JPH09250520A - 筐体固定構造 - Google Patents

筐体固定構造

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Publication number
JPH09250520A
JPH09250520A JP6042796A JP6042796A JPH09250520A JP H09250520 A JPH09250520 A JP H09250520A JP 6042796 A JP6042796 A JP 6042796A JP 6042796 A JP6042796 A JP 6042796A JP H09250520 A JPH09250520 A JP H09250520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
flexible
hooking claw
locking projection
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP6042796A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Iioka
茂幸 飯岡
Shinobu Matsubara
忍 松原
Akio Umemura
昭夫 梅村
Shigefusa Osawa
包房 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP6042796A priority Critical patent/JPH09250520A/ja
Publication of JPH09250520A publication Critical patent/JPH09250520A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーとケースとを係合させて筐体を構成す
る筐体固定構造において、簡単に組み立て可能であると
ともに確実に固定でき、しかも安全な筐体固定構造を実
現することを課題とする。 【解決手段】 カバー1の少なくとも一側に、内部側に
突出した係止突起3を設け、ケース2に、係止突起3を
係合して筐体を構成する可撓性引掛爪4を、ケース側壁
との間に隙間を設けて側壁に沿って形成し、隙間に通じ
る操作穴12をケース底面にあけ、可撓性引掛爪4は、
ケース底部に連続する基部7と、これに連続する可撓性
を持った可撓部8と、さらに連続して操作穴12の方向
に対して斜行する勾配部9と、さらに連続して係止突起
3を係合する顎部10とからなるものとし、操作穴12
に対応した操作治具13を挿入することにより、操作治
具13が可撓性引掛爪4の勾配部9を押圧してその可撓
性引掛爪4を筐体内部側に押し、顎部6が、係止突起3
から外れるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通信端末機
器類やその他の機器に用いられる筐体固定構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のプラスチック成形品等を
使用した筐体の固定構造の引掛爪の使用形態は、 一方を引掛爪とし、他方をねじ止め固定にする組み合
わせとする場合、 両方向とも爪とするが、取り付け、取り外し時を考慮
して爪引掛は、仮止めとし、他の位置にねじ固定をする
場合、 等があるが、一般的にはタッピンねじによる固定方法、
あるいは、インサートモールドによる別金属のねじ穴形
成が主となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術によると、 ねじを外すと簡単に分解可能であること。特に、電源
系機能を有する機器で商用電源が引き込まれた機器で
は、利用者が簡単に外せるため危険である。 ねじを使用または併用しているため、その数量に応じ
て締付トルク管理を含めた加工時間が発生して、コスト
高となる。
【0004】タッピンねじの場合、取り外し繰り返し
回数に制限があり、耐久性が悪い等の問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、カバーとケー
スとを係合させて筐体を構成する筐体固定構造におい
て、カバーの少なくとも一側に、内部側に突出した係止
突起を設け、ケースに、係止突起と係合して筐体固定を
行う可撓性引掛爪を、そのケースの側壁との間に隙間が
あくように設け、この隙間の部分に、操作穴を設け、可
撓性引掛爪は、ケースに連続する基部と、この基部に連
続する可撓性を持った可撓部と、この可撓部に連続して
操作穴の方向に対して斜行する勾配部と、この勾配部に
連続して係止突起と係合可能な顎部とからなるものと
し、操作穴に操作治具を挿入することにより、この操作
治具が可撓性引掛爪の勾配部を押圧してその可撓性引掛
爪を筐体内部側に押し、その可撓性引掛爪の顎部が、カ
バーの係止突起から外れるようにしたことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に図を用いて本発明の実施の
形態を説明する。図1は実施の形態の説明図であり、こ
の図の(a)は、例えば通信端末機器その他の機器の外
観斜視図を示し、(b)は(a)のA−A断面図となっ
ている。機器の筐体は例えばプラスチック樹脂製であ
り、カバー1とケース2とを一体化固定することにより
構成されている。なお、この筐体内には各種部品類が実
装されているが、図1(b)では図示せずに省略してあ
る。図において、3は係止突起であり、カバー1に筐体
内側に突出するように形成されている。
【0007】4は可撓性引掛爪、5は剛性引掛爪をそれ
ぞれ示し、ケース2の対向する部分に形成されている。
可撓性引掛爪4は、後述するようにその一部が可撓性を
有する。剛性引掛爪5は、例えば板厚や幅を大きくする
こと等によって剛性を高めたものであり、先端に顎部6
を形成し、該顎部6がカバー1の係止突起3を係合する
ことにより、カバー1とケース2とを固定する。なお、
剛性引掛爪5はその基部付近に製造上の都合により穴を
あけることもあるが、この穴から剛性引掛爪5を操作す
ることはできない。
【0008】図2は可撓性引掛爪の説明図を示してい
る。この図2の(a)は断面図であり、(b)は斜視図
となっている。この図に示すように、可撓性引掛爪4
