JP2022092696A - U字溝ブロック及びu字溝ブロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーブル類や流体の管等を曲げた状態で収容案内する際のU字溝を簡易な作業で低コストに製造し、確実に接合し、耐久性も高いU字溝列を構成し得るU字溝ブロック及びU字溝装置を提供する。【解決手段】コンクリートを成型して構成される断面コ字状で上部を開口して地中に設置されるU字溝ブロック1であり、流れ方向に直線状に伸びる主U字溝部5と、その両端に一体接合で延設され直線状に伸びる第1、第2副U字溝部6,7とを有し、主U字溝部5と第1、第2副U字溝部6,7は平面視で所要の角度を有して接合され、さらに、主U字溝部5と第1、第2副U字溝部6,7全体がコンクリート一体成形体である。曲がり部分の対応を両端に角度部Gを有するコンクリート一体成型体により構成して連結強度、止水・耐久性に優れると共に低コスト、短期にU字溝ブロック列を構成可能とする。【選択図】図1
Description
本発明は、U字溝ブロック及びU字溝ブロック装置に関する。
近時、地上景観の保全のため地上の電柱や上空の電線を地下空間に収容する共同溝の設置が進められている。共同溝は、電話、電気、ガス、上・下水道などのライフラインのうち、電話局間、変電所間、浄水場間等を結ぶ主要な幹線を収容する共用の管路施設であり、これによって道路の掘り返し工事の防止、地震災害に強い首都圏づくり、ライフラインの安全性の確保、工事渋滞の軽減、環境の保全を図ろうとするものである。そして、共同溝を含む共同溝システムでは、電話、電気、ガス、上・下水道などのケーブルや管路等を収容した共同溝に宅地への供給ケーブルを接続したり分岐させる特殊部、宅地への供給ケーブルを収容する引込管、電力の変圧器などを収容する地上機器ボックス等が接続されて設置される。
一方、5G、6G等の電気通信の高速大容量化に伴って通信サービス地域が飛躍的に拡大し、電力と電気通信のケーブル類を収容する電力通信管路部を単独で地中に埋設して通信等ニーズを満たす構想の元、実施が進みつつある。この場合、電力通信管路部の保護機能を失っていずれかのケーブルを断線、損傷等した場合の電力、通信関係の被害は甚大であり、また、二次的あるいは派生的事故も生じ得る懸念があって、社会的な問題となり得る。従来、この電力通信管路部として上面を開口した断面U字形状のコンクリートブロックを用い、外力や外部環境からの保護を図ろうとする考えがある。一方、電力通信管路部の地中敷設に際し、図9に示すように既設の建物や設置物、水、ガス配管等障害物310を避けるために電力通信管路500を途中で曲げて迂回して設置せざるを得ない場合がある。この場合、通信ケーブルは敷設の途中で引込線312を介してビルや住居その他の通信サービスが必要な施設314に分岐してサービス提供されるが、曲率半径が大の例えば10メートル等の緩やかな曲がり部分316において通信ケーブルの分岐敷設が必要となる場合が少なくない。従来、コンクリート製のU字溝ブロックについて、特許文献1の提案がなされている。
特許文献1は、断面U字形の短い直線部の少なくとも一端に、任意角度の曲がり部を延設してなる曲がり側溝ブロック、に関し、水路の曲がり部分において、一端に流入側を接続し、他端に流出側を接続すれば、曲がり部の角度を適切に選定することで、任意の相対角度の曲がり部分を形成することができる、とするものである。しかしながら、特許文献1の側溝ブロックは、結局平面視での曲がり部分に相当するR状あるいは曲面部を有するコンクリートブロックを製作する必要がある。ところで、平面視曲面部を有するコンクリートブロックは、型枠成型、脱型等の操作が容易ではなく製作時間もかかり高コストとなる難点があった。