JPH0831542A - 端子付き電線の反転,移載方法及び装置 - Google Patents

端子付き電線の反転,移載方法及び装置

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JPH0831542A
JPH0831542A JP16932794A JP16932794A JPH0831542A JP H0831542 A JPH0831542 A JP H0831542A JP 16932794 A JP16932794 A JP 16932794A JP 16932794 A JP16932794 A JP 16932794A JP H0831542 A JPH0831542 A JP H0831542A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線クリップから端子付き電線を所定角度反
転して電線クリップへ移載する端子付き電線の反転,移
載方法及び装置を提供することを目的とする。 【構成】 電線クリップ15の一対の挟持腕18に端子
10付き電線9を挟持し、一対の把持爪26とブレード
45を有する移載ハンド25を挟持腕18に接近させ、
ブレード45の押し付け力により挟持腕18を開くと共
に、把持爪26を電線9把持可能な位置に移動して閉鎖
して電線9を把持爪26に移載し、把持爪26を所定角
度回動して電線9のない他の挟持腕18に接近し、ブレ
ード45の押し付け力により挟持腕18を開くと共に、
把持爪26を移動して電線9を挟持腕18に挿入し、ブ
レード45を後退して挟持腕18を閉鎖し、把持爪26
を開いて電線9を挟持腕18に移載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動端子圧着,挿入装
置などにおいて、端子付き電線を電線クリップから他の
電線クリップへ所定角度反転しながら移載する端子付き
電線の反転,移載方法と、その方法を実施する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電線の両端に端子を固着し、圧着した端
子をコネクタハウジングの端子収容室に挿入する自動端
子圧着,挿入装置に関する技術には特開平5−2494
5号公報に記載の技術などがある。図10は、自動端子
圧着,挿入装置の搬送装置の略図であり、第一の電線搬
送装置1の下流側に第二の電線搬送装置2が配置され
る。
【0003】第一の電線搬送装置1には、2条のベルト
コンベア3に複数の電線クリップ4が所定ピッチで設け
られ、2条のベルトコンベア3の外側には、それぞれ先
端切断機5,端子圧着機6,電線チャック8(図11
(A)参照)を有する端子反転装置7が配設される。先
端切断機5は電線9の先端位置を揃える為に切断する装
置であり、端子圧着機6は、切断された電線9の両端部
に端子10を圧着する装置であり、端子反転装置7は、
電線9を捩じって端子10の向きを180度反転する装
置である。
【0004】2条のベルトコンベア3の搬出端の上方
に、それぞれ移載ハンド11が設けられる。移載ハンド
11は、上下方向及び水平方向に移動可能であり、開閉
可能な一対の把持爪12と、把持爪12の間に突出する
ブレード13とが設けられる(図12参照)。
【0005】第二の電線搬送装置2には、2条のベルト
コンベア3よりも間隔巾の狭い2条のベルトコンベア1
4に、電線クリップ4の配置間隔よりも狭い所定ピッチ
で複数の電線クリップ15が設けられる。第二の電線搬
送装置2の2条のベルトコンベア3の外側にはコネクタ
ハウジング22が位置決めされている。
【0006】電線クリップ4の構造は電線クリップ15
と同様なので、電線クリップ15について説明すると、
ベルトコンベア14にピン28にて固着されたホルダ1
6に2個のピン17が貫通し、一対の挟持腕18の下端
部がそれぞれピン17に枢着される。開閉可能な一対の
挟持腕18は、板ばね(図示しない)のよって閉鎖する
方向に付勢される。一対の挟持腕18の相対する面に
は、上端部に挿入用傾斜面19が形成され、挿入用傾斜
面19の下方に電線挟持部20が形成される(図12参
照)。
【0007】コネクタハウジング22が、上下2段に端
子収容室を有する複数極型のコネクタハウジングである
