JP2003010584A - 洗濯機の運転制御方法 - Google Patents

洗濯機の運転制御方法

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JP2003010584A
JP2003010584A JP2001201024A JP2001201024A JP2003010584A JP 2003010584 A JP2003010584 A JP 2003010584A JP 2001201024 A JP2001201024 A JP 2001201024A JP 2001201024 A JP2001201024 A JP 2001201024A JP 2003010584 A JP2003010584 A JP 2003010584A
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JP
Japan
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washing
water
mist
dehydrating
tub
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JP2001201024A
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Inventor
Norihiko Ishikawa
則彦 石川
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Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最終脱水時にミスト給水することにより水槽
内側の汚れ等を除去する洗濯機の運転制御方法を得る。 【解決手段】 外箱1内に水槽3を搖動自在に吊支し、
水槽3内の底部に回転翼4を設けた洗濯兼脱水槽5を回
転自在に配設し、洗濯兼脱水槽5の上方にミスト供給装
置15を設け、給水、洗い、すすぎ、脱水の行程が自動
的に進行する洗濯機の運転制御方法において、脱水行程
時にミスト供給装置15によりミスト給水しながら洗濯
兼脱水槽5を回転させる行程を含む構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機の運転制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば一槽式の全自動洗濯機は、図2、
図3に示すように底枠8の上に設置した外箱1内に防振
装置2を介して水槽3を搖動自在に吊支し、該水槽3内
に、底部に回転翼4を設けた洗濯兼脱水槽5を回転自在
に配設するものであり、水槽3の底部には駆動機構とし
てモータ6やクラッチなどの減速機構などの機構部7が
取り付けてあり、また、外箱1の上部には水槽3の上方
位置にトップカバー9を取り付けて、該トップカバー9
に蓋10を開閉自在に取り付けてある。
【0003】図中11はトップカバー9に設けた給水口
12に連通する給水ケースを示し、これはトップカバー
9内に配設され、該給水ケース11には予約用洗剤・ソ
フト仕上剤ケース13が設けられる。図中14は洗濯兼
脱水槽5や水槽3内の水を機外に排出する排水ホースを
示す。
【0004】かかる洗濯機において、洗濯兼脱水槽5の
上方に位置させてトップカバー9の内部に設けた給水ケ
ース11の下部にミスト供給装置15を設けた。
【0005】このミスト供給装置15は、例えば図5〜
図7に示すように給水弁11aを備えた給水ケース11
に供給される水をさらに導入するものとしてのホース1
6に接続されるもので、該ホース16に接続されるノズ
ルケース15b、該ノズルケース15bの下部に装着さ
れるノズル15aとで構成される。
【0006】前記ノズルケース15bは、図7にも示す
ように上面を閉塞し、下面を開放した横長蓋状に形成し
たもので、背面側に前記ホース16が接続する筒状の接
続部15gを突設し、下面の開放部にノズル15aを装
着した。
【0007】このノズル15aは、本体の全体形状を横
長の受皿状に形成し、内底部に給水路15hを突設す
る。この給水路15hは、図7にも示すように本体の内
底部から突出させた周壁により樋状に形成するもので、
