JPH08317521A - 埋設ケーブル保護部材とそれを用いたケーブル埋設構造 - Google Patents

埋設ケーブル保護部材とそれを用いたケーブル埋設構造

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JPH08317521A
JPH08317521A JP12275095A JP12275095A JPH08317521A JP H08317521 A JPH08317521 A JP H08317521A JP 12275095 A JP12275095 A JP 12275095A JP 12275095 A JP12275095 A JP 12275095A JP H08317521 A JPH08317521 A JP H08317521A
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cable
cable protection
buried
loading groove
groove
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JP12275095A
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Shigeki Kanao
茂樹 金尾
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Kanaflex Corp Co Ltd
Original Assignee
Kanaflex Corp Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーブル等の地中埋設に当たって、ケーブルの
信頼性と工事の作業性を大幅に高めるとともに、低コス
ト化を図ること。 【構成】上面側に、ケーブルやケーブル保護管を装填し
うる深さで長手方向に延びるケーブル装填用溝が形成さ
れ、下面がケーブル装填用溝の開口部を閉塞して上面に
重ね合わせ可能な形状を有している埋設ケーブル保護部
材と、この保護部材が複数個の埋設ケーブル保護部材に
跨がる長さのケーブル保護管が装填され、且つケーブル
装填用溝の開口部が閉塞された状態で一方向に複数個隣
設して設置されることによって埋設ケーブル保護管路が
構成され、ケーブル保護管の内部にケーブルが挿通され
た状態でこの埋設ケーブル保護管路全体が地中に埋設さ
れているケーブル埋設構造とすること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル等の地中埋設
に当たって敷設されるケーブル共同溝の構成単位である
埋設ケーブル保護部材とそれを用いたケーブル埋設構造
に関し、ケーブルの信頼性と工事の作業性を大幅に高め
ること、及び低コスト化を目的としている。
【0002】
【従来の技術】現在、電力線や電話線等のケーブルの多
くは架空線となっており、路上には夥しい数の電柱が設
置されている。この電柱は単に都市景観を損なうことに
止まらず、種々の通行障害物となっているのが現状であ
る。また来るべき光通信の普及を考えると、膨大な情報
を伝送する光ファイバーは切断の危険性の点から、架空
線として敷設することは好ましくない。このため、種々
のケーブルを地中に埋設することが計画的に進められて
いる。このケーブルの地中化に当たっては、車両等の重
量物や地震、あるいは地中への浸透水の影響からケーブ
ルを保護するため、例えば長手方向に断面半円形状の溝
を設けた2つのブロックを重ね合わせてケーブル挿通路
を構成する分割型多孔管の挿通路に、ケーブルを挿通し
た状態でこれらを地中に埋設している。図12、図13
には、このような従来の分割型多孔管48の代表例を表
している。先ず図12のものは実公平4−48105号
公報に記載のものであり、長手方向に断面半円形状の溝
50を設けたコンクリート製の上下ブロック52,54
を重ね合わせることで、断面円形状の2列のケーブル挿
通路56が構成される構造となっている。そして、ケー
