JP5504490B1 - 遊技機用配線保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線コードを適切に保持することができる遊技機用配線保持構造を提供する。
【解決手段】スロットマシン本体には、リールユニット1のフレーム10における天板部13と、該天板部13に取り付けられる基板ケース40とが各々別体で配設されており、前記天板部13の外周面上には、配線コードXが配置される配線通路sが定められ、前記基板ケース40の外周面には、一体成形された可撓性の弾性突出片41が延出形成され、該弾性突出片41が、前記天板部13の外周面を基準として前記配線通路s上に臨ませてある遊技機用配線保持構造2Aを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばパチンコ機やスロットマシンなどの遊技機において、配線コードを所定位置で保持するための遊技機用配線保持構造に関する。
従来から、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機内部又はその機裏には、電気部材(スイッチ類又はLED等の発光体)や制御基板が多数搭載されており、これに伴い、いわゆる配線コード(電源コードやハーネスを含む)が多数配されている。また、このような配線コードが纏まりなく無秩序に配されていると、配線コード同士が干渉して擦れ合ったり絡まったりする場合があり、また、制御基板のメンテナンス作業が煩雑となって配線に手間がかかったり、あるいは断線や破損などの思わぬ故障を招いたりするため、配線コードを整理して纏めつつ、所定の配線通路から意図せず離脱してしまわないよう、確実に留めておくための構成が、既にいくつか提案されている。
例えば、特許文献1には、基板収納ケースの蓋体に相当するカバー体における保持部材取付面の外面に、保持部材位置決めピンが立設され、前記保持部材位置決めピンが挿入される位置決め孔が形成された保持部材が溶着されている構成が開示されている。該保持部材は、保持部材取付部と、該保持部材取付部から外方へ突出した突出部を有し、該突出部が、配線部材(配線コード)が移動してしまうことを抑えるような構造となっている。また、特許文献2は、電気配線を設けた遊技機において、遊技図柄表示手段の図柄表示部の前上側に、前面パネルを閉じるときに電気配線の垂れ下がりがあればその垂れ下がり部分を該前面パネルの裏面側に押さえつけて前記図柄表示部の前側への垂れ下がりを防止するための垂れ下がり防止部材を配置した構成が開示されている。
また、特許文献3には、保護カバーに形成されたフックと押圧突部とによって電源コードがパチンコ遊技機側とパチンコ遊技機から離れる側とに交互に押圧されている構成が開示されている。該フックは、保護カバーから起立したL字形の帯板形状をなし、該フックの内側領域に、電源コードが挿通される挿通空間が形成されている。かかる構成により、電源コードが摩擦によって保護カバーに保持され、遊技島側への引っ張り力が電源コードとパチンコ遊技機との接続部分に伝わり難くなっている。また、特許文献4には、各種部品を集約して設けた合成樹脂製の機構板を有するパチンコ機において、機構板の所要個所に、配線収納部と該配線収納部の開口を閉塞し、かつ配線収納部へ配線を誘導する配線誘導部を有する配線止め片が機構板に一体に形成されている構成が開示されている。また、特許文献5には、基板を覆う部材に配線を収納可能な、凹溝の配線収納部が施されており、該配線が該配線収納部からはみ出ることを防止する規制部(突出片)が該配線収納部に設けられている構成が開示されている。さらに、特許文献6には、遊技機における前面枠に開口した開口窓部の左右側壁に、外側に向けて延設された配線規制部が形成されて、前記側壁と該配線規制部によって形成される配線保持領域を設けた構成が開示されている。また、特許文献7にも、配線受容溝の両端部に形成された溝端面開口と、他側の溝内周面に向かって突出した配線規制突片と、ケーブルの中間部分を収容した配線収納空間と、ケーブルを収納するための配線挿入開口とを備えた遊技機が開示されている。さらに、特許文献8にも、左右の爪部を備え、該爪部間に配線を通すことで配線保持構造を弾性変形させることなく配線を着脱できるようにした構成が開示されている。
特許第4348332号公報 特許第4531727号公報 特開2006−34686号公報 特開平11−104322号公報 特許第4945996号公報 特開2001−299992号公報 特開2013−17567号公報 特開2008−48838号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示された構成は、配線を押さえる部材が、基板ケース等とは異なる別体として準備され、さらに基台となる基板ケース等に取り付けられた上で使用される構成であるため、全体として部品点数が増大してしまい、配線を押さえるための専用部材のための金型費用が増大したり、組み付けコストが増大したりして汎用性に劣るという問題がある。
