JP2013017567A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013017567A
JP2013017567A JP2011151602A JP2011151602A JP2013017567A JP 2013017567 A JP2013017567 A JP 2013017567A JP 2011151602 A JP2011151602 A JP 2011151602A JP 2011151602 A JP2011151602 A JP 2011151602A JP 2013017567 A JP2013017567 A JP 2013017567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
groove
insertion opening
receiving groove
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011151602A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Inagaki
忠 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansei R&D Co Ltd
Original Assignee
Sansei R&D Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansei R&D Co Ltd filed Critical Sansei R&D Co Ltd
Priority to JP2011151602A priority Critical patent/JP2013017567A/ja
Publication of JP2013017567A publication Critical patent/JP2013017567A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】配線受容溝からの配線部材の抜け外れを抑制すると共に配線部材の保持作業の作業性を向上させることが可能な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のパチンコ遊技機10は、ケーブル60の中間部分を受容した配線受容溝50の両端部に形成されて、配線受容溝50内のケーブル60を外部に排出可能な1対の溝端面開口57,57と、配線受容溝50の一方の溝内側面51から他方の溝内側面52に向かって突出した配線規制突片54と、配線受容溝50の内面と配線規制突片54とに囲まれ、ケーブル60の中間部分を収容した配線収納空間56と、配線規制突片54の先端面54Sと他方の溝内側面52との間に設けられ、ケーブル60を配線収納空間56に収納するための配線挿入開口55とを備え、1対の溝端面開口57,57を結ぶ溝貫通方向L1で配線挿入開口55の一端から他端に向かって配線挿入開口55の開口幅が徐々に狭くなるようにした。
【選択図】図7

Description

本発明は、遊技機に関する。
この種の従来の遊技機としては、遊技機の後面に備えた電気的部品同士の間をケーブルによって接続したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この遊技機では、ケーブルの中間部分を遊技機の後面側に開放した配線受容溝によって保持していた。
特開平2001−286606号公報(第4図)
ところが、上述した従来の遊技機では、例えば、ケーブル長が長すぎた場合に、ケーブルの中間部分が浮き上がって配線受容溝から抜けてしまい、その浮き上がった中間部分が遊技機後面の凹凸に引っ掛かったり、隙間に入り込むことがあった。このような問題に対し、ケーブルの中間部分を結束バンドによって遊技機の後面に保持する構成が考えられるが、このような構成ではケーブルの保持作業に手間が掛かるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、配線受容溝からの配線部材の抜け外れを抑制すると共に配線部材の保持作業の作業性を向上させることが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、電気的部品と、電気的部品と別の電気的部品との間、又は、電気的部品の少なくとも2以上の位置の間を電気的に接続可能とする配線部材とを備えた遊技機において、配線部材の少なくとも一部を受容可能とする配線受容溝を有するベース体と、配線受容溝の一方の溝内側面から他方の溝内側面側に向かって突出しかつ配線受容溝の底部に対向した配線規制突片と、配線受容溝の内面と配線規制突片とに囲まれ、配線部材の少なくとも一部を収容可能とした配線収納空間と、配線規制突片のうち他方の溝内側面側の端面と他方の溝内側面との間に設けられ、配線部材をベース体の外部から配線収納空間に収納するための配線挿入開口とを備え、配線挿入開口の一端から他端に向かって、配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、配線挿入開口の一端から途中位置に向かって配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、配線挿入開口の両端から途中位置に向かって配線挿入開口の開口幅が狭くなるように構成したところに特徴を有する。
請求項2の発明に係る遊技機は、電気的部品と、電気的部品と別の電気的部品との間、又は、電気的部品の少なくとも2以上の位置の間を電気的に接続可能とする配線部材とを備えた遊技機において、配線部材の少なくとも一部を受容可能とする配線受容溝を有するベース体と、配線受容溝の互いに対向する1対の溝内側面の各々から対向する溝内側面側に向けて突出しかつ配線受容溝の底部に対向した1対の配線規制突片と、配線受容溝の内面と配線規制突片とに囲まれ、配線部材の少なくとも一部を収容可能とした配線収納空間と、一方の配線規制突片のうち他方の溝内側面側の端面と、他方の配線規制突片のうち一方の溝内側面側の端面との間に設けられ、配線部材をベース体の外部から配線収納空間に収納するための配線挿入開口とを備え、配線挿入開口の一端から他端に向かって、配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、配線挿入開口の一端から途中位置に向かって配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、配線挿入開口の両端から途中位置に向かって配線挿入開口の開口幅が狭くなるように構成したところに特徴を有する。
