JP2018061571A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立ての作業効率を向上することが可能な遊技機の提供を目的とする。【解決手段】本発明の遊技機10では、モニタ支持枠24に、遊技板11とメイン制御基板100との間を接続するケーブル120を収容するケーブル収容溝110が形成されている。ケーブル収容溝110には、溝開口の左側の開口縁から右側の開口縁に向けて突出した開口突片112が設けられていて、開口突片112と右側の開口縁との間にケーブル誘導口113が形成されている。開口突片112には、左側の開口縁の前端から延び、後方へ向かうにつれて右側の開口縁に近づく傾斜部112Aが形成されていて、これにより、ケーブル誘導口113の開口幅が、後方に向かうにつれて徐々に狭くなっている。【選択図】図34

Description

本発明は、ケーブル収容溝を有する遊技機に関する。
従来、この種の遊技機として、ケーブル収容溝にケーブルを配し、その上からカバー体を装着してケーブルを保持するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−049667号公報(段落[0040],[0048]及び図4)
上述した従来の遊技機では、ケーブル収容溝にケーブルを配した後に、カバー体を装着するという工程が必要となり、組み立ての作業効率が悪いという欠点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、組み立ての作業効率を向上することが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、ケーブルの途中部分を収容するケーブル収容溝を有する遊技機において、前記ケーブル収容溝の溝開口の両開口縁から片持ち梁状に突出した1対の開口突片と、前記1対の開口突片の先端部を、互いに接近するに従って前記ケーブル収容溝の底面に接近するように傾斜させた1対の傾斜部とを備える遊技機である。
上記発明によれば、ケーブルが開口突片により保持され、ケーブルの保持のためにカバー体を別途組み付ける工程が必要なくなるので、組み立ての作業効率を向上することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る遊技機の正面図 遊技板の正面図 遊技機の正面図 可動演出部材を正面顔に見せたした可動役物の正面図 休止状態の可動役物の正面図 可動演出部材を鼻先下がり横顔に見せた可動役物の正面図 可動演出部材を口を閉じた横顔に見せた可動役物の正面図 可動演出部材を口を開いた横顔に見せた可動役物の正面図 可動演出部材を口を開いた横顔に見せた可動役物の正面図 モニタ支持枠の斜視図 モニタ支持枠に収容された可動役物の斜視図 中継スライダと駆動レバーの正面図 中継スライダと駆動レバーの正面図 中継スライダと従動スライダの側面図 可動役物の背面図 駆動源と駆動レバーの取付部分の背面図 架橋部材と従動スライダの連結部分の斜視図 休止状態の可動役物の背面図 可動演出部材を鼻先下がり横顔に見せた可動役物の背面図 可動演出部材を鼻先上がり横顔に見せた可動役物の背面図 可動演出部材を口を開く途中の横顔に見せた可動役物の背面図 可動演出部材を口を開いた横顔に見せた可動役物の背面図 第3演出部材が第1出現位置のときの第2機構ユニットの後面図 第3演出部材が収納位置のときの第2機構ユニットの後面図 第3演出部材が第2出現位置のときの第2機構ユニットの後面図 第3演出部材の動作を示した概念図 第3演出部材の動作を示した概念図 第3機構ユニットの後面側斜視図 第3機構ユニットの背面図 遊技機の制御系統を示したブロック図 可動演出処理プログラムのフローチャート 可動演出処理プログラムのフローチャート ケーブル収容溝周辺の側断面図 (A)ケーブル収容溝周辺の平面図、(B)ケーブル収容溝周辺の斜視図 モニタ支持枠上部の後方斜視図 モニタ支持枠上部の背面図 変形例に係るケーブル収容溝周辺の平面図 変形例に係るケーブル収容溝周辺の平面図 (A)変形例に係るケーブル収容溝周辺の平面図、(B)変形例に係るケーブル収容溝周辺の断面図
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図36に基づいて説明する。本実施形態の遊技機10は、パチンコ遊技機であって、図1に示した前面のガラス窓10Wを通して図2に示した遊技板11の遊技領域R1を視認することができるようになっている。
遊技領域R1は、遊技板11の前面から突出したレール部材12によって囲まれ、レール部材12の左上部には進入口12Aが設けられている。そして、遊技機10の前面右下の操作ハンドル28(図1参照)を操作すると、その操作量に応じた強度で遊技球が進入口12Aから遊技領域R1内に打ち込まれて流下する。
遊技領域R1内には、略四角形の演出表示窓13が形成されている。そして、液晶モニタ14の液晶表示画面14Gが、演出表示窓13の奥部から前方に臨んでいて、その液晶表示画面14Gと遊技板11との間の空間内で可動役物30(図3参照)による可動演出が行われる。可動役物30の構成に関しては、後に詳説する。
演出表示窓13には、前方から装飾枠15が嵌め込まれていて、演出表示窓13の上辺部と両側辺部とから演出表示窓13内に遊技球が進入することを規制している。また、装飾枠15の上辺部とレール部材12との間には遊技球1球分の幅の上部通路R2が形成されている。そして、操作ハンドル28の操作量を調整することで、上部通路R2より右側に遊技球を流下させる右打ちと、上部通路R2より左側に遊技球を流下させる左打ちとに打ち分けることができる。
装飾枠15のうち演出表示窓13の下辺内面を覆った部分は、遊技球が転動可能なステージ21になっている。また、装飾枠15の一側辺下端部にはワープ孔21Aが設けられ、そこからステージ21上に遊技球が進入して後述する第1始動入賞口16Aの上方位置から排出されるようになっている。また、ステージ21の後縁部からは、ステージ後部壁21Bが起立している。なお、ステージ後部壁21Bの上縁部は前方に折れ曲がってステージ21を上方から覆う庇状になっている。
遊技領域R1のうち演出表示窓13の下方領域における左右方向の略中央には第1始動入賞口16Aが設けられ、その第1始動入賞口16Aに対し、真下にはアウト口17、左側方には複数の普通入賞口18、右側方には大入賞口19が設けられている。また、遊技領域R1の右側領域のうち大入賞口19の上方には、第2始動入賞口16Bが設けられ、その第2始動入賞口16Bの上方には、始動ゲート22が設けられている。なお、大入賞口19と第2始動入賞口16Bとの間にも普通入賞口18が備えられている。
また、第2始動入賞口16B及び大入賞口19は、開閉扉16T,19Tを有して、通常は閉塞されている。そして、始動ゲート22を遊技球が通過すると、それに起因して「普図判定」と呼ばれる当否判定が行われる。その判定結果は液晶表示画面14Gにて報知され、そこで当りになると第2始動入賞口16Bが開く。
さらに、第1及び第2の始動入賞口16A,16Bに遊技球が入賞すると、それに起因して行われる「特図判定」と呼ばれる当否判定が行われる。その判定結果は、液晶表示画面14Gに3つの特別図柄14A,14B,14Cの変動表示後に停止表示したときの図柄組み合わせによって報知される。また、そこで当り(これを「大当り」という)になると、大入賞口19が所定期間に亘って開く大当り遊技が実行される。なお、何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球は、アウト口17に取り込まれる。また、遊技領域R1全体には、複数の障害釘23が打ち込まれている。
各入賞口に遊技球が入賞すると、その入賞数に応じた賞球が遊技機10の前面の上皿27(図1参照)に払い出される。その際の入賞球1球当りの賞球数は、大入賞口19が、他の入賞口より多くなっている。また、第1始動入賞口16Aには、遊技領域R1の左側領域を流下した遊技球は入賞し得るが、右側領域を流下した遊技球が第1始動入賞口16Aに入賞する確率は極めて低い。第2始動入賞口16Bは、その逆になっている。また、通常状態は、普図判定で当りになっても第2始動入賞口16Bの開閉扉16Tの開放時間は極めて短く、第2始動入賞口16Bへの入賞確率は極めて低い。さらに、大当りには「確変付き大当り」が設けられていて、確変付き大当りを引き当てて「確変状態」になると、特図判定で大当りになる確率が高くなりかつ、普図判定の当りによる第2始動入賞口16Bの開放時間が長くなる。そうすると、右打ちを行って第2始動入賞口16Bに遊技球を入賞させることが容易になると共に、右打ちを維持して大当り遊技を行えるので、通常状態に比べて格段に多くの賞球を獲得することが可能になる。
さて、本実施形態の遊技機10は、上記した通常状態や確変状態等の様々な状態の変化を演出するために、液晶表示画面14Gにキャラクター画像14Xやアイテム画像14Y等を表示する画像演出を行う。そして、この画像演出に加えて、図3に示すように、液晶表示画面14Gの前方で画像演出に登場するキャラクター等を模した可動演出部材30A,30Bを動作させる可動演出も可動役物30によって行う。