そこで、上記問題を解決すべく、特許文献3〜8に開示された構成が提案される。かかる構成は、基台となる基板ケース等の部材に対して一体成形されて製造される突出片を設けた構成であり、基板ケース等の部材と該基板ケース等の部材に一体成形された該突出片とによって配線コードを所定位置に押さえる構成である。かかる構成は、配線を押さえる部材を別体で準備する必要がないため、全体として部品点数が増えず、別部材とすることで発生する上記問題を解消し得る。しかしながら、かかる構成は、一つの部材に対して配線通路と、配線コードを該配線通路に押さえておく突出片とを共に設けた構成であり、該突出片の周囲にいわゆる食い切り孔が形成されてしまう場合がある。該食い切り孔は、突出片を部材表面から切り起こして成形加工する際に生じる貫通状の孔であり、このように、基板ケース等の部材に食い切り孔が形成されてしまうと、該食い切り孔が欠損部となって部材本体の強度低下を招くと共に、不正の利益を得る目的で該食い切り孔を介して内部の制御基板に細工を施すような行為を許してしまうという問題が生じる。また、該食い切り孔を介して内部の動作音が外部に漏れ出てしまい、遮音性能を損なうことも懸念される。
なお、配線コードを押さえるための突出片の形状や形成個所を適宜設計変更して該突出片を成形加工することにより、食い切り孔の発生は回避できる場合があるものの、基台となる基板ケースや天板部等の部材が比較的硬い材料で構成されていると、該突出片も同様の硬い材質で構成されることとなり、突出片の可撓性が失われて配線コードの着脱が困難となったり、確実に配線コードを所要の配線通路に保持できなかったりする問題が生じる。
例えば、スロットマシンに備え付けられているリールユニットの天板部には、さらに基板ケースが装着されることが一般的であり、天板部の上面であって該基板ケースの周囲には配線コードを収容するための配線通路が複数形成されている。このため、該リールユニットの天板部に上述のような配線コードを押さえるための突出片が一体成形されている保持構造が提案され得るが、リールユニットはリールを保持したり、作業者によって頻繁に持ち運ばれたりするため強度確保の点から天板部は繊維強化プラスチック材で構成されていることが多い。このため、天板部と一体成形された突出片は、配線コードの着脱を容易とするのに十分な可撓性が得られず、結局、使い勝手や配線保持性能が不十分となり、上記の問題解決とはならない。
そこで、本発明は、配線コードの配線通路が定められる部材の材料に制限されることなく、配線コードを押さえるための突出片を適度な弾性を有するものとすることができ、かつ該突出片の周りにいわゆる食い切り孔が形成されないものとして部材の強度低下、該食い切り孔を介した不正行為、あるいは遮音性能の低下を十分に抑制でき、しかも全体として部品点数を増やさず製造コストや組立工程の複雑化、又は煩雑化を好適に抑えることができる遊技機用配線保持構造を提供することを目的としたものである。
本発明は、配線コードを所定位置で保持するための遊技機用配線保持構造であって、遊技機本体には、第一部材と第二部材とが各々別体で配設されており、前記第一部材は、リールユニットの天板部であり、該第一部材上面上には、配線コードが配置される配線通路が定められ、前記第二部材は、前記第一部材の上面に配設され、合成樹脂材料からなる基板ケースであり、該第二部材の外周面には、一体成形された可撓性の弾性突出片が、食い切り孔が形成されることなく外向きに差し出されるように延出形成され、前記第二部材は、前記第一部材に比べて相対的に柔軟性の高い材料で構成されており、該弾性突出片が、前記第一部材の外周面を基準として前記配線通路上に臨ませてあることを特徴とする遊技機用配線保持構造である。
かかる構成にあっては、リールユニットの天板部である第一部材に設けられた配線通路上に、基板ケースである第二部材に延出形成された弾性突出片が臨ませてある。すなわち、該配線通路上に、該配線通路の開放されている部分を覆うように該弾性突出片が突出した形となる。したがって、該弾性突出片によって配線通路上が閉塞され、配線通路内の配線コードが該弾性突出片によって適切に押さえられることになる。したがって、該配線コードが前記第一部材から離れる方向に自由離脱してしまうことがなくなる。なお、該弾性突出片は、可撓性を有しており、弾性変形可能であるため、例えば配線コードを配線通路に配置する際、あるいは配線通路から配線コードを取り出す際に、適宜、該弾性突出片を撓ませて配線通路上を開放し、その開放された部位を介して配線コードを出し入れすることができる。そして作業が終了すれば弾性突出片は自然と元の形状に復帰するため、また適切に配線通路を閉塞した状態とすることができる。
