JP2905708B2 - ハンドホール及び工事方法 - Google Patents

ハンドホール及び工事方法

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JP2905708B2
JP2905708B2 JP31023794A JP31023794A JP2905708B2 JP 2905708 B2 JP2905708 B2 JP 2905708B2 JP 31023794 A JP31023794 A JP 31023794A JP 31023794 A JP31023794 A JP 31023794A JP 2905708 B2 JP2905708 B2 JP 2905708B2
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楓 閻
泰夫 神田
富士男 林
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SANRETSUKU KK
Sumitomo Electric Industries Ltd
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SANRETSUKU KK
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新たな構造のハンドホ
ールとこれを地下に埋設しケーブルを挿通し処理するた
めの工事方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報あるいは電力等を伝送するためのケ
ーブルは美観あるいは信頼性の観点から地下に埋設する
要請が大きくなり、種々の方法が検討されている。従来
は例えば、特開昭57−59412号公報に示されてい
るようにマンホールまでケーブルを引き込み、ここで必
要に応じてケーブルを延長、分岐あるいは方向を変換す
る等の処理を施して地下ケーブルの布設を行なってい
た。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】このような方法を用いた場合は、各ハンド
ホール毎に作業者を配置しケーブルを監視しながら布設
するので、数十名の監視員を要する場合があり人件費が
かさみ、また工事の能率が上がらないという問題があっ
た。そこで本発明は、かかる問題点を解決したハンドホ
ールの構造及び工事方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるハンドホ
ールは、伝送用ケーブルを挿通する管路の間に設けられ
るハンドホールであって、上部に蓋を有する箱と、箱の
相対する側壁に夫々埋め込まれた複数本のパイプ状のソ
ケットと、ソケットの内径とほぼ等しい内径を有するU
字型の剛直な樋とが一体に形成され、前記ソケットは前
記箱の内側に突き出して設けられ、前記樋の下半円部の
内面が前記ソケット内面とほぼ水平になるように固定さ
れ、伝送用ケーブルを箱内に引き出し得ることを特徴と
し、前記ソケットは箱の外側にも突き出して設けられる
ことは管路あるいはU字型樋との接合が容易となり好ま
しい。
【0005】前記のハンドホールにおいて、U字型樋は
硬質プラスチックで形成されること、また、蓋及び箱は
レジンコンクリートで形成されることは軽量となるので
運搬がしやすくなり好ましい。
【0006】本発明に係わる工事方法は、伝送用ケーブ
ルを挿通する管路及びその間に設けられる上部に蓋を有
する箱と、箱の相対する側壁に夫々埋め込まれた複数本
のパイプ状のソケットと、ソケットの内径とほぼ等しい
内径を有するU字型の剛直な樋とが一体に形成され前記
ソケットは前記箱の内側に突き出して設けられ、前記樋
の下半円部の内面が前記ソケット内面とほぼ水平になる
ように固定して形成された複数のハンドホールを地下に
並べ、これらを接合して埋設する工程と、次いで前記管
路及びハンドホールの中に伝送用ケーブルを挿通する工
程と、必要に応じて伝送用ケーブルを箱内に引き出す工
程とを含むことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、本発明に係わるハンドホ
ールは予め工場等で組立てを完成させるので、組立作業
が容易となり大量生産に適する。また、現地ではハンド
ホールを直接所定の位置に配置し、管路を接続しながら
埋設しただけでケーブルを挿通することができ、さらに
後日、管路にケーブルを挿通するに際し、分岐等が必要
なハンドホールのみについてハンドホールの蓋をあけて
ケーブルを引き出し、その他のハンドホールについては
ハンドホールの蓋をあけることなく、あるいは監視員を
配置することなくそのまま使用できるので工事時間の大
幅な短縮と工事に要する人員を大幅に減少することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は地中に埋設された伝送用ケーブルを挿
通する管路4の間に設けられたハンドホール10の構成
を示す縦断面図であり、1は上部に蓋1−1を有する
箱、2は箱1の相対する側壁に夫々埋め込まれた複数本
のパイプ状ソケット、3はソケット2の内径とほぼ等し
い内径を有する断面がU字型樋3はその内面がソケット
2の内面とほぼ水平になるように固定されている。
【0009】箱1はコンクリートあるいはこれより軽量
なレジンコンクリートによって、また蓋1−1は通常鋳
鉄あるいはコンクリート等により構成される。これらは
地中に埋設されても外力に対抗しながらケーブルを処理
する空間を確保し、またケーブルあるいはその接続部を
外力から保護する。
【0010】ソケット2は硬質プラスチックあるいは金
属によって形成された円筒形をなし、箱1の相対する側
壁に夫々貫通して保持される。ソケット2の両端は壁面
から外側及び内側に突き出して固定され、管路4あるい
はU字型樋3との接合を容易にしている。
【0011】U字型樋3は軽量で取り扱い易い硬質プラ
スチックによって形成され、箱1の中においてソケット
