JPH08314860A - 計算機運行データ検索方法およびそのための装置 - Google Patents

計算機運行データ検索方法およびそのための装置

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JPH08314860A
JPH08314860A JP7118146A JP11814695A JPH08314860A JP H08314860 A JPH08314860 A JP H08314860A JP 7118146 A JP7118146 A JP 7118146A JP 11814695 A JP11814695 A JP 11814695A JP H08314860 A JPH08314860 A JP H08314860A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 退避先記憶媒体上の計算機運行データを検索
する際の検索効率や操作上の利便性を高めることを目的
とする。 【構成】 計算機の運行時間帯と、計算機運行デ−タを
退避させた退避先記憶媒体上の退避先領域との対応関係
を保持した運行デ−タマップ3に基づいて検索対象退避
先領域を特定し、この検索対象退避先領域に格納されて
いる計算機運行デ−タ群を退避先記憶媒体2から取り出
し、この計算機運行デ−タ群の中で、あらかじめ指定さ
れたJOB名、メッセージID、文字検索列などの検索
パラメータに合致する計算機運行デ−タを選択して表示
する。この選択にかかる検索結果データは利用者の指示
にしたがって外部記憶装置8に格納され、また印刷処理
される。運行デ−タマップ3を画面表示するときには、
あらかじめ決められた特定キーの入力操作をすればよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機運行データ検索
方法およびそのための装置に関し、特に計算機運行デー
タを任意の運行時間帯の範囲で退避させた複数の退避先
記憶媒体上の検索対象退避先領域を自動選択し、当該領
域の計算機運行データ群から、あらかじめ利用者が指定
した検索パラメータに合致する計算機運行データを検索
するようにしたものである。
【0002】一般に、計算機システムにおける経時的な
運行状況をDASD(Direct Access Storage Device)
などの退避元記憶媒体にいったん保持してから例えば2
4時間ごとにこれをMT(Magnetic Tape)などの退避先
記憶媒体に順次退避させ、その後、計算機システムの運
行状況の確認や分析などのために必要な計算機運行デー
タを退避先記憶媒体から検索することが行われている
が、従来、この検索処理を簡単な操作でかつ効率的にお
こなうことが要請されており、本発明はこのような要請
に応えるものである。
【0003】なお、以下の記載では、必要に応じて、退
避元記憶媒体の一例としてDASD(ディスク装置)を
用い、また退避先記憶媒体の一例としてMT(テープ装
置)を用いる。
【0004】
【従来の技術】従来、DASD上の計算機運行データを
MTに順次退避するとともに、図11に示すような、M
T上の各退避先領域とそこに保持されている計算機運行
データの運行時間帯との対応関係を示した運行データマ
ップを作成している。
【0005】このマップデ−タのそれぞれは退避時刻、
退避先MTのボリューム番号およびその中でのラベル番
号からなり、例えば21の部分は「95年1月8日の6時
15分28秒」に前回の退避時点からのDASD上の計
算機運行データがボリューム番号「LOGV11」のM
T中のラベル番号「01」の領域に退避、すなわち複写
されたものであることを示している。
【0006】また、ボリューム番号「LOGV11」の
MT中には他にも、 ・ラベル番号「02」の領域に「95年1月8日の6時
15分29秒から95年1月10日の7時5分24秒」
までのDASD上の計算機運行データが、 ・ラベル番号「03」の領域に「95年1月10日の7
時5分25秒から95年1月11日の6時19分20
秒」までのDASD上の計算機運行データが、 ・ラベル番号「04」の領域に「95年1月11日の6
時19分21秒から95年1月12日の6時37分47
秒」までのDASD上の計算機運行データが、それぞれ
退避されていることが分かる。
【0007】さらには、ボリューム番号「LOGV1
2」〜「LOGV19」のMTも含めて全体で36個の
ラベル番号領域に運行時間帯の異なる計算機運行情報が
保持されていることが分かる。なお、22の部分が最新の
運行時間帯であり、23の部分が最も旧い運行時間帯とな
っている。