ここで、該弾性突出片は、合成樹脂材料からなる成形品である第二部材の外周面から差し出されるように延出形成される構成であるため該第二部材の外周面に、いわゆる食いきり孔が形成されない。また、該弾性突出片は、第二部材に対して一体成形されるものであるため、全体として部品点数が増大してしまうことがない。さらに、配線通路を構成する第一部材とは別の第二部材に弾性突出片が設けられ第一部材が強度確保の観点から比較的硬い材料で構成されていも、これに制限されることなく、相対的に柔軟性の高い材料で第二部材を構成することで、配線時の作業性を良好とするのに十分な可撓性の弾性突出片を適切に形成することが可能となる。つまり、例えば第一部材として可撓性は低いが強度の高い繊維強化プラスチック製のリールユニットの天板部を採用し、第二部材として相対的に可撓性の高いポリカーボネート製の基板ケースを採用する、というような構成とすることで、強度を十分に確保しつつ配線作業の容易な配線保持構造を構築することが可能となる。
なお、前記弾性突出片は、配線通路の鉛直上方に臨む形態である必要はなく、第一部材の外周面を配線通路の底面としたときに該配線通路の底面を基準として該配線通路の上方に臨む形態であればよい。要は、該弾性突出片が配線通路に向けて差し出されることで該配線通路上が閉塞され、これにより配線コードが上へ飛び出してしまう(すなわち、配線通路から抜け出てしまう)ことを防止できる形態であれば、いずれも本発明に含まれる概念である。
また、上記構成にあって、前記第一部材の外周面における、前記弾性突出片が臨む配線通路の隣接位置には、該第一部材の外周面から突出する補助閉塞部が形成されて、該弾性突出片と該補助閉塞部とが対向して配置されている構成とすることが望ましい。
かかる構成にあっては、配線通路上は前記弾性突出片によって閉塞され、かつ該配線通路の側方は前記補助閉塞部によって閉塞されることにより、該弾性突出片と該補助閉塞部とが対向して配置された状態で配線通路内の配線コードが上へ又は横から飛び出してしまうことを防止できる。さらに該補助閉塞部を設けることによって、該補助閉塞部の高さ分だけ、かかる位置における配線通路の縦断面積を十分確保することが可能となり、より多数の配線コードを該配線通路に収容することができる。また、かかる構成にあっても勿論、該弾性突出片を撓ませて配線通路上を開放し、その開放された部位を介して配線コードを適宜出し入れすることができる。
また、これまでに述べた構成にあって、前記第一部材の外周面上に、配線コードが入れられる配線溝が形成され、該配線溝内により前記配線通路が構成されていてもよい。
かかる構成とすることにより、配線通路の左右両側が配線溝の溝壁によって閉塞されることになるため、該配線通路内の配線コードが左右のいずれにも側方へ飛び出してしまうことをより確実に防ぐことが可能となる。また、第一部材の外周面上に形成された配線溝を作業者が視認することにより、該第一部材上において配線コードの適切な配置態様が容易に把握することができる利点があり、配線作業が簡便となる。
また、前記第一部材の外周面における、前記弾性突出片が臨む配線通路の隣接位置には、該第一部材の外周面から突出する補助閉塞部が形成されて、該弾性突出片と該補助閉塞部とが対向しており、前記配線溝の溝壁面と、前記補助閉塞部における配線通路側の外周面とが、互いに面一となるように形成されている構成としてもよい。
かかる構成にあって、配線通路内に配線コードを収容する際に、第一部材に設けられた補助閉塞部の配線通路側の外周面を案内面として配線コードを摺動させつつ第二部材に延出形成された弾性突出片を撓ませて配線通路側に導くことができる。ここで、該補助閉塞部の外周面と、該配線溝の溝壁面とが面一とされ、該外周面と該溝壁面との境に段差が設けられない構成とすることにより、該配線コードが溝壁に引っかかることなく、迅速かつ容易に配線コードを配線溝内に収容させることができる。一方、配線通路内の配線コードを取り出す際にも、まず配線コードを配線溝の溝壁上を摺動させつつ離脱方向に誘導し、次いで該弾性突出片を適切な方向に撓ませることで迅速かつ容易に該配線コードを配線通路から取り外すことができる。勿論、該補助閉塞部の外周面と該配線溝の溝壁面とが面一であるため、配線コードを配線通路から取り外す際にも、該配線コードが補助閉塞部に引っかかって作業効率を低下させることがない。
また、補助閉塞部を備えない構成であっても、前記弾性突出片が、前記第一部材の外周面を基準として前記配線通路上から該配線通路の側方にかけて延出形成されている構成とすることができる。
かかる構成とすることにより、第二部材に形成された弾性突出片のみで配線通路上、及び該配線通路の側方を閉塞することができ、これにより、第一部材に設けられた該配線通路内の配線コードが配線通路から離脱してしまうことを好適に防ぐことができる。なお、配線コードを配線通路に対して収容したり取り出したりする際は、該弾性突出片を撓ませて配線通路上又は側方を開放し、その開放された部位に配線コードを通過させて配線作業又は取外し作業を行えばよい。