後端部の開口を前記筒状の接続部15gに連通し、後方
部の略直線状の導水路15jの先端に平面円形の導水路
15kを形成し、この導水路15kの中央に散水用のミ
スト供給口15iを穿設する。
【0008】この場合、平面円形の導水路15kの中心
部は、略直線状の導水路15jの直線延長線上に位置し
ないように偏心させ、略直線状の導水路15jの背面側
の直線延長線上が平面円形の導水路15kの背面側の接
線と合致するように、平面円形の導水路15kを略直線
状の導水路15jに対して位置付けて、略直線状の導水
路15jから平面円形の導水路15kに流れ込む水の流
れが反時計方向(洗濯兼脱水槽5の回転方向と逆同方
向)となるようにする。
【0009】該ミスト供給口15iは、入口部を漏斗状
部に形成し、これに連成するその下方の散水口を末広状
部15dに形成したもので、このミスト供給口15iの
径は、水の粒子の径が例えば1.0mm以下の分霧状と
なるようなものに設定し、通常の給水量3L/min、
水圧0.3Mpaを基準として末広状のミスト供給口1
5iの幅狭部の直径を約3mm程度に設定した。
【0010】そして、このノズル15aはノズルケース
15bに対して後部が斜下方に傾斜して、ミスト供給口
15iが洗濯兼脱水槽5に向けて斜めに突出するように
斜設し、ミストの吐出範囲が洗濯兼脱水槽5内に納まる
ようにする角度制御が行いやすくなるようにミスト供給
口15iの長さを例えば3〜7mm程度に設定する。
【0011】また、ノズル15aからの噴射範囲は、前
記のようにミスト供給口15iの形成角度を適宜設定す
ることで可変とすることができるが、例えばホーンなど
を別途取り付けて噴射範囲を狭めることもできるものと
する。
【0012】そして、ノズル15aの前部上方に位置さ
せて断面L字形で横長帯状のノズルカバー17をノズル
ケース15bの先端に取り付けた。このノズルカバー1
7は、後方のミスト供給口15iの存在を使用者にアピ
ールできるよう透明部材で形成し、かつ、周囲に別部材
である洗濯兼脱水槽5や給水ケース11の色とは異なる
色に着色した。
【0013】かかる洗濯機において、図8の行程図に示
すように、給水、洗い、すすぎ、脱水の洗濯の全行程は
制御装置の働きで自動的に進行するものであり、洗濯兼
脱水槽5内に洗濯物を投入すれば、負荷量検知手段で洗
濯物の量が測定され、測定の結果、洗剤量が表示され
る。
【0014】よって、使用者は表示された洗剤量の洗剤
を洗濯兼脱水槽5内に投入し、蓋10を閉じれば、給水
口12に接続されている、水道栓に直結した給水ホース
から洗濯兼脱水槽5内に給水され、水位センサ(図示は
省略してある)で設定水位まで給水されたことが検知さ
れれば、給水が停止し、モータ6に通電されて回転翼4
が回転し、洗濯兼脱水槽5内の洗濯物が攪拌される洗い
行程が開始する。
【0015】設定された時間、洗い運転が行われると、
洗い行程が終了し、洗濯水が排水ホース14から排水さ
れ、さらに洗濯兼脱水槽5が回転翼4とともに回転して
脱水され、次のすすぎ行程に移行する。すすぎ行程で
は、脱水後の洗剤が残留している洗濯物に対して、すす
ぎ脱水として、ミスト供給装置15に水道水を供給し、
この水をノズル15aで霧状にして洗濯兼脱水槽5内の
洗濯物に吹き付けるミスト給水を行いながら、洗濯兼脱
水槽5を回転させる。
【0016】これにより、洗濯物に付着していた洗剤分
をミスト給水された水分とともに遠心力によって洗濯兼
脱水槽5の外部に排出し、洗剤分が洗濯物に再度付着し
ないようにしてすすぎ効率を高める。
【0017】この場合、ミスト供給装置15から給水さ
れる水は前記のように霧状であり、また、給水路15h
の略直線状の導水路15jから平面円形の導水路15k
に流れることにより、この平面円形の導水路15kの周
壁にそって流れて、漏斗状部および末広状部内を反時計
方向にスクロールしながらミスト供給口15iに至るか
ら、ミストの噴出方向が洗濯兼脱水槽5の回転方向と逆
方向となり、霧状の供給水は洗濯物に当たったときには
じかれず、洗濯物に効率よく吸収され、洗濯兼脱水槽5
内の洗濯物は槽回転により回転しているからミスト供給
水は洗濯物に万遍なく当たる。
【0018】所定時間、例えば2分間のすすぎ脱水を行
った後、排水と脱水を行い、次の溜めすすぎ行程に移行