具体的には、図2に示すように、演出画像として、液晶表示画面14Gには、キャラクター画像14Xとしての「変身ヒーロー」が、アイテム画像14Yとしての「剣」を扱って敵(図示せず)と戦う画像が表示される。それに対し、可動役物30は、図9及び図4に示すように、キャラクター画像14Xを模したレリーフである「顔」の可動演出部材30Aと、アイテム画像14Yを模したレリーフである「剣」の可動演出部材30Bとを液晶表示画面14Gの前方に出現させる可動演出を行う。
図6に示すように、「顔」の可動演出部材30Aは、「顔」の第1構成要素30Xとしての「目」を含んだ顔上部のレリーフである第1演出部材31と、第2構成要素30Yとしての「鼻」を含んだ顔中央部のレリーフである第2演出部材32と、下顎のレリーフである第3演出部材33とに分割されている。また、第1演出部材31は、第2演出部材32に対して可動状態に連結される一方、第3演出部材33は、第1及び第2の演出部材31,32から分離されている。そして、通常は、図5に示すように、第1と第2の演出部材31,32が前後に重ねられて演出表示窓13の上側後方位置で待機し、第3演出部材33が、演出表示窓13の下側後方位置で待機している。また、「剣」の可動演出部材30Bは、上下方向に延びた形状をなして、通常は、演出表示窓13の左側後方位置で待機している。そして、所定の遊技状態になると、図3に示すように、第1と第2の演出部材31,32が上下に展開した状態になって液晶表示画面14Gの前方に出現する共に、第3演出部材33が第2演出部材32の下方に隣接する位置に出現して、遊技者にキャラクターの「顔」を見せる可動演出が行われる。さらに、所定の条件が満たされると、図4に示すように、「剣」の可動演出部材30Bが右側にスライドして「顔」の可動演出部材30Aの一部を前方から覆い隠す可動演出が行われる。
第1及び第2の演出部材31,32は第1機構ユニット41によって駆動され、第3演出部材33は第2機構ユニット80によって駆動され、「剣」の可動演出部材30Bは、第3機構ユニット90によって駆動される。即ち、可動役物30は、第1〜第3の駆動ユニット41,80,90に分割されている。また、これら第1〜第3の駆動ユニット41,80,90は図11に示すようにモニタ支持枠24内に組み付けられている。
図10に示すように、モニタ支持枠24は、前後より上下左右に大きく扁平な筐体構造をなし、前面全体が開口している。そして、モニタ支持枠24の前面が遊技板11の後面に重ねられた状態で固定されて、モニタ支持枠24内の空間は演出表示窓13より上下左右に広くなっている。また、モニタ支持枠24の後面には、演出表示窓13に対するモニタ用開口24Aが形成され、そのモニタ用開口24Aが液晶モニタ14の液晶表示画面14Gによって後方から閉塞されている。
以下、第1機構ユニット41について詳説する。第1機構ユニット41は、図12(A)に抜き出して示した門形固定ベース42を有する。門形固定ベース42は、上下方向に延びた1対の側辺部42A(以下、「ベース側辺部42A」という)の上端部の間を上辺部42B(以下、「ベース上辺部42B」という)で連絡した構造をなし、モニタ支持枠24内の後部(奥部)に配置されて(図11参照)、両ベース側辺部42A,42Aがモニタ支持枠24の後面の両側縁部に螺子止めされると共に、ベース上辺部42Bがモニタ支持枠24の後面の上縁部に螺子止めされている。
図15に示すように、両ベース側辺部42A,42Aには、1対の従動スライダ45,45が上下動可能に支持されている。それら従動スライダ45,45は、別個に駆動源50,50を備える。そして、両駆動源50,50の動力を両従動スライダ45,45に伝達する迄の機構が、一部を除いて左右対称になっている。以下、第1機構ユニット41における左右対称な部分に関し、左右の一方(例えば、第1機構ユニット41を前方から見て右側部分)のみについて説明する。
図6に示すように、ベース側辺部42Aの下端部とベース上辺部42Bの上縁部とには、それぞれ前方に突出して上下方向で対向する下端支持壁42Cと上端支持壁42Dとが設けられ、それら上端支持壁42Dと下端支持壁42Cと間にレールシャフト43(例えば、断面円形の金属棒)が差し渡されている。そして、レールシャフト43とベース側辺部42A及びベース上辺部42Bの間に、上下に延びた中継スライダ44が配置され、その中継スライダ44の上下の両端部から前方に突出した1対の係合突部44A,44Aがレールシャフト43にスライド可能に係合している。また、図14に示すように、上述の従動スライダ45は、上下に延びたブロック形状をなして1対の係合突部44A,44Aの間に配置され、レールシャフト43が従動スライダ45を貫通してスライド可能に支持している。
また、中継スライダ44の長手方向の途中部分には貫通孔44Hが形成され、その貫通孔44Hを横切る回転支持軸46Sに中継ギヤ46が回転可能に支持されている。そして、その中継ギヤ46の前側部分と噛合する可動ラック47が従動スライダ45に固定される一方、中継ギヤ46の後側部分と噛合する固定ラック48がベース側辺部42Aに固定されている。これにより、図14(A)〜図14(C)に示すように、中継スライダ44が門形固定ベース42に対して上下の一方に移動すると、従動スライダ45が中継スライダ44に対して上下の一方に移動する。即ち、門形固定ベース42に対して従動スライダ45は中継スライダ44の倍の速度で移動する。換言すれば、門形固定ベース42に対する従動スライダ45の上下のストロークは、中継スライダ44の上下のストロークの倍になっている。
図12(A)に示すように、中継スライダ44の上端部からは、傾斜部49Aが門形固定ベース42の横方向の中央側に向かって斜め上方に張り出し、その傾斜部49Aの上端部からさらに中央に向かって水平部49が水平に延びている。また、水平部49には、中継スライダ44の直動方向と直交する方向(即ち、水平方向)に延びた係合長孔51が形成されている。そして、中継スライダ44が可動範囲の上端に配置されると、図12(A)に示すように水平部49がベース上辺部42Bの上縁部前方に位置し、中継スライダ44が可動範囲の下端に配置されると、図13(B)に示すように水平部49がベース上辺部42Bより下方に位置する。なお、以下、係合長孔51のうちベース上辺部42Bの横方向の中央側の端部を「内側端部51B」、その反対側の端部を「外側端部51A」ということとする。
水平部49に駆動源50の動力を伝達するための駆動レバー52が、ベース上辺部42Bに回動可能に支持されている。駆動レバー52は、ベース上辺部42Bの前面に配置され、駆動レバー52の回転支持軸52Jは、ベース上辺部42Bの下端一側部寄り位置に回転可能に支持されている。詳細には、図13(B)に示すように、回転支持軸52Jの中心は、中継スライダ44の上下動に伴った係合長孔51の移動軌跡S1のうち外側端部51A側の境界線K1寄り位置に配置されている。また、駆動レバー52の先端部からは係合突部53が前方に突出していて、その係合突部53が係合長孔51に抜け止めされかつスライド可能に係合している。
図15に示すように、駆動レバー52の回転支持軸52Jには、ギヤ52Gが一体回転可能に固定されて、ベース上辺部42Bの後面に配置されている。そして、ベース上辺部42Bの後面のうちギヤ52Gの近傍に駆動源50が取り付けられている。駆動源50は、例えば、ステッピングモータの一端に減速機を組み付けてなり、減速機の出力回転軸には図示しない出力ギヤが固定されている。そして、その駆動源50の出力ギヤが駆動レバー52のギヤ52Gに結合され、これにより駆動レバー52が駆動源50によって回転駆動される。
ここで、図15の右側の駆動レバー52のギヤ52Gに対しては、駆動源50の出力ギヤが直接噛合し(図16(A)参照)、図15の左側の駆動レバー52のギヤ52Gに対しては、駆動源50の出力ギヤがアイドルギヤ54を介して間接的に噛合している(図16(B)参照)。このように、駆動源50の出力ギヤを駆動レバー52のギヤ52Gに噛合させる際に、アイドルギヤ54を介在させるか否かにより、駆動源50の出力ギヤからギヤ52Gに伝達される回転方向が逆向きになる。本実施形態では、これにより、両駆動源50,50を同じ回転方向に回転させて、1対の駆動レバー52,52に左右対称な逆向きの回転動作を行わせることができる。即ち、1対の可動部品(駆動レバー52,52)を左右対称に駆動する両駆動源50,50の制御が容易になるという効果を奏する。
なお、左右の駆動源50,50と駆動レバー52のギヤ52Gとの間に、それぞれアイドルギヤを介在させて、一方のアイドルギヤの数と他方とアイドルギヤの数が偶数と奇数とで異なる構成でも同様の効果を奏する。また、左右の駆動源50,50をベース上辺部42Bに取り付ける前後の向きを逆向きにしても同様の効果を奏する。