場合には、上下の端子収容室が対称形状を成しているの
で、上下の端子収容室に挿入される端子10のうち一方
の端子10付きの電線9は、端子反転装置7によって1
80度捩じられて端子10の上下が逆になる。電線9は
端子反転装置7から、移載ハンド11によって第二の電
線搬送装置2の電線クリップ15に移載され、電線クリ
ップ15がコネクタハウジング22に到達したときに、
端子10がコネクタハウジング22に挿入,係止され
る。
【0008】次に、端子反転装置7で180度捩じられ
る方の電線9が、移載ハンド11により第一の搬送装置
1から第二の搬送装置2へ移載される動作を図11
(A)〜(E)を参照しながら説明する。ベルトコンベ
ア3が回動し、端子10付きの電線9の端部を挟持した
電線クリップ4が、図11(A)において右方向に移動
する。前後2対の電線クリップ4が、電線チャック8を
開いた端子反転装置7に到達したときに(図11(A)
参照)、電線チャック8が閉鎖して電線9を挟持し、端
子反転装置7が上昇すると、クランプ力の弱い電線クリ
ップ4に挟持されていた電線9が、端子反転装置7に移
載される(図11(B)参照)。
【0009】次に、端子反転装置7が180度回転し、
把持爪12を開いた移載ハンド11の下方に移動する。
次に、移載ハンド11が端子反転装置7の位置まで下降
し、把持爪12が閉じて電線9を把持する(図11
(C)参照)。このとき、ブレード13の先端が電線9
に接触している。
【0010】次に、端子反転装置7の電線チャック8が
開き、次に、移載ハンド11が上昇する(図11(D)
参照)ので、電線9が移載ハンド11に移載される。移
載ハンド11が水平移動してベルトコンベア14の電線
クリップ15の上に到達する(図11(E)参照)。次
に、移載ハンド11が下降し、ブレード13によって電
線9が挟持腕18,18の電線挟持部20の中に押し込
まれる(図12参照)。
【0011】次に、把持爪12が開いて移載ハンド11
が上昇し、水平移動して図11(A)に示す旧位置に復
帰する。かくして、電線9の第一の搬送装置1から第二
の搬送装置2への移載動作の1サイクルが完了する。1
80度捩じられない電線9の場合には、端子反転装置7
が回転しないが、その他の移載動作は上記と同様であ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のような移載装置
では、電線クリップ18から電線クリップ18への端子
10付き電線9の授受が、端子反転装置7,移載ハンド
11を経由して行われるので、動作が複雑であり、移載
に要する時間も長くなる。移載ハンド11の一対の把持
爪12を、図13の矢印R方向に回動可能な構造とし、
端子10付き電線9を掴んだ把持爪12を180度回転
し(図14(A)参照)、次に、ブレード13で電線ク
リップ15を押し開き、端子10付き電線9を電線クリ
ップ15に移載すれば、ベルトコンベア14上の端子反
転装置7が不要になり、移載動作が簡単になる。
【0013】然し、コネクタハウジング22の端子収容
室の向きは、0度と180度のみならず、±90度の場
合もあるので、図14(B)に示すように、把持爪12
を90度回転したときには、把持爪12がブレード13
と電線クリップ15との間に位置するので(図14
(B)参照)、ブレード13を移動して電線クリップ1
5を押し開き、電線9を電線クリップ15に挿入するこ
とができない。本発明はかかる課題を解決することを目
的としたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の端子付き電線の反転,移載方法は、電線ク
リップの一対の挟持腕に端子付き電線を挟持し、一対の
把持爪とブレードとを有する移載ハンドを、端子付き電
線を挟持する上記電線クリップに接近させ、上記ブレー
ドの押し付け力により上記挟持腕を開くと共に、上記一
対の把持爪を電線を把持可能な位置に移動して閉鎖し、
端子付き電線を上記移載ハンドに移載し、次に、一対の
把持爪を所定角度(角度は±90度,180度,0度を
含む)回動し、端子付き電線を挟持しない電線クリップ
に移載ハンドを接近し、上記ブレードの押し付け力によ
り上記挟持腕を開くと共に、上記一対の把持爪を移動し
て端子付き電線を上記挟持腕に挿入し、次に、上記ブレ