さらに、図10(a)、(b)、(c)に示すように、平面視での仮想線VLで示した曲がり部分に対応するU字溝管路は、曲がり部内側nの側壁長さnLは曲がり部外側uの側壁長さuLより短くなるため、直線状に伸びるU字溝の端部を図10(a)、(b)、図11のように変則に斜めに切断し、切断したU字溝K‘,L’の切口同士を接合して管路を構築する方法もあるが、切断端面が正しく合致しなかったり、接合部分からの漏水等を生じて管路どうしを確実に接合できず、管路の保護機能を実現できない問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、ケーブル類や流体の管等を所要の曲率で曲げた状態で収容案内するに際し、保護案内管路にコンクリート成型によるU字溝ブロックを用いて確実に接合し装置全体の耐久性も高く、さらに低コスト製造が可能であり、通信等ケーブル類の保護機能に優れたU字溝ブロック及びU字溝装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、コンクリートを成型して構成される断面コ字状で上部を開口したU字溝ブロックであり、流れ方向に直線状に伸びる主U字溝部5と、その両端に一体接合で延設され直線状に伸びる第1、第2副U字溝部6,7とを有し、主U字溝部5と第1、第2副U字溝部6,7は平面視で所要の角度θを有して接合され、さらに、主U字溝部5と第1、第2副U字溝部6,7全体がコンクリート一体成形体であるU字溝ブロック1から構成される。
その際、主U字溝部5と第1、第2副U字溝部6,7との接合部は平面視でそれぞれ90度<接合角<180度の角度で一体接合される角度部Gを形成するとよい。
また、第1、第2副U字溝部6,7の溝流れ方向長さQ,Sは中央U字溝部5の溝流れ方向長さ2Pより小さいこととしてもよい。
さらに、第1、第2副U字溝部6,7の端面10,11は、それらに接合される
他のU字溝ブロックの副U字溝部の端面と共に、U字溝の壁面に対して直角断面形
状の端面であるとよい。
他のU字溝ブロックの副U字溝部の端面と共に、U字溝の壁面に対して直角断面形
状の端面であるとよい。
また、第1、第2副U字溝部6,7の端面に直角断面形状の端面どうしを接合連
結するための嵌合部12が設けられるとなおよい。
結するための嵌合部12が設けられるとなおよい。
また、U字溝ブロック1は、電力通信管路を収容する地下管路用のブロックであり、主U字溝部5の側壁3,4に分岐管通線用の打抜き部14が設けられてもよい。
また、本発明は、上記のU字溝ブロック1同士をそれぞれ第1、第2副U字溝部
6,7の端面10,11どうしを接合して連結してなるU字溝ブロック装置から構
成される。
6,7の端面10,11どうしを接合して連結してなるU字溝ブロック装置から構
成される。
その際、主U字溝部5の側壁3,4に分岐管通線用の打抜き部14が設けられたU字溝ブロック1を含むU字溝ブロック装置であり、打ち抜き部14の打ち抜き後に通信線の本線からR状に側壁外部に引き出すように案内する分岐管装置を設けるとよい。
本発明のU字溝ブロック及びそれを用いたU字溝装置によれば、主U字溝部と角度部を有してその両端に接合した第1、第2副U字溝部をコンクリ―ト一体成型体として構成することにより、曲率を生じる部分は予め角度部Gにおいてコンクリート一体成型構成で吸収し、連結部分は 第1、第2副U字溝部6,7の側壁の直交断面形状の端面同士の接合で連結することにより、U字溝ブロックの製造を簡単に行え、また、製造時間短縮、製造コスト低減の他、各U字溝ブロックの強固な連結と、U字溝ブロック装置の耐久性を向上させることができる。
以下添付図面を参照しつつ本発明のU字溝ブロック及びU字溝ブロック装置の実施形態について説明する。本実施形態のU字溝ブロックは、電力、通信ケーブル管路を収容し保護するU字溝ブロックについて説明しているが、本発明のU字溝ブロックは、上下水道、ガス管路なども同時に収容して保護する共同溝についても適用することができる。その他、通常の上下水道、ガス管路その他の流体管路等収容のU字溝についても適用することができる。
図1は、本発明の実施形態によるU字溝ブロック1の斜視図であり、U字溝ブロック1は、コンクリートを型枠内に流し込んで固化形成したコンクリートの一体成型体である。実施形態のU字溝ブロック1は図5に示すように断面がコ字枠形であり、方形厚板状の底部2とその両側に縦に起立する側壁3、4と、を含み、コ字形状の内側の収容部空間Sにケーブル管路等が収容配置される。コ字枠の上面は開口しており、内部に収容物を収容後、地中に敷設する際、溝蓋を嵌合させて収容物を保護する。
本実施形態では、コ字枠のU字溝ブロック1の内側に電力や通信ケーブルを含む種々の管路がU字溝ブロックの長手方向に横たわる状態で収容される。実施形態のU字溝ブロック1は、電力ケーブルや通信ケーブル等の長尺管路を収容して例えば地中において外力や環境から保護するものであり、通常は地中に設置される。