請求項3の発明に係る遊技機は、電気的部品と、電気的部品と別の電気的部品との間、又は、電気的部品の少なくとも2以上の位置の間を電気的に接続可能とする配線部材とを備えた遊技機において、配線の少なくとも一部を受容可能とする配線受容溝を有するベース体と、配線受容溝の両端部に形成されて、配線受容溝内の配線部材を外部に排出可能な1対の溝端開口と、配線受容溝の一方の溝内側面から他方の溝内側面側に向かって突出しかつ配線受容溝の底部に対向した配線規制突片と、配線受容溝の内面と配線規制突片とに囲まれ、配線部材の少なくとも一部を収容可能とする配線収納空間と、配線規制突片のうち他方の溝内側面側の端面と他方の溝内側面との間に設けられ、配線部材をベース体の外部から配線収納空間に収納するための配線挿入開口とを備え、1対の溝端開口を結ぶ溝貫通方向で配線挿入開口の一端から他端に向かって、配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、溝貫通方向で配線挿入開口の一端から途中位置に向かって配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、溝貫通方向で配線挿入開口の両端から途中位置に向かって配線挿入開口の開口幅が狭くなるように構成したところに特徴を有する。
請求項4の発明に係る遊技機は、電気的部品と、電気的部品と別の電気的部品との間、又は、電気的部品の少なくとも2以上の位置の間を電気的に接続可能とする配線部材とを備えた遊技機において、配線の少なくとも一部を受容可能とする配線受容溝を有するベース体と、配線受容溝の両端部に形成されて、配線受容溝内の配線部材を外部に排出可能な1対の溝端開口と、配線受容溝の互いに対向する1対の溝内側面の各々から対向する溝内側面側に向けて突出しかつ配線受容溝の底部に対向した1対の配線規制突片と、配線受容溝の内面と配線規制突片とに囲まれ、配線部材の少なくとも一部を収容可能とした配線収納空間と、一方の配線規制突片のうち他方の溝内側面側の端面と他方の配線規制突片のうち一方の溝内側面側の端面との間に設けられ、配線部材をベース体の外部から配線収納空間に収納するための配線挿入開口とを備え、1対の溝端開口を結ぶ溝貫通方向で配線挿入開口の一端から他端に向かって、配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、溝貫通方向で配線挿入開口の一端から途中位置に向かって配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、溝貫通方向で配線挿入開口の両端から途中位置に向かって配線挿入開口の開口幅が狭くなるように構成したところに特徴を有する。
なお、請求項1乃至4の発明における「配線受容溝」は、その凹みの方向を特に限定するものではなく、上下方向、左右方向、前後方向、その他の方向に凹んでいるものが含まれ、「配線受容溝の底部」とは、これら配線受容溝における凹みの奥部のことを意味する。即ち、「配線受容溝の底部」とは、上下方向における下の部分のみを意味するものではない。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の遊技機において、ベース体は、遊技機内の空間を第1領域と第2領域とに仕切る仕切盤であって、配線受容溝は、仕切盤の側縁部を陥没させてなり、配線部材は、配線受容溝を通して第1領域に配置された電気的部品と第2領域に配置された電気的部品の間を電気的に接続するように構成されたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の遊技機において、配線挿入開口の開口幅が、配線挿入開口の一端から他端側に向かって狭くなるように構成されると共に、配線収納空間に収納された配線部材が配線規制突片により覆われる面積が、配線挿入開口の一端から他端側に向かって大きくなるように構成したところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の遊技機において、配線挿入開口の最大幅よりも、配線受容溝の底部における1対の溝内側面の間隔の方が大きくなるように構成したところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項3又は4に記載の遊技機において、配線挿入開口の開口幅が、配線挿入開口の一端から他端側に向かって狭くなるように構成されると共に、溝貫通方向で配線規制突片より配線受容溝を大きくして、配線受容溝のうち溝貫通方向における一部分のみに配線規制突片を配置し、配線規制突片が配置されずに配線受容溝のみで形成される挿入空間を設けたところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れか1の請求項の記載の遊技機において、配線挿入開口の開口幅は、配線挿入開口における幅広側の端部から幅狭側に向かって配線部材を挿入し易くする幅に形成したところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明によれば、配線受容溝の一方の溝内側面から他方の溝内側面側に向かって突出しかつ配線受容溝の底部に対向した配線規制突片によって、配線部材の少なくとも一部が配線受容溝(配線収納空間)から抜け難くなる。また、配線挿入開口の開口幅を、配線挿入開口の一端から他端に向かうに従って狭くなるように、又は、配線挿入開口の一端から途中位置に向かうに従って狭くなるように、又は、配線挿入開口の両端から途中位置に向かうに従って狭くなるようにしたことで、配線部材の少なくとも一部を比較的容易に配線受容溝に受容させることができる。具体的には、配線部材をベース体の外部から配線挿入開口に挿入する際に、開口幅の広い側から狭い側へと配線部材を押し込むことで、配線部材を円滑に配線受容溝に挿入することができる。即ち、本発明によれば、配線受容溝からの配線部材の抜け外れを抑制することができると共に、配線部材の保持作業の作業性が向上する。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、互いに対向する1対の溝内側面の各々から対向する溝内側面側に向けて突出しかつ配線受容溝の底部に対向した1対の配線規制突片によって、配線部材の少なくとも一部が配線受容溝(配線収納空間)から抜け難くなる。