【0008】そして、利用者が、検索対象運行時間帯の
計算機運行データを保持している退避先領域を選択する
場合には、先ず画面上にこの運行データマップを表示す
ることが必要となるが、データマップとしてはこの他に
も世代管理する退避データなどについてのものが用意さ
れている。
【0009】そのため、運行データマップを画面表示さ
せるには、 ・マップリストを読出し、 ・このマップリストから運行データマップを選択する、 といった少なくとも2段階の操作手順が必要となる。
【0010】次に、利用者がこの運行データマップから
該当するボリューム番号とラベル番号とを選択すること
により、このラベル番号の退避先領域に保持されている
計算機運行データのすべてが画面表示される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の、
MTなどの退避先記憶媒体から計算機運行データを検索
する手法では、 ・運行データマップを画面表示する際に利用者は少なく
とも2段階の操作手順を必要とし、 ・画面表示された計算機運行データ群の中から検索対象
種別の計算機運行デ−タをいわば手作業により探してい
くので検索効率が悪い、 などの問題点があった。
【0012】そこで、本発明では、JOB名、メッセー
ジIDおよび検索文字列などの検索パラメータを用いて
計算機運行データ群から特定の計算機運行デ−タを選択
できるようにし、さらには運行データマップの画面表示
を指示するための特定データ、例えば特定キーの押下操
作時の入力データやパスワードなどを用意することによ
り、退避先記憶媒体上の計算機運行データを検索する際
の検索効率や操作上の利便性を高めることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図である。図において、1は、DASD(ディスク装
置)などの退避元記憶媒体であり、ここには計算機シス
テムにおけるジョブ、タスク、トランザクションなどの
履歴である計算機運行データが逐次保持されていき、新
たな記憶領域がなくなった場合には旧データを消去した
部分に新データが書き込まれる。2は、複数のMT(テ
ープ装置)などからなる退避先記憶媒体であり、各MT
には退避元記憶媒体1の計算機運行データを所定の運行
時間帯ごと、例えば1日ごとに複写した退避先領域が形
成されている。なお、単一のMTに退避される計算機運
行データの全体は複数日分となるのが一般的である。3
は、運行データマップであり、計算機運行データの退避
処理の際に作成され、退避先記憶媒体2の個々の退避先
領域と計算機の運行時間帯との対応関係、例えば95年
1月8日(24時間)の計算機運行データはボリューム
「11」のMT中の領域「1」に格納されていることが記
されている。4は、キーボードなどの入力部であり、 ・運行データマップを表示させるための特定データ ・検索対象 ・検索パラメータ などの指示がおこなわれる。5は、検索処理部であり、
検索処理用ソフトウェアの走行により検索対象退避先領
域の計算機運行データ群を退避先記憶媒体2から取り出
し、その中の、検索パラメータに合致する計算機運行デ
ータを選択している。6は、表示部であり、 ・運行データマップ ・検索パラメータ入力画面 ・検索結果データ などを表示している。7は、プログラムメモリであり、
検索処理用ソフトウェアが格納されている。8は、外部
記憶装置であり、検索結果データなどが格納される。
【0014】検索処理部5における基本的な処理手順は
次のようになっている。 (1) 入力部4からの特定データ、例えば特定キーの押下
操作時の入力データやパスワード等に基づいて運行デー
タマップ3を表示部6に表示する(図5参照)。利用者
は、この表示画面上で検索対象退避先領域として、例え
ば「11−1」を指示する。 (2) 検索パラメータ入力画面を設定する(図6参照)。
なお、この表示画面上でJOB名、メッセージID、検
索文字列などの検索パラメータが入力される。 (3) 指定された退避先領域の計算機運行データ群を退避
先記憶媒体2から取り出してワーク領域(図示省略)に
保持する。 (4) この中から検索パラメータに合致する計算機運行デ
ータを選択して画面表示する。
【0015】ここで、ステップ(1) と(2) 、およびステ
ップ(2) と(3) それぞれの実行順序は任意であり、ステ
ップ(4) で求められた検索結果データは表示部6に表示
されるとともに、プリント出力されたり、また外部記憶
装置8に格納される。
【0016】なお、検索対象退避先領域を特定する手法
としては、前述したような運行データマップ3の表示画
面上で利用者が当該退避先領域を指示することに代え、
