JPH08309513A - 鋳物からセラミックモールド材料を除去する方法とその装置 - Google Patents

鋳物からセラミックモールド材料を除去する方法とその装置

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JPH08309513A
JPH08309513A JP8150076A JP15007696A JPH08309513A JP H08309513 A JPH08309513 A JP H08309513A JP 8150076 A JP8150076 A JP 8150076A JP 15007696 A JP15007696 A JP 15007696A JP H08309513 A JPH08309513 A JP H08309513A
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casting
spray
mold material
ceramic
caustic solution
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JP8150076A
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Patrick L Conroy
エル. コンロイ パトリック
Douglas W Wilkinson
ダブリュー. ウイルキンソン ダグラス
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Howmet Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D31/00Cutting-off surplus material, e.g. gates; Cleaning and working on castings
    • B22D31/002Cleaning, working on castings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/02Cleaning by the force of jets or sprays
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D29/00Removing castings from moulds, not restricted to casting processes covered by a single main group; Removing cores; Handling ingots
    • B22D29/001Removing cores
    • B22D29/002Removing cores by leaching, washing or dissolving
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G3/00Apparatus for cleaning or pickling metallic material

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、1つ以上の鋳物の外面か
らセラミックモールド材料を、従来の浸漬とウォータブ
ラスト又はサンドブラストの方法に比べて、比較的迅速
に除去する方法とその装置を提供するものである。 【構成】 このため、この発明は、鋳物と高温苛性溶液
噴霧ノズルを相対的に移動させ、高温苛性溶液を前記各
鋳物に向けて加圧して吐出し、前記各鋳物に付着した型
ばらし後のセラミックシェル材料を前記各鋳物の次の処
理の前に除去することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳物の外面からセ
ラミックモールド材料を除去する方法とその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジンのブレードとベー
ン等のガスタービンエンジン部品の製造においては、鋳
造すべき部品の形状と一致する形状を持つ1つ以上のモ
ールドキャビティを有するセラミックインベストメント
モールドの中にニッケル基又はコバルト基の超合金等の
適切な合金をインベストメント鋳造する。この鋳造部品
に1つ以上の内部通路を含む必要がある場合には、この
シェルモールドのモールドキャビティ中に1つ以上のセ
ラミックコアを有することができる。
【0003】このインベストメントシェルモールドの形
成は、ろう(又は他の取り外し可能な一過性の材料)模
型アセンブリをセラミックスラリー中に繰り返し浸漬さ
せ、余剰スラリーを流し出し、次にセラミックスタッコ
を振りかけてこのシェルモールドを前記模型アセンブリ
上の所望の鋳型壁厚さに盛り上げる周知のロストワック
ス法で行われる。次に、このろう模型を、加熱によって
前記ろう模型を溶融する等の各種周知の手段によって生
のシェルモールドから除去する。次にこの生のシェルモ
ールドを高温度で焼成して、鋳物に適した鋳型強度を持
たせるようにする。この焼成したインベストメントシェ
ルモールドは、等軸、柱状又は単結晶のミクロ組織を有
するように周知の方法で1つ以上のブレード、ベーン、
又はその他の部品を鋳造するために使用することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、セラミック・イ
ンベストメント・シェル・モールドは、鋳型中の鋳物を
衝打してこの鋳物から緩い鋳型材料を除去し、次に残余
鋳型材料が付着したこの鋳物を高温の苛性溶液中に浸し
てこの鋳型材料を軟化させる型ばらし作業によって、イ
ンベストメント鋳造の(各)構成要素から除去した。例