また、配線挿入開口の開口幅を、配線挿入開口の一端から他端に向かうに従って狭くなるように、又は、配線挿入開口の一端から途中位置に向かうに従って狭くなるように、又は、配線挿入開口の両端から途中位置に向かうに従って狭くなるようにしたことで、配線部材の少なくとも一部を比較的容易に配線受容溝に受容させることができる。具体的には、配線部材をベース体の外部から配線挿入開口に挿入する際に、開口幅の広い側から狭い側へと配線部材を押し込むことで、配線部材を円滑に配線受容溝に挿入することができる。即ち、本発明によれば、配線受容溝からの配線部材の抜け外れを抑制することができると共に、配線部材の保持作業の作業性が向上する。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、配線受容溝の一方の溝内側面から他方の溝内側面側に向かって突出しかつ配線受容溝の底部に対向した配線規制突片によって、配線部材の少なくとも一部が配線受容溝(配線収納空間)から抜け難くなる。また、配線挿入開口の開口幅を、配線受容溝における溝貫通方向の一端から他端に向かうに従って狭くなるように、又は、溝貫通方向の一端から途中位置に向かうに従って狭くなるように、又は、溝貫通方向の両端から途中位置に向かうに従って狭くなるようにしたことで、配線部材の少なくとも一部を比較的容易に配線受容溝に受容させることができる。具体的には、配線部材をベース体の外部から配線挿入開口に挿入する際に、開口幅の広い側から狭い側へと配線部材を押し込むことで、配線部材を円滑に配線受容溝に挿入することができる。即ち、本発明によれば、配線受容溝からの配線部材の抜け外れを抑制することができると共に、配線部材の保持作業の作業性が向上する。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、互いに対向する1対の溝内側面の各々から対向する溝内側面側に向けて突出しかつ配線受容溝の底部に対向した1対の配線規制突片によって、配線部材の少なくとも一部が配線受容溝(配線収納空間)から抜け難くなる。また、配線挿入開口の開口幅を、配線受容溝における溝貫通方向の一端から他端に向かうに従って狭くなるように、又は、溝貫通方向の一端から途中位置に向かうに従って狭くなるように、又は、溝貫通方向の両端から途中位置に向かうに従って狭くなるようにしたことで、配線部材の少なくとも一部を比較的容易に配線受容溝に受容させることができる。具体的には、配線部材をベース体の外部から配線挿入開口に挿入する際に、開口幅の広い側から狭い側へと配線部材を押し込むことで、配線部材を円滑に配線受容溝に挿入することができる。即ち、本発明によれば、配線受容溝からの配線部材の抜け外れを抑制することができると共に、配線部材の保持作業の作業性が向上する。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、第1領域に配置された電気的部品と第2領域に配置された電気的部品との間を配線部材で接続する場合、その配線部材の引き回し経路の途中に位置する仕切盤の側縁部を陥没させて配線受容溝とすることができる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明によれば、配線挿入開口の他端側から自然に配線部材が抜けることを抑制することができる。
[請求項7の発明]
請求項7の発明によれば、配線収納空間に配線部材の少なくとも一部を余裕を持って収容することができる。
[請求項8の発明]
本発明における配線規制突片は、溝貫通方向の全体に配置してもよいし、請求項8の発明のように、溝貫通方向における一部分のみに配置してもよい。配線規制突片が配置されていない挿入空間で、配線部材の側面を配線受容溝の底部に押し付けて位置決めした状態で、配線部材を配線挿入開口の幅広側から幅狭側に向けて挿入していくことができるから、配線部材を配線挿入開口に挿入し易くなる。
本発明の第1実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 遊技板アッシの分解斜視図 遊技板アッシの分解斜視図 裏セット盤の正面図 裏セット盤の背面図 遊技板アッシの分解平面図 遊技板アッシの平面図 遊技板アッシの断面図 配線受容溝の(A)平面図、(B)正面図 (A)配線受容溝にハーネスを挿入する直前の斜視図、(B)配線受容溝のの一部にハーネスを受容させた状態の斜視図 (A)配線受容溝にハーネスの中間部分が受容させた状態の斜視図、(B)ハーネスの中間部分を配線収容空間に収容した状態の斜視図 ケーブルが挿入される過程の配線受容溝の側断面図 第1実施形態の変形例に係る配線受容溝の平面図 第2実施形態に係る配線受容溝の(A)平面図、(B)正面図 第2実施形態の変形例に係る配線受容溝の平面図 第2実施形態の変形例に係る配線受容溝の(A)平面図、(B)正面図 変形例に係る配線受容溝の平面図 変形例に係る配線受容溝の平面図 変形例に係る配線受容溝の平面図 変形例に係る配線受容溝の正面図 変形例に係る配線受容溝の斜視図 変形例に係る配線受容溝の正面図 変形例に係る配線受容溝の斜視図 変形例に係る配線受容溝の斜視図
[第1実施形態]
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る第1実施形態を、図1〜図12に基づいて説明する。パチンコ遊技機10は、遊技板11に各種部品を取り付けてなる遊技板アッシ20(図2参照)と、その遊技板アッシ20を保持した遊技機本体90とから構成されている。
図1に示すように、パチンコ遊技機10に備えた遊技板11の前面には、ガイドレール11Aで囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成されている。遊技領域R1には、複数の入賞口とアウト口とが備えられており、操作ノブ18の操作によって遊技領域R1に打ち込まれた遊技球が、これら入賞口又はアウト口の何れかに入球するようになっている。
図2に示すように、遊技板11の中央には、遊技板開口部12が貫通形成されており、その遊技板開口部12に遊技板11の裏側から表示装置30が対向配置されている。表示装置30は、液晶モジュール(例えば、TFT−LCDモジュール)で構成されており、その前面に備えた表示画面31が遊技板開口部12に臨んでいる。
図1に示すように、遊技板11の前面には、表示装置30の表示画面31を囲むように表示電飾枠13が取り付けられている。表示電飾枠13には、図示しないLED等の発光素子が内蔵されている。表示電飾枠13は、表示装置30で表示される演出内容に対応したデザイン形状をなしており、その中央部には、略矩形状の表示窓14が形成されている。また、表示電飾枠13は、遊技板11の前面側から遊技板開口部12の内側に嵌め込まれて、その周縁部が遊技板11の前面にビス止めされている(図7参照)。