また、前記第一部材における前記配線通路の一端には、前記配線コードが挿通される配線コード用開口部が設けられていてもよい。
かかる構成とすることにより、配線通路内に収容された配線コードが、配線コード用開口部においても適切に集約されて纏められることになり、配線コードの長手方向において複数の個所で該配線コードが好適に纏められることとなる。したがって、より一層、配線コードが秩序をもって配置されることになり、遊技機内部や機裏が整理されて、メンテナンス作業の効率化が促進される。
また、上記構成にあって、前記配線通路には、配線コードが収容可能な退避用通路が形成されており、該退避用通路に配線コードが収容された状態で、撓んだ状態の弾性突出片に対して与えられていた外力が解放されると、該弾性突出片が該退避用通路内の配線コードに干渉することなく原形状に復帰する構成が提案される。
かかる構成とすることにより、配線コードを配線通路内に入れた後で、該配線コードを、弾性突出片が原形状に復帰する際の通過領域の外に配置しておくことが可能となる。勿論、既に配線コードが配線通路内にある状態で新しい配線コードを追加して配置する際も、既に配置されている配線コードを、弾性突出片が原形状に復帰する際の通過領域の外に配置しておくことが可能である。これにより、例えば作業者が片方の手で既に配線通路内に配置された配線コードを所定箇所に寄せつつもう一方の片手で弾性突出片の形状を強制的に復帰させるような煩わしい作業が不要となり、配線通路に入れた配線コードが弾性突出片の動きを妨げることがない。このため、作業者は、熟練を要することなく配線作業を迅速かつ円滑に行うことができる。
本発明の遊技機用配線保持構造は、配線コードの配線通路が定められる部材側の材料を高強度で可撓性の低いものとしても該配線コードを押さえるための突出片側の材料を適度な弾性を有するものとし、かついわゆる食い切り孔が形成されず不正行為を十分に抑制でき、全体として部品点数を増やさず製造コストを抑えることができる優れた効果がある。
リールユニット1を示す外観斜視図である。 第一実施形態にかかる遊技機用配線保持構造2Aを示す部分斜視図である。 遊技機用配線保持構造2Aを示す縦断面図である。 配線コードXの収容手順を示す説明図である。 配線コードXの収容手順における他の例を示す説明図である。 配線コードXの取り出し形態を示す説明図である。 第二実施形態にかかる遊技機用配線保持構造2Bを示す部分斜視図である。 第三実施形態にかかる遊技機用配線保持構造2Cを示す部分斜視図である。 遊技機用配線保持構造2Cを示す縦断面図である。 第四実施形態にかかる遊技機用配線保持構造2Dを示す縦断面図である。 第五実施形態にかかる遊技機用配線保持構造2Eを示す縦断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例を詳細に説明する。なお、本発明は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。ところで実施例を説明する際には、便宜上、前後方向、左右方向、及び上下方向を規定して説明する場合があるが、このことは、本発明が下記実施例で定められた方向にのみ限定されて使用されることを意味するものではない。
図1に示すように、遊技機であるスロットマシンにおける遊技機本体に備え付けられるリールユニット1は、枠体としてのフレーム10を備えている。該フレーム10は、矩形状の底部11と、該底部11の左右両端から各々立ち上がる左右一対の側部12,12と、該左右一対の側部12,12の上端間に差し渡された天板部13とを有している。また、該天板部13は、フレーム10の剛性を高めるべく、ガラス繊維(GF)が充填されたアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合合成樹脂(ABS樹脂)製の板部材が好適に採用される。なお、該天板部13を構成する板部材により、本発明にかかる第一部材が構成される。
さらに、前記フレーム10の枠内には、ステッピングモータ(図示省略)が取り付けられており、該ステッピングモータの回動軸に回転リール30が接続されている。
また、前記フレーム10の天板部13には、天板部13を構成する板材とは別体で、蓋形状の基板ケース40が配設されている。該基板ケース40内には、スロットマシンの遊技内容を制御するための制御回路を構築する制御基板(図示省略)が格納される。また、該基板ケース40の適宜位置には、制御基板に設けられたコネクタを露出するための開口部が複数設けられている。そして、該開口部を介して、配線コードXの先端に取り付けられたコネクタ(図示省略)が接続される。また、該基板ケース40は、制御基板の視認性を高めるべく、透明のポリカーボネート(PC)製のケースが好適に採用される。なお、該基板ケース40により、本発明にかかる第二部材が構成される。
