JPH08308984A - 遊技機用配線部品の係止構造 - Google Patents

遊技機用配線部品の係止構造

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JPH08308984A
JPH08308984A JP12265595A JP12265595A JPH08308984A JP H08308984 A JPH08308984 A JP H08308984A JP 12265595 A JP12265595 A JP 12265595A JP 12265595 A JP12265595 A JP 12265595A JP H08308984 A JPH08308984 A JP H08308984A
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JP
Japan
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harness
slit
locking
wiring
locking portion
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JP12265595A
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English (en)
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Kazuji Tanaka
一二 田中
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Universal Sales Co Ltd
Original Assignee
Universal Sales Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線部品(ハーネス)の取付及び取外しが容
易で、破損しにくい遊技機用配線部品の係止構造を提供
する。 【構成】 係止部2は略長方体に形成され、基盤6に突
設されている。係止部2の上面のフック部23には、ス
リット5が斜め方向に形成されている。ハーネス1を係
止するときは、スリット5の形成方向に一致させるよう
にしてハーネス1を係止部2の保持領域4に押し込み、
通常のハーネス1の配置方向に戻す。これにより、ハー
ネス1は保持領域4内に係止される。ハーネス1を取り
外すときは、ハーネス1を再びスリット5の形成方向に
合わせ、基盤6から引き離せばよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機に用いられる配
線部品の係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、遊技機においては、ゲーム内
容を頻繁に変更する傾向にあり、ゲーム内容に応じて記
憶素子(ROM)や回路基板等を交換するのに伴い、配
線を変更することも必要になる。そのため、配線部品
(ハーネスと称される)の取付け、取外しが頻繁に行わ
れる。
【0003】従来の遊技機では、このような配線部品
(ハーネス)を止めておくため、図5あるいは図6に示
す係止部材が使用されている。
【0004】図5において、(A)は、ハーネス1が係
止部材102で保持された状態を上から観た図であり、
(B)は、(A)の線B−Bに沿った断面図である。こ
の係止部材102は、弾性を有する合成樹脂等から成
り、基盤6から突出して一体に形成されている。その上
面部121と側面部123とで断面が略M字型に形成さ
れ、上面部121は、その中央部が切断されて弾性係止
部122に分けられている。ハーネス1を保持するとき
には、上方から矢印aの方向にハーネス1を係止部材1
02の内部(保持領域)104に押し込み、ハーネス1
を取り外すときには、係止部122を矢印bの方向に開
いて取り外す。
【0005】また、図6において、(A)は、ハーネス
1が別の係止部材202で保持された状態を上から観た
図であり、(B)は、(A)の線B−Bに沿った断面図
である。
【0006】係止部材202も合成樹脂等から成り、基
盤6から突出して一体に形成されている。断面がフック
(鈎)状に形成され、係止部221の先端には保持領域
204の内側に曲折された形状のダンピング部222が
形成されている。ハーネス1を保持するときには、矢印
C方向からハーネス1を保持領域204に押し込み、ハ
ーネス1を取り外すときには、係止部221を矢印D方
向に押し開いて取り外す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
係止部材102、202では、ハーネス1の取付け、取
外しの際に、係止部121、221を押し開くなど人為
的に弾性変形しなければならないので、手間がかかると
共に弾性変形する材質が限られるという問題があった。
【0008】また、十分な弾性と強度を有する材質で係
止部材を形成しないと、ハーネス1の取付け、取外しの
際に破損するという問題もあった。
【0009】さらに、図6の係止部材202のように、
係止部221の先端にダンピング222を一体形成する
場合には材質が限られると共に、鈎状のダンピング22
2を形成するのは容易ではなく所望のダンピングを得る
ことは難しいという問題があった。
【0010】従って、本発明の目的は、弾性変形する材
質に限られることなく、配線部品の取付け及び取外しが
容易であると共に、配線部品を確実に係止することが可
能である遊技機用配線部品の係止構造を提供することに
ある。
【0011】また、本発明の目的は、配線部品を頻繁に
取付け、取外しても破損しにくい遊技機用配線部品の係
止構造を提供することにある。
【0012】さらに、本発明の目的は、容易に形成でき
る係止部材を用いた遊技機用配線部品の係止構造を提供
することにある。
【0013】また、他の部品の配置を邪魔しない係止部
材を用いた遊技機用配線部品の係止構造を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機用配線部
品の係止構造は、遊技機の配線部品を係止したときの前
記配線部品の長手方向から所定の角度傾斜して形成され
たスリットを有する係止部を前記遊技機の基盤に設けた
ことを特徴とする。
【0015】本発明の好ましい態様では、前記係止部が
基盤から突出して形成される。
【0016】別の好ましい態様では、前記スリットが基
盤に形成され、前記係止部は基盤と面一に形成される。
【0017】
【作用及び効果】本発明の遊技機用配線部品の係止構造
によれば、配線部品を係止するときには、配線部品の係
止される部分を係止部のスリットの形成方向に合わせて
スリットから係止部に押し込み、その後、スリットの形
成方向に合わせた配線部品を所定の角度回転させて長手
方向に戻すことによって、配線部品が係止部に係止され