ードを後退して上記挟持腕を閉鎖し、端子付き電線を上
記挟持腕に移載すると共に、上記把持爪を開放し、上記
把持爪を旧角度に復帰した後に上記移載ハンドを旧位置
に移動する。
【0015】上記の電線の反転,移載方法に使用される
装置は、閉鎖する方向に付勢された一対の挟持腕の先端
に挿入用傾斜面を設けた電線クリップと、先端に向かっ
て移動可能に設けられたブレードと、開閉可能且つ回動
可能に設けられ、上記ブレードが通過可能な開口と該開
口に交叉する切欠凹部が設けられた一対の把持爪とを備
え、上記電線クリップに接離する方向に移動可能な移載
ハンドとにより構成される。
【0016】上記開口は、上記一対の把持爪の回動角度
が180度,0度のときに上記ブレードが通過可能であ
り、上記切欠凹部は、上記一対の把持爪の回動角度が±
90度のときに上記ブレードが通過可能であるようにす
ることができる。
【0017】
【作用】上記のように構成された端子付き電線の反転,
移載装置により、端子付き電線の移載方法を説明する
と、移載ハンドの一対の把持爪は、ブレードが開口を通
過可能な待機状態にあり、移載ハンドを、端子付き電線
を挟持した挟持腕の先端に接近させる。次に、ブレード
を挟持腕の先端に押し付けて、挟持腕を開き、一対の把
持爪を端子付き電線を把持可能な位置まで移動し、閉鎖
して端子付き電線を掴んだ後に、挟持腕より離隔する。
かくして、端子付き電線は、挟持腕より移載ハンドへ移
載される。
【0018】一対の把持爪を所定角度だけ回動し(この
とき、ブレードは開口又は切欠凹部を通過可能であ
る)、移載ハンドを、電線を移載すべき電線クリップの
挟持腕の先端に接近する。ブレードを挟持腕に先端に押
し付けて挟持腕を開くと共に、一対の把持爪を移動して
端子付き電線を挟持腕に挿入する。次に、一対の把持爪
を開いて端子付き電線の移載を完了し、一対の把持爪を
旧の角度に復帰し、移載ハンドを旧位置に移動する。
【0019】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は移載ハンド25の主要部と電線クリップ
15の斜視図、図2は一対の把持爪26の形状を示す斜
視図、図3は移載ハンド25の側面図である。図3にお
いて、ベルトコンベア3及び14に対して平行に設置さ
れた架台27の上面には、2本の摺動レール28が固着
される。摺動レール28の上を摺動可能に設けられた本
体29には、架台27に設けられた駆動装置30のねじ
軸31に螺合するナット32が固着され、ねじ軸31が
回転すると、本体29がベルトコンベア3の端部からベ
ルトコンベア14の端部まで、移動する。
【0020】本体29に対して上下動可能に設けられた
昇降部材50の後壁面(図3において左側壁面)に、パ
ルスモータなどの回転駆動装置33が固着され、回転駆
動装置33の出力軸33aにタイミングプーリ34が固
着される(図1,図3参照)。昇降部材50を貫通する
横孔35の両端部に軸受36が嵌着され、軸受36に
は、移載ハンド25の軸部37が回転可能に支承され
る。移載ハンド25の軸部37の左側に、プーリ支持部
38及び円板支持部39が延設され、プーリ支持軸38
にタイミングプーリ40が固着され、両タイミングプー
リ34,40にはタイミングベルト41が巻回される。
【0021】移載ハンド25の軸部36の右側に、把持
爪26を開閉する開閉装置42が設けられる。一対の把
持爪26の幅方向のほぼ中央に、図1及び図2において
上下に貫通する四角形状の開口43が設けられる。開口
43の幅L1 ,長さL2 の大きさは、一対の把持爪26
が閉鎖されたときにも、シリンダなどの駆動装置44に
より上下動するブレード45が通過可能な寸法である
(図2参照)。把持爪26には、開口43よりも前方及
び後方に、下方に延びる爪47が設けられる。
【0022】把持爪26の下部には、開口43に対して
ほぼ直角に交叉する切欠凹部46が形成される。切欠凹
部46の長さL3 は、開口43の長さL2 にほぼ等し
く、上下方向の長さL4 は、軸部36が90度回転した
ときに、上下動するブレード45が通過可能な寸法であ
る(図2参照)。
【0023】電線クリップ15,4の形状は、従来例と
同様であり、ベルトコンベア14,3の上に設けられた
ホルダ16に、一対の挟持腕16の下端部を枢着するピ