次に、本発明の要部にかかる遊技機用配線保持構造2A〜2Cについて説明する。
〔第一実施形態〕
図2に示すように、リールユニット1のフレーム10には、配線コードXを整理して纏めつつ、確実に所要位置に留めておくための遊技機用配線保持構造2Aが設けられている。さらに詳述すると、前記フレーム10の天板部(第一部材)13の上面には、配線コードXが配置される配線通路sが定められている。具体的には、該天板部13上には、凹状の配線溝25が前記基板ケース(第二部材)40から該天板部13の外縁に向かって形成されており、該配線溝25の溝内空間により前記配線通路sが構成されている。
一方、前記配線通路sに隣接する前記基板ケース40の外周面には、該配線通路sを構成する配線溝25の方向に向かって差し出された板片状の弾性突出片41が設けられている。該弾性突出片41は、基板ケース40と一体的に成形加工されており、上下方向の可撓性を有している。具体的には、該弾性突出片41は、上に凸の湾曲形状をなす基端部42と、該基端部42と連成する平板形状の先端部43とで構成されている。そして、該先端部43は、前記配線溝25の溝底を下面として該配線通路sの上方に臨む寸法形状に定められている。
かかる構成にあって、通常時は、該弾性突出片41によって配線通路s上は閉塞されているが、該弾性突出片41の前記先端部43を例えば配線コードXで押圧すると、前記基端部42を中心にして該弾性突出片41が弾性変形し、該先端部43が撓んだ状態となる。具体的には、該弾性突出片41の前記先端部43を配線コードXで上から下向きに押し下げると、該先端部43が下向きに撓んだ状態となり、該弾性突出片41の前記先端部43を、配線通路s内に入れられていた配線コードXで下から上向きに押し上げると、該弾性突出片41の先端部43が上向きに撓んだ状態となる。一方、該先端部43に与えた外力を解除すると、該弾性突出片41は復元力に従って原形状に復帰する。なお、該先端部43の上面には、配線コードXを収容する際の案内標識となる矢印形の案内指標Pが施されている。
さらに、図2,3に示すように、前記フレーム10の天板部13であって、前記弾性突出片41が臨む配線通路sの隣接位置には、該天板部13の上面から上向きに突出する横断面矩形の柱形状をなす補助閉塞部20が形成されている。そして、前記弾性突出片41と該補助閉塞部20とが対向して配置されていると共に、前記配線溝25の補助閉塞部20側の溝壁面26と、該補助閉塞部20における配線溝25側の外周面21とが、互いに鉛直平面内で連続して面一となるように形成されている。
さらに、前記弾性突出片41の先端部43は、補助閉塞部20に向かってわずかに下方傾斜していると共に、該補助閉塞部20の上面22も、弾性突出片41の先端と同じ高さ位置となるように、該弾性突出片41に向かってわずかに下方傾斜している。なお、該補助閉塞部20の上面22にも、配線コードXを収容する際の案内標識となる矢印形の案内指標Pが施されている。そして、該弾性突出片41の先端部43と該補助閉塞部20との隙間は、前記配線通路sに配置される配線コードXの径よりも小さく設定されており、前記配線通路sに配置された配線コードXは該弾性突出片41の弾性変形なしでは抜出不可能とされている。
次に、図4にしたがって、前記配線通路sに配線コードXを収容する際の手順を説明する。
図4aに示すように、まず作業者は、配線コードXを持ちつつ該配線コードXを、弾性突出片41の先端部43上面あるいは、補助閉塞部20の上面22で、案内指標Pで示される方向に摺動させながら、図4bに示すように、配線溝25方向、すなわち下向きに該弾性突出片41を配線コードXで押圧しながら撓ませる。そして、図4cに示すように、該配線溝25の上方を開放させて、その開放部位から該配線コードXを該配線溝25内に滑りこませ、該配線コードXを配線溝25内に収容する。このように、該弾性突出片41の先端部43や該補助閉塞部20の上面22は、互いに下方傾斜されていることによって配線コードXを配線溝25方向に案内する案内面としての機能を有している。
一方、該弾性突出片41は、配線コードXが配線溝25内に収容された時点で、収容済みの配線コードXに干渉することなく原形状に復帰する。さらに詳述すると、前記配線溝25の溝深さは、前記弾性突出片41の突出長さに比べて十分な深さとされており(図4c参照)、配線通路s全体として配線コードXが最低限収容可能な空間よりも大きい空間容積とされている。具体的には、該配線溝25の溝底には、収容された配線コードXが該弾性突出片41の先端部43に干渉しないように配置される退避用通路tが形成されている。