図16に示すように、駆動レバー52のギヤ52Gには、駆動レバー52の後面に回転可能に支持された位置検出用ギヤ55も噛合している。また、位置検出用ギヤ55から側方に扇形突片55Aが突出している。これに対し、ベース上辺部42Bの後面には、扇形突片55Aの回動領域の一端部に光学センサ55Sが備えられている。そして、図12(B)に示すように、駆動レバー52が直立姿勢より係合長孔51の内側端部51B側に傾いた途中基準位置を境にして、その途中基準位置から係合突部53が外側端部51A側に移動する駆動レバー52の回動範囲で、光学センサ55Sが扇形突片55Aによって光を遮られてオン状態になり、それ以外の駆動レバー52の回動範囲で光学センサ55Sがオフ状態になる。
図15に示すように、従動スライダ45,45の間には、架橋部材60が差し渡されている。具体的には、架橋部材60の横方向の端部には、図17に示すように、横長の複数の長孔60Aが上下方向に間隔を空けて設けられている。これら長孔60Aに対し、従動スライダ45の前面に長孔60Aに対応した図示しない螺子孔が形成されている。そして、長孔60A群を従動スライダ45の螺子孔に対向させた状態で長孔60A群の前側に縦長の帯板60Bが宛がわれ、その帯板60Bの貫通孔と架橋部材60の長孔60Aとに通されたビス60Cが従動スライダ45の螺子孔に螺合されている。これにより、架橋部材60の両端部が従動スライダ45に対して横方向への直動と回動を許容された状態で、従動スライダ45と一体に上下方向に移動するようになっている。
図15に示すように、架橋部材60を後方から見て右側の端部からは、レバー支持突壁63が上方に突出している。そして、そのレバー支持突壁63の前面上端部に回動レバー64の基端部が回転可能に連結されている。また、図6に示すように、回動レバー64の先端部は、第2演出部材32の後面側における横方向の一端部(詳細には、第2演出部材32のうち第2構成要素30Yである「鼻」の下側部分)に重ねられてヒンジ軸体64Aにてヒンジ連結されている。
さらに、図15に示すように、架橋部材60の下端部のうちレバー支持突壁63の延長位置には、駆動源70が取り付けられている。駆動源70は、駆動源50と同様に、ステッピングモータの一端に減速機を組み付けてなる。また、回動レバー64の基端部に固定された図示しないギヤがレバー支持突壁63の内部に収容され、そのギヤと駆動源70の出力ギヤとが複数のアイドルギヤを介して連結されている。これにより回動レバー64が駆動源70によって回転駆動され、第2演出部材32の横方向の一端部が円弧を描いて動く。また、回動レバー64は、その回動範囲の一端である「原点」では、図6に示すように回動中心から垂下された原点姿勢となり、回動範囲の他端である「終端点」では、図8に示すように回動レバー64が回動中心の斜め上方に延びた終端点姿勢になる。
図15に示すように、架橋部材60のうちレバー支持突壁63の反対側の端部には第1カム孔61が形成され、そこに第2演出部材32の後面から後方に突出した第1係合突部65が抜け止めされかつスライド可能に係合している。具体的には、第1カム孔61は、レバー支持突壁63側に向かうに従って下るように傾斜して直線状に延びかつ、下側の端部寄り位置で屈曲し、そこから下側の端部までが、水平に延びた水平エンド部61Aになっている。そして、回動レバー64が可動範囲の原点で、第2演出部材32が「原点姿勢」になると、第1係合突部65が第1カム孔61の水平エンド部61Aに位置し、そこから回動レバー64が可動範囲の終端点に向かって移動していくと、回動レバー64の回動中心とヒンジ軸体64Aの中心と第1係合突部65の中心とが一直線上に並ぶ位置(以下、「中心直列位置」という)までは、第1係合突部65が第1カム孔61内を水平エンド部61Aから離れる側に移動する(図21参照)。そして、回動レバー64が中心直列位置を通過して上方に回動すると、第1係合突部65が第1カム孔61内を水平エンド部61Aに接近する側に移動し、回動レバー64が終端点に達して第2演出部材32が「終端点姿勢」になると第1係合突部65が第1カム孔61のうち水平エンド部61A内に位置して止まる(図22参照)。
架橋部材60のうち第1カム孔61に対してレバー支持突壁63側の隣には第2カム孔62が形成されている。そして、第2演出部材32から後方に突出した第2係合突部66が第2カム孔62に抜け止めされかつスライド可能に係合している。第2カム孔62は、レバー支持突壁63側に向かうに従って下るように傾斜して延びた傾斜辺部62Bと、傾斜辺部62Bの上端部からレバー支持突壁63側へと略水平に延びた横辺部62Aとを有するV字形状をなしている。また、傾斜辺部62Bは、僅かに下方に膨らむように湾曲すると共に、下端部に第1カム孔61の下端部と同様の水平エンド部62Cを有する。さらには、横辺部62Aも、僅かに下方に湾曲している。
そして、回動レバー64が中心直列位置より上側に位置しているときには(図22参照)、第2係合突部66が第2カム孔62における横辺部62A内に位置し、回動レバー64が中心直列位置より下側に位置しているときには、第2係合突部66が第2カム孔62における傾斜辺部62B内に位置する。また、回動レバー64が回動範囲の原点で第2演出部材32が原点姿勢になると、第2係合突部66が第2カム孔62の水平エンド部62C内に位置する。
図19及び図20に示すように、第2演出部材32は、回動レバー64と反対側の側縁部から後方に突出する土手部32Uを有し、その土手部32Uに支持板79が片持ち梁状に支持されて回動レバー64側へと延びている。即ち、第2演出部材32は、前面を装飾された本体部32Hの後側に支持板79を対向状態に備えている。また、前記した回動レバー64の先端部は、本体部32Hにて連結され、前記した第1及び第2の係合突部65,66は、支持板79に備えられている。そして、第1演出部材31が、本体部32Hと支持板79との間に受容されるようになっている。
図15に示すように第1演出部材31には、後面下縁部における回動レバー64側の一端位置とその斜め上方位置とに、第1と第2のリンク67,68の上端部がそれぞれ回転可能に連結されている。一方の第1リンク67は、回動レバー64から離れる側の斜め下方に延びて支持板79における横方向の途中位置に回動可能に連結されている。また、他方の第2リンク68も、同様に斜め下方に延びて土手部32Uの上端部に回動可能に連結されている。そして、これら第1及び第2のリンク67,68によって平行リンクが構成されて、第1演出部材31が第2演出部材32に対して一定姿勢を維持して上下動する。
第1リンク67の長手方向の上端寄り位置からは後方に向かって係合突部67Tが突出していて、それが支持板79の先端部に備えた長孔67Mに抜け止めされかつスライド可能に係合している。また、第2リンク68の長手方向の上端寄り位置からは前方に係合突部68Tが突出していて、第1演出部材31の先端部に備えた長孔68Mに抜け止めされかつスライド可能で係合している。また、これら係合突部67T,68Tが長孔67M,68Mの端部に当接することで第2演出部材32に対する第1演出部材31の可動範囲が限定されている。そして、第1演出部材31が可動範囲の一端(即ち、下端)に配置されると(図18参照)、図5に示すように、第1演出部材31の略全体が第2演出部材32の後方に隠れ、可動範囲の他端(即ち,上端)に配置されると(図15参照)、図6に示すように、第1演出部材31のうち下縁部のみが第2演出部材32の後方に隠れ、第1演出部材31全体が第2演出部材32の上方に位置した状態になる。また、図15に示すように、土手部32Uの上端部と第2リンク68との連結部には、第1演出部材31を第2演出部材32に対する可動範囲の上端位置に向けて付勢する弾性部材68S(例えば、トーションコイルバネ)が取り付けられている。
第1演出部材31の後面には、上縁部に沿って横方向に延びる支持レール69が備えられ、そこに直線状に延びた長孔69Mが形成されている。そして、第2演出部材32が原点姿勢になると長孔69Mが水平に延びた状態になる。
図6に示すように、ベース上辺部42Bの横方向における一端寄り位置には、補助アーム71が回動可能に支持され、その補助アーム71の先端部に備えた係合突部71Tが、第1演出部材31の長孔69Mに抜け止めされかつスライド可能に係合している。また、ベース上辺部42Bと補助アーム71との間には、第1演出部材31を上方に引き上げる方向に付勢する弾性部材72が取り付けられている。
具体的には、補助アーム71は、クラック状に屈曲していて、先端側が基端側より下方に位置している。そして、補助アーム71は、先端側が水平に延びた姿勢となる第1位置と、そこから下方に30〜45度程度回動した第2位置との間で回動するようにメカストッパにて回動範囲が限定されている。また、引張コイルバネである弾性部材72の一端部は、補助アーム71の屈曲部の下部に取り付けられる一方、弾性部材72の他端部は、ベース上辺部42Bの上縁部のうち補助アーム71の回動中心から離れた位置に取り付けられている。また、弾性部材72の途中部分は、ベース上辺部42Bの上縁部に回転可能に支持されたローラ73に上方から押し付けられて屈曲している。そして、補助アーム71が第1姿勢から第2姿勢に向かうに従って弾性部材72の弾性変形量が増し、補助アーム71を第1姿勢側に付勢することで、第1演出部材31が上方に付勢される。