ン17が設けられ、挟持腕16の先端部の内面に挿入用
傾斜面19が形成される。ブレード45の先端形状は二
股に形成され、ブレード45が下降したときに、二股の
先端部が挿入用傾斜面19を押圧し、挟持腕16を開く
ことも従来例と同様である。
【0024】円板支持部39にはスリット(又は小孔)
を有する2個の円板48が固着され、昇降部材50の下
端部には、円板48のスリット(又は小孔)を検出する
センサ49が配設される。このセンサ49は、把持爪2
6の回動角度(±90度,180度,0度)を検出する
ものである。
【0025】次に、以上のように設けられた端子付き電
線の反転,移載装置による反転,移載方法を、図4〜図
9を参照しながら、端子10付き電線9の受取り、反転
並びに受渡しの順に説明する。一対の把持爪26は、開
口43が上下方向に向き、ブレード45が開口43を通
過可能な待機状態にあり、ベルトコンベア3の電線クリ
ップ4の上方の待機位置に停止している。
【0026】ベルトコンベア3の電線クリップ4に挟持
された端子10付き電線9を移載ハンド25に移載する
には、先ず、本体29の横移動,昇降部材50の下降に
より待機状態にある移載ハンド25を、端子10付き電
線9を挟持した挟持腕18の先端に接近させる(図4
(A)参照)。次に、駆動装置44によりブレード45
を下降し、挟持腕18の挿入用傾斜面19に押し付け
て、挟持腕18を開く(図4(B)参照)。
【0027】昇降部材50により一対の把持爪26を電
線9受取位置まで下降し(図5(A)参照)、開閉装置
42により一対の把持爪26を閉鎖して電線9を掴んだ
後に、昇降部材50により一対の把持爪26を上昇し
(図5(B)参照)、次に、ブレード45を上昇する
と、挟持腕18が閉鎖する(図5(C)参照)。かくし
て、端子10付き電線9は、挟持腕18より移載ハンド
25へ移載される。
【0028】次に、移載ハンド25に把持された端子1
0付き電線9を反転しないで(回動角度0度のまま)電
線クリップ15の挟持腕18に移載する動作を説明す
る。移載ハンド25を、待機状態と同様に、開口43を
上下方向に向けたまま、電線クリップ15の挟持腕18
の先端に接近させる(図6(A)参照)。次に、ブレー
ド45を下降して挟持腕18の挿入用傾斜面19を押動
し、挟持腕18を開く(図6(B)参照)。
【0029】一対の把持爪26を電線受渡し位置まで下
降し(図6(C)参照)、ブレード45を上昇して一対
の挟持腕18を閉鎖する(図6(D)参照)。次に、一
対の把持爪26を開いて上昇すると、端子10付き電線
9が電線クリップ15の挟持腕18に移載される(図6
(E)参照)。
【0030】端子10付き電線9を180度反転して電
線クリップ15の挟持腕18に移載する場合は、反転し
た後の把持爪26の開口43が上下方向を向いているの
で、上記の反転しない場合と同様に移載することができ
る。すなわち、180度反転した移載ハンド25を挟持
腕18に接近させ(図7(A)参照)、ブレード45を
下降して挟持腕18を開き(図7(B)参照)、把持爪
26を電線受渡し位置まで下降し(図7(C)参照)、
ブレード45を上昇して一対の挟持腕18を閉鎖する
(図6(D)参照)。そして、一対の把持爪26を上昇
した後に、把持爪26の向きを待機状態に復帰紀させる
と、図6(E)に示す状態になる。
【0031】コネクタハウジングの端子収容室が90度
回動した姿勢にある場合には、端子10付き電線9を9
0度反転して電線クリップ15の挟持腕18に移載す
る。すなわち、90度反転した移載ハンド25を挟持腕
18に接近させ(図8(A)参照)、ブレード45を下
降して挟持腕18を開き(図8(B)参照)、把持爪2
6を電線受渡し位置まで下降し(図8(C)参照)、ブ
レード45を上昇して一対の挟持腕18を閉鎖する(図
8(D)参照)。そして、一対の把持爪26を上昇した
後に、把持爪26の向きを待機状態に復帰紀させると、
図6(E)の状態になる
【0032】端子10付き電線9を反対方向に90度反
転して、電線クリップ15の挟持腕18に移載する場合
にも、移載ハンド25を挟持腕18に接近させ(図9
(A)参照)、ブレード45を下降して挟持腕18を開
き(図9(B)参照)、把持爪26を電線受渡し位置ま
で下降し(図9(C)参照)、ブレード45を上昇して
