JPH0753391Y2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

Info

Publication number
JPH0753391Y2
JPH0753391Y2 JP1988166672U JP16667288U JPH0753391Y2 JP H0753391 Y2 JPH0753391 Y2 JP H0753391Y2 JP 1988166672 U JP1988166672 U JP 1988166672U JP 16667288 U JP16667288 U JP 16667288U JP H0753391 Y2 JPH0753391 Y2 JP H0753391Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
yoke
bracket
hub
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988166672U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0288436U (ja
Inventor
文博 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP1988166672U priority Critical patent/JPH0753391Y2/ja
Publication of JPH0288436U publication Critical patent/JPH0288436U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0753391Y2 publication Critical patent/JPH0753391Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スピンドルモータに関する。
〔従来の技術〕
従来のスピンドルモータに於ては、第7図及び第8図に
示す如くロータ用磁石aは、円筒状に切断又は鋳造した
ままであるため、その端面に鋭角部bが形成されてい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のスピンドルモータにあっては、その小型化につ
れ、モータ磁気回路からの磁気漏れによる磁気ディスク
記憶部等への影響が問題となっていた。
これは、一般に磁気回路に於て磁束の集中は第8図に示
す如く磁性材の鋭角部bに生じ、主としてインハブ型モ
ータの場合、ロータ用永久磁石の軸方向端面から漏洩磁
束として発生するためである。そのため、この端面に磁
性材による円盤状シールド板を配設して防止するなどの
対策をしていた。
そこで、本考案では、磁石の形状に着目し、モータ磁気
回路からの磁気漏れを防止することができるスピンドル
モータを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のスピンドルモータは、ブラケットと、このブラ
ケットに回転自在に支持された椀状のハブと、このハブ
内に収納されブラケットに固定されたステータと、ハブ
の周壁内面に固着された円筒型ヨークと、このヨークの
内面に固着されステータに近接対峙する円筒型マグネッ
トとを備え、マグネットの両端面及びヨークの両端面に
おける外周縁及び内周縁にそれぞれ、磁束集中緩和用丸
み部を形成し、マグネットの両端面及びヨークの両端面
のそれぞれの丸み部の半径Rと、マグネット及びヨーク
の厚さTとの関係を、1/4T≦R≦3/4Tを満たすように設
定したことを特徴とするものである。
〔作用〕
円筒型マグネットの端面に丸み部を形成し、または、円
筒型マグネット及び円筒型ヨークの両方の端面に夫々丸
み部を形成したので、磁気回路に於ける磁束集中が避け
られる。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。第1図
は、本考案に係るスピンドルモータの一実施例を示し、
このモータは、回転軸1と、該回転軸に固着されるハブ
3と、ベアリング2,2を介して回転軸を枢支するブラケ
ット8とを備え、回転軸1とブラケット8との間に磁性
流体シール4が介装されている。そして、上記ハブ3
は、外周面に磁気記憶ディスク(図示省略)が取付けら
れる。そして、内周面には、円筒型ヨーク5が嵌合固着
され、該円筒型ヨーク5の内周面に円筒型マグネット7
が内嵌される。また、ブラケット8には、上記円筒型マ
グネット7に近接対峙するステータ6が外嵌されてい
る。さらに、ブラケット8には回路基板9が取付けら
れ、モータ駆動時に於けるハブ3の回転位置を検出する
ホール素子等のセンサが付設されている。
そして、このスピンドルモータは、回路基板9のセンサ
にて検出される円筒型マグネット7の回転位置に対応し
て、外部の駆動回路から、ステータ6のコイルに順次通
電されることによってハブ3が回転する。
しかして、第2図〜第4図に於て、上記円筒型マグネッ
ト7は、その端面12を面取りし、丸み部10を形成する。
この場合、丸み部10の半径Rは、該円筒型マグネットの
厚さをTとすると、1/4T≦R≦3/4Tを満たすように設定
する。第2図は、半径Rを最小にした場合、つまり、R
=1/4Tに設定したものであり、第3図は、R=1/2Tに設
定したものであり、第4図は半径Rを最大にした場合、
つまり、R=3/4Tに設定したものである。なお、第4図
に示す如く、半径Rを最大にした場合、端面12の中央部
をやや丸みを帯びた形状にするのが望ましい。
また、第5図では、円筒型マグネット7のみならず、円
筒型ヨーク5の端面13にも丸み部11を形成した。該丸み
部11の半径Rと、該円筒型ヨーク5の厚さTは、上記円
筒型マグネット7の場合と同様に、1/4T≦R≦3/4Tを満
たすように設定する。
なお、マグネット7及びヨーク5のいずれに於ても、R
<1/4Tとなれば、依然、磁束漏洩を生じる慮があって不
都合であり、他方、R>3/4Tとすると加工が面倒となっ
たり、端面12,13の厚さ方向の中央部に磁束集中を生じ
易くなる等の不都合が生ずる。従って実用上は上述の1/
4T≦R≦3/4Tのように設定するのが望ましいといえる。
なお、実測による効果の例を下記の表−1に示す。測定