利用者が検索対象運行時間帯を入力し、検索処理部5の
方でこの運行時間帯に対応した退避先領域を運行データ
マップ3から求めるようにしてもよく、この場合、運行
データマップ3の画面表示処理は不要である。
【0017】本発明の、計算機運行データ検索方法とし
ての基本的構成は、「計算機の運行時間帯と、計算機運
行デ−タを退避させた退避先記憶媒体上の退避先領域と
の対応関係を保持した運行デ−タマップに基づいて検索
対象退避先領域を特定し、この検索対象退避先領域に格
納されている計算機運行デ−タ群を取り出し、この計算
機運行デ−タ群の中で、あらかじめ指定された検索パラ
メータに合致する計算機運行デ−タを選択して表示する
ようにしたことを特徴とする計算機運行データ検索方
法」である。
【0018】また、計算機運行データ検索装置としての
基本的構成は、「少なくとも検索対象退避先領域の特定
に関する指示や検索パラメータの入力をおこなうための
入力部と、当該入力部からの前記指示、および計算機の
運行時間帯と、計算機運行デ−タを退避させた退避先記
憶媒体上の退避先領域との対応関係を保持した運行デ−
タマップに基づいて退避先記憶媒体上の前記検索対象退
避先領域を特定し、この特定領域の計算機運行デ−タ群
の中で前記パラメータに合致する計算機運行デ−タを選
択するための検索処理部と、少なくともこの選択にかか
る検索結果デ−タを表示するための表示部、とを備えた
ことを特徴とする計算機運行データ検索装置」である。
【0019】
【作用】本発明は、このように、各種の検索パラメータ
を用いて検索対象退避先領域の計算機運行データ群から
特定種別のものを選択できるようにし、さらには運行デ
ータマップの画面表示を指示するための特定データ、例
えば特定キーの押下操作時の入力データやパスワードな
どを用意したものである。
【0020】また、検索対象退避先領域の計算機運行デ
ータ群から求めた検索結果データを外部記憶装置に格納
しておき、利用者はこの検索結果データをいつでも外部
記憶装置から取り出して画面上でその内容を確認できる
ようにしている。
【0021】
【実施例】図2〜図10を参照して本発明の実施例を説
明する。なお、以下の記載では、説明の便宜上、運行デ
ータマップの表示画面上で検索対象退避先領域を利用者
が指示する場合を前提としている。
【0022】図2は、計算機運行データ検索装置の全体
構成を示す説明図であり、10は検索処理などを実行する
プロセッサ、11は計算機運行データを逐次格納したDA
SD(退避元記憶媒体)、12は当該DASD上の計算機
運行データを運行時間帯ごとに退避させたMT(退避先
記憶媒体)、13は運行データマップ(図5参照)を保持
したテーブル、14は検索処理ソフトウェアを格納したプ
ログラムメモリ、15は検索処理の際の各種データを保持
する主メモリ、16は運行データマップ、検索パラメータ
などの入力画面、検索経過や検索結果データなどを表示
するCRTディスプレイ、17は利用者が各種指示などを
おこなうためのキーボード、18は検索結果データなどを
格納する外部記憶装置(DASD)、19は検索結果デー
タなどを印刷するプリンタ、をそれぞれ示している。
【0023】ここで、プロセッサ10は、プログラムメモ
リ14からローディングした検索処理ソフトウェアが走行
することにより、CRTディスプレイ16の表示画面上で
キーボード17の操作によって指定された検索対象退避先
領域の計算機運行データ群をMT12から取り出し、その
中で、同じように指定された検索パラメータに合致する
計算機運行データを選択してCRTディスプレイ16に表
示するといった一連の処理を実行している。
【0024】また、プロセッサ10は、利用者からの指示
に基づき、CRTディスプレイ16に表示された検索結果
データのプリンタ19への印刷や外部記憶装置18への格納
を実行し、さらには外部記憶装置18から検索結果データ
を取り出してCRTディスプレイ16へ表示し、不要とな
った当該検索結果データを削除している。
【0025】図3〜図7は検索処理の際に用いられる主
な表示画面を示す説明図であり、 ・図3は検索対象機種(ホストコンピュータ)の選択画
面、 ・図4は検索処理の開始画面、 ・図5は運行データマップの表示画面、 ・図6は検索対象退避先領域、検索パラメータ、検索結
果データの出力先などの指定画面、 ・図7は検索結果ファイル中の検索結果データの取扱い
についての指定画面、 をそれぞれ示している。なお、検索結果ファイルは例え
ば外部記憶装置18に設定されたものである。
【0026】図3〜図7の各画面において、 ・「SYSLOG編集」は計算機運行データの検索、 ・「SYSLOG情報」は計算機運行データ、 ・「SYSLOG退避媒体」は退避先記憶媒体(複数の
