JPH08312624A - スイッチの取付軸及び取付部材 - Google Patents

スイッチの取付軸及び取付部材

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JPH08312624A
JPH08312624A JP11619595A JP11619595A JPH08312624A JP H08312624 A JPH08312624 A JP H08312624A JP 11619595 A JP11619595 A JP 11619595A JP 11619595 A JP11619595 A JP 11619595A JP H08312624 A JPH08312624 A JP H08312624A
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JP
Japan
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switch
mounting shaft
screw portion
male screw
fitting shaft
Prior art date
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JP11619595A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kunieda
靖 國枝
Yoichi Senoo
陽一 妹尾
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Mitsubishi Motors Corp
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容易にスイッチを取り付けることができる。 【構成】ブレーキペダルの近傍の車体にはフレームが設
けられ、フレームにはアジャストピース3が取り付けら
れている。このアジャストピース3には挿通孔14が形
成され、挿通孔14にはブレーキスイッチの取付軸6が
取り付けられている。取付軸6にはその軸線方向に延び
る雄ねじ部9と平面部8とがそれぞれ4箇所づつ交互に
形成されている。又、挿通孔14には雌ねじ部16と曲
面部15とがそれぞれ4箇所づつ交互に形成されてい
る。このスイッチを取り付けるには、取付軸6の雄ねじ
部9と挿通孔14の曲面部15とを互いに対応させた状
態で、取付軸6を挿通孔14の軸線に沿って移動させ、
所望の位置で位置決めし、取付軸6を回動させる。する
と、雄ねじ部9と雌ねじ部16とが螺合し、取付軸6は
挿通孔14に対して固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチを取り付けるた
めのスイッチの取付軸及び取付部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車において、ブレーキ
ペダルが踏み込まれると、その踏み込みを検出するスイ
ッチがオンし、停止ランプが点灯するようになってい
る。このペダルの踏み込みを検出するスイッチは、その
検出部がブレーキペダルのアームに当接するように配設
されている。そして、同アームが踏み込み側に回動した
時、アームがスイッチ検出部から離間することにより、
スイッチはオフからオンする。反対にブレーキペダルを
離すと、アームは回動復帰してアームがスイッチの検出
部に当接することにより、スイッチはオンからオフす
る。従って、精度良く検知するためには、スイッチの取
付位置は、ブレーキペダルのアームとの関係において精
度よく配置し固定しなければならない。
【0003】そのスイッチの取付方法として、ダブルナ
ットでスイッチを固定する方法が一般的であった。つま
り、ブレーキペダルのアームに対向するフレームに貫通
孔を形成するとともに、同孔と連通するナットを同フレ
ームに固着する。そして、スイッチに形成したネジ部を
ナットに螺合させながら検出部をブレーキペダルのアー
ムに当接させて位置を決定する。次に、別のナットをネ
ジ部に螺合させて該スイッチを取り付けるものである。
【0004】又、別の方法として特開昭55−1639
1号公報に示すスイッチの位置決め装置が提案されてい
る。このスイッチの位置決め装置によれば、スイッチ
は、金属板に固定されたブッシュに挿通され、スイッチ
のリブ及びみぞをブッシュの対応するリブ及びみぞに係