ブルがこのケーブル挿通路56に通された状態で分割多
孔管48の全体が地中に埋設される。さらに、ケーブル
挿通路56への水の浸入を防止するため、2つの多孔管
48が隣設する境界部のみには管体58が装填されてい
る。ここで、多孔管48側に設けられている半円状部材
60は、管体58の滑り止め用部材である。次に図13
のものは、実公平4−48106号公報に記載のもので
あり、これも上記例と同様のものであるが、ケーブル挿
通路56を2層以上に構成する場合に使用可能なよう
に、上下面に断面半円形状の溝50を設けた中間ブロッ
ク62を用いるものである。本例でも前記図12と同様
に、2つの多孔管48が隣設する境界部のみには、水の
浸入を防止するための管体58が装填されている。これ
ら従来の分割型多孔管48は、両公報に記載のとおり、
一旦埋設した多孔管48が損傷した時に、ケーブルを抜
き取ること無く簡便にその交換作業が行えることを目的
としたものである。そして通常は縦横に複数の分割型多
孔管48を積み上げ、複層複列にケーブル挿通路56を
形成するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の分割型多孔管48では、主に、埋設工事の際の作
業性が悪い、ブロック成形型の種類が多くなるため製
造コストが高くなる、ケーブル挿通路全体にわたって
の防水性が確保できない、と言った問題点を有してい
る。以下、これらの問題点について詳細に説明する。
【0004】先ず、埋設工事の際の作業性が悪いとい
う問題点については、以下のようになる。上述の図12
に示した従来の分割型多孔管48は、一層のケーブル挿
通路56を構成するためには、2つのブロック52,5
4を積み重ねなければならない。従って、例えば上下方
向に4層のケーブル挿通路56を形成する場合には、8
個のブロックを積むことになる。この埋設工事に際して
は、予め道路端等に掘られた溝内に所定数量のブロック
を積み上げて必要なケーブル挿通路56を形成してお
き、ケーブルを通した後に埋め戻されるので、工事現場
では、n層のケーブル挿通路56を形成する場合、溝内
にブロックを積むために2×n回のハンドリングが必要
となる。そして、このブロックのハンドリングは人手に
よって行われ、しかもコンクリート製であるために重量
も嵩むので作業強度が大きく、また作業時間もかかるの
で作業性が極めて悪くなる。
【0005】次に、ブロック成形型の種類が多く製造
コストが高くなるという問題点については、以下のよう
になる。例えば複層のケーブル挿通路56を形成する場
合には、図12に示す構造のものでは上述のように2×
n回のハンドリングが必要であるが、図13の分割多孔
管48を使用することにより、このハンドリング回数を
減少させることはできる。しかしながら、例えば2列の
ケーブル挿通路56の上に3列のケーブル挿通路56を
形成する場合等、その上下側で列数の異なるケーブル挿
通路56を構築する場合を考慮すると、多くの種類の中
間ブロック62を準備しておかなければならない。すな
わち、ケーブル挿通路56の内径は、φ50、φ80、
φ100、φ125、φ150、φ200(mm)の6
種類あり、上下に位置する挿通路56の列数の違いを考
えると、準備すべき中間ブロック62の種類は夥しい数
になる。これはコンクリート成形型を多く保有しなけれ
ばならないということであり、結局コストアップとなっ
てブロック単価に反映される。また、コストを度外視し
たとしても、工事現場において多くの種類の中間ブロッ
ク62、すなわち両側の溝径の僅かの違いを見分けなけ
ればならず、施工間違いの可能性も高くなる。
【0006】また、ケーブル挿通路全体にわたっての
防水性が確保できないという問題点については、前述の
構造図及び前記両公報の内容から明らかなように、従来
の分割型多孔管48ではブロックの長手方向中央部には
管体58が装填されていないため、長手方向中央部にお
ける2つのブロックの重ね合わせ面から水が浸入する可
能性があるという点であり、信頼性上の懸念が残る。