る。配線部品を取り外すときには、配線部品の係止され
た部分を所定の角度反転させて配線部品の長手方向をス
リットの形成方向に合わせ、配線部品を係止部からスリ
ットを介して引き出す。
【0018】従って、配線部品の取付け、取り外しの際
に、係止部を人為的に弾性変形させる必要がないので、
係止部は弾性変形する材質に限られることがない。ま
た、配線部品はスリットを介して容易に取付け、取り外
すことができ、確実に係止できるので、遊技機の配線や
その変更等に要する時間を短縮することができる。
【0019】また、配線部品の取付け、取外しの際に、
無理な力が加えられないため、配線部品及び係止部は破
損しにくい。さらに、スリットを有する係止部を設ける
だけなので、容易に形成することができる。
【0020】本発明の好ましい態様によれば、係止部は
基盤から突出して設けられるので、配線部品を容易に取
付け、取り外すことができる。
【0021】また、別の好ましい態様によれば、係止部
が基盤と面一に形成されるので、他の部品の配置の邪魔
にならない。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の配線部材の係止構造を構成
する係止部2の実施例を示す。
【0023】係止部2は、図中前面から後面にかけて空
洞である略長方体に形成され、遊技機内の回路基板ユニ
ットのケースや遊技機の背面パネルの面、壁面等の基盤
6に突設されている。空洞は配線部品(ハーネス)1の
保持領域4であり、上面(フック部)23にはスリット
5が形成されている。
【0024】図2(A)に示すように、スリット5はフ
ック部23に図中斜め方向に形成され、ハーネス1はフ
ック部23で係止されている。また、図2(B)に示す
ように、ハーネス1は保持領域4内を貫通して保持され
ている。
【0025】ハーネス1を係止するときには、図3のよ
うに、スリット5の形成方向に一致させるようにしてハ
ーネス1を押し込み、保持領域4内で、通常のハーネス
1の配置方向、即ち、フック部23に対して垂直方向に
戻す。これにより、ハーネス1は保持領域4内で係止さ
れる。
【0026】ハーネス1を取り外すときには、ハーネス
1を再びスリット5の形成方向に合わせ、基盤6から引
き離せばよい。
【0027】従って、ハーネス1の取付け、取り外しの
際に、係止部2を人為的に弾性変形させる必要がないの
で、係止部2は弾性変形する材質に限られることがな
い。また、ハーネス1はスリット5を介して容易に取付
け、取り外すことができ、フック部23で確実に係止で
きるので、遊技機の配線やその変更等に要する時間を短
縮することができる。
【0028】また、ハーネス1の取付け、取外しの際
に、無理な力が加えられないため、ハーネス1及び係止
部2は破損しにくい。更に、係止部2にスリット5を設
けるだけなので、容易に形成することができる。
【0029】なお、上記実施例では、係止部2を基盤6
と一体のものとして設けているが、係止部を基盤とは別
体の係止部材として形成し、その係止部材を接着剤やね
じ等で基盤6に固定するようにしてもよい。
【0030】次に、図4(A)は、本発明に係わる遊技
機用配線部品の係止構造の別の実施例を示す。この係止
部52は基盤6と一体に形成され、例えば他の部品との
関係で係止部を突設するのが困難である場合に使用され
る。
【0031】基盤6には、略Z字型の孔55が形成され
ている。この孔55は、上記実施例のスリット5の形成
方向と同様の方向に形成されたスリット部55aとハー
ネス1を挿入する2つの挿入口55bとから成る。
【0032】ハーネス1を係止するときには、上記実施
例と同様に、スリット部55aの形成方向に一致させる
ようにしてハーネス1を押し込み、通常のハーネス1の
配置方向、即ち、基盤6に対して垂直方向に戻す。これ
により、図4(B)に示すように、ハーネス1は係止部
52のスリット部55aを形成している2つの係止片5
2a、52bで係止される。
【0033】ハーネス1を取り外すときには、ハーネス
1を再びスリット部55aの形成方向に合わせ、基盤6
から引き離せばよい。
【0034】従って、ハーネス1の取付け、取り外しの
際に、係止部52を人為的に弾性変形させる必要がない
ので、係止部52は弾性変形する材質に限られることが
ない。また、ハーネス1はスリット部55aを介して容
易に取付け、取り外すことができ、係止片52a、52
bで確実に係止できるので、配線やその変更等に要する
時間を短縮することができる。
【0035】また、ハーネス1の取付け、取外しの際
に、無理な力が加えられないため、ハーネス1及び係止
部52は破損しにくい。
【0036】さらに、基盤6に一体化された係止部52
に孔55を設けるだけなので、容易に形成することがで
きると共に、他の部品の配置を邪魔しない。
【0037】尚、上記実施例では、係止部を略直方体に
形成して突設したり、基盤に一体化したが、本発明はこ
れに限られることなく、ハーネスの取付け、取り外しが
容易に可能であれば円筒状等の他の形状に形成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の遊技機用配線部品係止部の斜視図。
【図2】(A)は図1の係止部の上面図、(B)は
(A)のB−B線断面図。
【図3】配線部品の係止部への取付け、取外し状態の説
明図。
【図4】(A)は別の実施例の係止部を示す上面図、
(B)は(A)のB−B線断面図。
【図5】(A)は従来例の係止部を示す上面図、(B)
は(A)のB−B線断面図。
【図6】(A)は別の従来例を示す上面図、(B)は
(A)のB−B線断面図。
【符号の説明】
1…配線部品(ハーネス)、2…係止部、4…保持領
域、5…スリット、6…基盤、23…上面(フック
部)、52…係止部、55…孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機の配線部品を係止したときの前記配
    線部品の長手方向から所定の角度傾斜して形成されたス
    リットを有する係止部を前記遊技機の基盤に設けたこと
    を特徴とする遊技機用配線部品の係止構造。
  2. 【請求項2】前記係止部は、前記基盤から突出して形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機用配
    線部品の係止構造。
  3. 【請求項3】前記スリットが前記基盤に形成され、前記
    係止部は前記基盤と面一に形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の遊技機用配線部品の係止構造。
JP12265595A 1995-05-22 1995-05-22 遊技機用配線部品の係止構造 Pending JPH08308984A (ja)

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