合させることによって取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の方法
ではナットを締めるために、レンチ等の治具が必要とな
り組付性が悪く、スイッチの取付位置を調節することが
面倒であるという問題がある。又、後者では、予めブッ
シュや軸に係合用のみぞやリブを形成する必要があるた
め、ブッシュや軸の成形に時間や手間がかかるという問
題がある。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は容易にスイッチを取り付
けることができるスイッチの取付軸及び取付部材を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
スイッチに設けられた雄ねじ部と、雄ねじ部に同雄ねじ
部よりも小径の切欠部とを軸線方向に形成したことをそ
の要旨とする。
【0008】請求項2記載の発明は、スイッチに形成さ
れた雄ねじ部を取り付ける挿通孔に雌ねじ部を形成し、
その雌ねじ部には雌ねじ部よりも大径の切欠部を形成し
たことをその要旨とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記挿通孔に形成された雌ねじ部の一側に
は前記雄ねじ部の回動を規制するための固定規制部が設
けられるとともに、他側には外方に向かって傾動可能な
傾動規制部が設けられたことをその要旨とする。
【0010】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、取付軸
の雄ねじ部を、雌ねじが形成された挿通孔に螺入するこ
とによってスイッチが取り付けられる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、例えば請求
項1のスイッチを取付部材に対して固定するには、ま
ず、取付軸の雄ねじ部と挿通孔の切欠部とをそれぞれ対
応させた状態で、取付軸を挿通孔に挿通する。そして、
作業者は取付軸を挿通孔の軸線に沿って所望の位置まで
移動させる。次に、作業者は取付軸を回動させて雄ねじ
部と雌ねじ部とを螺合させることによってスイッチを固
定する。
【0012】この螺合状態を解除するには、作業者は取
付軸を回動させることにより前記雄ねじ部と雌ねじ部の
螺合を解除する。この時、雄ねじ部は挿通孔の切欠部に
位置している。そして、取付軸を軸線方向に引き抜くこ
とによって、スイッチは取付部材から取り外される。
又、雄ねじ部を全周に渡って形成した取付軸を備えたス
イッチを挿通孔に螺入することによって取り付けること
もできる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、雄ねじ部と
雌ねじ部とが螺合して取付軸と挿通孔とが取り付けられ
た状態において、雄ねじ部は固定規制部と傾動規制部と
によってその回動が規制されている。この状態から、取
付軸を挿通孔から取り外すには、取付軸を傾動規制部の
傾動力以上の力で回動させる。すると、傾動規制部は回
動に従って徐々に外方へと押圧され、やがて、雄ねじ部
と雌ねじ部との係合が解除される。即ち、雄ねじ部と挿
通孔の切欠部とが対応した位置に位置する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6に従って説明する。図6に示すように、自動車の運
転席のブレーキペダル1の近傍の車体には金属製のフレ
ーム2が取り付けられ、そのフレーム2には取付部材と
しての合成樹脂からなるアジャストピース3が取り付け
られている。このアジャストピース3にはブレーキペダ
ルの操作状態を検出してブレーキランプを点灯させるた
めのブレーキスイッチ4が取り付けられている。このブ
レーキスイッチ4はブレーキペダル1のアーム1aを検
出するプランジャからなる検出部5、アジャストピース
3に取り付けられる取付軸6及び検出部5の検出状態に
基づいてオン・オフし、その信号を出力するスイッチ本
体7から構成されている。
【0015】このスイッチ本体7は、例えば運転者がブ
レーキペダル1を操作せず、アーム1aが検出部5を押
圧している時にはオフするようになっている。又、スイ
ッチ本体7は、例えば運転者がブレーキペダル1を操作
して、アーム1aが検出部5を押圧していない時にはオ
ンするようになっている。そして、スイッチ本体7はそ
のオン時においてオン信号を出力する。そして、このス
イッチ本体7がオンしオン信号が出力されると自動車後
部のブレーキランプが点灯し、スイッチ本体7がオフす