実施形態において、U字溝ブロック1は、図2に示すように、主U字溝部5と、第1、第2副U字溝部6,7と、を含む。
主U字溝部5は、内側に収納部空間Sを有してコ字状断面を例えば収容部空間S内を液体の流れとするとこの流れ方向に直線状に延設したブロック部分であり、U字溝ブロックの中央に位置される。主U字溝部5の両側壁5a、5bのうちの少なくとも1つの側壁5aには後述する打抜き部14が設けられている。
図2において、U字溝ブロック1の上側を曲がり外側200、同ブロックの下側を曲がり内側300とすると、外側壁5aの長さは、曲がりの中心側である内側壁5bの長さよりも長く設定されている。すなわち、内側壁5bの長さは、曲がりの外側である外側壁5aの長さよりも短く設定されている。主U字溝部5の側壁の直交断面方向の中心線xとすると、外側壁5aのx分割長さP,Pはそれぞれ内側壁5bのx分割長さR,Rよりそれぞれ長く設定される。
図2において、主U字溝部5の両端に第1、第2副U字溝部6,7が一体成型で連結されている。第1、第2副U字溝部6,7はそれぞれ一端側を主U字溝部5のいずれかの端面に一体接合され、それら自体も流れ方向に直線状に伸びて形成されている。主U字溝部5と第1、第2副U字溝部6,7とのそれぞれの接合部は平面視で所要の曲がり方向角度で接合されている。すなわち、それぞれの接合部に2つの角度部Gが設けられて接合されている。主U字溝部5と第1、第2副U字溝部6,7との接合部における曲がり角度は、90度<接合角<180度の角度で設定される。この角度部Gを設けた一体成型U字溝ブロックはケーブル等収容物を曲線状に収容案内する曲線部分に敷設する際に用いられる場合が多く、実際には、数メートルから十メートルを超える程度の大きな曲率半径の曲がり部分に適用される場合が多い。図1~図11はそのような曲率自体が小さな曲がり部分に対応した角度部Gを想定しており、図は本願のブロックについての発明の理解を容易にするために誇張して角度を大きく設定して表示している。
実際の曲がり角度は、現場の状況に応じて設定されるが、例えば図9のように障害物を避けるための場合などは、半径10メートル程度の大曲率のカーブが必要となる場合が多いと考えられる。
図2において、第1副U字溝部6の外側壁6a流れ方向長さは、内側壁6bの長さよりも長く設定されていると共に、第2副U字溝部7の外側壁7a流れ方向長さは、内側壁7bの長さよりも長く設定されている。そして、図2のようなU字溝ブロックの副U字溝部の端面同士を所要個数連結接合して各施工現場での曲げ曲率に対応した曲げ状態で収容物を保護案内する。
図2において、第1、第2副U字溝部6,7の溝流れ方向長さQ、Q、T、Tは、主U字溝部5の溝流れ方向長さ2P、2Rより小さく設定されている。そして、U字溝ブロック1どうしを連結接合する際には、主U字溝部5の両側の副U字溝部の端面どうしを連結接合させて例えば大きな曲率の曲がり部分のケーブル収容案内を行う。U字溝ブロック自体は主U字溝部5の両側に角度部Gを形成した副U字溝部6,7のコンクリート一体成型によりブロックの製作精度を保持し、曲がり部を形成しつつ連結部分の連結強度、止水性能も保持する。
図2のU字溝ブロックを曲がり外側から見た正面図である図3において、ブロック側壁の横幅全長(第1、第2副U字溝部6,7の流れ直線長さと、主U字溝部5の流れ直線長さの和(2×Q+2×P)は、例えば1020mm、曲がり内側から見た正面図である図4において、ブロック側壁の横幅全長(2×T+2×R)は、例えば970mmに設定されている。なお、第1、第2副U字溝部6,7の流れ方向長さは同じに設定しても異ならせて設定してもよい。
図6において、第1、第2副U字溝部6,7の端面10,11には嵌合部12が設けられている。嵌合部12は、連結すべき他の副U字溝部との連結時に相互に嵌合して強固に連結する部位であり、左右に雄雌の連結用インサート部材9、その他の図示しない補助インサート部材を含む。また、端面10,11には嵌合作業を円滑に行うための位置決め用ガイドピン8、止水用パッキン13が取り付けられている。また、図1でU字溝ブロックの両側壁の上端部には溝蓋の位置決め穴40が設けられている。