【0007】以上のように従来の分割型多孔管では、作
業性、コスト、信頼性の点に関して多くの問題点が有っ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
し、埋設されるケーブルの信頼性と工事の作業性を大幅
に高めること、及び低コスト化を実現することを目的と
したものである。そして工事の作業性及び低コスト化に
ついては、上面側に、ケーブルやケーブル保護管を装填
しうる深さで長手方向に延びるケーブル装填用溝が形成
され、下面がケーブル装填用溝の開口部を閉塞して上面
に重ね合わせ可能な形状を有している埋設ケーブル保護
部材とすることで実現できる。ここで、埋設ケーブル保
護部材を積み重ねた後に、摩擦を小さくしてケーブルを
挿通しやくするため、ケーブル装填用溝の内周面に凸条
を設けたり、ケーブル装填用溝の内周面に低摩擦係数の
コーティング層を形成することもできる。
【0009】また水の浸入を防止して信頼性を高めるこ
とについては、上面側に、ケーブルやケーブル保護管を
装填しうる深さで長手方向に延びるケーブル装填用溝が
形成され、下面がケーブル装填用溝の開口部を閉塞して
上面に重ね合わせ可能な形状を有している埋設ケーブル
保護部材が、複数個の埋設ケーブル保護部材に跨がる長
さのケーブル保護管が装填され且つケーブル装填用溝の
開口部が閉塞された状態で一方向に複数個隣設して設置
されることによって埋設ケーブル保護管路が構成され、
ケーブル保護管の内部にケーブルが挿通された状態でこ
の埋設ケーブル保護管路全体が地中に埋設されているケ
ーブル埋設構造とすることで実現することができる。
【0010】
【作用】このような本発明の埋設ケーブル保護部材は、
以下ような工事手順によって埋設される。先ず従来同
様、道路端等のケーブル埋設箇所に埋設用溝を掘り、底
板を設置する等して埋設用溝の底部を平坦にする。そし
てこの埋設用溝の内部に、複数個の本発明のケーブル保
護部材を、一方向に互いに隣設させながら並べて置く。
そしてケーブル挿通路を深さ方向の多層に形成する場合
は、さらに別のケーブル保護部材を積み重ねる。この
時、ケーブル保護部材の下面はケーブル装填用溝の開口
部を閉塞して重ね合わせ可能な形状を有しているので、
上に積み重ねるだけで開口部が閉塞されたケーブル装填
用溝、すなわちケーブル挿通路が形成される。ここでこ
のケーブル装填用溝は、ケーブルやケーブル保護管を装
填しうる深さで形成されているので、上に積み重ねられ
るケーブル保護部材の平坦な下面によって閉塞されて
も、ケーブル挿通路として必要な断面積が確保される。
すなわち従来の分割型多孔管のように、断面半円形状の
溝を重ね合わせる構造ではないので、別のケーブル保護
部材の下面等の平坦な面を重ねるだけで、ケーブル挿通
路を形成することができる。また、ケーブル挿通路を深
さ方向に一層のみ形成する場合には、別のケーブル保護
部材を積む代わりに、略平板状の蓋材を被せればよい。
このようにして、必要とされるケーブル挿通路の層数分
のケーブル保護部材を順に積み重ね、最上部のケーブル
保護部材には略平板状の蓋材を被せる。従って最後に被
せる蓋材を含めても、n層のケーブル挿通路を形成する
場合に必要となるハンドリング回数は、n+1回とな
る。ここで、ケーブル保護部材の上下及び前後方向間
は、ボルト等によって動かないように固定すればよい。
こうして構成されたケーブル挿通路に、従来と同様の方
法でケーブルを引き通した後、埋設用溝を埋め戻す。こ
のケーブルを引き通す際には、ケーブル装填用溝の内周
面に形成した凸条やコーティング層が、摩擦によるケー
ブル被覆の損傷を防止するように働く。これは凸条によ
り、ケーブルとケーブル装填用溝間の接触面積が小さく
なり、またコーティング層により、両者間の摩擦係数が
小さくなるためである。
【0011】一方、ケーブル挿通路への水の浸入を確実
に防止して信頼性を高めるには、ケーブル装填用溝内に
ケーブル保護管を装填すればよい。これには、上面に蓋
材または別のケーブル保護部材を積む前にケーブル装填