する。この溜すすぎは仕上げ剤を使用する使用者のため
に設定されたもので、所定水位まで洗濯兼脱水槽5に給
水した後、水を溜めた状態で所定時間、例えば2分間回
転翼4を回転して行う。
【0019】溜めすすぎの終了後、排水し、最後に洗濯
兼脱水槽5と回転翼4を高速回転させる脱水行程に移行
し、全ての洗濯行程が終了する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の洗
濯機の運転制御方法では、洗濯兼脱水槽5および水槽3
は洗い行程や溜めすすぎ行程において内部に水が溜めら
れたり、脱水行程では洗濯物から脱水された水を受け止
めたり、洗濯兼脱水槽5と水槽3との間に常時水が存在
し、水槽3の内側に水や汚れ等の付着によってカビが発
生しやすいという問題点があった。
【0021】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、脱水行程の後半で水槽内側の洗
剤等の汚れを未然に防ぎ、水槽内側を清潔に保つことの
できる洗濯機の運転制御方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る洗濯機の
運転制御方法においては、外箱内に水槽を搖動自在に吊
支し、該水槽内に、底部に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽
を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽の上方にミスト供給
装置を設け、給水、洗い、すすぎ、脱水の行程が自動的
に進行する洗濯機の運転制御方法において、前記脱水行
程時に前記ミスト供給装置によりミスト給水しながら洗
濯兼脱水槽を回転させる行程を含むものである。
【0023】また、前記脱水行程は、前記ミスト脱水行
程の後、前記ミスト供給装置を停止して前記洗濯兼脱水
槽を回転させる行程を行うものである。
【0024】また、前記ミスト脱水行程は、前記すすぎ
行程時の洗濯兼脱水槽の回転より高速回転で行うもので
ある。
【0025】また、外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、
該水槽内に、底部に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を回転
自在に配設し、洗濯兼脱水槽の上方にミスト供給装置を
設け、給水、洗い、すすぎ、脱水の行程が自動的に進行
する洗濯機の運転制御方法において、前記すすぎ行程と
脱水行程の間に前記洗濯兼脱水槽に水を溜めた状態で回
転翼を回転させる溜めすすぎ行程を行い、前記脱水行程
時に前記ミスト供給装置によりミスト給水しながら洗濯
兼脱水槽を回転させる行程を含ませたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
洗濯機の運転制御方法を示す行程図で、洗濯機の基本的
な構成については上記従来の技術に記載したものと同様
であり、洗濯兼脱水槽5の上方に位置させてトップカバ
ー9の内部に設けた給水ケース11の下部にミスト供給
装置15を設けたもので、その他の詳細な説明は省略す
る。
【0027】このミスト供給装置15は、図3〜図7に
示すように給水弁11aを備えた給水ケース11に供給
される水をさらに導入するものとしてのホース16に接
続されるもので、該ホース16に接続されるノズルケー
ス15b、該ノズルケース15bの下部に装着されるノ
ズル15aとで構成される。
【0028】前記ノズルケース15bは、図7にも示す
ように上面を閉塞し、下面を開放した横長蓋状に形成し
たもので、背面側に前記ホース16が接続する筒状の接
続部15gを突設し、下面の開放部にノズル15aを装
着した。
【0029】このノズル15aは、本体の全体形状を横
長の受皿状に形成し、内底部に給水路15hを突設す
る。この給水路15hは、図6にも示すように本体の内
底部から突出させた周壁により樋状に形成するもので、
後端部の開口を前記筒状の接続部15gに連通し、後方
部の略直線状の導水路15jの先端に平面円形の導水路
15kを形成し、この導水路15kの中央に散水用のミ
スト供給口15iを穿設する。
【0030】この場合、平面円形の導水路15kの中心