遊技板11の裏面には、裏セット盤40が重ねて固定されている。裏セット盤40は、遊技板11の遊技板開口部12と対向した主板壁41と、その主板壁41の外縁部から遊技板11に向かって(前方に)起立した囲壁42とを有し、前後方向で扁平な箱形構造をなしている。裏セット盤40の前端部には、複数の固定板43,43が一体形成されており、これらが遊技板11の裏面に宛われている(図4参照)。そして、固定板43,43を貫通した複数のビスにより裏セット盤40が遊技板11の裏面に固定されている(図7参照)。
裏セット盤40の主板壁41には、矩形状のセット盤開口部44が貫通形成されている。主板壁41の裏面には、前記した表示装置30が重ねて固定されており(図7参照)、セット盤開口部44に、表示装置30の表示画面31が対向配置されている。これにより、表示画面31が、表示窓14、遊技板開口部12及びセット盤開口部44を通して、遊技板11の前方から視認可能となっている。
パチンコ遊技機10のうち、表示装置30よりさらに後側には、パチンコ遊技機10の全体を制御する主制御回路や、表示装置30を制御する表示制御回路等の複数の制御回路が備えられている。これら複数の各制御回路は、遊技機本体90に固定されており、他の制御回路又はパチンコ遊技機10に備えた駆動装置(例えば、モータやスピーカ)とそれぞれケーブル接続されている。
さて、上記した複数の制御回路には、表示電飾枠13に備えたLEDを点灯制御するための発光制御回路16が含まれており、その発光制御回路16と表示電飾枠13との間がケーブル60によって電気接続されている(図7参照)。なお、表示電飾枠13と発光制御回路16は本発明の「電気的部品」に相当し、ケーブル60は本発明の「配線部材」に相当する。また、パチンコ遊技機10の前後方向で表示電飾枠13と発光制御回路16との間に配置された裏セット盤40は、本発明の「仕切盤」に相当する。そして、裏セット盤40を挟んだ前後何れか一方の領域が本発明の「第1領域」に相当し、他方の領域が本発明の「第2領域」に相当する。
図6に示すように、ケーブル60は両端部にコネクタ62,62を備えており、各コネクタ62,62がそれぞれ、発光制御回路16の前面に備えたコネクタ17と、表示電飾枠13の裏面に備えたコネクタ15とに接続されている(図7参照)。図7及び図8に示すように、ケーブル60は、表示電飾枠13の後面から遊技板開口部12の内側を通り、裏セット盤40及び表示装置30の外側を通って発光制御回路16に接続されている。
ここで、上記したケーブル60の引き回し経路の途中には、ケーブル60の中間部分を受容する配線受容溝50が形成されている。配線受容溝50は、本発明の「ベース体」及び「仕切盤」としての裏セット盤40の囲壁42の上辺に一体形成されている(図4及び図7参照)。詳細には、配線受容溝50は、裏セット盤40の囲壁42における平坦な上面42Jを凹状に陥没させて、主板壁41と直交した前後方向(ケーブル60の引き回し方向。図7及び図8参照)に貫通しかつ囲壁42と直交した上方に開放した溝形構造をなしている(図9(B)参照)。また、囲壁42のうち、配線受容溝50の前側部分には、囲壁42の前端部を矩形状に切除した切欠部45が形成されている(図6及び図9(A)参照)。
配線受容溝50は、主板壁41に対して直角でかつ互いに平行な1対の溝内側面51,52と、それら溝内側面51,52の下端部同士を連絡した平面状の溝底部53とを有しており、1対の溝内側面51,52は、裏セット盤40の囲壁42の上面42J及び溝底部53と直角に交差している(図9(B)参照)。
1対の溝内側面51,52のうち、一方の溝内側面51から他方の溝内側面52に向かって板状の配線規制突片54が張り出している。配線規制突片54のうち他方の溝内側面52側の先端面54Sは、他方の溝内側面52に対して隙間を空けて突き合わされており、その隙間が、本発明に係る配線挿入開口55となっている(図9(A)参照)。また、配線規制突片54は、溝底部53と上下方向で対向しており、配線受容溝50の内面(溝内側面51,52と溝底部53)と配線規制突片54とで囲まれた部分が、ケーブル60の中間部分を収容する配線収納空間56となっている。
配線規制突片54は、一方の溝内側面51の上端縁から張り出しており、配線規制突片54の上面と裏セット盤40の囲壁42の上面42Jとは面一になっている。また、配線受容溝50の前後方向の両端部に形成された1対の溝端開口57,57(図8参照)を結ぶ溝貫通方向L1(ケーブル60の引き回し方向)で、配線規制突片54より配線受容溝50の方が大きくなっており、配線規制突片54は、溝貫通方向L1で発光制御回路16側に偏在して設けられている。換言すれば、配線挿入開口55における最大幅部が、前側の溝端開口57から後方にオフセットした位置に配置されている。そのため、配線受容溝50のうち表示電飾枠13側の部分には、溝底部53が配線規制突片54で覆われずに露出した本発明に係る挿入空間59が形成されている(図8及び図9参照)。
図9(A)に示すように、配線挿入開口55の開口幅は、溝貫通方向L1(ケーブル60の引き回し方向)で配線挿入開口55の一端から他端に向かうに従って徐々に狭くなるように構成されている。換言すれば、配線受容溝50に溝貫通方向L1と平行な状態で受容されたケーブル60が配線規制突片54によって覆われる面積が、溝貫通方向L1で配線挿入開口55の一端から他端に向かうに従って徐々に大きくなるように構成されている。本実施形態では、配線挿入開口55のうち、表示電飾枠13側の端部から発光制御回路16側の端部に向かって配線挿入開口55の開口幅が徐々に狭くなるように構成されている。これは、配線規制突片54の先端面54Sを、溝貫通方向L1(他方の溝内側面52)に対して斜めにすることで形成されている。そして、配線挿入開口55の最大幅はケーブル60の最大外径より大きく、配線挿入開口55の最小幅はケーブル60の最大外径よりも小さくなっている。これにより、配線挿入溝50に受容されたケーブル60が自然に(故意に取り外そうとしない限り)抜けないようになっている。なお、ケーブル60がどのような状態で配線収容溝50に収容されても配線規制突片54に当接するように、配線挿入開口55の開口幅を設定しておくことで、ケーブル60をより抜け難くすることが可能である。