用溝に、例えば合成樹脂管のような複数個の埋設ケーブ
ル保護部材の両端に跨がる長さの長尺のケーブル保護管
を装填する。このケーブル保護管は継ぎ目が少ないほう
が望ましいので、できるだけ長尺のものがよく、一例と
して合成樹脂管が適している。そしてこのケーブル保護
管を装填した後に、別の埋設ケーブル保護部材や蓋材を
積み重ねる。また、合成樹脂製のケーブル保護管を使用
すると、複数のケーブル保護部材によって形成される一
方向に延びるケーブル装填用溝に多少の蛇行が有ったと
しても、この蛇行に追随して曲げながら装填することが
できるので、極めて作業性に優れたものとなる。このケ
ーブル保護管が金属管ならば、一方向に延びたケーブル
装填用溝を蛇行の無い厳密な直線にしなければ装填でき
ないため、極めて高精度の作業が要求されるところであ
る。
【0012】
【実施例】以下に本発明の内容を、具体的実施例に基づ
き説明する。図1は、本発明の埋設ケーブル保護部材の
正面図を、図2は同平面図を、また図3は同側面図をそ
れぞれ表している。図例は、上面1側に、ケーブルやケ
ーブル保護管を装填しうる深さで長手方向に延びる2列
のケーブル装填用溝3が形成され、下面7がケーブル装
填用溝3の開口部5を閉塞して上面1に重ね合わせ可能
な形状を有している埋設ケーブル保護部材9である。以
下、さらに詳細に説明する。図例の埋設ケーブル保護部
材9はその材料として例えばコンクリートが用いられ、
内部に2本のケーブル保護管11を装填できるような2
列の溝3が、底板13から立設された中央隔壁15の両
側に配置され、外側に面している2つの側壁17とこの
中央隔壁15の先端面は、平板状の蓋材19をその上に
置くことで溝3の上方開口部5を閉塞可能なよう、同一
平面内に位置するようになっている。そして、埋設ケー
ブル保護部材9を順に積み上げた時にも、それによって
溝3の上方開口部5が閉塞できるよう、埋設ケーブル保
護部材9の下面7も平面状に構成されている。また、2
つの側壁17の外側端縁には、上に置かれた蓋材19も
しくは埋設ケーブル保護部材9が幅方向にずれないよ
う、一段高くなった鍔部21が、軽量化のため長手方向
両端部から適当な長さで形成されている。本例はケーブ
ル23を、ケーブル保護管11の内部に挿通する例とし
て図示している。
【0013】長手方向における一方の端面においては、
両側壁17の略上半分と、中央隔壁15と底板13の中
央部分からなる略T字状の部分を凹ませて嵌合凹部25
が形成され、他方の端面においてはこれとは逆に、両側
壁17の略上半分と、中央隔壁15と底板13の中央部
分からなる略T字状の部分を突出させて嵌合凸部27が
形成されている。そして、2つの埋設ケーブル保護部材
9を隣設して突き合わせた時に、図2、図3にも示すよ
うにこれら嵌合凹部25と嵌合凸部27がそれぞれ噛み
合うようになっている。これにより、隣設された2つの
埋設ケーブル保護部材9の間での幅方向のズレが防止さ
れる。そしてこのような形状は、型枠内にコンクリート
を流し込むことで容易に作製でき、強度を高めるために
必要に応じて鉄筋等の補強材を内部に装填することもで
きる。さらに2つのケーブル装填用溝3の外側コーナー
部には、ネジ穴を設けた略三角形の止め金具29が本体
コンクリート内に埋め込んで設置されている。この止め
金具29は、2つの埋設ケーブル保護部材9を隣設して
突き合わせた時に互いに接し、且つボルト31等によっ
て容易に締結できるよう、長手方向の両端面に計4か所
設けられている。
【0014】さらに図4は、本発明の別の埋設ケーブル
保護部材9を2段積みにした状態の正面図を、図5は同
平面図を、また図6は同側面図をそれぞれ表している。
図例は、上面1側に、ケーブル23やケーブル保護管1
1を装填しうる深さで長手方向に延びる3列のケーブル
装填用溝3が形成され、下面7がケーブル装填用溝3の
開口部5を閉塞して上面1に重ね合わせ可能な形状を有
する埋設ケーブル保護部材9である。以下、さらに詳細
に説明する。図例の埋設ケーブル保護部材9もその材料
として例えばコンクリートが用いられ、内部に3本のケ