範囲は第6図に示す斜線Sの範囲であり、半径方向とは
Aを、軸方向とはBを、円周方向とはCをいう。
〔考案の効果〕 本考案は、上述のとおり構成されるので、次に記載する
効果を奏する。
円筒型マグネット7の端面12に丸み部10を形成したの
で、該端面12に於ける磁束集中が避けられる。従って、
モータ磁気回路からの磁気漏れによる弊害を防止するこ
とができる。
また、請求項3では、円筒型マグネット7のみならず、
円筒型ヨーク5の端面13にも丸み部11を形成したので、
磁束集中が一層避けられて、一層確実な磁気漏れ防止を
行ない得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスピンドルモータの半截断面図、
第2図は円筒型マグネットの端面を示す拡大断面図で半
径R=1/4Tの場合の図、第3図は半径R=1/2Tの場合の
図、第4図は半径R=3/4Tの場合の図、第5図は円筒型
マグネット及び円筒型ヨークの端面に丸み部を形成した
状態を示す拡大断面図、第6図は漏洩磁束による磁界の
測定範囲及び測定方向を示す簡略図である。第7図は従
来のスピンドルモータの半截断面図、第8図はそのマグ
ネットの端面の拡大断面図である。 6……ステータ、7……円筒型マグネット、10……丸み
部、11……丸み部、12……端面、13……端面、R……半
径、T……厚さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケット(8)と、該ブラケット(8)
    に回転自在に支持された椀状のハブ(3)と、該ハブ
    (3)内に収納され前記ブラケット(8)に固定された
    ステータ(6)と、前記ハブ(3)の周壁内面に固着さ
    れた円筒型ヨーク(5)と、該ヨーク(5)の内面に固
    着され前記ステータ(6)に近接対峙する円筒型マグネ
    ット(7)と、を備え、 前記マグネット(7)の両端面(12)及び前記ヨーク
    (5)の両端面(13)における外周縁及び内周縁にそれ
    ぞれ、磁束集中緩和用丸み部(10、11)を形成し、前記
    マグネット(7)の両端面(12)及び前記ヨーク(5)
    の両端面(13)のそれぞれの丸み部(10、11)の半径R
    と、前記マグネット(7)及び前記ヨーク(5)の厚さ
    Tとの関係を、1/4T≦R≦3/4Tを満たすように設定した
    ことを特徴とするスピンドルモータ。
JP1988166672U 1988-12-22 1988-12-22 スピンドルモータ Expired - Lifetime JPH0753391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988166672U JPH0753391Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 スピンドルモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988166672U JPH0753391Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 スピンドルモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0288436U JPH0288436U (ja) 1990-07-12
JPH0753391Y2 true JPH0753391Y2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=31454270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988166672U Expired - Lifetime JPH0753391Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 スピンドルモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0753391Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223941Y2 (ja) * 1973-05-02 1977-05-31
JPS53157400U (ja) * 1977-05-17 1978-12-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0288436U (ja) 1990-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6359757A (ja) デイスク駆動モ−タ
JPH0753391Y2 (ja) スピンドルモータ
JP2548475Y2 (ja) アウターロータ型の密閉型ブラシレスモータ
JPS60257754A (ja) 磁石回転型電動機
JP2987217B2 (ja) ディスククランプ機構
JPH0717270Y2 (ja) アキシャルギャップ形ブラシレスモータ
JP3856958B2 (ja) モータ
JPH0510549Y2 (ja)
JPH0736469Y2 (ja) ブラシレスモータ
JPH06133519A (ja) 磁気ディスク駆動モータ
JP2549541Y2 (ja) 回転検出装置
JPH0442760A (ja) 電動機
JPH0124780Y2 (ja)
JPH06738Y2 (ja) トルク検出装置
JPS6041812Y2 (ja) 周波数発電機を有する電動機
JPH0520930Y2 (ja)
JP2001118315A (ja) 磁気ディスク駆動用モータ
JPH0773419B2 (ja) 速度検出用磁石の固定構造
JPS5915251Y2 (ja) 偏平モ−タ
JPS6026545Y2 (ja) 小型偏平モ−タ
JPH0662781U (ja) ラジアルギャップ型スピンドルモ−タ
JPH0424520Y2 (ja)
JPS60135061U (ja) 誘導電動機の回転検出器
JPH0322840A (ja) ブラシレスモータのロータ
JPS6289447A (ja) 磁気デイスク駆動用モ−タ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term