えば、鋳型材料がアルミナ基セラミックから成る場合、
この鋳型材料を軟化させるために鋳物を蓋なし容器中の
45%のKOH苛性水溶液中に華氏285度(溶液沸騰
温度)で13時間浸す。次に、軟化した鋳型材料を除去
するためにこの鋳物に800psiのウォータブラスト
を鋳物一荷毎に1.5時間施す。あるいはこの代わり
に、軟化したセラミックモールド材料を除去すべくこの
鋳物に100psiのサンドブラストを各鋳物毎に最長
3時間まで施すことができる。このインベストメントシ
ェルモールドの除去方法は、極めて緩慢で時間がかか
り、鋳物のコストを上昇させる不都合がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、セラミック
モールド材料が付着した鋳物と、異なる方向から前記鋳
物に向けて加圧されて吐出するとともに前記鋳物の外面
から前記セラミックモールド材料を除去するのに有効な
高温苛性溶液の複数の飛沫と、を相対的に移動させるこ
とから成ることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、1つ以上の鋳物の外面
からセラミックモールド材料を、上述した前記浸漬とウ
ォータブラスト又はサンドブラストの方法に比べて比較
的迅速に除去する方法とその装置を提供するものであ
る。
【0007】この方法の実施例は、セラミックモールド
材料が付着した1つ以上の鋳物と、前記(各)鋳物の外
面領域を洗浄すべく複数の異なる方向から前記鋳物に向
けて加圧されて吐出する複数の高温苛性飛沫と、を相対
的に移動させることから成る。
【0008】この発明の1実施例においては、残余セラ
ミックモールド材料が付着した1つ以上の(各)鋳物
を、噴霧ノズル等、複数の固定噴霧手段の経路の中で回
転可能なテーブルに載設し、前記鋳物が前記噴霧手段を
通過すると同時に前記噴霧手段から高温苛性溶液を前記
鋳物に向けて異なる方向に加圧噴霧する。前記固定噴霧
手段は、高温苛性溶液の横方向の飛沫が前記鋳物に向け
て異なる多方向に出るように、前記回転テーブルの外周
に近接する直立スプレーアーム上の異なる外周(例えば
円周)位置に離間させることができる。前記回転可能な
テーブルの頂部と底部に近接する夫々上部と下部のスプ
レーアームに他の固定噴霧手段を配設し、前記外周方向
に離間させた噴霧手段が高温苛性の飛沫を前記鋳物に向
けて横に注ぐ一方で前記上部と下部のスプレーアームの
間で移動する前記鋳物に向けて高温苛性の飛沫を下方と
上方に注ぐようにすることができる。
【0009】ニッケル基超合金の等軸、DS(指向性凝
固)及びSC(単結晶)のタービンブレード又はベーン
のインベストメント鋳造品から残余セラミック・インベ
ストメント・シェル・モールド材料(例えば、アルミ
ナ、シリカ、ジルコン、ジルコニア又はイットリアを主
成分とするセラミック)を除去するこの発明を実施する
にあたり、前記高温苛性溶液は、噴霧ノズルから少なく
とも約100psi〜400psiの噴霧圧力で吐出す
る華氏約200度〜350度の高温の重量比30%〜5
5%のKOHを含むことができる。前記セラミックシェ
ルモールド材料は、鋳物の数と形状によって異なるが、
約1時間乃至2時間などの比較的短い時間で1段階の作
業で鋳物の外面から除去することができる。重要なこと
は、DS鋳物とSC鋳物をこの発明にしたがって、鋳物
ミクロ組織中に望ましくない有害な局部的再結晶領域が
生じないようにしながら洗浄して残余シェルモールド材
料を拭い落とすことができるということである。前記再
結晶領域は、鋳物の不良の原因になることがある。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。図1〜図11においては、複数の超合金インベ
ストメント鋳造品から残余セラミックシェルモールド材
料を除去する本発明の1実施例を図示している。特に、
図3を参照すると、複数のタービン・ベーン・クラスタ
・インベストメント鋳造品10を上部の積重可能なテー
ブル棚22に固設しているのを図示するとともに、複数
のタービン・ブレード・インベストメント鋳造品12を
下部の回転式テーブル20に固設したのを図示してい
る。数種類のタービンブレード鋳造品グループにするた
め、複数のタービンブレード鋳造品12を鋳込み作業か
ら共通の凝固受口Cによって相互連結している。前記鋳
造品10と12は、従来の型ばらし作業の後に参照数字
25で表示するような残余又は残留セラミックモールド
材料を有する。この型ばらし作業においては、インベス
トメントシェルモールド(図示せず)中の鋳物を空気ハ
ンマー又は丸頭ハンマーで衝打して、この鋳型中の鋳造
品10、12から緩いシェルモールド材料を打ち払う又
は除去する。一般に、この型ばらし作業では、前記鋳造
品10、12の僅かな外面領域に残留しているセラミッ
クシェルモールド材料が残ってしまうが、その理由は、
この残留セラミック材料が、鋳物の形状によって異なる
が、鋳造品の一部の外面領域における薄い層から鋳造品
の他の外面領域のその他の領域における比較的厚い層
(例えば、2インチの厚さ)まで多種多様の厚さを有す
るからである。この残余又は残留セラミックモールド材
料は、周知のように、鋳造品10、12の次の処理を始
める前に除去しておく必要がある。
【0011】下部のテーブル20と上部のテーブル棚2
2は、同じような構造である。例えば、下部のテーブル
20は、中央のハブ20bから外周リング20dまで延
出する半径方向リブ支持部材20aと、開いた蜘蛛の巣
型の形状を構成するように半径方向リブ間に溶接した横
部材20eと、を含む。上部の棚22は、似た構造であ
り、円周方向に離間させた複数の直立支持柱26(例え
ば、120度離間させた3つの支柱)によって下部のテ
ーブル20に支持されている。前記支持柱26は、各
