JP4357371B2 - 配線ダクト - Google Patents

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本発明は、電線や光ファイバーなどの配線を収容するために主として配電盤や光接続箱などの内部に取り付けられる配線ダクトの改良に関する。
配電盤や光接続箱などの内部には電線や光ファイバーなどの配線を収容するための配線ダクトが取り付けられている。従来の配線ダクトは、例えば特許文献1に示されるような形状のものであって、この配線ダクトは、断面がコの字状のダクト本体と、このダクト本体にヒンジにより回転自在に保持された平板状のカバーとからなる。
しかしながら上記構造の配線ダクトは、コの字状に形成したダクト本体の左右両側板の間隔が狭いのでそれらの間に手が入りにくく、したがって側板が長くなった場合にはダクト本体内の底部にまで指先が届かず配線作業がしにくいという問題があった。
特開2002−359910号公報 (図1)
本発明は上記した従来の問題点を解決して、ダクト本体の底部が深くなった場合にも配線作業を容易に行うことができる配線ダクトを提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の配線ダクトは、基板とこの基板の左右両端から垂直状に突出する二枚の側板とからなるダクト本体を有する配線ダクトにおいて、前記二枚の側板を、長さの異なる長尺側板と短尺側板として基板から段違いに突出させた配線ダクトにおいて、ダクト本体の先端開口部を覆うためのカバーを、蓋板とこの蓋板の一端に直交して設けられた脚板とからなるものとして、蓋板の端部を長尺側板の先端に、脚板の端部を短尺側板の先端にそれぞれ着脱可能に係合させて、カバーをダクト本体に正逆回転自在に保持させたうえに、長尺側板を、板主部と、この板主部から平行に延出された複数のアームからなるものとして、隣り合うアームの間には配線引き出し用のスリットを設けたことを特徴とするものである。また、側板の両端に、複数の配線ダクトを一列に連結するための係合部を設けることができ、さらに、ダクト本体の側板の内側に、配線ホルダを着脱可能に設けることができる。
本発明の配線ダクトは、ダクト本体の基板に立設される二枚の側板を、長さを違えて基板から段違いに突出させたので、一方の側板の高さが低い分指先をダクト本体の底部にまで差し込むことができて、配線作業を容易に行うことができる。また、ダクト本体の先端開口部を覆うためのカバーを、蓋板と脚板とからなるL型状のものとして、蓋板の端部を長尺側板の先端に着脱可能に係合させ、脚板の端部を短尺側板の先端と着脱可能に係合させたので、カバーをダクト本体に正逆回転自在に保持させることができ、よって配線作業の自由度を大幅に増大させることができる。また、二枚の側板の上下両端に配線ダクト連結用の係合部を設けたので、単位長に形成された複数の配線ダクトを配電盤などの大きさに合わせて一列に連結することができる。さらに、側板の内側に配線ホルダを着脱可能に設けたので、配線の余長をこの配線ホルダに巻きつけて配線ダクト内に収納することができる。
以下に図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1、2は、本発明に係る配線ダクトを示す図であって、1はダクト本体、2はダクト本体1の先端開口部を覆うカバーであり、これらは樹脂により製造されている。ダクト本体1は上下方向に細長く伸びる垂直な基板3と、この基板3の左右両端から前方に垂直状に突出する二枚の側板4、5とからなる。この2枚の側板4、5のうち一方の側板4は所要の長さを有する長尺側板4としてあり、他方の側板5はその高さを低めるために長尺側板4より短い短尺側板5としてあって、2枚の側板4、5の先端は段違いに形成してある。
長尺側板4には、板主部6から前方に延出されたT型アーム7が複数平行に形成されており、板主部6の上下両端にはT型アーム7を中央で半切したΓ型アーム8が形成されている。Γ型アーム8は別の配線ダクトのΓ型アーム8と対になってT型アーム7を構成する。そして、隣り合うT型アーム7、及びT型アーム7とΓ型アーム8の間には配線引き出し用のスリット9が設けられている。
T型アーム7、Γ型アーム8の先端には、スリット9の先端開口を閉鎖して配線が抜け出すのを防止するための縦棒部11が設けられている。また、上下両サイドのT型アーム7にはカバー2と係合用の太棒部12が一対設けられている。また板主部6でスリット9の後方位置にはホルダ取り付け用の係合部13が設けられており、この係合部13は、穴部14と、この穴部14の両端に隙間を残して形成された一対の弾性ブリッジ15とからなる。そして、この係合部13に、側面が切り欠かれた半筒状のアダプタホルダ16が差し込み式で装着されている。ここで、弾性ブリッジ15はアダプタホルダ16裏面に設けられた係合突起17を挟みつけてアダプタホルダ16を支持している。このアダプタホルダ16は各スリット9ごとに設けられているので、配線を整然と保持することができる。
また、短尺側板5には、前記係合部13と同一形状の係合部13aが適宜の数設けられていて、この係合部13には配線余長巻き付け用の配線ホルダが装着される。配線の余長を巻いてこの配線ホルダで保持することにより、配電ダクト内に余長を収納することができる。また、短尺側板5の先端の上下両サイド付近には角穴18が形成されて、その先にはカバー2装着用の係合棒部19が設けられている。
