JPH07125989A - 油圧式バケット付クレーンにおけるバケット開閉モートル給電用ケーブル巻取り装置 - Google Patents
油圧式バケット付クレーンにおけるバケット開閉モートル給電用ケーブル巻取り装置Info
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- JPH07125989A JPH07125989A JP30104093A JP30104093A JPH07125989A JP H07125989 A JPH07125989 A JP H07125989A JP 30104093 A JP30104093 A JP 30104093A JP 30104093 A JP30104093 A JP 30104093A JP H07125989 A JPH07125989 A JP H07125989A
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Abstract
ブレーキ付汎用かご形モートル31と、電源Sと該かご
形モートル31との間に配置されたインバータ33と、
インバータ33に低出力指令する低出力制御部34と、
運転者の操作する巻上下制御器22より出力する運転指
令S1、S2に基づいてインバータ33、低出力制御部
34に所定信号(S1±α)、S3をそれぞれ出力する
ケーブル巻取り制御部32とを具備している。
Description
ンの運転制御に係り、特に油圧式バケット巻上モートル
に連動してバケットを開閉させる油圧ポンプモートル給
電用ケーブルを巻取り巻戻しするに好適な油圧式バケッ
ト付クレーンにおけるバケット開閉モートルの給電用ケ
ーブルの巻取り装置に関する。
バケット開閉用油圧ポンプモートルへの給電用ケーブル
の巻取り装置を図を参照して説明する。図4は油圧式バ
ケット付クレーンの巻上装置を説明する正面図、図5は
給電用ケーブル巻取り装置の回路図、図6はトルクモー
トルの速度・電流特性図である。
ーン(以下、単にクレーンという)10はクラブ11
に、油圧バケット本体(以下、単にバケットという)1
2の巻上装置13と、バケット12内に設けられたバケ
ット開閉油圧モートル14の給電用ケーブル15を巻取
り巻戻すケーブルリール16とが設けられている。
ルとしてトルクモートル17が使用されている。そし
て、図5に示すように、連続定電圧の印加によってトル
クモートル17に常に上方向へのトルクを発生させて、
給電用ケーブル15が常に弛みの無い状態に維持するよ
うに構成されている。図中18はブレーキ、19はトル
クモートル17の冷却用ファン、20はサーマルリレー
である。バケット12は巻上装置13を構成する巻上モ
ートル21が運転者の操作する制御器22によって巻上
下制御装置23を介して制御されるようになっている
(図1参照)。
電用ケーブルのケーブルリール16に於ては、図6に示
すようにバケット停止時に於ても、トルクモートル17
に全電圧が印加されているため、拘束時の電流即ち通常
定格電流の4〜5倍が流れる。また、トルクモートル1
7が停止しているため、冷却ファン19による冷却効果
が得られない。
充分耐えるため大型構造となり、さらに冷却ファン19
を具備させている。従って従来の巻取り装置16ではク
ラブ11上に占めるケーブル巻取り装置16のスペース
が広くなるほか、トルクモートル17等機器類が高価と
なる等の欠点があった。
で、小形で且つ経済的な油圧ポンプモートル給電用ケー
ブルの巻取り装置を提供することを目的としている。
付天井クレーンにおけるバケット開閉用油圧ポンプモー
トルの給電用ケーブル巻取り装置であって、前記ケーブ
ルを巻取るブレーキ付汎用かご形モートルと、該かご形
モートルと電源との間に配置されたインバータと、運転
者が操作する巻上下制御器より出力する運転指令に連動
し、インバータを介して前記かご形モートルの始動、停
止及び巻上時には前記運転指令より所定値だけ増速し、
巻下時は運転指定より所定値だけ減速制御させるケーブ
ル巻取制御部と、前記バケット巻上用モートルが停止し
てバケットが開閉動作中は、インバータを介して前記か
ご形モートルに、低トルクを巻上方向に連続して発生さ
せる低出力制御部とを具備したことを特徴としている。
ケット付クレーンにおけるバケット巻上モートル給電用
ケーブルの巻取り装置(以下、本発明巻取り装置とい
う)の一実施例を説明する。
2は本発明装置の動作を説明するフローチャート、図3
はケーブル巻取りモートルの速度・電流特性図である。
従来部品と同一のものは同一符号を付して説明を行う。
ご形モートル(以下、かご形モートルという)31と、
ケーブル巻取り制御部32と、インバータ33と、低出
力制御部34とを具備している。前記かご形モートル3
1は従来のトルクモートル17に替わるものであって、
一般に広く使用されているものである。
転者の操作する巻上下制御器22から発せられる運転指
令に基づいて、巻上下制御装置23、インバータ33低
出力制御部34にそれぞれ所定の指令を出力するように
なっている。
31の間に配置されており、ケーブル巻取り制御部32
及び低出力制御部34の出力に基づいてかご形モートル
31を制御するようになっている。なお低出力制御部3
4はケーブル巻取り制御部32とともに図外のマイコン
を含んでいる。
て説明する。図中のN1、N2、・・・は処理手順(ス
テップ)の番号を示す。まず、バケット巻上側の動作に
ついて説明する。 (1) 運転手が巻上下制御器22を所定位置迄操作する
と、巻上下制御器22からの巻上下速度指令S1及び起
動、停止指令S2からなる運転指令が発せられる(N
1)。
取り制御部32に入力され速度指令S1及び起動運転指
令S2が出力され(N2)、巻上下制御装置23を介し
て(N3)、バケット巻上用モートル21が起動する
(N4)。 (3) 前記に準じ停止指令S2が発せられると(N5)、
ケーブル巻上下制御装置23を介し(N6)、バケット
巻上用モートル21が停止する(N7)。
する。 (4) 前記(2) に於て、ケーブル巻取り制御部32は巻上
下速度指令S1が巻上か巻下げかを判断する(N8)。 (5) 前記判断結果巻上下速度指令S1が巻上側であれ
ば、巻上速度指令に所定を加算し(S1+α)(但しα
は正数)とし(N9)、インバータ34に出力する。
(S1+α)に基づいてかご形モートル31の速度がバ