また、本実施形態では、配線挿入開口55の最大幅よりも、配線受容溝50の横幅(溝内側面51,52の間隔)の方が大きくなっている。これにより、配線収納空間56にケーブル60の中間部分を余裕を持って収容することができる。また、本実施形態では、配線収納空間56に1本のケーブル60しか収容していないが、複数本のケーブルを収容することも可能である。
本実施形態の構成は以上である。本実施形態のパチンコ遊技機10は以下のようにして組み立てられる。まず、表示電飾枠13のコネクタ15にケーブル60のコネクタ62を接続しておき、この表示電飾枠13を遊技板11の前面側から遊技板開口部12に嵌め込んでビスで固定する。次に、裏セット盤40を遊技板11の裏面に宛がってビスで固定する。このとき、ケーブル60を遊技板開口部12から裏側に通して、裏セット盤40の囲壁42の上辺に形成された切欠部45から裏セット盤40の外側に引き出しておく。
裏セット盤40を遊技板11の裏面に固定したら、ケーブル60の中間部分をその側面側から配線挿入開口55に押し込んで配線受容溝50内に受容させる。具体的には、図10(A)から同図(B)さらに図11(A)への変化に示すように、ケーブル60の中間部分の側面を配線挿入開口55に重ねて、配線挿入開口55における幅広側の端部から幅狭側の端部へと向かって徐々にケーブル60をその側面側から押し込んでいく。このとき、配線受容溝50のうち、配線規制突片54によって覆われていない挿入空間59の溝底部53にケーブル60の側面を押し付けて位置決めした状態で挿入作業を行うことができ(図12参照)かつ、配線規制突片54の先端面54Sがテーパー状になっているので、配線挿入開口55の幅広側から幅狭側へとスムーズにケーブル60を押し込むことができる。そして、図11(A)に示すようにケーブル60の中間部分を完全に配線受容溝50に押し込むことができたら、同図(B)への変化に示すように、ケーブル60の中間部分を配線規制突片54の下側の配線収納空間56に移動させて、ケーブル60の中間部分が配線受容溝50から外れないように抜け止めしておく。この状態で、表示装置30を裏セット盤40の裏面に固定すると、遊技板アッシ20が完成する。
次に、遊技板アッシ20を遊技機本体90に取り付ける。このとき、ケーブル60の中間部分は、配線規制突片54によって配線受容溝50に抜け止めされた状態で保持されているから、ケーブル60がぶらついて、遊技機本体90の凹凸に引っ掛かったり、遊技機本体90と遊技板アッシ20との間の隙間に入り込むことを防ぐことができる。
遊技板アッシ20を遊技機本体90に取り付けたら、ケーブル60を遊技機本体90に固定された発光制御回路16に接続する。具体的には、配線受容溝50に受容されたケーブル60を発光制御回路16側に引っ張って未接続のコネクタ62を発光制御回路16のコネクタ17に接続する。このとき、ケーブル60の中間部分が配線受容溝50に保持された状態で維持されるから、ケーブル60の中間部分が遊技板アッシ20や遊技機本体90の凹凸に引っ掛かることが無く、発光制御回路16とケーブル60との接続を比較的容易に行うことができる。
このように本実施形態によれば、配線受容溝50の一方の溝内側面51から他方の溝内側面52に向かって突出しかつ配線受容溝50の溝底部53に対向した板状の配線規制突片54によって、ケーブル60の中間部分が配線受容溝50(配線収納空間56)から抜け難くされる。また、配線挿入開口55の開口幅を、溝貫通方向L1で配線受容溝50の一端から他端に向かうに従って徐々に狭くなるようにしたことで、ケーブル60の中間部分を比較的容易に配線受容溝50に受容させることができる。具体的には、ケーブル60をその側面から配線挿入開口55に挿入する際に、開口幅の広い側では比較的容易にケーブル60を挿入することができ、これを端緒にして、開口幅の狭い側へと徐々にケーブル60を押し込んでいくことができるから、ケーブル60を円滑に配線受容溝50に挿入することができる。即ち、本実施形態によれば、配線受容溝50からのケーブル60の中間部分の抜け外れを抑制すると共に、ケーブル60の保持作業の作業性が向上する。
また、ケーブル60を配線受容溝50から取り外す場合も、配線挿入開口55の開口幅の広い側では比較的容易にケーブル60を引き出すことができ、これを端緒にして、徐々に開口幅の狭い側からもケーブル60を引き出すことができるから、円滑に取り外し作業を行うことができる。
ここで、本実施形態の変形例として、例えば、図13に示すように、配線規制突片54の先端面54Sを丸みを帯びて湾曲させた形状としてもよい。この構成により、ケーブル60を挿入する際に、配線規制突片54の角でケーブル60を傷つける虞を低減することが可能である。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態は、図14に示されている。同図に示すように、本実施形態では、1対の溝内側面の両方から配線規制突片54,54が張り出しており、それら1対の配線規制突片54,54の先端同士が隙間を空けて突き合わされている。そして、この隙間が配線挿入開口55となっている。また、本実施形態では、一方の溝内側面51から突出した配線規制突片54の先端面54Sが、溝貫通方向L1に対して斜めであるのに対し、他方の溝内側面52から突出した配線規制突片54の先端面54Sが、溝貫通方向と平行となっている。これにより、配線挿入開口55の開口幅は、溝貫通方向L1の一端から他端に向かって徐々に狭くなるように構成されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同じであるので、重複する説明は省略する。本実施形態によっても、上記第1実施形態と同等の効果を奏する。
ここで、本実施形態の変形例として、例えば、図15に示すように、配線挿入開口55の少なくとも一部で、1対の配線規制突片54,54の先端面54S,54Sを溝貫通方向L1に対して同じ側に傾斜させて、配線挿入開口55の開口幅が溝貫通方向L1で徐々に狭くなるように構成してもよい。このような構成とすると、例えば、ケーブル60の中間部分が、配線受容溝50の溝貫通方向L1と略平行な状態で配線収納空間56に収容されている場合に、配線挿入開口55から配線受容溝50の外側にケーブル60が自然に抜け外れることを抑制することができる。
