JPH10335847A - カバー装置 - Google Patents

カバー装置

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JPH10335847A
JPH10335847A JP13895297A JP13895297A JPH10335847A JP H10335847 A JPH10335847 A JP H10335847A JP 13895297 A JP13895297 A JP 13895297A JP 13895297 A JP13895297 A JP 13895297A JP H10335847 A JPH10335847 A JP H10335847A
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bending
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JP13895297A
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Shinichi Kamiya
愼一 神谷
Yoshihide Saida
佳秀 斉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーの着脱が容易であり、不必要なときに
カバーが外れることのないカバー装置を提供する。 【解決手段】 筐体2と、該筐体2に着脱可能なカバー
23とからなるカバー装置21において、カバー23
は、フック13の近傍にフック操作用の切欠部または穴
からなる操作部24と、カバー23を湾曲させるための
湾曲部26とを備えることを特徴とするカバー装置21
を採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバー装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器等の筐体には、電池収納部や、
使用頻度の少ないスイッチ類等が備えられている場合が
ある。また、複数のケースからなる電子機器の筐体に
は、ケース同士を固定するためのねじ等が螺設されてい
る場合もある。
【0003】このような、電池収納部、スイッチ類、ね
じ等といった使用頻度の低い機構を保護し、筐体の外観
を良好にするために、上記の電子機器には、カバー装置
が備えられている。
【0004】そこで、従来のカバー装置を図面を参照し
て説明する。
【0005】図6及び図7において、カバー装置1は、
電子機器の筐体2と、該筐体2に嵌合するカバー3とか
ら構成されている。電子機器の筐体2は、上ケース4
と、上ケース4に嵌合する下ケース5とから構成されて
いる。
【0006】上ケース4の略矩形状の上板6の長手方向
の両端には、カバー3が嵌合するための略矩形で凹状の
嵌合部7が備えられている。嵌合部7には、その長手方
向の両端に丸穴8が備えられ、その丸穴8の外側には、
略矩形状の孔9が備えられている。更に、嵌合部7に
は、孔9の端縁であって凹部7の長さ方向の内側に向け
て突起15が備えられている。
【0007】また、下ケース5の底板10には、丸穴8
に対応する位置にボス11が突設されている。上ケース
4と下ケース5とは、丸穴8とボス11とに螺入するね
じ12を介して固定されている。
【0008】カバー3の長手方向の両端には、嵌合部7
との嵌合方向に向けて、孔9に挿入して突起15と係合
するためのフック13が備えられている。フック13に
は、その先端にカバー3の長手方向の外側に向けてフラ
ンジ14が突設されている。
【0009】このようなカバー装置1において、カバー
3を筐体2に装着する場合には、カバー3を、筐体2の
嵌合部7の上に載置して、カバー3の両端を嵌合部7に
向けて強く押し込むことにより、フック13が孔9に挿
入し、フック13のフランジ14と突起15とが係合す
ることにより、カバー3が筐体2に固定される。
【0010】従来のカバー装置1は、カバー3が、ねじ
12が螺入している上ケース4の嵌合部7と嵌合してね
じ12を隠すので、電子機器の筐体2の外観を良好にす
るとともに、ねじ12を保護することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカバー
装置1においては、カバー3がフランジ14と突起15
との係合により筐体2に強固に固定されているために、
必要時に、カバー3を筐体2から取り外すことが困難で
あるという課題があった。
【0012】特に、ピンセット等を、カバー3と嵌合部
7との隙間に突き当てて、カバー3を離脱させようとし
た場合には、カバー3に無理な力が加わって、カバー3
を破損させてしまうことがあるという課題があった。ま
た、ピンセット等により、カバー3と嵌合部7の端縁と
を傷つけてしまうという課題があった。
【0013】また、フランジ14と突起15との係合の
程度を弱めて、カバーを取り外しやすくしようとした場
合には、不必要なときにカバー3が外れてしまうという
課題があった。
【0014】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、カバーの着脱が容易であり、不必
要なときにカバーが外れることのないカバー装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカバー装置は以下の構成を採用した。
【0016】請求項1に記載のカバー装置は、筐体と、
該筐体に嵌合するカバーとから構成され、該筐体は、前
記カバーと嵌合するための嵌合部を備え、該嵌合部は、
孔と、該孔の端縁である突起とを備え、前記カバーは、
前記孔に挿入して前記突起と係合するためのフックを備
えるカバー装置であって、前記カバーは、前記フックの
近傍にフック操作用の切欠部または穴からなる操作部
と、該カバーを湾曲させるための湾曲部とを備えること
を特徴とする。
【0017】請求項2に記載のカバー装置は、請求項1
に記載のカバー装置であって、前記湾曲部が溝であるこ
とを特徴とする。
【0018】請求項3に記載のカバー装置は、請求項1
に記載のカバー装置であって、前記湾曲部が穴であるこ
とを特徴とする。
【0019】請求項4に記載のカバー装置は、請求項1
に記載のカバー装置であって、前記湾曲部が凹部である
ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1、図2及び図3を参照して説明する。尚、これら
の図において、前述した図6及び図7に示す構成要素と
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0021】図1、図2及び図3において、カバー装置
21のカバー23には、その長さ方向の端部であってフ
ック13の近傍にフック操作用の操作部24が備えられ
ている。操作部24は、切欠部により構成されている。
また、カバーには、カバーの操作部24の形成された部
分と対向する部分との間が上方へ突出状態となるよう湾
曲させる湾曲部26が備えられている。湾曲部26に
は、板厚を薄くして機械的強度を弱め、カバーを湾曲し
やすくするための溝27が設けられている。
【0022】このようなカバー装置21において、カバ
ー23を筐体2に装着する場合には、カバー23を嵌合
部7の上に載置して、カバー23の両端を嵌合部7に向
けて押し込むことにより、カバー23を、その湾曲部2
6が上方へ突出状態となるよう湾曲させることにより、
フック13が孔9へ挿入し、フック13のフランジ14
と突起15とが係合して、カバー23が筐体2に固定さ
れる。