ると自動車後部のブレーキランプは消灯する。
【0016】又、図4(a),(b)に示すように、ブ
レーキスイッチ4の取付軸6には雄ねじ部9が形成され
るとともに、取付軸6の軸線に沿って延びる平面状に切
り欠かれた切欠部としての平面部8が等間隔に4箇所形
成されている。即ち、取付軸6には軸線に沿って延びる
平面部8と雄ねじ部9とが交互に4箇所づつ形成されて
いる。そして、これら各平面部8は同形であって、平面
部8から中心までの距離の最大の長さは、雄ねじ部9か
ら中心までの長さよりも小さくなっている。即ち、各平
面部8は雄ねじ部9よりも小径となっている。この場
合、各平面部8の範囲d1は、各雄ねじ部9の範囲d2
よりも大きく設定されている。即ち、全平面部8の範囲
d1の和である全範囲は、全雄ねじ部9の範囲d2の和
である全範囲よりも大きく設定されている。
【0017】図1は、前記取付軸6を挿通してブレーキ
スイッチ4を取り付けるためのアジャストピース3の平
面図を示し、図2は、その断面図を示し、図3は、その
側面図を示している。アジャストピース3は、円筒状の
本体10と、その本体10の一端側に形成されたフラン
ジ部11とから構成されている。本体10には互いに対
向する位置(180°離れた位置)に2箇所に傾動規制
部材としての係合爪12が設けられている。この係合爪
12は弾性を有し、本体10の半径方向に対して傾動可
能に設けられている。
【0018】又、アジャストピース3の本体10にはそ
の先端がフランジ側へと延びる略L字形のリブ13が設
けられている。そして、このリブ13にはアジャストピ
ース3をフレーム2に取り付けるための係止突起13a
が形成されている。即ち、図3に示すように、前記フラ
ンジ部11と係止突起13aにてフレーム2を挟持する
ことによって、アジャストピース3はフレーム2に取り
付けられる。この場合、フランジ部11がブレーキペダ
ル1側になるように取り付けられている。
【0019】本体10を貫通する挿通孔14の内周面1
4aには、雌ねじが形成されている。この雌ねじは軸線
に沿って等間隔に4箇所切り欠かれている。切り欠かれ
て雌ねじが形成されていない部分は、切欠部としての円
弧状の曲面部15が形成されている。即ち、内周面14
aはその軸線に沿って延びる曲面部15及び雌ねじ部1
6が交互に形成されている。曲面部15は雌ねじ部16
よりも大径に形成されている。即ち、曲面部15から中
心までの長さ(曲面部15の径)は、雌ねじ部16から
中心までの長さ(雌ねじ部16の径)よりも大きい。
又、各雌ねじ部16の左回転側には軸線に沿って一直線
に延びる壁状の固定規制部としての係止部17が設けら
れている。即ち、この係止部17は雄ねじ部9と雌ねじ
部16との螺合が緩む側に設けられ、通常、雄ねじ部9
が緩もうとすると、雄ねじ部9はこの係止部17に衝突
し、取付軸6が緩まないように取付軸6の回動を規制す
るようになっている。つまり、係止部17は、取付軸6
(雄ねじ部9)が緩む方向である雌ねじ部16のねじ緩
み側に形成されている。
【0020】又、曲面部15の範囲d3は前記取付軸6
側の雄ねじ部9の範囲d2と同等であり、雌ねじ部16
の範囲d4は前記取付軸6側の平面部8の範囲d1と同
等である。即ち、取付軸6と挿通孔14の形状は、平面
部8と雌ねじ部16とが対応し、雄ねじ部9と曲面部1
5とが対応する対称形状となっている。つまり、いずれ
か一つの雄ねじ部16が挿通孔14側の曲面部15と対
向する位置に位置すると、他の雄ねじ部9も曲面部15
と対向する位置に位置する。
【0021】次に、上記のように構成されたアジャスト
ピース3の作用及び効果について説明する。まず、作業
者はアジャストピース3の本体10のフランジ11が形
成された側とは反対側から取付軸6を挿通孔14に挿通
する。この挿通時には、図4(a),(b)に示すよう
に、取付軸6の雄ねじ部9と挿通孔14の曲面部15、
及び、取付軸6の平面部8と挿通孔14の雌ねじ部16
とを互いに対応させた位置で、取付軸6を挿通孔14内
に挿通する。そして、作業者は取付軸6を挿通孔14の
軸線方向に対して移動させる。この軸線方向への移動時
において、係合爪12は雄ねじ部9のねじに順次係合す
る。このため、作業者は雄ねじ部9のねじのピッチを確
認しながら取付軸6を移動させることとになる。そし
て、作業者は、そのピッチを確認しながら、取付軸6を
所望の位置まで移動させると、作業者は取付軸6の軸線
方向への移動を止め、その取付軸6を左回転させる。す