一対の挟持腕18を閉鎖し(図9(D)参照)、一対の
把持爪26を上昇した後に、把持爪26の向きを待機状
態復帰紀させると、図6(E)の状態になる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、電線クリップから端子付き電線を反転して電線クリ
ップに移載する場合に、従来のような端子反転装置を経
由しないで、直接に移載ハンドで反転,移載することが
できる。又、端子付き電線の反転角度が0度,180度
の他に±90度が含まれても、移載ハンドで反転,移載
することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】移載ハンドの主要部と電線クリップの斜視図で
ある。
【図2】一対の把持爪の形状を示す斜視図である。
【図3】移載ハンドの側面図である。
【図4】図4(A)〜(B)は電線受取時の前半動作を
説明する要部正面図である。
【図5】図5(A)〜(C)電線受取時の後半動作を説
明する要部正面図である。
【図6】図6(A)〜(E)は反転しない移載動作を説
明する要部正面図である。
【図7】図7(A)〜(D)は180度反転移載動作を
説明する要部正面図である。
【図8】図8(A)〜(D)は90度反転移載動作を説
明する要部正面図である。
【図9】図9(A)〜(D)は反対方向の90度反転移
載動作を説明する要部正面図である。
【図10】本発明の端子付き電線の反転,移載装置が装
備される自動端子圧着,挿入装置の斜視図である。
【図11】図11(A)〜(E)は従来の移載動作の説
明図である。
【図12】移載ハンドと電線クリップとの間の電線授受
を説明する略図である。
【図13】反転機能をもたせた移載ハンドを説明する斜
視図(略図)である。
【図14】図13の移載ハンドにおける±90度反転移
載の問題を説明する略図である。
【符号の説明】
4,15 電線クリップ 9 電線 10 端子 13 ブレード 18 挟持腕 19 挿入用傾斜面 25 移載ハンド 26 把持爪 29 本体 30 駆動装置 33 回転駆動装置 42 開閉装置 43 開口 44 駆動装置 45 ブレード 46 切欠凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線クリップの一対の挟持腕に端子付き
    電線を挟持し、 一対の把持爪とブレードとを有する移載ハンドを、端子
    付き電線を挟持する上記電線クリップに接近させ、上記
    ブレードの押し付け力により上記挟持腕を開くと共に、
    上記一対の把持爪を電線を把持可能な位置に移動して閉
    鎖し、端子付き電線を上記移載ハンドに移載し、 次に、一対の把持爪を所定角度(角度は±90度,18
    0度,0度を含む)回動し、端子付き電線を挟持しない
    電線クリップに移載ハンドを接近し、上記ブレードの押
    し付け力により上記挟持腕を開くと共に、上記一対の把
    持爪を移動して端子付き電線を上記挟持腕に挿入し、次
    に、上記ブレードを後退して上記挟持腕を閉鎖し、端子
    付き電線を上記挟持腕に移載すると共に、上記把持爪を
    開放し、上記把持爪を旧角度に復帰した後に上記移載ハ
    ンドを旧位置に移動することを特徴とする端子付き電線
    の反転,移載方法。
  2. 【請求項2】 閉鎖する方向に付勢された一対の挟持腕
    の先端に挿入用傾斜面を設けた電線クリップと、 先端に向かって移動可能に設けられたブレードと、開閉
    可能且つ回動可能に設けられ、上記ブレードが通過可能
    な開口と該開口に交叉する切欠凹部が設けられた一対の
    把持爪とを備え、上記電線クリップに接離する方向に移
    動可能な移載ハンドとにより構成される端子付き電線の
    反転,移載装置。
  3. 【請求項3】 上記開口は、上記一対の把持爪の回動角
    度が180度,0度のときに上記ブレードが通過可能で
    あり、上記切欠凹部は、上記一対の把持爪の回動角度が
    ±90度のときに上記ブレードが通過可能であることを
    特徴とする請求項2記載の端子付き電線の反転,移載装
    置。
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