JPH0786765A - 箱 体 - Google Patents

箱 体

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JPH0786765A
JPH0786765A JP24850693A JP24850693A JPH0786765A JP H0786765 A JPH0786765 A JP H0786765A JP 24850693 A JP24850693 A JP 24850693A JP 24850693 A JP24850693 A JP 24850693A JP H0786765 A JPH0786765 A JP H0786765A
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engaging
box
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JP24850693A
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JP2646185B2 (ja
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Makoto Hiramatsu
誠 平松
Kazuya Takahashi
和也 高橋
Kazuo Terajima
和夫 寺嶋
Hiroshi Ozeki
宏 尾関
Hideo Tamura
英夫 田村
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のこの種の箱体の構成では箱本体部と蓋
部との締結に金属製のネジなどを用いるものであったの
で、廃棄後に再生再利用を図る場合には異物となり分別
処理が必要となるなど困難とする問題点を生じていた。 【構成】 本発明により、係着部材4が、蓋部3の端面
に掛着する蓋部係着爪41と、該蓋部係着爪41から箱
本体部2の側面21方向に向かい延長され内径に当接す
る突起部43と、箱本体部2の内側に向かい延長された
後に折り返されるバネ部44と、このバネ部44の箱本
体部2の側面21方向に突出されてこの箱本体部2に設
けられた係着孔22に係着する本体部係着爪46とから
成る箱体1としたことで、箱体1を構成する部材を全て
同一の素材での形成を可能として再生再使用の促進を可
能とし課題を解決するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子回路などを収納する
ための箱体に関するものであり、詳細には組立および分
解を容易とすると共に再生再利用(リサイクル)も容易
とする構成の提供を目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の箱体90の構成の例を示
すものが図4であり、前記箱体90は箱本体部91と蓋
部92とで構成され、前記箱本体部91には適宜箇所に
取付ボス91aが設けられ、該取付ボス91aに係着部
材としての螺子93で螺着することで蓋部92が取付け
られる構成とされている。尚、このときに前記蓋部92
はプリント回路基板で兼用される場合もあり、このとき
には前記蓋部92にはスイッチ94など回路部品も搭載
されるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の箱体90の構成においては、蓋部92の取付に
4本の螺子93が使用され、組立時にはドライバーなど
専用工具の使用が必要となり、組立工程が煩雑化する問
題点を生じ、また、近年においては、廃棄時においても
再生再利用(リサイクル)に備えて構成部材の素材別の
分別化が望まれ、廃棄を行う際の分別処理に螺子93の
排除など手間とを必要とする従来の構成では処理費用も
必要となり、再生コストが上昇し円滑な再生利用が行わ
れ難い問題点も生じるものとなり、これらの点の解決が
課題とされるものと成っている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、箱本体部に
蓋部を係着部材で締結して成る箱体において、前記係着
部材は、前記蓋部の端面に掛着する蓋部係着爪と、該蓋
部係着爪から前記箱本体部の側面方向に向かい延長され
てこの箱本体部の内径に当接する突起部と、前記蓋部係
着爪と前記突起部との接合位置から前記箱本体部の内側
に向かい延長された後に適宜の曲率を以て折り返される
バネ部と、前記バネ部の前記箱本体部の側面方向に突出
されてこの箱本体部の側面に設けられた係着孔に係着す
る本体部係着爪とから成ることを特徴とする箱体を提供
することで前記従来の課題を解決するものである。
【0005】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に
係る箱体であり、この箱体1は箱本体部2と蓋部3とが
係着部材4で締結されているものである点は従来例のも
のと同様であるが、本発明により前記係着部材4は専用
工具などを使用することなく箱本体部2と蓋部3との締
結を可能なものとすると共に、箱本体部2と蓋部3とが
一般的に形成されている樹脂部材などでの形成を可能な
ものとしている。
【0006】ここで、本発明の要部である前記係着部材
4を更に詳細に示すものが図2および図3であり、この
係着部材4には、前記蓋部3を板厚方向で挟持して掛着
する蓋部係着爪41が設けられ、前記蓋部3の側には係
着部材4の取付位置を指定する切欠部31が設けられる
ものとされている。ここで、前記蓋部係着爪41は上記
したように蓋部3を板厚方向で挟持する略コ字状のもの
を基本とするが、図示のように補助係着部42を設け、
一方の蓋部3に補助係着孔32を設けるなどして一層の
確実性の増加を図るなどの変更は自在である。
【0007】また、前記係着部材4の蓋部係着爪41の
背面側、即ち、箱本体部2の側面21方向に向かって延
長された突起部43が、例えばボス状として設けられる
ものとされ、この突起部43は前記箱本体部2の側面2
1の内径に当接する長さとされている。
【0008】加えて、前記蓋部係着爪41と突起部43
