JPH08130812A - ハンドホール及び工事方法 - Google Patents

ハンドホール及び工事方法

Info

Publication number
JPH08130812A
JPH08130812A JP27097694A JP27097694A JPH08130812A JP H08130812 A JPH08130812 A JP H08130812A JP 27097694 A JP27097694 A JP 27097694A JP 27097694 A JP27097694 A JP 27097694A JP H08130812 A JPH08130812 A JP H08130812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
box
socket
handhole
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27097694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaede En
楓 閻
Yasuo Kanda
泰夫 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP27097694A priority Critical patent/JPH08130812A/ja
Publication of JPH08130812A publication Critical patent/JPH08130812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新たな構造のハンドホールとこれを地下に埋
設しケーブルを挿通し処理するための工事方法に関す
る。 【構成】 伝送用ケーブルを挿通する管路4の間に設け
られるハンドホール10であって、上部に蓋1−1を有
する箱1と、箱の相対する側壁に夫々埋め込まれた複数
本のパイプ状のソケット2と、ソケットの内径とほぼ等
しい内径を有する2つ割れの剛直なパイプ3とを備え、
ソケット2は箱1の内側に突き出して設けられ、2つ割
れパイプ3はその内面がソケット2の内面とほぼ均一に
なるように、かつ、ソケット2に対して取り外し可能に
固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新たな構造のハンドホ
ールとこれを地下に埋設しケーブルを挿通し処理するた
めの工事方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報あるいは電力等を伝送するためのケ
ーブルは美観あるいは信頼性の観点から地下に埋設する
要請が大きくなり、種々の方法が検討されている。従来
は例えば、特開昭57−59412号公報に示されてい
るようにマンホールまでケーブルを引き込み、ここで必
要に応じてケーブルを延長、分岐あるいは方向を変換す
る等の処理を施して地下ケーブルの布設を行なってい
た。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】このような方法を用いた場合は、各マンホ
ール毎に作業者を配置し、ケーブルを監視しながら布設
するので人件費がかさみ、また工事の能率が上がらない
という問題があった。そこで本発明は、かかる問題点を
解決したハンドホールの構造及び工事方法を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるハンドホ
ールは、伝送用ケーブルを挿通する管路の間に設けられ
るハンドホールであって、上部に蓋を有する箱と、箱の
相対する側壁に夫々埋め込まれた複数本のパイプ状のソ
ケットと、ソケットの内径とほぼ等しい内径を有する2
つ割れの剛直なパイプとを備え、前記ソケットは前記箱
の内側に突き出して設けられ、前記2つ割れパイプはそ
の内面が前記ソケット内面とほぼ均一になるように、か
つ、ソケットに対して取り外し可能に固定され、必要に
応じてケーブルを引き出し得ることを特徴とし、前記ソ
ケットは箱の外側にも突き出して設けられることは管路
あるいは2つ割れパイプとの接合が容易となり好まし
い。
【0005】前記のハンドホールにおいて、2つ割れパ
イプは硬質プラスチックで形成されること、また、蓋及
び箱はレジンコンクリートで形成されることは軽量とな
るので運搬がしやすくなり好ましい。
【0006】本発明に係わる工事方法は、伝送用ケーブ
ルを挿通する管路及びその間に設けられる上部に蓋を有
する箱と、箱の相対する側壁に夫々埋め込まれた複数本
のパイプ状のソケットと、ソケットの内径とほぼ等しい
内径を有する2つ割れの剛直なパイプとを備え、前記ソ
ケットは前記箱の内側に突き出して設けられ、前記2つ
割れパイプはその内面が前記ソケット内面とほぼ均一に
なるように、かつ、ソケットに対して取り外し可能に固
定して形成された複数のハンドホールとを地下に並べ、
これらを接合して埋設する工程と、次いで前記管路及び
ハンドホールの中に伝送用ケーブルを挿通する工程と、
その後、所要のハンドホールの蓋及び2つ割れパイプを
取り除き伝送用ケーブルを引き出す工程とを含むことを
特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、本発明に係わるハンドホ
ールは予め工場等で組立てを完成させるので、組立作業
が容易となり大量生産に適する。また、現地ではハンド
ホールを直接所定の位置に配置し、管路を接続しながら