々、叉状の端部を区画するようにボルトで締め合わせた
1対の離間支柱部材26a、26b(図7)を含む。支
持柱26の各々の向かい側の叉状端部は、下部のテーブ
ル20の夫々の半径方向リブ支持部材20aと、上部の
棚22の半径方向リブ支持リブ部材と、にステンレス鋼
の軸によって締着しており、前記ステンレス鋼軸は、各
々のリブ部材中の横穴に貫設するとともに、図7に示す
如くテーブル20の半径方向リブ支持部材20aの図示
の如きエンドナットによって所定の位置に保持されてい
る。図3には1つの上部テーブル棚22を図示している
が、この発明は、これに限定するものではなく、洗浄す
べき別の鋳物を収容する多棚又は多段アセンブリになる
ように別のテーブル棚を上下に重置して同様の支持柱2
6で支持することができる。
【0012】前記タービン・ブレード・インベストメン
ト鋳造品12は、適切なテーブルクランプCLによって
下部の回転可能なテーブル20に固設しており、このテ
ーブルクランプCLは、鋳造技術では周知の如く受口を
凝固湯道で鋳造品に連結する鋳込み作業から共通の凝固
受口Cに係合している。前記タービン・ベーン・クラス
タ・インベストメント鋳造品10は、適切なテーブルク
ランプ又は固定具(図示せず)によって上部の棚22に
固設している。
【0013】各タービン・ベーン・クラスタ・インベス
トメント鋳造品10と個々のタービン鋳造品12は、周
知の従来のインベストメント鋳造法又は他の鋳造法で製
造した等軸、柱状又は単結晶のニッケル基又はコバルト
基の超合金鋳物を含むことができる。図3は、タービン
・ブレード・クラスタ鋳造品10と個々のタービンブレ
ード鋳造品12を図示しているが、これは単に例示目的
にすぎず、これに限定するものではない。この発明は、
特定の鋳造法に限定するものではなく、あるいは、特定
の鋳物形状、鋳込み金属や合金又はその他の材料、又は
鋳物ミクロ組織に限定するものではないので、様々な鋳
造法で生成した多種多様の鋳物の形状、ミクロ組織、及
び組成物からコアを除去するために実施することができ
る。
【0014】前記鋳造品10、12に残留するセラミッ
ク・インベストメント・シェル・モールド材料25は、
鋳型中のセラミック材料の周りに鋳込みすべき金属や合
金又はその他の材料に応じて選択した前記セラミック材
料から成る。鋳造タービンブレードとベーンの製造、そ
れからもちろんベーンの切片又は塊の製造に使用するニ
ッケル基超合金の場合、型ばらし作業の後に鋳造品1
0、12に残留するセラミックモールド材料25には、
アルミナ基セラミック、シリカ基セラミック、又はジル
コニア基セラミックを含めることができる。但し、この
発明は、特定のセラミックモールド材料25の除去に限
定するものではないので、鋳造品の外面の一部又は全部
に残余又は残留する他のセラミック材料であって、単な
る例えばにすぎないが高温の苛性水溶液等、適切なセラ
ミック溶解流体中に溶けることができる他のセラミック
材料を除去するために実施することができる。
【0015】図1〜図11を参照すると、クリーニング
キャビネット32の壁に装着したピボットアセンブリ3
0に回転可能な下部テーブル20を取り付けたのを図示
している。特に、図4〜図6を参照すると、このピボッ
トアセンブリ30は、前記クリーニングキャビネット壁
に締着した上部と下部の支持マウント30bの間に介設
している固定ピボット支柱30aを含む。このピボット
支柱30aに管状の支持スリーブ30cを、この支持ス
リーブ30cとピボット支柱30aの間の上部と下部の
スラストワッシャとO−リンググランドと軸受けスリー
ブのアセンブリ(図示せず)によって軸着している。こ
の支持スリーブ30cに、水平に延出するテーブル回動
又はピボットアーム34を連結(例えば溶着)して、水
平に回動又はピボット運動させている。このテーブル2
0の行程又は回動の範囲を限定するために、クリーニン
グキャビネット32の隣接する壁に載設した相対的に調
節可能な1対のウェッジが調節可能なストッパ29を構
成している。
【0016】この回動ピボットアーム34は、このアー
ム34の端部近傍に溶着した支持プレート34aと、こ
の支持プレート34aに溶着した垂直のスピンドル又は
軸36と、を含む。このスピンドル又は軸36に下部テ
ーブル20のハブ20bを、上部と下部のスラストワッ
シャ35と、前記スラストワッシャ間の軸受けスリーブ
37と、によって取り付けて、テーブル20がこのピボ
ットアーム34に対して回転することができるようにな
っている。
【0017】このテーブル20は、テーブル20の外周
リング20dに仮付け溶接した環状アングル部材50を
含む。このアングル部材50に従動チェーン52を付着
(例えば溶着)している。
【0018】図7で、この従動チェーン52は、電気モ
ータ56の駆動軸56aの回転可能な駆動スプロケット
54と咬合しており、この電気モータ56は、フレーム
57によってアクセスドア31の外側に取り付けるとと
もに、このフレーム57は、前記スプロケット54を内
設するドア囲い31aに締着(例えば溶着)している。
このドア囲い31aは開口部31bを含むとともに、テ
ーブル20をこのキャビネットの中に配置してドア31
を閉じるとスプロケット56の一部分がこの開口部31
bを貫通して前記テーブルの従動チェーン52に咬合す
る。このモータ56を生かすとスプロケット54が駆動
するので、したがって、鋳造品10、12を載設したテ
ーブル20と棚22が回転する。
【0019】図1と図2を参照すると、このクリーニン
グキャビネット32の中には、ドア31で開閉可能なク
リーニングチャンバ33を区画している。リミットスイ
ッチSLは、洗浄作業にとりかかれるように、ドアが閉
じていることを検出するために使用する。このキャビネ