MT)、 ・「SYSLOG退避媒体(MTL)マップ」は運行デ
ータマップ、 にそれぞれ対応する。
【0027】図3の選択画面では「1」の番号指定が入
力されており、2台のホストコンピュータ中の「M78
0♯03」号機を計算機運行データの検索対象とするこ
とを指定した場合である。
【0028】図4の開始画面では、 ・ジョブ名として「V」が入力され、 ・時間指定(1日の中の検索対象となる運行時間帯の指
定)として「06時04分〜99時99分」が入力され、 ・プリンタのクラス指定として初期値「J」が設定され
ている。
【0029】ジョブ名の「V」はこの文字を入力して実
行キーを押すだけの操作で図5の表示画面が設定される
ようにした、いわばファンクションキー対応のものであ
り、また、時間指定の「〜99時99分」はその日の最後迄
の意である。
【0030】ジョブ名の部分に示される「0」及び
「E」はともに「V」と同様のファンクションキー対応
のものであり、前者は検索結果データをそれが格納され
ている検索結果ファイルから取り出して画面表示すると
きに用いられ、また後者は検索処理中にエラーが発生し
たときなどに当該処理を強制終了させるときに用いられ
る。
【0031】この開始画面中の「DATAノBROWS ショリ」
とは検索結果データを検索結果ファイルから取り出して
画面表示することである。なお、「V」などの各キーは
単なる一例にすぎず他の文字キーを用いるようにしても
よいことは勿論である。
【0032】図5の表示画面中で従来のもの(図11参
照)と異なっているのは、 ・退避時刻と退避先領域との対応関係のそれぞれに世代
番号を通し番号で設定したこと、 ・最新世代番号、図示の場合は「21」の部分に矢印A
を付したこと、 である。
【0033】利用者は、この表示画面をみながら検索対
象運行時間帯に対応の世代番号を入力して実行キーを押
す。なお、当該運行時間帯が最新世代である場合にはそ
のまま実行キーを押せばよい。
【0034】図6はこの最新世代を対象とした実行キー
の操作に基づいて生成される指定画面であり、図示のも
のは、 ・MSG−ID(メッセージID)として「JCE32
9I」が指定され、 ・検索対象退避先領域を特定するDDパラメータとし
て、VOL通番の「LOGV16」とラベル番号の「0
1」とが自動入力され、 ・検索結果データの出力先として「D」が指定された、 後の状態を示している。
【0035】MSG−IDとして7文字までの文字列を
5個指定でき、検索文字列として24文字までの文字列
を2個指定でき、また検索結果データの出力先の「D」
は検索結果ファイルに対応する。
【0036】ここで実行キーが押されると検索処理が始
まり、DDパラメータによって特定されるMT領域から
取り出した計算機運行データ群をワーク領域にいったん
保持し、その中からMSG−IDおよび時間指定の内容
に合致した計算機運行データのみを選択して、これを画
面表示するとともに検索結果ファイルに格納する。
【0037】図7の指定画面は、いままでの検索処理と
は違って、検索結果ファイルから取り出した検索結果デ
ータを画面表示した後の当該ファイルの処置、すなわち
この検索結果データを当該ファイルに保存したままとす
るか、それとも削除してしまうかを指示するときに用い
られるもので、前者の場合には「K」を入力し、後者の
場合には「D」を入力すればよい。
【0038】なお、検索パラメータの中、 ・JOB名、MSG−IDおよび検索文字列の指定は任
意であり、 ・時間指定は必須のもの、 となっており、前者の各データの指定が何もないときは
この時間指定とDDパラメータの両者で特定される計算
機運行データ群がすべて画面表示される。
【0039】検索結果データの出力先の指定も任意であ
り、この指定がないときには検索結果データの検索結果
ファイルへの格納処理やプリンタへの印刷処理は実行さ
れず、利用者はもっぱら画面表示の検索結果データを利
用することになる。
【0040】また、図示していないが、 ・検索処理の途中から終了にいたるまでの経過(現在の
処理対象となっている運行時間やそれまでの検索件数な
ど)を示す画面、 ・印刷処理の様式(印刷するライン番号など)を指示す
るための画面、 なども用意されている。
【0041】図8は、退避先記憶媒体のMT12から取り
出した計算機運行データ群の一部を示す説明図であり、
計算機運行データのそれぞれは退避元記憶媒体のDAS
D11に保持された時刻、メッセージIDやメッセージテ
キストなどからなる。図中の、「ROUTE」は「シス
テムID」のことであり、また「J/T/S−ID」は