部は、略直線状の導水路15jの直線延長線上に位置し
ないように偏心させ、略直線状の導水路15jの背面側
の直線延長線上が平面円形の導水路15kの背面側の接
線と合致するように、平面円形の導水路15kを略直線
状の導水路15jに対して位置付けて、略直線状の導水
路15jから平面円形の導水路15kに流れ込む水の流
れが反時計方向(洗濯兼脱水槽5の回転方向と逆同方
向)となるようにする。
【0031】該ミスト供給口15iは、入口部を漏斗状
部に形成し、これに連成するその下方の散水口を末広状
部に形成したもので、このミスト供給口15iの径は、
水の粒子の径が例えば1.0mm以下の分霧状となるよ
うなものに設定し、例えば、通常の給水量3L/mi
n、水圧0.3Mpaを基準して末広状のミスト供給口
15iの幅狭部の直径を約3mm程度に設定した。
【0032】そして、このノズル15aはノズルケース
15bに対して後部が斜下方に傾斜して、ミスト供給口
15iが洗濯兼脱水槽5に向けて斜めに突出するように
斜設し、ミストの吐出範囲が洗濯兼脱水槽5内に納まる
ようにする角度制御が行いやすくなるようにミスト供給
口15iの長さを例えば3〜7mm程度に設定する。
【0033】また、ノズル15aからの噴射範囲は、前
記のようにミスト供給口15iの形成角度を適宜設定す
ることで可変とすることができるが、例えばホーンなど
を別途取り付けて噴射範囲を狭めることもできるものと
する。
【0034】そして、ノズル15aの前部上方に位置さ
せて断面L字形で横長帯状のノズルカバー17をノズル
ケース15bの先端に取り付けた。このノズルカバー1
7は、後方のミスト供給口15iの存在を使用者にアピ
ールできるよう透明部材で形成し、かつ、周囲に別部材
である洗濯兼脱水槽5や給水ケース11の色とは異なる
色に着色した。
【0035】このように構成された洗濯機を使用して行
う運転制御方法について説明する。まず、洗濯兼脱水槽
5内に洗濯物を投入すると、負荷量検知手段で洗濯物の
量が測定され、測定の結果、洗剤量が表示される。よっ
て、使用者は表示された洗剤量の洗剤を洗濯兼脱水槽5
内に投入し、蓋10を閉じれば、給水口12に接続され
ている、水道栓に直結した給水ホースから給水ケース1
1を通って洗濯兼脱水槽5内にメイン給水され、水位セ
ンサ(図示は省略してある)で水位が検出される。
【0036】検出される水位が洗濯物の量に対応する設
定水位に達したならば、給水を停止し、次の洗い行程に
移行する。この洗い行程では、最初の行程として前記給
水行程の次に洗剤溶かし行程を設定した。該洗剤溶かし
行程では、ミスト供給装置15に水道水を供給し、この
水をノズル15aで霧状にして洗濯兼脱水槽5内の洗濯
物に吹き付けるミスト給水をすると同時に、回転翼4を
回転して洗濯兼脱水槽5内の洗濯物を攪拌する。
【0037】この場合、ミスト供給装置15から給水さ
れる水は前記のように霧状であり、また、給水路15h
の略直線状の導水路15jから平面円形の導水路15k
に流れることにより、この平面円形の導水路15kの周
壁にそって流れて、漏斗状部および末広状部内を反時計
方向にスクロールしながらミスト供給口15iに至るか
ら、ミストの噴出方向が洗濯兼脱水槽5の回転方向と逆
方向となり、霧状の供給水は洗濯物に当たったときには
じかれず、洗濯物に効率よく吸収され、洗濯兼脱水槽5
内の洗濯物は回転翼4の回転により攪拌されているから
ミスト供給水は洗濯物に万遍なく当たる。
【0038】このようなミスト給水と攪拌により洗濯物
に含まれていた空気が抜けて、洗濯物が水に馴染むとと
もに、給水行程では水に接触せずに洗濯物の上面に付着
していた洗剤が水に溶解し、また、洗剤投入時に洗濯兼
脱水槽5の底部に落ちた洗剤も攪拌により溶解される。
かかるミスト給水と攪拌は所定時間、例えば1分間、タ
イマー制御で行う。
【0039】ミスト給水による洗剤溶かし行程が終了し
た後も回転翼4を回転する攪拌行程は続行するが、洗剤
溶かし行程の終了後は、最初の段階で所定時間毎に所定
時間だけ断続的にミスト給水を行う。この場合の断続的
間隔は、例えば、30秒毎に5秒間のミスト給水とし、
これを3回繰り返す。
【0040】これにより、洗濯兼脱水槽5内の洗濯物の
上下が攪拌によってひっくり返るときに、前段階の洗剤
溶かし行程でまだ溶け残っていて新たに浮き上がった洗