埋設しただけでケーブルを挿通することができ、さらに
後日、管路にケーブルを挿通するに際し、分岐等が必要
なハンドホールのみについてハンドホールの蓋をあけて
ケーブルを引き出し、その他の中間部のハンドホールに
ついてはハンドホールの蓋をあけることなく、あるいは
監視員を配置することなくそのまま使用できるので工事
時間の大幅な短縮と工事に要する人員を大幅に減少する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は地中に埋設された伝送用ケーブルを挿
通する管路4の間に設けられたハンドホール10の構成
を示す断面図であり、1は上部に蓋1−1を有する箱、
2は箱1の相対する側壁に夫々埋め込まれた複数本のパ
イプ状ソケット、3はソケット2の内径とほぼ等しい内
径を有する2つ割れの剛直なパイプであり、ソケット2
は箱1の内側に突き出して設けられ、2つ割れパイプ3
はその内面がソケット2の内面とほぼ均一になるよう
に、かつ、口金2に対して取り外し可能に固定されてい
る。
【0009】箱1はコンクリートあるいはこれより軽量
なレジンコンクリートによって、また蓋1−1は通常鋳
鉄あるいはコンクリート等により構成される。これらは
地中に埋設されても外力に対抗しながらケーブルを処理
する空間を確保し、またケーブルあるいはその接続部を
外力から保護する。
【0010】ソケット2は硬質プラスチックあるいは金
属によって形成された円筒形をなし、箱1の相対する側
壁に夫々貫通して保持される。ソケット2の両端は壁面
から外側及び内側に突き出して固定され、管路4あるい
はパイプ3との接合を容易にしている。
【0011】パイプ3は軽量で取り扱い易い硬質プラス
チックによって2つに縦割れ状態に分割して形成され、
箱1の中においてソケット2に着脱が容易に形成されて
いる。さらに、ソケット2とパイプ3の内面はケーブル
を円滑に挿通するためにほぼ均一となるように形成され
ている。例えば、ソケット2の端部の外周を図のように
削り、また、対応するパイプ3の端部外周を削ることに
よって実現できる。温度伸縮を考慮して両端面間には若
干の間隙を設ける。このように組立た後、粘着テープあ
るいは締め具等によって固定する。
【0012】ソケット2は箱1の外側にも突き出して設
けられ、図に示すように、例えばソケット2の端部の内
周を削り、対応する管路4の端部外周を削ってソケット
2と管路4の内面を均一に接合することができる。上記
のハンドホールの組立は予め工場等で完成させるので、
組立作業が容易となり大量生産に適する。
【0013】本発明に係わる工事方法は、伝送用ケーブ
ルを挿通する管路4及びその間に設けられる上部に蓋1
−1を有する箱1と、箱の相対する側壁に夫々埋め込ま
れた複数本のパイプ状のソケット2と、ソケットの内径
とほぼ等しい内径を有する2つ割れの剛直なパイプ3と
を備え、ソケット2は箱1の内側に突き出して設けら
れ、2つ割れパイプ3はその内面がソケット2の内面と
ほぼ均一になるように、かつ、ソケットに対して取り外
し可能に固定して形成された複数のハンドホール10と
を地下に並べ、これら4と10を接合して埋設する第1
の工程と、次いで管路4及びハンドホール10の中に伝
送用ケーブルを挿通する第2の工程と、その後、所要の
ハンドホールの蓋1−1及び2つ割れパイプ3を取り除
き伝送用ケーブルを引き出す第3の工程とを含むもので
ある。
【0014】上記のハンドホール10は予め工場等で組
立てられ、現地では特別な加工を施すことなく第1の工
程を行なうことができる。次いで、管路及びハンドホー
ルにケーブルを挿通するに際し、分岐等の処理を施す以
外のハンドホールについても現地では特別な加工を施す
ことなく挿通することができるので工事時間の大幅な短
縮と工事要員の大幅な減少をはかることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるハ
ンドホールは予め工場等で組立てを完成させるので、組
立作業が容易となり大量生産に適するという効果があ
る。また、現地ではハンドホールを直接所定の位置に配
置し、管路を接続しながら埋設しただけでケーブルを挿
通することができ、さらに後日、管路にケーブルを挿通
するに際し、分岐等が必要なハンドホールのみについて
ハンドホールの蓋をあけてケーブルを引き出し、その他
の中間部のハンドホールについてはハンドホールの蓋を
あけることなく、あるいは監視員を配置することなくそ
のまま使用できるので工事時間の大幅な短縮と工事に要
する人員を大幅に減少することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】管路の間に設けられたハンドホールの構成を示
す断面図である。
【符号の説明】
1:箱 1−1:蓋 2:ソケット 3:2つ割れパイプ 4:管路 5:地面 10:ハンドホール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送用ケーブルを挿通する管路の間に設
    けられるハンドホールであって、 上部に蓋を有する箱と、箱の相対する側壁に夫々埋め込
    まれた複数本のパイプ状のソケットと、ソケットの内径
    とほぼ等しい内径を有する2つ割れの剛直なパイプとを
    備え、前記ソケットは前記箱の内側に突き出して設けら
    れ、前記2つ割れパイプはその内面が前記ソケット内面
    とほぼ均一になるように、かつ、ソケットに対して取り