は、基部7、可撓部8、勾配部9および顎部10とから
なっている。基部7はケース2に連続して形成されると
ともに周囲に支持部11を有し、剛性を高めている。可
撓部8は、その基部7より先端側の部分のことであり、
周囲を支持するものはなく、厚さを薄くすること等によ
って可撓性を持たせてある。勾配部9は、その可撓部8
より先端側の部分のことであり、勾配をもたせた形状と
なっていて、その先端に顎部10が形成されている。こ
の顎部10が、カバー1の係止突起3を係合し、カバー
1とケース2とを固定する。
【0009】この可撓性引掛爪4は、ケース2の側壁と
の間に隙間をもつように形成されており、その隙間の部
分に対応させて、ケース2の底面に操作穴12をあけて
おく。この操作穴12の方向は、前記勾配部9の面と斜
めに交わることとなる。このように図2は、組み込み固
定状態を示しているが、以下に取り外し時の操作につい
て説明する。
【0010】図3は取り外し操作例の説明図である。こ
の図は、ケース2にあいた操作穴12に、操作治具13
を挿入した状態を示している。この操作治具13の断面
形状は、操作穴12の断面形状と同様の形状で一定のク
リアランスをとったものとなっている。操作穴12に操
作治具13を挿入すると、該操作治具13の先端部が、
可撓性引掛爪4の勾配部9に突き当たる。さらに、操作
治具13を押し込むことにより、この操作治具13の先
端部は勾配部9を押しながら進み、可撓性引掛爪4の可
撓部8が撓み、顎部10が係止突起3から離れる。
【0011】操作治具13は。カバー1の係止突起3の
下面に突き当たるまで進み、この状態で係止突起3と可
撓性引掛爪4とは完全に分離され、カバー1とケース2
の固定状態が解除される。次に、剛性引掛爪5について
は、上記の如く可撓性引掛爪4の係合状態が解除されて
いるため、カバー1とケース2を若干自由方向にずらす
ことにより、係合状態を解除することができる。この状
態で、カバー1とケース2とは、完全に分離された状態
となる。
【0012】逆に、カバー1とケース2とを一体化固定
する場合には、まず、剛性引掛爪5を係止突起3と係合
させた後、カバー1とケース2を合わせることにより、
容易に可撓性引掛爪4を係止突起3と係合させることが
できる。なお、図2の(a)の下部に操作穴断面形状1
2Aを付したが、これを12Bとして示す形状のように
突出した部分を有する特殊な断面形状とすることによ
り、代用治具となるドライバーやピンセット等の使用が
不可能となり、使用者による分解を防止することができ
る。
【0013】本実施の形態の可撓性引掛爪4および剛性
引掛爪5は、筐体の大きさや構造等に応じて複数カ所に
設けることができる。また、剛性引掛爪5の代わりに蝶
番等を用いてもよく、剛性引掛爪5を用いずに、全て可
撓性引掛爪4として構成してもよい。上述のように、本
実施の形態の筐体固定構造により、 組込が容易になり、 固定が確実で、ねじが不要となり、 使用者が簡単に外せないため、商用電源等を引き込ん
でも安全であり、 専用治具を使用することにより、取り外しが簡単にな
る。
【0014】上記説明では、通信端末機器の筐体を例に
挙げて説明したが、これに限らず、複数の構成要素を一
体化固定してなる筐体には、同様に本発明を適用するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、可撓性引掛爪を用いて筐体を固定することとしたの
で、組み込みが容易であり、固定が確実でねじが不要と
なり、専用治具を使用すれば簡単に外せるが、これを用
いなければ簡単に外せないため安全な装置を実現できる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の説明図
【図2】可撓性引掛爪の説明図
【図3】取り外し操作例の説明図
【符号の説明】
1 カバー 2 ケース 3 係止突起 4 可撓性引掛爪 5 剛性引掛爪 6 顎部 7 基部 8 可撓部 9 勾配部 10 顎部 12 操作穴 13 操作治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 包房 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーとケースとを係合させて筐体を構
    成する筐体固定構造において、 カバーの少なくとも一側に、内部側に突出した係止突起
    を設け、 ケースに、前記係止突起を係合して筐体を構成する可撓
    性引掛爪を、そのケースの側壁との間に隙間を設けてそ
    の側壁に沿って形成するとともにその隙間に通じる操作
    穴をケースの底面にあけ、 前記可撓性引掛爪は、ケースの底部に連続する基部と、
    該基部に連続する可撓性を持った可撓部と、該可撓部に
    連続して前記操作穴の方向に対して斜行する勾配部と、
    該勾配部に連続して前記係止突起を係合する顎部とから
    なるものとし、 前記操作穴の断面形状に対応した断面形状を有する操作
    治具を別設し、 この操作治具を、その操作穴に挿入することにより、そ
    の操作治具が前記可撓性引掛爪の勾配部を押圧してその
    可撓性引掛爪を筐体内部側に押し、その可撓性引掛爪の
    顎部が、カバーの係止突起から外れるようにしたことを
    特徴とする筐体固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、操作穴の断面形状
    を、突出した部分を有する形状としたことを特徴とする
    筐体固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2において、剛性
    を有し、カバーの係止突起と係合可能な顎部を有する剛
    性引掛爪を、ケースに設け、可撓性引掛爪とともに用い
    ることを特徴とする筐体固定構造。
JP6042796A 1996-03-18 1996-03-18 筐体固定構造 Pending JPH09250520A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008464A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線端末
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