第1機構ユニット41の構成に関する説明は、以上である。次に、第2機構ユニット80の構成について説明する。図11に示すように、第2機構ユニット80は、第1機構ユニット41の下方においてモニタ支持枠24の後面下縁部に重ねて固定される板状ベース83を有する。図23に示すように、板状ベース83の上縁部の2箇所には、第1と第2のアーム81,82が回動可能に支持されている。また、第1と第2の両アーム81,82は、第1と第2のアーム81,82の回動軸間の距離より短くなっていて、第1と第2の両アーム81,82の互いの基端部に干渉することなく回転することができる。
また、図23に示すように、第2機構ユニット80を後方から見て右側の第1アーム81の先端部は、第3演出部材33の後面下縁部における右側端部にヒンジ軸体81Aにて回動可能に連結されている。また、第3演出部材33の後面下縁部には、横方向の略中央位置から左側端部に亘って直線状に延びた長孔33Mが形成されている。そして、後方から見て左側の第2アーム82の先端部に備えた係合突部82Aが長孔33Mに抜け止めされかつスライド可能に係合している。なお、詳細には、第3演出部材33は、ベースプレートを前側から装飾カバーで覆った構成となっていて、長孔33Mは、ベースプレートに形成されている(図23では、装飾カバーは図示されていない。)。また、第1アーム81の回動中心とヒンジ軸体81Aの中心とを結ぶ回動基準線81Lの長さと、第2アーム82の回動中心と係合突部82Aの中心とを結ぶ回動基準線82Lの長さが同じになっている。
板状ベース83の後面には、スライド板84が重ねて配置されている。スライド板84は横方向に延びた帯板の一端部を上下に幅広にした形状をなしている。また、スライド板84の長手方向の2箇所には、横長の2つの長孔84A,84Aが横一列に並べて設けられ、板状ベース83から後方に突出した1対の係合突部83T,83Tがそれら長孔84A,84Aに抜け止めされかつスライド可能に係合している。そして、各長孔84Aの両端部と係合突部83Tとの当接によってスライド板84の直動範囲が規定されている。
スライド板84の上面には、長手方向の2箇所にラック84B,84Cが形成されている。これに対し、第1と第2のアーム81,82の基端部にはピニオン81G,82Gが一体回転可能に固定され、それらピニオン81G,82Gがラック84B,84Cにそれぞれ噛合している。また、ピニオン81G,82Gのピッチ円の径は同じになっている。これにより、第1と第2のアーム81,82が連動して同一速度で同一方向に回転する。また、第1アーム81の回動基準線81Lと、第2アーム82の回動基準線82Lとは非平行になっていて、スライド板84が直動範囲の一端に位置すると、図23及び図27(B)に示すように、両第1と第2のアーム81,82の両回動基準線81L,82Lが、それぞれの回動中心から上方に延びかつ、上下方向に対して互いに離れる側に所定角度だけ傾いた第1出現状態になる。また、スライド板84が直動範囲の他端に位置すると、図24及び図26(A)に示すように、第1と第2のアーム81,82が垂下し、第3演出部材33全体が板状ベース83の前方に重なり、かつ、その第3演出部材33と板状ベース83との間に第1と第2のアーム81,82の全体が収まった収納状態になる。
スライド板84の幅広側の端部には、縦長の係合長孔85が形成されている。また、スライド板84の幅広側の端部と板状ベース83との間には、スライド板84の幅よりも直径が僅かに大きい中継ギヤ86が備えられ、板状ベース83に回動可能に支持されている。更には、中継ギヤ86の外縁寄り位置からは、係合突部86Aが後方に突出していて、係合長孔85に抜け止めされかつスライド可能に係合している。そして、中継ギヤ86が180度以上回転して、係合突部86Aの中心の回動軌跡である円の直径分だけスライド板84が直動する。その中継ギヤ86を回転駆動するための駆動源87が、板状ベース83の前面の一端部に取り付けられている。駆動源87は、ステッピングモータの一端に減速機を組み付けてなり、減速機の出力回転軸には出力ギヤが固定されている。また、駆動源87は、板状ベース83に形成された陥没部に出力ギヤが受容された状態にして板状ベース83に固定され、その陥没部の側部に形成された貫通孔を通して出力ギヤが板状ベース83の後面の中継ギヤ86に噛合している。これにより、スライド板84が駆動源87から動力を受けてスライドする。なお、中継ギヤ86は、係合突部86Aがスライド板84の係合長孔85の内周面の下端に係止されるまで回転可能となっている。係合突部86Aは、第1と第2アーム81,82が第1出現位置に配置されているときには、係合長孔85の下端には到達していおらず(図23参照)、中継ギヤ86は、回転範囲の途中位置に配置されている。従って、第1と第2アーム81,82が収納状態となっているときに、駆動源87により中継ギヤ86が回転すると、スライド板84は、直動範囲の一端から他端へ移動してから、再び一端側へと若干戻った第2出現位置(図25及び図27(B)参照)にまで移動するようになっている。
板状ベース83の後面には、駆動源87と反対側の端部に引張コイルバネである弾性部材88の一端部が取り付けられ、その弾性部材88の他端部がスライド板84の長手方向の中間部に取り付けられている。そして、第3演出部材33が収納状態になったときに弾性部材88の変形量が最も大きくなり、第3演出部材33の上方への移動を弾性部材88の弾発力によって補助するようになっている。
第2機構ユニット80の構成に関する説明は、以上である。次に、第3機構ユニット90の構成について説明する。図9に示すように、第3機構ユニット90には、前方から見て第1機構ユニット41の左側部の前側に配置されている。また、第3機構ユニット90は、上端部にベース部91を有し、そのベース部91から「剣」の可動演出部材30Bが垂下された状態で横方向に直動する構成になっている。具体的には、ベース部91は、横長の略長方形のベース部本体91Hの右側部の上端から水平に延長部91Eが延びた形状をなしている。そして、ベース部91の上面と左側面とからそれぞれ突出した複数の固定用突部91Aがモニタ支持枠24の左側縁部の上部と上縁部とに螺子止めされている。
図28に示すように、ベース部91の後面には、延長部91Eの先端部と、その反対側のベース部本体91Hの一側部の上部とに1対の台座部92,92が形成されている。また、台座部92,92にそれぞれ形成された1対の角溝92M,92Mに、金属製の丸棒であるガイドシャフト93の両端部が受容されている。そして、台座部92,92の後面に押え板92P,92Pが螺子止めされて、ガイドシャフト93が角溝92Mに抜け止めされると共に、各角溝92Mの一端に備えた壁部によってガイドシャフト93の横方向への移動が規制されている。また、ガイドシャフト93には、1対の摺動リング93R,93Rが挿通されている。それら摺動リング93Rは、摺動性が高い樹脂(例えば、ポリアセタール等)で構成されかつ円筒状になっている。
ガイドシャフト93とベース部91との間には、水平方向に延びたスライド部材94が備えられている。スライド部材94の両端部には、1対のリング受容溝94M,94Mが形成されている。各リング受容溝94Mは、中央部の溝幅が両端部の溝幅に比べて広くなっている。そして、各リング受容溝94Mの中央部に摺動リング93Rが受容されてスライド部材94に対する横方向への移動が規制されている。
スライド部材94のうち延長部91E側の一端部には、後面から押え板94Pが重ねられて螺子止めされている。これにより、一方の摺動リング93Rがリング受容溝94Mに抜け止めされている。
スライド部材94の他端部から略中央部に亘る範囲には、「剣」の可動演出部材30Bから上方に延長された延長プレート95の上縁部が重ねて螺子止めされている。これにより、他方の摺動リング93Rがリング受容溝94Mに抜け止めされると共に、スライド部材94と共に「剣」の可動演出部材30Bが直動する。
ベース部本体91Hの後面の下縁部には、横長のスライド中継部材96が備えられている。スライド中継部材96には、1対の横長の長孔96A,96Aが横一列に並べて設けられ、それら長孔96A,96Aにベース部本体91Hから突出した係合突部96T,96Tが抜け止めされかつスライド可能に係合している。また、スライド中継部材96の上面には、ラック96Rが形成されている。
ベース部本体91Hの後面のうち延長部91Eの反対側の端部には、駆動源97が取り付けられている。駆動源97は、ステッピングモータの一端に減速機を組み付けてなり、減速機の出力回転軸に固定された出力ギヤが、ラック96Rに噛合している。