ーブル23やケーブル保護管11を装填でき、かつその
内面の下半分をケーブル保護管11と同一形状の半円形
状とした3列の溝3が、底板13から立設された2つの
中央隔壁15によって区画して配置されている。外側に
面している2つの側壁17とこの2つの中央隔壁15の
先端面は、平板状の蓋材19をその上に置くことで溝3
の上方開口部5を閉塞可能なよう、同一平面内に位置し
ている。そして、埋設ケーブル保護部材9を順に積み上
げた時にも、それによって溝3の上方開口部5が閉塞で
きるよう、埋設ケーブル保護部材9の下面7も平面状に
構成されている。また、2つの側壁17の外側端縁に
は、上に置かれた蓋材19もしくは埋設ケーブル保護部
材9が幅方向にずれないよう、一段高くなった鍔部21
が形成されている。本例では2つの埋設ケーブル保護部
材9が積み重ねられた状態を表しており、図から明らか
なように、下に位置する埋設ケーブル保護部材9におけ
るケーブル装填用溝3の上方開口部5は、上に位置する
埋設ケーブル保護部材9の下面7によって、上に位置す
る埋設ケーブル保護部材9の同上方開口部5は蓋材19
によって、それぞれ閉塞されている。また蓋材19は、
本体に対してボルト31によって固定されている。本例
では、ケーブル装填用溝3の内部に前記例の止め金具2
9のような突起物が形成されておらず、ケーブル23の
挿通時に引っ掛かりが無くなるので、ケーブル保護管1
1を用いず、ケーブル23のみを挿通させる場合におい
ても好適に使用できる。
【0015】一般にケーブル23は、埋設ケーブル保護
部材9を一方向に複層複列に積み重ねて埋設ケーブル保
護管路を形成した後に、この埋設ケーブル保護管路の一
端部から挿通されるので、ケーブル装填用溝3の内面
は、ケーブル23挿通時に摩擦によってケーブル23の
被覆材が損傷しないよう、摩擦を低減するような処理を
施すことが望ましい。このような摩擦低減のための処理
として、本発明ではケーブル装填用溝3の内周面に凸条
を設けたり、ケーブル装填用溝3の内周面に低摩擦係数
のコーティング層を形成したりする構成が取られる。こ
のような摩擦低減処理のうち、形状的な変化を伴う凸条
33の形成態様は続く図7に示されるように、ケーブル
装填用溝3の周方向に、長手方向全体にわたって形成す
るとよい。図は、螺旋状の凸条33を設けた例である。
このような凸条33を設けることで、ケーブル23との
接触面積が小さくなり、ケーブル挿通時にケーブル被覆
を損傷することが防止できる。この凸条33の形成態様
は、本図に示す螺旋状のものに限定されるものではな
い。また図示しないが、コンクリート材料面よりも低摩
擦係数となる公知のコーティング層を塗布形成する等の
方法も取りうる。
【0016】図4〜図6において、長手方向における一
方の端面においては、両側壁17及び中央隔壁15の略
上半分の部分を凹ませて嵌合凹部25が形成され、他方
の端面においてはこれとは逆に、両側壁17及び中央隔
壁15の略上半分の部分を突出させて嵌合凸部27が形
成されている。そして、2つの埋設ケーブル保護部材9
を隣設して突き合わせた時に、これら嵌合凹部25と嵌
合凸部27がそれぞれ噛み合うようになっている。これ
により、隣設された2つの埋設ケーブル保護部材9の間
での幅方向のズレが防止される。そしてこのような形状
は、型枠内にコンクリートを流し込むことで容易に作製
でき、強度を高めるために必要に応じて鉄筋等の補強材
を内部に装填することもできる。さらに長手方向におけ
る一方の端面には袋ナット等の雌ねじ受け用の穴35が
開設され、他方の端面には前記雌ねじに螺着されるボル
ト等の雄ねじを締めつけるための空間37が、保護部材
9の本体から延設された板片39によって区画されるこ
とで形成されている。従って、雄ねじは板片39に設け
られた貫通穴41に挿通される。
【0017】図8は、本発明のさらに別の埋設ケーブル
保護部材9の断面図を表している。図例は、上面1側に
ケーブル23やケーブル保護管11を装填しうる深さで
長手方向に延びる1つのケーブル装填用溝3が形成さ
