JPH04185789A - 巻戻機の通紙制御装置 - Google Patents

巻戻機の通紙制御装置

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JPH04185789A
JPH04185789A JP31502990A JP31502990A JPH04185789A JP H04185789 A JPH04185789 A JP H04185789A JP 31502990 A JP31502990 A JP 31502990A JP 31502990 A JP31502990 A JP 31502990A JP H04185789 A JPH04185789 A JP H04185789A
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JP
Japan
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speed
paper
tension
setting device
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP31502990A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Maita
舞田 哲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は速続加工処理ラインに用いる巻戻機の通紙制御
装置に関する。
(従来の技術) 従来の連続加工処理ラインは紙を送り出す巻戻機、メイ
ンロール電動機、速度基準と速度帰還が一致するように
制御する速度制御増幅器及び電流基準と電流帰還が一致
するように制御する電流制御増幅器から構成され、通紙
、すなわち巻戻機の掛けられた紙を以降のロールに順次
通して行く工程において、全てのロールは通紙速度設定
に基づくライン速度基準を各速度制御増幅器に与えて速
度制御にて運転される。
一般に通紙速度はライン最高速度の1%前後であるが、
巻戻機は巻戻径によって回転数が変わるため、巻戻径最
大時の回転数は最高回転数の0.1%程度と非常に低く
なる。
更に巻戻機は電動機と巻戻コイルの間の機械的バックラ
ッシュが大きいため、通紙時巻戻機を安定した速度制御
で運転することは困離であった。
また巻戻機は適正な張力を保ちながら通紙されていくの
が望ましいが、もし巻戻機が完全に他のロールとf?l
速したとしても速度制御では適正張力を保つのが雅しい
時刻t1に起動し、巻戻機から紙を送り出して行き順次
ロールを通過して行き、時刻t2においてメインロール
と紙の間に拘束力が発生し、紙を引張るようになるが巻
戻機も同一速度で運転されているため張力はほぼ零のま
まで経過して行き、もし巻戻機の速度が少しでも速いと
紙は弛むし、少しでも遅いと紙は張り過ぎとなってしま
い、通紙時に巻戻機を安定した張力で運転することが困
難であった。
(発明が解決しようとする課題) 巻戻機を安定した張力で運転するには巻戻機を速度制御
ではなく張力制御で運転すれば良いが、巻戻機を張力制
御で運転すると制御方向すなわち逆転方向にトルクを発
生するため、通紙開始時に紙を送り出すことが出来ない
また紙がメインロールに到達してから張力制御に切換え
るという方法もあるが、切換タイミングを決めるために
紙が到達したことを検出する光電管等の検出器が必要と
なる。
本発明は上記の問題を考慮してなされたもので、通紙時
に巻戻機の速度基僧をライン速度基準より下げ、かつ巻
戻機の電流制限値を最適張力相当の値に設定することに
より巻戻機を安定した張力で運転できる巻戻機の通紙制
御装置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は紙を送り出す巻戻機を駆動する電動機と、この
電動機に流れる電流を制御する電流制御増幅器と、巻戻
機の通紙速度を設定する通紙速度設定器と、この通紙速
度設定器の設定値によりライン速度基準値を発生する速
度基準回路と、ライン速度基準値に比例した速度基準量
を出力する速度比設定器と、この速度比設定器の速度基
準量と速度帰還量とが一致するように制御する速度制御
増幅器と、紙の張力を設定する張力設定器と、この張力
設定器の張力設定値により速度制御増幅器の電流を制限
して電流制御増幅器に入力する制限回路とを具備してな
る巻戻機の通紙制御装置である。
(作 用) 巻取機、塗工機などの連続加工処理ラインの中の巻戻機
において1通紙時に巻戻機の速度基準をライン速度基準
より下げ、かつ巻戻機の電流制限値を最適な張力相当の
値に設定し、電動機を制御する。
(実施例) 次に本発明の一実施例を説明する。第1図は紙を送り出
す巻戻機1を駆動する電動機3と、電動機3に流れる電
流11を制御する電流制御増幅器5と、巻戻機1の通紙
速度を設定する通紙速度設定器6と、通紙速度設定器6
の設定値によりライン速度基準値を発生する速度基準回
路7と、ライン速度基準値に比例した速度基1量を出力
する速度比設定器10と、速度比設定器10の速度基準
量と速度帰還量とが一致するように制御する速度制御増
幅器4と、紙の張力を設定する張力設定器8と、張力設
定器8の張力設定値により速度制御増幅器4の電流を制