ると、図5(a),(b)に示すように、取付軸6の雄
ねじ部9と挿通孔14の雌ねじ部17とが互いに螺合す
る。
【0022】又、この螺合時において、ブレーキペダル
1等からの力によって、取付軸6に緩む方向に力が加わ
っても、係止部17が取付軸6の緩む方向側への回動を
規制して阻止する。従って、雄ねじ部9と雌ねじ部16
との螺合が外れることが防止される。又、締まる方向
(右回転)へ取付軸6に力が加わっても前記係合爪12
の弾性による傾動力によって、取付軸6の締まる方向へ
の回動が規制されることにより阻止され、雄ねじ部9と
雌ねじ部16との螺合が外れることが防止される。
【0023】更に、この螺合状態を解除するには、作業
者は前記係合爪12の傾動力よりも大きな力で、取付軸
6を右回転させる。すると、係合爪12はその回転に従
って徐々に外方へ押圧され、やがて、図4(a),
(b)に示す螺合が解除された状態に復帰する。
【0024】従って、取付軸6と挿通孔14とは、互い
のねじが形成された各ねじ部9,16と、ねじが形成さ
れていない曲面部15及び平面部9とが対応する対称形
状であるので、各ねじ部9,16が螺合していない状態
において、取付軸6を容易に挿通孔14内にて軸線方向
に移動させることができる。この移動時において、係合
爪12が雄ねじ部9のねじに順次係合するので、作業者
はねじのピッチ毎に取付軸6の移動位置を判断でき、そ
のピッチ毎に正確に取付軸6を挿通孔14に対して位置
決めすることができる。
【0025】そして、取付軸6を所望の位置に位置決め
した後、単に取付軸6を左回転させるだけで治具等を使
用せず容易に取付軸6の雄ねじ部9と挿通孔14の雌ね
じ部16とを螺合させ、ブレーキスイッチ4をアジャス
トピース3に固定できる。この螺合時において、取付軸
6の左回転側には係止部17が、右回転側には係合爪1
2が形成されている。このため、ブレーキペダル1の操
作時等における振動によって取付軸6がこれら係止部1
7及び係合爪12よりも左右回転することを防止でき、
雄ねじ部9と雌ねじ部16との螺合が外れることを防止
できる。特に、取付軸6は前記振動等によって緩み易
く、取付軸6がたとえ緩んでも、雌ねじ部16のねじ緩
み側の係止部17は壁状に形成された突起であるので、
この係止部17によって確実に雄ねじ部8と雌ねじ部1
6との螺合が外れることを確実に防止できる。一方、前
記係合爪12は弾性を有しているので、これらねじの螺
合状態を解除する時は、その弾性力以上の力で取付軸6
を右回転させるだけで容易に解除できる。
【0026】又、前記平面部8は、取付軸6の全周に雄
ねじを形成した後、等間隔に雄ねじを軸線に沿って切り
欠くことによって容易に形成できる。同様に、曲面部1
5は挿通孔14の内周面14a全体に雌ねじを形成した
後、等間隔に雌ねじを切り欠くことによって容易に形成
することができる。
【0027】このように容易にブレーキスイッチ4の検
出部5の位置を治具等を使用することなく単に取付軸6
を回動又は出没動作させるだけで調節できるので、ブレ
ーキスイッチ4の調節作業を容易に行うことができる。
しかも、この取付軸6は、内周面全体に渡って雌ねじが
形成された通常のナットに螺入することもできるので、
従来に示すダブルナット方式で取付軸をフレームに固定
する方法にも適用することができる。
【0028】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変更
して次のように実施してもよい。 (1)上記実施例では、平面部8は取付軸6全体に雄ね
じを形成した後、所定の雄ねじの部位を切り欠くことに
よって形成した。これを、例えば断面正方形の取付軸を
使用し、その4つの角部をねじ加工することによって雄
ねじ部9を形成してもよい。この場合、加工を行わなか
った各断面正方形状の各側面が軸切欠部となる。
【0029】(2)上記実施例において、取付軸6に平
面部8を4つ等間隔に形成したが、同形の平面部を2つ
又は3つ等間隔に設けてもよい。同様に5つ以上の同形
の平面部を等間隔に設けてもよい。この場合、挿通孔1
4は、取付軸6が挿通孔14の軸線方向に沿って移動で
きるように取付軸6に対応したものが使用される。又、
取付軸6に平面部8を等間隔に設けなくても勿論よい。
即ち、取付軸6のねじが形成された部位と挿通孔14の
ねじが形成されていない部位とが対応し、取付軸6のね
じが形成されていない部位と挿通孔14のねじが形成さ
れた部位とが対応する対称形状であればよい。
【0030】(3)上記実施例において、アジャストピ