ベース部本体91Hの後面のうち横方向の略中央における下端寄り位置には、中継レバー98の基端部が回動可能に取り付けられている。また、中継レバー98の基端部の外側面には、ギヤ98Gが形成されていて、そのギヤ98Gがラック96Rに噛合している。そして、中継レバー98の先端部にそなえた係合突部98Aが、延長プレート95に形成された縦長の係合長孔95Mに抜け止めされかつスライド可能に係合している。これにより、駆動源97の動力がスライド中継部材96,中継レバー98を介して延長プレート95に伝達されて、「剣」の可動演出部材30Bが横方向に直動する。また、「剣」の可動演出部材30Bの下端部には、上下方向に延びた回転軸を中心に回転する1対のローラ95R,95Rが備えられ、それらローラ95R,95Rを移動可能に収容する溝形ガイド95Gが、モニタ支持枠24の左側の下端寄り位置に配されている。第3機構ユニット90の構成に関する説明は以上である。
図30には、遊技機10の制御系のブロック図が示されている。同図に示すように、遊技機10は、メイン制御基板100とサブ制御基板101とを有する。メイン制御基板100は、乱数を生成していて、遊技球が入賞口に入賞してそれが賞球センサ102にて検出されると、検出タイミングで乱数が取得される。そして、その乱数に基づいて前述した普図判定や特図判定等を行って、通常状態か、確変状態か、後述するリーチ状態か等の遊技状態を決定するステータスデータを生成し、サブ制御基板101に付与する。
サブ制御基板101は、そのステータスデータに基づいて、遊技演出の全般を制御する。具体的には、サブ制御基板101は、遊技機10のスピーカ10Sから出力する音声を音声制御回路103を介して制御したり、遊技機10の前面や遊技板11に分散配置されているLEDやランプをランプ制御回路104を介して制御する。それらに加え、サブ制御基板101は、可動役物30に備えられた各センサの検出信号に基づいて可動役物30の状態を監視しながら、モータ駆動制御回路105にモータ駆動指令を出力して可動役物30を制御する。
図30〜図32には、サブ制御基板101のCPU101Aが可動役物30を制御する際に実行する可動演出処理プログラムPG1が示されている。この可動演出処理プログラムPG1に関しては、次述する遊技機10の動作と併せて説明する。
本実施形態の遊技機10の構成に関する説明は以上である。次に、この遊技機10の動作について説明する。可動役物30は、通常は、駆動源50,50,70,87,97が停止した休止状態になっている。その休止状態にするためには、全ての駆動源50,50,70,87,97を原点に移動してから非通電状態にする。そして、休止状態になると、図2に示すように、液晶表示画面14Gによる画像演出の妨げにならないように「顔」の可動演出部材30Aのうち第1と第2の演出部材31,32は演出表示窓13より上側で待機し、第3演出部材33は演出表示窓13より下方で待機し、さらには、「剣」の可動演出部材30Bは演出表示窓13の左方に待機する。
また、上記した「原点」は、駆動源50,50,70,87,97の全てにおいて可動範囲の一端に設定されている。また、駆動源70にて駆動される回動レバー64において前述したが、駆動源50,50,70,87,97にとっての原点は、それら駆動源50,50,70,87,97の出力ギヤと連動して動く可動部にとっての「原点」でもある。さらに、駆動源50,50,70,87,97の全てにおいて可動範囲のうち原点と反対側の他端は「終端点」ということとし、それは前述の可動部にとっての「終端点」でもある。
また、以下、駆動源同士を区別して説明する場合には、それらの区別を容易にするために、駆動源50,50を「スライダ用駆動源50,50」といい、駆動源70を「顔傾動用駆動源70」といい、駆動源87を「顎用駆動源87」といい、駆動源97を「剣用駆動源97」ということとして詳説する。
両スライダ用駆動源50,50が原点に配置されると、図12(A)に示すように、駆動レバー52,52は垂直起立状態から外側に回動して係合突部53,53が係合長孔51,51の外側端部51A,51Aに当接した状態になる。このとき、係合長孔51,51を有する中継スライダ44,44は、第1と第2の演出部材31,32等の自重により下向きの負荷を受け、その負荷は、原点姿勢の駆動レバー52を外側に回動させて係合突部53を外側端部51Aに押し付けるように作用する。つまり、両スライダ用駆動源50,50が原点に配置されると、負荷によって係合長孔51,51と駆動レバー52,52とによるメカロックを深める、所謂、「セルフロック状態」になる。これにより、両スライダ用駆動源50,50は非通電状態にされても原点に維持される。
顔傾動用駆動源70が原点に配置されると、図6に示すように、上述の通り回動レバー64は回動中心から垂下した状態になる。この状態で中継スライダ44,44が原点に配置されると、第1演出部材31がモニタ支持枠24の上部内面に当接するか補助アーム71にて上方への移動を規制され、図5に示すように、第1と第2の演出部材31,32が重なり、第2演出部材32の上方への移動も規制される。即ち、顔傾動用駆動源70は、両スライダ用駆動源50,50と共に原点に配置された状態で、非通電状態にされても原点に維持される。
また、顔傾動用駆動源70が原点に配置された状態では、回動レバー64が回動中心から垂下した状態になっているので、回動レバー64が下方向に移動させる力を受けても、回動レバー64が回動しないようになっている。さらに、図18に示すように、第1係合突部65が第1カム孔61の水平エンド部61A内に位置すると共に、第2係合突部66が第2カム孔62の水平エンド部62C内に位置しているので、第2演出部材32又は架橋部材60を上下方向に移動させる力を受けても、第1係合突部65及び第2係合突部66が水平エンド部61A,62Cの内面に垂直に当接し、第1及び第2の係合突部65,66が第1及び第2のカム孔61,62内を移動しないようになっている。これらの構造によっても顔傾動用駆動源70が原点に維持される。なお、顔傾動用駆動源70が原点から終端点側へ回転し始める瞬間は、回動レバー64の先端部が垂直方向と直交する方向(即ち水平方向)へ移動すると共に、第1係合突部65及び第2係合突部66が水平エンド部61A,62C内を水平に移動するので、第2演出部材32が水平方向(即ち架橋部材60の移動方向と直交する方向)に移動すると捉えることができる。
顎用駆動源87が原点に配置されると、図24に示すように、中継ギヤ86の係合突部86Aが、中継ギヤ86の回動中心に対して同図の左側でかつ僅かに下方に位置した状態になる。この状態から長孔84Aをさらに下方に移動させるように力が作用しても、第1アーム81とスライド板84との間の図示しないメカストッパによって、スライド板84は同図の右側には動かない。即ち、弾性部材88の付勢力によって第1アーム81とスライド板84との間の図示しないメカストッパ同士の押し付け力が増加するセルフロック状態になり、顎用駆動源87は、原点に配置された状態で非通電状態されても原点に維持される。
剣用駆動源97が原点に配置されると、図29の中継レバー98が回動中心から同図の右側に延びた水平姿勢よりさら下方に傾斜した傾斜姿勢になり、中継レバー98とベース部91との間に備えたメカストッパによって位置決めされる。これにより、「剣」の可動演出部材30Bを、同図の左側、つまり、演出表示窓13の中央側に移動させる力が仮に作用してセルフロック状態になる。よって、剣用駆動源97は、非通電状態されても原点に維持される。
可動役物30の休止状態に関する説明は以上である。遊技機10は、通常は、確変状態ではない通常状態になっている。そこで、遊技者は、遊技機10による遊技を開始する場合には、操作ハンドル28(図1参照)にて左打ちを行う。そして、左側の遊技領域R1を流下する複数の遊技球の一部が第1始動入賞口16Aに入賞すると、特図判定が行われて、図2に示した3つの特別図柄14A,14B,14Cがスロットのように変動表示され、例えば、左、右、中央の順番で特別図柄14A,14B,14Cが停止表示される。その際、例えば、先に停止表示された左右の特別図柄14A,14Cが同じ図柄となるリーチ状態では、そうでない場合に比べて中央の特別図柄14Bが長く変動表示してから停止表示される。そして、特別図柄14A,14B,14Cの全て同じ図柄(即ち、ゾロ目)になると大当りとなり、そうでなければ外れとなる。
ここで、リーチ状態では、液晶表示画面14Gに、特別図柄14A,14B,14Cと共に、キャラクター画像14Xである「変身ヒーロー」が、アイテム画像14Yである「剣」を持った状態で表示され、図示しないキャラクター画像である「敵」と戦う画像演出が行われる。そして、リーチ状態から外れになると(即ち、「リーチ外れ」になると)、戦いの勝敗がつかずに画像演出が終了するか、変身ヒーローが敵に負けて画像演出が終了する。一方、リーチ状態から当りになると(即ち、「リーチ当り」になると)、変身ヒーローが敵に勝利した状態で画像演出が終了し、その後、可動役物30が始動して可動演出が行われてから前述の大当り遊技に突入する。
このとき、リーチ当りが、「確変付き大当り」でない場合には、第1の可動演出が行われ、「確変付き大当り」である場合には、第2の可動演出が行われる。第1と第2の可動演出は中盤までは同じであり、終盤のみが異なり、サブ制御基板101のCPU101Aが、図30〜図32の可動演出処理プログラムPG1を実行することで第1又は第2の可動演出が制御される。