剤がミスト給水される霧状の噴射水によって溶かされ
る。また、同時に、含まれていた空気によって浮き上が
った洗濯物も水に馴染み、洗剤が十分に溶解した所定濃
度の洗浄水に洗濯物が十分に馴染んだ状態で本攪拌によ
る洗いが行われるようになる。
【0041】かかる洗い行程に続くすすぎ行程では従来
と同様に排水、脱水後、洗剤が残留している洗濯物に対
して、すすぎ脱水として、ミスト供給装置15に水道水
を供給し、この水をノズル15aで霧状にして洗濯兼脱
水槽5内の洗濯物に吹き付けるミスト給水を行いなが
ら、洗濯兼脱水槽5を回転させる。
【0042】これにより、洗濯物に付着していた洗剤分
をミスト給水された水分とともに遠心力によって洗濯兼
脱水槽5の外部に排出し、洗剤分が洗濯物に再度付着し
ないようにしてすすぎ効率を高める。
【0043】所定時間、例えば2分間のすすぎ脱水を行
った後、排水と脱水を行い、次の溜めすすぎ行程に移行
する。この溜すすぎは仕上げ剤を使用する使用者のため
に設定されたもので、所定水位まで洗濯兼脱水槽5に給
水した後、水を溜めた状態で所定時間、例えば2分間回
転翼4を回転して行う。
【0044】溜めすすぎの終了後、つまり洗濯の全工程
の最後に、脱水行程を行う。まず、排水して洗濯兼脱水
槽5を所定時間、例えば30秒間高速回転させ、その後
ミスト供給装置15に水道水を供給し、この水をノズル
15aで霧状にして高速回転中の洗濯兼脱水槽5内に吹
き付けるミスト脱水を行う。これは、洗濯兼脱水槽5が
高速回転しているのでミスト供給装置15から供給され
る霧状の水は洗濯兼脱水槽5に穿設されている脱水孔
(図示せず)から水槽3内側に向かって勢いよく飛び出
し、特に洗濯物のない洗濯兼脱水槽5の上方から飛び出
して水槽3内側にぶつかる。そして、水槽3内側に付着
した霧状の水滴は表面張力によって下方に落ちていき、
水槽3内側に付着した水アカや洗剤、仕上げ剤等による
汚れを洗い流す。
【0045】所定時間、例えば30秒間のミスト脱水を
行った後、ミスト供給装置15からの水の供給を停止
し、洗濯兼脱水槽5を高速回転させて脱水行程が完了
し、全ての洗濯行程が終了する。
【0046】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように攻勢さ
れているので、以下のような効果を奏する。
【0047】外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、該水槽
内に、底部に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を回転自在に
配設し、洗濯兼脱水槽の上方にミスト供給装置を設け、
給水、洗い、すすぎ、脱水の行程が自動的に進行する洗
濯機の運転制御方法において、前記脱水行程時に前記ミ
スト供給装置によりミスト給水しながら洗濯兼脱水槽を
回転させる行程を含むようにしたことで、洗濯の全行程
の後半で水槽内側に付着する水アカや洗剤、仕上げ剤等
による汚れをミスト供給装置からの霧状の水により洗い
流して除去することができ、水槽内側を清潔に保つこと
ができる。
【0048】前記脱水行程は、前記ミスト脱水行程の
後、前記ミスト供給装置を停止して前記洗濯兼脱水槽を
回転させる行程を行うようにしたので、洗濯の全行程の
後半で水槽内側に付着する水アカや洗剤、仕上げ剤等に
よる汚れをミスト供給装置からの霧状の水により洗い流
して除去し、かつ洗濯物の脱水も確実に行うことができ
る。
【0049】前記ミスト脱水行程は、前記すすぎ行程時
の洗濯兼脱水槽の回転より高速回転で行うので、ミスト
供給装置からの霧状の水を確実に水槽内側に飛ばすこと
ができる。
【0050】外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、該水槽
内に、底部に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を回転自在に
配設し、洗濯兼脱水槽の上方にミスト供給装置を設け、
給水、洗い、すすぎ、脱水の行程が自動的に進行する洗
濯機の運転制御方法において、前記すすぎ行程と脱水行
程の間に前記洗濯兼脱水槽に水を溜めた状態で回転翼を
回転させる溜めすすぎ行程を行い、前記脱水行程時に前
