2 永久磁石 3 アウターロータ 4 ステータ鉄心 4a 磁極部 4b 環状部 5 コイル絶縁層 6 コイル 7 ステータ 8,8´ ボス 8a´ 環状基部 8ak´ 拡径かしめ部 8b リブ 9 軸受 10 回転軸 11 取付けプレート 11a 内周部 11b 立上がり部 11c 取付け脚部 11d 立下がり部 11e 基板ホルダー 11f 立上がり部 11g ネジ孔 12 ビス 13 回路基板 14 ネジ 15 孔 16 孔 16a スロット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ状のロータヨークの内周に永久磁
    石が固定されて構成されているアウターロータと、前記
    アウターロータの前記永久磁石に対向する複数の磁極部
    を環状部の外周に突設させているステータ鉄心の前記磁
    極部にコイルが巻装されたステータと、前記ステータ鉄
    心の前記環状部の内周に配置されたボスと、前記ボスの
    軸心に軸受けを介して回転自在に貫通していて先端に前
    記ロータヨークの中心部が固定されている回転軸と、前
    記ステータを支持体に取付けるための取付けプレートと
    を備えたアウターロータ型ブラシレスモータであって、 前記ボスが樹脂モールド成形品よりなり、前記ステータ
    鉄心の前記環状部が前記ボスの外周に鋳込み固定されて
    いるアウターロータ型ブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 カップ状のロータヨークの内周に永久磁
    石が固定されて構成されているアウターロータと、前記
    アウターロータの前記永久磁石に対向する複数の磁極部
    を環状部の外周に突設させているステータ鉄心の前記磁
    極部にコイルが巻装されたステータと、前記ステータ鉄
    心の前記環状部の内周に配置されたボスと、前記ボスの
    軸心に軸受けを介して回転自在に貫通していて先端に前
    記ロータヨークの中心部が固定されている回転軸と、前
    記ステータを支持体に取付けるための取付けプレートと
    を備えたアウターロータ型ブラシレスモータであって、 前記ボスが樹脂モールド成形品よりなり、前記ステータ
    鉄心の前記環状部が前記ボスの外周に鋳込み固定され、
    前記ステータ鉄心のコイル絶縁層も樹脂モールド成形品
    よりなっているアウターロータ型ブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 前記ボスと前記コイル絶縁層が一体成形
    されている請求項2に記載のアウターロータ型ブラシレ
    スモータ。
  4. 【請求項4】 前記取付けプレートに環状に立上り部が
    設けられ、前記立上がり部の頂上が内周部となっていて
    その中心に孔が設けられ、該孔の周囲に放射状に複数の
    スロットが設けられ、これらスロットの箇所で前記ステ
    ータ鉄心の前記環状部は前記ボスの外周の各リブでモー
    ルド支持され、前記取付けプレートの前記内周部に前記
    ステータ鉄心の前記環状部が固定されている請求項1,
    2または3に記載のアウターロータ型ブラシレスモー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記取付けプレートの中心に孔が設けら
    れ、該孔の周囲の内周部に周方向に間欠的に複数の立上
    がり部が設けられ、これら立上がり部の頂部に前記内周
    部に平行な鉄心支持部がそれぞれ設けられ、前記各鉄心
    支持部の上に前記ステータ鉄心の前記環状部が載せられ
    て固定され、間欠的に存在する前記内周部の上方で前記
    ステータ鉄心の前記環状部が前記ボスの外周の各リブで
    モールド支持されている請求項1,2または3に記載の
    アウターロータ型ブラシレスモータ。
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Cited By (2)

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