すなわち、作業者は、下向きに押圧して前記配線通路s側に弾性突出片41を撓ませた状態で前記配線コードXを、前記退避用通路tに収容させ、それから弾性突出片41に対して与えられている外力を解放させると、該配線コードXは、弾性突出片41が原形状に復帰する際に該弾性突出片41の先端部43が通過する領域の外に位置することとなる。これにより、配線通路sに入れた配線コードXが弾性突出片41の原形状に戻ろうとする動きを妨げることがないため、作業者は熟練を要することなく配線作業を迅速に行うことができる。ここで、配線コードXが十分な強度を有しているのならば、該弾性突出片41は作業者の手によって撓ませる必要はなく、配線コードXを押し込むようにすることで該弾性突出片41を撓ませ(図4b参照)、そのまま該配線コードXを該退避用通路tまで挿し入れることができる。
勿論、図5に示すように、既に配線コードXが配線通路s内にある状態で新しい配線コードXを追加して配置する際も、配線通路s内のこれら配線コードXを、弾性突出片41が原形状に復帰する際の通過領域の外に配置しておくことが可能である。
上記のように、配線溝25内に配線コードXを収容した状態では、前記弾性突出片41の先端部43によって配線通路s上が閉塞されるため、配線通路s内の配線コードXが該弾性突出片41の先端部43によって適切に押さえられることになり、該配線コードXが該天板部13から離れる方向(上方)に自由離脱してしまうことがなくなる。また、該配線通路sの側方は前記補助閉塞部20によって閉塞されることにより、配線通路s内の配線コードXが横に飛び出してしまうことがなくなる。
なお、上述のように該補助閉塞部20の外周面21と、該配線溝25における該補助閉塞部20側の溝壁面26とが面一とされ、該外周面21と該溝壁面26との境に段差が設けられていないため、該配線コードXは溝壁に引っかかることなく、迅速かつ容易に配線溝25内に収容される。
ここで、前記弾性突出片41は、基板ケース40外周面から外向きに差し出されるようにして延出形成されているため、成形加工時に発生するいわゆる食い切り孔が該基板ケース40に形成されることがない。このため、基板ケース40の強度は十分に確保されると共に、該基板ケース40内の基板への不正行為に対して安全性が保たれる。また、配線コードXを押さえる弾性突出片41を基板ケース40側に設けたことで、前記フレーム10の天板部13側に、配線コードXを押さえるための突出片を形成する必要がなくなる。このため、結果的に該天板部13には食い切り孔が形成されないことになる。したがって、該天板部13の強度が十分に確保されると共に、該天板部13における不正行為に対して安全性が保たれ、遮音性も確保されることになる。
また、前記弾性突出片41は、基板ケース40と一体成形されるものであるため、配線コードXを保持するための構造として部品点数を増加させない。このため、製造コストが増大したり、組立作業が煩雑になったりすることがない。さらに、該弾性突出片41は、配線通路sが形成されたフレーム10の天板部(第一部材)13とは別体の基板ケース(第二部材)40から差し出されているため、相対的に柔軟性の高いポリカーボネート(PC)材料で構成することができ、天板部13の材料に制限されることなく十分な可撓性を備えたものとすることができる。このため、配線時の作業性や配線コードXの保持性が良好となる。
なお、前記天板部13の端縁であって前記配線通路sの終端には、前記配線コードXが挿通される孔形状の配線コード用開口部29が設けられている。かかる構成とすることにより、配線通路s内に収容された配線コードXが該配線コード用開口部29において適切に集約されることになり、配線コードXの長手方向において前記弾性突出片41が配置される位置と、該配線コード用開口部29が配置される位置との2個所で該配線コードXを適切に纏めて押さえておくことが可能となる。したがって、より一層、遊技機内部が整理され、メンテナンス等の作業性が向上する。ところで、前記配線コード用開口部29は、該配線コードXの少なくとも一端のコネクタが挿通可能であって、孔縁が環状に形成された孔形状をなしているが、これに限定されることはなく、配線コードXが適切に纏められ、かつ該配線コードXの少なくとも一端のコネクタが挿通可能な構成であれば、孔縁の一部が切欠された一部切欠孔で構成されていてもよい。
一方、配線コードXを配線通路sから取り出す際は、図6に示すように、作業者が配線コードXを持ち上げながら該配線コードXで前記弾性突出片41を上側に撓ませ、配線通路s上が開放されたところで、弾性突出片41と補助閉塞部20との間に形成された隙間から該配線コードXを引き出せばよい。このとき、該配線コードXを該配線溝25の前記補助閉塞部20側の溝壁面26で摺動させながら上に引き上げると、配線コードXの取り出し作業が容易となる。すなわち、上述のように、該配線溝25の前記補助閉塞部20側の溝壁面26と該補助閉塞部20の外周面21とが面一構造であるため、該配線コードXを該配線溝25の前記補助閉塞部20側の溝壁面26で摺動させて引き上げることで、該配線コードXが補助閉塞部20に引っかかることなく該配線溝25から抜き去ることが可能となる。このため、配線コードXの取外し作業を迅速に行うことが可能となる。なお、図6に示す配線コードXの取り出し形態とは別に、作業者が手で一旦前記弾性突出片41を下向きに撓ませて配線通路s上を開放し、その開放された部位を介して配線コードXを引き出すようにしても構わない。