記ミスト供給装置によりミスト給水しながら洗濯兼脱水
槽を回転させる行程を含ませたので、溜めすすぎ行程時
で使用される仕上げ剤が水槽内側に付着しても脱水行程
において水槽内側に付着する水アカや洗剤、仕上げ剤等
による汚れをミスト供給装置からの霧状の水により洗い
流して除去することができ、水槽内側を清潔に保つこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の洗濯機の運転制御方法の実施の形
態1を示す運転行程図である。
【図2】 この発明の洗濯機の運転制御方法実施の形態
1を示す洗濯機の縦断側面図である。
【図3】 この発明の洗濯機の運転制御方法の実施の形
態1を示す洗濯機の斜視図である。
【図4】 この発明の洗濯機の運転制御方法の実施の形
態1を示す洗濯機のミスト供給装置の斜視図である。
【図5】 この発明の洗濯機の運転制御方法の実施の形
態1を示すミスト供給装置の縦断側面図である。
【図6】 この発明の洗濯機の運転制御方法の実施の形
態1の洗濯機の要部斜視図である。
【図7】 この発明の洗濯機の運転制御方法の実施の形
態1のミスト供給装置の分解斜視図である。
【図8】 従来の洗濯機の運転制御方法の運転行程図で
ある。
【符号の説明】
1 外箱、2 防振装置、3 水槽、4 回転翼、5
洗濯兼脱水槽、6 モータ、7 機構部、8 底枠、9
トップカバー、10 蓋、11 給水ケース、 11
a 給水弁、12 給水口、13 予約用洗剤・仕上げ
剤ケース、14排水ホース、15 ミスト供給装置、1
5a ノズル、15b ケース 15g 接続部、15
h 給水路、15i ミスト供給口、15j 略直線状
の導水路、15k 平面円形の導水路、16 ホース、
17 ノズルカバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 AA03 AA08 AA22 AA24 CB06 CB58 FA22 LB18 LB29 MA02 MA04 MA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、該水
    槽内に、底部に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を回転自在
    に配設し、洗濯兼脱水槽の上方にミスト供給装置を設
    け、給水、洗い、すすぎ、脱水の行程が自動的に進行す
    る洗濯機の運転制御方法において、前記脱水行程時に前
    記ミスト供給装置によりミスト給水しながら洗濯兼脱水
    槽を回転させる行程を含むことを特徴とする洗濯機の運
    転制御方法。
  2. 【請求項2】 前記脱水行程は、前記ミスト脱水行程の
    後、前記ミスト供給装置を停止して前記洗濯兼脱水槽を
    回転させる行程を行うようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の洗濯機の運転制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ミスト脱水行程は、前記すすぎ行程
    時の洗濯兼脱水槽の回転より高速回転で行うことを特徴
    とする請求項1記載の洗濯機の運転制御方法。
  4. 【請求項4】 外箱内に水槽を搖動自在に吊支し、該水
    槽内に、底部に回転翼を設けた洗濯兼脱水槽を回転自在
    に配設し、洗濯兼脱水槽の上方にミスト供給装置を設
    け、給水、洗い、すすぎ、脱水の行程が自動的に進行す
    る洗濯機の運転制御方法において、前記すすぎ行程と脱
    水行程の間に前記洗濯兼脱水槽に水を溜めた状態で回転
    翼を回転させる溜めすすぎ行程を行い、前記脱水行程時
    に前記ミスト供給装置によりミスト給水しながら洗濯兼
    脱水槽を回転させる行程を含ませたことを特徴とする洗
    濯機の運転制御方法。
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JP2014158966A (ja) * 2014-05-08 2014-09-04 Hitachi Appliances Inc 洗濯機

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