ース3のフランジ部11とは反対側がブレーキペダル1
に向くよう構成してもよい。 (4)上記実施例では、検出部5は接触式のプランジャ
を使用したが、非接触式のセンサを使用してもよい。
【0031】(5)上記実施例では、取付軸6の先端に
検出部5が設けられていたが、取付軸とは異なる軸の先
端、又は部位に検出部5を設けたブレーキスイッチに応
用してもよい。
【0032】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項2又は3記載の発明において、前記スイッ
チは自動車のブレーキを作動させるブレーキスイッチで
あって、前記取付部材はブレーキを操作するブレーキペ
ダル近傍に設けられるとともに、取付軸の先端部にはブ
レーキペダルの操作を検出する検出部が設けられ、その
検出部がブレーキペダル側を向くように、雄ねじ部と雌
ねじ部とを螺合させることにより取付軸を挿通孔に対し
て取り付けたスイッチの取付構造。このスイッチの取付
構造によれば、取付軸を挿通孔の軸線方向に対して移動
させ、取付軸を回動させることによってブレーキスイッ
チの検出部の位置を容易に調節できる。即ち、検出部が
ブレーキペダルの操作を検出する位置を容易に調節でき
る。
【0033】(2)請求項3記載の発明において、前記
検出部5は接触式のセンサ(プランジャ)からなるスイ
ッチの取付構造。この取付構造によれば、アーム1aが
検出部5に接触したか否かによって確実にブレーキペダ
ル1の操作を検出できる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、取付軸を例えば雌ねじを有する挿通孔に対し
て回動させることにより、スイッチを容易に固定でき
る。請求項2記載の発明によれば、例えば請求項1の取
付軸の雄ねじ部を挿通孔の切欠部に対向させることによ
って、取付軸を挿通孔の軸線に対して容易に移動させる
ことができるとともに、所望の挿通位置にて取付軸を回
動させることによって容易にスイッチを固定できる。請
求項3記載の発明によれば、雄ねじ部と雌ねじ部との螺
合時には、雄ねじ部の両側にそれぞれ固定規制部及び傾
動規制部が位置するので、確実に取付軸を固定できると
ともに、この螺合を解除するには、前記傾動規制部の傾
動力よりも大きな力で取付軸を締まり側に回動させるだ
けで容易に解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アジャストピースの平面図。
【図2】 アジャストピースの断面図。
【図3】 アジャストピースの側面図。
【図4】 (a)はスイッチがアジャストピースに対し
て移動可能な状態時の平断面図、(b)はその側断面
図。
【図5】 (a)はスイッチがアジャストピースに対し
て固定された状態の平断面図、(b)はその側断面図。
【図6】 ブレーキペダル付近に取り付けられたブレー
キスイッチを示す側面図。
【符号の説明】
1…ブレーキペダル、4…スイッチとしてのブレーキス
イッチ、5…検出部、6…取付軸、8…切欠部としての
平面部、9…雄ねじ部、12…傾動規制部としての係合
爪、14…挿通孔、15…切欠部としての曲面部、16
…雌ねじ部、17…固定規制部としての係止部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチに設けられた雄ねじ部と、雄ね
    じ部に同雄ねじ部よりも小径の切欠部とを軸線方向に形
    成したスイッチの取付軸。
  2. 【請求項2】 スイッチに形成された雄ねじ部を取り付
    ける挿通孔に雌ねじ部を形成し、その雌ねじ部には雌ね
    じ部よりも大径の切欠部を形成した取付部材。
  3. 【請求項3】 前記挿通孔に形成された雌ねじ部の一側
    には前記雄ねじ部の回動を規制するための固定規制部が
    設けられるとともに、他側には外方に向かって傾動可能
    な傾動規制部が設けられた請求項2記載の取付部材。
JP11619595A 1995-05-15 1995-05-15 スイッチの取付軸及び取付部材 Pending JPH08312624A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100811694B1 (ko) * 2007-05-02 2008-03-11 주식회사 동희산업 자동차의 페달 스위치 고정장치
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