また、図16に示すように、1対の配線規制突片54,54の先端面54S,54Sを、溝貫通方向L1に対して互いに逆側に傾斜させて、溝貫通方向L1で配線挿入開口55の開口幅が一端から他端に向かって徐々に狭くなるように構成してもよい。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第1実施形態では、溝貫通方向L1で配線挿入開口55の一端から他端に向かって、配線挿入開口55の開口幅が徐々に狭くなるように構成されていたが、図17(A)に示すように、溝貫通方向L1で配線挿入開口55の一端から中間位置に向かって配線挿入開口55の開口幅が徐々に狭くなるようにしてもよいし、同図(B)に示すように、溝貫通方向L1で配線挿入開口55の両端から中間位置に向かって配線挿入開口55の開口幅が徐々に狭くなるように構成してもよい。
(2)上記第2実施形態では、溝貫通方向L1で配線挿入開口55の一端から他端に向かって、配線挿入開口55の開口幅が徐々に狭くなるように構成されていたが、図18(A)に示すように、溝貫通方向L1で配線挿入開口55の一端から中間位置に向かって配線挿入開口55の開口幅が徐々に狭くなるようにしてもよいし、同図(B)に示すように、溝貫通方向L1で配線挿入開口55の両端から中間位置に向かって配線挿入開口55の開口幅が徐々に狭くなるように構成してもよい。
(3)さらに、図19(A)及び同図(B)に示すように、1対の配線規制突片54,54の先端面54S,54Sの間に形成された配線挿入開口55を、溝貫通方向L1に対して蛇行させてもよい。このような構成とすると、例えば、ケーブル60の中間部分が、配線受容溝50の溝貫通方向L1と略平行な状態で配線収納空間56に収容されている場合に、配線挿入開口55から配線受容溝50の外側にケーブル60が自然に抜け外れることを抑制することができる。
(4)上記第1実施形態では、配線規制突片54の先端面54Sが突き合わされた他方の溝内側面52が、溝底部53及び囲壁42の上面42Jに対して直角になっていたが、図20(A)に示すように、溝底部53及び囲壁42の上面42Jと、他方の溝内側面52とがなす角度θ1が鋭角になるように構成してもよい。このようにすれば、他方の溝内側面52と配線規制突片54とによって、配線受容溝50に受容されたケーブル60の抜け止めを行うことができる。
(5)また、図20(B)に示すように、溝底部53及び囲壁42の上面42Jと、他方の溝内側面52とがなす角度θ1が鈍角になるように構成してもよい。このようにすれば、配線挿入開口55からケーブル60を挿入したときに、他方の溝内側面52によってケーブル60を配線収納空間56に向けて案内することができる。
(6)上記第1及び第2実施形態では、裏セット盤40の囲壁42の上辺に上下方向に凹んだ配線受容溝50を設けていたが、例えば、囲壁42の左右の側辺に水平方向に凹んだ配線受容溝50を設けてもよい。また、例えば、裏セット盤40の主板壁41に、前後方向に凹んだ配線受容溝50を設けてもよい。また、配線受容溝50は、ケーブル60の引き回し経路の途中にある裏セット盤40以外の遊技機構成部品に設けてもよい。
(7)上記第1及び第2実施形態では、裏セット盤40の囲壁42の一部を内側に陥没させて配線受容溝50を形成していたが、図21に示すように、囲壁42や主板壁41より外側に配線受容溝50を設けてもよい。
(8)上記第1及び第2実施形態では、ケーブル60の中間部分の1箇所を配線受容溝50に受容させるようにしていたが、配線受容溝50をケーブル60の引き回し経路の途中の複数箇所に設けて、ケーブル60の中間部分の複数箇所を複数の配線受容溝50に受容させてもよい。
(9)上記第1及び第2実施形態では、電気的部品(表示電飾枠13)と別の電気的部品(発光制御回路16)との間を接続した配線部材(ケーブル60)を配線受容溝50で受容保持していたが、電気的部品の少なくとも2以上の位置の間を電気的に接続した配線部材(ケーブル)の中間部分を、上記した配線受容溝50で受容保持してもよい。
(10)上記第1実施形態において、配線規制突片54は、配線受容溝50における深さ方向の途中位置から突出していてもよい(図22(A)参照)。また、図22(B)に示すように、一方の溝内側面51から突出した配線規制突片54の先端面54Sと、他方の溝内側面52から突出した配線規制突片54の先端面54Sとを、配線受容溝50の深さ方向でずらして配置してもよい。
(10)上記第1及び第2実施形態では、配線受容溝50の溝底部53が平面状をなしていたが、溝底部53を、配線規制突片54に向かって盛り上がった山形の湾曲面、又は、配線規制突片54から離れるように膨出した谷形の湾曲面で構成してもよい。
(11)上記第1及び第2実施形態では、配線受容溝50の両端に溝端開口57,57が形成されていたが、例えば、図23に示すように、配線受容溝50のうち、配線挿入開口55の幅広側の溝端開口を壁部58によって閉塞して、配線挿入開口55の幅狭側のみに溝端開口57を設けてもよい。また、図24(A)に示すように、配線挿入開口55の幅狭側の溝端開口を壁部58によって閉塞して、配線挿入開口55の幅広側のみに溝端開口57を設けてもよい。さらに、図24(B)に示すように、配線受容溝50の溝端開口を両方とも壁部58,58によって閉塞してもよい。
10 パチンコ遊技機(遊技機)
13 表示電飾枠(電気的部品)
16 発光制御回路(電気的部品)
40 裏セット盤(ベース体、仕切盤)
42 囲壁
50 配線受容溝
51,52 溝内側面
53 溝底部
54 配線規制突片
55 配線挿入開口
56 配線収納空間
57,57 溝端開口
60 ケーブル(配線部材)
L1 溝貫通方向

Claims (9)

  1. 電気的部品と、
    前記電気的部品と別の前記電気的部品との間、又は、前記電気的部品の少なくとも2以上の位置の間を電気的に接続可能とする配線部材とを備えた遊技機において、
    前記配線部材の少なくとも一部を受容可能とする配線受容溝を有するベース体と、
    前記配線受容溝の一方の溝内側面から他方の溝内側面側に向かって突出しかつ前記配線受容溝の底部に対向した配線規制突片と、
    前記配線受容溝の内面と前記配線規制突片とに囲まれ、前記配線部材の少なくとも一部を収容可能とした配線収納空間と、
    前記配線規制突片のうち前記他方の溝内側面側の端面と前記他方の溝内側面との間に設けられ、前記配線部材を前記ベース体の外部から前記配線収納空間に収納するための配線挿入開口とを備え、
    前記配線挿入開口の一端から他端に向かって、前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、前記配線挿入開口の一端から途中位置に向かって前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、前記配線挿入開口の両端から途中位置に向かって前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 電気的部品と、