れ、下面7がケーブル装填用溝3の開口部5を閉塞して
上面1に重ね合わせ可能な形状を有する埋設ケーブル保
護部材9である。ここでは前記の2例とは異なり、一つ
のケーブル装填用溝3の内部を、凸状の仕切り片43で
3つに区画したものである。従って、ケーブル保護管1
1を装填する場合を対象としたものである。そして図示
しないが、本例でも前述の嵌合凹部25と嵌合凸部27
を形成することもできる。
【0018】さらに上述の3例においては、ケーブル装
填用溝3の内部に水が浸入したとしても速やかに外部に
流れ出るよう、ケーブル装填用溝3の底部適所に、外部
に貫通した水抜き穴を設けておくことも効果的である。
【0019】続いて、このような本発明の埋設ケーブル
保護部材9の地中への埋設構造を、図9、図10に基づ
いて説明する。図9は、3種類の内径のケーブル保護管
11を対象としたものであり、片側に6層と4層ずつを
積み上げることで、計20本のケーブル23を挿通しう
る埋設ケーブル保護管路45を構成した例である。図の
左側の列は、装填されるケーブル保護管11の径が異な
っており、径が変わる境界部には蓋材19が設けられて
いる。一方右側の列は、最下層から最上層まで同一径の
ケーブル保護管11を対象としたものであり、順次上側
に積まれる埋設ケーブル保護部材9の下面7によってケ
ーブル装填用溝3の上方開口部5が閉塞され、最上部に
は蓋材19が設けられている。このような構造でも図か
ら明らかなように、蓋材19を含めて計14回のハンド
リングで埋設ケーブル保護管路45を構築することがで
きる。ここで図12に示した従来の分割多孔管で図9の
ような管路を構築するには、計20回のハンドリングが
必要であり、本発明の埋設ケーブル保護部材9によって
ハンドリング回数が大幅に削減できることが判る。ま
た、図13に示した中間ブロック62を用いる従来の分
割多孔管48の場合は本発明の場合と同じ14回で済む
が、中間ブロック62の上下両側でケーブル挿通路56
の径や列数が異なる場合を考慮すると、前述のように極
めて多くの種類の型を保有する必要があり、コストの点
からも実現性は低く、実際には図12に示した構造を取
らざるを得ない。
【0020】そして図10は、上述した本発明の埋設ケ
ーブル保護部材9を用いた、ケーブル埋設構造の長手方
向断面図を表している。図では説明の便宜上、埋設ケー
ブル保護部材9を一層のみ用いる場合で説明している。
また地表面等は図示していない。図示するように本発明
のケーブル埋設構造は、上面1側に、ケーブル23やケ
ーブル保護管11を装填しうる深さで長手方向に延びる
ケーブル装填用溝3が形成され、下面7がケーブル装填
用溝3の開口部を閉塞して上面1に重ね合わせ可能な形
状を有する埋設ケーブル保護部材9が、複数個の埋設ケ
ーブル保護部材9に跨がる長さの合成樹脂製のケーブル
保護管11が装填され且つケーブル装填用溝3の開口部
が閉塞された状態で一方向に複数個隣設して設置される
ことによって埋設ケーブル保護管路45が構成され、ケ
ーブル保護管11の内部にケーブル23が挿通された状
態でこの埋設ケーブル保護管路45全体が地中に埋設さ
れるものである。
【0021】ケーブル23を地中に埋設する場合には、
例えば歩道に沿って埋設ケーブルが敷設され、敷設方向
と交差する車道等が有る場合や、沿道のビル等に電力を
引き込む場合には、当該部分にハンドホールが設けられ
る。従って、この埋設ケーブル保護部材9が一方向に連
続して埋設されるのは、主にこのハンドホール間とな
る。そして、都市部では道路の交差点が多くこのハンド
ホールの間隔はせいぜい数十メートル程度であるので、
上記ケーブル装填用溝3に装填されるケーブル保護管1
1も、数十メートルの長さがあれば、途中に継ぎ目が存
在することなくハンドホール間を接続することができ
る。ハンドホールへのケーブル保護管11のつなぎ込み
は、当然ながら防水や防震構造が取られるので、ハンド
ホール間に継ぎ目を無くすことで、ケーブル部分への水
の浸入に対する信頼性を飛躍的に向上させることができ