限して電流制御増幅器5に入力する制限回路9とを具備
してなる巻戻機の通紙制御装置を示している。
即ち、巻戻機1における通紙時の制御は、実速度が速度
基準と一致するように速度制御で運転される巻戻機1に
おいて、通紙速度設定に基づくライン速度基準よりもホ
さい値を巻戻機の速度基準とし、なおかつ巻戻機の張力
が過大となることを防止するために巻戻機1の電流制限
値を通紙時のみ最適張力相当の値に設定する。
即ち、巻戻機1をラインの他のロールより低速で運転す
ることにより通紙時に紙が弛むことを防止できる。
しかし、このままでは紙がメインロールによりライン速
度で引張られるため、巻戻機コは速度帰還が速度基準を
上回り、速度制御増幅器4の動作によって減速させよう
として制動方向へ電流を増加させてゆく。
巻戻機1の張力は巻戻機1の電動[3に流れる電流の大
きさに比例するた〃〕、電流の増加によって張力も増加
してゆく。
一般に紙の伸び量は非常に小さい為、張力が増加しても
巻戻機の速度は低下せず、巻戻機は速度制御増幅器4の
動作によって更に電流を増加させ、張力もこれに伴なっ
て増加してしまい、破断張力に達すると断紙となってし
まう。そこで速度制御増幅器4の出力、即ち電流基準に
リミット処理を施し、このリミット値を最適張力相当の
値に設定することにより巻戻機1の制動トルクに比例す
る張力の大きさをも最適値に制限することができる。
即ち、巻戻機の速度基準は速度比設定器10によりライ
ン速度基準よりも小さい値に設定さお、−方、張力設定
器8で設定された張力に対応した電流値でリミットをか
けるため、制御回路9はこの電流値でリミットするよう
に速度制御増幅器4の出力を制限する。
第2図は本発明による制御方法を採用したときの通紙時
のタイミングチャート図の一例である。
時刻t、に全での電動機が起動し巻戻機1の紙を送り出
し始める。このとき巻戻機1の速度ν、は、*度比設定
器10で設定された比率たけメインロール2の速度v2
よりも遅い。
そして送り出された紙の先端がメインロール2を通過し
て行き時刻t2において紙とロールの開に拘束力が働き
始めると紙の速度はメインロール2の速度V2に上がっ
てゆき、紙に伸びがなれば巻戻機1の速度もメインロー
ル2に引張られるためにV2と等しくなる。
このため巻戻機1は速度制御増幅器4の動作により制動
トルクを増加させるが、このとき、張力設定器8で決ま
る電流値まではレート付リミッタにより最適変化率で電
流を増加させ、急激なショックを与えないようにする。
そして時刻t1になると巻戻機1の電流が完全にリミッ
ト値に達し、それ以上増加しなくなる。
また、巻戻機1の張力T、も張力設定器8で設定された
張力で一定となり、通紙時においても安定した張力で運
転することができる。
このように紙とメインロール2に拘束力が働き始めて張
力が増加し始めると自動的に巻戻機lの電流は一定の制
限値にかかり、見かけ止定電流で張力制御を行っている
のと同じ状態となる。
従って本実施例によれば速度比設定器およびリミッタを
追加することにより通紙時においても巻戻機を安定した
張力で運転することが可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば通紙時の巻取機の速度基準をライン速度
基準より下げることにより送り出した紙の弛みを防止し
、なおかつ巻戻機の電流を張力設定値に対応した値に制
限することにより通紙時に一定の安定した張力で巻戻機
を運転することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す巻戻機の制御装置の構
成図、第2図は通紙時のタイミングチャートを示す説明
図である。 1・・・巻戻機      3・・・電動機4・・・速
度制御増幅器  5・電流制御増幅器6 ・通紙速度設
定器  7・・速度基準回路8・・・張力設定器   
 9 制限回路10・速度比設定器 代理人 弁理士  大 胡 典 夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙を送り出す巻戻機を駆動する電動機と、この電動機に
    流れる電流を制御する電流制御増幅器と、前記巻戻機の
    通紙速度を設定する通紙速度設定器と、この通紙速度設
    定器の設定値によりライン速度基準値を発生する速度基
    準回路と、前記ライン速度基準値に比例した速度基準量
    を出力する速度比設定器と、この速度比設定器の速度基
    準量と速度帰還量とが一致するように制御する速度制御
    増幅器と、前記紙の張力を設定する張力設定器と、この
    張力設定器の張力設定値により前記速度制御増幅器の電
    流を制限して前記電流制御増幅器に入力する制限回路と
    を具備してなる巻戻機の通紙制御装置。
JP31502990A 1990-11-20 1990-11-20 巻戻機の通紙制御装置 Pending JPH04185789A (ja)

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JPH04185789A true JPH04185789A (ja) 1992-07-02

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