JPH08310702A - テンションリール制御装置 - Google Patents

テンションリール制御装置

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Publication number
JPH08310702A
JPH08310702A JP7121252A JP12125295A JPH08310702A JP H08310702 A JPH08310702 A JP H08310702A JP 7121252 A JP7121252 A JP 7121252A JP 12125295 A JP12125295 A JP 12125295A JP H08310702 A JPH08310702 A JP H08310702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
tension reel
speed
strip
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7121252A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Sato
誠治 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7121252A priority Critical patent/JPH08310702A/ja
Publication of JPH08310702A publication Critical patent/JPH08310702A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明のテンションリール制御装置は、スト
リップ破断検出回路4からのストリップ破断検出信号に
よってテンションリール用モータ7の回転速度を逐次零
速度まで減速させる速度制御回路13と、テンションリ
ール用モータ7の回転速度が予め定められた設定値以下
となったことを検出して設定値検出信号を出力する回転
速度設定値検出機能12aと、ストリップ破断検出信号
と設定値検出信号の論理積によってテンションリール用
のブレーキ10を動作させるブレーキ制御回路14と、
ストリップ破断検出信号が出力された場合に張力基準回
路9または速度制御回路15のいずれかに切り換えてテ
ンションリール用電動機駆動装置8に接続するスイッチ
15とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明によりテンションリール制御の信頼性
を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼設備の冷間圧延機
設備におけるテンションリール制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼設備の冷間圧延機設備において、図
2に示すようにストリップ3は圧延スタンド2により圧
延されテンションリール1により巻取られている。スタ
ンド用モータ5は速度基準回路16の指令によりスタン
ド用駆動装置6にて速度制御され、テンションリール用
モータ7は張力基準回路9の指令によりテンションリー
ル駆動装置8によって張力制御されている。
【0003】このような設備において、従来はテンショ
ンリール1とスタンド間のストリップ破断時にはストリ
ップ破断検出回路4の出力信号によって、スタンド用の
速度基準回路16の出力信号を急激に零としてスタンド
用モータ5は急速停止となり、テンションリール用の張
力基準回路9の出力を急激に零としてテンションリール
用モータ7はフリーランとし、かつテンションリール用
のブレーキ制御装置11の出力を零としてブレーキ10
を閉とする制御が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなストリップ
破断時の制御を行っている設備において、テンションリ
ールに巻き取られているコイル径が2mを越えるような
大きい状態において、高速で圧延中ストリップが破断し
た場合、テンションリールは急激にブレーキで停止させ
られるため、慣性力が巻き取られたストリップ間の摩擦
力により勝り、図3に示すようにコイルの外周部で巻き
緩みが生じることが多いという問題があった。
【0005】本発明は、大径コイルを巻き取り中にスト
リップ破断が発生しても、コイルの巻き緩みが発生しな
いようなテンションリール制御装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のテンションリー
ル制御装置は、テンションリール用電動機の回転速度を
検出するモータ速度検出器と、ストリップ破断検出回路
からのストリップ破断検出信号によってテンションリー
ル用電動機の回転速度を逐次零速度まで減速させる速度
制御回路と、テンションリール用電動機の回転速度が予
め定められた設定値以下となったことを検出して設定値
検出信号を出力する回転速度設定値検出機能と、ストリ
ップ破断検出信号と設定値検出信号の論理積によってテ
ンションリール用のブレーキを動作させるブレーキ制御
回路と、速度制御回路と並列に接続されモータ速度検出
器で検出した回転速度によってテンションリール用電動
機の回転速度を張力制御する張力基準回路と、ストリッ
プ破断検出信号が出力された場合に張力基準回路または
速度制御回路のいずれかに切り換えてテンションリール
用電動機駆動装置に接続するスイッチとを備えたことを
特徴としている。
【0007】
【作用】本発明のテンションリール制御装置において
は、テンションリール用電動機の回転速度を検出し、ス
トリップ破断検出回路からのストリップ破断検出信号に
よってテンションリール用電動機の回転速度を逐次零速
度まで減速させ、テンションリール用電動機の回転速度
が予め定められた設定値以下となったことを検出して設
定値検出信号を出力し、ストリップ破断検出信号と設定
値検出信号の論理積によってテンションリール用のブレ
ーキを動作させ、モータ速度検出器で検出した回転速度
によってテンションリール用電動機の回転速度を張力制