一方、カバー2は、寸法が基板1と略同じである蓋板31と、蓋板31に直交して設けられた脚板32とからなる横断面L型状のものである。蓋板31には、脚板32と同方向に突出する係止爪33が設けられており、この係止爪33の内部にはΩ状の凹部34が形成されて、この凹部34が前記太棒部12を挟みつけてカバー2をヒンジで固定する。脚板32は角形に切り込まれて、形成された切り込み部35の両側に脚部36が設けられている。なお、この切り込み部35からも配線を引き出すことが可能である。脚部36は、長さが長尺側板4と短尺側板5との差に等しく、その先端には前記係止爪33と同じ形状の係止爪37が設けられている。この係止爪37は、短尺側板5の先端に設けられた係合棒部19と係合してヒンジ部を構成する。
以上のように、カバー2の両側を長尺側板4及び短尺側板5に係合させてヒンジ部を構成したので、例えば長尺側板4側の係合を解除することによって、図1に示すようにカバー2を半時計回りに回転させることができ、一方、短尺側板5側の係合を解除することによって、カバー2を時計回りに回転させることができる。配線ダクトの取り付け状況などに対応して、カバー2を時計回りにも反時計回りにも回転させることができるので、作業の効率を大幅に高めることができる。
また、図1に示す配線ダクトにおいて、長尺側板4並びに短尺側板5の上端側には穴部41が設けられた係合突片42が設けられ、長尺側板4並びに短尺側板5の下端部には前記穴部41に嵌め込み可能な大きさの突起43を有し、係合突片42に対応する大きさに凹まされた係合凹部44が設けられている。したがって、二つの配線ダクトを上下に位置させて上側の配線ダクトの係合凹部44に設けられた突起43と、下側の配線ダクトの係合突片42に形成された穴部41とを嵌合させることにより、図3に示すように二つの配線ダクトを上下に連設することができる。したがって、単位長に形成された配線ダクトを配電盤や光接続箱などの大きさに合わせて適宜の個数つなげることができるので、連結した配線ダクト全体の長さを容易に調整することができる。
なお、ダクト本体1の基板3には、3条のスリットからなる取付部45が上下に二箇所設けられており、この取付部45に配電盤や光接続箱などに設けられた板状などの取付用部材を差し込むことによって、配線ダクトを容易に装着することができる。
以上のように構成された配線ダクトは、図4、5に示すようにして光接続箱などの内部に配設することができる。図示の光接続箱においては、中央に接続トレー51が多段に積層されて配置されており、この接続トレー51の段数に等しくスリット9が配置されるように、6段に連ねられた配線ダクト52が光接続箱内部の左右に取り付けられている。接続トレー51と配線ダクト52の間には接続トレー51と同じ段数に積層された余長トレー53が配設されている。各々の接続トレー51、余長トレー53、スリット52は、同一水平レベルの高さに設けられている。なお、この余長トレー53は図6に示すような形状のものである。
以上のようにして配線ダクト52は光接続箱などの内部に配設されて、積層された接続トレー51や余長トレー53への配線供給に使用される。
以上説明したように、本発明の配線ダクトは、ダクト本体を、基板の両側から二枚の側板が長さを違えて段違いに突出されたものとしたので、一方の側板の高さが低い分指先をダクト本体の底部にまで差し込むことができて、配線作業を容易に行うことができる。また、本発明の配線ダクトは、適宜の個数上下方向に連結することができるので、配電盤や光接続箱などの大きさに合わせてその全体の長さを容易に調整することができるという大きな利点を有する。
本発明に係る配線ダクトを示す斜視図である。 配線ダクトの側面図である。 連結された配線ダクトの斜視図である。 配線ダクトを取り付ける前の配電盤内部を示す斜視図である。 配線ダクトを取り付けた状態の配電盤内部を示す斜視図である。 余長トレーの斜視図である。
符号の説明
1 ダクト本体
2 カバー
3 基板
4 長尺側板
5 短尺側板
6 板主部
7 T型アーム
8 Γ型アーム
9 スリット
11 縦棒部
12 係合用の太棒部
13 ホルダ取り付け用の係合部13
14 穴部
15 弾性ブリッジ
16 アダプタホルダ
17 係合突起
18 角穴
19 係合棒部
31 蓋板
32 脚板
33 係止爪
34 凹部
35 切り込み部
36 脚部
37 係止爪
41 穴部
42 係合突片
43 突起
44 係合凹部
45 取付部
51 接続トレー
52 配線ダクト
53 余長トレー

Claims (3)

  1. 基板とこの基板の左右両端から垂直状に突出する二枚の側板とからなるダクト本体を有する配線ダクトにおいて、前記二枚の側板を、長さの異なる長尺側板と短尺側板として基板から段違いに突出させた配線ダクトにおいて、
    ダクト本体の先端開口部を覆うためのカバーを、蓋板とこの蓋板の一端に直交して設けられた脚板とからなるものとして、蓋板の端部を長尺側板の先端に、脚板の端部を短尺側板の先端にそれぞれ着脱可能に係合させて、カバーをダクト本体に正逆回転自在に保持させたうえに、
    長尺側板を、板主部と、この板主部から平行に延出された複数のアームからなるものとして、隣り合うアームの間には配線引き出し用のスリットを設けたことを特徴とする配線ダクト。
  2. 側板の両端に、複数の配線ダクトを一列に連結するための係合部を設けた請求項1に記載の配線ダクト。
  3. 側板の内側に、配線ホルダを着脱可能に設けた請求項1又は2に記載の配線ダクト。
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