ット32は、内壁と外壁32a、32bを含むととも
に、当該内外壁の間には、例えば図4に例示目的で図示
するように断熱材32cを介設している。ドア31は、
上部と下部のピボットを中心に回動可能である(下部ピ
ボットも似ているため上部ピボット31cのみ図4と図
5に図示)。前記クリーニングチャンバ33は、クリー
ニング領域33aと、このクリーニング領域33aの下
に配置するとともにステンレス鋼の一体フロアFによっ
てこのクリーニング領域33aから分離したサンプ領域
33bと、を含むものであり、前記一体フロアFは、こ
のキャビネット32の前部のスラッジ沈澱領域又はタン
ク33c寄りに傾斜又はある角度に曲げており、鋳造品
と、鋳造品及びその他の物質から除去した全ての鋳型材
料と、に接触した後の霧吹き苛性溶液をこのスラッジ沈
澱領域又はタンク33cに注ぐようになっている。この
スラッジ沈澱領域とサンプ領域は、直立壁33e中に区
画した開口部33dにおいて連通しており、この壁33
eの背後に液体が得られるようになっている。図2に
は、サンプ領域33bとスラッジ沈澱領域33cの中の
苛性溶液の正常な液面の高さ又はラインを図示してい
る。前記スラッジ沈澱領域又はタンクは、着脱式蓋33
fを含む。
【0020】このスラッジ沈澱領域又はタンク33cの
近傍には、液位を感知するためにハイリキッドセンサS
1を設けている。サンプ領域33b中には、図1に示す
ようにこのサンプ領域33b中の苛性溶液の温度を感知
するために液体温度センサS2を設けている。前記フロ
アFは、対象物がサンプ領域33b中に落下しないよう
にするために設けている。このキャビネット32の頂部
のクリーニング領域33a上方には、前記クリーニング
領域33a中が大気圧に対して負圧になるようにブロア
(図示せず)付き通気孔Vを設けており、このキャビネ
ット32から水蒸気が逃げないようにしている。
【0021】スラッジ沈澱領域又はタンク33c中のス
ラッジは、この領域又はタンク33c中のスラッジタン
クドレン41とスラッジタンクフロア洗浄マニホールド
43とを介して除去することができる。このマニホール
ド43は、水又は苛性溶液を前記ドレン41寄りに吐出
する複数のノズルを含むものであり、スラッジ沈澱領域
又はタンク33cからスラッジを洗い落として前記ドレ
ン41の外に排出するようになっている。
【0022】このクリーニング領域33a中には、固定
の管状スプレーアームアセンブリ60を設けている。こ
のスプレーアームアセンブリ60は、高圧ポンプ66か
ら延出する導管64を介して高温の苛性溶液を受け取
る。この高圧ポンプ66は、比較的低圧のポンプ68か
ら高温の苛性溶液を受け取る。
【0023】特に、この比較的低圧のポンプ68(例え
ば25馬力の電気ポンプ)と比較的高圧のポンプ66
(例えば150馬力の電気ポンプ)は、縦並びに配設し
ており、低圧ポンプ66が高温苛性溶液を前記サンプ領
域33bから、直接、吸引したり、あるいはオプション
として、この低圧ポンプからサンプ領域33b中に延出
する導管を介して吸引したりするようになっている。
【0024】このサンプ領域33bは、連続する沈澱領
域とステンレス鋼フィルタを含んでおり、サンプ領域3
3bから高温の苛性溶液を吸引する際に大きな切片のシ
ェルモールド材料(例えば直径0.016インチよりも
大きなシェルモールド材料)が低圧ポンプ68に入らな
いようにしている。このため、このサンプ領域33b中
にフィルタスクリーン65をスラッジ沈澱領域又はタン
ク33cの間に設けて比較的後方部分のサンプ領域33
bを形成するようにしており、この後方部分で苛性溶液
をサンプ領域から送給する。このサンプ領域33bの後
方部分には、図1に示す如く、ポンプ吸入フィルタ67
を設けており、この後方部分で苛性溶液が低圧ポンプ吸
入領域68aに入る。このサンプ領域33bと低圧ポン
プ吸入領域68aは、夫々、ドレン48とドレン63を
含む。
【0025】前記低圧ポンプ68が高温苛性溶液を2番
目の高圧ポンプ66に導管72(図2)を介して供給す
るとともに、次にこの導管72が加圧高温苛性溶液をク
リーニング領域33a中のスプレーアームアセンブリ供
給導管64に供給する。これによって閉ループの再循環
高温苛性溶液系が得られる。この高温苛性溶液中に懸濁
したセラミックシェルモールド材料によって生じる摩耗
を低減するために、前記各ポンプのインペラを硬質のニ
ッケルコーティングで被覆している。
【0026】サンプ領域33bは、スプレーアームアセ
ンブリ60から鋳造品10、12に当てて吐出した高温
苛性溶液がスラッジ沈澱領域又はタンク33cから開口
部33dを介して溢れ出ることによってこの高温苛性溶
液を収容する。このサンプ領域33bの底部近傍には、
曲がり拗る熱交換器69等の苛性溶液加熱装置を設けて
おり、鋳造品10、12からセラミックシェル材料を除
去するためにこの苛性溶液を所望の温度まで加熱する。
この加熱装置は、キャビネット32の外側に設けた従来
のガス燃焼式バーナとブロアのアセンブリ(図示せず)
を含むものであり、サンプ領域33b内に滞留する苛性
溶液中に浸漬した前記曲がり拗る熱交換器69に高温の
ガス流を提供するようになっている。この熱交換器69
は、導管69aを介してキャビネット32の頂部又は屋
根から排気する。
【0027】このサンプ領域33bの高温苛性溶液の液
位は、フロートセンサ又は電気プローブ(図示せず)で
判定する。この液位を維持するために華氏180度の高
温補給水を吸入管77においてサンプ領域33bに吸入
させる。濃度が低い場合には水の代わりに焼灼剤を添加
する。キャビネット32に挿入して作業中に水を提供す
る全ての水線は、この水が過熱しないようにするため、
この高温苛性溶液の液位よりも上に入れている。洗浄作
業中の苛性溶液の濃度調節を向上させるには、洗浄溶液