〔第二実施形態〕
また、図7に示すような、遊技機用配線保持構造2Bが提案される。かかる構成のように、前記配線通路sを構成する配線溝25が、平面視で直線形状である必要はなく、適宜屈曲した部位が形成されていてもよい。
かかる構成とすることにより、天板部13の上面及び上方の空間を効率良く有効利用することが可能となる。なお、該天板部13の上面や上方空間は、遊技機を動作させるための機器が多数装備されることになり、近年特に、多数の配線コードXが配される傾向にあるところ、天板部13における配線コードXを整理して保持可能とすることは、重要な意義を有することになる。特に、前記基板ケース40が該天板部13の外縁近くにあり、配線コードXを弾性突出片41で保持する空間を確保することが難しい場合、本実施形態のように屈曲した配線通路sを形成することで、該天板部13の狭小な場所でも配線保持構造をコンパクトに構成することができる。
〔第三実施形態〕
また、図8,9に示すような、遊技機用配線保持構造2Cが提案される。すなわち、配線通路sの側方を閉塞するための手段としては、配線溝25の溝壁26の高さを適宜定めて、該溝壁26によって配線通路sの側方を閉塞するようにしてもよい。すなわち、遊技機用配線保持構造2Cは、補助閉塞部20が設けられない構成である。
さらに、遊技機用配線保持構造2Cにあっては、該配線溝25の溝壁26であって弾性突出片41と対向する位置に、該弾性突出片41に向かって突き出されたリブ27が二条、鉛直方向に沿って形成されている。この場合にも、上記第一実施形態と同様に、該弾性突出片41の先端部43と該リブ27との隙間は、前記配線通路sに配置される配線コードXの径よりも小さく設定されており、前記配線通路sに配置された配線コードXは該弾性突出片41の弾性変形なしでは抜出不可能とされている。
このように、該リブ27が配線溝25内に設けられることにより、該配線溝25の溝幅が適切に狭くなり、弾性突出片41の突出長さに応じて、配線通路sの上方及び側方が適切に閉塞されることになる。なお、配線通路sの上方及び側方を適切に閉塞するためには、弾性突出片41の突出長さを適切に変更して寸法設定するようにしてもよい。
〔第四実施形態〕
また、図10に示すように、補助閉塞部20が設けられない構成にあって、弾性突出片44が、前記天板部13の外周面を基準として前記配線通路s上から該配線通路sの側方にかけてL字状に延出形成されている構成としてもよい。具体的には、該弾性突出片44が、基板ケース40から外向きに差し出された湾曲形状の基端部42と、該基端部42から略水平に延出形成された中間部45と、該中間部45から下向きに延出形成された先端部46とで構成されている。
かかる構成とすることにより、弾性突出片44の中間部45によって配線通路s上が閉塞され、該弾性突出片44の先端部46で該配線通路sの側方が閉塞されることになり、弾性突出片44のみで配線通路sを適切に囲んで閉塞することが可能となる。したがって、天板部13上において補助閉塞部20が設けられない場所においては、簡易な構造によって該配線通路s内の配線コードXを配線通路sから離脱してしまうことを防ぐことができる。
なお、本実施形態においても他の実施形態と同様に、配線コードXを配線通路sに対して収容したり取り出したりする際は、該弾性突出片44を撓ませて配線通路s上又は側方を開放し、その開放された部位から配線コードXを出し入れすればよい。
〔第五実施形態〕
これまで述べたように、天板部13の外周面上に配線溝25を形成することで、作業者は該配線溝25を視認して、天板部13上における配線態様を把握することができるが、図11に示すように、配線溝25が形成されていない構成も本発明に含まれる実施態様である。すなわち、天板部13上においてスペースの制限により配線溝25が設けられない場合にも、適切な位置に補助閉塞部20を設けて配線コードXを纏めて整理することが可能である。
ところで、第五実施形態の構成にあっては、前記補助閉塞部20の高さ、及び/又は弾性突出片41における基端部42が配される高さ位置を適宜定めることにより、配線通路sの空間が十分に確保されることになって、配線コードXを収容する際に弾性変形する該弾性突出片41の先端部43と、該配線通路s内に配置された配線コードX(既に配置されている配線コードXを含む)とが干渉してしまうことを防止することができる。かかる構成は、天板部13上に配線溝25を設けることができず、天板部13を基準にして下方に向けて配線通路sの空間を拡大することが難しい場合に特に有用な構成である。