る。ここで、ケーブル保護管11として金属製のものを
使用することも考えられるが、金属管の場合には容易に
曲がらないため、一方向に複数個隣設して設置された埋
設ケーブル保護部材9が少しでも蛇行していると、金属
管を溝3内に装填することはできない。従って極めて高
い精度が要求されるので、実際には工事現場の実態から
乖離したものとなり、その実現の可能性は低い。但し、
極めて高い精度が可能な設置場所や高精度が要求される
場合には、この限りではない。
【0022】ここで、本発明に使用される合成樹脂製の
ケーブル保護管11の好適な例として、図11の構造の
ものが挙げられる。図例のものは、長手方向に延びる硬
質材料からなる螺旋状の芯材11aの全外周部に、この
硬質材料よりも柔らかい周壁層11bを設けたものであ
る。そして芯材11aの断面形状は、略楕円形としてい
る。このような構造とすることにより、周壁層11bの
みが変形することによって曲がることが可能となり、し
かも芯材11aによってケーブル保護管11自体の強度
が確保される。すなわち、埋設ケーブルの保護管として
要求される強度と、曲がることによるケーブル装填用溝
3への装填時の良好な作業性とが両立できる。また、芯
材11aの断面形状が略楕円形であるので、ケーブル2
3を挿通する際に、図7に示した凸条33と同様の作用
が得られ、ケーブル被覆との間の摩擦を低減することが
できる。さらに、既設配管等の障害物を避けてケーブル
を埋設する場合、障害物の部分だけ埋設ケーブル保護部
材9を使用せず、このケーブル保護管11を曲げて障害
物を避け、当該部分に限りケーブル保護管11のみを埋
設させることもできる。この時には前述のように、芯材
11aによってケーブル保護管としての強度が確保され
る。従って障害物を避けるために、多種多様の複雑な形
状の埋設ケーブル保護部材9・・を準備する必要が無
く、この点でも工事の作業性とコストダウンに寄与でき
る。ここで、芯材11aの材質としては、可塑剤をほと
んど用いないか全く用いない非可塑化(硬質)のポリ塩
化ビニル樹脂が、周壁層11bについては、可塑剤を混
和した可塑化(軟質または半硬質)のポリ塩化ビニル樹
脂がそれぞれ好適である。ポリ塩化ビニル樹脂は、耐腐
食性や機械的強度に優れるとともに安価であるので、コ
ストダウンという観点から効果的なものとなる。しか
し、ポリ塩化ビニル樹脂の他にも、一般に管材に用いら
れる公知の合成樹脂であっても幅広く使用可能なことは
言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の優れた効果が得られる。本発明では、ケーブル挿通
路を深さ方向に多層形成する場合、ケーブル保護部材を
順に積み重ねていくが、このケーブル保護部材の下面は
ケーブル装填用溝の開口部を閉塞して重ね合わせ可能な
下面形状を有しているので、別のケーブル保護部材を上
に積み重ねるだけで、開口部が閉塞されたケーブル装填
用溝、すなわちケーブル挿通路が形成される。そして最
上部には蓋材が設けられる。従って、最後に積む蓋材を
含めても、n層のケーブル挿通路を形成する場合に必要
となるハンドリング回数は、n+1回となり、従来の分
割型多孔管の2×n回と比較すると、大幅に作業性が向
上する。一方ケーブル装填用溝内に、複数個の埋設ケー
ブル保護部材に跨がる長さのケーブル保護管を装填する
ことにより、ケーブル部分への水の浸入が確実に防止で
き、信頼性を飛躍的に向上させることができる。そして
このケーブル保護管は、埋設ケーブル保護部材の上面に
蓋材または別の埋設ケーブル保護部材を積む前に装填で
きるので、特に煩雑な作業が要求されるものでもない。
また、ケーブル保護管に合成樹脂製のものを用いると、
一方向に延びた埋設ケーブル保護部材(ケーブル装填用
溝)に多少の蛇行が有ったとしても、この蛇行に追随し
て曲げながら装填することができるので、極めて作業性
に優れたものとなる。しかも合成樹脂管であると工事現
場にリールに巻いた状態で供給できるので、できうるか
ぎり長尺のものが可能であり、ケーブルがつなぎ込まれ