具体的には、CPU101Aにて可動演出処理プログラムPG1が実行されると、最初に非通状態状態であった全ての駆動源50,50,70,87,97が通電状態とされ(S11)、それぞれ原点に維持されるように制御される(S12)。
次いで、両スライダ用駆動源50,50が終端点寄りの反転基準位置に向かって移動するように制御されて(S13)、駆動レバー52,52が鉛直垂下姿勢になるまで回転されてから、両スライダ用駆動源50,50の回転方向が反転して駆動レバー52,52が前述の途中基準位置(図12B)より僅かに原点側にずれたダミー位置へと移動するように両スライダ用駆動源50,50が制御される(S14)。
これら制御により、架橋部材60は可動範囲の下端位置に向かって移動し、それに伴って、第1と第2の演出部材31,32が互いに上下にずれながら降下し、途中で第1と第2の演出部材31,32が完全に展開した状態になってさらに降下する。
詳細には、架橋部材60が降下を開始すると、第2演出部材32が架橋部材60と共に降下する。このとき、第1演出部材31は、弾性部材68Sにより第2演出部材32に対して上方へ付勢され、かつ、補助アーム71を介して弾性部材72により上方に付勢されているので、係合突部67Tが長孔67Mに対して相対的に上方へ移動すると共に、係合突部68Tが長孔68Mに対して下方へ移動し(図15及び図18参照)、第1演出部材31が演出表示窓13の上側に残された状態で、第2演出部材32のみが降下する。これにより、前後に重なった第1と第2の演出部材31,32が上下に展開される。
その後、係合突部67Tが長孔67Mの上端に到達すると、長孔67Mの上端縁から係合突部67Tに動力が伝わり、架橋部材60及び第2演出部材32と共に、第1演出部材31が降下を開始する。このとき、第1演出部材31の水平方向に延びた長孔69Mの内面に係合突部71Tが引き下げられて補助アーム71が第1姿勢から第2姿勢に向かい、弾性部材72の弾性変形量が増加する。
そして、図6に示すように、架橋部材60が可動範囲の下端位置に至ったときに、「顔」の可動演出部材30Aのうち顎以外の全体が液晶表示画面14Gの前方に位置して、一瞬、「鼻先下がりの横顔」になるが、即座に両スライダ用駆動源50,50の回転方向の反転により架橋部材60が上昇して「鼻先下がりの横顔」が消えていく。このとき、第1演出部材31がモニタ支持枠24の上部内面に当接するまでは、第1と第2の演出部材31,32は、展開状態が保たれたまま上昇する。その後、第1演出部材31がモニタ支持枠24の上部内面に当接すると、第1演出部材31がモニタ支持枠24の上部内面に位置決めされた状態で、第2演出部材32のみが上昇し、第1と第2の演出部材31,32が前後方向で重なっていく。
また、駆動レバー52,52がダミー位置に移動するように両スライダ用駆動源50,50が制御されている間(S14)、両スライダ用駆動源50,50の両光学センサ55S,55Sが検出信号が、オフ状態からオン状態に切り替わったか否かがチェックされる(S15のYESのループ)。そして、何れか一方のスライダ用駆動源50の光学センサ55Sがオン状態に切り替わったら(S15のNO)、そのタイミングにおける一方のスライダ用駆動源50の位置が維持されるように、一方のスライダ用駆動源50が通電状態で停止される(S16)。そして、他方のスライダ用駆動源50の光学センサ55Sがオン状態に切り替わったか否かをチェックする(S17のNOのループ)。そして、他方のスライダ用駆動源50の光学センサ55Sがオン状態に切り替わったら(S17のYES)、そのタイミングにおける他方のスライダ用駆動源50の位置が維持されるように、他方のスライダ用駆動源50が通電状態で停止される(S18)。これらにより、左右のスライダ用駆動源50,50の間の遅れが解消されて、図12(B)に示すように、両スライダ用駆動源50,50及び両駆動レバー52,52は、共にダミー位置より僅かに手前の途中基準位置に配置される。
この状態になってから、例えば、100[msec]後に両スライダ用駆動源50,50が終端点へと移動して架橋部材60が再び降下するように制御される(S19)。その降下動作中に、顔傾動用駆動源70が原点から回動レバー64が水平姿勢になる水平基準位置に移動するように制御されると共に、顎用駆動源87は、第3演出部材33がステージ21より上方で水平姿勢になる顎出現水平位置に移動するように制御される(S19)。これにより、図7に示すように、変身ヒーローの「口を閉じた横顔」が液晶表示画面14Gの前方に出現する。
このとき、架橋部材60には、弾性部材72の弾発力が上向きの力として作用するが、その弾発力が重力負荷より大きく作用しても、図8に示すように、係合長孔51及び駆動レバー52が上向の力に対してセルフロック状態になっているのでスライダ用駆動源50,50への負荷は小さい。また、両スライダ用駆動源50,50は通電状態になって終端点に維持されているので、確実にセルフロック状態が維持される。
上記した変身ヒーローの「口を閉じた横顔」の出現後、顔傾動用駆動源70と顎用駆動源87とが終端点に移動するように制御される(S20)。これにより、図8及び図9に示すように、回動レバー64が上向きの傾斜姿勢になって、第2演出部材32と第3演出部材33とが同図の右側端部を支点して上下に分かれるように傾動し、変身ヒーローの「口を閉じた横顔」が「口を開けた横顔」に変化する。このとき、上述したように第1演出部材31が、弾性部材68S及び弾性部材72により上方に付勢されているので、第1と第2の演出部材31,32の展開状態が保たれたまま、第2演出部材32が上方へ傾動する。
変身ヒーローの「口を開けた横顔」が所定時間維持されたら(S21でYES)、顔傾動用駆動源70及び顎用駆動源87が原点に移動するように制御される(S22)。これにより、図6に示すように、可動演出部材30Aは、「鼻先下がりの横顔」になる。
この状態で特図判定の「大当り」が「確変付き大当り」であったか否かが判別され(S23)、「確変付き大当り」でなかった場合は(S23でNO)、両スライダ用駆動源50,50が原点に移動するように制御される(S27)。これにより、全ての駆動源50,50,70,87,97が原点に配置された状態になる。そして、それら全ての駆動源50,50,70,87,97への通電が停止されて休止状態になり(S28)、可動演出処理プログラムPG1が終了する。
一方、特図判定の「大当り」が「確変付き大当り」であった場合は(S23でYES)、剣用駆動源97が終端点に移動するように制御される(S24)。これにより、図4に示すように、「鼻先下がりの横顔」の鼻である第2構成要素30Yが、「剣」の可動演出部材30Bによって隠される。すると、可動演出部材30Aが、変身ヒーローの「正面顔」に見えるようになる。より具体的には、変身ヒーローの正面顔の一部が剣に側方から現れている状態に見える。つまり、「剣」の可動演出部材30Bが出現するまでは、変身ヒーローの「横顔」であった可動演出部材30Aが、「剣」の可動演出部材30Bの出現後には、変身ヒーローの「正面顔」に見えるようになり、第1構成要素30Xとしての「目」の視線は、左方向を向いていた状態から、遊技者側を向いた状態に見えるようになる。つまり、可動役物30によるトリックアートが遊技者に提供される。
そして、所定時間の経過後に(S25でYES)に、剣用駆動源97が原点に移動するように制御され(S26)、その後は、「確変付き大当り」でなかった場合と同様に、両スライダ用駆動源50,50,50が原点に移動され(S27)、通電が停止されて休止状態にされて(S28)、可動演出処理プログラムPG1が終了する。
ところで、この可動演出処理プログラムPG1を実行するサブ制御基板101にステータスデータを付与するメイン制御基板100は、遊技板11に設けられた各入賞口の賞球センサ102からの検出信号等を図33に示されるケーブル120を介して取得する。図33に示すように、遊技板11とメイン制御基板100とを接続するケーブル120は、液晶モニタ14の液晶表示画面14Gによって閉塞されたモニタ用開口24Aを通らずに、モニタ用開口24Aの外側を通っている。
本実施形態の遊技機10では、モニタ支持枠24の上壁部24Jに、ケーブル120を収容するケーブル収容溝110が形成されている。図34に示すように、モニタ支持枠24の上壁部24Jには、下方へ陥没し、前後方向に延びた溝壁111が形成されている。溝壁111は、溝底部111Aと、その両側端から起立する1対の対向部111Bと、を有している。また、溝底部111A及び前方から見て左側の対向部111Bの前端部には、切り欠き部111Kが形成されている。図33に示すように、モニタ支持枠24の前端は遊技板11に突き当てられていて、ケーブル収容溝110の右側の対向部111Bも突き当てられているが、この切り欠き部111Kにより、遊技板11とモニタ支持枠24との間に、隙間(本発明の「導入口」に相当する)が設けられている。