    外し可能に固定され、必要に応じてケーブルを引き出し
    得ることを特徴とするハンドホール。
  2. 【請求項2】 ソケットは箱の外側にも突き出して設け
    られたことを特徴とする請求項1に記載のハンドホー
    ル。
  3. 【請求項3】 2つ割れパイプは硬質プラスチックで形
    成されたことを特徴とする請求項1に記載のハンドホー
    ル。
  4. 【請求項4】 蓋及び箱はレジンコンクリートで形成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載のハンドホール。
  5. 【請求項5】 伝送用ケーブルを挿通する管路及びその
    間に設けられる上部に蓋を有する箱と、箱の相対する側
    壁に夫々埋め込まれた複数本のパイプ状のソケットと、
    ソケットの内径とほぼ等しい内径を有する2つ割れの剛
    直なパイプとを備え、前記ソケットは前記箱の内側に突
    き出して設けられ、前記2つ割れパイプはその内面が前
    記ソケット内面とほぼ均一になるように、かつ、ソケッ
    トに対して取り外し可能に固定して形成された複数のハ
    ンドホールとを地下に並べ、これらを接合して埋設する
    工程と、次いで前記管路及びハンドホールの中に伝送用
    ケーブルを挿通する工程と、その後、所要のハンドホー
    ルの蓋及び2つ割れパイプを取り除き伝送用ケーブルを
    引き出す工程とを含むことを特徴とする工事方法。
JP27097694A 1994-11-04 1994-11-04 ハンドホール及び工事方法 Pending JPH08130812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27097694A JPH08130812A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 ハンドホール及び工事方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27097694A JPH08130812A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 ハンドホール及び工事方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08130812A true JPH08130812A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17493662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27097694A Pending JPH08130812A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 ハンドホール及び工事方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08130812A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08130812A (ja) ハンドホール及び工事方法
JPH1193191A (ja) マンホール等と管路の接続構造
EP0047291A1 (en) Fire sealing of leads-through for conduits
JPH08168154A (ja) ハンドホール及び工事方法
JP4919646B2 (ja) マンホール構造及びケーブル敷設方法
KR100968600B1 (ko) 콘크리트 벽체에 관로구를 형성하는 방법 및 이 방법에사용되는 방수관
JP3497383B2 (ja) マンホールと管との接続構造およびその接続方法
KR102366475B1 (ko) 예비홀용 관로구 연결장치
JP2803585B2 (ja) ハンドホール
JP2005012978A (ja) 作業用ボックスへのケーブルの通線構造、ノックアウトジョイント、並びにノックアウト後の作業用ボックスと管路との接続方法
JPS6343514A (ja) 管路分岐用継手
KR200335880Y1 (ko) 맨홀의 관로구 결속구조체
JP3123876B2 (ja) リブ付きパイプ用マンホール継手
KR200265424Y1 (ko) 맨홀 관로구조
JP2002174365A (ja) 配管構造、配管基礎および配管基礎の施工方法
JPH0722992Y2 (ja) 地中埋設ケーブル等の接続用ボックス
EP0047770A1 (en) DEVICE FOR LAYING A PIPE THROUGH A FIRE-SAFE DUCT.
JP2002171630A (ja) 地中埋設管路の補修方法及び半割補修継手
JP2975988B2 (ja) ケーブル埋設管路の地中箱及びその接続パネル
JP2000170958A (ja) 管体と地中構造物との接続構造
JP2002330513A (ja) 通信ケーブル用配管の増設工法
JP2000291032A (ja) トンネル終端の函体と立坑との接合部およびその施工方法
FI85431B (fi) Ledningskonstruktion foer en eldistributions- och/eller informationsfoerbindelse.
JPH0458254B2 (ja)
JP3044243B2 (ja) ケーブル地中敷設用管路