「JOBタスク、TSSタスク、STARTEDタス
ク」のことである。
【0042】検索パラメータを指定するときのJOB名
としてはメッセージテキスト中の例えば「AE0005
Y」が用いられ、また検索文字列としてはメッセージテ
キスト中の例えば「RECOVERY」が用いられる。
【0043】図9は、検索処理のときの手順を示す説明
図であり、その内容は次のようになっている。 (11)検索対象ホストコンピュータの機種名を番号で指定
し、それを実行して次のステップに進む(図3参照)。
このとき、検索対象ホストコンピュータの計算機運行デ
ータを保持しているMT12およびこれに対応のテーブル
(運行データマップ)13が特定され、またCRTディス
プレイ16の表示画面が図4の内容に変化する。 (12)運行データマップ表示用の特定キー「V」や検索対
象運行時間帯などを入力し、それを実行して次のステッ
プに進む(図4参照)。なお、検索対象運行時間帯につ
いてはステップ(17)で指定してもよい。 (13)テーブル13の運行データマップをCRTディスプレ
イ16に表示して、次のステップに進む(図5参照)。こ
のとき、表示画面上で世代番号が入力される。 (14)世代番号の新たな指定があったかどうかを判断し、
「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合は
ステップ(16)に進む。なお、「新たな指定」とは旧世代
番号が入力されたことに対応する。 (15)新たに指定された世代番号のボリューム番号および
ラベル番号をDDパラメータに自動入力して、ステップ
(17)に進む。 (16)最新の世代番号のボリューム番号およびラベル番号
をDDパラメータに自動入力して、次のステップに進む
(図6参照)。 (17)図6の指定画面上で以下のデータを入力して、次の
ステップに進む。なお、この入力をおこなうかどうかは
任意である。 ・検索パラメータ(JOB名、メッセージID、検索文
字列) ・検索結果データの出力先 (18)DDパラメータで特定されるMT12上の退避先領域
の計算機運行データ群を取り出し、これをワーク領域
(図示省略)に保持して、次のステップに進む。 (19)検索パラメータが指定されているかどうかを判断
し、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場
合はステップ(21)に進む。 (20)ステップ(18)で取り出した計算機運行データ群の中
で検索パラメータの指定内容および時間指定の内容に合
致したデータのみを選択し、これを画面表示して、ステ
ップ(22)に進む。 (21)ステップ(18)で取り出した計算機運行データ群の中
で時間指定の内容に合致したデータのみを選択し、この
検索結果データを画面表示して、次のステップに進む。 (22)検索結果データの出力先が指定されているかどうか
を判断し、「YES」の場合は次のステップに進み、「N
O」の場合は一連の検索処理を終了する。 (23)指定先(外部記憶装置18またはプリンタ19)に検索
結果データを送り、その出力処理を実行して一連の検索
処理を終了する。なお、外部記憶装置18への出力は検索
結果ファイルを生成する形でおこなわれる。
【0044】以上の処理において、ステップ(11)、(12)
および(17)の実行主体は利用者であり、その外の各ステ
ップの実行主体は走行プログラムである。また、各ステ
ップの実行順序は一例にすぎず、ステップの前後関係に
必然性がない範囲において変更可能である。
【0045】図10は、検索結果ファイルに格納された
検索結果データの処置手順を示す説明図であり、その内
容は次のようになっている。 (31)検索結果ファイルから検索結果データを取り出すコ
マンドを特定キー「0」の押下げにより発行して、次の
ステップに進む。 (32)検索結果ファイルから取り出した検索結果データを
ワーク領域に保持して、次のステップに進む。 (33)当該検索結果データをCRTディスプレイ16に表示
して、次のステップに進む。 (34)当該検索結果データについての、 ・印刷処理の要否および印刷様式 ・削除/保存 などを指定して、次のステップに進む(図7参照)。 (35)印刷処理が指定されているかどうかを判断し、「YE
S」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステ
ップ(37)に進む。 (36)当該検索結果データを指定内容にしたがった形で印
刷して、次のステップに進む。 (37)「削除/保存」のいずれが指定されているかどうか
を判断し、「削除」の場合は次のステップに進み、「保