図6の第1、第2副U字溝部の端面10,11は、U字溝の壁面に対して直角断面形状の端面で形成されている。すなわち、図10のように平面視で曲がり内側の壁面長さが曲がり外側の壁面長さより小さくなるように斜めに切断する端面ではなく、壁面に直交する方向の断面形状を端面としている。したがって、別々にコンクリートを成型固化したU字溝ブロックであっても、端面同士が付き合わせられた状態で合致し、連結部分での破損や漏水等事故が生じ難い。
図1、3、4において、主U字溝部5の側壁3,4に分岐管通線用の打抜き部14が設けられている。打抜き部14は、常時は通常の側壁3,4として収容物の収容保護案内機能を行いつつ必要に応じてU字溝部の内側から外側に向けて叩打して打抜き孔を穿孔し、形成された孔に分岐ケーブルの通線案内用の分岐管を嵌着させる分岐路形成手段である。
打ち抜き部14は、主U字溝部5の側壁3,4に埋め込まれて側壁と一体化されたコマ部材15を含む。コマ部材15は、例えば、コンクリート等で予め所定の立体形状に形成され、両端面が主U字溝部の側壁3,4の上下中間位置で内外面に露出した状態で埋設されるように側壁に一体的に形成されている。より具体的には、コマ部材15は、例えば、主U字溝部5の側壁3,4の内側から外側に向けて次第に大きくなるようなテーパ形状で、かつ側壁の厚み方向に沿った縦断面が略台形状となる略長円錐台形状に設けられている。コマ部材15は、側壁3,4の長手方向に沿って長く設けられており、結果、コマ部材15が離脱された際に形成される貫通孔の形状は同様に側壁の長手方向に沿って長い長円形状である。そして、この打抜き貫通孔に嵌合する支持部16と、分岐案内管17を一体化した分岐管装置18が嵌着されて側壁と一体化される。
図8は、図1~図7に示すU字溝ブロック1を相互に連結して構成するU字溝装置20を概略で示した一部省略概略構成説明図であり、各U字溝ブロック1の第1、第2副U字溝部6,7の端面どうしを側壁面に直交する直角断面形状の端面同士を接合しながら内部に収容するケーブル類50を曲線状に収容案内させることができる。この際、曲率を生じる部分は予め角度部Gにおいてコンクリート一体成型で形成しているから、第1、第2副U字溝部6,7の側壁の直交断面形状の端面同士の接合で連結することができ、U字溝ブロックの製造を簡単に行え、また、製造時間短縮、製造コスト低減の他、各U字溝ブロックの強固な連結と、U字溝ブロック装置の耐久性を向上させることができる。なお、実際に施工する場合には、現場の曲がり状況に応じた仮想曲線を設定し、これにU字溝ブロックの平面視で両側壁の中心位置が該曲線上に位置するように配置させてU字溝ブロックのサイズを決定することができる。
以上説明した主U字溝部5と第1、第2副U字溝部6,7との接合部は平面視でそれぞれ90度<接合角<180度の角度で一体接合される角度部Gを形成することにより、U字溝のR状あるいは曲線状敷設の際にこれらの曲線部分をコンクリート一体成型により構成するから、連結強度に優れたU字溝ブロック列の装置を構築し得る上に、製造容易、製造時間短縮、コスト削減に資する。
また、第1、第2副U字溝部の溝流れ方向長さは中央U字溝部の溝流れ方向長さより小さい構成とすることにより、主U字溝部と各副U字溝部との角度を有する一体成型連結で収容物の曲がり案内保護を実現することができる。
さらに、第1、第2副U字溝部の端面は、それらに接合される他のU字溝ブロッ
クの副U字溝部の端面と共に、U字溝の壁面に対して直角断面形状の端面であるか
ら、これらの部位を有するU字溝ブロック自体の製造が容易であるばかりでなく、
接続強度や止水性能にも優れる。
クの副U字溝部の端面と共に、U字溝の壁面に対して直角断面形状の端面であるか
ら、これらの部位を有するU字溝ブロック自体の製造が容易であるばかりでなく、
接続強度や止水性能にも優れる。
また、第1、第2副U字溝部の端面に直角断面形状の端面どうしを接合連結するための嵌合部が設けられているから、嵌合部を介して直角断面形状の端面どうしを接合連結する際に高い強度と止水性能を保持し得る。
また、U字溝ブロックは、電力通信管路を収容する地下管路用のブロックであり、主U字溝部の側壁に分岐管通線用の打抜き部が設けられていることにより、曲がり部分に収容するケーブル類の引込接続が必要な場合に簡単に、短期間で分岐してケーブル等の分岐案内をすることができる。
また、上記のU字溝ブロック同士をそれぞれ第1、第2副U字溝部の端面どうしを接合して連結することにより、低コスト、短期間で製造でき、また、強固な連結強度を有するU字溝ブロック装置を構成することができる。