ここで、図34に示すように、ケーブル収容溝110には、溝開口の左側の開口縁(左側の対向部111Bの上端部)から、右側の開口縁(右側の対向部111Bの上端部)に向かって張り出した開口突片112が設けられていて、この開口突片112と右側の開口縁(右側の対向部111Bの上端部)との間が本発明のケーブル誘導口113となっている。なお、本実施形態においては、右側の対向部111B全体と対向する部分を、切り欠き部111Kも含めて左側の対向部111Bとしている。また、開口突片112は、上壁部24Jと面一に延びている。
図34に示すように、開口突片112は、ケーブル収容溝110の長手方向の全体に亘って延びている。開口突片112のうち長手方向の前側の3/4の部分は、前端から後方に向かうにつれて突出量が徐々に大きくなるように変化している。これにより、開口突片112の外縁に、ケーブル収容溝110の左側の開口縁の前端から延び、後方へ向かうにつれて右側の開口縁に近づく傾斜部112Aが形成されている。また、これにより、ケーブル誘導口113の開口幅が、後方に向かうにつれて徐々に狭くなっている。なお、傾斜部112Aの前端部は、他の部分よりも傾斜角度が大きくなった急傾斜部112Bとなっている。
また、開口突片112は、傾斜部112Aの後端部からケーブル収容溝110の長手方向の後端部までその長手方向と平行に延びた平行部112Cと、平行部112Cの後端部からケーブル収容溝110の左側の開口縁の後端まで延び、ケーブル収容溝110の長手方向と略直交した垂直部112Dと、を有している。
図35及び図36に示すように、モニタ支持枠24の後面には、ケーブル固定部115が設けられている。ケーブル固定部115は、ケーブル収容溝110の後側の端部開口の左下方(図35及び図36における右下方)に2つ横並びに配されている。なお、詳細には、モニタ支持枠24の後面には、ケーブル収容溝110の下方で水平に延びた水平壁24Hが設けられていて、ケーブル固定部115には、この水平壁24Hの上方に水平壁24Hと対向する対向壁115Tが設けられている。ケーブル収容溝110に近い側(図35及び図36における左側)のケーブル固定部115では、対向壁115Tから水平壁24Hに向けて垂下した垂下壁115Sが設けられ、この垂下壁115Sとモニタ支持枠24の後面との間にケーブル120が固定される。ケーブル収容溝110に遠い側(図35及び図36における右側)のケーブル固定部115では、水平壁24Hから対向壁115Tに向けて起立した起立壁115Kが設けられ、この起立壁115Kとモニタ支持枠24の後面との間にケーブル120が固定される。
このケーブル収容溝110にケーブル120を収容する際は、以下のようにして作業される。まず、遊技板11にケーブル120の一端が接続された状態で遊技板11を裏向きで載置し、その上に、切り欠き部111Kからケーブル120が飛び出るようにモニタ支持枠24を載置して固定する。次に、ケーブル120を開口突片112の傾斜部112Aに宛がいながら垂直部112D側へ折り曲げていく。すると、ケーブル120が傾斜部112Aに案内されてケーブル誘導口113を通り、ケーブル収容溝110内に収容されていく。
そして、ケーブル120が開口突片112の下方へ潜りこみ、ケーブル収容溝110の後側の開口端部から導出された状態となると、その導出部分を開口突片112が設けられている側(左側)へ折り曲げ、ケーブル固定部115に固定し、メイン制御基板100に接続する。これにより、ケーブル120の途中部分が開口突片112によりケーブル収容溝110に保持される。
本実施形態の遊技機10によれば、一旦、ケーブル収容溝110内にケーブル120が収容されると、ケーブル120が溝開口から抜け出すことが開口突片112により規制される。つまり、この構成によれば、ケーブル120の保持のためにカバー体を別途組み付ける工程が必要なくなるので、組み立ての作業効率を向上することが可能となる。また、この開口突片112が、ケーブル120が折り曲げられる側に配されているので、ケーブル収容溝110の後側の端部開口で折り曲げられたケーブルが端部開口に沿って溝開口から飛び出ることが防がれる。
さらに、開口突片112の前側(切り欠き部111K側)に傾斜部112Aが形成されているので、ケーブル収容溝110にケーブル120を収容する際に、ケーブル120が傾斜部112Aに案内されてケーブル誘導口113を通過し、ケーブル収容溝110にスムーズに収容される。しかも、開口突片112がケーブル収容溝110の長手方向の略全体に亘って延び、かつ、ケーブル収容溝110の長手方向の後端まで平行部112Cが延びているので、傾斜部112Aによりケーブル120の収容がスムーズになりながらも、ケーブル120の保持を安定させることができる。
[第2実施形態]
本実施形態の遊技機10は、前記第1実施形態と同じ機構を有し、液晶表示画面14Gと可動役物30による演出内容が異なる。即ち、本実施形態の遊技機10では、リーチ状態になってなった場合に、当りになる期待値に応じて可動役物30による変身ヒーローの顔が、「正面顔」と「口を閉じた横顔」と「口を開いた横顔」とに変わる。
具体的には、当りになる期待値が低いリーチ状態で可動演出(これを「低期待値可動演出」という)が実行されると、まずは、「剣」の可動演出部材30Bが原点から終端点に移動し、次いで架橋部材60が終端点まで降下して、図4に示すように、第1実施形態で説明した変身ヒーローの「正面顔」が出現する。その後、第1及び第2の演出部材31,32が演出表示窓13の上方に退出し、次いで「剣」の可動演出部材30Bが原点に戻ってから、液晶表示画面14Gに特図判定の結果が表示される。
当りになる期待値が高いリーチ状態で可動演出(これを「高低期待値可動演出」という)が実行されると、「低期待値可動演出」と同様に変身ヒーローの「正面顔」が出現してから、図6から図7の変化に示すように、回動レバー64が水平基準位置まで回動して第1及び第2の演出部材31,32が水平姿勢になると共に、第3演出部材33がステージ21より上方に出現し、「剣」の可動演出部材30Bが原点に戻って、第1実施形態で説明した変身ヒーローの「口を閉じた横顔」が出現する。その後、第1〜第3の演出部材31,32,33が演出表示窓13の上方又は下方に退出し、次いで「剣」の可動演出部材30Bが原点に戻ってから、液晶表示画面14Gに特図判定の結果が表示される。
「高低期待値可動演出」よりさらに期待値が高いリーチ状態で可動演出(これを「激アツ可動演出」という)が実行されると、「高低期待値可動演出」と同様に変身ヒーローの「口を閉じた横顔」が出現してから、図7から図8の変化に示すように、回動レバー64が終端点に移動すると共に第3演出部材33が傾動して、第1実施形態で説明した変身ヒーローの「口を開けた横顔」が出現する。その後、第1〜第3の演出部材31,32,33が演出表示窓13の上方又は下方に退出し、次いで「剣」の可動演出部材30Bが原点に戻ってから、液晶表示画面14Gに特図判定の結果が表示される。
これらに加え、遊技者に「低期待値可動演出」のように見せておいて、実は「高低期待値可動演出」又は「激アツ可動演出」を行うという「特殊可動演出」が行われる場合がある。具体的には、「特殊可動演出」が実行されると、途中までは「低期待値可動演出」と同様に変身ヒーローの「正面顔」が出現してから、「剣」の可動演出部材30Bが原点に戻り、第1及び第2の演出部材31,32が架橋部材60と共に演出表示窓13の上方に移動する。このとき、第1実施形態で説明したステップS15〜S19が行われ、架橋部材60を駆動する駆動レバー52,52が途中基準位置に到達したことを確認して、即座に(10[msec]後に)、架橋部材60を降下する処理が行われる。これにより、逐一、駆動レバー52,52を機械的に当接して位置決めされる原点まで移動しなくても、両駆動レバー52,52の遅れが解消され、架橋部材60を安定した姿勢でスムーズに降下させることができる。そして、その架橋部材60が降下する間に第3演出部材33が上昇し、変身ヒーローの「口を閉じた横顔」か又は「口を開けた横顔」が出現して、「高低期待値可動演出」か「激アツ可動演出」に移行する。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態以外にも、例えば以下に例示するように種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、溝壁111に切り欠き部111Kが形成されていたが、形成されていなくともよい。
(2)前記実施形態では、ケーブル収容溝110がモニタ支持枠24に設けられていたが、これに限られるものではなく、例えば、遊技板11や、枠体に設けられていてもよい。
(3)前記実施形態では、ケーブル120が、1対の対向部111Bのうち開口突片112が設けられている方に折り曲げられていたが、逆側に折り曲げられていてもよいし、下方や上方へ折り曲げられていてもよい。
(4)前記実施形態では、傾斜部112Aが、ケーブル収容溝110の開口縁から延びていたが、図37に示すように、開口突片112が傾斜部112Aの前方にも突出した部分を有していて、ケーブル収容溝110の開口縁からずれた位置から延びていてもよい。