    前記電気的部品と別の前記電気的部品との間、又は、前記電気的部品の少なくとも2以上の位置の間を電気的に接続可能とする配線部材とを備えた遊技機において、
    前記配線部材の少なくとも一部を受容可能とする配線受容溝を有するベース体と、
    前記配線受容溝の互いに対向する1対の溝内側面の各々から対向する前記溝内側面側に向けて突出しかつ前記配線受容溝の底部に対向した1対の配線規制突片と、
    前記配線受容溝の内面と前記配線規制突片とに囲まれ、前記配線部材の少なくとも一部を収容可能とした配線収納空間と、
    一方の前記配線規制突片のうち前記他方の溝内側面側の端面と、他方の前記配線規制突片のうち前記一方の溝内側面側の端面との間に設けられ、前記配線部材を前記ベース体の外部から前記配線収納空間に収納するための配線挿入開口とを備え、
    前記配線挿入開口の一端から他端に向かって、前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、前記配線挿入開口の一端から途中位置に向かって前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、前記配線挿入開口の両端から途中位置に向かって前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように構成したことを特徴とする遊技機。
  3. 電気的部品と、
    前記電気的部品と別の前記電気的部品との間、又は、前記電気的部品の少なくとも2以上の位置の間を電気的に接続可能とする配線部材とを備えた遊技機において、
    前記配線の少なくとも一部を受容可能とする配線受容溝を有するベース体と、
    前記配線受容溝の両端部に形成されて、前記配線受容溝内の前記配線部材を外部に排出可能な1対の溝端開口と、
    前記配線受容溝の一方の溝内側面から他方の溝内側面側に向かって突出しかつ前記配線受容溝の底部に対向した配線規制突片と、
    前記配線受容溝の内面と前記配線規制突片とに囲まれ、前記配線部材の少なくとも一部を収容可能とする配線収納空間と、
    前記配線規制突片のうち前記他方の溝内側面側の端面と前記他方の溝内側面との間に設けられ、前記配線部材を前記ベース体の外部から前記配線収納空間に収納するための配線挿入開口とを備え、
    前記1対の溝端開口を結ぶ溝貫通方向で前記配線挿入開口の一端から他端に向かって、前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、前記溝貫通方向で前記配線挿入開口の一端から途中位置に向かって前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、前記溝貫通方向で前記配線挿入開口の両端から途中位置に向かって前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように構成したことを特徴とする遊技機。
  4. 電気的部品と、
    前記電気的部品と別の前記電気的部品との間、又は、前記電気的部品の少なくとも2以上の位置の間を電気的に接続可能とする配線部材とを備えた遊技機において、
    前記配線の少なくとも一部を受容可能とする配線受容溝を有するベース体と、
    前記配線受容溝の両端部に形成されて、前記配線受容溝内の前記配線部材を外部に排出可能な1対の溝端開口と、
    前記配線受容溝の互いに対向する1対の溝内側面の各々から対向する前記溝内側面側に向けて突出しかつ前記配線受容溝の底部に対向した1対の配線規制突片と、
    前記配線受容溝の内面と前記配線規制突片とに囲まれ、前記配線部材の少なくとも一部を収容可能とした配線収納空間と、
    一方の前記配線規制突片のうち前記他方の溝内側面側の端面と他方の前記配線規制突片のうち前記一方の溝内側面側の端面との間に設けられ、前記配線部材を前記ベース体の外部から前記配線収納空間に収納するための配線挿入開口とを備え、
    前記1対の溝端開口を結ぶ溝貫通方向で前記配線挿入開口の一端から他端に向かって、前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、前記溝貫通方向で前記配線挿入開口の一端から途中位置に向かって前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように、又は、前記溝貫通方向で前記配線挿入開口の両端から途中位置に向かって前記配線挿入開口の開口幅が狭くなるように構成したことを特徴とする遊技機。
  5. 前記ベース体は、遊技機内の空間を第1領域と第2領域とに仕切る仕切盤であって、
    前記配線受容溝は、前記仕切盤の側縁部を陥没させてなり、
    前記配線部材は、前記配線受容溝を通して前記第1領域に配置された前記電気的部品と前記第2領域に配置された前記電気的部品の間を電気的に接続するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  6. 前記配線挿入開口の開口幅が、前記配線挿入開口の一端から他端側に向かって狭くなるように構成されると共に、前記配線収納空間に収納された前記配線部材が前記配線規制突片により覆われる面積が、前記配線挿入開口の一端から他端側に向かって大きくなるように構成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  7. 前記配線挿入開口の最大幅よりも、前記配線受容溝の底部における前記1対の溝内側面の間隔の方が大きくなるように構成したことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の遊技機。
  8. 前記配線挿入開口の開口幅が、前記配線挿入開口の一端から他端側に向かって狭くなるように構成されると共に、
    前記溝貫通方向で前記配線規制突片より前記配線受容溝を大きくして、前記配線受容溝のうち前記溝貫通方向における一部分のみに前記配線規制突片を配置し、前記配線規制突片が配置されずに前記配線受容溝のみで形成される挿入空間を設けたことを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機。