また、主U字溝部の側壁に分岐管通線用の打抜き部が設けられたU字溝ブロックを含むU字溝ブロック装置であり、
打ち抜き部の打ち抜き後に通信線の本線からR状に側壁外部に引き出すように案内する分岐路形成管を設けたU字溝ブロック装置とすることで、曲がり部分に収容するケーブル類の引込接続が必要な場合に簡単に、短期間で分岐してケーブル等の分岐案内をすることができる。
打ち抜き部の打ち抜き後に通信線の本線からR状に側壁外部に引き出すように案内する分岐路形成管を設けたU字溝ブロック装置とすることで、曲がり部分に収容するケーブル類の引込接続が必要な場合に簡単に、短期間で分岐してケーブル等の分岐案内をすることができる。
本発明のU字溝ブロック及びU字溝ブロック装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質を逸脱しない範囲において、他の実施形態を用いるようにしてもよい。
本発明のU字溝ブロック及びU字溝ブロック装置
は、電力、通信ケーブル用管路収容案内ばかりでなく、上下水道、ガス管路等の曲がり部分の収容案内についても有効に利用できる。
は、電力、通信ケーブル用管路収容案内ばかりでなく、上下水道、ガス管路等の曲がり部分の収容案内についても有効に利用できる。
1 U字溝ブロック
3,4 側壁
5 主U字溝部
6 第1副U字溝部
7 第2副U字溝部
S 収容部空間
10 第1副U字溝部の端面
11 第2副U字溝部の端面
12 嵌合部
14 打ち抜き部
G 角度部
3,4 側壁
5 主U字溝部
6 第1副U字溝部
7 第2副U字溝部
S 収容部空間
10 第1副U字溝部の端面
11 第2副U字溝部の端面
12 嵌合部
14 打ち抜き部
G 角度部
Claims (8)
- コンクリートを成型して構成される断面コ字状で上部を開口したU字溝ブロックであり、
流れ方向に直線状に伸びる主U字溝部と、
その両端に一体接合で延設され直線状に伸びる第1、第2副U字溝部とを有し、
主U字溝部と第1、第2副U字溝部は平面視で所要の角度を有して接合され、
さらに、主U字溝部と第1、第2副U字溝部全体がコンクリート一体成形体であることを特徴とするU字溝ブロック。 - 主U字溝部と第1、第2副U字溝部との接合部は平面視でそれぞれ90度<接合角<180度の角度で一体接合される角度部を形成することを特徴とする請求項1記載のU字溝ブロック。
- 第1、第2副U字溝部の溝流れ方向長さは中央U字溝部の溝流れ方向長さより小さいことを特徴とする請求項1又は2記載のU字溝ブロック。
- 第1、第2副U字溝部の端面は、それらに接合される他のU字溝ブロックの副U
字溝部の端面と共に、U字溝の壁面に対して直角断面形状の端面であることを特徴
とする請求項1ないし3のいずれかに記載のU字溝ブロック。 - 第1、第2副U字溝部の端面に直角断面形状の端面どうしを接合連結するための
嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項4記載のU字溝ブロック。 - U字溝ブロックは、電力通信管路を収容する地下管路用のブロックであり、主U字溝部の側壁に分岐管通線用の打抜き部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のU字溝ブロック。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載のU字溝ブロック同士をそれぞれ第1、第2
副U字溝部の端面どうしを接合して連結してなるU字溝ブロック装置。 - 主U字溝部の側壁に分岐管通線用の打抜き部が設けられた請求項6記載のU字溝ブロックを含むU字溝ブロック装置であり、
打ち抜き部の打ち抜き後に通信線の本線からR状に側壁外部に引き出すように案内する分岐路形成管を設けたことを特徴とするU字溝ブロック装置。
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-
2020
- 2020-12-11 JP JP2020205553A patent/JP2022092696A/ja active Pending
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