の温度をその沸騰温度よりも低く保つ(水の添加を最小
限に抑える)ことが望ましい。
【0028】このサンプ領域33b中には、サンプ水洗
マニホールド73と75を配設している。このサンプ水
洗マニホールド73は、このサンプ領域の側面を水洗い
するために高温の水又は焼灼剤を吐出するように配向さ
せた単一のノズル76aを含むとともに、サンプ水洗マ
ニホールド75は、このマニホールド75の前方と後方
の長手75a、75bに沿って離間させた複数の類似の
ノズル76を含むものであり、クリーニングキャビネッ
ト32を洗浄のために停止する場合にサンプ領域33b
の底部の床を水洗いするようになっている。
【0029】このクリーニング領域33a中のキャビネ
ット32前方の隅において、前記スプレーアームアセン
ブリ60を上部アーム取付ブロック60fと固定供給導
管64の上方部位との間に設けている。前記取付ブロッ
ク中には、このスプレーアームアセンブリの一番上のノ
ブ61をボルト等の締付具で収納固定している。このス
プレーアームアセンブリ60は、加圧した加熱苛性溶液
を高圧ポンプ66から受け取る固定供給導管64に流体
連通している。特に、このスプレーアームアセンブリ6
0は、この供給導管64の上方部位に適切なクランプ6
1で締着(例えばクランプ締め)した下方部位を含むと
ともに、このクランプ締めした部位と部位の間に適切な
ガスケットを介設している。この供給導管64は、クリ
ーニング領域33aの前記フロアFに支持されている。
【0030】このスプレーアームアセンブリ60は、加
圧した高温苛性溶液を受け取るべく高圧ポンプ66から
供給導管64まで流体連通している直立の管状スプレー
アーム60aと、この直立スプレーアーム60aから高
温苛性溶液を受け取るべくこの直立スプレーアーム60
aに連通した下部と上部の水平にずらした管状スプレー
アーム60b、60cと、を含む。前記スプレーアーム
60a、60b、60cの各々は、各スプレーアーム中
に旋削した各アパーチャに螺入した複数のステンレス鋼
又は硬化ステンレス鋼の噴霧ノズル71(噴霧手段)を
含む。上部のスプレーアーム60cは、図4に詳細に示
すように、テーブル20の中心までこのテーブル20か
ら上方の略半径方向に延出している。下部のスプレーア
ーム60bは、テーブル20よりも下方のこのテーブル
20の中心近く又は近傍まで延出している。この直立ス
プレーアーム60aは、図示したスプレーコーンで示す
ような噴霧パターンがこのテーブルに亘って得られるよ
うに、このテーブルのチェーン52の円周に近設してい
る。
【0031】各噴霧ノズル71は、スプレーアーム60
a、60b、60cから加圧した高温苛性溶液を受け取
るとともに、この高温苛性溶液を、前記各固定スプレー
アームを通過して図4の時計回り又は反時計回り方向に
移動する鋳造品10、12に向けて吐出する。スプレー
アームアセンブリ60上の特定の噴霧ノズルの位置によ
って異なるが、各噴霧ノズル71は、テーブル20及び
テーブル棚22上の鋳造品10、12から約2.25イ
ンチ乃至4.50インチの範囲で離間している。
【0032】このスプレーアーム60a上の各噴霧ノズ
ル71は、このスプレーアームの長手方向軸線又は中心
線Cに対して異なる角度で(即ち、この円柱状のスプレ
ーアーム60a上の異なる円周位置に)配向させてお
り、噴霧ノズル71のスプレーコーン(噴霧吐出)を図
示した図4と図10に詳細に図示するように、高温の苛
性溶液を鋳造品10、12に向けて異なる方向に吐出す
るようになっている。例えば、図10においては、一部
の噴霧ノズル71(例えば6つのノズル)を長手方向軸
線C上に配設したのを図示している。他の噴霧ノズル7
1(例えば4つのノズル)は、この長手方向軸線Cの2
0度右又は左に配設する一方で、更に別の噴霧ノズル7
1(例えば4つのノズル)は、この長手方向軸線Cの4
0度右又は左に配設している。この直立スプレーアーム
60a上の各噴霧ノズル71の軸方向の間隔(ノズルの
中心線と中心線の間)は、2.25インチである。上部
のスプレーアーム60cの各噴霧ノズル71は、下方ス
プレーコーンの高温苛性溶液を吐出すべく同様に下方に
配向している。この上部スプレーアーム60c上の一部
の噴霧ノズル71(例えば3つのノズル)をこのアーム
の長手方向軸線又は中心線上に配設する一方で、他の噴
霧ノズル(例えば4つのノズル)を図11に詳細に示す
ようにこの軸線Cから交互に偏移させるとともに、軸方
向に2.75インチ離間(ノズルの中心線と中心線の
間)させている。下部のスプレーアーム60b上の噴霧
ノズル71は、上方スプレーコーンの高温苛性溶液を吐
出すべく同様に上方に配向させるとともに、このアーム
60bの長手方向軸線又は中心線上に配設している。こ
のスプレーアーム60b上の各噴霧ノズル71の軸方向
の間隔(中心線と中心線の間)は、一定ではない。図9
の右側から数えて1番目乃至4番目の各ノズルは、1.
75インチ離間している。図9の右側から数えて4番目
と5番目の各ノズル71間の軸方向の間隔は、2.75
インチである。5番目と6番目の各ノズル71は、軸方
向に2.50インチ離間する一方で、6番目と7番目の
各ノズル71は、軸方向に4.5インチ離間している。
【0033】この下部と上部のスプレーアーム60bと
60cは、図11に詳細に示すように、互いに対して1
5度だけ角度をつけて食い違わせている。図9〜図11
に示す特定のノズル配列で得た各噴霧ノズル71の異な
る多方向の噴霧吐出によって、鋳造品10、12の全て
の外面領域からセラミックシェルモールド材料25を除
去するのに有効な多数の飛沫が鋳造品10、12の外面
に向けて出る。この発明は、説明した特定の噴霧吐出パ
ターンに限定するものではないので、鋳造品10、12
の全ての外面領域からセラミックシェルモールド材料2