ケット巻上用モートル21よりも所定速度だけ速くなる
ように動作し(N10)、かご形モートル31を増速運
転する(N11)。これによって給電用ケーブル15の
巻取り遅れが無くなり、給電用ケーブル15の弛みをな
くする。 (7) 前記(5) に於て、運転指令S1が巻下側であれば前
記と反対に指令速度に対し(S1−α)とする(N
9’)。
S2が出た場合(N5)、巻上下制御装置23が停止し
(N6)、バケット巻上用モートル21は停止する(N
7)。しかし、ケーブルリール側のかご形モートル31
は停止させず、低トルクで運転させる。即ち低出力制御
部34を介してインバータの出力周波数を下げるか又は
インバータ出力電圧を下げるように指令信号S3でもっ
てインバータ33を制御する。これにより、インバータ
33は出力を切り換え(N12)、低トルク出力又は低
周波出力でもってかご形モータ31が運転される(N1
3)。
流特性は図3に示す曲線Bに示すように通常運転に於け
る曲線Aに比し、通常の電流値よりも極端に少なくな
る。また、図6に示すトルクモートルの電流値に比して
も極端に少ないものであり、熱的条件も非常によくなっ
ている。
は油圧式バケット付天井クレーンにおけるバケット開閉
用油圧ポンプモートルの給電用ケーブル巻取り装置であ
って、前記ケーブルを巻取るブレーキ付汎用かご形モー
トルと、該かご形モートルと電源との間に配置されたイ
ンバータと、運転者が操作する巻上、下制御器より出力
する運転指令に連動し、インバータを介して前記かご形
モートルの始動、停止及び巻上時には前記運転指令より
所定値だけ増速し、巻下時は運転指定より所定値だけ減
速制御させるケーブル巻取制御部と、前記バケット巻上
用モートルが停止してバケットが開閉動作中は、インバ
ータを介して前記かご形モートルに、低トルクを巻上方
向に連続して発生させる低出力制御部とを具備したこと
を特徴としている。従って、ケーブル巻取り装置が小形
化できるとともに高価なトルクモータ、冷却ファンを用
いないので経済的であるという利点がある。
上装置のブロック図である。
る。
電流特性図である。
ーンの巻上装置を説明する正面図である。
巻取り装置の回路図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 油圧式バケット付天井クレーンにおける
バケット開閉用油圧ポンプモートルの給電用ケーブル巻
取り装置であって、前記ケーブルを巻取るブレーキ付汎
用かご形モートルと、該かご形モートルと電源との間に
配置されたインバータと、運転者が操作する巻上下制御
器より出力する運転指令に連動し、インバータを介して
前記かご形モートルの始動、停止及び巻上時には前記運
転指令より所定値だけ増速し、巻下時は運転指定より所
定値だけ減速制御させるケーブル巻取制御部と、前記バ
ケット巻上用モートルが停止してバケットが開閉動作中
は、インバータを介して前記かご形モートルに、低トル
クを巻上方向に連続して発生させる低出力制御部とを具
備したことを特徴とする油圧式バケット付クレーンにお
けるバケット開閉モートル給電ケーブル巻取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30104093A JP3277053B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 油圧式バケット付クレーンにおけるバケット開閉モータ給電用ケーブル巻取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30104093A JP3277053B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 油圧式バケット付クレーンにおけるバケット開閉モータ給電用ケーブル巻取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07125989A true JPH07125989A (ja) | 1995-05-16 |
JP3277053B2 JP3277053B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=17892139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30104093A Expired - Lifetime JP3277053B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 油圧式バケット付クレーンにおけるバケット開閉モータ給電用ケーブル巻取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3277053B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046222A (ja) * | 2007-08-16 | 2009-03-05 | Hitachi Plant Technologies Ltd | クレーン吊具給電用電動ケーブルリールの制御装置及び制御方法 |
CN106904537A (zh) * | 2017-03-06 | 2017-06-30 | 西安外事学院 | 一种智能运行的工控起吊装置 |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP30104093A patent/JP3277053B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046222A (ja) * | 2007-08-16 | 2009-03-05 | Hitachi Plant Technologies Ltd | クレーン吊具給電用電動ケーブルリールの制御装置及び制御方法 |
CN106904537A (zh) * | 2017-03-06 | 2017-06-30 | 西安外事学院 | 一种智能运行的工控起吊装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3277053B2 (ja) | 2002-04-22 |
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