  9. 前記配線挿入開口の開口幅は、前記配線挿入開口における幅広側の端部から幅狭側に向かって前記配線部材を挿入し易くする幅に形成したことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1の請求項の記載の遊技機。
JP2011151602A 2011-07-08 2011-07-08 遊技機 Pending JP2013017567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011151602A JP2013017567A (ja) 2011-07-08 2011-07-08 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011151602A JP2013017567A (ja) 2011-07-08 2011-07-08 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013017567A true JP2013017567A (ja) 2013-01-31

Family

ID=47689629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011151602A Pending JP2013017567A (ja) 2011-07-08 2011-07-08 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013017567A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017063866A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社ニューギン 遊技機
JP2018061579A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018061571A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018061592A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2020032020A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2021013771A (ja) * 2020-11-10 2021-02-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2021191521A (ja) * 2021-09-21 2021-12-16 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60141187U (ja) * 1984-02-27 1985-09-18 クラリオン株式会社 線材ホ−ルド機構
JPH08308984A (ja) * 1995-05-22 1996-11-26 Universal Hanbai Kk 遊技機用配線部品の係止構造
JP2011030739A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60141187U (ja) * 1984-02-27 1985-09-18 クラリオン株式会社 線材ホ−ルド機構
JPH08308984A (ja) * 1995-05-22 1996-11-26 Universal Hanbai Kk 遊技機用配線部品の係止構造
JP2011030739A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017063866A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社ニューギン 遊技機
JP2018061579A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018061571A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018061592A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2020032020A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2021013771A (ja) * 2020-11-10 2021-02-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP7006986B2 (ja) 2020-11-10 2022-01-24 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2021191521A (ja) * 2021-09-21 2021-12-16 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013017567A (ja) 遊技機
JP4874028B2 (ja) 遊技機
JP4567044B2 (ja) 遊技機
JP5580728B2 (ja) 小型電気機器
JP4896940B2 (ja) 遊技機
JP4976171B2 (ja) 表示装置
JP2018129151A (ja) 表示装置
JP2007082704A (ja) 遊技機用ハーネス係止フック
JP5357715B2 (ja) 遊技機
JP2014108184A (ja) 収納棚
JP6512274B1 (ja) 端子台及び空気調和装置
JP4326397B2 (ja) 遊技機
JP6433399B2 (ja) 遊技機
JP4849530B2 (ja) 遊技機
JP2010284296A (ja) 遊技機
JP2006180924A (ja) 遊技機
JP4357371B2 (ja) 配線ダクト
JP2010124912A (ja) 遊技機
JPH05277224A (ja) パチンコ機における電源ターミナルボックスの取付構造
JP6374850B2 (ja) 遊技機
JP4470026B2 (ja) 遊技機
JP6262698B2 (ja) 遊技機
JP2006149724A (ja) 遊技機
JP2004305544A (ja) 遊技機
JP2018033509A (ja) 収納装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130501