5を除去するのに有効な他のパターンで実施することが
できる。この噴霧パターンと噴霧配向は、スプレーアー
ムアセンブリ前方のテーブル20の領域全体をカバーす
るように選択することができ、且つ、各鋳造品がこの噴
霧パターンの中に移動すると同時に当該鋳造品に向けて
噴霧するとともに各鋳造品がこの噴霧パターンから離れ
ていくと同時に当該鋳造品に向けて噴霧するように選択
することができる。これによって鋳造品の複数の側面に
沿って、それからもちろん鋳造品の頂部と底部に沿って
直接噴霧することができる。このため、特定のパターン
の噴霧吐出を容易に選択することができる。
【0034】各噴霧ノズル71は、選定した流体流量
(例えば各ノズル毎に毎分19ガロン)の高温苛性溶液
が前記鋳造品に向けて吐出するように定寸している。説
明した特定の噴霧ノズル71は、「スプレイング・シス
テムズ・コーポレーション」、ノースアベニュー、ウィ
ートン、イリノイ州 60188(SprayingS
ystems Co.、North Ave.、Whe
aton、Illinois 60188)から得られ
る「ワッシュジェット」(Washjet)スプレーノ
ズル(1/4 MEG−2560、硬化ステンレス、1
/4インチNPT)という名称で入手できる。
【0035】ドア31とキャビネット32、それからも
ちろん高温苛性溶液に晒されるこのキャビネット中のそ
の他多数の構成要素は、タイプ304Lのステンレス鋼
で製造したり、又は、この高温苛性溶液の腐食効果に対
して耐食性のあるその他適切な材料で製造したりするこ
とができる。
【0036】ドア30を開けてテーブル20とテーブル
棚22をキャビネット32の外側のピボットアセンブリ
30を中心に回動して鋳造品を積載しやくすると、残留
セラミックモールド材料が付着した鋳造品10、12
を、この発明の方法実施例にしたがって、上述の通りテ
ーブル20上とテーブル棚22上とに締着する。次に、
この積載したテーブル20と棚22をピボットアセンブ
リ30を中心に回すとともに、ドア30を閉じてラッチ
31c/ラッチプレート31d及びドアロッククランプ
31e/ロックプレート31fで掛止し、残余セラミッ
クモールド材料を除去する鋳造品10、12の洗浄中に
ドアが開かないようにする。このドア31は、キャビネ
ット32に密接するシール31gを含む。
【0037】上述したように、高温苛性溶液は、鋳造品
10、12に残留するセラミックシェルモールド材料を
溶解することができるように選定する。ニッケル基超合
金鋳物とコバルト基超合金鋳物の製造に使用する上記セ
ラミックシェルモールド材料の場合、重量比約30%乃
至55%又はそれよりも高いKOHを含む適切な高温苛
性溶液を、華氏約200度乃至350度又はそれよりも
高い温度と、少なくとも約100psi以上(利用でき
るポンプ能力によって異なる)の噴霧圧力と、例えば各
ノズル毎に19GPM等、毎分約11ガロン乃至30ガ
ロン(GPM)の各噴霧ノズル71の溶液流量と、にお
いて使用することができる。あるいはその代わりに、上
述した温度と圧力の重量比約30%乃至約50%及びそ
れよりも高いNaOHを含む適切な苛性水溶液を使用す
ることができる。これらの高温苛性溶液は、単なる例示
目的だけのために説明するものであり、その理由は、こ
の発明が、かかる特定の溶液に限定するものではなく、
特定の鋳物の製造に係わる特定のセラミックシェルモー
ルド材料を溶解することができる高温苛性溶液で実施す
ることができるからである。
【0038】噴霧ノズル71(又は噴霧口)等の噴霧手
段から霧吹きした高温苛性溶液の高い温度と噴霧圧力
は、鋳造品10、12の外面から残留セラミックシェル
モールド材料を溶解して機械的に除去するのに、全ての
鋳肌を洗浄してこのシェルモールド材料を拭い取るまで
有効である。噴霧ノズル71の数と噴霧ノズル71の鋳
造品に対する指向方位、高温苛性溶液の温度と圧力と濃
度、それからもちろん鋳造品10、12がノズルの飛沫
によって衝撃を受けるクリーニング領域33a中の鋳造
品10、12の滞留時間をそれ相応に選択する。一般
に、噴霧圧力が上昇し、溶液温度が高くなり、各噴霧ノ
ズル71を通過する溶液の流量が増すと、鋳造品10、
12を洗浄する時間が少なくて済む。
【0039】この発明は、限定というよりもむしろ例示
目的で実施したものであり、型ばらし作業の後にあらゆ
る全ての従来の等軸結晶インベストメント鋳造品(TF
34ガスタービンエンジンの第6タービンブレード)か
ら残余アルミナ基セラミックシェルモールド材料(厚さ
約1/2インチ乃至1インチ)を除去するためであっ
た。一度に12個のブレード鋳物を洗浄した。使用した
高温苛性溶液は、温度華氏250度、噴霧圧力400p
si、全システム流量500GPMの重量比45%のK
OHであった。各噴霧ノズル71を図9〜図11に示す
構造の中に配設した。テーブル20を6rpmの速度で
時計回り方向に回転させた。このアルミナシェルモール
ド材料を前記各鋳造品から除去する所要時間は、1時間
であった。
【0040】この発明は、限定というよりもむしろ別の
例示目的で実施したものであり、あらゆる全ての従来の
SCタービンブレードインベストメント鋳造品(CFM
−56−5Aガスタービンエンジンの第1タービンベー
ン)から残余アルミナ基セラミックシェルモールド材料
(厚さ約1/2インチ乃至1インチ)を除去するためで
あった。一度に6個のベーン鋳物を洗浄した。使用した
高温苛性溶液は、温度華氏250度、噴霧圧力400p
si、全システム流量300GPMの重量比45%のK
OHであった。各噴霧ノズル71を図9〜図11に示す
構造の中に配設した。テーブル20を6rpmの速度で
時計回り方向に回転させた。このアルミナシェルモール
ド材料を前記各鋳造品から除去する所要時間は、約1.