(5)前記実施形態では、開口突片112のうち傾斜部112Aより後方部分はケーブル収容溝110の長手方向と平行に延びていたが、図38(A)に示すように傾斜していてもよいし、傾斜部112Aの後端に垂直部112Dを有してもよい。この場合であっても、開口突片112の大きく突出した部分にケーブル120が保持される。
(6)前記実施形態では、開口突片112がケーブル収容溝110の長手方向の全体に亘って形成されていたが、図38(B)に示すように一部のみに形成されていてもよい。このとき、同図に示すように、長手方向の途中部分に設けられていてもよいし、端部に設けられていてもよい
(7)前記実施形態では、開口突片112が1対の対向部111Bの片方のみに設けられていたが、図38(C),(D)に示すように両方に設けられていてもよい。この場合、図38(C)に示すように、互いに対向するように設けられていてもよいし、図38(D)に示すように前後方向にずれて設けられていてもよい。また、図38(C),(D)に示すように傾斜部112Aを1対の開口突片112の両方に設けてもよいし、片方にのみ設けてもよい。
開口突片112を1対の対向部111Bの両方に設けた場合、ケーブル120がケーブル収容溝110の端部開口からどちら側に折り曲げられても安定してケーブル120を保持できる。一方、前記実施形態のように、開口突片112を1対の対向部111Bの片方のみに設け、ケーブル収容溝110の長手方向全体に亘って延びるように構成した場合、開口突片112の突出量を大きくとることができ、ケーブル120の保持が安定する。
(8)前記実施形態では、傾斜部112Aが、ケーブル収容溝110の長手方向に沿って傾斜していたが、図39に示すように、右側の開口縁に接近するに従ってケーブル収容溝110の底面に接近するように形成されていてもよい。また、長手方向に沿って傾斜し、かつ、上下方向でも傾斜している構成であってもよい。この構成によれば、ケーブル120が、ケーブル収容溝110の底面側に向かってスムーズに案内される。
(9)前記実施形態では、傾斜部112Aが直線状に延びていたが、湾曲していてもよい。
<付記>
上記実施形態及び上記他の実施形態で例示したパチンコ遊技機には、以下の構成が含まれていると考えることができる。
[構成1]
ケーブルの途中部分を収容するケーブル収容溝を有する遊技機において、
前記ケーブル収容溝の溝開口の両開口縁における少なくとも一方の開口縁から他方の開口縁に向かって張り出した開口突片を有する遊技機。
この構成の遊技機では、一旦、ケーブル収容溝内にケーブルが収容されると、ケーブルが溝開口から抜け出すことが開口突片により規制される。つまり、この構成によれば、ケーブルの保持のためにカバー体を別途組み付ける工程が必要なくなるので、組み立ての作業効率を向上することが可能となる。
[構成2]
ケーブルの途中部分を収容するケーブル収容溝を有する遊技機において、
前記ケーブル収容溝の溝開口の両開口縁における少なくとも一方の開口縁から他方の開口縁に向かって張り出した開口突片と、
前記開口突片に設けられた傾斜部と、
前記傾斜部と前記他方の開口縁との間、又は、前記傾斜部と前記他方の開口縁から突出した他方の突片との間に形成されて、開口幅が徐々に狭くなったケーブル誘導口と、を備える遊技機。
この構成の遊技機では、一旦、ケーブル収容溝内にケーブルが収容されると、ケーブルが溝開口から抜け出すことが開口突片により規制される。つまり、この構成によれば、ケーブルの保持のためにカバー体を別途組み付ける工程が必要なくなるので、組み立ての作業効率を向上することが可能となる。
さらに、この構成によれば、ケーブル収容溝にケーブルを収容する際に、ケーブルが傾斜部に案内されてケーブル誘導口を通過し、ケーブル収容溝にスムーズに収容される。
[構成3]
前記ケーブル収容溝の外側で前記ケーブルの一部を固定するケーブル固定部を有する構成2に記載の遊技機。
この構成の遊技機では、ケーブル収容溝に収容されたケーブルが、ケーブル収容溝の外側でも固定され、安定する。
[構成4]
前記傾斜部は、前記ケーブル収容溝の長手方向で前記開口突片の突出量が徐々に変化するように形成されている構成2又は3に記載の遊技機。
この構成では、ケーブル収容溝の長手方向に沿ってケーブルが誘導される。
[構成5]
前記開口突片のうち前記傾斜部において最も前記他方の開口縁に接近した端部の隣に設けられ、前記ケーブル収容溝の長手方向と平行に延びた平行部を有する構成4に記載の遊技機。
開口突片は、傾斜部において最も前記他方の開口縁に接近した端部から、一方の開口縁に向かって延びた連絡部を有する形状であってもよいし、構成5のように、ケーブル収容溝の長手方向と平行に延びた平行部を有する形状であってもよい。構成5の場合、ケーブルの保持が安定する。
[構成6]
前記開口突片は、前記平行部の一端側の隣に前記傾斜部を有する一方、前記平行部の他端側の隣に前記ケーブル収容溝の長手方向と略直交した垂直部を有する構成5に記載の遊技機。
この構成によれば、傾斜部が平行部の一端側にのみ形成されているので、ケーブルを収容していく方向を作業者に示唆することができる。
[構成7]
前記垂直部は、前記ケーブル収容溝の長手方向の一端又は一端寄り位置に配置され、前記傾斜部の端部が、前記ケーブル収容溝の長手方向の他端又は他端寄り位置に配置されている構成6に記載の遊技機。
この構成によれば、開口突片がケーブル収容溝の長手方向の略全体に亘って延び、かつ、ケーブル収容溝の長手方向の一端又は一端寄り位置まで平行部が延びているので、ケーブルの保持がより安定する。
[構成8]
前記ケーブルを、前記垂直部が配置されている側の前記ケーブル収容溝の端部開口からの導出部分を固定して、前記開口突片を備えた側の前記ケーブル収容溝の一内側面側に折り曲げた状態に保持するケーブル固定部を備えた構成7に記載の遊技機。
この構成では、ケーブルが開口突片を備えた側に折り曲げた状態で保持される。換言すれば、ケーブルが折り曲げられる側に開口突片が配されているので、ケーブル収容溝の端部開口で折り曲げられたケーブルが端部開口に沿って溝開口から飛び出ることが防がれる。
[構成9]
前記ケーブル収容溝の溝底のうち前記傾斜部が配置されている側の端部には、前記ケーブルが導入される導入口が形成されている構成8に記載の遊技機。
この構成によれば、溝底の導入口から導入されたケーブルが傾斜部に案内されてケーブル収容溝内に収容され、開口突片を備えた側に折り曲げられて保持される。
[構成10]
前記傾斜部は、前記ケーブル収容溝が少なくとも先端部が、前記他方の開口縁に接近するに従って前記ケーブル収容溝の底面に接近するように形成されている構成2乃至9の何れか1の構成に記載の遊技機。
この構成によれば、ケーブルが、ケーブル収容溝の底面側に向かってスムーズに案内される。
[構成11]
前記開口突片は、前記溝開口の一方の開口縁のみに設けられている構成2乃至10の何れか1の構成に記載の遊技機。
[構成12]
前記開口突片は、対をなして前記ケーブル収容溝の溝開口の両開口縁から突出している構成2乃至10の何れか1の構成に記載の遊技機。
開口突片は、構成11のように、溝開口の一方の開口縁のみに設けられていてもよいし、構成12のように、溝開口の両開口縁から突出していてもよい。前者の場合、開口突片の張り出し量を大きくとることができ、ケーブルの保持が安定する。後者の場合、ケーブルがケーブル収容溝の端部開口からどちら側に折り曲げられても安定してケーブルを保持できる。
[構成13]
前記傾斜部は、1対の前記開口突片の先端部を、互いに接近するに従って前記ケーブル収容溝の底面に接近するように傾斜させてなる構成12に記載の遊技機。
この構成によれば、ケーブルが、ケーブル収容溝の底面側に向かってスムーズに案内される。
[構成14]
前記傾斜部は、前記1対の開口突片の先端部を、互いに接近する膨出した円弧状に湾曲させてなる構成13に記載の遊技機。
傾斜部は、構成14のように円弧状に湾曲していてもよいし、直線状であってもよい。
[構成15]
前記傾斜部は、前記1対の開口突片に左右対称に設けられて、前記ケーブル収容溝の長手方向で前記開口突片の突出量を徐々に変化させてなる構成14に記載の遊技機。
この構成では、ケーブル収容溝の長手方向に沿ってケーブルが誘導される。
10 遊技機
11 遊技板
24 モニタ支持枠
24H 水平壁
100 メイン制御基板
110 ケーブル収容溝
111 溝壁
111A 溝底部
111B 対向部
111K 切り欠き部
112 開口突片
112A 傾斜部
112C 平行部
112D 垂直部
113 ケーブル誘導口
115 ケーブル固定部
115K 起立壁
115S 垂下壁
115T 対向壁
120 ケーブル

Claims (1)

  1. ケーブルの途中部分を収容するケーブル収容溝を有する遊技機において、
    前記ケーブル収容溝の溝開口の両開口縁から片持ち梁状に突出した1対の開口突片と、
    前記1対の開口突片の先端部を、互いに接近するに従って前記ケーブル収容溝の底面に接近するように傾斜させた1対の傾斜部とを備える遊技機。
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