【0023】筐体2からカバー23を離脱する場合に
は、カバー23の操作部24に、例えばピンセットのよ
うな先端が鋭利なものを突き当てて、カバー23を、そ
の湾曲部26が上方へ突出状態となるよう湾曲させるこ
とにより、フランジ14と突起15との係合が解かれ
て、カバー23が筐体2から離脱する。
【0024】以上のように、上記のカバー装置21のカ
バー23には、ピンセットのような先端が鋭利なものを
突き当てるための操作部24が備えられているので、先
端が鋭利なものを突き当てるスペースが確保され、カバ
ー23と嵌合部7の端縁に傷を付けてしまうということ
なくカバー23を離脱することができる。
【0025】また、カバー23には、カバー23を湾曲
させるためにカバーの厚みを薄くして機械的強度を弱め
た湾曲部26たる溝27が備えられているので、カバー
23を脱着させる際にも、カバー23に加わる力は少な
くて済み、カバー23を破損することなく脱着すること
ができる。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図4は第2の実施の形態を説
明するための図であって、カバー31を示す図である。
【0027】この第2の実施の形態では、前述した第1
の実施の形態と異なる点のみを説明する。
【0028】図3において、カバー31の湾曲部32に
は、穴33が設けられている。
【0029】上記のカバー31には、湾曲部32たる穴
33が設けられているので、第1の実施の形態における
カバー23と比べて、カバー31の湾曲部32の機械的
強度が若干弱くなっており、カバー31が容易に湾曲す
るので、カバー31に加わる力がより少なくて済み、カ
バー31を破損することなく容易に脱着することができ
る。
【0030】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して説明する。図5は第3の実施の形態を説
明するための図であって、カバー41を示す図である。
【0031】この第3の実施の形態では、前述した第1
の実施の形態と異なる点のみを説明する。
【0032】図5において、カバー41の湾曲部42に
は、凹部43が設けられている。
【0033】上記のカバー41には、湾曲部42たる凹
部43が設けられているので、第1の実施の形態におけ
るカバー23と比べて、カバー41の湾曲部42の機械
的強度が若干弱くなっており、カバー41が容易に湾曲
するので、カバー41に加わる力がより少なくて済み、
カバー41を破損することなく容易に脱着することがで
きる。また、第2の実施の形態におけるカバー31と比
べて、カバー41の湾曲部42の機械的強度が若干強く
なるので、湾曲部42の劣化を防ぐことが可能であり、
カバー41の寿命を延ばすことができる。
【0034】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば、実施の形態において、カバー装置は、複数のケー
スがねじ止めされてなる筐体からなる電子機器に備えら
れていたが、電池収納部や使用頻度の少ないスイッチ類
等を備える電子機器にも適用可能である。また、操作部
は、切欠部としたが、穴であってもよい。また、湾曲部
は、機械的強度を弱めるために、小さい穴を多数開けた
ものであってもよい。また、第1の実施の形態及び第3
の実施の形態においては、湾曲部をカバーの下面に設け
たが、カバーの上面に設けることも可能である。更に、
第1の実施の形態において、湾曲部に設けられる溝は複
数であっても良い。
【0035】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
カバー装置のカバーには、先端の尖ったものを挿入する
ためのフック操作用の操作部が備えられているので、カ
バーと筐体の嵌合部の端縁に傷を付けてしまうこともな
く、カバーを離脱させることができる。
【0036】また、カバーには、カバーを湾曲させるた
めの湾曲部を備えており、カバーが比較的弱い力で湾曲
し、カバーと筐体との係合が解除しやすいので、カバー
を容易に取り外すことができる。
【0037】更に、カバーの湾曲部は、溝、穴、凸部と
いった簡単な形状で構成することが可能なので、カバー
装置の製造が簡単であり、製造コストも低く抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態であるカバー装置
を示す分解斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態であるカバー装置
の要部を示す断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態であるカバー装置
のカバーを示す斜視図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態であるカバー装置
のカバーを示す斜視図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態であるカバー装置
のカバーを示す斜視図である。
【図6】 従来のカバー装置を示す分解斜視図である。
【図7】 従来のカバー装置の要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 電子機器の筐体 4 上ケース 5 下ケース 7 嵌合部 9 孔 12 ねじ 13 フック 14 フランジ 15 突起 21 カバー装置 23 カバー 24 操作部 26 湾曲部 27 溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、該筐体に嵌合するカバーとから
    構成され、該筐体は、前記カバーと嵌合するための嵌合
    部を備え、該嵌合部は、孔と、該孔の端縁である突起と
    を備え、前記カバーは、前記孔に挿入して前記突起と係
    合するためのフックを備えるカバー装置であって、 前記カバーは、前記フックの近傍にフック操作用の切欠
    部または穴からなる操作部と、該カバーを湾曲させるた
    めの湾曲部とを備えることを特徴とするカバー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカバー装置であって、
    前記湾曲部が溝であることを特徴とするカバー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカバー装置であって、
    前記湾曲部が穴であることを特徴とするカバー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のカバー装置であって、
    前記湾曲部が凹部であることを特徴とするカバー装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011086849A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Nec Corp 筺体構造、および電子機器
JP2020520858A (ja) * 2017-05-22 2020-07-16 杭州青奇科技有限公司 自転車の識別マーク固定構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011086849A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Nec Corp 筺体構造、および電子機器
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