5時間であった。
【0041】洗浄したSC鋳造品をラウエX線法で検査
して、鋳物ミクロ組織中に起こり得る局所的再結晶化結
晶粒領域が無いか調べた。このミクロ組織中に局所的結
晶粒の再結晶領域は見つからなかった。したがって、各
鋳造品に作用する高温苛性溶液の衝撃圧力は、再結晶領
域を生成するには不十分であったが、付着したセラミッ
クモールド材料を除去するには十分であった。これは、
鋳物の不良の原因となる鋳物ミクロ組織中の局所的再結
晶化結晶粒領域が生じないようにしながらDS鋳物とS
C鋳物を洗浄することができるというこの発明の重要な
長所である。
【0042】DS鋳物又はSC鋳物から残留シェルモー
ルド材料を除去するこの発明を実施するにあたり、噴霧
ノズル71の高温苛性溶液の噴霧圧力は、ミクロ組織中
に局所的再結晶化結晶粒領域を生成させるには不十分で
あるがシェルモールド材料を除去するには有効な衝撃圧
力が各鋳造品に作用するように制御する。
【0043】この発明をその具体的な実施例で説明した
が、この発明と添付のクレームの範囲内であれば、かか
る実施例の中で改変を行うことができることを理解する
必要がある。
【0044】
【発明の効果】このように、この発明によれば、セラミ
ックモールド材料が付着した1つ以上の鋳物と、前記
(各)鋳物の外面領域を洗浄すべく複数の異なる方向か
ら前記鋳物に向けて加圧されて吐出する複数の高温苛性
飛沫と、を相対的に移動させることにより、前記セラミ
ックシェルモールド材料は、鋳物の数と形状によって異
なるが、比較的短い時間で1段階の作業で鋳物の外面か
ら除去することができる。重要なことは、DS鋳物とS
C鋳物をこの発明にしたがって、鋳物ミクロ組織中に望
ましくない有害な、鋳物の不良の原因になることがある
局部的再結晶領域が生じないようにしながら、洗浄して
残余シェルモールド材料を拭い落とすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】下部の回転可能なテーブルとオプションの棚
(図1には図示ぜず、但し、図3に図示)に載設した鋳
物の外面からセラミックシェルモールドを除去するこの
発明の1実施例の装置であって、この装置のアクセスド
アを開位置にした斜視図である。
【図2】クリーニングキャビネットの内側に配設した構
成要素を図示するために側壁を除去したクリーニングキ
ャビネットの正面図である。
【図3】上部の棚を載せた回転可能なテーブルと、前記
テーブルと棚に対して作動可能な位置にあり鋳物からセ
ラミックシェルモールド材料を除去する概略図示の固定
スプレーアームアセンブリと、の斜視図であり、便宜
上、従動チェーンを図示していない。
【図4】棚が無くてアングル部材の上面が無い回転可能
なテーブルと、スプレコーンを図示した、キャビネット
の中で互いに対して作動可能な位置にある固定スプレー
アームアセンブリと、の平面図である。
【図5】キャビネットの内に配置しているのを実線で図
示しキャビネットの外に配置しているのをかくれ線で図
示した棚の無い回転可能なテーブルと、独立のテーブル
ピボット支持体付きスプレーアームアセンブリと、の部
分的平面図である。
【図6】テーブルピボット支持体を図示する図5の矢印
6−6の方向に見たスプレーアームアセンブリの図であ
る。
【図7】1つの棚支持柱部材の部分的平面図である。
【図8】テーブルを固定スプレーアームアセンブリに対
して回転させるテーブル駆動機構を図示する図である。
【図9】スプレーアームアセンブリの正面図である。
【図10】ノズルのスプレーコーンを図示した、上部の
スプレーアームと平行な方向のスプレーアームアセンブ
リの正面図である。
【図11】スプレーアームアセンブリの平面図である。
【符号の説明】
10・12 鋳造品 25 残留するセラミックモールド材料 32 クリーニングキャビネット 33 クリーニングチャンバ 60 スプレーアームアセンブリ 62 スプレーアームアセンブリ供給導管 66 高圧ポンプ 68 低圧のポンプ 71 噴霧ノズル 72 導管

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックモールド材料が付着した鋳物
    と、異なる方向から前記鋳物に向けて加圧されて吐出す
    るとともに前記鋳物の外面から前記セラミックモールド
    材料を除去するのに有効な高温苛性溶液の複数の飛沫
    と、を相対的に移動させることから成ることを特徴とす
    る、鋳物からセラミックモールド材料を除去する方法。
  2. 【請求項2】 前記飛沫を前記鋳物に向けて加圧して吐
    出させながら前記鋳物を移動することを特徴とする、請
    求項1に記載の鋳物からセラミックモールド材料を除去
    する方法。
  3. 【請求項3】 前記飛沫が、前記鋳物に向けて吐出する
    間、固定していることを特徴とする、請求項2に記載の
    鋳物からセラミックモールド材料を除去する方法。
  4. 【請求項4】 前記高温苛性溶液が、少なくとも100
    psiの噴霧圧力で吐出する温度華氏約200度乃至3
    50度の水溶液中に重量比20%〜55%の水酸化アル
    カリ金属を含むことを特徴とする、請求項1に記載の鋳
    物からセラミックモールド材料を除去する方法。
  5. 【請求項5】 前記鋳物が指向性凝固のミクロ組織を有
    し、前記ミクロ組織中に局所的再結晶領域を発生させず
    に前記セラミックモールド材料を前記鋳物から除去する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の鋳物からセラミッ
    クモールド材料を除去する方法。
  6. 【請求項6】 残留モールド材料が付着した鋳物を回転
    可能なテーブルに載設して複数の噴霧手段の経路の中で
    回転させ、前記鋳物の外面から前記セラミックモールド
    材料を除去すべく前記噴霧手段から高温苛性溶液を前記
    鋳物に向けて異なる方向に加圧して噴霧することを特徴
    とする、鋳物から残留セラミックモールド材料を除去す
    る方法。
  7. 【請求項7】 前記噴霧手段が前記鋳物に対して固定し
    ていることを特徴とする、請求項6に記載の鋳物から残
    留セラミックモールド材料を除去する方法。