るハンドホール間にケーブル保護管の継ぎ目が存在しな
い構造が可能となり、より一層の信頼性の向上が実現で
きる。またケーブル保護管に、長手方向に延びる硬質材
料からなる芯材の外周部に、この硬質材料よりも柔らか
い周壁層を設けたものを用いると、強度を確保した上で
障害物の回避も容易となる。さらに本発明では、上下方
向でケーブル装填用溝の径および数の異なるものを積み
上げなければないない場合でも、個々の埋設ケーブル保
護部材の幅が同じであれば順に積み上げるだけでよいの
で、従来の中間ブロックの場合と異なり、上下方向での
ケーブル装填用溝の径の組み合わせに対応すべく多くの
成形用型を保有する必要がなく、結果的にコスト低減に
つながる。このように本発明では、上述の〜の課題
を全て解決し、従来の分割型多孔管では得られなかった
特有の効果を得ることができ、従来の分割型多孔管の常
識を一新する極めて斬新なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の埋設ケーブル保護部材の構造を表す説
明用正面図
【図2】本発明の埋設ケーブル保護部材の構造を表す説
明用平面図
【図3】本発明の埋設ケーブル保護部材の構造を表す説
明用側面図
【図4】本発明の埋設ケーブル保護部材の構造を表す説
明用正面図
【図5】本発明の埋設ケーブル保護部材の構造を表す説
明用平面図
【図6】本発明の埋設ケーブル保護部材の構造を表す説
明用側面図
【図7】ケーブル装填用溝内に設けられる凸条の一例を
表す説明図
【図8】本発明の埋設ケーブル保護部材の構造を表す説
明用断面図
【図9】本発明の埋設ケーブル保護部材の地中への埋設
構造例を表す説明用断面図
【図10】本発明のケーブル埋設構造を表す説明図
【図11】本発明のケーブル埋設構造に用いるケーブル
保護管の構造例を表す説明用断面図
【図12】従来の分割型多孔管の構造を表す説明図
【図13】従来の分割型多孔管の構造を表す説明図
【符号の説明】
1 上面 3 ケーブル装填用溝 5 溝の開口部 7 下面 9 埋設ケーブル保護部材 11 ケーブル保護管 11a 芯材 11b 周壁層 13 底板 15 中央隔壁 17 側壁 19 蓋材 21 鍔部 23 ケーブル 25 嵌合凹部 27 嵌合凸部 29 止め金具 31 ボルト 33 凸条 35 雌ねじ受け用の穴 37 空間 39 板片 41 貫通穴 43 仕切り片 45 埋設ケーブル保護管路 48 分割型多孔管 50 溝 52 上ブロック 54 下ブロック 56 ケーブル挿通路 58 管体 60 半円状部材 62 中間ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面側に、ケーブルやケーブル保護管を装
    填しうる深さで長手方向に延びるケーブル装填用溝が形
    成され、下面がケーブル装填用溝の開口部を閉塞して上
    面に重ね合わせ可能な形状を有している埋設ケーブル保
    護部材。
  2. 【請求項2】ケーブル装填用溝の内周面に凸条を設けた
    請求項1記載の埋設ケーブル保護部材。
  3. 【請求項3】ケーブル装填用溝の内周面に低摩擦係数の
    コーティング層を形成した請求項1または2記載の埋設
    ケーブル保護部材。
  4. 【請求項4】上面側に、ケーブルやケーブル保護管を装
    填しうる深さで長手方向に延びるケーブル装填用溝が形
    成され、下面がケーブル装填用溝の開口部を閉塞して上
    面に重ね合わせ可能な形状を有している埋設ケーブル保
    護部材が、複数個の埋設ケーブル保護部材に跨がる長さ
    のケーブル保護管が装填され且つケーブル装填用溝の開
    口部が閉塞された状態で一方向に複数個隣設して設置さ
    れることによって埋設ケーブル保護管路が構成され、ケ
    ーブル保護管の内部にケーブルが挿通された状態でこの
    埋設ケーブル保護管路全体が地中に埋設されているケー
    ブル埋設構造。
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