JP2006263785A - 鋳造品の洗浄装置 - Google Patents

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Hiroyuki Yagi
裕幸 八木
Mitsuhiro Tanemura
光洋 種村
Masaki Suzuki
正樹 鈴木
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Abstract

【課題】 従来人手で行われていた探傷液付着後の鋳造品の洗浄を自動化して大幅な工数低減を図る。
【解決手段】液排出穴41が設けられ、斜め上方へ向けて傾斜姿勢で設置された、探傷液が付着した鋳造品Wを収容するための容器体4と、当該容器体4を傾斜姿勢で回転させるモータ3と、容器体4内の鋳造品Wに対して洗浄水LQを噴射する噴射ノズル5とを具備している。上記容器体4を、液排出穴41を多数形成したパンチングメタルで構成し、当該パンチングメタルの材質を鋳造品Wよりも柔らかいものにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は鋳造品の洗浄装置に関し、特に、蛍光浸透探傷液が付着した鋳造品を洗浄するのに適した鋳造品の洗浄装置に関する。
鋳造工程で生じた鋳造品の疵を確実に検出するために蛍光浸透探傷法が使用される。これは、浸漬等によって鋳造品表面に蛍光浸透探傷液を付着させて、当該探傷液を鋳造品表面から疵中に浸透させる。その後、疵中に浸透した探傷液以外の余剰の探傷液を洗い流すために洗浄し、乾燥させた後に現像剤を鋳造品表面に付着させて疵中の浸透液を現像皮膜中に吸い上げさせて指示模様を生じさせる。この指示模様は紫外線下では蛍光を発するから、これを観察することによって鋳造品表面の微細な疵を確実に発見することができる。蛍光浸透探傷液が付着した鋳造品の洗浄は、従来、鋳造品を一個づつ手にとって洗浄ガンで洗浄水を吹き付けることによって行われている。なお、特許文献1には、回転軸芯を斜めにした回転かご内に多数の小部品を入れ、回転による水切りと、熱風吹き込みによる乾燥を行う脱水乾燥装置が示されている。
特開平6−137760
上述のように、蛍光浸透探傷液を付着させた後の鋳造品の洗浄は従来人手によっているために、多大の工数を要するという問題があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、従来人手で行われていた探傷液付着後の鋳造品の洗浄を自動化して大幅な工数低減を図ることができる鋳造品の洗浄装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、液排出穴(41)が設けられ、斜め上方へ向けて傾斜姿勢で設置された、探傷液が付着した鋳造品(W)を収容するための容器体(4)と、当該容器体(4)を傾斜姿勢で回転させる回転駆動手段(3,31)と、容器体(4)内の鋳造品(W)に対して洗浄液(LQ)を噴射する洗浄液噴射手段(5)とを具備している。
本第1発明において、回転駆動手段によって容器体を傾斜姿勢で回転させつつ、洗浄液噴射手段で洗浄水液を容器体内の鋳造品に向けて散布すると、傾斜した容器体内で鋳造品は容器体の側壁内周上を転がって頻繁に姿勢を変える。これにより、洗浄水が鋳造品の表面に満遍なく散布されて余剰の探傷液が洗い流される。
本第2発明では、上記容器体(4)を、液排出穴(41)を多数形成したパンチングメタルで構成し、当該パンチングメタルの材質を鋳造品(W)よりも柔らかいものにする。本第2発明においては、容器体内の鋳造品に散布された洗浄液が、多数の開口から容器体外へ効率的に排出されるとともに、鋳造品が姿勢を変える際に容器体の内周に衝突しても、鋳造品が損傷を受けることはない。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明の鋳造品の洗浄装置によれば、従来人手で行われていた蛍光浸透探傷液付着後の鋳造品の洗浄を自動化することができるから、大幅な工数低減を実現することができる。
図1には洗浄装置の断面図を示す。図において、床面FL上に上方へ開放する矩形の洗浄槽1が設置されている。洗浄槽1の開放口には脱着可能な蓋2が装着され、底壁には排水口11が設けられている。洗浄槽1外の側壁12には図略の支持ステーによってモータ3が設置されており、その駆動軸31が側壁12を貫通して洗浄槽1内へ突出している。駆動軸31は側壁12を斜め上方へ貫通しており、その先端には脱着機構32が設けられて、これを介して簡易に着脱可能に容器体4が固定されている。容器体4は一方へ開放する左右対称形状の深いかご状のもので、全周に多数の液排出穴としての開口41が形成されている。この容器体4は例えば、開口を多数形成したパンチングメタルを成形して構成されており、メタル材質としては、容器体4内に収容される鋳造品Wの材質よりも柔らかいものが好適である。
容器体4はその底壁42の中心で脱着機構32を介して上記駆動軸31に固定されており、斜め上方へその開口43を向けた傾斜姿勢で、駆動軸31と同軸線上に位置する容器体4の、傾斜した中心軸CL回りに回転させられる。洗浄槽1内には容器体4の開口43へ向けて噴射ノズル5が設けてあり、当該噴射ノズル5には給水ホース51が接続されて、洗浄水LQが供給されるようになっている。
洗浄作業を行う場合には、駆動軸31の先端から容器体4を分離して洗浄槽1外へ取り出し、蛍光浸透探傷液中に浸漬される等によって探傷液が付着した鋳造品Wを容器体4内へ適当量投入する。鋳造品Wを投入した容器体4を再び洗浄槽1内の駆動軸31先端に装着して、洗浄槽1を蓋体2で閉鎖し、モータ3によって容器体4を適当回転数で回転させつつ、噴射ノズル5から開口43を経て洗浄水LQを鋳造品Wに向け散布する。傾斜した容器体4内ではその回転に伴って、鋳造品Wは容器体4の側壁内周上を転がって頻繁に姿勢を変える。これにより、洗浄水LQが鋳造品Wの表面に満遍なく散布されて余剰の探傷液が洗い流される。余剰の探傷液は液排出穴41から洗浄槽1内へ流出し、排水口11から排出される。
容器体4が回転し、鋳造品Wが姿勢を変える間に、容器体4の内周に鋳造品Wが衝突するが、容器体4の材質を鋳造品Wの材質よりも柔らかいものにすれば、鋳造品Wが損傷を受けることはない。また、容器体4の内面にゴム材等を貼り付ければ、容器体4の材質を硬くしても鋳造品Wに損傷を与えることはない。
本発明の一実施形態を示す、洗浄装置の垂直概略断面図である。
符号の説明
1…洗浄槽、3…モータ、31…駆動軸、4…容器体、4…容器体、41…開口、5…噴射ノズル、LQ…洗浄液、W…鋳造品。

Claims (2)

  1. 液排出穴が設けられ、斜め上方へ向けて傾斜姿勢で設置された、探傷液が付着した鋳造品を収容するための容器体と、当該容器体を前記傾斜姿勢で回転させる回転駆動手段と、前記容器体内の鋳造品に対して洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段とを具備する鋳造品の洗浄装置。
  2. 前記容器体を、前記液排出穴を多数形成したパンチングメタルで構成し、当該パンチングメタルの材質を前記鋳造品よりも柔らかいものにした請求項1に記載の鋳造品の洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016098826A1 (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 株式会社ニックス 洗浄脱水装置
JP2017144482A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 積層造形ワークピースの放射線及びct検査方法

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