  8. 【請求項8】 高温苛性の飛沫を前記鋳物に向けて下方
    と上方に注ぐべく、前記回転可能なテーブルの頂部と底
    部に隣接する夫々上部と下部の固定スプレーアームの噴
    霧手段から高温苛性溶液を噴霧することを含む、請求項
    6に記載の鋳物から残留セラミックモールド材料を除去
    する方法。
  9. 【請求項9】 直立固定スプレーアームの異なる外周位
    置の噴霧手段から前記高温苛性溶液を前記鋳物に向けて
    横に噴霧することを含む、請求項8に記載の鋳物から残
    留セラミックモールド材料を除去する方法。
  10. 【請求項10】 前記高温苛性溶液が、少なくとも10
    0psiの噴霧圧力で噴霧する温度華氏約200度乃至
    350度の水溶液中に重量比20%〜55%の水酸化ア
    ルカリ金属を含むことを特徴とする、請求項1に記載の
    鋳物からセラミックモールド材料を除去する方法。
  11. 【請求項11】 指向性凝固のミクロ組織を有する超合
    金鋳物から残留セラミック・インベストメント・シェル
    ・モールド材料を除去する方法において、前記モールド
    材料が付着した前記鋳物を回転可能なテーブルに載設し
    て複数の固定噴霧手段の経路の中で回転させ、前記ミク
    ロ組織中に局所的再結晶領域を生じさせないようにしな
    がら前記鋳物の外面から前記セラミックモールド材料を
    除去すべく前記噴霧手段から高温苛性溶液を前記鋳物に
    向けて異なる方向に加圧して噴霧する、指向性凝固のミ
    クロ組織を有する超合金鋳物から残留セラミック・イン
    ベストメント・シェル・モールド材料を除去する方法。
  12. 【請求項12】 前記高温苛性溶液が、少なくとも10
    0psiの噴霧圧力で噴霧する温度華氏約200度乃至
    350度の水溶液中に重量比20%〜55%の水酸化ア
    ルカリ金属を含むことを特徴とする、請求項11に記載
    の指向性凝固のミクロ組織を有する超合金鋳物から残留
    セラミック・インベストメント・シェル・モールド材料
    を除去する方法。
  13. 【請求項13】 鋳物を載設して回転させる回転可能な
    テーブルと、前記鋳物が複数の固定噴霧手段に対して回
    転しながら前記噴霧手段から高温苛性溶液を前記鋳物に
    向けて異なる方向に加圧して噴霧する、前記複数の固定
    噴霧手段と、高温苛性溶液のソースと、前記高温苛性溶
    液を前記噴霧手段に送給する手段と、を具備することを
    特徴とする、鋳物の外面からセラミックモールド材料を
    除去する装置。
  14. 【請求項14】 前記高温苛性溶液を少なくとも約10
    0psiの圧力で前記噴霧手段に送給することを特徴と
    する、請求項13に記載の鋳物の外面からセラミックモ
    ールド材料を除去する装置。
  15. 【請求項15】 前記回転可能なテーブルの頂部と底部
    に隣接する夫々上部と下部の固定スプレーアームを具備
    するとともに、前記上部と下部の固定スプレーアーム
    に、高温苛性の飛沫を鋳物に向けて下方と上方に注ぐべ
    く複数の前記噴霧手段を取り付けたことを特徴とする、
    請求項13に記載の鋳物の外面からセラミックモールド
    材料を除去する装置。
  16. 【請求項16】 前記高温苛性溶液の飛沫を前記鋳物に
    向けて異なる方向に横に注ぐ複数の噴霧手段を有する直
    立固定スプレーアームを具備するとともに、前記噴霧手
    段を前記スプレーアームの異なる外周位置に離間させた
    ことを特徴とする、請求項13に記載の鋳物の外面から
    セラミックモールド材料を除去する装置。
  17. 【請求項17】 アクセスドアを有するキャビネット
    と、鋳物を載設して回転させるテーブルと、前記テーブ
    ルを前記ドアとは無関係に前記キャビネットに取り付け
    て、前記テーブルを前記キャビネットの中と外の位置に
    回動移動させる手段と、前記ドアを閉じて前記テーブル
    を前記キャビネットの中に配置すると前記テーブルを回
    転させる手段と、前記鋳物が複数の噴霧手段に対して回
    転しながら前記噴霧手段から高温苛性溶液を前記鋳物に
    向けて加圧して噴霧する、前記複数の噴霧手段と、を具
    備することを特徴とする、鋳物の外面からセラミックモ
    ールド材料を除去する装置。
  18. 【請求項18】 前記テーブルがこのテーブルの外周の
    周りに締着した従動チェーンを具備するとともに、前記
    テーブルを回転させる前記手段が前記従動チェーンに係
    合するチェーン駆動スプロケットから成ることを特徴と
    する、請求項17に記載の鋳物の外面からセラミックモ
    ールド材料を除去する装置。
  19. 【請求項19】 前記テーブルを取り付ける前記手段
    が、前記キャビネット中の固定ピボットと、前記テーブ
    ルを前記ピボットに連結して前記ピボットを中心に前記
    キャビネットの中と外の位置の間を回動するピボットア
    ームと、から成ることを特徴とする、請求項17に記載
    の鋳物の外面からセラミックモールド材料を除去する装
    置。
  20. 【請求項20】 前記回転可能なテーブルの頂部と底部
    に隣接する夫々上部と下部の固定スプレーアームを具備
    するとともに、前記スプレーアームに、高温苛性の飛沫
    を鋳物に向けて下方と上方に注ぐべく複数の前記噴霧ノ
    ズルを取り付け、前記高温苛性溶液の飛沫を前記鋳物に
    向けて異なる方向に横に注ぐ複数の噴霧ノズルを有する
    直立固定スプレーアームを具備するとともに前記噴霧ノ
    ズルを前記スプレーアームの異なる外周位置に離間させ
    たことを特徴とする、請求項17に記載の鋳物の外面か
    らセラミックモールド材料を除去する装置。
JP8150076A 1995-05-22 1996-05-21 鋳物からセラミックモールド材料を除去する方法とその装置 Pending JPH08309513A (ja)

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