本発明は、上述した実施態様に限定されるものではなく、その他の構成についても、本発明の主旨の範囲内で適宜変更可能である。例えば天板部13や基板ケース40の材料や寸法形状は上記実施形態や図面に記載されたものに限定されない。ただし天板部13はリールユニット1の取り付け作業等において作業者が直接把持することもあるので、可撓性のあるものよりも高強度で剛性のあるものが相応しく、一方基板ケース40は可撓性があり、さらに不正行為抑制のために透明なものが相応しい。
また、弾性突出片41の先端部43や補助閉塞部20の上面22は必ずしも互いに下方傾斜されている必要はなく、配線コードXに対して案内作用を発揮しない構成も本発明に含まれるものとする。また、弾性突出片41は上下両方向に撓むようにする必要はなく、例えば配線通路sから離間する方向(例えば上方)にのみ撓む構成としても構わない。さらに該弾性突出片41は、配線通路sに直交する方向(上下方向)へ撓む必要はなく、前後又は左右方向へ撓むことで配線コードXが出入可能となるようにされていても構わない。
また、一つの配線通路sに複数の弾性突出片41及び補助閉塞部20が設けられていても構わない。この場合、複数の弾性突出片41及び補助閉塞部20は互いに同じ寸法形状に揃える必要はない。例えば一つの配線通路sに補助閉塞部20を有する遊技機用配線保持構造と補助閉塞部20を有しない遊技機用配線保持構造を併用しても構わない。また、第一実施態様と同様に、一つのリールユニット1に対して複数種類の遊技機用配線保持構造2A〜2Cが適用されていても構わない。
なお、本発明における遊技機用配線保持構造2A〜2Eは、スロットマシンに限定されず、いわゆるパチンコ機やパロット機などの他の遊技機に適用されても勿論よい。
1 リールユニット
2A〜2E 遊技機用配線保持構造
13 天板部(第一部材)
20 補助閉塞部
21 外周面
25 配線溝
26 溝壁
29 配線コード用開口部
40 基板ケース(第二部材)
41 弾性突出片
s 配線通路
t 退避用通路
X 配線コード

Claims (7)

  1. 配線コードを所定位置で保持するための遊技機用配線保持構造であって、
    遊技機本体には、第一部材と第二部材とが各々別体で配設されており、
    前記第一部材は、リールユニットの天板部であり、該第一部材上面上には、配線コードが配置される配線通路が定められ、
    前記第二部材は、前記第一部材の上面に配設され、合成樹脂材料からなる基板ケースであり、該第二部材の外周面には、一体成形された可撓性の弾性突出片が、食い切り孔が形成されることなく外向きに差し出されるように延出形成され、
    前記第二部材は、前記第一部材に比べて相対的に柔軟性の高い材料で構成されており、該弾性突出片が、前記第一部材の外周面を基準として前記配線通路上に臨ませてある
    ことを特徴とする遊技機用配線保持構造。
  2. 前記第一部材の外周面における、前記弾性突出片が臨む配線通路の隣接位置には、該第一部材の外周面から突出する補助閉塞部が形成されて、該弾性突出片と該補助閉塞部とが対向して配置されている
    請求項1に記載の遊技機用配線保持構造。
  3. 前記第一部材の外周面上に、配線コードが入れられる配線溝が形成され、該配線溝内により前記配線通路が構成されている
    請求項1又は請求項2に記載の遊技機用配線保持構造。
  4. 前記第一部材の外周面における、前記弾性突出片が臨む配線通路の隣接位置には、該第一部材の外周面から突出する補助閉塞部が形成されて、該弾性突出片と該補助閉塞部とが対向しており、
    前記配線溝の溝壁面と、前記補助閉塞部における配線通路側の外周面とが、互いに面一となるように形成されている
    請求項3に記載の遊技機用配線保持構造。
  5. 前記弾性突出片が、前記第一部材の外周面を基準として前記配線通路上から該配線通路の側方にかけて延出形成されている
    請求項1に記載の遊技機用配線保持構造。
  6. 前記第一部材における前記配線通路の一端には、前記配線コードが挿通される配線コード用開口部が設けられている
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の遊技機用配線保持構造。
  7. 前記配線通路には、配線コードが収容可能な退避用通路が形成されており、該退避用通路に配線コードが収容された状態で、撓んだ状態の弾性突出片に対して与えられていた外力が解放されると、該弾性突出片が該退避用通路内の配線コードに干渉することなく原形状に復帰する
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の遊技機用配線保持構造。
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