2に固定されている。U字型樋3の高さはソケット2の
半径とほぼ等しいかそれより大きく、その内面はケーブ
ルを円滑に挿通するためにソケット2の内面とほぼ水平
となるように形成することが好ましい。例えば、ソケッ
ト2の端部の外周を図のように削り、また、対応する樋
3の端部外周を削ること、あるいはそれらの反対側を削
ることによって実現できる。温度伸縮を考慮して両端面
間には若干の間隙を設ける。このように組立た後、粘着
テープあるいは締め具等によって固定する。
【0012】ソケット2は箱1の外側にも突き出して設
けられ、図に示すように、例えばソケット2の端部の内
周を削り、対応する管路4の端部外周を削ってソケット
2と管路4の内面を水平に接合することができる。上記
のハンドホールの組立は予め工場等で完成させるので、
組立作業が容易となり大量生産に適する。
【0013】本発明に係わる工事方法は、伝送用ケーブ
ルを挿通する管路4及びその間に設けられる上部に蓋1
−1を有する箱1と、箱の相対する側壁の夫々埋め込ま
れた複数本のパイプ状のソケット2と、ソケットの内径
とほぼ等しい内径を有するU字型の剛直な樋3とが一体
に形成され、ソケット2は箱1の内側に突き出して設け
られ、U字型樋3はその内面がソケット2の内面とほぼ
水平になるように固定して形成された複数のハンドホー
ル10とを地下に並べ、これら4と10を接合して埋設
する第1の工程と、次いで管路4及びハンドホール10
の中に伝送用ケーブルを挿通する第2の工程と、必要に
応じて伝送用ケーブルを箱1内に引き出す第3の工程と
を含むものである。
【0014】上記のハンドホール10は予め工場等で組
立てられ、現地では特別な加工を施すことなく第1の工
程を行なうことができる。次いで、管路及びハンドホー
ルにケーブルを挿通するに際し、分岐等の処理を施す以
外のハンドホールについても現地では特別な加工を施す
ことなく挿通することができるので工事時間の大幅な短
縮と工事要員の大幅な減少をはかることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるハ
ンドホールは予め工場等で組立てを完成させるので、組
立作業が容易となり大量生産に適するという効果があ
る。また、現地ではハンドホールを直接所定の位置に配
置し、管路を接続しながら埋設しただけでケーブルを挿
通することができ、さらに後日、管路にケーブルを挿通
するに際し、分岐等が必要なハンドホールのみについて
ハンドホールの蓋をあけてケーブルを引き出し、その他
のハンドホールについてはハンドホールの蓋をあけるこ
となく、あるいは監視員を配置することなくそのまま使
用できるので工事時間の大幅な短縮と工事に要する人員
を大幅に減少することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】管路の間に設けられたハンドホールの構成を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1:箱 1−1:蓋 2:ソケット 3:U字型樋 4:管路 5:地面 10:ハンドホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 富士男 東京都板橋区成増二丁目18番3号 株式 会社サンレック内 (56)参考文献 特開 昭64−63906(JP,A) 特開 昭59−99919(JP,A) 特開 平2−111216(JP,A) 特開 平8−130812(JP,A) 実開 平5−29237(JP,U) 実開 平7−16540(JP,U) 実公 昭60−33702(JP,Y2) 実公 平2−10764(JP,Y2) 特公 昭40−5976(JP,B1) 実公 昭38−28155(JP,Y1) 実公 昭37−13969(JP,Y1) 実公 昭40−7008(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 9/00 - 9/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送用ケーブルを挿通する管路の間に設
    けられるハンドホールであって、上部に蓋を有する箱
    と、箱の相対する側壁に夫々埋め込まれた複数本のパイ
    プ状ソケットと、ソケットの内径とほぼ等しい内径を有
    するU字型の剛直な樋とがあらかじめ組み立てられ、前
    記ソケットは前記箱の内側に突き出して設けられ、前記
    樋の下半円部の内面が前記ソケット内面とほぼ水平にな
    るように固定され、伝送用ケーブルを箱内に引き出し得
    ることを特徴とするハンドホール。
  2. 【請求項2】 ソケットは箱の外側にも突き出して設け
    られたことを特徴とする請求項1に記載のハンドホー
    ル。
  3. 【請求項3】 樋は硬質プラスチックで形成されたこと
    を特徴とする請求項1に記載のハンドホール。
  4. 【請求項4】 蓋及び箱はレジンコンクリートで形成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載のハンドホール。
  5. 【請求項5】 伝送用ケーブルを挿通する管路及びその
    間に設けられる上部に蓋を有する箱と、箱の相対する側
    壁に夫々埋め込まれた複数本のパイプ状のソケットと、
    ソケットの内径とほぼ等しい内径を有するU字型の剛直
    な樋とが一体に形成され、前記ソケットは前記箱の内側
    に突き出して設けられ、前記樋の下半円部の内面が前記
    ソケット内面とほぼ水平になるように固定して形成され
    た複数のハンドホールを地下に並べ、これらを接合して
    埋設する工程と、次いで前記管路及びハンドホールの中
    に伝送用ケーブルを挿通する工程と、必要に応じて伝送
    用ケーブルを箱内に引き出す工程とを含むことを特徴と
    する工事方法。
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