との接合位置からは、前記箱本体部2の内側に向かい延
長された後に適宜の曲率を以て折り返される条状などと
して形成されたバネ部44が設けられ、該バネ部44の
折り返された先端側は前記突起部43を越える位置まで
に達するものとされて、前記突起部43に対応する位置
には突起部貫通孔45が設けられている。
【0009】更に加えて、前記バネ部44の折り返され
た先端側の適宜位置には前記箱本体部2の側面21方向
に突出された本体部係着爪46が設けられ、前記箱本体
部2の側面21の前記本体部係着爪46に対応する位置
には係着孔22が設けられるものとされている。
【0010】次いで、上記の構成とした本発明の箱体1
の組立手順について説明を行えば、箱体1の組立を行う
際には、先ず、必要数の前記係着部材4を蓋部係着爪4
1で蓋部3の切欠部31に係着させ、この状態で前記箱
本体部2に所定位置での挿入を行う。
【0011】このときには、前記バネ部44は箱本体部
2の側面21に当接して撓むものとなり、その折り返さ
れた側に設けられた前記本体部係着爪46も共に変位し
て箱本体部2の内部に進入するものとなるが、前記本体
部係着爪46と係着孔22とが一致した時点でバネ部4
4の弾性により本体部係着爪46は係着孔22内に進入
して箱本体部2と蓋部3との締結が行われる。
【0012】このとき同時に、前記突起部43は前記突
起部貫通孔45を貫通して箱本体部2の側面21に当接
しているので、蓋部係着爪41と蓋部3との係着は前記
突起部43により離脱が不可能な状態に維持されるもの
となり、従って、箱本体部2と蓋部3との締結は確実に
行われるものとなる。
【0013】従って、本発明の構成の箱体1において
は、箱本体部2と蓋部3との締結時にはドライバーなど
専用工具を一切に不要とするものとなる。また、前記係
着部材4を上記の構成としたことで例えばABS樹脂、
ポリプロピレン樹脂など箱本体部2、蓋部3が形成され
るときに採用される樹脂と同一の樹脂での形成が可能と
なり、廃棄を行う際にも素材別の分別作業を不要とす
る。
【0014】このことは、その儘の状態で投棄が行われ
た場合にも後処理が不要なものとなり、当然に前記箱体
1を粉砕し再生再利用(リサイクル)を行う場合の不純
物の混入を防止できるものとなる。尚、実施に当たり前
記蓋部3をプリント回路基板で兼用するなど適宜の変更
を行うことは自在である。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、係
着部材が、蓋部の端面に掛着する蓋部係着爪と、該蓋部
係着爪から箱本体部の側面方向に向かい延長されてこの
箱本体部の内径に当接する突起部と、前記蓋部係着爪と
前記突起部との接合位置から前記箱本体部の内側に向か
い延長された後に適宜の曲率を以て折り返されるバネ部
と、このバネ部の前記箱本体部の側面方向に突出されて
この箱本体部の側面に設けられた係着孔に係着する本体
部係着爪とから成る箱体としたことで、組立時には一切
に工具の使用を不要なものとして工程を簡素化し生産性
の向上に極めて優れた効果を奏すると共に、箱体を構成
する部材を全て同一の素材での形成を可能として再生再
使用の促進にも極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る箱体の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】 同じ実施例の要部を示す斜視図である。
【図3】 図2のA―A線に沿う断面図である。
【図4】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……箱体 2……箱本体部 21……側面 22……係着孔 3……蓋部 31……切欠部 32……補助係着孔 4……係着部材 41……蓋部係着爪 42……補助係着部 43……突起部 44……バネ部 45……突起部貫通孔 46……本体部係着爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱本体部に蓋部を係着部材で締結して成
    る箱体において、前記係着部材が、前記蓋部の端面に掛
    着する蓋部係着爪と、該蓋部係着爪から前記箱本体部の
    側面方向に向かい延長されてこの箱本体部の内径に当接
    する突起部と、前記蓋部係着爪と前記突起部との接合位
    置から前記箱本体部の内側に向かい延長された後に適宜
    の曲率を以て折り返されるバネ部と、前記バネ部の前記
    箱本体部の側面方向に突出されてこの箱本体部の側面に
    設けられた係着孔に係着する本体部係着爪とから成るこ
    とを特徴とする箱体。
  2. 【請求項2】 前記箱本体部と蓋部と係着部材が同一部
    材で形成されていることを特徴とする請求項1記載の箱
    体。
JP24850693A 1993-09-10 1993-09-10 箱 体 Expired - Lifetime JP2646185B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE41353E1 (en) 1999-03-03 2010-05-25 Panduit Corp. Cable manager for network rack
JP2012004327A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Ricoh Co Ltd パネル固定構造及び情報処理装置
JP2019145788A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 電子機器の結合装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10667415B2 (en) 2018-02-21 2020-05-26 Lsis Co., Ltd. Coupling mechanism for coupling electronic device

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