御し、ストリップ破断検出信号が出力された場合に張力
基準回路または速度制御回路のいずれかに切り換えてテ
ンションリール用電動機駆動装置に接続することを特徴
としている。
【0008】
【実施例】次に本発明のテンションリール制御装置の一
実施例を説明する。図1において、モータ速度検出器1
2はテンションリール1を駆動するテンションリール用
モータ7に取り付けられ、テンションリール用モータ7
の回転速度を検出する。そして、テンションリール1は
圧延スタンド2と共にストリップ3を巻き取っている。
速度制御回路13はストリップ破断検出回路4に接続さ
れ、ストリップ破断検出回路4からのストリップ破断検
出信号によってテンションリール用モータ7の回転速度
を逐次零速度まで減速させる制御回路である。回転速度
設定値検出機能12aはテンションリール用モータ7の
回転速度が予め定められた設定値以下となったことを検
出して設定値検出信号を出力する検出機能である。ブレ
ーキ制御回路14はストリップ破断検出回路4および回
転速度設定値検出機能12aに接続され、ストリップ破
断検出信号と設定値検出信号の論理積によってテンショ
ンリール用のブレーキ10を動作させる制御回路であ
る。張力基準回路9は速度制御回路13と並列に接続さ
れモータ速度検出器12で検出した回転速度によってテ
ンションリール用モータ12の回転速度を張力制御する
基準回路である。スイッチ15はストリップ破断検出信
号が出力された場合に、張力基準回路9または速度制御
回路13のいずれかに切り換えてテンションリール用電
動機駆動装置8に接続する切り換え装置である。
【0009】即ち、テンションリール用モータ7に取り
付けられた速度検出器12と、ストリップ破断検出回路
4と、ストリップ破断時はテンションリール1の速度を
順次零速度まで減速させる速度制御回路13と、ストリ
ップ破断時は速度検出器12の出力信号が設定された値
以下になったときテンションリール用のブレーキ10を
閉とするブレーキ制御回路14と、テンションリール用
モータ駆動装置8を張力制御とするか速度制御とするか
を切り替えるためのスイッチ15で構成される。 そし
て、通常運転時はスイッチ15は張力制御側に選択さ
れ、テンションリール1のコイルは張力基準回路9の出
力にて一定張力で巻き取られている。圧延スタンド2と
テンションリール1との間でストリップ破断が発生した
場合、破断検出回路4の出力信号にて、スイッチ15は
速度制御側に切り替わり、テンションリール1は速度制
御回路13にて速度制御される。速度制御回路13は速
度指令を零速度まで次第に減少させる。また、テンショ
ンリール用のブレーキ制御回路14は速度検出器12の
出力が設定された値(たとえば最高ライン運転速度の5
%速度)以下になったら、ブレーキ閉指令を出力し、テ
ンションリール1を完全に停止させる。速度制御回路1
3の出力指令の減速率は巻き取られたコイルのストリッ
プの摩擦力より小さくなる慣性力となる値とする。図3
は巻き緩んだコイルを示し、17は巻き緩み部である。
【0010】
【発明の効果】本発明によりストリップ破断時、テンシ
ョンリールに巻き取られたコイルは大径コイルでも巻き
緩むこと無く、停止することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すテンションリール制御
装置の構成図である。
【図2】従来の制御装置の構成図である。
【図3】巻き緩んだコイルを示す正面図である。
【符号の説明】
4:ストリップ破断検出回路 7:テンションリール用モータ 9:張力基準回路 11:ブレーキ制御装置 12:モーター速度検出器 13:速度制御回路 14:ブレーキ制御回路 15:スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンションリール用電動機の回転速度を
    検出するモータ速度検出器と、ストリップ破断検出回路
    からのストリップ破断検出信号によって前記テンション
    リール用電動機の回転速度を逐次零速度まで減速させる
    速度制御回路と、前記テンションリール用電動機の回転
    速度が予め定められた設定値以下となったことを検出し
    て設定値検出信号を出力する回転速度設定値検出機能
    と、前記ストリップ破断検出信号と前記設定値検出信号
    の論理積によってテンションリール用のブレーキを動作
    させるブレーキ制御回路と、前記速度制御回路と並列に
    接続され前記モータ速度検出器で検出した回転速度によ
    って前記テンションリール用電動機の回転速度を張力制
    御する張力基準回路と、前記ストリップ破断検出信号が
    出力された場合に前記張力基準回路または前記速度制御
    回路のいずれかに切り換えてテンションリール用電動機
    駆動装置に接続するスイッチと、を具備してなるテンシ
    ョンリール制御装置。
JP7121252A 1995-05-19 1995-05-19 テンションリール制御装置 Pending JPH08310702A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010059370A (ko) * 1999-12-30 2001-07-06 이구택 판파단시 롤 피해를 감소시키는 롤포스 퀵다운 방법
KR100758242B1 (ko) * 2001-11-13 2007-09-12 주식회사 포스코 연속 소둔로 내부의 스트립 파단 검출방법 및 장치
KR100925599B1 (ko) * 2002-10-11 2009-11-06 주식회사 포스코 연속 압연공정에서의 롤표면 소손방지를 위한 압연롤 갭제어장치 및 방법
CN104936715A (zh) * 2012-11-28 2015-09-23 东芝三菱电机产业系统株式会社 带状物的卷绕装置
KR20160075038A (ko) * 2014-12-19 2016-06-29 주식회사 포스코 스트립 사행 방지 장치 및 방법

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