存」の場合は一連の処理を終了する。 (38)この検索結果データを検索結果ファイルから削除し
て、一連の処理を終了する。
【0046】以上の処理において、ステップ(31)および
(34)の実行主体は利用者であり、その外の各ステップの
実行主体は走行プログラムである。また、各ステップの
実行順序は一例にすぎず、ステップの前後関係に必然性
がない範囲において変更可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明は、このように、JOB名、メッ
セージIDおよび検索文字列などの検索パラメータを用
いて計算機運行データ群から特定の計算機運行デ−タを
選択できるようにし、さらには運行データマップの画面
表示を指示するための特定データ、例えば特定キーの押
下操作時の入力データやパスワードなどを用意している
ので、退避先記憶媒体上の計算機運行データを検索する
際の検索効率や操作上の利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、原理説明図である。
【図2】本発明の、計算機運行データ検索装置の全体構
成を示す説明図である。
【図3】本発明の、検索対象機種(ホストコンピュー
タ)の選択画面を示す説明図である。
【図4】本発明の、検索処理の開始画面を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の、運行データマップの表示画面を示す
説明図である。
【図6】本発明の、検索対象退避先領域、検索パラメー
タ、検索結果データの出力先などの指定画面を示す説明
図である。
【図7】本発明の、検索結果ファイル中の検索結果デー
タの取扱いについての指定画面を示す説明図である。
【図8】本発明の、退避先記憶媒体から取り出した計算
機運行データ群の一部を示す説明図である。
【図9】本発明の、検索処理手順を示す説明図である。
【図10】本発明の、検索結果ファイルに格納された検
索結果データの処置手順を示す説明図である。
【図11】従来の、運行データマップの一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
図1において、 1・・・退避元記憶媒体 2・・・退避先記憶媒体 3・・・運行データマップ 4・・・入力部 5・・・検索処理部 6・・・表示部 7・・・プログラムメモリ 8・・・外部記憶装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機の運行時間帯と、計算機運行デ−
    タを退避させた退避先記憶媒体上の退避先領域との対応
    関係を保持した運行デ−タマップに基づいて検索対象退
    避先領域を特定し、 この検索対象退避先領域に格納されている計算機運行デ
    −タ群を取り出し、 この計算機運行デ−タ群の中で、あらかじめ指定された
    検索パラメータに合致する計算機運行デ−タを選択して
    表示するようにしたことを特徴とする計算機運行データ
    検索方法。
  2. 【請求項2】 前記運行デ−タマップが、あらかじめ決
    められた特定キーの操作によって画面表示されたもので
    あることを特徴とする請求項1記載の計算機運行データ
    検索方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも検索対象退避先領域の特定に
    関する指示や検索パラメータの入力をおこなうための入
    力部と、 当該入力部からの前記指示、および計算機の運行時間帯
    と、計算機運行デ−タを退避させた退避先記憶媒体上の
    退避先領域との対応関係を保持した運行デ−タマップに
    基づいて退避先記憶媒体上の前記検索対象退避先領域を
    特定し、この特定領域の計算機運行デ−タ群の中で前記
    パラメータに合致する計算機運行デ−タを選択するため
    の検索処理部と、 少なくともこの選択にかかる検索結果デ−タを表示する
    ための表示部、とを備えたことを特徴とする計算機運行
    データ検索装置。
  4. 【請求項4】 前記検索処理部は、前記入力部の特定キ
    ーの操作に基づいて前記運行デ−タマップを前記表示部
    に表示させることを特徴とする請求項3記載の計算機運
    行データ検索装置。
JP11814695A 1995-05-17 1995-05-17 計算機運行データ検索方法およびそのための装置 Expired - Lifetime JP3557439B2 (ja)

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